JP7189613B2 - リコピン含有家禽卵 - Google Patents
リコピン含有家禽卵 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7189613B2 JP7189613B2 JP2019031249A JP2019031249A JP7189613B2 JP 7189613 B2 JP7189613 B2 JP 7189613B2 JP 2019031249 A JP2019031249 A JP 2019031249A JP 2019031249 A JP2019031249 A JP 2019031249A JP 7189613 B2 JP7189613 B2 JP 7189613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lycopene
- cis
- egg
- content
- poultry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
本発明者らは、これらの知見に基づき鋭意研究した結果、本発明のリコピン含有家禽卵、産卵家禽用飼料、及びリコピン含有家禽卵の生産方法を発明するに至った。
<対照群>
所定量のリコピンを含有するとともに、含有するリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが5.5質量%以下である飼料を、産卵家禽に給与して対照家禽卵を生産した。
<シス型リコピン富化飼料群>
対照群で用いた飼料と同量のリコピンを含有するとともに、含有するリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが35質量%以上である飼料を、産卵家禽に給与してリコピン含有家禽卵を生産した。
本発明のリコピン含有家禽卵において、卵黄のリコピン含有量が2.0μg/g以上であってもよい。
上記構成によれば、リコピン含有家禽卵を摂取したヒトが十分な量のリコピンを摂取可能となる。
上記構成によれば、卵黄の色味が濃い家禽卵を提供することができる。
第1の態様のリコピン含有家禽卵は、卵黄に含まれるリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが80質量%以上である。以下の説明では、リコピン全体を100質量%とした場合のシス型リコピン含有率(質量%)を、単にシス型リコピン含有率ともいう。
第2の態様のリコピン含有家禽卵は、後述する対照群により生産される対照家禽卵に比して、卵黄のリコピン含有量が2倍以上である、シス型リコピン富化飼料群により生産されるリコピン含有家禽卵である。
本実施形態のリコピン含有家禽卵は、第1の態様に係る要件と第2の態様に係る要件を共に満たすものであってもよく、いずれか一方の要件のみを満たすものであってもよい。
なお、本願において、リコピン含有量及びシス型リコピン含有率は、逆相カラムや順相カラムを用いたHPLC(高速液体クロマトグラフィー)法により測定できる。定量は、クロマトグラム中における各リコピン異性体ピークのピーク面積に基づいてなされる。例えば、リコピン全体を100質量%とした場合におけるシス型リコピン含有率(質量%)は、次の式により求めることができる。
また、本発明者らは、トマト由来のリコピンを含有する飼料を産卵家禽に給与した場合に、飼料に含まれるリコピンのシス型リコピンの含有率に比して、卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピンの含有率が極めて高くなるという新たな知見を得た。卵黄においてシス型リコピンの含有率が極めて高くなる理由は定かではないが、シス型リコピンは、家禽体内への吸収率や卵黄への移行率がオールトランス型リコピンより高いものと推測される。さらに、オールトランス型リコピンが家禽の体内で、シス型リコピンに異性化した可能性もある。
本発明者らは、これらの知見に基づき鋭意研究した結果、本実施形態のリコピン含有家禽卵、産卵家禽用飼料、及びリコピン含有家禽卵の生産方法を発明するに至った。
シス型リコピン含有率が上記範囲内であれば、シス型リコピンの含有率が高く、リコピンにおける異性体の含有割合がヒト体内に吸収されやすいものとなる。また、シス型リコピンはオールトランス型リコピンより抗酸化作用や抗肥満作用が高いとの報告があり、第1の態様のリコピン含有家禽卵を摂取することで、例えば、シス型リコピン含有率が10質量%以下であるトマト由来のリコピンを摂取する場合に比して、高い健康増進の効果が期待される。また、リコピンとともに家禽卵に含まれるリコピン以外の栄養成分も同時に摂取することができ、好ましい。
卵黄のリコピン含有量が上記範囲内であれば、リコピン含有家禽卵を摂取したヒトが十分な量のリコピンを摂取可能となる。
<対照群>
所定量のリコピンを含有するとともに、含有するリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが5.5質量%以下である飼料を、産卵家禽に給与して対照家禽卵を生産した。
<シス型リコピン富化飼料群>
対照群で用いた飼料と同量のリコピンを含有するとともに、含有するリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが35質量%以上であるシス型リコピン富化飼料を、産卵家禽に給与してリコピン含有家禽卵を生産した。
なお、対照群とシス型リコピン富化飼料群においては、飼料に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率が異なる他は、同様の条件で家禽卵を生産した。飼料のリコピン含有量については、後に説明する。
卵黄のリコピン含有量が上記範囲内であれば、対照家禽卵に比して卵黄のリコピン含有量が多いから、リコピン含有家禽卵を摂取したヒトが十分な量のリコピンを摂取可能となる。また、このリコピン含有家禽卵は、家禽卵の生産過程でシス型リコピン含有率を高めることができ、化学的・物理的な手法によりシス型リコピン含有率を高める場合に比して、食品として利用しやすい。
