JP7205099B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は、コーヒー、紅茶、日本茶、酒、などの飲料や、粒状の菓子など、食す時などに使用する小分け用の容器であって、折り畳んで保存し、必要に応じて拡張可能な容器に関する。
レジャーや災害時に、飲料などを取り分ける容器としては、従来、紙コップや真空成形のプラスチック製コップなどが使用されてきた。
しかしながら、通常の紙コップやプラスチック製コップは、重ねることはできても、折り畳むことはむずかしく、嵩張る為に、その携帯や保管がしにくい、保管中に汚れが付着しやすいなどの問題があった。
また、折り畳み式のコップは、うがい用の二方袋や検尿用Vコップなどがあるが、中身を入れた状態で自立できなかったり、ハンドリング性に問題があった。
上記問題に対して、折り畳むことができ、携帯しやすくする方法として、例えば、特許文献1では、
筒状の胴壁と、胴壁の底部を閉塞すべく設けられた底壁と、胴壁を表裏に二分すべく設けられて胴壁の上辺から下辺寄りまで延びる左右の縦折線と、胴壁の表側に設けられて両縦折線の下端同士を繋ぐ横折線と、胴壁の表側に設けられて各縦折線の下端から胴壁の下辺まで延びる左右の斜表折線と、胴壁の裏側に設けられて各縦折線の下端から胴壁の下辺まで延びる左右の斜裏折線と、胴壁の表側に横折線を跨いで貼着されて横折線より下側の胴壁と底壁を使用状態に保持する貼着保持片と、から構成した事を特徴とする折り畳み紙コップを提案している。
しかしながら、この折り畳み紙コップは、使用時に組み立てにくく、使用しづらい問題がある。特に貼着保持片が、胴壁の表側に横折線を跨いで貼着され、横折線より下側の胴壁と底壁を使用状態に保持している。これが、返って、貼着保持片が外側に折り曲げられた状態を形状記憶し、その状態に戻り易くなり、組み立てた状態の強度が低く、簡単に弱い力でも容易につぶれ、折り畳まれた状態に戻り易い問題があった。
特開平8-164929号公報
そこで、本発明は、折り畳んで嵩張らない、かつ、容易に組み立てられ、その状態を保持して、自立可能な容器を得ることが、本発明の課題である。
本発明の容器は、
前フィルムと後フィルムとのシーラント面を向かい合わせ、側面に左側シール部、右側シール部、および底部の前フィルムと後フィルムとの間に底フィルムを介してガゼット構造を有する底シール部、を有する容器であって、
前記左側シール部、右側シール部、底シール部により囲まれた収納部を形成し、
前記収納部には開口部が形成されており、
前記左側シール部および前記右側シール部の少なくとも一方が、前記開口部の上端よりも上に延出した折り留め部が設けられ、この折り留め部は、開口部上端周縁の高さ位置で、外側に反らすようにして折り曲げることにより、容器を開口した状態で保持するものであり、
それぞれの折り留め部の幅を開口部の開口幅に対して25~40パーセントとしており、
開口部が、折り留め部との交差部に切り欠きを有することを特徴とする容器である。
本発明の容器は、底部のガゼットからなる底フィルムを広げ、折り留め部の側シール部を前フィルム、あるいは後フィルムに沿うように縦に折り曲げ、かつ、収納部上端周縁の高さで、外側に折り返した状態で留めることによって、自立し、かつ、確実に開口した状態で保持可能となる。
本発明に係る容器の第1実施形態例で、未使用時の正面図と、その縦断面図である。 本発明に係る容器の第1実施形態例で、組み立てた状態の外観斜視図と、その縦断面図である。 本発明に係る容器の第2実施形態例、第3実施形態例、第4形態例で、その未使用時の正面図である。 本発明に係る容器の第5実施形態例と、第6実施形態例で、その未使用時の正面図である。 本発明に係る容器の切り欠きの形態例と、第1実施形態例を組み立てた状態の折り留め部を開口部側から見た拡大平面図である。 従来の容器の形態例を示す外観斜視図である。
以下、本発明の容器の実施形態について、図で説明する。
図1は、本発明に係る容器の第1実施形態例で、未使用時の正面図と、そのX-X面で切断した縦断面図である。
本発明の容器1は、前フィルム2と後フィルム3と底フィルム4とから構成されている。この容器1は、前フィルム2と後フィルム3とのシーラント面を向かい合わせ、周囲を左側シール部13、右側シール部12、および底部に底フィルム4を有するガゼットの底シール部14によって形成されている。
左側シール部13、右側シール部12、底シール部14により囲まれた収納部を有し、ガゼットによって、自立可能としている。
左側シール部13と右側シール部12が、底部に向って傾斜し、底部の幅を、開口部11の幅に対して小さく形成されている。
左側シール部13上端、あるいは、右側シール部12上端、又は、その両側シール部上端近傍が、開口部11周縁の上端よりも延出している。
この延出した部分は、開口部11周縁の上端に合わせて、外側に折り曲げることができる折り留め部111である。
この開口部11と折り留め部111との交差部には、切り欠き112が設けられている。切り欠き112は、底部側に向けて凹む切り欠きで、図1の第一実施形態例では半円状の凹部切り欠きとしている。
さらに、切り欠き112から折り留め部111に立ち上がる交差部には、開口部11端面に垂直な立ち上がり部113を有している。
図2は、本発明の容器の第1実施形態例で、組み立てた状態の外観斜視図と、その縦断面図である。
組み立てるには、折り曲げられていた底フィルム4を広げ、開口部11周縁の上端よりも延出した折り留め部111を、開口部11周縁の上端に合わせて、外側に折り曲げる。
この時、図5-2に示すように、折り留め部111では、前フィルム2、あるいは後フィルム3に沿うように縦に側シール部を根元で折り曲げ、かつ、その状態を維持したまま、開口部11上端周縁の高さ位置で、外側に反らすようにして折り曲げる。折り留め部111は、側シール部を根元で折り曲げた状態で外側に折り返すことによって、側シール部がバネの役目を持ち、より確実に容器を開口した状態で保持することができる。
折り留め部111側の開口部11では、側シール部内側端部がほぼ180度に広がり、かつ、折れ曲がった端面がなだらかな曲面になるので、上端の口当たりが良い。
