JP7190738B2 - 路面切削機及び路面切削車 - Google Patents

路面切削機及び路面切削車 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 販売日 平成31年1月17日 販売場所 ユナイト株式会社 大阪工事営業所(大阪府高槻市唐崎西2丁目13-1) 販売者 範多機械株式会社
本発明は、路面を切削するための路面切削機及びそれを用いた路面切削車に関し、より特定的には、多数のビットを有する切削ドラムを回転させることで路面を掻きほぐして、掻きほぐした切削物をコンベヤに送り込む機構を備える路面切削機及び路面切削車に関する。
多数のビットを有する切削ドラムを回転させることで路面を掻きほぐして、掻きほぐした切削物をコンベヤに送り込む機構を備える路面切削機及び路面切削車は、特許文献1ないし7に記載されているように、従来、種々提案されている。これらの路面切削車では、掻きほぐされた切削物は、コンベヤに送られ、併走する車両に積み込まれる。
切削物が路面に残存することがないように、切削物は、効率的に、切削ドラムからコンベヤに送り込まれる必要がある。
従来、特許文献1に記載のように、カッタドラム(3)を保持する機枠(2)の前面の下部に、ゴム板からなる前カバー(7)を用いて、ゴム板を弾性変形させることで、路面との隙間をなくすようにして、切削物を機枠(2)からコンベヤ装置(12)に送り込んでいた。
特許文献2において、フレーム本体(5)は、掻き込み手段(6)側に、屈曲したカッティングエッジ(9,12)(底板前縁)を有しており、カッティングエッジ(12)は、横方向に摺動可能となっている。したがって、特許文献2では、横幅よりも外側に廃材が散乱している場合に、幅を広げることで、廃材を掻き込む装置を開示している。
特許文献3には、固定フレーム(11)に取り付けられたゴム材等からなる前カバー(6)が開示されている。また、特許文献3には、コンベヤ装置(20)側に取り付けられた前カバー(10)が開示されており、前カバー(10)は、アーム(16)に合わせて、上方向に旋回可能であるとされている。
特許文献4は、フロントカバー(4)の下部に設けられたゴムカバー(4a)を開示している。
特許文献5は、上下するベルトシュー(16)を開示している。
特許文献6には、前部ゲート(10c)の開閉量を調整するための前部開閉部材(11a)が開示されている。
特許文献7は、上下するベルト・シュー(16)を開示している。
実公平7-15847号公報 特許2798312号公報 特許3169101号公報 特許3320873号公報 特許3698267号公報 特許3949493号公報 特許4106183号公報
特許文献1に記載のように、前カバー(7)をゴム板にした場合、路面の切削深さが深くなると、ゴム板が撓みすぎてしまい、切削物がカッタドラム(3)の機枠(2)から逃げてしまうため、切削物の積み込み効率が低下してしまっていた。
なお、特許文献1では、前カバー(7)として、ゴム板の代わりに、金属板を用いることを開示している。しかし、金属板を用いた場合に、切削深さを深くすると、金属板が路面と接触し、金属板が破損してしまう可能性がある。特許文献1では、金属板を用いた前カバー(7)の場合における切削深さの調整については、何ら、記載されていない。
なお、特許文献1では、前カバー(7)をワイヤロープ(15)で引っ張って開くことで、スイーパ(24)が投棄した粉粒状廃材(5b)を切削物と一緒に、コンベヤ装置(12)に送り込む機構を開示している。しかし、ワイヤロープ(15)による前カバー(7)の開閉は、カッタドラム(3)による切削物を効率的にコンベヤ装置(12)に送り込むことに貢献するものではない。
特許文献2において、カッティングエッジ(9,12)は、横方向には摺動するものの、切削深さ方向には、固定されたものである。したがって、特許文献2に記載の装置においても、切削深さを深くすると、カッティングエッジ(9,12)が路面と接触し、カッティングエッジ(9,12)が破損してしまう可能性がある。
特許文献3において、前カバー(6)は、ゴム板等であり、特許文献1と同様、切削深さが深くなると、撓みすぎて、切削物の積み込み効率を下げてしまう。また、特許文献3には、コンベヤ装置(20)側に取り付けられた前カバー(10)が開示されており、前カバー(10)は、上方向に旋回可能であるが、これは、スイーパ(24)が投棄した粉粒状廃材(5b)を取り込むための機構に過ぎず、切削深さに対応するための機構ではない。