なお、第2の態様のリコピン含有家禽卵の卵黄の色番号は、飼料に含まれる他の色素による影響もあるが、10以上とすることができ、例えば、12.5以上とすることも可能である。
卵黄の色番号が対照家禽卵に比して上記の値以上高ければ、卵黄の色味が濃い家禽卵を提供することができる。
産卵家禽用飼料は、リコピンを含有するとともに、含有するリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが35質量%以上である。産卵家禽用飼料は、リコピンのシス型リコピン含有率が45質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましい。産卵家禽用飼料において、リコピンのシス型リコピン含有率は、100質量%以下であり、通常、98質量%以下である。
シス型リコピン含有率が上記範囲内の産卵家禽用飼料を用いて家禽卵を生産すれば、卵黄のリコピン含有量が多く、シス型リコピン含有率が高いリコピン含有家禽卵を生産することができる。
産卵家禽用飼料は、通常用いられるリコピンを含まない産卵家禽用飼料に、例えば、シス型リコピン含有率が適宜調整されたトマトオレオレジン(Tomato oleoresine)や、トマト粉末、トマトジュースを所定量添加することにより製造することができる。
リコピン含有家禽卵は、リコピンを含有するとともに、含有するリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが35質量%以上である産卵家禽用飼料を、産卵家禽に給与して生産される。産卵家禽用飼料の給与期間は、特に限定するものではないが、4日間以上とすることができ、10日間以上とすることがより好ましく、21日間以上とすることが更に好ましい。産卵家禽用飼料の給与期間が4日間以上であれば、卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピンの含有率が高い(例えば、80質量%以上)のリコピン含有家禽卵を得ることができる。卵黄のリコピン含有量は、産卵家禽用飼料の給与期間が4日から21日までは漸次高くなり、21日後には卵黄のリコピン含有量の増加が緩やかになる。すなわち、産卵家禽用飼料の給与期間が21日間以上であれば、卵黄のリコピン含有量が多いリコピン含有家禽卵を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、効率よくリコピンを摂取可能なリコピン含有家禽卵を提供することができる。また、そのようなリコピン含有家禽卵を生産可能な産卵家禽用飼料、リコピン含有家禽卵の生産方法を提供することができる。
まず、リコピン含有率15質量%のトマトオレオレジン(ライコレッド株式会社製、Lyc-O-Mato(登録商標) 15%)を所定の温度で熱処理して、リコピンのシス型リコピン含有率を調整した調整オレオレジンを得た。なお、シス型リコピン含有率を調整する前のトマトオレオレジン(以下、無調整オレオレジンと称する)に含まれるリコピンは、シス型リコピン含有率が5.5質量%であった(図1(A)参照)。
熱処理は、暗所にて、窒素雰囲気下で1時間行った。130℃の熱処理により、シス型リコピン含有率が35.1質量%の調整オレオレジンを得た(図1(B)参照)。140℃の熱処理によりシス型リコピン含有率が61.3質量%の調整オレオレジンを得た(図1(C)参照)。
また、比較例として無調整オレオレジンを、以下の表1に示される成分を有する飼料にそれぞれ添加して、飼料を製造した。比較例1では、無調整オレオレジンを、飼料1kg当たりのリコピンの量が100mgとなるように添加した。比較例2では、無調整オレオレジンを、飼料1kg当たりのリコピンの量が200mgとなるように添加した。比較例3では、無調整オレオレジンを、飼料1kg当たりのリコピンの量が300mgとなるように添加した。
まず、予備的な実験として、比較例1~3の飼料を、39週齢の産卵鶏(ボリスブラウン、各10羽)にそれぞれ給与して、鶏卵を生産した。実験の時期は初秋であった。比較例1~3の飼料を給与してから4日後、9日後、14日後、21日後に採取された鶏卵について、卵黄のリコピン含有量とシス型リコピン含有率を、順相HPLC分析によりそれぞれ測定した。
なお、比較例2の飼料を産卵鶏に給与して生産された鶏卵は、「対照群により生産される対照家禽卵」の一例である。実施例1又は実施例2の飼料(シス型リコピン富化飼料)を産卵鶏に給与して生産された鶏卵は、「シス型リコピン富化飼料群により生産されるリコピン含有家禽卵」の一例である。
上記のようにして生産された鶏卵の卵黄3gを50mlのアセトンに懸濁した。アセトンに懸濁した卵黄を、氷温にて、15分間超音波処理して、卵黄からリコピンを抽出した。リコピン抽出物を5-10mlのヘキサンに溶解し、0.2μmのPTFEフィルター(アドバンテック東洋株式会社製)に通し、HPLC用のサンプルを得た。得られたサンプルは、以下の条件で順相HPLC分析に供した。
装置:高速液体クロマトグラフProminence システム(株式会社島津製作所社製)
カラム:Nucleosil 300‐5(長さ:250mm×3本、内径:4.6mm、粒子径:5μm、ジーエルサイエンス株式会社製)
カラム温度:35℃
移動相:ヘキサン(0.075% DIPA(ジイソプロピルエチルアミン)含有)
流速:1.0mL/min
検出波長:460nm
図3(A)は、卵黄のリコピン含有量を示すグラフであり、横軸はリコピン含有飼料の給与期間(日間)を示し、縦軸はリコピン含有量(μg/g)を示す。図3(B)は、卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率を示すグラフであり、横軸はリコピン含有飼料の給与期間(日間)を示し、縦軸はシス型リコピン含有率(質量%)を示す。図3(A)及び図3(B)のグラフ中、各棒グラフは以下の鶏卵における卵黄のリコピン含有量及びシス型リコピン含有率をそれぞれ示す。
