JP7190670B2 - 天井埋込型室内ユニット - Google Patents
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Description
この種の天井埋込型室内ユニットでは、熱交換器の一対の側部に向かう流量バランスを改善するために、略Uの字型の熱交換器の開放部を山形の仕切板で閉じるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、熱交換器の開放部に向かう流量バランスを改善し、熱交換効率を改善できる天井埋込型室内ユニットを提供することにある。
L1 < L2 × 1/3
L4>L3
の関係となり、かつ、前記頂点は、前記送風機から吐出される空気の前記小側壁及び前記大側壁への衝突後に流れる各方向と、前記熱交換器のフィンの配置方向と、が前記平面視において略一致するように前記中心線からずれている、ことを特徴とする。
この発明によれば、熱交換器の一対の側部に向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
この発明によれば、熱交換器の一対の側部に向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
この発明によれば、熱交換器の一対の側部に向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
この発明によれば、熱交換器の一対の側部に向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
この発明によれば、天井に設置される二方向カセット型における、熱交換器の一対の側部に向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
図1は、本発明を適用した一実施の形態に係る天井埋込型室内ユニット100の構成を示す斜視図、図2は、天井埋込型室内ユニット100の縦断面図である。以下の明細書では、天井埋込型室内ユニット100を天井に設置した状態を基準として、上方を上、下方を下と、定義する。
天井埋込型室内ユニット100は、天井に設置される長方形の筐体1を備える。筐体1内には、図2に示すように、遠心送風機(送風機)3が収納され、この遠心送風機3を囲むように、図3に示すように、略Uの字型の熱交換器5が配置される。
仕切板6は、熱交換器5の高さと略等しい高さを備える。この熱交換器5は、筐体1の二つの長手方向の辺1A、1Bに沿って延びる、一対の側部5A、5Bと、筐体1の一つの短手方向の辺1Cに沿って延びる、連結部5Cと、を備える。
仕切板6は、一端6Aが一方の側部5Aの管板5A-1に固定され、他端6Bが他方の側部5Bの管板5B-1に固定される。
ドレンパン7は、図4に示すように、筐体1の長手方向に沿って長方形の吐出口8、9を備える。ドレンパン7の中央部には、円形の中央開口10が設けられている。この中央開口10には、遠心送風機3の樹脂製の吸込みノズル11が配置される。
この天井埋込型室内ユニット100は、対向する位置に吐出口8、9を一対備えた、所謂、二方向カセット型である。
化粧パネル13には、図5に示すように、中央部に矩形状の大きな開口13Aが形成される。この開口13Aには、樹脂製のセンターパネル17が配置される。センターパネル17の上面には、図1に示すように、吸込みフィルタ18が取り付けられる。吸込みフィルタ18の周辺部は、ドレンパン7のシール面(不図示)に当接する。
吸込みノズル11が動作すると、室内空気が、図2に矢印Sで示すように、化粧パネル13の開口13Aと、センターパネル17と、の隙間S1を通り、さらに吸込みフィルタ18を通って、ドレンパン7の下面の吸込み凹所71に入る。そして、遠心送風機3の吸込みノズル11を通り、熱交換器5の一次側の空間K1に吸引される。一次側の空間K1に入った空気は、遠心送風機3により遠心力を与えられ、外方へ向かい、熱交換器5で熱交換したのち、二次側の空間K2に入り、矢印S2で示すように、空間K2を下方へ流れ、吐出口8、9を経て、吹出口14、15から室内に噴出される。
電装箱21は、吸込みノズル11を挟んで、筐体1の長手方向の一方側に配置され、昇降装置31は、筐体1の長手方向の他方側に配置される。
電装箱21は、ドレンパン7に固定される。昇降装置31は、ドレンパン7から浮いた状態で化粧パネル13に固定され、ドレンパン7と、昇降装置31との間には、通風路が確保される。したがって、昇降装置31が、風路抵抗とはならず、しかも、昇降装置31が、浮いた状態で支持されるため、昇降装置31の振動がドレンパン7に伝わらず、振動の発生が抑制される。
一対の側部5A、5Bは、熱交換器5の対向する2辺を構成し、連結部5Cは一対の側部5A、5Bに連設される1辺を構成する。なお、一対の側部5A、5Bと連結部5Cとは直線ではなく、湾曲していてもよい。