特許文献4のゴムカバー(4a)についても、特許文献1と同様、切削深さが深くなると、撓みすぎて、切削物の積み込み効率を下げてしまう。
特許文献5に記載のベルトシュー(16)は、下側からのコンベヤ手段(10)の移送ベルトに対する損傷を防ぐとともに、装填された粉砕物質による移送ベルトに対する損傷すなわちコンベヤベルトとカバープレートとの間に粉砕した断片が当たり、コンベヤベルトの位置を別の経路に切り替える際にそのコンベヤベルトを損傷することを防止する(特許文献5の3頁39行~42行)ためのものであり、切削物の積み込み効率を高めるものではない。
特許文献6では、前部開閉部材(11a)及び後部開閉部材(11b)の開閉によって、掘削深さに応じてロータリカッタ(6)とカバー体(10)との間を通過する土砂掘削片等の量を制御することができる(特許文献6の段落0053)ことが記載されているが、様々な切削深さにおいても、切削物の積み込み効率を高めることができる技術を開示しているのではない。
特許文献7では、搬送手段(10)に合わせて、上下するベルト・シュー(16)を開示しているに過ぎず、切削物の積み込み効率を高める技術を開示しているのではない。
このように、様々な切削深さにおいても、切削物の積み込み効率を高めることができる切削ドラムの前面のカバー(以下、「フロントカバー」という。)の構造を開示した従来技術は存在しなかった。
それゆえ、本発明は、様々な切削深さにおいても、切削物の積み込み効率を高めることができるフロントカバーを備える路面切削機及び路面切削車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような特徴を有する。本発明は、複数のビットを有する切削ドラムを回転させることで、路面を掻きほぐして、掻きほぐした切削物をコンベヤに送り込む路面切削機であって、切削ドラムを回転可能に保持し、コンベヤに切削物を送り込むための排出口を有するドラムユニットと、ドラムユニットの前面を覆い、排出口に対応する箇所が開いた形状を有するフロントカバーと、フロントカバーを上下させるためのフロントカバー上下手段と、切削ドラムによる切削深さを検出する切削深さ検出手段とを備える。
フロントカバー上下手段は、切削深さ検出部が検出した切削深さに連動して、フロントカバーを上下させる。
フロントカバーの下部は、切削ドラム側に屈曲したような形状の屈曲部を有する。
屈曲部は、交換可能である。
コンベヤは、フロントカバーの上下動と連動して、上下する。
フロントカバー上下手段は、ドラムユニットに取り付けられたシリンダである。
切削深さ検出手段は、ドラムユニットの側面を覆うサイドカバーと、サイドカバーの位置を検出する位置検出部とからなる。
切削深さ検出手段によって、切削ドラムによる切削深さとして、予め決められた値が検出されたときに、フロントカバーと切削深さとの連動が開始される。
また、本発明は、車両の高さを調整するか、若しくは、切削ドラムの高さを調整することで、切削ドラムによる切削深さを調整することができる路面切削車であって、上記に記載の路面切削機を備える。
本発明によれば、フロントカバーは、切削深さに連動して上下することとなるので、様々な切削深さにおいても、地面とフロントカバーの下端との間をできる限り狭くすることができる。したがって、様々な切削深さにおいても、切削物が、切削ドラムの外に漏れ出ることを防止することができ、結果、切削ドラムの回転によって、排出口から、切削物が効率的に、排出され、コンベヤへの切削物の積み込み効率を高めることが可能となる。
また、切削深さに連動して、フロントカバーが上下するので、様々な切削深さにおいても、フロントカバーが破損することが防止される。
さらに、フロントカバーの位置が切削深さに応じて連動することで、切削深さが一定に保たれることとなる。
フロントカバーの位置が切削深さに応じて、自動的に連動することで、オペレータにとっては、使い勝手のよい、路面切削機及び路面切削車が提供されることとなる。
フロントカバーの下部に屈曲部を設けることで、排出口から送り出すことができなかった切削物を再び、切削ドラム側に戻すことができるので、切削物を再びコンベヤに積み込むことができ、結果、切削物の積み込み効率が向上する。
屈曲部を交換可能とすることで、摩耗した屈曲部を新しいものと交換すれば、積み込み効率の低下を防止できる。
コンベヤをフロントカバーの上下動と連動させることで、コンベヤを適切な位置に配置させることが可能となる。結果として、切削物の積み込み効率や運搬効率が向上することとなる。
フロントカバー上下手段として、シリンダを用いれば、丈夫な構造で、フロントカバーの上下動が可能となる。
サイドカバーによる切削深さ検出を用いれば、側方に、切削物が出ていくのを防止しつつ、確実に、切削深さを検出することが可能となる。
予め与えられた値が検出された場合に、切削深さとフロントカバーとの連動を開始することで、切削開始からフロントカバーの連動までの動作がスムーズになる。
本発明の路面切削機を用いた路面切削車についても、上記と同様の効果が得られる。
本発明のこれら、及び他の目的、特徴、局面、効果は、添付図面と照合して、以下の詳細な説明から一層明らかになるであろう。
図1(a)は、サイドカバー20を取り付けたドラムユニット10の左側面図である。図1(b)は、サイドカバー20を取り付けたドラムユニット10の正面図である。 図2(a)は、フロントカバー30の左側面図である。図2(b)は、フロントカバー30の正面図である。 図3(a)は、コンベヤ40の左側面図である。図3(b)は、コンベヤ40の正面図である。 図4ないし図8において、ドラムユニット10、サイドカバー20、フロントカバー30、及びコンベヤ40が組み付けられた路面切削機1が示されている。図4(a)は、切削前の路面切削機1における各構成の位置関係を示す左側面図である。図4(b)は、切削前の路面切削機1における各構成の位置関係を示す路面切削機1の正面図である。 図5(a)は、ゼロ点合わせを行うときの路面切削機1における各構成の位置関係を示す左側面図である。図5(b)は、ゼロ点合わせを行うときの路面切削機1における各構成の位置関係を示す路面切削機1の正面図である。 図6(a)は、切削開始時の路面切削機1における各構成の位置関係を示す左側面図である。図6(b)は、切削開始時の路面切削機1における各構成の位置関係を示す路面切削機1の正面図である。 図7(a)は、切削深さaでの路面切削機1における各構成の位置関係を示す左側面図である。図7(b)は、切削深さaでの路面切削機1における各構成の位置関係を示す路面切削機1の正面図である。 図8(a)は、切削深さbでの路面切削機1における各構成の位置関係を示す左側面図である。図8(b)は、切削深さbでの路面切削機1における各構成の位置関係を示す路面切削機1の正面図である。 図9は、路面切削機1における機能的構成の要部を示すブロック図である。 図10は、路面切削機1における切削時の動作を示すフローチャートである。 図11は、フロントカバー30の変形例の要部を示す正面図である。
以下、図1ないし図3を参照しながら、ドラムユニット10、サイドカバー20、フロントカバー30、及びコンベヤ40の構成について説明する。次に、図4ないし図8を参照しながら、切削を行う際の各構成の機能及び役割等について説明する。そして、図9及び図10を参照しながら、各構成の動作の制御の流れについて説明する。
本発明の一実施形態における路面切削機1は、ドラムユニット10と、サイドカバー20と、フロントカバー30と、コンベヤ40とを備える。本実施形態では、路面切削機1は、車体2に取り付けられているとする。路面切削機1が取り付けられた車両を路面切削車という。
車体2の前輪(図示せず)及び後輪(図示せず)には、車体シリンダ52が取り付けられている。車体シリンダ52によって、車体2は、上下移動が可能となっている。車体2を上下移動することで、ドラムユニット10が上下移動することとなる。ドラムユニット10を上下移動させることで、切削深さを調整することが可能となっている。
なお、本実施形態では、車体2を上下させることで、切削深さを調整する実施形態を一例として挙げるが、本発明は、これに限られるものではない。ドラムユニット10を直接上下させることで、切削深さを調整するような路面切削機及び路面切削車も、本発明に含まれるものとする。
図1において、ドラムユニット10には、サイドカバー20が取り付けられている。図1(b)では、ドラムユニット10の構造を分かりやすくするために、サイドカバー20を破線で示している。サイドカバー20は、サイドカバー吊り下げワイヤ24によって、上下に動くように、ドラムユニット10に取り付けられている。サイドカバー20は、サイドカバー吊り下げワイヤ24によって、上下に可動するが、下降は、サイドカバー20の重力によって下降する(ただし、限定されるものではない)。ワイヤ巻き取り式ポテンショメータ21は、スプリング(図示せず)によって、常に、ポテンショ用ワイヤ(図示せず)を巻き取る方向に引っ張っている。ポテンショ用ワイヤは、サイドカバー20の上端で少し引っ張り出される状態で取り付けられている。ワイヤ巻き取り式ポテンショメータ21によって、サイドカバー20の位置を検出することが可能である。なお、サイドカバー吊り下げワイヤ24とポテンショ用ワイヤは、兼用されていてもよい。
ドラムユニット10は、切削ドラム11と、多数のビット12と、ドラムカバー13と、排出口14とを備える。切削ドラム11は、回転駆動部(図示せず)によって、図1(b)上、時計回りに回転可能に保持されている。ビット12は、切削ドラム11の周りに、たとえば、らせん状に取り付けられている。ビット12は、路面を掻きほぐすことができるように、硬質材料で形成されている。なお、ビットは、チゼルともいう。なお、複数のビット12を備える切削ドラム11の構造としては、あらゆる周知の構造を用いることができるのは、言うまでもない。
ドラムカバー13は、切削ドラム11を囲うための枠体である。ドラムカバー13の前面側(図1(b)上の左側)は、排出口14が形成されるように解放したダクト状になっている。
切削ドラム11が回転することで、多数のビット12が、路面を削る。ビット12によって削られた路面が、ビット12の回転に合わせて、掻きほぐされて、遠心力により、排出口14方向へ送り込まれ、コンベヤ40に積み込まれる。
なお、図1(b)では、図面上、切削ドラム11の右側に、背面カバーも図示されているが、本発明とは、直接関係がないので、背面カバーに関する説明は省略する。
図2において、フロントカバー30は、左右一対の引っ掛け枠31と、左右一対のフロントカバー上下シリンダ32とを備える。フロントカバー30は、主として、金属板で形成されている。フロントカバー30は、排出口14に対応する箇所が開いた形状を有している。フロントカバー30の下部は、切削ドラム11側(内側)に屈曲した屈曲部36を有している。フロントカバー30の下端には、図2(a)の左右に渡る横長の綱板35が、複数のボルト35aによって、交換可能に取り付けられている。綱板35は、摩耗した場合、交換可能な部品であり、屈曲部36を構成する部材である。
引っ掛け枠31は、コンベヤ40の吊り下げ軸44を引っ掛けることができる枠体である。なお、吊り下げ軸44を吊り下げることができるのであれば、引っ掛け枠31は、図示した形状に限定されるものではない。
フロントカバー上下シリンダ32は、油圧シリンダ等であり、ドラムユニット10に取り付けられている。フロントカバー上下シリンダ32の伸縮によって、フロントカバー30を上下させることができる。なお、フロントカバー32を上下させるための機構であれば、フロントカバー上下シリンダ32に限定されるものではなく、ワイヤの巻き取りやボールねじ等によって、フロントカバー32が上下されてもよい。すなわち、本発明においては、フロントカバーを上下させるためのフロントカバー上下手段が設けられていればよい。
図2に示した実施形態では、フロントカバー上下シリンダ32は、シリンダの伸縮量を検出可能なセンサを内蔵しているものとする。ただし、このようなセンサを内蔵していないシリンダが、フロントカバー上下シリンダ32に用いられてもよい。その場合、フロントカバー30の位置が検出できるように、図9に示すように、フロントカバーポテンショメータ33が、設けられていればよい。よって、機能としては、フロントカバー30を上下させるシリンダと、フロントカバー30の位置を検出する位置検出部とが設けられていればよい。なお、他の構成についても、本明細書において、ポテンショメータと記載している箇所は、位置検出部の一例に過ぎず、本発明の位置検出は、ポテンショメータによって行われるものに限られない。たとえば、サイドカバー20の位置を検出する位置検出部は、ワイヤ巻き取り式ポテンショメータ21やサイドカバーポテンショメータ22に限られるものではない。
図3において、コンベヤ40は、コンベヤベルト45を回転させるための機構を有している。当該機構は、周知であるので、詳細な説明は省略する。コンベヤ40は、下部に、ベルト受け部46を有している。ベルト受け部46は、コンベヤベルト45が路面と接触するのを防止することで、コンベヤベルト45の破損を防止する。コンベヤ40は、左右の上端部に、左右一対の吊り下げ軸44を有している。吊り下げ軸44は、引っ掛け枠31に引っ掛けることができる支持軸である。
吊り下げ軸44には、それぞれ、吊り下げワイヤ43が取り付けられている。コンベヤ40の図示しない反対側の端部は、車体2に、揺動可能に取り付けられているので、吊り下げワイヤ43の巻き取り又は送り出しによって、コンベヤ40を上下させることができる。
吊り下げワイヤ43の巻き取り又は送り出しのための機構は、特に本発明を限定するものではないが、ここでの一例を説明する。コンベヤ上下シリンダ41及びプーリー41a~41cは、ドラムユニット10に取り付けられている。図3において、コンベヤ上下シリンダ41の左右方向への伸縮によって、右側の吊り下げ軸44が上下するように、図3(a)の右側の吊り下げワイヤ43が、プーリー41aを介して、右側の吊り下げ軸44とつながっている。一方、コンベヤ上下シリンダ41の左右方向への伸縮によって、左側の吊り下げ軸44が上下するように、図3(a)の左側の吊り下げワイヤ43が、プーリー41b及び41cを介して、左側の吊り下げ軸44とつながっている。
本実施形態における路面切削機1では、サイドカバー20の上下の移動量で、切削深さを測定している。図4ないし図8、図9及び図10を参照しながら、切削深さの測定方法について、説明する。
切削を開始する前の車両の移動時には、図4に示すように、ビット12の下端が地面GLよりも上に位置するように、車体用シリンダ52によって、切削ドラム11の高さが調整されている。切削前には、サイドカバー20の下端は、ビット12の下端よりも、下がった状態となっている。ただし、移動時に、サイドカバー20が上につり上げられていてもよい。
切削位置を合わせるとき、ビット12と地面GLとが、一定の間隔(たとえば、50mm)以上空いた状態となるようにする。その際、ビット12と地面GLとが視認できるように、サイドカバー20はサイドカバー吊り下げワイヤ24にて吊り上げられた状態とする。
このようにして、切削位置が決まったら、オペレータは、車体用上下スイッチ53(図4ないし図8には図示せず)を操作して、車体用シリンダ52を駆動させて、ビット12と地面GLが接触するまでドラムユニット10を下げる。このとき、切削ドラム11を回転させている。その後、サイドカバー吊り下げワイヤ24が弛むまで手動にてサイドカバー20を下げて、地面GLとサイドカバー20を当接させる。すなわち、ビット12の先端とサイドカバーの底面とを一致させる(図5及びS101)。なお、サイドカバー20を下端である地面GLまで下げた後、ビット12と地面GLとが接触するまでドラムユニット10を下げて位置合わせを行ってもよい。図5の状態が、切削深さ0(mm)となり、この点をゼロ点と呼ぶことにする。
ゼロ点でのサイドカバーポテンショメータ22(又は、ワイヤ巻き取り式ポテンショメータ21。以下同様)の位置信号が、切削深さ0を表すものとして、オペレータは、切削深さ操作盤51を操作して、コントローラ50に、ゼロ点におけるサイドカバーポテンショメータ22の位置信号を記憶させる(S102)。このとき、オペレータには、切削深さが0であることが分かる表示が示される。また、このゼロ点の設定は、施工の度に、毎回行われる。
このように、ゼロ点におけるサイドカバーポテンショメータ22の位置信号をコントローラ50が記憶しておくことで、コントローラ50は、その後のサイドカバーポテンショメータ22の位置信号とゼロ点における位置信号とを比較することで、切削深さを検出することが可能となる。
たとえば、図7に示すように、切削深さaまで、切削された場合、サイドカバー吊り下げワイヤ24は、切削深さaの分だけ、短くなるので、サイドカバーポテンショメータ22の位置信号とゼロ点における位置信号とを比較することで、コントローラ50は、切削深さがaであると認識することができる。図8の切削深さbの場合も同様である。
次に、ゼロ点合わせ後の動作について説明する。
切削を開始する時、オペレータは、フロントカバー上下スイッチ34及びコンベヤ上下スイッチ42を操作して、コンベヤ40及びフロントカバー30を下限まで、下げる(図6:S103)。コンベヤ40及びフロントカバー30を下限まで下げた場合、ここでは、図6に示すように、地面GLからフロントカバー30の下端までの高さは、a(mm)であるとする。なお、aは、通常、路面の最低限の切削深さに関する値(たとえば、50mmなど)であるが、発明としては、aは、0を含む0以上の値であるとする。
コントローラ50は、コンベヤ40及びフロントカバー30が下限まで下がると、コンベヤ上下シリンダ41が、駆動しないように、オフにする(S104)。これにより、コンベヤ40は、引っ掛け枠31にあずけられた状態となるので、フロントカバー30の上下に連動して、コンベヤ40も上下することとなる。
S104の状態におけるフロントカバーポテンショメータ33の位置信号を、切削深さaに対応する信号であるとして、コントローラ50は、記憶する(S105)。
次に、オペレータが、施工したい所望の切削深さを入力する(S106)。たとえば、切削深さb(mm)(b≧a)を入力したとする。切削深さの入力後に、切削が開始する。具体的には、オペレータが、切削ドラム回転スイッチ(図示せず)を用いて切削ドラム11を回転させて、車体用上下スイッチ53を用いて車体用シリンダ52を下げることで、切削ドラム11による路面の切削を開始する。なお、適宜、オペレータは、車両を前進させる。
切削している間、サイドカバーポテンショメータ22からの位置信号がコントローラ50に入力される。サイドカバーポテンショメータ22からの位置信号によって、コントローラ50は、現在の切削深さを測定することができる(S107)。
そして、コントローラ50は、現在の切削深さが所望の切削深さbであるか否かを判断し(S110)、現在の切削深さと所望の切削深さbとが一致するのであれば、そのまま、切削深さの測定を継続し、異なる場合は、その差に応じて、車両用シリンダ52を伸縮させる信号を出力して、車両用シリンダ52を伸縮させる(S111)。これによって、所望の切削深さとなるように、車両用シリンダ52が制御されることとなるので、所望の切削深さで、切削ドラム11が切削を続けることができる。なお、ここでは、S110及びS111による制御によって、コントローラ50が切削深さを自動制御するようにしているが、オペレータがコントローラ50によって表示される切削深さを確認しながら、手動で所望の切削深さとなるように、車両用シリンダ52を調整するようにしてもよい。また、一旦、所望の切削深さになるまでは、手動で切削深さをオペレータが調整して、所望の切削深さになれば、その後は、S110及びS111のような自動制御で、切削深さを調整するようにしてもよい。
S110及びS111の動作と並行して、コントローラ50は、S108及びS109の動作を実行する。
コントローラ50は、現在の切削深さがa以上であるか否かを判断する(S108)。切削深さがa未満である場合は、地面GLとフロントカバー30の下端との間には、まだ、隙間があることとなる。よって、切削深さがa未満である場合は、まだ、フロントカバー30が地面GLと接触して破損するおそれはないため、コントローラ50は、そのまま、掘り下げを進める。
S108において、切削深さがa以上となった場合(図7)、すなわち、フロントカバー30を下限に移動させたときの下端と地面GLとの間の高さに相当する予め決められた値が切削深さとして検出された場合、地面GLとフロントカバー30の下端との間には隙間がなくなることとなるので、これ以上の切削に際しては、フロントカバー30を上に移動させないと、フロントカバー30が地面GLと接触して破損するおそれがある。そこで、コントローラ50は、フロントカバーポテンショメータ33の位置信号が現在の切削深さと同一となるように、フロントカバー上下シリンダ32を制御するための伸縮信号を出力する(S109)。なお、ここで、相当する値としたのは、切削深さが高さaと完全に一致している必要はなく、予め決めた範囲内の値に、切削深さが到達した場合に、フロントカバー30と切削深さの連動を開始するという意味を含めるためである。すなわち、切削深さが、予め決められた値である「a-c(mm)(ここで、c≧0)」となった場合に、連動を開始してもよいという意味である。
S109の動作によって、フロントカバー30の下端が、地面GLと一致することとなるので、フロントカバー30が破損することはない。また、地面GLとフロントカバー30の下端との隙間もなくなるので、切削物が外に漏れることなく、効率的に、コンベヤ40に送り込まれることとなる。
なお、図示していないが、S109の後、現在の切削深さがaよりも小さくなった場合、コントローラ50は、フロントカバー上下シリンダ32を制御して、フロントカバーポテンショメータの位置信号が切削深さaを指すように、フロントカバー30を下限まで、下げる。
