JP7188739B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロに関する。
ガスコンロの天板部は、板状の天板本体部に開口部が形成され、この開口部に沿って五徳を装着するためのリング部材(五徳リング)が設けられた構成が一般的である。この五徳リングは、天板本体部の開口部に挿入される筒状部と、この筒状部から張り出して開口部の上面側に配置されるフランジ部とを備え、筒状部が天板本体部の裏側に設けられた板状部材に対してねじなどによって固定される。
特開2014-20710号公報
この種のガスコンロでは、天板本体部とフランジ部との間に環状のパッキンが配置され、環状パッキンが天板本体部とフランジ部との間で挟持されることによってリング部材(五徳リング)の周辺のシール性が確保されている。しかし、従来から用いられているリング部材(五徳リング)の固定構造では、パッキンの締め付けが不十分になる虞があった。
本発明は、上述した課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、五徳を係合させる対象部位を備えたリング部材を、シール性をより高めた構造で天板本体部の開口部付近に固定し得るガスコンロを提供することを目的とするものである。
本発明の一つであるガスコンロは、
ガスバーナと、
上端側が開放した構成をなし、前記ガスバーナを収容する筐体部と、
前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられる天板部と、
を備え、
前記天板部は、
板状に構成されるとともに前記ガスバーナが挿し通される開口部が形成されてなる天板本体部と、
筒状に構成されるとともに前記開口部内に挿し通され且つ前記ガスバーナと前記開口部の隙間に配置される筒状部と、前記筒状部から張り出した構成をなすとともに前記開口部に沿って環状に配置され且つ前記開口部の上側を覆う環状張出部と、を有し、前記環状張出部に五徳を係合させる対象部位となる装着部が形成された構成をなすリング部材と、
前記開口部に沿って環状に配置されるとともに前記環状張出部と前記天板本体部の上面との間に挟まれつつ固定される環状パッキンと、
板状に構成されるとともに前記裏面側に配置され、前記筒状部に固定される板状部材と、
前記リング部材と前記板状部材とを連結する連結部材と、
を有し、
前記板状部材は、
弾性変形可能な構成をなし、前記裏面よりも下側に膨出するとともに前記筒状部の下方に配置される膨出部と、
前記膨出部の周囲に配置されるとともに前記裏面を直接的に又は他部材を介して間接的に押圧する押圧部と、
を備え、
前記膨出部と前記筒状部とが前記連結部材によって連結されているときに前記膨出部が前記筒状部に対し下方向の力を加える。
上記ガスコンロは、膨出部と筒状部とが連結部材によって連結されているときに膨出部が筒状部に対して下方向の力を加える。このような作用が生じるため、環状張出部によって環状パッキンが下方向に強く押されることになり、環状張出部と天板本体部の上面との間に環状パッキンが強く挟み込まれることになる。よって、環状張出部と天板本体部の上面との間において周方向にわたってシール性がより強固に確保されることになり、天板本体部の上面側において開口部側へ異物(煮汁等)が進入することを、より確実に防止することができる。更に、板状部材の押圧部が天板本体部の裏面を強く押すように密着するため、板状部材が摺動しにくくなる。よって、板状部材と一体的に連結されたリング部材の摺動又は位置ずれを、より確実に防ぐことができる。
実施例1のガスコンロを概略的に例示する正面図である。 実施例1のガスコンロの天板部を斜め上側から見た斜視図である。 図2の天板部の平面図である。 図2の天板部の底面図である。 図2の天板部の正面図である。 図2の天板部の背面図である。 図2の天板部の側面図である。 図2の天板部の分解斜視図である。 図2の天板部について、図8とは異なる方向から見た分解斜視図である。 図2の天板部から後板部を取り外した状態を示す斜視図である。 図2の天板部の裏側を見た斜視図である。 図3のC-C位置で切断した断面を概略的に示す断面図である。 図12で示す断面の一部を拡大して示す断面拡大図である。 図2の天板部を図3のC-C位置で切断し且つ裏側から見た構成を部分的に示す斜視図である。
本発明の望ましい例を以下に示す。但し、本発明は、以下の例に限定されない。
連結部材は、軸状に構成されるとともに少なくとも一端側に第1ねじ部が形成されてなるねじ部材を有していてもよい。そして、筒状部の下端部には、ねじ部材の第1ねじ部が嵌まり合う第2ねじ部が形成されていてもよい。そして、膨出部には、ねじ部材が挿し通される孔部又は切欠き部を有するとともにねじ部材の一部と係合するねじ挿入部が形成されていてもよい。そして、ねじ部材がねじ挿入部に挿入され且つねじ挿入部と係合した状態で第2ねじ部と嵌まり合っているときに、膨出部においてねじ部材を下方へ下げる弾性力が生じる構成であってもよい。
