JP7205099B2 - 容器 - Google Patents
容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7205099B2 JP7205099B2 JP2018140399A JP2018140399A JP7205099B2 JP 7205099 B2 JP7205099 B2 JP 7205099B2 JP 2018140399 A JP2018140399 A JP 2018140399A JP 2018140399 A JP2018140399 A JP 2018140399A JP 7205099 B2 JP7205099 B2 JP 7205099B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width
- clasp
- opening
- experimental example
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
しかしながら、通常の紙コップやプラスチック製コップは、重ねることはできても、折り畳むことはむずかしく、嵩張る為に、その携帯や保管がしにくい、保管中に汚れが付着しやすいなどの問題があった。
また、折り畳み式のコップは、うがい用の二方袋や検尿用Vコップなどがあるが、中身を入れた状態で自立できなかったり、ハンドリング性に問題があった。
筒状の胴壁と、胴壁の底部を閉塞すべく設けられた底壁と、胴壁を表裏に二分すべく設けられて胴壁の上辺から下辺寄りまで延びる左右の縦折線と、胴壁の表側に設けられて両縦折線の下端同士を繋ぐ横折線と、胴壁の表側に設けられて各縦折線の下端から胴壁の下辺まで延びる左右の斜表折線と、胴壁の裏側に設けられて各縦折線の下端から胴壁の下辺まで延びる左右の斜裏折線と、胴壁の表側に横折線を跨いで貼着されて横折線より下側の胴壁と底壁を使用状態に保持する貼着保持片と、から構成した事を特徴とする折り畳み紙コップを提案している。
前フィルムと後フィルムとのシーラント面を向かい合わせ、側面に左側シール部、右側シール部、および底部の前フィルムと後フィルムとの間に底フィルムを介してガゼット構造を有する底シール部、を有する容器であって、
前記左側シール部、右側シール部、底シール部により囲まれた収納部を形成し、
前記収納部には開口部が形成されており、
前記左側シール部および前記右側シール部の少なくとも一方が、前記開口部の上端よりも上に延出した折り留め部が設けられ、この折り留め部は、開口部上端周縁の高さ位置で、外側に反らすようにして折り曲げることにより、容器を開口した状態で保持するものであり、
それぞれの折り留め部の幅を開口部の開口幅に対して25~40パーセントとしており、
開口部が、折り留め部との交差部に切り欠きを有することを特徴とする容器である。
図1は、本発明に係る容器の第1実施形態例で、未使用時の正面図と、そのX-X面で切断した縦断面図である。
本発明の容器1は、前フィルム2と後フィルム3と底フィルム4とから構成されている。この容器1は、前フィルム2と後フィルム3とのシーラント面を向かい合わせ、周囲を左側シール部13、右側シール部12、および底部に底フィルム4を有するガゼットの底シール部14によって形成されている。
左側シール部13、右側シール部12、底シール部14により囲まれた収納部を有し、ガゼットによって、自立可能としている。
左側シール部13と右側シール部12が、底部に向って傾斜し、底部の幅を、開口部11の幅に対して小さく形成されている。
この延出した部分は、開口部11周縁の上端に合わせて、外側に折り曲げることができる折り留め部111である。
この開口部11と折り留め部111との交差部には、切り欠き112が設けられている。切り欠き112は、底部側に向けて凹む切り欠きで、図1の第一実施形態例では半円状の凹部切り欠きとしている。
さらに、切り欠き112から折り留め部111に立ち上がる交差部には、開口部11端面に垂直な立ち上がり部113を有している。
組み立てるには、折り曲げられていた底フィルム4を広げ、開口部11周縁の上端よりも延出した折り留め部111を、開口部11周縁の上端に合わせて、外側に折り曲げる。
特に、図1-1で示したように、左側シール部13と右側シール部12が、底部に向って傾斜し、底部の幅を、開口部11の幅に対して小さく形成されているので、折り留め部111が開口部の高さで折り込んだ時に、折り留め部先端が側シール部と干渉しない。この為、折り留め部は容易に折り込みやすくなっている。
すなわち、折り留め部111の高さHDが10mm(全高Hの8パーセント)未満の場合、折り曲げた状態に留まらず、容易に元の形状に戻ってしまう。
また、折り留め部111の高さHDが50mm(全高Hの42パーセント)以上の場合、折り曲げようとしても容器全体が歪み過ぎて、折り曲げにくい。
この延出した部分は、外側に折り曲げる折り留め部111である。
この開口部11と折り留め部111との左右交差部それぞれに、切り欠き112が設けられている。
第一実施形態例と同じように、切り欠き112と折り留め部111との交差部には、開口部11端面に垂直な立ち上がり部113を有している。この容器は、左右どちらからも、飲むことができる。
立ち上がり部113が長いと、折り留めした状態を保持しやすい容器とすることができる。
きに接線状に折り留め部111外形線を伸ばした形態例で、開口部11端面に垂直な立ち上がり部を無くした形状にしている。
この場合、折り留め部111は、折り込むことはできるが、折り込み開始位置が不安定になり、作業しにくく、かつ、折り留めした状態を、やや保持しにくい容器となる。
実質的に、折り留め部111の根元が、開口部11よりも下方にズレて、折り込みにくい形態である。
図4-1の第5実施形態例は、折り留め部111と対向する側シール部の幅を大きくした一例で、図のように、指を挿し込んで、片手で持ちやすくした実施形態例である。
このように、側シール部の形状を変化させて、使用勝手を向上させることができる。
角の部分は、折り込む時に、切り欠きが始点となって引き裂かれる恐れがあるので、角を滑らかな円弧状にすることが好ましい。
角の部分は、折り込む時に、切り欠きが始点となって引き裂かれる恐れがあるので、角を滑らかな円弧状にすることが好ましい。
角の部分は、折り込む時に、切り欠きが始点となって引き裂かれる恐れがあるので、角を滑らかな円弧状にすることが好ましい。
例えば、前フィルムや後フィルムも、外側から、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート層/ポリアミド層/シーラント層のような3層の積層フィルムであっても良い。
前フィルムや後フィルム、底フィルムに使用するフィルムの基本的な構成としては、外側から表面フィルム層/シーラント層からなる積層フィルムである。
例えば、ポリエチレンフィルム/金属箔/ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリエチレンフィルム、といった構成や、
ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリアミドフィルム/ポリエチレン/紙/ポリエチレン/ポリエチレンフィルムの構成などが考えられる。
特に、デッドホールド性は、折り曲げた状態を保持するだけでなく、広げた状態も保持するので、自立性も向上し、使用勝手も向上する。
中間層に使用する紙や不織布は、坪量50~300g/m2、密度0.6~1.1g/cm3の範囲のものが良い。
また、紙や不織布を中間層に用いると、断熱性も向上するので、アイスクリームや冷性スープ、冷麦、冷しソーメンなどの冷性用容器、暖かいスープやコーヒーなどの温熱用容器にも対応できる。また、廃棄時に燃焼させた場合にも、低温で燃焼し、炉を傷めないので、一般的な燃えるゴミとして処分が可能で、廃棄性に優れる。
前フィルム、後フィルムに使用される積層フィルムとして、外側から、
二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/接着剤/紙(81.4g/m2)/低密度ポリエチレン(20μm)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/アルミニウム箔(9μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(20μm)の構成のフィルムを使用した。
