JP7196975B2 - ロール媒体の供給装置、および記録装置 - Google Patents

ロール媒体の供給装置、および記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、ロール媒体の供給装置、および当該供給装置を備えた記録装置に関する。
従来、ロール紙などのロール媒体を備え、ロール媒体から供給される連続紙に印刷を行う記録装置が知られている。
例えば、特許文献1には、上下2段にロール紙を備えたプリント装置が開示されている。当該文献によれば、ロール紙は、プリント装置に設けられたシートの供給装置にセットされる。供給装置は、アーム部材とその先端に設けられた揺動部材とを備えており、ロール紙を斜め上方からアーム部材にセットするとしている。また、当該文献の図4に示すように、アーム部材の先端の揺動部材は、略水平方向に延在し、その先端は鋭利に描写されている。
特許文献1の記載からすると、供給装置へのロール紙のセットは、ユーザーが行っているものと推測されるが、大きくて重いロール紙を人手で持ち上げてセットするのは容易ではなく、効率化が求められていた。例えば、下段の供給装置を引出し式にすれば、ロール紙のセットの効率的が図れると考えられる。
特開2016-104665号公報
しかしながら、特許文献1の供給装置に引出し式を適用した場合、ロール紙に傷が付いてしまう恐れがあった。詳しくは、引出し式ユニットに載せられたロール紙が、水平に移動して供給装置に収納される際に、アーム部材の先端の揺動部材がロール紙にぶつかってしまい、ロール紙を傷つける恐れがあった。
本願に係るロール媒体の供給装置は、ロール媒体の軸を支持して、前記ロール媒体を保持する保持部と、前記保持部に保持された前記ロール媒体に対して、下方から前記軸の方向に向けて押圧されて当接し、前記ロール媒体の外径の変化に応じて変位するガイド部材と、を有し、前記保持部は、供給装置本体から第1方向に引出し可能であり、前記ガイド部材は引き出された前記保持部が、前記供給装置本体に収納される際に、前記ロール媒体に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して前記保持部の移動経路から下方に退避させられる。
本願に係る記録装置は、ロール媒体の軸を支持して、前記ロール媒体を保持する保持部と、前記保持部に保持された前記ロール媒体に対して、下方から前記軸の方向に向けて押圧されて当接し、前記ロール媒体の外径の変化に応じて変位するガイド部材と、前記ロール媒体から引き出されたシートが通過する給紙経路と、を有する供給装置を備え、前記ロール媒体から引き出された前記シートに記録を行う記録部を含み、前記保持部は、供給装置本体から第1方向に引出し可能であり、前記ガイド部材は引き出された前記保持部が前記供給装置本体に収納される際に、前記ロール媒体の外周に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して前記保持部の移動経路から下方に退避させられる。
実施形態1に係る記録装置を正面上方から見た斜視図。 記録装置の側断面図。 図2における供給装置の拡大図及び下段保持部を引出した態様図。 ガイド部材の概要を示す側面図。 揺動部の拡大斜視図。 揺動部を下方から見た斜視図。 図4の揺動部近傍の拡大図。 下段保持部を引き抜き、前面から供給装置内部の給紙部近傍を見た斜視図。 ロール媒体を収納する際のガイド部材の動作態様図。 実施形態2に係るロール媒体の頭出し第1動作を説明する側断面図。 ロール媒体の頭出し第2動作を説明する側断面図。 ロール媒体の頭出し第3動作を説明する側断面図。
実施形態1
***記録装置の概要***
図1は、記録装置を正面上方から見た斜視図である。
本願に係る記録装置200は、芯部材にシートが巻き回されたロール媒体1を回転可能に保持するとともに、ロール媒体1から引き出されたシートの表面にインクを吐出することによって印刷する、インクジェット式の大判プリンターである。大判プリンターとは、例えば短辺幅がA0(841mm)などの大きいサイズのシートに印刷記録を行うことが可能なプリンターである。ロール媒体1は、円筒状の芯部材にシートが巻回されたロール紙であり、複数のサイズがある。また、シートとしては、紙、樹脂製のフィルム、布帛や、これらを組み合わせたシート部材を用いることができる。
図1に示すように、記録装置200は、記録部150、供給装置100などから構成されている。記録装置200は、略直方体をなしており、供給装置100と、記録部150とを重ねた構成となっている。供給装置100は、給紙ユニットであり、ロール媒体1が2本セットされている。なお、ロール媒体1の回転軸である軸2の延在方向をX軸方向、ロール媒体1の積層方向をY軸方向とする。また、記録装置200の奥行方向をZ軸方向とする。記録装置200のX軸方向の長さを幅、X軸の矢印の先端側を右側、X軸の矢印の基端側を左側ともいう。同様に、記録装置200のY軸方向の長さを高さ、Y軸の矢印の先端側を上側、Y軸の矢印の基端側を下側ともいう。そして、記録装置200と正対する位置にユーザーが立ち、供給装置100にロール媒体をセットする側は、Z軸の矢印の基端側であり、引出し方向という。反対側の収納方向はZ軸の矢印の先端側である。なお、引出し方向を上流、収納方向を下流ともいう。他の図においても、同様である。
図1に示すように、記録部150は、支持台50、ガイド部55、キャリッジ60、記録ヘッド65などから構成される。
支持台50は、記録部150内部の略中央に配置され、幅方向に延在する板状部材である。ガイド部55は、支持台50から斜め上方の後面に支持され、幅方向に延在する棒状あるいは板状の部材である。ガイド部55は、キャリッジ60を移動可能に支持している。キャリッジ60は、不図示の駆動モーターや、駆動ベルトにより、ガイド部55に沿って幅方向に往復移動可能に構成されている。キャリッジ60には、記録ヘッド65が搭載されている。記録ヘッド65は、複数のインク吐出孔(図示せず)が支持台50側に向けて設置されている。記録ヘッド65は、支持台50に支持されるシートに対してインクを吐出することにより記録を行う。
図2は、記録装置の側断面図である。
図2に示すように、記録部150は、さらに搬送部70、排紙支持台80、切断部90などを含んで構成される。
搬送部70は、中間ローラー71、搬送ローラー72などから構成されている。
中間ローラー71、搬送ローラー72は、下方の供給装置100から供給されるシートを支持して支持台50へ搬送する。中間ローラー71、搬送ローラー72は、幅方向に沿って延在するローラー軸を有している。当該ローラー軸には、駆動モーター(図示せず)が連結され、中間ローラー71、搬送ローラー72を回転駆動可能としている。中間ローラー71及び搬送ローラー72には、それぞれに対となる従動ローラー(図示せず)が設けられており、シートの表裏を各ローラー対で挟持して搬送する。
排紙支持台80は、支持台50の下流側に配置される。当該排紙支持台80は、支持台50を通過したシートを支持するとともに、記録装置200の前面に形成された排紙口81へシートを案内する。切断部90は、記録装置200内に設けられた制御部(図示せず)の制御により、シートを任意の長さで切断する。切断部90によって切断されたシートは排紙口81から排出される。
なお、上記では、記録部150をインクジェット式であるものとして説明したが、他の印刷方式であっても良い。例えば、感光ドラムを備えた電子写真式の記録部150としても良い。
***供給装置の概要***
図2に示すように、本願に係る供給装置100は、上段保持部10と下段保持部40とによる、上下2段構成となっており、下段保持部40は引出し式となっている。
供給装置100は、上段保持部10、下段保持部40、上下それぞれ独立して記録部150にシートを供給可能な給紙部11などを備えている。
なお、本実施形態では、上下2段の保持部を備えた供給装置100を説明するが、下段保持部40の1段のみの構成であってもよい。
図1に戻る。
上段保持部10は、供給装置100の上段に位置している。上段保持部10におけるロール媒体1のセットは、ユーザーが斜め上方から直接ロール媒体1を投入する。
下段保持部40は、引出し式となっており、ロール媒体1のセット時には、図示しない下段保持部40下方の取手部を把持して手前に引くことで引き出せる。