このようにすれば、ねじ部材を利用して筒状部の下端部を膨出部に固定し、膨出部の弾性力を利用して筒状部を下方側に強く引くことができる。よって、環状張出部によって環状パッキンを下方向に強く押した状態を安定的に維持し得る構成を、より簡易に実現することができる。
押圧部は、板状に構成されるとともに一方側の板面によって裏面を押圧する板状押圧部を有していてもよい。そして、膨出部における裏面側の対向面は、裏面よりも下側に配置されていてもよい。そして、対向面の周縁は、裏面と平行な平面方向において環状パッキンの外側に配置されていてもよい。そして、板状押圧部は、平面方向において環状パッキンの外側で裏面を押圧する構成であってもよい。
このようにすれば、天板本体部において環状パッキンの直下の領域では、環状パッキンによって下方向に押圧する力が加わるため、開口部の周囲において下側への多少の撓みが生じやすくなり、天板本体部において板状押圧部の直上の領域では、板状押圧部によって天板本体部の裏面を上方向に押圧する力が加わるため、環状パッキンの外側の領域で上側への多少の撓みが生じやすくなる。このような撓みが生じると、天板本体部における環状パッキンの直下の領域では、開口部近傍の部位において上側へ戻ろうとする力がより強く作用することになり、環状パッキンを挟み込もうとする力が増強される。
上記のガスコンロは、横方向に沿って延びるとともに天板本体部の裏面側に固定される複数の補強部材を備えていてもよい。そして、一の補強部材が板状部材の前側に配置されるとともに板状部材の前端部側の部位を押圧し、他の補強部材が板状部材の後側に配置されるとともに板状部材の後端部側の部位を押圧する構成であってもよい。
このように、複数の補強部材を横方向に沿って延びるように配置し、板状部材の前後の各部位が少なくとも2つの補強部材をそれぞれ押圧するように配置すれば、補強部材の配置面積を削減しつつ、板状部材が2つの補強部材と関わり合う部分の強度をより高めることができ、ひいては、天板部全体の強度を効果的に高めることができる。
板状部材の前端側の部位は、一の補強部材の少なくとも一部を天板本体部側に押圧し、板状部材の後端側の部位は、他の補強部材の少なくとも一部を天板本体部側に押圧する構成であってもよい。
このようにすれば、横方向に伸びる補強部材が天板本体部と板状部材とによって挟み込まれる構成となり、補強部材が天板本体部に対してより強固且つ安定的に固定される。しかも、天板本体部と板状部材とによって補強部材を挟み込む構成とすれば、部分的に厚みが確保された部位を設けることができるため、天板部の強度を一層高めることができる。
<実施例1>
本発明の実施例1に係るガスコンロ1について、図面を参照しつつ説明する。
1-1.ガスコンロの概要
まず、ガスコンロ1の概要を説明する。図1に示すガスコンロ1は、調理鍋等の調理器具を加熱可能なビルトインコンロとして構成され、複数のこんろ部6A,6B,6Cを備えるとともに、器内にグリル庫10を内蔵してなる。このガスコンロ1は、装置本体1Aに天板部4が取り付けられた構成をなす。装置本体1Aは、ガスコンロ1から天板部4や五徳9A,9B,9Cなどを除いた部分であり、ガスコンロ1の外殻をなす筐体部2と、筐体部2内に収容される様々な部品(グリル庫10等)とを有してなる。天板部4は、筐体部2の上端部に固定されている。ガスコンロ1には、天板部4から露出するように、左こんろ部6A、右こんろ部6Bが夫々設けられ、その左右のこんろ部6A,6Bの間で後方寄りに小こんろ部6Cが設けられている。左こんろ部6Aには、ガスバーナ8Aが設けられ、右こんろ6Bには、ガスバーナ8Bが設けられ、小こんろ部6Cには、ガスバーナ8Cが設けられている。ガスバーナ8A,8B、8Cは、公知のガスバーナとして構成され、ガス供給路(図1では図示を省略)を介してガスが供給される構成をなし、それぞれの一部が天板部4の上方側に配置されるようになっている。ガスバーナ8A,8B、8Cの周囲には、天板部4に載置された状態で五徳9A,9B,9Cがそれぞれ組み付けられている。天板部4の下方において装置本体1Aの内部中央付近にはグリル庫10が設けられている。
1-2.天板部の基本構成
次に、天板部4について詳述する。天板部4は、上端側が開口してなる筐体部2の上端側に図1のように組み付けられ、筐体部2を閉塞するように機能するものであり、ガスコンロ1の上面部を構成するものである。
天板部4の取付対象となる筐体部2は、図示しない左右の側壁部と、図示しない後壁部と、前壁部として機能する前面パネル2Aと、図示しない底壁部とを備え、前後左右の壁部によって部品の収容空間が囲まれた構成をなし、部品の収容空間の下方側は底壁部によって閉塞される。筐体部2は、上端側が開放した箱状形態をなしており、ガスバーナ8A,8B,8Cやグリル庫10などの各種部品を収容する。天板部4は、筐体部2の上端側に構成される開口部を閉塞する構成で筐体部2の上端部(開放側端部)に取り付けられる。
なお、本明細書では、天板本体部20の厚さ方向(板厚方向)を上下方向とし、天板本体部20を平面視したときの長手方向を左右方向とし、上下方向及び左右方向と直交する方向を前後方向とする。上下方向において、天板本体部20の表側(五徳9A,9B,9Cが配置される側)を上方側とし裏側を下方側とする。なお、左右方向は、横方向ともいう。