コンベヤ40をフロントカバー30にあずけることで、吊り下げワイヤ43が撓みながら、図7及び図8に示すように、コンベヤ40は、フロントカバー30の動きに連動して、上下することとなる。図7及び図8において、吊り下げワイヤ43に、二重の波線を記載しているのは、吊り下げワイヤ43が撓む余地があることを意味している。
サイドカバーポテンショメータ22によって測定される現在の切削深さは、路面の状態に応じて、常に変動していることとなるが、S107、S108及びS109のフィードバック制御、S107、S110及びS111のフィードバック制御によって、所望の切削深さbの近傍で、路面の切削が行われることとなる(図8)。
本実施形態によれば、フロントカバー30が上下に移動可能なように制御され、フロントカバー30の下端と地面GLとの間に、できる限り隙間が生じないように、現在の切削深さに連動して、フロントカバー30の位置が制御されている。したがって、切削深さに応じて、フロントカバー30の位置が変動するので、フロントカバー30の破損を防止しつつ、かつ、切削物がドラムユニット10から漏れることが防止され、切削物の積み込み効率が向上する。
また、仮に、フロントカバー30の位置が切削深さに応じて、連動しなかったとすると、フロントカバー30が破損しないまでも、フロントカバー30が、がたつくことで、切削深さが一定にならない可能性がある。ところが、本実施形態のように、フロントカバー30の位置が切削深さに応じて連動することで、切削深さが一定に保たれることとなる。
仮に、オペレータが、フロントカバー30の位置を目視しながら、操作しようとするのは、困難である。本実施形態では、自動的に、フロントカバー30の位置が切削深さに連動して上下することとしており、オペレータにとっても、使い勝手のよい、路面切削機1となっている。
なお、フロントカバー30は、切削深さと連動することとしているが、オペレータによる手動での操作を一切除外しているのではない。オペレータによるスイッチ操作に応じて、フロントカバー30が移動するようにしてもよいことは、言うまでもない。
本実施形態では、フロントカバー30にコンベヤ40をあずけることで、ベルト受け部46も含めてコンベヤ40がフロントカバー30に連動して上下することとしている。これにより、コンベヤ40の位置を制御しなくても、確実に、コンベヤ40の位置を切削深さに合わせて、適切な位置に配置することができるので、切削物の積み込み効率や運搬効率が向上することとなる。なお、フロントカバー30にコンベヤ40をあずけるとは、コンベヤ40の荷重をフロントカバー30に載せて、フロントカバー30の上下動と連動して、コンベヤ40も上下することを意味する。
ただし、本発明では、コンベヤ40の位置を、切削深さに連動して調整する構成を除外しているものではない。当然、コンベヤ40も、切削深さに連動するように、制御されてもよいことは、言うまでもない。たとえば、フロントカバー30を上下させる信号に基づいて、コンベヤ上下シリンダ41を上下させるように制御することでも、コンベヤ40とフロントカバー30とを連動させることが可能である。また、その他の連動方法を用いてもよい。
なお、フロントカバー30の下端の屈曲部36は、板を曲げたような形状に限定されるものではない。図11に示すように、フロントカバー30の下端において、綱板部35を切削ドラム11側に傾斜するように、ボルト35aなどで取り付けることによって、結果として、フロントカバー30の下端が屈曲しているような場合も、フロントカバー30の下端の屈曲部36に含まれるものとする。
切削ドラム11で掻きほぐされた切削物は、前方に、掻き出されることとなるが、排出口14まで届かなかった切削物が、フロントカバー30の下端の屈曲部36によって、切削ドラム11側に滑り落ちてくることとなる。したがって、戻ってきた切削物が、切削ドラム11の遠心力によって、排出口14側に掻き出されることとなる。よって、屈曲部36の存在によっても、切削物の積み込み効率が向上する。
屈曲部36は、耐摩耗性を備えた部材で構成されるとよく、交換可能であることに限定されるものではない。ただし、屈曲部36を交換可能とすることで、摩耗した場合のメンテナンスが可能となる。
上記実施形態では、切削深さを検出するために、サイドカバー20の位置を用いることとしたが、サイドカバー20の位置以外に、切削深さをレーダや超音波センサ、画像認識処理装置その他のセンサや装置を用いて、直接測定して、測定した切削深さに連動するように、フロントカバー30の位置を調整する発明も、本発明に含まれる。すなわち、本発明では、切削ドラム11による切削深さを検出するための切削深さ検出手段が備わっていればよく、切削深さ検出手段の一例が、サイドカバー20及びワイヤ巻き取り式ポテンショメータ(又は、サイドカバーポテンショメータ22)である。
上記実施形態では、車両の高さを調整することで、切削深さを調整していることしたが、冒頭で述べたとおり、本発明は、ドラムユニット10を上下移動させることで、切削深さを調整する装置であってもよい。その場合は、S111における動作において、ドラムユニット10を上下させる機構を制御することで、本発明を実施することができる。
上記実施形態では、フロントカバー30の屈曲部36を設ける構成を示したが、フロントカバー30が切削深さに連動して制御されるというだけでも、発明として成立するのであるから、屈曲部36は必須も構成ではない。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
本発明は、路面切削機及び路面切削車であり、産業上利用可能である。
1 路面切削機
2 車体
10 ドラムユニット
11 切削ドラム
12 ビット
13 ドラムカバー
14 排出口
20 サイドカバー
21 ワイヤ巻き取り式ポテンショメータ
22 サイドカバーポテンショメータ
24 サイドカバー吊り下げワイヤ
30 フロントカバー
31 引っ掛け枠
32 フロントカバー上下シリンダ
33 フロントカバーポテンショメータ
34 フロントカバー上下スイッチ
35 綱板部
35a ボルト
36 屈曲部
40 コンベヤ
41 コンベヤ上下シリンダ
41a、41b、41c プーリー
42 コンベヤ上下スイッチ
43 吊り下げワイヤ
44 吊り下げ軸
45 コンベヤベルト
46 ベルト受け部
50 コントローラ
51 切削深さ操作盤
52 車体用シリンダ
53 車体用上下スイッチ

Claims (7)

  1. 複数のビットを有する切削ドラムを回転させることで、路面を掻きほぐして、掻きほぐした切削物をコンベヤに送り込む路面切削機であって、
    前記切削ドラムを回転可能に保持し、前記コンベヤに切削物を送り込むための排出口を有するドラムユニットと、
    前記ドラムユニットの前面を覆い、前記排出口に対応する箇所が開いた形状を有するフロントカバーと、
    前記フロントカバーを上下させるためのフロントカバー上下手段と、
    前記切削ドラムによる切削深さを検出する切削深さ検出手段とを備え、
    前記フロントカバー上下手段は、前記切削深さ検出部が検出した切削深さに連動して、前記フロントカバーを上下させ
    前記切削深さ検出手段によって、前記切削ドラムによる切削深さとして、予め決められた値が検出されたときに、前記フロントカバーと前記切削深さとの連動が開始されることを特徴とする、路面切削機。
  2. 前記フロントカバーの下部は、前記切削ドラム側に屈曲したような形状の屈曲部を有することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
  3. 前記屈曲部は、交換可能であることを特徴とする、請求項2に記載の路面切削機。
  4. 前記コンベヤは、前記フロントカバーの上下動と連動して、上下することを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の路面切削機。
  5. 前記フロントカバー上下手段は、前記ドラムユニットに取り付けられたシリンダであることを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の路面切削機。
  6. 前記切削深さ検出手段は、
    前記ドラムユニットの側面を覆うサイドカバーと、
    前記サイドカバーの位置を検出する位置検出部とからなることを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の路面切削機。
  7. 車両の高さを調整するか、若しくは、切削ドラムの高さを調整することで、前記切削ドラムによる切削深さを調整することができる路面切削車であって、
    請求項1~のいずれかに記載の路面切削機を備えることを特徴とする、路面切削車。
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