図3は、図2における供給装置の拡大図であり、下段保持部を引出した態様も図示している。
図3の引出し態様図に示すように、下段保持部40は、ベース部7、一対の軸受け部8、レール(図示せず)などから構成される。下段保持部40は、ロール媒体1の軸2を支持してロール媒体1を保持する部位である。なお、下段保持部40の引出し方向、及び、収納方向を第1方向ともいう。換言すれば、第1方向は、供給装置100の前面から水平な方向である。
ベース部7は、下段保持部40の底面を形成する矩形の板状部材である。
軸受け部8は、ベース部7の左右端部からそれぞれ立設する左右対称の板状部材である。一対の軸受け部8は、上面部の中央付近に切欠部9が設けられている。当該切欠部9は、ロール媒体1の軸2を支持することでロール媒体1を保持する。ベース部7の幅方向の端面には、Z軸方向に延在するレール(図示せず)が設けられており、供給装置100本体の対応する位置に設けられたレール受け部(図示せず)と摺動する。これにより、下段保持部40は、引出し及び収納が可能となる。そして、下段保持部40の収納状態にあるときに、ロール媒体1の軸2は、供給装置100本体に設けられた駆動機構(図示せず)に連結されてロール媒体1を正回転及び逆回転に駆動可能となる。
給紙部11は、下経路部材12、上経路部材13、分離フラッパー14、カム部材18、ガイド部材30などから構成される。
図3に示すように、下経路部材12は、ロール媒体1から引き出されたシートを裏面から支持する支持部材である。下経路部材12は、搬送部70(図2)にシートを送る給紙経路17を形成する部材であり、その上面は、奥行方向に向かって斜め上方に傾斜している。また、下経路部材12の板状部材の内部には、ガイド部材30を駆動するカム部材18などが設けられる。そして、下経路部材12の上面の中央付近にはガイド部材30の支点と係合する第1回動軸20の受け部が設けられている。
上経路部材13は、下経路部材12と対となって、給紙経路17を形成する部材であり、その下面が、下経路部材12の上面に沿って、奥行方向に向かって斜め上方に傾斜している。ロール媒体1から引き出されたシートは、給紙経路17を通過して、上方に位置する搬送部70(図2)に受け渡される。また、上経路部材13におけるロール媒体1側の端部には、第3回動軸15の受け部が設けられ、分離フラッパー14が係合される。
分離フラッパー14は、図示しないねじりばねによってロール媒体1を軽く押圧する碇状の部材である。第3回動軸15を支点に、分離フラッパー14が回動可能である。また、分離フラッパー14のロール媒体1に近い端部には、コロ16が設けられる。分離フラッパー14は、ロール媒体1の頭出し動作に用いられる。ロール媒体1の頭出し動作については、後述する。
***ガイド部材***
図4は、ガイド部材の概要を示す側面図である。
ガイド部材30は、アーム部31、揺動部32などから構成されたロール媒体1の案内部材である。
図4に示すように、アーム部31は、第1回動軸20を支点にシーソー状に上下揺動する棒状の部材である。当該アーム部31に設けられる第1回動軸20は、下経路部材12の上部に設けられた第1回動軸20の受け部と係合している。
ロール媒体1をセットする前の初期状態において、アーム部31は、第1回動軸20を支点として、第1方向に沿って上流側に長く、下流側に短く延在している。アーム部31の上流側には、ロール媒体1を支え易くするために、下側に僅かに屈曲した屈曲部が設けられている。アーム部31の下流側の端部を一端、上流側の端部を他端とする。なお、他端のことを先端ともいう。
アーム部31の下流側の一端には、コイルばね19が接続されている。コイルばね19は、下経路部材12の内部に設けたカム部材18と連結しており、カム部材18の回転に応じて、アーム部31の先端の位置を上下移動可能な構成となっている。換言すれば、ガイド部材30は、下段保持部40に保持されたロール媒体1に対して、下方から軸2の方向に向けて押圧され当接される。そして、ガイド部材30は、ロール媒体1の外径の変化に応じて変位するように設けられている。
図5は、揺動部の拡大斜視図である。