白の棒グラフ :リコピン100mg/kg、シス型リコピン含有率5.5質量%の飼料(比較例1)を給与して得られた鶏卵
網掛けの棒グラフ:リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率5.5質量%の飼料(比較例2)を給与して得られた鶏卵
斜線の棒グラフ :リコピン300mg/kg、シス型リコピン含有率5.5質量%の飼料(比較例3)を給与して得られた鶏卵
図4(A)は、卵黄のリコピン含有量を示すグラフであり、横軸はリコピン含有飼料の給与期間(日間)を示し、縦軸はリコピン含有量(μg/g)を示す。図4(B)は、卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率を示すグラフであり、横軸はリコピン含有飼料の給与期間(日間)を示し、縦軸はシス型リコピン含有率(質量%)を示す。図4(A)及び図4(B)のグラフ中、各棒グラフは以下の鶏卵における卵黄のリコピン含有量及びシス型リコピン含有率をそれぞれ示す。
白の棒グラフ :リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率5.5質量%の飼料(比較例2)を給与して得られた鶏卵
網掛けの棒グラフ:リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率35.1質量%の飼料(実施例1)を給与して得られた鶏卵
斜線の棒グラフ :リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率61.3質量%の飼料(実施例2)を給与して得られた鶏卵
また、実施例1、実施例2の飼料を給与して得られた鶏卵では、21日後の卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率が、ともに80質量%以上であった。これら実施例1、実施例2において、卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率の最大値は14日目に実施例2の一個体の鶏卵で測定された92.3質量%であった。一方、比較例2の飼料を給与して得られた鶏卵では、21日後の卵黄のリコピンのシス型リコピン含有率が、80質量%未満であった。さらに、実施例2の飼料(シス型リコピン含有率61.3質量%)を給与して得られた鶏卵では、実施例1の飼料(シス型リコピン含有率35.1質量%)を給与して得られた鶏卵より、卵黄に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率が高く、4日後から21日後までの期間を通じて、シス型リコピン含有率が80質量%以上であった。
実施例1、実施例2、比較例2の飼料をそれぞれ給与して21日後の鶏卵(各10個)について、ヨークカラーファン(DSM ニュートリションジャパン株式会社製)を用いて卵黄の色番号を測定した。また、表2に示す鶏卵の品質に関する各項目について測定した。測定結果を表2に示す。なお、表2中の以下の項目は次のものを示す。
卵黄色:DSMニュートリションジャパン株式会社製のヨークカラーファンを用いて決定される卵黄の色番号
シス型リコピン含有率(%):飼料に含まれるリコピンのシス型リコピン含有率(質量%)
オールトランス型:リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率5.5質量%の飼料(比較例2)を給与して得られた鶏卵
35.1% シス型:リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率35.1質量%の飼料(実施例1)を給与して得られた鶏卵
61.3% シス型:リコピン200mg/kg、シス型リコピン含有率61.3質量%の飼料(実施例2)を給与して得られた鶏卵
なお、上述の予備的な実験において、比較例1~3の飼料を産卵鶏にそれぞれ給与して、21日後に得られた鶏卵についても卵黄の色番号を測定した。比較例1、比較例2、比較例3の飼料を給与してそれぞれ得られた鶏卵は、卵黄の色番号が、それぞれ11.7±0.5、12.3±0.4、12.1±0.5であった。さらに、リコピンを含有しない飼料を産卵鶏給与して21日後に得られた鶏卵の卵黄の色番号は11.2±0.7であった。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本願出願時の請求項3及び請求項4は、製造方法によって物を特定するいわゆるプロダクト・バイ・プロセスクレームであるが、これら請求項に係る発明は、物の構造又は特性を特定することについて下記のとおり非実際的事情が存在する。
本願発明のリコピン含有家禽卵は、その生産主体が生き物であり、産卵家禽の種類、週齢、季節、飼料に含まれるリコピン以外の成分等により、その生産する家禽卵の品質が変動する。即ち、上記請求項で規定されるリコピン含有家禽卵は、その構造又は特性のみにより直接特定することが非実際的であり、リコピン含有家禽卵を得るためのプロセス(製法)によって初めて特定することが可能なものである。
したがって、上記請求項で規定されるリコピン含有家禽卵の発明に関し、「出願時において当該物をその構造又は特性により直接特定すること」が非実際的である事情が存在すると考えられる。
Claims (2)
- 卵黄に含まれるリコピン全体を100質量%とした場合にシス型リコピンが80質量%以上であるリコピン含有家禽卵。
- 卵黄のリコピン含有量が2.0μg/g以上である、請求項1に記載のリコピン含有家禽卵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019031249A JP7189613B2 (ja) | 2019-02-25 | 2019-02-25 | リコピン含有家禽卵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019031249A JP7189613B2 (ja) | 2019-02-25 | 2019-02-25 | リコピン含有家禽卵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020130115A JP2020130115A (ja) | 2020-08-31 |
JP7189613B2 true JP7189613B2 (ja) | 2022-12-14 |
Family
ID=72261426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019031249A Active JP7189613B2 (ja) | 2019-02-25 | 2019-02-25 | リコピン含有家禽卵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7189613B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000103733A (ja) | 1998-09-14 | 2000-04-11 | Basf Ag | 安定なリコピン粉末製剤、安定なリコピン水性分散液、それらの製法、それらの使用およびそれらを含有する栄養補助剤、動物飼料、食品、および医薬品および化粧品 |
JP2010500302A (ja) | 2006-08-08 | 2010-01-07 | インデナ エッセ ピ ア | 皮膚および毛髪用の、リコピン異性体の安定で生物学的利用可能な組成物 |
JP2014527080A (ja) | 2011-09-19 | 2014-10-09 | オムニアクティブ ヘルス テクノロジーズ リミテッド | 食用のリコピン含有オレオレジンおよびリコピン結晶の調製のための効率的な方法 |
JP2015187088A (ja) | 2014-03-27 | 2015-10-29 | カゴメ株式会社 | シス異性体含有リコピンの製造方法 |
JP2017001959A (ja) | 2015-06-04 | 2017-01-05 | カゴメ株式会社 | 5−シス−リコピン含有組成物及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1042798A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-17 | Kagome Co Ltd | リコピン含有飼料、並びにリコピン含有の畜肉または 卵 |
KR20120044554A (ko) * | 2010-10-28 | 2012-05-08 | (주) 리코플레코리아 | 토마토 가공 제품 및 그 제조방법 |
-
2019
- 2019-02-25 JP JP2019031249A patent/JP7189613B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000103733A (ja) | 1998-09-14 | 2000-04-11 | Basf Ag | 安定なリコピン粉末製剤、安定なリコピン水性分散液、それらの製法、それらの使用およびそれらを含有する栄養補助剤、動物飼料、食品、および医薬品および化粧品 |
JP2010500302A (ja) | 2006-08-08 | 2010-01-07 | インデナ エッセ ピ ア | 皮膚および毛髪用の、リコピン異性体の安定で生物学的利用可能な組成物 |
JP2014527080A (ja) | 2011-09-19 | 2014-10-09 | オムニアクティブ ヘルス テクノロジーズ リミテッド | 食用のリコピン含有オレオレジンおよびリコピン結晶の調製のための効率的な方法 |
JP2015187088A (ja) | 2014-03-27 | 2015-10-29 | カゴメ株式会社 | シス異性体含有リコピンの製造方法 |
JP2017001959A (ja) | 2015-06-04 | 2017-01-05 | カゴメ株式会社 | 5−シス−リコピン含有組成物及びその製造方法 |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
オレンジクインに含まれるプロリコピン(シスリコピン)と抗酸化能,タキイ最前線 夏号(2013),日本,第23-24頁,https://www.takii.co.jp/tsk/bn/pdf/2013_su_023_024.pdf |
カゴメ・名古屋大学 共同研究,ニュースリリース,日本,株式会社カゴメ,2018年05月14日,第1-3頁,https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2018/img/2018051401.pdf |
直売所向け野菜品種の紹介 トマト編,グリーンレポート(2014年7月号),日本,第18-19頁,https://www.zennoh.or.jp/eigi/pdf_noukai/gr541.pdf |
野菜のもつ色のパワーと機能成分,タキイ最前線 春号(2011),日本,第10-13頁,https://www.takii.co.jp/tsk/bn/pdf/20110310.pdf |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020130115A (ja) | 2020-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Ao et al. | Effects of fermented garlic powder supplementation on growth performance, blood profiles and breast meat quality in broilers | |
Dieumou et al. | Effects of ginger (Zingiber officinale) and garlic (Allium sativum) essential oils on growth performance and gut microbial population of broiler chickens | |
Loetscher et al. | Utility of nettle (Urtica dioica) in layer diets as a natural yellow colorant for egg yolk | |
EP3840588B1 (en) | Livestock feed additive | |
Muthusamy et al. | Phytogenic compounds used as a feed additives in poultry production | |
Puvača et al. | Spices and herbs in broilers nutrition: hot red pepper (Capsicum annuum L.) and its mode of action | |
Honda et al. | Alterations in lycopene concentration and Z‐isomer content in egg yolk of hens fed all‐E‐isomer‐rich and Z‐isomer‐rich lycopene | |
Hasted et al. | Immunostimulatory potential of fruits and their extracts in poultry | |
CN101411400A (zh) | 一种提高蛋鸡生产性能和免疫功能的女贞子提取物及应用方法 | |
Arpášová et al. | The Effect of Oregano Essential Oil and Pollen on Egg Production and Egg Yolk Qualitative Parameters. | |
Smeti et al. | Effects of myrtle (Myrtus communis L.) essential oils as dietary antioxidant supplementation on carcass and meat quality of goat meat | |
Yassein et al. | Effect of dietary supplementation of pomegranate peel powder and butylated hydroxy toluene on some productive, physiological and immunological parameters of japanese quail | |
KR20170109624A (ko) | 기능성 사료 | |
Ölmez et al. | The effects of Pennyroyal (Mentha pulegium L.) on performance, carcass and meat quality in Japanese quails (Coturnix coturnix japonica) | |
JP7189613B2 (ja) | リコピン含有家禽卵 | |
Niu et al. | Influence of paprika extract supplement on egg quality of laying hens fed wheat-based diet | |
Amerah et al. | Use of essential oils in poultry production | |
Senthilkumar et al. | Effect of garlic supplementation on performance in broilers–a Review | |
WO2021180117A1 (zh) | 一种包含槲皮万寿菊素的组合物 | |
RU2328137C1 (ru) | Биологически активная добавка для кур и способ ее получения | |
Kidane et al. | Effect of oyster mushroom, garlic and ginger as feed additives on feed intake, growth performance and economic efficiency of broilers | |
Riry et al. | Effect of using Moringa oleifera seed meal on Japanese quail performance during growing period | |
KR100928016B1 (ko) | 크산토필을 함유한 가축사료첨가제의 제조방법 | |
Abdel-Ghany | The effect of Origanum majorana supplementation on growth performance, blood parameters and meat quality in BUT9 commercial turkeys | |
El Tazi et al. | Response of broiler chicks to diets supplemented with garlic essential oil as natural growth promoter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220831 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20221024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7189613 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |