JP7195858B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態で使用するインクジェット記録装置1(以下、記録装置1)の内部構成図である。図において、x方向は水平方向、y方向(紙面垂直方向)は後述する記録ヘッド8において吐出口が配列される方向、z方向は鉛直方向をそれぞれ示す。
図5は、本実施形態のインクジェット記録装置1で採用するインク供給ユニット15を含む図である。図6を用いて本実施形態のインク循環系の流路構成を説明する。インク供給ユニット15は、インクタンクユニット14から供給されたインクを記録ヘッド8(ヘッドユニット)へ供給する。図6では、1色のインクについての構成を示しているが、実際にはこのような構成が、インク色ごとに用意されている。インク供給ユニット15は、基本的に図2で示したインク供給制御部209によって制御される。以下、インク供給ユニット15の各構成について説明する。
次に、脱気処理を説明する。本実施形態では、記録動作時にサブヒータ1010を用いた記録ヘッド8の温度調節が行われる。本実施形態では、40℃になるように温度調節が行われる。ここで、インク中の飽和溶存酸素濃度(溶存する気体の飽和濃度)は、温度に応じて変わるものである。具体的には、温度が低いほど、飽和溶存酸素濃度は、高くなる。温度調節の目標値である40℃は、一般的な環境温度よりも高い。従って、温度調節を行っている記録ヘッド8内の流路におけるインクの飽和溶存酸素濃度は、一般的な環境温度におけるインクの飽和溶存酸素濃度よりも低くなる。
図8は、本実施形態における溶存酸素濃度の推定処理の概要を説明する図である。本実施形態において溶存酸素濃度の推定処理は、プリントコントローラ202による算出処理によって行われる。本実施形態では、記録命令をプリントコントローラ202が受信した場合の処理を説明する。
図9は、本実施形態においてプリントコントローラ202が記録命令を受信した場合に行う処理の一例を示すフローチャートである。図9の処理は、プリントコントローラ202が、ROM203などに記憶されているプログラムコードをRAM204に展開し実行することにより行われる。あるいはまた、図9におけるステップの一部または全部の機能をASICまたは電子回路等のハードウェアで実現してもよい。なお、各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップであることを意味する。
G(t)=(G(t-1)×(200-80)+(3.5×(80-I)))÷(200-I) (式4)
実施形態1では、記録命令を受信した場合に、循環停止中に上昇した溶存酸素濃度を求め、その後、各ページの記録完了後に、溶存酸素濃度を求める形態を説明した。本実施形態では、記録命令を受信した場合以外の場合において、溶存酸素濃度を求め、閾値を超えている場合には、脱気を実行する形態を説明する。
本実施形態は、実施形態1と同様に記録命令を受信した場合の処理である。実施形態1と異なる点は、記録動作中と記録動作後とで異なる閾値を用意し、記録動作後においても、溶存酸素濃度G(t)と閾値との判定処理を行う点である。
本実施形態は、脱気動作を実行中に記録命令を受信した場合、脱気を中断して記録動作を実行することで記録動作を優先的に行う形態である。
t3=脱気中断時刻 - 脱気動作開示時刻 - 60秒 (式5)
G(t)=(G(t-1)×(200-80)+((G(t-1)-(G(t-1)-3.5)÷330×t3)×(80-I)))÷(200-I)
(式6)
本実施形態は、これまでの各実施形態で説明した脱気動作を実行後に、記録ヘッド8の温度調節を行わずに循環を行うことで流路内(特に記録ヘッド8の流路内)の泡を収縮させる形態を説明する。
本実施形態は、実施形態5で説明した、記録ヘッド8内の流路の泡の収縮を行うために、脱気動作後に記録ヘッド8の温度調節を行わずに循環動作を行う形態に関する。以下、この循環を、「泡消し循環」と呼ぶ。本実施形態では、記録動作中に脱気動作を実行した場合には、脱気動作が完了後に泡消し循環を直ちに行うのではなく、記録動作が終了した後に、泡消し循環を実行する形態である。記録動作中に実行している脱気動作の完了直後に泡消し循環を行うと、泡消し循環の完了まで記録動作が完了しないので、ユーザの待機時間が増えてしまう。そこで、本実施形態では、記録動作が完了している状態で泡消し循環を行う。
本実施形態は、泡消し循環動作中に記録命令を受信した場合、泡消し循環の動作を中断して、記録動作を優先的に行う形態である。また、泡消し循環の動作が中断されたことを示す情報(中断履歴という)を記憶しておき、中断履歴に応じて、脱気動作を実行するかを判定する閾値を変更する。具体的には、中断履歴があった場合には、泡消し循環が十分に行われていないので、次に脱気動作を実行する判定閾値を下げて、脱気タイミングを早めて泡消し循環を早めに実行させる。
・第1閾値:5.6
・第2閾値:5.5
・第3閾値:5.1
・第4閾値:5.0
以上説明した各実施形態では、主にサブタンク151および記録ヘッド8を含む循環流路におけるインクの溶存酸素濃度を算出し、脱気タイミングを決定する形態を説明した。記録装置1では、サブタンク151内のインクが少なくなると、メインタンク141からサブタンク151内にインクが補給される。即ち、環境温度の飽和溶存酸素濃度のインクがサブタンク151内に補給されることになる。そこで、メインタンク141からインクが補給された場合、メインタンク141から補給されたインク量Iを考慮して、補給後の溶存酸素濃度G(t)を算出し、RAM204の溶存酸素濃度G(t)を更新するとよい。具体的には、下記式7にて算出すればよい。
G(t)=(G(t-1)×(200-I)+ Gs×I)÷200 (式7)
202 プリントコントローラ
151 サブタンク
P0 減圧ポンプ
Claims (20)
- インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる制御手段と、
を備え、
前記推定手段は、
循環動作時に上昇する溶存気体量に関する第1の再溶解係数と、
循環停止時に上昇する溶存気体量に関する第2の再溶解係数と、
溶存する気体の飽和濃度と、
循環の動作が継続している時間と、
循環の停止が継続している時間と、
に基づいて前記推定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記推定手段は、
環境温度に応じた前記第1の再溶解係数、前記第2の再溶解係数、および前記飽和濃度を取得して前記推定に用いることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記推定手段は、推定した前記循環経路内のインクの溶存気体量を記憶手段に記憶させ、次回の推定の際に前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を用いて前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記推定手段は、前記制御手段によって脱気が実行された後の前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定し、推定した溶存気体量で前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を更新することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記脱気手段は、前記タンク内のインクを脱気するように構成され、
前記推定手段は、前記タンク内のインク量と、タンクを除く循環経路内のインク量とに基づいて前記脱気が実行された後の前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。 - インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる制御手段と、
を備え、
前記推定手段は、
推定した前記循環経路内のインクの溶存気体量を記憶手段に記憶させ、次回の推定の際に前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を用いて前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定し、
記録命令を受信した場合に前記推定を行うように構成され、
前記記憶手段に記憶されている溶存気体量に、前記記録命令を受信するまでの循環停止時に上昇した溶存気体量を加えた第1の溶存気体量を推定し、
前記推定した第1の溶存気体量に基づいて前記循環動作時に上昇する溶存気体量を推定することで、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定することを特徴とするインクジェット記録装置。 - インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる制御手段と、
を備え、
前記推定手段は、
推定した前記循環経路内のインクの溶存気体量を記憶手段に記憶させ、次回の推定の際に前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を用いて前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定し、
記録動作中に1ページの記録が完了するたびに前記推定を行い、かつ、記録動作が終了した後に前記推定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記推定手段は、記録動作中の推定においては、前記閾値として第1の閾値を用い、記録動作が終了した後の推定においては、前記閾値として前記第1の閾値よりも低い第2の閾値を用いることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録動作が終了した後に前記推定手段によって推定された前記溶存気体量が前記第2の閾値を超えていることに応じて前記脱気が実行されている場合に新たに記録命令を受信した場合、前記制御手段は、前記脱気を中断し、
前記推定手段は、前記脱気が中断された時点における前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定し、推定した溶存気体量で前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を更新することを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。 - 前記記録ヘッドの温度を調節する温度調節手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記脱気を実行した後に、前記記録ヘッドの温度を調節しない状態で、所定時間、循環動作を実行させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記脱気の実行タイミングが、記録動作中の場合、前記所定時間の循環動作を前記記録動作の終了後に実行することを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記所定時間の循環動作を前記記録動作の終了後に実行している場合に、新たに記録命令を受信した場合、前記所定時間の循環動作を中断して前記受信した新たな記録命令に基づく記録動作を実行することを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録装置。
- 前記推定手段は、前記所定時間の循環動作の中断の有無に応じて、前記閾値を変更することを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記推定手段は、所定のメンテナンスのタイミングで前記推定を行うことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる制御手段と、
を備え、
前記推定手段は、記録命令を受信した場合に、前記記録ヘッドによる前記記録動作が行われる前と、前記記録動作が行われた後とで、それぞれ前記推定を行うように構成されていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記記録命令を受信した場合には、前記記録動作が行われた後に前記推定手段によって推定された前記溶存気体量が所定の閾値を超えている場合に前記脱気手段による脱気を実行させることを特徴とする請求項15に記載のインクジェット記録装置。
- インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する工程と、
前記推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる工程と、
を備え、
前記推定する工程では、
循環動作時に上昇する溶存気体量に関する第1の再溶解係数と、
循環停止時に上昇する溶存気体量に関する第2の再溶解係数と、
溶存する気体の飽和濃度と、
循環の動作が継続している時間と、
循環の停止が継続している時間と、
に基づいて前記推定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。 - インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する工程と、
前記推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる工程と、
を備え、
前記推定する工程では、
推定した前記循環経路内のインクの溶存気体量を記憶手段に記憶させ、次回の推定の際に前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を用いて前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定し、
記録命令を受信した場合に前記推定を行うように構成され、
前記記憶手段に記憶されている溶存気体量に、前記記録命令を受信するまでの循環停止時に上昇した溶存気体量を加えた第1の溶存気体量を推定し、
前記推定した第1の溶存気体量に基づいて前記循環動作時に上昇する溶存気体量を推定することで、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。 - インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する工程と、
前記推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる工程と、
を備え、
前記推定する工程では、
推定した前記循環経路内のインクの溶存気体量を記憶手段に記憶させ、次回の推定の際に前記記憶手段に記憶されている溶存気体量を用いて前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定し、
記録動作中に1ページの記録が完了するたびに前記推定を行い、かつ、記録動作が終了した後に前記推定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。 - インクを収容するタンクと、
前記タンクから供給されるインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
前記記録動作が行われる場合、前記タンクおよび前記記録ヘッドを含む循環経路でインクを循環させ、前記記録動作が終了した場合、前記循環経路でのインクの循環を停止する循環手段と、
前記循環経路内のインクを脱気する脱気手段と、
を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
循環動作時に上昇する溶存気体量および循環停止時に上昇する溶存気体量に基づいて、前記循環経路内のインクの溶存気体量を推定する工程と、
前記推定された前記循環経路内のインクの溶存気体量が所定の閾値を超えている場合、前記脱気手段による脱気を実行させる工程と、
を備え、
前記推定する工程では、記録命令を受信した場合に、前記記録ヘッドによる前記記録動作が行われる前と、前記記録動作が行われた後とで、それぞれ前記推定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
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