天板部4は、図2~図7のような構成をなし、図8、図9で示す各部品が組み立てられてなる。図9のように、天板部4は、板状の天板本体部20と、天板本体部20の裏面側に固定される補強フレーム80と、天板本体部20の裏面側において左右方向両端付近に配置される作用部材70と、天板本体部20の一部の周縁部に沿うように天板本体部20に固定される枠体30と、枠体30に沿って配置されるパッキン102と、天板本体部20の後方に隣接して配置される後板部40と、天板本体部20における中央側の所定位置にそれぞれ固定される中央側内枠部61,62,63とを備える。
図2、図8、図9で示すように、天板本体部20は、板状且つ外縁が長方形状に構成された部材であり、ガラス板からなる板状部材、或いは金属板材の表面にホーロー処理を施してガラスコート層を形成した板状部材などとして構成されている。天板本体部20は、全体的に均一な板厚となっており、図2で概念的に示すように、天板本体部20の中央側には、ガスバーナ8A,8B、8C(図1)が挿し通される開口部21A,21B,21Cが貫通孔として形成されている。なお、図1のように開口部21A,21B,21Cの周辺には中央側内枠部61,62,63がそれぞれ配置され、開口部21A,21B,21C及びそれぞれの近傍は中央側内枠部61,62,63によって覆われている。図8のように、天板本体部20の周縁部29は、平面視矩形状(具体的には略長方形状)となっており、周縁部29のうちの前端側周縁部29A及び後端側周縁部29Bは、端部が左右方向に延びる形態をなす。周縁部29のうちの左右端側周縁部29C,29Dは、端部が前後方向に延びる形態をなす。
枠体30は、天板本体部20と補強フレーム80とが一体的に組み付けられてなる構造体を外側から囲む構成をなす部品であり、図2のように天板本体部20の領域と天板本体部20の後方側の領域とを外側から囲む構成で配置されるものである。枠体30は、例えば金属材料や樹脂材料などからなり、図8のように矩形枠状に構成されている。枠体30は、接着剤などの接着媒体によって天板本体部20の周縁部29に接着され、天板本体部20の周縁部29の近傍を補強する機能を有する。枠体30は、天板本体部20の前縁部及び両側縁部に固定される第1枠部31と、第1枠部31の後方側に続く構成をなし且つ天板本体部20の後方側の領域の周囲に配置される第2枠部32と、を備える。
具体的には、図8のように、枠体30の前後両端部が左右方向に延びる第1直線状部33,34として構成され、枠体30の左右両端部が前後方向に延びる第2直線状部35,36として構成されている。そして、第1直線状部33及び第2直線状部35,36の一部が天板本体部20の周縁部29に固定される構成をなす。なお、枠体30において天板本体部20の周縁部29に固定される部分が第1枠部31である。第1枠部31(露出枠部)は、天板本体部20及び補強フレーム80(具体的には補強部材81,84,85)に隣接し且つ露出した構成をなす部分である。第2枠部32は、第1枠部31の後方側に続く部分であり、枠体30のうち天板本体部20の後端よりも後方側の部分である。図10、図11のように、天板本体部20に枠体30が固定された状態では、第2枠部32が天板本体部20の後端部(後端側周縁部29B)よりも後方側に延びており、その後端部(後端側周縁部29B)と第2枠部32とによって開口部を構成している。
パッキン102は、枠体30の下面に固定されるシール部材であり、図10、図11のように枠体30に沿うように配置される。パッキン102は、天板部4がキッチンカウンターの載置面(取付孔周縁部の上面)に載置されたときに、その載置面と枠体30とによって挟み込まれ、天板部4と載置面の間の隙間を埋めるようにシールする部品である。
後板部40は、例えば金属材料などからなり、天板本体部20と補強フレーム80と枠体30とが組み付けられてなる組付体100に固定される部品である。組付体100は、天板部4から後板部40を外した構造体であり、後板部40は、組付体100において天板本体部20の後方側に構成される開口部(天板本体部20の後端部と枠体30の一部とによって構成される開口部)の開口領域を部分的に埋めるように天板本体部20及び枠体30に固定される。図2、図3のように、後板部40は、天板本体部20の上面部22の後方側に配置される環状上面部43と、環状上面部43に一体的に連結されるとともに天板本体部20の上面部22の後端22Aに沿って配置され、上面部後端22Aを上方側から覆う構成をなす第1被覆部41と、環状上面部43に一体的に連結されるとともに第2枠部32に沿って配置され、第2枠部32を外側から覆う構成をなす第2被覆部42と、を備える。図2のように、後板部40には、グリル庫10からの排気を排出する排気口49が貫通孔として形成されている。後板部40の表面側には、下方に凹む凹部47が形成されており、凹部47には、図示しないカバー部材が嵌め込まれるようになっている。このカバー部材は、排気口49を覆うように後板部40に装着される部材であり、排気を導出するための多数の貫通孔が形成されてなるものである。このカバー部材が後板部40に装着された状態では、排気口49を介して排出される排気が、カバー部材に形成された多数の貫通孔を介して外部に放出されることになる。図4のように、環状上面部43の裏面側後端部付近には、左右方向に延びる補強部材90が固定されている。
1-3.中央側内枠部及び補強フレームの詳細構成
次に、中央側内枠部61,62,63及び補強フレーム80などの詳細について説明する。
図2のように、天板本体部20には、中央側内枠部61,62,63がそれぞれ固定される。中央側内枠部61,62,63は、天板本体部20の中央側に形成された各開口部21A,21B,21Cの付近にそれぞれ固定される。中央側内枠部61は、天板本体部20の上面20B側にリング部材61Aが固定され、天板本体部20の裏面20A側に板状部材61B(図4)が固定され、これらが連結部材64によって連結される。中央側内枠部62は、天板本体部20の上面20B側にリング部材62Aが固定され、天板本体部20の裏面20A側に板状部材62B(図4)が固定され、これらが連結部材64によって連結される。中央側内枠部63は、天板本体部20の上面20B側にリング部材63Aが固定され、天板本体部20の裏面20A側に板状部材63Bが固定され、これらが連結部材64によって連結される。中央側内枠部61,62,63のそれぞれには、上下に貫通した貫通孔61C,62C,63Cがそれぞれ形成され、これらが天板本体部20における開口部21A,21B,21Cの内側の位置に配置されている。即ち、開口部21A,21B,21Cのそれぞれの開口領域の内側に、貫通孔61C,62C,63Cのそれぞれの開口領域が位置している。そして、図1のような天板部4の装着時には、貫通孔61C,62C,63Cに対して下側からガスバーナ(コンロバーナ)8A,8B、8Cがそれぞれ挿入される。なお、本構成では、中央側内枠部61,62,63が同様の特徴をなし、いずれもリング部材、環状パッキン、板状部材、連結部材を備えた構成をなしている。以下では、これらのうち、中央側内枠部61付近の構成を代表例として説明する。
図13、図14のように、中央側内枠部61は、リング部材61A、環状パッキン61D、板状部材61B、連結部材64などを備える。リング部材61Aは、主に、筒状部122と環状張出部124とを備え、座金部材として構成されている。なお、図14は、図3のC-C位置で切断した断面であるが、図13とは逆側を見た断面となっている。
筒状部122は、筒状に構成されるとともに開口部21A内に挿し通され且つガスバーナ8A(図1)と開口部21Aの隙間に配置される部位である。筒状部122の内周部は貫通孔61Cの一部を構成している。具体的には、筒状部122の内周部と後述する板状部材側開口部142Bとによって貫通孔61Cが構成されており、天板部4を筐体部2に組み付けた状態では、貫通孔61C内にガスバーナ8Aが挿入されるようになっている。
環状張出部124は、筒状部122の外周部からフランジ状に張り出した構成をなすとともに開口部21Aに沿って環状に配置され且つ開口部21Aの上側を覆うように配置される部位である。環状張出部124には、五徳9Aを係合させる対象部位となる装着部126(図2等)が形成されている。装着部126は、環状張出部124の外周部において中心側(貫通孔61C側)に向かって凹むように形成された凹部であり、五徳9Aに形成された図示しない3つの突起(具体的には、五徳9Aにおいて下方向に突出するように所定の位置関係で配置される3つの突起)が装着部126に嵌まり合って装着されるようになっている。五徳9Aに形成された3つの突起が3つの装着部126にそれぞれ挿入されているときには、環状張出部124に対するそれら3つの突起の変位(天板本体部20の上面20Bに沿った方向の変位)が規制され、五徳9Aは天板本体部20の上面20Bに沿った方向に移動しないように位置決めされる。
環状パッキン61Dは、例えば、カーボンなどの非金属材料からなり、薄板状且つ円環状に構成されるシール部材である。環状パッキン61Dは、開口部21Aの内周縁に沿って環状に配置されるとともに環状張出部124と天板本体部20の上面20Bとの間に挟まれつつ固定される。環状パッキン61Dは、全周にわたって天板本体部20の上面20B及びリング部材61Aに密着する。パッキン61Dの内周縁は円形となっており、図13、図14の例では、上面20Bと平行な平面方向において、パッキン61Dの内周縁が開口部21Aの内周縁よりも内側(開口部21Aの開口領域中心側)の位置となっており、貫通孔61Cの内周縁よりも外側の位置となっている。上面20Bと平行な平面方向において、パッキン61Dの外周縁は、開口部21Aの内周縁よりも外側の位置となっており、環状張出部124の外周縁よりも内側の位置となっている。そして、パッキン61Dの上面全体が環状張出部124によって覆われている。パッキン61Dは、開口部21Aの周方向全体にわたって環状張出部124に密着し、且つ、開口部21Aの周方向全体にわたって上面20B(具体的には上面20Bにおける開口部21A近傍の部分)に密着する。なお、パッキン61Dは、耐熱性を有する部材であればカーボンに限定されない。