特に、図1-1で示したように、左側シール部13と右側シール部12が、底部に向って傾斜し、底部の幅を、開口部11の幅に対して小さく形成されているので、折り留め部111が開口部の高さで折り込んだ時に、折り留め部先端が側シール部と干渉しない。この為、折り留め部は容易に折り込みやすくなっている。
開口部11と折り留め部111との交差部には、切り欠き112や垂直な立ち上がり部113を設けていると、折り返す時に、図5-2のように、折り返す起点が垂直面を持つので、外側に折り曲げ易くなる。それと共に、折り留め部111を外側に折り返し、確実に開口した状態の、折り留め状態を保持し易くなる。
図1-1に示した開口位置における折り留め部111の幅WDは、容器1の開口部幅寸法(WA)の25パーセント以上40パーセント以下の範囲とする。好ましくは、折り留め部111の幅WDを、開口部幅寸法WAの30パーセントから35パーセントまでの幅とする。
また、容器1の折り留め部111の高さHDは、積層シートの材質構成にもよるが、10mm~50mmの高さにすることが好ましい。折り留め部111の高さHDが10mm~50mmの高さで、折り留め効果が発現する。
すなわち、折り留め部111の高さHDが10mm(全高Hの8パーセント)未満の場合、折り曲げた状態に留まらず、容易に元の形状に戻ってしまう。
また、折り留め部111の高さHDが50mm(全高Hの42パーセント)以上の場合、折り曲げようとしても容器全体が歪み過ぎて、折り曲げにくい。
図3は、本発明に係る容器の第2実施形態例、第3実施形態例、第4実施形態例で、その未使用時の正面図である。
図3-1の第2実施形態例は、左側シール部13上端と右側シール部12上端の両側シール部上端近傍が、開口部11周縁の上端よりも延出している。
この延出した部分は、外側に折り曲げる折り留め部111である。
この開口部11と折り留め部111との左右交差部それぞれに、切り欠き112が設けられている。
第一実施形態例と同じように、切り欠き112と折り留め部111との交差部には、開口部11端面に垂直な立ち上がり部113を有している。この容器は、左右どちらからも、飲むことができる。
図3-2の第3実施形態例は、立ち上がり部113を大きく伸ばして、折り留め部111全域を一定の高さとした容器である。
立ち上がり部113が長いと、折り留めした状態を保持しやすい容器とすることができる。
図3-3の第4形態例は、折り留め部111根元の切り欠きを半円にして、その切り欠
きに接線状に折り留め部111外形線を伸ばした形態例で、開口部11端面に垂直な立ち上がり部を無くした形状にしている。
この場合、折り留め部111は、折り込むことはできるが、折り込み開始位置が不安定になり、作業しにくく、かつ、折り留めした状態を、やや保持しにくい容器となる。
実質的に、折り留め部111の根元が、開口部11よりも下方にズレて、折り込みにくい形態である。
図4は、本発明に係る容器の第5実施形態例と、第6実施形態例で、その未使用時の正面図である。
図4-1の第5実施形態例は、折り留め部111と対向する側シール部の幅を大きくした一例で、図のように、指を挿し込んで、片手で持ちやすくした実施形態例である。
また、図4-2は、左側シール部13や右側シール部12の幅を局所的に広げた凹凸のある側シール部とし、濡れた手でも滑り落ちず、持ちやすくした実施形態例である。
このように、側シール部の形状を変化させて、使用勝手を向上させることができる。
図5-1は、本発明に係る容器の折り留め部111と開口部11との交差部における切り欠き112や立ち上がり部113の形態例である。
アは、折り留め部111根元側に垂直に切り込んだ直角三角形形状の切り込み形態例である。折り込む時の始点が定まりにくいが、折り留め状態を保持し易い。
角の部分は、折り込む時に、切り欠きが始点となって引き裂かれる恐れがあるので、角を滑らかな円弧状にすることが好ましい。
イは、折り留め部111根元から傾斜して切り込まれた逆直角三角形形状の切り込み形態例である。折り込む時の始点が上方にずれ易いが、折り留め状態を保持し易い。
角の部分は、折り込む時に、切り欠きが始点となって引き裂かれる恐れがあるので、角を滑らかな円弧状にすることが好ましい。
ウは、二等辺三角形状に切り欠いた切り欠き112の形態例である。問題なく、折り留め状態を保持し易い。
角の部分は、折り込む時に、切り欠きが始点となって引き裂かれる恐れがあるので、角を滑らかな円弧状にすることが好ましい。
エは、半円の切り欠き112であるが、立ち上がり部のない形態例である。折り留め部111の根元側に垂直の立ち上がり部がないので、折り留めの始点近傍では、やや、折り込みにくく、かつ、折り留め状態が弱くなる。
本発明のパウチを構成する前フィルムや後フィルムに使用するフィルムは、外側から、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/接着剤/紙(81.4g/m)/ポリエチレン(20μm)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/アルミニウム箔(9μm)/ポリエチレン(20μm)のように、6層の積層フィルムであっても良い。
底フィルムに使用するフィルムは、外側から、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート層/ポリアミド層/シーラント層のような3層の積層フィルムであっても良い。
しかし、上記構成に限定されない。
例えば、前フィルムや後フィルムも、外側から、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート層/ポリアミド層/シーラント層のような3層の積層フィルムであっても良い。
前フィルムや後フィルム、底フィルムに使用するフィルムの基本的な構成としては、外側から表面フィルム層/シーラント層からなる積層フィルムである。
表面フィルム層としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、ポリイミドフィルムなどが考えられる。機械的強度を有するものであれば、特に限定されない。結晶性樹脂フィルムを使用する場合、腰強度を向上させるため、2軸延伸フィルム使用することが好ましい。
特に本発明の容器に使用されるフィルムは、デッドホールド性を有していることが好ましい。デッドホールド性とは、折り曲げられた状態を保持する性質で、表面フィルム層とシーラント層との中間に、紙や不織布などや、アルミニウム箔などの金属箔などを中間層に用いたりすることで、デッドホールド性を得ることが可能である。
例えば、ポリエチレンフィルム/金属箔/ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリエチレンフィルム、といった構成や、
ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリアミドフィルム/ポリエチレン/紙/ポリエチレン/ポリエチレンフィルムの構成などが考えられる。
特に、デッドホールド性は、折り曲げた状態を保持するだけでなく、広げた状態も保持するので、自立性も向上し、使用勝手も向上する。
中間層に使用する紙や不織布は、坪量50~300g/m、密度0.6~1.1g/cmの範囲のものが良い。
また、紙や不織布を中間層に用いると、断熱性も向上するので、アイスクリームや冷性スープ、冷麦、冷しソーメンなどの冷性用容器、暖かいスープやコーヒーなどの温熱用容器にも対応できる。また、廃棄時に燃焼させた場合にも、低温で燃焼し、炉を傷めないので、一般的な燃えるゴミとして処分が可能で、廃棄性に優れる。
また、表面フィルム層の外面や表面透明層の内側には、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層は、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂に各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加されてなるインキにより印刷された層である。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また印刷する層の表面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。
シーラント層としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン-アクリル酸エチル共重合体(EAA)、アイオノマー、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂が使用できる。これらの樹脂をTダイ、あるいはインフレーションなどの押出し機により製膜可能である。単層または複層でもよい。フィルムの厚みとしては、50~200μmの範囲であることが好ましい。
各層がそのままでは接着しない場合には、接着層を設ける。接着層としては、ドライラミネート用接着剤が使用できる。例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。貼り合わせ方法としては、ドライラミネート法にて可能であるが、押出ラミネーション機で、シーラント層側を製膜しながら貼り合せてもかまわないし、層間にサンドポリエチレンを押し出しながらラミネート加工してもかまわない。
<実施例1>
前フィルム、後フィルムに使用される積層フィルムとして、外側から、
二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/接着剤/紙(81.4g/m)/低密度ポリエチレン(20μm)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/アルミニウム箔(9μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(20μm)の構成のフィルムを使用した。
底フィルムは外側からポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/接着層/ポリアミド樹脂層(25μm)/接着層/直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(30μm)からなる積層フィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅WBを100mm、
開口部の幅方向Wを120mm、
開口部の上下方向外形高さHを120mm(折り留め部の幅WDは35mmで、開口部幅WAが110mmの約32パーセント、外形形状の縦横比=1:1)、
折り留め部を含む上下方向HDの全高を150mm(折り留め部高さは30mm、外形高さの約25パーセント)で、
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部5mmを設けた形状で切り欠き、10個作成した。
<実施例2>
前フィルム、後フィルムに使用される積層フィルムとして、外側から、
二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/接着剤/紙(104.7g/m)/低密度ポリエチレン(20μm)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(20μm)の構成のフィルムを使用した。
底フィルム、容器の形状については、実施例1と同じとし、5個作成した。
<比較例1>
容器は図6-1の形状で、容量5オンスの紙コップを用いた。
寸法は開口部外形が円形で直径CWが65mm、高さCHも65mmで、10個作成した。
<実験例1>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを90mm、
開口部の外形高さHを100mm、開口部の外形幅Wを100mmとし、外形形状の縦横比=1:1にした。
折り留め部幅WDは45mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は130mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例2>
折り留め部幅WDは40.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例3>
折り留め部幅WDは36mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例4>
折り留め部幅WDは31.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例5>
折り留め部幅WDは27mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例6>
折り留め部幅WDは22.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例7>
折り留め部幅WDは18mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例8>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅WBを110mm、
開口部の外形高さHを120mm、開口部の外形幅Wを120mmとし、外形形状の縦横比=1:1にした。
折り留め部幅WDは55mmで、開口内幅WA110mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例9>
折り留め部幅WDは49.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例10>
折り留め部幅WDは44mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例11>
折り留め部幅WDは38.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例12>
折り留め部幅WDは33mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例13>
折り留め部幅WDは27.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例14>
折り留め部幅WDは22mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例15>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを140mm、
開口部の外形高さHを150mm、開口部の外形幅Wを150mmとし、外形形状の縦横比=1:1にした。
折り留め部幅WDは70mmで、開口内幅WA140mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例16>
折り留め部幅WDは63mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例17>
折り留め部幅WDは56mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例18>
折り留め部幅WDは49mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例19>
折り留め部幅WDは42mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例20>
折り留め部幅WDは35mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例21>
折り留め部幅WDは28mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例22>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを70mm、
開口部の外形高さHを100mm、開口部の外形幅Wを80mmとし、外形形状の縦横比=1:0.8にした。
折り留め部幅WDは35mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は130mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例23>
折り留め部幅WDは31.5mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例24>
折り留め部幅WDは28mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例25>
折り留め部幅WDは24.5mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例26>
折り留め部幅WDは21mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例27>
折り留め部幅WDは17.5mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例28>
折り留め部幅WDは14mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例29>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを86mm、
開口部の外形高さHを120mm、開口部の外形幅Wを96mmとし、外形形状の縦横比=1:0.8にした。
折り留め部幅WDは43mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例30>
折り留め部幅WDは38.7mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
<実験例31>
折り留め部幅WDは34.4mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
<実験例32>
折り留め部幅WDは30.2mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
<実験例33>
折り留め部幅WDは25.8mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
<実験例34>
折り留め部幅WDは21.5mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
<実験例35>
折り留め部幅WDは17.2mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
<実験例36>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを110mm、
開口部の外形高さHを150mm、開口部の外形幅Wを120mmとし、外形形状の縦横比=1:0.8にした。
折り留め部幅WDは55mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は50パーセント、
折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は180mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例37>
折り留め部幅WDは49.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例38>
折り留め部幅WDは44mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例39>
折り留め部幅WDは38.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例40>
折り留め部幅WDは33mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例41>
折り留め部幅WDは27.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例42>
折り留め部幅WDは22mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例43>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを90mm、
開口部の外形高さHを80mm、開口部の外形幅Wを100mmとし、外形形状の縦横比=1:1.25にした。
折り留め部幅WDは45mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は120mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例44>
折り留め部幅WDは40.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例45>
折り留め部幅WDは36mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例46>
折り留め部幅WDは31.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例47>
折り留め部幅WDは27mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例48>
折り留め部幅WDは22.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例49>
折り留め部幅WDは18mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例50>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを115mm、
開口部の外形高さHを100mm、開口部の外形幅Wを125mmとし、外形形状の縦横比=1:1.25にした。
折り留め部幅WDは57.5mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は50パーセント、
折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は130mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例51>
折り留め部幅WDは51.75mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例52>
折り留め部幅WDは46mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例53>
折り留め部幅WDは40.25mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例54>
折り留め部幅WDは34.5mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例55>
折り留め部幅WDは28.75mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例56>
折り留め部幅WDは23mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例57>
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを140mm、
開口部の外形高さHを120mm、開口部の外形幅Wを150mmとし、外形形状の縦横比=1:1.25にした。
折り留め部幅WDは70mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は50パーセント、
折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
<実験例58>
折り留め部幅WDは63mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例59>
折り留め部幅WDは56mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例60>
折り留め部幅WDは49mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例61>
折り留め部幅WDは42mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例62>
折り留め部幅WDは35mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
<実験例63>
折り留め部幅WDは28mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
Figure 0007205099000001
<評価方法>
実施例1と比較例1について積み重ね性を、実施例1、2について自立性を、実験例1~63について折り留めの折り込み性や形状保持性を評価した。
<積み重ね性評価方法>
実施例1と比較例1について、10個作成し、それらを保管する状態として重ね、重ねた状態で測定し、それが直方体の箱に入れる場合の箱の内容積を計算して、評価した。
<自立性評価方法>
実施例1と実施例2について、5個を取り出し、内容物として水を180ml入れて、平らな台に置き、30分間、自立性を保持しているか、評価した。
<折り留めの折り込み性評価方法>
実験例1~63について、折り留め部を折り返す時の、しやすさを官能的に5人で2個ずつ評価し、フィルムの破れの有無、折り返しの保持性を0~6の7段階で評価した。
<評価結果>
<積み重ね性評価結果>
比較例1は、10個の積み重ねた時、縦65mm、横65mm、高さCMHは90mmで、体積は380mmであった。(図6-2)
これに対し、実施例1は、10個の積み重ねた時、縦120mm、横150mm、高さ5mmで、体積は90mmであった。
実施例1の体積は、比較例1の約23.7パーセントで、非常に狭い容積に収納することができる。
<自立性評価結果>
実施例1と実施例2について、5個中5個、10分間、自立を保持できた。
<折り留めの折り込み性評価結果>
折り留め部の幅は、折り留め性能に最も影響し、25~40パーセントで折り留め性が発現するが、特に30~35パーセントにおいて、安定した折り留めが可能だった。
折り留め部の幅が45パーセント以上では、折り留め部根元を折り曲げる工程で、切り欠き周辺に大きな力が掛かり、破れが生じやすい。特に50パーセント以上では、容器全体が歪んだ状態になり、折り曲げられなかった。
折り留め部の幅が25パーセント未満では、折り込み部根元を折り曲げても、30度以上折った部分が元に戻ってしまい、ほとんど折り込み部が留まらない問題が生じた。
容器の縦横比による差は見られなかった。
Figure 0007205099000002
以上の結果から、本発明の容器は、保管中は空袋のスタンディングパウチのように、がさばらず、災害時など、必要な時には充分な容積を確保し、自立できるので、使用勝手が良い。特に、折り留め部を折り込むことによって、折り留め部根元の折り曲げ部が丸くなって、開口部を充分に広げた状態で留まり、口当たりもよく、かつ、より安定した自立性が確保できる容器にすることができる。
また、汎用のガゼット袋の生産ラインを使用でき、生産性も高く、製品価格も低く抑えられると共に、保管中のスペースも小さくできるなど、本発明のメリットは大きい。
1・・・・・・・・容器
11・・・・・・・開口部
111・・・・・・折り留め部
112・・・・・・切り欠き
113・・・・・・立ち上がり部
12・・・・・・・右側シール部
13・・・・・・・左側シール部
14・・・・・・・底シール部
2・・・・・・・・前フィルム
3・・・・・・・・後フィルム
4・・・・・・・・底フィルム
C・・・・・・・・立ち上がり部高さ
H・・・・・・・・外形高さ(底部下端から開口部までの高さ)
HD・・・・・・・高さ(折り留め部)
W・・・・・・・・外形幅(開口部外幅)
WA・・・・・・・幅・幅寸法(開口部内幅)
WB・・・・・・・幅・幅寸法(底部)
WD・・・・・・・幅(折り留め部)

Claims (6)

  1. 前フィルムと後フィルムとのシーラント面を向かい合わせ、側面に左側シール部、右側シール部、および底部の前フィルムと後フィルムとの間に底フィルムを介してガゼット構造を有する底シール部、を有する容器であって、
    前記左側シール部、右側シール部、底シール部により囲まれた収納部を形成し、
    前記収納部には開口部が形成されており、
    前記左側シール部および前記右側シール部の少なくとも一方が、前記開口部の上端よりも上に延出した折り留め部が設けられ、この折り留め部は、開口部上端周縁の高さ位置で、外側に反らすようにして折り曲げることにより、容器を開口した状態で保持するものであり、
    それぞれの折り留め部の幅を開口部の開口幅に対して25~40パーセントとしており、
    開口部が、折り留め部との交差部に切り欠きを有することを特徴とする容器。
  2. 左側シール部と右側シール部が、底部に向って傾斜し、
    底部の幅を、開口部の幅に対して小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 上記切り欠きが、底部側に向けて凹む半円状の凹部切り欠きであることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
  4. 上記折り留め部が、開口部との交差部に、開口部端面に垂直な立ち上がり部を有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の容器。
  5. 上記折り留め部の高さが、10mm以上50mm以下とすることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の容器。
  6. 左右の側シール部の外形形状が、凹部あるいは凸部を有することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の容器。
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