仕切板6は、遠心送風機3側に向けて突出した凸形状であり、その頂点部(頂点)61を、熱交換器5の内方に向けて山形に形成される。
小側壁77および大側壁78は、平坦に形成される。
小側壁77および大側壁78の上端は、内側流路R1の側に略垂直に折り曲げられている。
小側壁77および大側壁78の形状は、平坦な略直線に限定されず、例えば、外側空間R2の側に凹む曲線状であってもよい。
頂点部61は、遠心送風機3の回転軸の軸方向に延びて、遠心送風機3の吐出口の全範囲に設けることが望ましい。本実施形態では、頂点部61は、熱交換器5の高さ寸法の全体に亘って設けられる。仕切板6は、1枚の板金で形成され、プレス加工等により折り曲げられる。
各種の実証実験などから、仕切板6をこのように配置することで、各性能が向上することが判明した。すなわち、上述した仕切板6の頂点部61の位置が、全体の流量バランスを向上し、熱交換器5の熱交換効率を向上し、更には、騒音の低減に寄与する。
前方領域S6では、遠心送風機3から吐出される空気流が、熱交換器5の側部5Bのフィン51の配置方向と略一致するため、上記流量が増した空気が、抵抗少なく流れて、スムーズに熱交換器5を通過し、熱交換効率が向上する。
本実施形態では、前方領域S6において、空気流が、破線矢印81で示すように、熱交換器5の側部5Bのフィン51の配置方向と略一致するため、熱交換効率が向上すると共に、空気流による騒音が低減できる。
これによれば、熱交換器5の一対の側部5A、5Bに向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
これによれば、熱交換器5の一対の側部5A、5Bに向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
これによれば、熱交換器5の一対の側部5A、5Bに向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
これによれば、熱交換器5の一対の側部5A、5Bに向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
これによれば、天井に設置される二方向カセット型における天井埋込型室内ユニット100においても、熱交換器5の一対の側部に向かう流量バランスが改善され、熱交換効率が向上する。
3 遠心送風機(送風機)
5 熱交換器
5A、5B 側部
6 仕切板
7 ドレンパン
8、9 吐出口
11 吸込みノズル
13 化粧パネル
14、15 吹出口
51 フィン
53 チューブ
61 頂点部(頂点)
77 小側壁
78 大側壁
88 解放部
100 天井埋込型室内ユニット
L 中心線
L1、L2、L3、L4 距離
R1 内側流路
R2 外側空間
Claims (3)
- 天井に設置される平面視で長方形の筐体内の中央に送風機が収納され、この送風機を囲むように筐体の二つの長手方向と一つの短手方向に沿って熱交換器が収納される天井埋込型室内ユニットにおいて、
前記熱交換器の開放部に備えられる仕切板は、平坦な小側壁と平坦な大側壁とを有して平面視で山形に形成され、その頂点は平面視で前記送風機の回転軸を通り前記筐体の前記長手方向に沿う仮想線である中心線からずれ、
前記頂点は、前記中心線から前記送風機の回転方向と反対の側に配置され、
平面視における、前記中心線と前記頂点との距離をL1、前記中心線から前記熱交換器までの距離をL2、前記送風機の羽根先端と前記熱交換器までの距離L3、前記頂点と前記送風機の羽根先端までの距離L4としたときに、
L1 < L2 × 1/3
L4>L3
の関係となり、
かつ、前記頂点は、前記送風機から吐出される空気の前記小側壁及び前記大側壁への衝突後に流れる各方向と、前記熱交換器のフィンの配置方向と、が前記平面視において略一致するように前記中心線からずれている、
ことを特徴とする天井埋込型室内ユニット。 - 前記頂点は、前記頂点を境とした前記送風機の回転方向の前方領域が、前記回転方向と反対方向の後方領域よりも広くなるように前記中心線からずれていることを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型室内ユニット。
- 前記筐体の二つの長手方向に沿う前記熱交換器の一対の側部に対応して一対の吐出口を備えた二方向カセット型であることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井埋込型室内ユニット。
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Family Applications (1)
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- 2018-02-26 JP JP2018032239A patent/JP7190670B2/ja active Active
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