板状部材61Bは、板状に構成された部品であり、例えば金属材料によって構成されている。この板状部材61Bは、天板本体部20の裏面20A側に配置され、筒状部122に固定される。板状部材61Bは、主に、膨出部142と押圧部144とを備える。
膨出部142は、弾性変形可能な構成をなし、裏面20Aよりも下側に膨出するとともに少なくとも一部が筒状部122の下方に配置される部位である。具体的には、図13、図14のように、膨出部142は、平坦な板状に構成された板状押圧部144Aよりも下方側に膨らんだ膨出形態をなしている。膨出部142の中央側には、貫通孔としての板状部材側開口部142Bが形成されており、この板状部材側開口部142Bは、ガスバーナ8A(図1)を挿し通すための孔として機能する。具体的には、筒状部122の内周部(筒状部122に形成された貫通孔の内壁部)と板状部材側開口部142Bの内周部とによって貫通孔61Cが形成され、筒状部122内の開口領域と板状部材側開口部142Bの開口領域とが上下に続く構成をなし、各開口領域にガスバーナ8Aが挿入されるようになっている。そして、本構成では、図13、図14のように膨出部142と筒状部122とが連結部材64によって連結されているとき(具体的には連結部材64がある程度の深さまでねじ込まれて筒状部122の下端部と膨出部142とが当接しているとき)に膨出部142が弾性変形した状態となり、膨出部142が筒状部122に対して下方向に力を加えるようになっている。
押圧部144は、膨出部142の周囲に配置されるとともに天板本体部20の裏面20Aを直接的に又は他部材を介して間接的に押圧する部位である。なお、図13、図14の例では、押圧部144が裏面20Aに接触して裏面20Aを直接的に押圧するようになっているが、押圧部144と裏面20Aとの間に他部材(例えば薄い板材など)が介在し、押圧部144が他部材を介して裏面20Aを押圧するようになっていてもよい。押圧部144は、平坦な板状に構成されるとともに一方側の板面によって裏面20Aを押圧する板状押圧部144Aを有している。本構成では、膨出部142の外縁が周方向全体にわたって板状押圧部144Aに連結されており、膨出部142における裏面20A側の対向面142Aが、裏面20Aよりも下側において裏面20Aと対向して配置されている。対向面142Aと裏面20Aとの間には空間が構成されている。対向面142Aの外縁は、全部又は大部分が、裏面20Aと平行な平面方向において環状パッキン61Dの外側に配置されている。そして、板状押圧部144Aは、上記平面方向において環状パッキン61Dの外側で裏面20Aを押圧する構成となっている。
連結部材64は、ねじ部材として構成されており、リング部材61Aと板状部材61Bとを連結するように機能する。連結部材64は、軸状に構成されるとともに少なくとも一端側に第1ねじ部64Aが形成されており、他端側には係合部としてのねじ頭部64Bが形成されている。図13、図14の例では、第1ねじ部64Aが雄ねじ部として構成されている。一方で、筒状部122の下端部には、連結部材64の第1ねじ部64Aが嵌まり合う第2ねじ部132Aが形成されている。図13、図14の例では、第2ねじ部132Aは、雌ねじ部132におけるねじ孔(内周面にねじ溝が形成されたねじ孔)として構成されている。そして、膨出部142には、ねじ挿入部142Cが形成されている。ねじ挿入部142Cは、連結部材64が挿し通される部位であり、図13、図14の例では切欠き部として構成されている。連結部材64は、ねじ挿入部142Cに挿入されつつ第2ねじ部132Aに挿入されたときに、ねじ挿入部142Cに係合しつつ固定される。具体的には、連結部材64は、ねじ頭部64Bと筒状部122の下端部とによって膨出部142の一部(開口部142B側の切欠き部分)が挟み込まれるように係合した状態で固定される。このように連結部材64がねじ挿入部142Cに挿入され且つねじ挿入部142Cと係合した状態で第2ねじ部132Aと嵌まり合っているときには、膨出部142において連結部材64を下方へ下げる弾性力が生じるようになっている。具体的には、このような係合状態で連結部材64と第2ねじ部132Aとが嵌まり合っているときに膨出部142の下端部付近(ねじ挿入部142C付近)が上方側(天板本体部20側)に撓むように弾性変形し、膨出部142は、このように弾性変形した状態から自然状態に戻ろうとする力(ねじ挿入部142C付近が下方に移動しようとする力)によって連結部材64を下方へ下げようとする力が加わる。
図11のように、天板本体部20の裏面20Aに対しては、複数の補強部材を備えてなる補強フレーム80が固定されている。補強フレーム80は、左右方向に延びる長手状の補強部材81,82,83と、前後方向に延びる長手状の補強部材84,85,86,87とを備え、これらが接着剤などの固定手段によって天板本体部20の裏面20Aに固定されつつ互いに連結されている。補強部材81,82,83,84,85,86,87は、例えば金属材料などからなる。
補強部材84,85は、前後に長い長手状且つ板状の部材であり、天板本体部20の裏面20Aに固定される部材である。補強部材84は、天板本体部20の左右方向一方側の端部寄りに固定され、第2直線状部35付近において第2直線状部35に沿って配置される。補強部材85は、天板本体部20の左右方向他方側の端部寄りに固定され、第2直線状部36付近において第2直線状部36に沿って配置される。補強部材84,85は、例えば接着剤などの接着媒体によって天板本体部20の裏面20A及び枠体30に固定されている。
複数の補強部材81,82,83は、いずれも横方向に沿って延びるとともに天板本体部20の裏面20A側に固定される構成をなす。
このうち、補強部材81は、左右方向に長い長手状且つ板状の部材として構成され、開口部21A,21Bよりも前側(具体的には、板状部材61B,62Bの前側)において天板本体部20の前端部寄りに固定され、第1直線状部33付近において第1直線状部33に沿って配置される。補強部材81は、例えば接着剤などの接着媒体によって天板本体部20の裏面20A及び枠体30に固定され、図13の例では、枠体30の内周部側に形成された溝部内に補強部材81の前端部が入り込んだ状態で固定されている。更に、補強部材81は、一部(具体的には、後端部付近)が板状部材61Bの一部と上下に重なっている。そして、補強部材81の横方向の両端部は、ねじ等の連結部材(図13、図14では図示を省略)などによって補強部材84,85とそれぞれ連結されている。
補強部材82は、左右方向に長い長手状且つ板状の部材として構成され、天板本体部20の前後方向中央部付近(具体的には、開口部21A,21Bよりも後ろ側且つ開口部21Cよりも前側)に配置され、例えば接着剤などの接着媒体によって天板本体部20の裏面20Aに固定される。この補強部材82は、板状部材61B,62Bの後ろ側且つ板状部材63Bの前側に配置され、一部が板状部材61B,62Bと上下に重なり、一部が板状部材63Bと上下に重なっている。補強部材82の左右方向両端部付近の部位は、ねじ等の連結部材(図13、図14では図示を省略)などによって補強部材84,85とそれぞれ連結されている。
補強部材83は、左右方向に長い長手状且つ板状の部材として構成され、天板本体部20の後端部付近に配置され、例えば接着剤などの接着媒体によって天板本体部20の裏面20Aに固定される。この補強部材83は、板状部材63Bの後ろ側に配置され、一部が板状部材63Bと上下に重なっている。補強部材83の左右方向両端部付近の部位は、ねじ等の連結部材(図13、図14では図示を省略)などによって補強部材84,85とそれぞれ連結されている。
補強部材86,87は、前後に長い長手状且つ板状の部材であり、補強部材81と補強部材82の間に架け渡される形態で天板本体部20の裏面20A側に固定される部材である。補強部材86は、天板本体部20の左右方向中央側(板状部材61Bよりも左右方向中央側)においてねじ等の連結部材によって補強部材81,82のそれぞれと連結されている。補強部材87は、天板本体部20の左右方向中央側(板状部材62Bよりも左右方向中央側)においてねじ等の連結部材によって補強部材81,82のそれぞれと連結されている。
以上のように、補強部材81,82,83のそれぞれの左右方向両端部が補強部材84,85に対してねじ等の連結部材によって連結され、補強部材86,87のそれぞれの前後方向両端部が補強部材81,82に対してねじ等の連結部材によって連結され、補強部材81,82,83,84,85,86,87が一体的なフレームとなっている。
図13、図14のように、補強部材81(補強部材81は一の補強部材の一例に相当)の大部分が板状部材61Bの前側に配置され、補強部材81の後端側の部位81Bが板状部材61Bの前端部側の部位151と上下に重なっており、補強部材82(補強部材82は他の補強部材の一例に相当)の大部分が板状部材61Bの後ろ側に配置され、この補強部材82の前端側の部位82Aが板状部材61Bの後端部側の部位152と上下に重なっている。板状部材61Bの前端側の部位151は、補強部材81の後端側の部位81Bの下方に配置され、この後端側の部位81Bを上側に押圧するように配置される。従って、この後端側の部位81Bは、板状部材61Bの前端側の部位151と天板本体部20とによって挟み込まれた状態で保持される。また、板状部材61Bの後端側の部位152は、補強部材82の前端側の部位82Aの下方に配置され、この前端側の部位82Aを上側に押圧するように配置される。従って、この前端側の部位82Aは、板状部材61Bの後端側の部位152と天板本体部20とによって挟み込まれた状態で保持される。
1-4.効果
ガスコンロ1は、膨出部142と筒状部122とが連結部材64によって連結されているときに膨出部142が弾性変形した状態となり、膨出部142が筒状部122に対して下方向の力を加える。このような作用が生じるため、環状張出部124によって環状パッキン61Dが下方向に強く押されることになり、環状張出部124と天板本体部20の上面20Bとの間に環状パッキン61Dが強く挟み込まれることになる。よって、環状張出部124と天板本体部20の上面20Bとの間において周方向にわたってシール性がより強固に確保されることになり、天板本体部20の上面側において開口部21B側へ異物(煮汁等)が進入することを、より確実に防止することができる。更に、板状部材61Bの押圧部144が天板本体部20の裏面20Aを強く押すように密着するため、板状部材61Bの押圧面での摩擦力が高まり、板状部材61Bが摺動しにくくなる。よって、板状部材61Bと一体的に連結されたリング部材61Aの摺動ないし位置ずれを、より確実に防ぐことができる。なお、中央側内枠部62,63においても同様の構成が採用されているため、このような効果は、中央側内枠部62,63でも同様に生じる。
上述したガスコンロ1は、軸状に構成されるとともに少なくとも一端側に第1ねじ部64Aが形成されてなるねじ部材(連結部材64)を有する。そして、筒状部122の下端部には、ねじ部材(連結部材64)の第1ねじ部64Aが嵌まり合う第2ねじ部132Aが形成され、膨出部142には、ねじ部材(連結部材64)が挿し通される切欠き部を有するとともにねじ部材(連結部材64)の一部と係合するねじ挿入部142Cが形成されている。そして、ねじ部材(連結部材64)がねじ挿入部142Cに挿入され且つねじ挿入部142Cと係合した状態で第2ねじ部132Aと嵌まり合っているときに、膨出部142においてねじ部材(連結部材64)を下方へ下げる弾性力が生じる構成となっている。このようにすれば、ねじ部材(連結部材64)を利用して筒状部122の下端部を膨出部142に固定し、膨出部142の弾性力を利用して筒状部122を下方側に強く引くことができる。よって、環状張出部124によって環状パッキン61Dを下方向に強く押した状態を安定的に維持し得る構成を、より簡易に実現することができる。なお、中央側内枠部62,63においても同様の構成が採用されているため、このような効果は、中央側内枠部62,63でも同様に生じる。
押圧部144は、板状に構成されるとともに一方側の板面によって天板本体部20の裏面20Aを押圧する板状押圧部144Aを有し、膨出部142における裏面20A側の対向面142Aは、裏面20Aよりも下側に配置されており、対向面142Aの周縁は、裏面20Aと平行な平面方向において環状パッキン61Dの外側に配置されている。そして、板状押圧部144Aは、平面方向において環状パッキン61Dの外側で裏面20Aを押圧する構成となっている。このようにすれば、天板本体部20において環状パッキン61Dの直下の領域では、環状パッキン61Dによって下方向に押圧する力が加わるため、開口部21Bの周囲において下側への多少の撓みが生じやすくなり、天板本体部20において板状押圧部144Aの直上の領域では、板状押圧部144Aによって天板本体部20の裏面20Aを上方向に押圧する力が加わるため、環状パッキン61Dの外側の領域で上側への多少の撓みが生じやすくなる。このような撓みが生じると、天板本体部20における環状パッキン61Dの直下の領域では、開口部21B近傍の部位において上側へ戻ろうとする力がより強く作用することになり、環状パッキン61Dを挟み込もうとする力が増強される。なお、中央側内枠部62,63においても同様の構成が採用されているため、このような効果は、中央側内枠部62,63でも同様に生じる。
上記のガスコンロ1は、横方向に沿って延びるとともに天板本体部20の裏面20A側に固定される複数の補強部材81,82,83を備えており、一の補強部材81が板状部材61Bの前側に配置されるとともに板状部材61Bの前端部側の部位を押圧し、他の補強部材82が板状部材61Bの後ろに配置されるとともに板状部材61Bの後端部側の部位を押圧する構成となっている。このように、複数の補強部材81,82,83を横方向に沿って延びるように配置し、板状部材61Bの前後の各部位を少なくとも2つの補強部材81,82が押圧するように配置すれば、補強部材の配置面積を削減しつつ、天板部4全体の強度を効果的に高めることができる。なお、中央側内枠部61,63においても同様の構成が採用されているため、このような効果は、中央側内枠部61,63でも同様に生じる。
板状部材61Bの前端側の部位は、一の補強部材81の少なくとも一部を天板本体部20側に押圧し、板状部材61Bの後端側の部位は、他の補強部材82の少なくとも一部を天板本体部20側に押圧する構成となっている。このようにすれば、横方向に伸びる補強部材81,82が天板本体部20と板状部材61Bとによって挟み込まれる構成となり、補強部材81,82が天板本体部20に対してより強固且つ安定的に固定される。しかも、天板本体部20と板状部材61Bとによって補強部材81,82を挟み込む構成とすれば、部分的に厚みが確保された部位を設けることができるため、天板部4の強度を一層高めることができる。なお、中央側内枠部62,63においても同様の構成が採用されているため、このような効果は、中央側内枠部62,63でも同様に生じる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、上述した実施例や後述する実施例の様々な特徴は、発明の趣旨を逸脱せず且つ矛盾しない組み合わせであればどのように組み合わせてもよい。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
上述した実施例では、ガスコンロの例としてビルトインコンロを例示したが、テーブルコンロなどであってもよい。
上述した実施例では、天板部から3つのガスバーナが突出するガスコンロを例示したが、天板部から突出するガスバーナの数は、2以下であってもよく、4以上であってもよい。
上述した実施例では、ねじ挿入部が切欠き部(具体的には、膨出部の内周部においてガスバーナから離れる側に向かって凹んだ構成をなす凹部)と構成された例を示したが、貫通孔として構成されていてもよい。或いは、切欠き部として構成されたねじ挿入部と貫通孔として構成されたねじ挿入部とが混在していてもよい。
1…ガスコンロ
2…筐体部
4…天板部
8A,8B,8C…ガスバーナ
9A,9B,9C…五徳
20…天板本体部
21A,21B,21C…開口部
30…枠体
61A,62A,63A…リング部材
61B,62B,63B…板状部材
61D…環状パッキン
64…連結部材(ねじ部材)
64A…第1ねじ部
81,82,83…補強部材
122…筒状部
124…環状張出部
126…装着部
132A…第2ねじ部
142…膨出部
142C…ねじ挿入部
144…押圧部
144A…板状押圧部

Claims (5)

  1. ガスバーナと、
    上端側が開放した構成をなし、前記ガスバーナを収容する筐体部と、
    前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられる天板部と、
    を備え、
    前記天板部は、
    板状に構成されるとともに前記ガスバーナが挿し通される開口部が形成されてなる天板本体部と、
    筒状に構成されるとともに前記開口部内に挿し通され且つ前記ガスバーナと前記開口部の隙間に配置される筒状部と、前記筒状部から張り出した構成をなすとともに前記開口部に沿って環状に配置され且つ前記開口部の上側を覆う環状張出部と、を有し、前記環状張出部に五徳を係合させる対象部位となる装着部が形成された構成をなすリング部材と、
    前記開口部に沿って環状に配置されるとともに前記環状張出部と前記天板本体部の上面との間に挟まれつつ固定される環状パッキンと、
    板状に構成されるとともに前記天板本体部の裏面側に配置され、前記筒状部に固定される板状部材と、
    前記リング部材と前記板状部材とを連結する連結部材と、
    を有し、
    前記板状部材は、
    弾性変形可能な構成をなし、前記裏面よりも下側に膨出するとともに前記筒状部の下方に配置される膨出部と、
    前記膨出部の周囲において前記膨出部に連結して配置されるとともに前記裏面を直接的に又は他部材を介して間接的に押圧する押圧部と、
    を備え、
    前記膨出部と前記筒状部とが前記連結部材によって連結されているときに前記膨出部が前記筒状部に対し下方向の力を加える
    ガスコンロ。
  2. 前記連結部材は、軸状に構成されるとともに少なくとも一端側に第1ねじ部が形成されてなるねじ部材を有し、
    前記筒状部の下端部には、前記ねじ部材の前記第1ねじ部が嵌まり合う第2ねじ部が形成され、
    前記膨出部には、前記ねじ部材が挿し通される孔部又は切欠き部を有するとともに前記ねじ部材の一部と係合するねじ挿入部が形成され、
    前記ねじ部材が前記ねじ挿入部に挿入され且つ前記ねじ挿入部と係合した状態で前記第2ねじ部と嵌まり合っているときに、前記膨出部において前記ねじ部材を下方へ下げる弾性力が生じる
    請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記押圧部は、板状に構成されるとともに一方側の板面によって前記裏面を押圧する板状押圧部を有し、
    前記膨出部における前記裏面側の対向面は、前記裏面よりも下側に配置され、
    前記対向面の周縁は、前記裏面と平行な平面方向において前記環状パッキンの外側に配置され、
    前記板状押圧部は、前記平面方向において前記環状パッキンの外側で前記裏面を押圧する
    請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。
  4. 横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面側に固定される複数の補強部材を備え、
    一の前記補強部材が前記板状部材の前側に配置されるとともに前記板状部材の前端部側の部位によって押圧され
    他の前記補強部材が前記板状部材の後側に配置されるとともに前記板状部材の後端部側の部位によって押圧される
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガスコンロ。
  5. 前記板状部材の前端側の部位は、一の前記補強部材の少なくとも一部を前記天板本体部側に押圧し、
    前記板状部材の後端側の部位は、他の前記補強部材の少なくとも一部を前記天板本体部側に押圧する
    請求項4に記載のガスコンロ。
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