底フィルムは外側からポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/接着層/ポリアミド樹脂層(25μm)/接着層/直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(30μm)からなる積層フィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅WBを100mm、
開口部の幅方向Wを120mm、
開口部の上下方向外形高さHを120mm(折り留め部の幅WDは35mmで、開口部幅WAが110mmの約32パーセント、外形形状の縦横比=1:1)、
折り留め部を含む上下方向HDの全高を150mm(折り留め部高さは30mm、外形高さの約25パーセント)で、
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部5mmを設けた形状で切り欠き、10個作成した。
前フィルム、後フィルムに使用される積層フィルムとして、外側から、
二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/接着剤/紙(104.7g/m2)/低密度ポリエチレン(20μm)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(20μm)の構成のフィルムを使用した。
底フィルム、容器の形状については、実施例1と同じとし、5個作成した。
容器は図6-1の形状で、容量5オンスの紙コップを用いた。
寸法は開口部外形が円形で直径CWが65mm、高さCHも65mmで、10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを90mm、
開口部の外形高さHを100mm、開口部の外形幅Wを100mmとし、外形形状の縦横比=1:1にした。
折り留め部幅WDは45mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は130mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは40.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは36mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは31.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは27mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは22.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは18mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例1と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅WBを110mm、
開口部の外形高さHを120mm、開口部の外形幅Wを120mmとし、外形形状の縦横比=1:1にした。
折り留め部幅WDは55mmで、開口内幅WA110mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは49.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは44mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは38.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは33mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは27.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは22mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例8と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを140mm、
開口部の外形高さHを150mm、開口部の外形幅Wを150mmとし、外形形状の縦横比=1:1にした。
折り留め部幅WDは70mmで、開口内幅WA140mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは63mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは56mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは49mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは42mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは35mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは28mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例15と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを70mm、
開口部の外形高さHを100mm、開口部の外形幅Wを80mmとし、外形形状の縦横比=1:0.8にした。
折り留め部幅WDは35mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は130mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは31.5mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは28mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは24.5mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは21mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは17.5mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは14mmで、開口内幅WAの70mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例22と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを86mm、
開口部の外形高さHを120mm、開口部の外形幅Wを96mmとし、外形形状の縦横比=1:0.8にした。
折り留め部幅WDは43mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは38.7mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
折り留め部幅WDは34.4mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
折り留め部幅WDは30.2mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
折り留め部幅WDは25.8mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
折り留め部幅WDは21.5mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