アーム部31の先端には、揺動部32が設けられる。揺動部32は、ロール媒体1のさそい部材であり、その先端は、アーム部31の先端から突出して設けられる。
揺動部32は、第1ローラー33、2つの第2ローラー34,35、ねじりばね37などから構成される。
揺動部32は、下流側の第1辺38と、第1辺38から上流側の下方に伸びる第2辺39を有する切り妻屋根状の部材である。第1辺38は略水平方向に延在しており、第2辺39は、水平方向に対して約30度の角度を持って上流側の下方に延在している。
揺動部32の第1辺38の上流側の端部には第2ローラー34が設けられており、下流側の端部には第2ローラー35が設けられている。換言すれば、第1辺38の両端には、それぞれ第2ローラー34,35が設けられている。揺動部32の第1辺38の中央には、幅方向に延在する第2回動軸36が設けられている。換言すれば、2つの第2ローラー34,35の間に、第2回動軸36が配置されている。そして、第2回動軸36は、アーム部31の先端側に設けた第2回動軸36の受け部と係合して、揺動部32は、第2回動軸36を支点に回動可能に設けられている。なお、第2ローラーは、1つの構成であっても良い。
揺動部32の第2辺39の上流側の端部には、第1ローラー33が設けられている。
好適例において、アーム部31、及び、揺動部32の本体は樹脂で構成される。例えば、ABS樹脂や、ポリカーボネート樹脂を用いる。なお、金属を用いても良い。また、好適例において、第1ローラー33は、樹脂製のローラーを用いる。例えば、ポリアセタール樹脂のローラーを用いる。なお、摺動性が高く、紙に傷を付けにくい材料であれば良く、例えば、ゴムや、エラストマーを用いても良い。第2ローラー34,35も同様である。なお、詳しくは後述するが、アーム部31を樹脂製としているのは、シート幅に沿ってアーム部(ガイド部材)が複数設けられる構成となっているため、負荷分散が図られるためである。
好適例において、第1ローラー33の直径は約15mmで、長さは約5cmとしている。第2ローラー34,35も同様である。
図6は、揺動部を下方から見た斜視図である。
揺動部32の背面には、第2回動軸36に対して、第1ローラー33が配置された側を下方に押圧する付勢部としてのねじりばね37を備えている。ねじりばね37は、第2回動軸36の両端の部分にねじりばね37の中心が挿入される。そして、ねじりばね37の両端は、アーム部31の内側に設けられたL字状の係止リブに固定される。
図4に戻る。
このような揺動部32は、第2回動軸36を支点として、アーム部31の他端側と係合してシーソーのように揺動する。下段保持部40の収納過程において、ロール媒体1には最初に第1ローラー33が接触する。ロール媒体1の第1ローラー33への接触に伴い、揺動部32が第2回動軸36を支点として、第1ローラー33をより下方に押下げる方向に動く。この際、ねじりばね37の抗力は、ロール媒体1を押し上げる方向に作用する。
そして、揺動部32の動きだけでは吸収できない押下げ力が加わると、ガイド部材30全体が下方に動く。詳しくは、ガイド部材30は、揺動部32がロール媒体1に当接して、コイルばね19によって下方から上方に押圧される力に抗して、第1回動軸20を支点に先端側が下方に回動することで、下段保持部40の移動経路から下方に退避する。換言すれば、ガイド部材30は、ロール媒体1への接触に伴い、揺動部32とアーム部31との揺動により、ロール媒体1が揺動部32の第1辺38上に収まるように動く。そして、下段保持部40の収納状態において、2つの第2ローラー34,35は、ロール媒体1の外周に接触する。換言すれば、収納状態において、ロール媒体1は2つの第2ローラー34,35の上にセットされる。なお、少なくとも1つの第2ローラーがロール媒体1の外周に接触すれば良い。
図7は、図4の揺動部近傍の拡大図である。
図7は、アーム部31の屈曲部よりも下流側の延在部を略水平とした状態における揺動部32の態様図である。
図7に示すように、揺動部32の第1ローラー33の回転軸と、第2ローラー34の回転軸との中心を結んだ直線は、Z軸方向に対して角度αで交差する。好適例では、角度αを約30度としている。そして、アーム部31の屈曲部よりも下流側の延在部と、Z軸方向との角度βは略1度である。
図4と比べて、図7では、揺動部32全体が上方に持ち上がった状態となっているが、第1ローラー33は、第2ローラー34,35より下方に位置している。換言すれば、第1ローラー33は、ロール媒体1に接触しない場合において、第2ローラー34,35より下方に配置される。
図8は、下段保持部を引出した態様で、前面から供給装置内部の給紙部近傍を観察した斜視図である。
図8に示すように、給紙部11には、複数のガイド部材が設けられている。なお、各ガイド部材を区分けするために、ガイド部材30A,30B,30Cという附番としている。複数のガイド部材が設けられているのは、様々なサイズのロール媒体1を収納するためである。供給装置100では、シート幅が10インチから44インチまで、直径が約10.3cmから17cmまでのロール媒体1を収納可能な仕様となっている。なお、このサイズに限定するものではなく、設計仕様に応じて、上記寸法の範囲外のロール媒体1を使用しても良い。
図8に示すように、ガイド部材30Aは、ロール媒体1の右端面に取り付けられるフランジ(図示せず)の位置を基準(基準位置)に約14インチの位置に設置されている。そして、ガイド部材30Bは約20インチの位置に、ガイド部材30Cは約31インチの位置に設置される。このように、複数のガイド部材は、基準位置に近い側が密に、基準位置から離れるにつれて疎となるように設けられている。なお、図示は省略しているが、ガイド部材30Cの左側及びガイド部材30Aの右側にもガイド部材が設けられており、シート幅が異なるロール媒体1においても、少なくとも両端を支持可能な構成となっている。
このような構成により、シート幅が10インチから44インチまでのロール媒体1を収納可能に設けられている。
図9は、ロール媒体を収納する際のガイド部材の動作態様図であり、図3に対応している。図9は、図3の状態から、下段保持部40を供給装置100内部に収納する収納過程を示している。
ガイド部材30は、引き出された下段保持部40が、供給装置100本体に収納される際に、ロール媒体1に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して下段保持部40の移動経路から矢印Fで示すように、下方に退避させられる。この際、最初に、第1ローラー33がロール媒体1の軸2の高さよりも下方の位置でロール媒体1に接触し、ガイド部材30は、第1方向の下流側にある第1回動軸20を支点に回動して退避する。
そして、下段保持部40の収納状態において、ロール媒体1は2つの第2ローラー34,35の上に回動可能にセットされる。
なお、上記では、下段保持部40を引出し式とした構成について説明したが、上段保持部10も、引出し式の構成としても良い。換言すれば、鉛直方向に複数配置された保持部において、全ての保持部を引出し式としても良いし、少なくとも最上段より下方の保持部を引出し可能とすることであっても良い。
以上述べた通り、本実施形態のロール媒体1の供給装置100、および当該供給装置100を備えた記録装置200によれば、以下の効果を得ることができる。
ロール媒体1の供給装置100は、ロール媒体1の軸2を支持して、ロール媒体1を保持する下段保持部40と、下段保持部40に保持されたロール媒体1に対して、下方から軸2の方向に向けて押圧されて当接し、ロール媒体1の外径の変化に応じて変位するガイド部材30と、を有する。そして、下段保持部40は、供給装置100本体から第1方向に引出し可能であり、ガイド部材30は引き出された下段保持部40が、供給装置本体に収納される際に、ロール媒体1に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して下段保持部40の移動経路から下方に退避させられる。
この供給装置100によれば、ロール媒体1をセットした下段保持部40の収納の際に、ガイド部材30が下段保持部40の移動経路から下方に退避されるため、ロール媒体1がガイド部材30にぶつかることによるロール媒体1の傷の発生を抑制することができる。
ロール媒体1の供給装置100は、第1方向における、引出し方向を上流とし、収納方向を下流としたとき、ガイド部材30は、第1方向の下流側にある第1回動軸20を支点に回動して退避する。
この供給装置100によれば、ガイド部材30は、第1回動軸20を支点に回動することで、退避されるため、ロール媒体1がガイド部材30にぶつかることによるロール媒体1の傷の発生を抑制することができる。
ガイド部材30は、アーム部31と、揺動部32とを含んで構成され、アーム部31は、その一端が第1回動軸20の下流側に位置し、揺動部32は、アーム部31の他端側に設けられている。
この構成によれば、ガイド部材30は、アーム部31と、揺動部32とを含んで構成されるため、ロール媒体1への当接時における衝撃を緩和できる。
揺動部32は、下段保持部40の収納過程において、ロール媒体1に接触する第1ローラー33と、収納された下段保持部40におけるロール媒体1に接触する少なくとも1つの第2ローラーと、を有する。
この構成によれば、下段保持部40の収納過程において、ロール媒体1に対して第1ローラー33が最初に接触するため、第1ローラー33が回転することで、接触時におけるロール媒体1への衝撃を緩和できる。さらに、第1ローラー33が樹脂で構成されているため、接触時におけるロール媒体1の傷の発生をより抑制することができる。
揺動部32において、第1ローラー33は、第2ローラー34,35よりも上流側に配置され、下段保持部40の収納過程において、ロール媒体1の軸2の高さよりも、下方の位置でロール媒体1に接触する。
この構成によれば、下段保持部40の収納過程において、第1ローラー33が、ロール媒体1の中心より下側に接触するため、第1ローラー33の回転により、ガイド部材30の下方への退避がスムーズになる。
アーム部31の他端側にある揺動部32には、第2回動軸36が設けられ、揺動部32は、第2回動軸36を支点に回動可能に設けられる。
この構成によれば、第2回動軸36を支点として揺動部32を回動可能としたことにより、ガイド部材30の下方への退避がよりスムーズになる。
第2ローラー34,35は、2つ設けられ、第2回動軸36は、2つの第2ローラー34,35の間に配置されており、下段保持部40の収納状態において、2つの第2ローラー34,35は、ロール媒体1の外周に接触される。
この構成によれば、下段保持部40の収納状態において、ロール媒体1を2つの第2ローラー34,35により、回動可能に支持することができる。
揺動部32は、第2回動軸36に対して、第1ローラー33が配置された側を下方に押圧する付勢部としてのねじりばね37を備えている。
この構成によれば、第1ローラー33がロール媒体1に接触した際に、ねじりばね37によりロール媒体1を押し上げる方向の力が生じるため、ガイド部材30の下方への退避がスムーズになる。
第1ローラー33は、ロール媒体1に接触しない場合、第2ローラー34,35より下方に配置される。
この構成によれば、ロール媒体1との接触時において、第1ローラー33をロール媒体1の中心より下側に接触させることができる。
ロール媒体1の軸2は、下段保持部40が収納状態にあるときに駆動機構に連結されて駆動可能となる。
この構成によれば、下段保持部40の収納状態において、当該駆動機構により、ロール媒体1から引き出されたシートを給紙することができる。
ロール媒体1の供給装置100の保持部は、鉛直方向に複数配置され、少なくとも最上段より下方の下段保持部40を引出し可能とした。
この供給装置100によれば、下段保持部40へのロール媒体1のセットが容易になる。
記録装置200によれば、ロール媒体1の軸2を支持して、ロール媒体1を保持する下段保持部40と、下段保持部40に保持されたロール媒体1に対して、下方から軸2の方向に向けて押圧されて当接し、ロール媒体1の外径の変化に応じて変位するガイド部材30と、ロール媒体1から引き出されたシートが通過する給紙経路17と、を有する供給装置100を備え、ロール媒体1から引き出されたシートに記録を行う記録部150を含み、下段保持部40は、供給装置100本体から引出し可能であり、ガイド部材30は引き出された下段保持部40が供給装置100本体に収納される際に、ロール媒体1の外周に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して下段保持部40の移動経路から下方に退避させられる。
記録装置200によれば、ロール媒体1をセットした下段保持部40の収納の際に、ガイド部材30が下段保持部40の移動経路から下方に退避されるため、ロール媒体1がガイド部材30にぶつかることによるロール媒体1の傷の発生を抑制することができる。
実施形態2
***ロール媒体の頭出し動作***
図10~図12は、ロール媒体の頭出し動作を示している。
図10~図12に示す本実施形態の供給装置110は、ガイド部材30のアーム部31にシートの有無を検知する光反射型のセンサーSを備えた点が実施形態1と異なる。センサーSは、ガイド部材30のアーム部31の下方からロール媒体1のシートが通過する給紙経路17内の仮想線と交わる方向に向けて光を発している。そして、センサーSは、光の反射の有無によりシートの有無を検知している。以下、実施形態1と同一の構成については、同一の附番を付して、実施形態1と重複する説明は省略する。
図10は、下段保持部にセットされたロール媒体の頭出し第1動作を説明する側断面図である。
図10に示すように、ロール媒体1の頭出し第1動作において、分離フラッパー14は、ねじりばね(図示せず)の付勢力により、矢印A方向に回動してロール媒体1の外周にコロ16が当接する状態に維持される。
次に、駆動機構(図示せず)に連結されたロール媒体1は、矢印B方向に逆回転される。
ロール媒体1を逆回転させることで、ロール媒体1のシート先端がガイド部材30のアーム部31に備えたセンサーSで検知される。センサーSによりシート先端を検知したら、駆動機構(図示せず)を停止してロール媒体1の逆回転が停止される。
図11は、ロール媒体の頭出し第2動作を説明する側断面図である。
図11に示すように、ロール媒体1の頭出し第1動作と同様に分離フラッパー14のねじりばね(図示せず)の付勢力でロール媒体1にコロ16が当接する状態が維持されている。そして、駆動機構(図示せず)に連結されたロール媒体1は、矢印D方向に正回転される。ロール媒体1の回転に伴い、ロール媒体1の外周と当接したコロ16は従動回転する。
図12は、ロール媒体の頭出し第3動作を説明する側断面図である。
図12に示すように、ロール媒体1は、駆動モーター(図示せず)により矢印D方向へ正回転される。その際、ロール媒体1のシート先端がロールの巻き癖や静電気等により、ロール媒体1に張り付き気味である場合、分離フラッパー14のコロ16によりシート先端がロール媒体1から分離される。ロール媒体1から分離されたシート先端は、シートの自重により給紙経路17を通過して、供給装置110の上方に配置される搬送部70(図2)に受け渡される。
なお、本願に係る供給装置110では、引出し式の下段保持部40を例に頭出し動作を説明したが、実施形態1で説明した供給装置100の上段保持部10においても同様にロール媒体1の頭出し動作が適用できる。すなわち、ユーザーが斜め上方から直接ロール媒体1を上段保持部10に投入する方式においても適用可能である。
なお、実施形態2におけるセンサーSは、光反射型のセンサーを例に説明したが、光透過型センサーなどを用いてもよく、シートを検知できれば、他の検知方式で代用可能である。
以上述べた通り、本実施形態の供給装置110によれば、以下の効果を得ることができる。
供給装置110は、ガイド部材30のアーム部31にシートの有無を検知する光反射型のセンサーSを備える。センサーSは、ロール媒体1のシートが通過する給紙経路17内の仮想線と交わる方向に向けて光を発している。そして、センサーSは、光の反射の有無によりシートの有無を検知している。
この構成を用いて、ロール媒体1の頭出し動作をすれば、ロール媒体1のシート先端を気にすることなく、ロール媒体1のセットは容易になる。
1…ロール媒体、2…軸、10…上段保持部、17…給紙経路、20…第1回動軸、30…ガイド部材、31…アーム部、32…揺動部、33…第1ローラー、34,35…第2ローラー、36…第2回動軸、37…ねじりばね、40…下段保持部、100,110…供給装置、150…記録部、200…記録装置。

Claims (11)

  1. ロール媒体の軸を支持して、前記ロール媒体を保持する保持部と、
    前記保持部に保持されて供給装置本体に収納された前記ロール媒体に対して、下方から
    上方に向けて押圧されて前記ロール媒体に当接し、前記ロール媒体の外径の変化に応じて
    変位するガイド部材と、を有し、
    前記保持部は、前記供給装置本体から第1方向に引出し可能であり、
    前記ガイド部材は引き出された前記保持部が、前記供給装置本体に収納される際に、前
    記ロール媒体の外周に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して前記保持部の移動
    経路から下方に退避させられ、
    前記ロール媒体の前記軸は、前記保持部が収納状態にあるときに駆動機構に連結されて
    駆動可能となる、ロール媒体の供給装置。
  2. 前記第1方向における、引出し方向を上流とし、収納方向を下流としたとき、
    前記ガイド部材は、前記第1方向の前記下流側にある第1回動軸を支点に回動して退避
    する、請求項1に記載のロール媒体の供給装置。
  3. 前記ガイド部材は、アーム部と、揺動部とを含んで構成され、
    前記アーム部は、その一端が前記第1回動軸の前記下流側に位置し、
    前記揺動部は、前記アーム部の他端側に設けられる、請求項2に記載のロール媒体の供
    給装置。
  4. 前記揺動部は、
    前記保持部の収納過程において、前記ロール媒体に接触する第1ローラーと、
    収納された前記保持部における前記ロール媒体に接触する少なくとも1つの第2ローラ
    ーと、を有する、請求項3に記載のロール媒体の供給装置。
  5. 前記揺動部において、
    前記第1ローラーは、前記第2ローラーよりも前記上流側に配置され、前記保持部の収
    納過程において、前記ロール媒体の前記軸の高さよりも、下方の位置で前記ロール媒体に
    接触する、請求項4に記載のロール媒体の供給装置。
  6. 前記アーム部の前記他端側にある前記揺動部には、第2回動軸が設けられ、
    前記揺動部は、前記第2回動軸を支点に回動可能に設けられる、
    請求項5に記載のロール媒体の供給装置。
  7. 前記第2ローラーは、2つ設けられ、
    前記第2回動軸は、2つの前記第2ローラーの間に配置されており、
    前記保持部の収納状態において、2つの前記第2ローラーは、前記ロール媒体の外周に
    接触する、
    請求項6に記載のロール媒体の供給装置。
  8. 前記揺動部は、前記第2回動軸に対して、前記第1ローラーが配置された側を下方に押
    圧する付勢部を備える、
    請求項7に記載のロール媒体の供給装置。
  9. 前記第1ローラーは、前記ロール媒体に接触しない場合、前記第2ローラーより下方に
    配置される、
    請求項4~8のいずれか一項に記載のロール媒体の供給装置。
  10. 前記保持部は、鉛直方向に複数配置され、少なくとも最上段より下方の前記保持部が引
    出し可能である、
    請求項1~9のいずれか一項に記載のロール媒体の供給装置。
  11. ロール媒体の軸を支持して、前記ロール媒体を保持する保持部と、
    前記保持部に保持されて供給装置本体に収納された前記ロール媒体に対して、下方から
    上方に向けて押圧されて前記ロール媒体に当接し、前記ロール媒体の外径の変化に応じて
    変位するガイド部材と、
    前記ロール媒体から引き出されたシートが通過する給紙経路と、を有する供給装置を備
    え、
    前記ロール媒体から引き出された前記シートに記録を行う記録部を含み、
    前記保持部は、前記供給装置本体から第1方向に引出し可能であり、
    前記ガイド部材は引き出された前記保持部が前記供給装置本体に収納される際に、前記
    ロール媒体の外周に当接して、下方から上方に押圧される力に抗して前記保持部の移動経
    路から下方に退避させられ、
    前記ロール媒体の前記軸は、前記保持部が収納状態にあるときに駆動機構に連結されて
    駆動可能となる、記録装置。
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