JP7200067B2 - 恒久足場設置方法および橋梁付属物設置方法 - Google Patents

恒久足場設置方法および橋梁付属物設置方法 Download PDF

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Description

本発明は、橋梁下に設置される恒久足場の恒久足場設置方法および橋梁下に設置される付属物の橋梁付属物設置方法に関する。
道路や鉄道等における高架橋などの橋梁において、既設の橋梁下には、恒久足場が設置されることがある(特許文献1参照)。例えば、道路上、交差点上、鉄道上、河川上などは、橋梁の維持管理に必要な点検・補修のための仮設足場の設置が困難である。このような場所では、恒久足場を設けることで、その後の橋梁の維持管理を適切かつ効率的に行うことができる。
恒久足場の設置には、既設の橋梁下に仮設足場を設置し、仮設足場内で恒久足場を設置する方法が採用されている。しかしながら、交差点上、鉄道上、河川上などの橋梁下では、建築限界が存在する。このため、仮設足場は、建築限界外、すなわち建築限界の上側に設けることが必要となり、仮設足場の高さが制限される。このような仮設足場内では、橋梁の維持管理に必要な桁下空間を十分に確保した恒久足場を設置することができなくなる。そこで、このような場所では、道路などの通行規制を行って高所作業車などの機械足場を用いることで、橋梁の維持管理に必要な桁下空間を十分に確保した恒久足場を設置することが多い。
特開2019-2218号公報
しかしながら、道路などの通行規制などを行う場合、工事に関係する関係機関との工事調整など協議に時間を要し、また、作業時間も、交通量の少ない夜間などに限られてしまう。また、橋梁下には、恒久足場だけでなく、検査路、排水装置、添架物などの橋梁付属物を設置することがあり、このような付属物の設置工事の場合も、同様な問題が発生することがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、建築限界が存在する場所において、恒久足場や橋梁付属物を設置するための工期短縮を可能とした恒久足場設置方法および橋梁付属物設置方法を提供することにある。
上記課題を解決するための恒久足場設置方法は、橋梁下に恒久足場を設置する設置方法であって、建築限界外において、前記恒久足場の骨組みを、桁が有する支持部と前記骨組みとを接続する吊材で第1高さに設置する工程と、前記建築限界外において、前記骨組みを前記第1高さから第2高さまで吊下装置で降下し、前記吊材で前記骨組みを前記第2高さに設置する工程とを備え、前記骨組みが前記吊材によって前記桁に対して位置合わせがされた状態で前記第1高さから前記第2高さへ降下される。
上記構成によれば、骨組みは、第1高さにおいて組み立てられ、次いで、第2高さに降下されてから足場パネルが設置される。これにより、建築限界によって仮設足場の高さが制限されるような場所において、桁下空間が確保された恒久足場を設置するための工期短縮を実現できる。
上記恒久足場設置方法において、前記橋梁下において、前記建築限界外に設置された仮設足場内で前記骨組みが前記第1高さに設置され、前記仮設足場を解体してから、前記骨組みは前記第2高さに降下される構成としてもよい。
上記構成によれば、建築限界によって仮設足場の高さが制限されるような場所であっても、建築限界外に仮設足場を設置し、仮設足場解体後、骨組みを第1高さから第2高さに降下させることで、桁下空間を十分に確保した恒久足場を設置することができる。
上記恒久足場設置方法において、前記吊材は、少なくとも、調整孔と、前記調整孔の下側に位置する下側固定孔と、前記調整孔の上側に位置する上側固定孔とを備え、前記調整孔は、前記骨組みの吊り下げ方向に延びる長孔で構成され、前記下側固定孔および前記上側固定孔は、丸孔で構成され、前記骨組みが前記第1高さのとき、前記吊材は、前記支持部に対して、前記下側固定孔および前記調整孔の下端部において固定され、前記骨組みを前記第1高さから前記第2高さに降下させるとき、前記下側固定孔での固定が解除され、次いで、前記調整孔の下端部に位置する固定部材が緩められ、前記固定部材が案内部材となって前記調整孔の上端部に移動するように前記吊材が前記支持部に対して降下され、前記吊材が前記上側固定孔および前記調整孔の上端部において前記支持部に対して固定される構成としてもよい。上記構成によれば、吊材は、骨組みを第1高さから第2高さに降下するとき、調整孔に係合している固定部材を案内部材として機能させることができる。
上記恒久足場設置方法において、前記骨組みを前記第1高さから前記第2高さに降下させるとき、前記調整孔には、複数の案内部材が係合している構成としてもよい。上記構成によれば、調整孔に複数の案内部材が係合しているので、骨組みの降下時における姿勢を安定させることができる。
上記恒久足場設置方法において、前記骨組みは、橋軸方向に延びる縦梁と橋軸直角方向に延びる横梁とを備え、何れか一方が上側に位置する上梁であって、他方が前記上梁の下側に位置する下梁であって、前記吊材は、前記上梁および前記下梁の何れか一方の梁材と接続され、前記吊下装置は、前記支持部と前記一方の梁材との間に配置され、前記吊下装置による前記一方の梁材の吊下位置は、前記吊材に対して前記一方の梁材が延びる方向にずれている構成としてもよい。
上記構成によれば、骨組みを吊材の近くで吊り下げることができる。したがって、吊下装置による降下速度にばらつきがあったとしても、吊下位置が吊材に対して離れている場合よりも骨組みの傾きを小さくすることができる。また、吊下装置は、支持部と、上梁、下梁の何れかの梁材との間に配置すればよい。
上記恒久足場設置方法において、例えば、前記上梁が前記縦梁であり、前記下梁が前記横梁であり、前記吊材は、前記支持部と前記縦梁に接続され、前記吊下装置は、前記支持部と前記縦梁との間に配置され、前記吊下装置による前記上梁の吊下位置は、前記吊材に対して前記縦梁が延びる方向にずれている構成である。上記構成によれば、吊材に対して縦梁が延びる方向にずれた位置で骨組みを吊下装置により吊り下げることができる。
上記恒久足場設置方法において、前記骨組みは、橋軸方向に延びる縦梁および橋軸直角方向に延びる横梁のうち少なくとも一方の梁材を備え、前記吊材は、前記梁材と接続され、前記吊下装置は、前記支持部と前記梁材との間に配置され、前記吊下装置による前記梁材の吊下位置は、前記吊材に対して前記梁材が延びる方向にずれている構成としてもよい。
上記構成によれば、吊材に対して梁材が延びる方向にずれた位置で骨組みを吊下装置により吊り下げることができる。骨組みは、縦梁、横梁の何れか一方の梁材だけであってもよく、例えば縦梁だけの場合、横梁の代わりには仮材を使用してもよい。
上記課題を解決するための橋梁付属物設置方法は、橋梁下に付属物を設置する設置方法であって、建築限界外において、前記付属物を、桁が有する支持部と前記付属物とを接続する吊材で第1高さに設置する工程と、前記付属物を吊下装置で吊り下げる工程と、前記建築限界外において、前記付属物を前記第1高さから第2高さまで吊下装置で降下し、前記吊材で前記付属物を前記第2高さに設置する工程とを備え、前記付属物が前記吊材によって前記桁に対して位置合わせがされた状態で前記第1高さから前記第2高さへ降下される。上記構成によれば、付属物は、第1高さから第2高さに降下される。したがって、建築限界によって仮設足場の高さが制限されるような場所であっても、工期の短縮を実現できる。
本発明によれば、建築限界が存在する場所において、恒久足場や橋梁付属物を設置するための工期を短縮できる。
橋梁の上層部よび下層橋梁の断面図。 上層部の平面図。 (a)はおよび(b)は、骨組みの支持構造を示す要部斜視図であって、(a)は、環状内側の桁部分を示し、(b)は、橋軸直角方向の中央桁部分を示す。 (a)は、吊材の側面図、(b)~(d)は、腕材と吊材との位置関係を示す図であって、(b)は、腕材の支持孔を示し、(c)は、第1高さに骨組みを支持している吊材の状態を示し、(d)は、第2高さに骨組みを支持している吊材の状態を示す。 (a)は、骨組みをチェンブロックで吊り下げる状態を示す正面図、(b)は、チェンブロックの正面図。 (a)は、仮設足場が上層部に設置された状態を示す図、(b)は、骨組みを第1高さに支持している状態を示す図。 骨組みを降下している状態を示す図。 骨組みを第1高さから第2高さに降下している途中を示す図。 骨組みを第2高さに降下した状態を示す図。 側面パネルを取り付けている状態を示す図。 恒久足場を構成する足場パネルを取り付けている状態を示す図。 (a)~(e)は、支持孔が2つの場合の吊材の支持構造を示す図。 (a)~(e)は、吊材の固定孔が調整孔の上下に2つずつ設けられた変形例を示す図。
以下、本発明が適用された恒久足場の設置方法について図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、上下方向で並行する立体構造の橋梁は、上層部1aと、下層部1bとが橋脚に設置されている。ここでは、上層部1aに恒久足場11を設置する場合を説明する。
上層部1aおよび下層部1bの各々は、橋軸方向に、桁2a,2b,2cが設置されている。桁2aは、環状外側を橋軸方向に延びており、桁2bは、橋軸直角方向のほぼ中央を橋軸方向に延びており、桁2cは、環状内側を橋軸方向に延びている。そして、桁2a,2b,2cは、床版3a,3bが設置されている。上層部1aおよび下層部1bの桁2a,2b,2cのうち内側および外側の桁2a,2cには、橋軸直角方向において、上下に平行に並んで腕材4a,4bが取り付けられている。具体的に、桁2aには、さらに外方に向かって、腕材4a,4bが取り付けられている。環状内側の桁2cにも、さらに外方に向かって、腕材4a,4bが取り付けられている。そして、桁2a,2cに取り付けられた腕材4a,4bには、側面パネル5が設置されている。
上層部1aにおいて中央に位置する桁2bには、腕材6aが桁2aの方向に向かって設置され、腕材6bが桁2cの方向に向かって設置されている。また、桁2aには、桁2bの方向に延びる腕材7が設置されている。腕材6aおよび腕材7の各々には、吊材21が取り付けられ、橋軸方向に延びる縦梁8a,8bが吊り下げられている。また、腕材6bおよび環状内側の腕材4bの各々にも、吊材21が取り付けられ、橋軸方向に延びる縦梁8c,8dが吊り下げられている。
縦梁8a,8bには、横梁9aが橋軸方向に互いに平行であって等間隔に架け渡され、縦梁8c,8dには、横梁9bが橋軸方向に互いに平行であって等間隔に架け渡される。横梁は、中央の桁2bの下方において、横梁9aと横梁9bとは分割されており、分割位置では、横梁9aと横梁9bとが連結される。そして、縦梁8a,8bに架け渡された横梁9aおよび縦梁8c,8dに架け渡された横梁9bには、裏面パネルや恒久足場が設置される。ここでは、横梁9a,9bの間には、恒久足場11を構成する足場パネル11aが設置される。このように、例えば一径間において、上層部1aでは、環状外側において、腕材6aおよび腕材7から吊材21によって吊り下げられる縦梁8a,8bおよび横梁9aが1つの格子状の骨組み20を構成する。また、環状内側において、腕材6bおよび腕材4bから吊材21によって吊り下げられる縦梁8c,8dおよび横梁9bが1つの格子状の骨組み20を構成する。骨組み20では、縦梁8a~8dが上梁であって、横梁9a,9bが下梁である。
下層部1bにおいて中央に位置する桁2bには、腕材12が桁2bの方向に向かって設置されている。腕材12には、吊材13が取り付けられ、橋軸方向に延びる縦梁8xが吊り下げられている。横梁9aと横梁9bとは連結され、横梁9aは、腕材7から吊材13によって吊り下げられ、横梁9bは、腕材12および環状内側の腕材4bから吊材13によって吊り下げられている。そして、縦梁8a,8bに架け渡された横梁9aおよび縦梁8c,8dに架け渡された横梁9bには、裏面パネルや恒久足場が設置される。ここでは、横梁9a,9bの間には、恒久足場11を構成する足場パネル11aが設置される。下層部1bでは、横梁9bの方が横梁9aよりも長く構成されている。
上層部1aと下層部1bの間には、交通の安全を確保するため道路上において障害となる工作物や構築物の設置が許されない空間範囲である建築限界10が存在する。そこで、上層部1aの恒久足場11は、下層部1bの建築限界10の外側、すなわち上側に位置している。
次に、上層部1aにおいて、縦梁8a,8bおよび横梁9aで構成される骨組み20、ならびに、縦梁8b,8cおよび横梁9bで構成される格子状の骨組み20に恒久足場11を構成する足場パネル11aを設置する方法について説明する。ここでは、縦梁8a,8bおよび横梁9aで構成される骨組み20に足場パネル11aを設置する方法を例に説明する。
図3(a)に示すように、桁2aには、腕材7が桁2bに向けて固定されており、図3(b)に示すように、桁2bには、桁2aに向けて腕材6aが固定されている。そして、腕材7には、縦梁8aを吊り下げるための吊材21が取り付けられ、腕材6aには、縦梁8bを吊り下げるための吊材21が取り付けられる。
吊材21は、断面形状がL字形状の長尺部材であって、第1片21aと第2片21bとを備えている。図4(a)に示すように、第1片21aは、調整孔22と、下側固定孔23と、上側固定孔24とを備えている。調整孔22は、骨組み20の吊り下げ方向を長手方向とした長孔であって、長手方向の長さは、骨組み20を吊り下げる分の寸法に設定されている。下側固定孔23は、調整孔22の下側に設けられた丸孔である。上側固定孔24は、調整孔22の上側に設けられた丸孔である。第1片21aは、腕材7,6aに固定するための片なる。第2片21bは、下端部が縦梁8a,8bに固定するための連結材25が取り付けられる。連結材25は、L字部材であって、第1連結片25aと第2連結片25bとを備え、第1連結片25aが第2片21bの下端部にボルトとナットによってボルト締結される。また、第2連結片25bが縦梁8a,8bの上フランジ19eとボルト締結される。
図3(a)および(b)に示すように、腕材6aおよび腕材7の各々は、桁2a,2bと一体的であって、骨組み20を吊り下げ支持する支持部である。腕材7,6aは、例えば溝形鋼であって、ウェブ19aと、上フランジ19bと、下フランジ19cとを備えている。腕材7,6aの基端部は、桁2a,2bに固定され、橋軸直角方向に延在している。そして、先端側のウェブ19aには、第1片21aが取り付けられる。図4(b)に示すように、ウェブ19aには、第1片21aを固定するための丸孔で構成された支持孔が設けられている。具体的に、ウェブ19aには、下から上に向かって、第1支持孔26a、第2支持孔26b、および、第3支持孔26cが1列に並んで設けられている。
図4(c)に示すように、骨組み20を降下する前、下側固定孔23と第1支持孔26aに第1ボルト27aが挿通されボルト締結される。また、調整孔22と第2支持孔26bに第2ボルト27bが挿通され、調整孔22の下端部でボルト締結される。これにより、骨組み20は、第1高さH1に維持される。
骨組み20を降下させるときは、第1ボルト27aが下側固定孔23と第1支持孔26aから外される。また、第2ボルト27bは、固定部材としても機能するし、さらに、吊材21を下方に降下させるとき、緩められ、調整孔22の下端部から上端部へ移動するものである点で、骨組み20が降下する際の案内部材として機能する。
図4(d)に示すように、骨組み20を降下したときは、上側固定孔24と第3支持孔26cに第1ボルト27aが挿通されボルト締結される。また、調整孔22と第2支持孔26bに第2ボルト27bが挿通され、調整孔22の上端部でボルト締結される。これにより、骨組み20は、第2高さH2に維持される。
図5(a)に示すように、上フランジ19bには、腕材7,6aに対して縦梁8a,8bを吊る下げるためのチェンブロック18の上フック18aを掛けるための吊下片16がボルト締結されており、吊下片16には、係合部となるジャックル27が設けられている。縦梁8a,8bは、H鋼、I鋼などの形鋼であって、上フランジ19eに係合部となるアイボルト19dが設けられている。ジャックル27とアイボルト19dとの間には、吊下装置であるチェンブロック18の下フック18bが設置される。
図5(b)に示すように、チェンブロック18は、歯車と滑車を用いた増力機構であって、重量物をチェーンで上げ下げする装置である。そして、チェンブロック18の上フック18aには、ジャックル27が係合され、下フック18bには、アイボルト19dが係合される。チェンブロック18によって、腕材7,6aに対して縦梁8a,8bが吊り下げられる吊下位置P(図2参照)は、吊材21に対して近い位置であって、吊材21に対して上梁となる縦梁8a,8bの延びる方向にずれた位置となる。そして、格子形状の骨組み20は、例えば骨組み20の角部、すなわち4点でチェンブロック18によって吊り下げられる。また、吊下位置Pは、角部以外の場所でも吊り下げるようにし、5カ所以上とする場合もある。また、骨組み20の大きさなどによっては、3カ所の場合もある。
図6(a)に示すように、上層部1aには、建築限界10の上側に、桁2a,2b,2cを覆うように、仮設足場31が設置される。仮設足場31内において、桁2a,2bには、腕材7,6aがボルト締結される。そして、腕材7,6aには、吊材21がボルト締結され、吊材21に対して、骨組み20を構成する縦梁8a,8bがボルト締結され、さらに、縦梁8a,8bには、横梁9aがボルト締結され、これにより、骨組み20が設置される。
ここで、腕材7,6aと吊材21との位置関係を説明する。図4(b)に示すように、下側固定孔23と第1支持孔26aに第1ボルト27aが挿通されボルト締結される。また、調整孔22と第2支持孔26bに第2ボルト27bが挿通され、調整孔22の下端部でボルト締結される。これにより、骨組み20は、桁2a,2bに近い第1高さH1に位置される。骨組み20は、4点の角部またはその近くで吊材21に支持され、桁2a,2bもしくは腕材7,6aに対して橋軸方向および橋軸直角方向の位置が決められる。この状態で、図5(a)に示すように、ジャックル27とアイボルト19dとの間には、チェンブロック18が設置され、骨組み20は、チェンブロック18によって軽く吊り下げられた状態とされる。図6(b)に示すように、この後、仮設足場31が解体され撤去される。
次いで、吊材21は、第1ボルト27aが下側固定孔23と第1支持孔26aから外される。また、第2ボルト27bが調整孔22と第2支持孔26bに対して緩められる。すなわち、吊材21と腕材7,6aとは、緩んだ状態の第2ボルト27bで繋がっているだけの状態となる。これにより、骨組み20は、チェンブロック18に吊り下げられ、第1高さH1から第2高さH2にまで降下可能な状態となる。
図7に示すように、チェンブロック18による作業は、高所作業車32を下層部1bに配置し、作業台33をチェンブロック18の高さまで上昇させる。なお、伸縮足場やゴンドラなどを用いてもよい。そして、作業者によってチェンブロック18が操作され、骨組み20が第1高さH1から第2高さH2まで降下される。第2高さH2も、第1高さH1より低いが建築限界10の上側の位置である。
このとき、骨組み20を吊り下げている4台のチェンブロック18は、同時に操作され、できるだけ降下速度が同じとなるように操作される。図8および図9に示すように、骨組み20が降下するとき、第2ボルト27bは調整孔22の下端部から上端部へと移動し、この際、第2ボルト27bは、骨組み20を降下させる際の案内部材として機能する。また、吊材21の第1片21aは、ウェブ19aに対して面接触している。したがって、骨組み20は、降下時において、橋軸方向に揺れることを抑えることができる。
そして、図4(c)に示すように、第2高さH2において、上側固定孔24と第3支持孔26cに第1ボルト27aが挿通されボルト締結される。また、調整孔22と第2支持孔26bに挿通されている第2ボルト27bは、調整孔22の上端部でボルト締結される。なお、上側固定孔24と第3支持孔26cに締結するボルトは、第1ボルト27aとは別のボルトとしてもよい。
ところで、チェンブロック18による骨組み20の吊下位置Pは、腕材7,6aに対して設けられた吊下片16のジャックル27からの垂下位置であって、吊材21に対して上梁となる縦梁8a,8bの延びる方向にずれた位置である。そして、吊下位置Pは、吊材21に対して近くである。したがって、複数の吊下位置Pにおいて、チェンブロック18による骨組み20の降下速度にばらつきがあったとしても、吊下位置Pが吊材21に対して離れている場合よりも骨組み20の傾きを小さくすることができる。
図10に示すように、骨組み20が第1高さH1から第2高さH2に降下されると、次いで、下層部1bの高所作業車32を移動させ、作業台33を上層部1aの側面に移動させ、側面パネル5が設置される。その後、図11に示すように、作業台33を上層部1aの骨組み20に足場パネル11aが横梁9aの間に架け渡され固定され、恒久足場11が完成する。
以上のような実施形態は、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)骨組み20は、建築限界10の上側に設置された仮設足場31内で組み立てられ、そのまま第2高さH2まで降下される。したがって、上層部1aの下側の空間が狭く、建築限界10によって仮設足場の高さが制限されるような場所であっても、桁下空間を十分に確保した恒久足場11を設置することができる。
(2)骨組み20は、第1高さH1において設置され、次いで、第2高さH2に降下され、その後、恒久足場11のための足場パネル11aが設置される。したがって、工期の短縮を実現できる。
(3)骨組み20は、桁2a,2bもしくは腕材7,6aに対して橋軸方向および橋軸直角方向の位置合わせされた状態を第1高さH1から第2高さH2に降下されるときにも維持することができる。
(4)第2高さH2に恒久足場を直接設ける場合に合わせて仮設足場31を設置する場合、当該仮設足場は、建築限界10にかかってしまうが、ここでは、第1高さH1に骨組み20を組み立てる場合に合わせて仮設足場31を設置するようにしている。したがって、仮設足場31を建築限界10の上側に設けることができる。
(5)吊材21は、骨組み20を第1高さH1から第2高さH2に降下するとき、調整孔22に係合している第2ボルト27bを案内部材として機能させることができる。そして、骨組み20の降下時などにおいて、骨組み20の少なくとも橋軸方向の揺れを抑えることができる。
(6)第2高さH2は、調整孔22の長手方向の寸法で規定することができる。すなわち、第2ボルト27bが調整孔22の上端部に突き当たるまで骨組み20を降下させればよい。したがって、骨組み20の4点の高さを第2高さH2に容易に揃えることができる。
(7)チェンブロック18による骨組み20の吊下位置Pは、吊材21に対して近くである。したがって、チェンブロック18による骨組み20の降下速度にばらつきがあったとしても、吊下位置Pが吊材21に対して離れている場合よりも骨組み20の傾きを小さくすることができる。
なお、上記実施形態は、さらに、例えば以下のように適宜変更して実施することもできる。
・図12(a)は、ウェブ19aに設けられた支持孔の変形例であって、支持孔が3つではなく2つの例である。具体的に、ウェブ19aには、下から、第1支持孔26a、および、第2支持孔26bが上下に並んで設けられている。
図12(b)に示すように、骨組み20を降下する前、下側固定孔23と第1支持孔26aに第1ボルト27aが挿通されボルト締結される。また、調整孔22と第2支持孔26bに第2ボルト27bが挿通され、調整孔22の下端部でボルト締結される。
骨組み20を降下するとき、第1ボルト27aが下側固定孔23と第1支持孔26aから外されるとともに、第2ボルト27bが緩めた状態にされる。そして、図12(c)に示すように、若干吊材21が降下されたところで、第1ボルト27aが調整孔22に挿通され、第1支持孔26aに緩んだ状態で締められる。これにより、調整孔22には、第2ボルト27bおよび第1ボルト27aの2つが挿通され各々が案内部材となる。そして、橋軸直角方向に揺れにくくなる。
そして、図12(d)に示すように、第2ボルト27bが調整孔22の上端部に突き当たるまで、骨組み20は降下される。そして、図12(e)に示すように、第2ボルト27bを外し、第1ボルト27aが調整孔22の上端部に突き当たるまで若干降下される。その後、第2ボルト27bが上側固定孔24と第2支持孔26bに挿通されボルト締結される。また、第1ボルト27aが調整孔22の上端部でボルト締結される。
以上のような例によれば、骨組み20を第1高さH1から第2高さH2に降下させるとき、調整孔22には、第2ボルト27bおよび第1ボルト27aの2つが挿通される。したがって、橋軸直角方向の揺れを抑えることができる。また、吊材21を2つのボルトで腕材に固定することができる。
なお、骨組み20を降下するときに下側固定孔23と第1支持孔26aから外された第1ボルト27aは、再利用せず、骨組み20の降下後、調整孔22および第1支持孔26aには、別のボルトを緩んだ状態で締めるようにしてもよい。また、第1ボルト27a、または、代わりのボルトを調整孔22および第1支持孔26aに緩んだ状態で締めた後、第2ボルト27bを外し、その後、骨組み20を降下させるようにしてもよい。すなわち、降下時、調整孔22には、案内部材となるボルトが1つだけ係合している状態としてもよい。さらに、第2高さH2において、上側固定孔24と第2支持孔26bに挿通されるボルトは、第2ボルト27bではなく別のボルトであってもよい。
・図13(a)は、ウェブ19aに設けられた支持孔が3つ設けられている。すなわち、ウェブ19aには、下から、第1支持孔26a、第2支持孔26b、および、第3支持孔26cが1列に並んで設けられている。
吊材21は、調整孔22と、下側固定孔23と、上側固定孔24とを備えている。さらに、下側固定孔23の下側に下側追加固定孔41を備え、上側固定孔24の上側に上側追加固定孔42を備えている。
図13(b)に示すように、骨組み20を降下する前、下側追加固定孔41と第1支持孔26aに第1ボルト27aが挿通されボルト締結される。また、下側固定孔23と第2支持孔26bに第2ボルト27bが挿通されボルト締結される。さらに、調整孔22と第3支持孔26cに第3ボルト27cが挿通され、調整孔22の下端部でボルト締結される。
骨組み20を降下するとき、第1ボルト27aが下側追加固定孔41と第1支持孔26aから外されるとともに、第2ボルト27bが下側固定孔23と第2支持孔26bから外される。また、第3ボルト27cを緩めた状態にされる。そして、図13(c)に示すように、若干吊材21が降下されたところで、第1ボルト27aおよび第2ボルト27bが調整孔22に挿通され、第1支持孔26aに緩んだ状態で締められる。これにより、調整孔22には、第3ボルト27c、第2ボルト27bおよび第1ボルト27aの3つが挿通され各々が案内部材となる。そして、橋軸直角方向に揺れにくくなる。
そして、図13(d)に示すように、第3ボルト27cが調整孔22の上端部に突き当たるまで、骨組み20は降下される。そして、図13(e)に示すように、第3ボルト27cおよび第2ボルト27bを外し、第1ボルト27aが調整孔22の上端部に突き当たるまで若干降下される。その後、第2ボルト27bが上側固定孔24と第2支持孔26bに挿通されボルト締結されるとともに、第3ボルト27cが上側追加固定孔42と第3支持孔26cに挿通されボルト締結される。また、第1ボルト27aが調整孔22の上端部でボルト締結される。
以上のような例によれば、骨組み20を第1高さH1から第2高さH2に降下させるとき、調整孔22には、第3ボルト27c、第2ボルト27bおよび第1ボルト27aの3つが挿通される。また、1つまたは2つのボルトが挿通されている場合よりも、橋軸直角方向の揺れを抑えることができる。また、第2高さH2において、吊材21を3つのボルトで腕材に固定することができる。
なお、骨組み20を降下するときに下側追加固定孔41と第1支持孔26aから外された第1ボルト27aは、再利用せず、調整孔22および第1支持孔26aには、別のボルトを緩んだ状態で締めるようにしてもよい。同様に、下側固定孔23と第2支持孔26bから外された第2ボルト27bは、再利用せず、調整孔22および第2支持孔26bには、別のボルトを緩んだ状態で締めるようにしてもよい。また、骨組み20を降下させるときは、第1ボルト27aのみを調整孔22および第1支持孔26aに緩んだ状態で締めるようにしてもよい。さらに、第2高さH2において、上側固定孔24と第2支持孔26bに挿通されるボルトは、第2ボルト27bではなく別のボルトであってもよい。また、第2高さH2において、上側追加固定孔42と第3支持孔26cに挿通されるボルトは、第3ボルト27cではなく別のボルトであってもよい。
・吊材21の案内部材として機能する部材は、ボルトに限定されるものではなく、調整孔22に係合し吊材21の降下を案内できる部材であれば、その構成は特に限定されるものではない。
・以上の実施形態のように、縦梁8a~8dが上梁であって、横梁9a,9bが下梁である場合において、吊材21は、上梁である縦梁8a~8dではなく、下梁である横梁9a,9bに、吊材21を接続するようにしてもよい。そして、チェンブロック18も、腕材7,6aと下梁である横梁9a,9bとの間に配置するようにしてもよい。
・以上の実施形態では、縦梁8a~8dが上梁であって、横梁9a,9bが下梁であるが、これとは逆に、横梁9a,9bが上梁であって、縦梁8a~8dが下梁であってもよい。この場合も、吊材21は、上梁である横梁9a,9bと接続してもよいし、下梁である縦梁8a~8dと接続してもよい。そして、チェンブロック18も、腕材7,6aと、上梁である横梁9a,9b、下梁である縦梁8a~8dの何れか梁材との間に配置するようにしてもよい。
・骨組み20は、縦梁8a~8dだけとし、横梁9a,9bを省略する構成としてもよい。この場合、横梁9a,9bの代わりに仮材を配置し、縦梁8a~8dや仮材を使って足場パネル11aを配置するようにしてもよい。
また、横梁9a,9bだけとし、縦梁8a~8dを省略する構成としてもよい。この場合、縦梁8a~8dの代わりに仮材を配置し、仮材や横梁9a,9bを使って足場パネル11aを配置するようにしてもよい。
・骨組み20を第2高さH2に降下させてから、全ての足場パネル11aを骨組み20に対して設置するようにしてもよい。また、第1高さH1のときに骨組み20に対して一部の足場パネル11aを設置し、骨組み20を第2高さH2に降下させてから残りの足場パネル11aを骨組み20に対して設置するようにしてもよい。
・骨組み20を第2高さH2に降下させた後、吊材21を恒久的に使用する吊材に交換してもよい。
・1つ骨組み20をチェンブロック18で吊り下げる吊下位置Pおよび/または吊材21で吊り下げる吊下位置Pは、3カ所であってもよいし、5カ所以上であってもよい。
・橋梁下に吊材21を用いて設置する吊下物としては、恒久足場だけでなく、検査路、排水装置、添架物などの橋梁付属物であってもよい。
1a…上層部、1b…下層部、2a-2c…桁、3a,3b…床版、4a,4b…腕材、5…側面パネル、6a,6b…腕材、7…腕材、8a-8d,8x…縦梁、9a,9b…横梁、10…建築限界、11…恒久足場、11a…足場パネル、12…腕材、13…吊材、16…吊下片、18…チェンブロック、18a…上フック、18b…下フック、19a…ウェブ、19b…上フランジ、19c…下フランジ、19d…アイボルト、19e…上フランジ、20…骨組み、21…吊材、21a…第1片、21b…第2片、22…調整孔、23…下側固定孔、24…上側固定孔、25…連結材、25a…第1連結片、25b…第2連結片、26a…第1支持孔、26b…第2支持孔、26c…第3支持孔、27…ジャックル、27a…第1ボルト、27b…第2ボルト、27c…第3ボルト、31…仮設足場、32…高所作業車、33…作業台、41…下側追加固定孔、42…上側追加固定孔。

Claims (8)

  1. 橋梁下に恒久足場を設置する設置方法であって、
    建築限界外において、前記恒久足場の骨組みを、桁が有する支持部と前記骨組みとを接続する吊材で第1高さに設置する工程と、
    前記建築限界外において、前記骨組みを前記第1高さから第2高さまで吊下装置で降下し、前記吊材で前記骨組みを前記第2高さに設置する工程とを備え、
    前記骨組みが前記吊材によって前記桁に対して位置合わせがされた状態で前記第1高さから前記第2高さへ降下される
    恒久足場設置方法。
  2. 前記橋梁下において、前記建築限界外に設置された仮設足場内で前記骨組みが前記第1高さに設置され、
    前記仮設足場を解体してから、前記骨組みは前記第2高さに降下される
    請求項1に記載の恒久足場設置方法。
  3. 前記吊材は、少なくとも、
    調整孔と、前記調整孔の下側に位置する下側固定孔と、前記調整孔の上側に位置する上側固定孔とを備え、前記調整孔は、前記骨組みの吊り下げ方向に延びる長孔で構成され、前記下側固定孔および前記上側固定孔は、丸孔で構成され、
    前記骨組みが前記第1高さのとき、前記吊材は、前記支持部に対して、前記下側固定孔および前記調整孔の下端部において固定され、
    前記骨組みを前記第1高さから前記第2高さに降下させるとき、前記下側固定孔での固定が解除され、次いで、前記調整孔の下端部に位置する固定部材が緩められ、前記固定部材が案内部材となって前記調整孔の上端部に移動するように前記吊材が前記支持部に対して降下され、
    前記吊材が前記上側固定孔および前記調整孔の上端部において前記支持部に対して固定される
    請求項1または2に記載の恒久足場設置方法。
  4. 前記骨組みを前記第1高さから前記第2高さに降下させるとき、前記調整孔には、複数の案内部材が係合している
    請求項3に記載の恒久足場設置方法。
  5. 前記骨組みは、橋軸方向に延びる縦梁と橋軸直角方向に延びる横梁とを備え、何れか一方が上側に位置する上梁であって、他方が前記上梁の下側に位置する下梁であって、
    前記吊材は、前記上梁および前記下梁の何れか一方の梁材と接続され、前記吊下装置は、前記支持部と前記一方の梁材との間に配置され、
    前記吊下装置による前記一方の梁材の吊下位置は、前記吊材に対して前記一方の梁材が延びる方向にずれている
    請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の恒久足場設置方法。
  6. 前記上梁が前記縦梁であり、前記下梁が前記横梁であり、
    前記吊材は、前記支持部と前記縦梁に接続され、
    前記吊下装置は、前記支持部と前記縦梁との間に配置され、
    前記吊下装置による前記上梁の吊下位置は、前記吊材に対して前記縦梁が延びる方向にずれている
    請求項5に記載の恒久足場設置方法。
  7. 前記骨組みは、橋軸方向に延びる縦梁および橋軸直角方向に延びる横梁のうち少なくとも一方の梁材を備え、
    前記吊材は、前記梁材と接続され、前記吊下装置は、前記支持部と前記梁材との間に配置され、
    前記吊下装置による前記梁材の吊下位置は、前記吊材に対して前記梁材が延びる方向にずれている
    請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の恒久足場設置方法。
  8. 橋梁下に付属物を設置する設置方法であって、
    建築限界外において、前記付属物を、桁が有する支持部と前記付属物とを接続する吊材で第1高さに設置する工程と、
    前記付属物を吊下装置で吊り下げる工程と、
    前記建築限界外において、前記付属物を前記第1高さから第2高さまで吊下装置で降下し、前記吊材で前記付属物を前記第2高さに設置する工程とを備え、
    前記付属物が前記吊材によって前記桁に対して位置合わせがされた状態で前記第1高さから前記第2高さへ降下される
    橋梁付属物設置方法。
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