折り留め部幅WDは17.2mmで、開口内幅WAの86mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例29と同じ構成と形状で、10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを110mm、
開口部の外形高さHを150mm、開口部の外形幅Wを120mmとし、外形形状の縦横比=1:0.8にした。
折り留め部幅WDは55mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は50パーセント、
折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は180mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは49.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは44mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは38.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは33mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは27.5mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは22mmで、開口内幅WAの110mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例36と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを90mm、
開口部の外形高さHを80mm、開口部の外形幅Wを100mmとし、外形形状の縦横比=1:1.25にした。
折り留め部幅WDは45mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は50パーセント、折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は120mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは40.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは36mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは31.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは27mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは22.5mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは18mmで、開口内幅WAの90mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例43と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを115mm、
開口部の外形高さHを100mm、開口部の外形幅Wを125mmとし、外形形状の縦横比=1:1.25にした。
折り留め部幅WDは57.5mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は50パーセント、
折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は130mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは51.75mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは46mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは40.25mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは34.5mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは28.75mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは23mmで、開口内幅WAの115mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例50と同じ構成と形状で10個作成した。
フィルムは実施例1と同じ構成のフィルムを使用した。
容器の形状は図1-1の形状で、底部の幅方向WBを140mm、
開口部の外形高さHを120mm、開口部の外形幅Wを150mmとし、外形形状の縦横比=1:1.25にした。
折り留め部幅WDは70mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は50パーセント、
折り留め部高さは30mmで、折り留め部を含む上下方向HDの全高は150mm。
折り留め部始点側に半径3.5mmの半円形状の凹部と立ち上がり部高さC5mmを設けた形状で切り欠き部を形成し、同じ形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは63mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は45パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは56mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は40パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは49mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は35パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは42mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は30パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは35mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は25パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
折り留め部幅WDは28mmで、開口内幅WAの140mmに対する比は20パーセントとした。その他は、実験例57と同じ構成と形状で10個作成した。
実施例1と比較例1について積み重ね性を、実施例1、2について自立性を、実験例1~63について折り留めの折り込み性や形状保持性を評価した。
実施例1と比較例1について、10個作成し、それらを保管する状態として重ね、重ねた状態で測定し、それが直方体の箱に入れる場合の箱の内容積を計算して、評価した。
実施例1と実施例2について、5個を取り出し、内容物として水を180ml入れて、平らな台に置き、30分間、自立性を保持しているか、評価した。
実験例1~63について、折り留め部を折り返す時の、しやすさを官能的に5人で2個ずつ評価し、フィルムの破れの有無、折り返しの保持性を0~6の7段階で評価した。
<積み重ね性評価結果>
比較例1は、10個の積み重ねた時、縦65mm、横65mm、高さCMHは90mmで、体積は380mm3であった。(図6-2)
これに対し、実施例1は、10個の積み重ねた時、縦120mm、横150mm、高さ5mmで、体積は90mm3であった。
実施例1の体積は、比較例1の約23.7パーセントで、非常に狭い容積に収納することができる。
実施例1と実施例2について、5個中5個、10分間、自立を保持できた。
折り留め部の幅は、折り留め性能に最も影響し、25~40パーセントで折り留め性が発現するが、特に30~35パーセントにおいて、安定した折り留めが可能だった。
折り留め部の幅が45パーセント以上では、折り留め部根元を折り曲げる工程で、切り欠き周辺に大きな力が掛かり、破れが生じやすい。特に50パーセント以上では、容器全体が歪んだ状態になり、折り曲げられなかった。
折り留め部の幅が25パーセント未満では、折り込み部根元を折り曲げても、30度以上折った部分が元に戻ってしまい、ほとんど折り込み部が留まらない問題が生じた。
容器の縦横比による差は見られなかった。
また、汎用のガゼット袋の生産ラインを使用でき、生産性も高く、製品価格も低く抑えられると共に、保管中のスペースも小さくできるなど、本発明のメリットは大きい。
11・・・・・・・開口部
111・・・・・・折り留め部
112・・・・・・切り欠き
113・・・・・・立ち上がり部
12・・・・・・・右側シール部
13・・・・・・・左側シール部
14・・・・・・・底シール部
2・・・・・・・・前フィルム
3・・・・・・・・後フィルム
4・・・・・・・・底フィルム
C・・・・・・・・立ち上がり部高さ
H・・・・・・・・外形高さ(底部下端から開口部までの高さ)
HD・・・・・・・高さ(折り留め部)
W・・・・・・・・外形幅(開口部外幅)
WA・・・・・・・幅・幅寸法(開口部内幅)
WB・・・・・・・幅・幅寸法(底部)
WD・・・・・・・幅(折り留め部)
Claims (6)
- 前フィルムと後フィルムとのシーラント面を向かい合わせ、側面に左側シール部、右側シール部、および底部の前フィルムと後フィルムとの間に底フィルムを介してガゼット構造を有する底シール部、を有する容器であって、
前記左側シール部、右側シール部、底シール部により囲まれた収納部を形成し、
前記収納部には開口部が形成されており、
前記左側シール部および前記右側シール部の少なくとも一方が、前記開口部の上端よりも上に延出した折り留め部が設けられ、この折り留め部は、開口部上端周縁の高さ位置で、外側に反らすようにして折り曲げることにより、容器を開口した状態で保持するものであり、
それぞれの折り留め部の幅を開口部の開口幅に対して25~40パーセントとしており、
開口部が、折り留め部との交差部に切り欠きを有することを特徴とする容器。 - 左側シール部と右側シール部が、底部に向って傾斜し、
底部の幅を、開口部の幅に対して小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の容器。 - 上記切り欠きが、底部側に向けて凹む半円状の凹部切り欠きであることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
- 上記折り留め部が、開口部との交差部に、開口部端面に垂直な立ち上がり部を有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の容器。
- 上記折り留め部の高さが、10mm以上50mm以下とすることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の容器。
- 左右の側シール部の外形形状が、凹部あるいは凸部を有することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140399A JP7205099B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140399A JP7205099B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015529A JP2020015529A (ja) | 2020-01-30 |
JP7205099B2 true JP7205099B2 (ja) | 2023-01-17 |
Family
ID=69581175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018140399A Active JP7205099B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7205099B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337888A (ja) | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 袋 |
JP2012046231A (ja) | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装体 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010234Y2 (ja) * | 1971-12-28 | 1975-03-31 | ||
JPH0219363U (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-08 | ||
JPH0534113U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-05-07 | 凸版印刷株式会社 | 折疊み式の紙カツプ状容器 |
JPH09500044A (ja) * | 1993-07-16 | 1997-01-07 | ジベール カピ | 安定手段を備えた凹形底部を有する展開コップ |
-
2018
- 2018-07-26 JP JP2018140399A patent/JP7205099B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337888A (ja) | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 袋 |
JP2012046231A (ja) | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020015529A (ja) | 2020-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5690694B2 (ja) | 複合容器 | |
WO2008020590A1 (fr) | Sachet à fond plat à raccord | |
JP4984403B2 (ja) | 複合容器 | |
JP7205099B2 (ja) | 容器 | |
JP4373048B2 (ja) | 包装体 | |
JPH10157743A (ja) | 容 器 | |
JP2008143591A (ja) | 自立袋 | |
JP2009057071A (ja) | 自立型袋 | |
JP5323045B2 (ja) | 複合容器 | |
TW450923B (en) | Reversibly collapsible/erectable container and method of using | |
JP5266306B2 (ja) | 複合容器 | |
JPS5931552Y2 (ja) | 自立性袋体 | |
JP2019214383A (ja) | 容器 | |
JP3134923U (ja) | ポケットティッシュ | |
JP5266305B2 (ja) | 複合容器 | |
JP2005059924A (ja) | パウチ容器 | |
JP7455022B2 (ja) | 包装袋及び内容物入り包装袋 | |
JP2008133002A (ja) | ガセット袋 | |
JP5186844B2 (ja) | 自立型袋 | |
JP2011063319A (ja) | 複合容器 | |
JP2011063326A (ja) | 複合容器 | |
JP2008068913A (ja) | ガセット袋 | |
JP6507763B2 (ja) | 減容構造を有する紙容器 | |
JP5527298B2 (ja) | 複合容器 | |
JP5120445B2 (ja) | 複合容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220815 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7205099 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |