JP7188739B2 - ガスコンロ - Google Patents
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Description
ガスバーナと、
上端側が開放した構成をなし、前記ガスバーナを収容する筐体部と、
前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられる天板部と、
を備え、
前記天板部は、
板状に構成されるとともに前記ガスバーナが挿し通される開口部が形成されてなる天板本体部と、
筒状に構成されるとともに前記開口部内に挿し通され且つ前記ガスバーナと前記開口部の隙間に配置される筒状部と、前記筒状部から張り出した構成をなすとともに前記開口部に沿って環状に配置され且つ前記開口部の上側を覆う環状張出部と、を有し、前記環状張出部に五徳を係合させる対象部位となる装着部が形成された構成をなすリング部材と、
前記開口部に沿って環状に配置されるとともに前記環状張出部と前記天板本体部の上面との間に挟まれつつ固定される環状パッキンと、
板状に構成されるとともに前記裏面側に配置され、前記筒状部に固定される板状部材と、
前記リング部材と前記板状部材とを連結する連結部材と、
を有し、
前記板状部材は、
弾性変形可能な構成をなし、前記裏面よりも下側に膨出するとともに前記筒状部の下方に配置される膨出部と、
前記膨出部の周囲に配置されるとともに前記裏面を直接的に又は他部材を介して間接的に押圧する押圧部と、
を備え、
前記膨出部と前記筒状部とが前記連結部材によって連結されているときに前記膨出部が前記筒状部に対し下方向の力を加える。
このようにすれば、ねじ部材を利用して筒状部の下端部を膨出部に固定し、膨出部の弾性力を利用して筒状部を下方側に強く引くことができる。よって、環状張出部によって環状パッキンを下方向に強く押した状態を安定的に維持し得る構成を、より簡易に実現することができる。
このようにすれば、天板本体部において環状パッキンの直下の領域では、環状パッキンによって下方向に押圧する力が加わるため、開口部の周囲において下側への多少の撓みが生じやすくなり、天板本体部において板状押圧部の直上の領域では、板状押圧部によって天板本体部の裏面を上方向に押圧する力が加わるため、環状パッキンの外側の領域で上側への多少の撓みが生じやすくなる。このような撓みが生じると、天板本体部における環状パッキンの直下の領域では、開口部近傍の部位において上側へ戻ろうとする力がより強く作用することになり、環状パッキンを挟み込もうとする力が増強される。
このように、複数の補強部材を横方向に沿って延びるように配置し、板状部材の前後の各部位が少なくとも2つの補強部材をそれぞれ押圧するように配置すれば、補強部材の配置面積を削減しつつ、板状部材が2つの補強部材と関わり合う部分の強度をより高めることができ、ひいては、天板部全体の強度を効果的に高めることができる。
このようにすれば、横方向に伸びる補強部材が天板本体部と板状部材とによって挟み込まれる構成となり、補強部材が天板本体部に対してより強固且つ安定的に固定される。しかも、天板本体部と板状部材とによって補強部材を挟み込む構成とすれば、部分的に厚みが確保された部位を設けることができるため、天板部の強度を一層高めることができる。
本発明の実施例1に係るガスコンロ1について、図面を参照しつつ説明する。
1-1.ガスコンロの概要
まず、ガスコンロ1の概要を説明する。図1に示すガスコンロ1は、調理鍋等の調理器具を加熱可能なビルトインコンロとして構成され、複数のこんろ部6A,6B,6Cを備えるとともに、器内にグリル庫10を内蔵してなる。このガスコンロ1は、装置本体1Aに天板部4が取り付けられた構成をなす。装置本体1Aは、ガスコンロ1から天板部4や五徳9A,9B,9Cなどを除いた部分であり、ガスコンロ1の外殻をなす筐体部2と、筐体部2内に収容される様々な部品(グリル庫10等)とを有してなる。天板部4は、筐体部2の上端部に固定されている。ガスコンロ1には、天板部4から露出するように、左こんろ部6A、右こんろ部6Bが夫々設けられ、その左右のこんろ部6A,6Bの間で後方寄りに小こんろ部6Cが設けられている。左こんろ部6Aには、ガスバーナ8Aが設けられ、右こんろ6Bには、ガスバーナ8Bが設けられ、小こんろ部6Cには、ガスバーナ8Cが設けられている。ガスバーナ8A,8B、8Cは、公知のガスバーナとして構成され、ガス供給路(図1では図示を省略)を介してガスが供給される構成をなし、それぞれの一部が天板部4の上方側に配置されるようになっている。ガスバーナ8A,8B、8Cの周囲には、天板部4に載置された状態で五徳9A,9B,9Cがそれぞれ組み付けられている。天板部4の下方において装置本体1Aの内部中央付近にはグリル庫10が設けられている。
次に、天板部4について詳述する。天板部4は、上端側が開口してなる筐体部2の上端側に図1のように組み付けられ、筐体部2を閉塞するように機能するものであり、ガスコンロ1の上面部を構成するものである。
次に、中央側内枠部61,62,63及び補強フレーム80などの詳細について説明する。
ガスコンロ1は、膨出部142と筒状部122とが連結部材64によって連結されているときに膨出部142が弾性変形した状態となり、膨出部142が筒状部122に対して下方向の力を加える。このような作用が生じるため、環状張出部124によって環状パッキン61Dが下方向に強く押されることになり、環状張出部124と天板本体部20の上面20Bとの間に環状パッキン61Dが強く挟み込まれることになる。よって、環状張出部124と天板本体部20の上面20Bとの間において周方向にわたってシール性がより強固に確保されることになり、天板本体部20の上面側において開口部21B側へ異物(煮汁等)が進入することを、より確実に防止することができる。更に、板状部材61Bの押圧部144が天板本体部20の裏面20Aを強く押すように密着するため、板状部材61Bの押圧面での摩擦力が高まり、板状部材61Bが摺動しにくくなる。よって、板状部材61Bと一体的に連結されたリング部材61Aの摺動ないし位置ずれを、より確実に防ぐことができる。なお、中央側内枠部62,63においても同様の構成が採用されているため、このような効果は、中央側内枠部62,63でも同様に生じる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、上述した実施例や後述する実施例の様々な特徴は、発明の趣旨を逸脱せず且つ矛盾しない組み合わせであればどのように組み合わせてもよい。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
2…筐体部
4…天板部
8A,8B,8C…ガスバーナ
9A,9B,9C…五徳
20…天板本体部
21A,21B,21C…開口部
30…枠体
61A,62A,63A…リング部材
61B,62B,63B…板状部材
61D…環状パッキン
64…連結部材(ねじ部材)
64A…第1ねじ部
81,82,83…補強部材
122…筒状部
124…環状張出部
126…装着部
132A…第2ねじ部
142…膨出部
142C…ねじ挿入部
144…押圧部
144A…板状押圧部
Claims (5)
- ガスバーナと、
上端側が開放した構成をなし、前記ガスバーナを収容する筐体部と、
前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられる天板部と、
を備え、
前記天板部は、
板状に構成されるとともに前記ガスバーナが挿し通される開口部が形成されてなる天板本体部と、
筒状に構成されるとともに前記開口部内に挿し通され且つ前記ガスバーナと前記開口部の隙間に配置される筒状部と、前記筒状部から張り出した構成をなすとともに前記開口部に沿って環状に配置され且つ前記開口部の上側を覆う環状張出部と、を有し、前記環状張出部に五徳を係合させる対象部位となる装着部が形成された構成をなすリング部材と、
前記開口部に沿って環状に配置されるとともに前記環状張出部と前記天板本体部の上面との間に挟まれつつ固定される環状パッキンと、
板状に構成されるとともに前記天板本体部の裏面側に配置され、前記筒状部に固定される板状部材と、
前記リング部材と前記板状部材とを連結する連結部材と、
を有し、
前記板状部材は、
弾性変形可能な構成をなし、前記裏面よりも下側に膨出するとともに前記筒状部の下方に配置される膨出部と、
前記膨出部の周囲において前記膨出部に連結して配置されるとともに前記裏面を直接的に又は他部材を介して間接的に押圧する押圧部と、
を備え、
前記膨出部と前記筒状部とが前記連結部材によって連結されているときに前記膨出部が前記筒状部に対し下方向の力を加える
ガスコンロ。 - 前記連結部材は、軸状に構成されるとともに少なくとも一端側に第1ねじ部が形成されてなるねじ部材を有し、
前記筒状部の下端部には、前記ねじ部材の前記第1ねじ部が嵌まり合う第2ねじ部が形成され、
前記膨出部には、前記ねじ部材が挿し通される孔部又は切欠き部を有するとともに前記ねじ部材の一部と係合するねじ挿入部が形成され、
前記ねじ部材が前記ねじ挿入部に挿入され且つ前記ねじ挿入部と係合した状態で前記第2ねじ部と嵌まり合っているときに、前記膨出部において前記ねじ部材を下方へ下げる弾性力が生じる
請求項1に記載のガスコンロ。 - 前記押圧部は、板状に構成されるとともに一方側の板面によって前記裏面を押圧する板状押圧部を有し、
前記膨出部における前記裏面側の対向面は、前記裏面よりも下側に配置され、
前記対向面の周縁は、前記裏面と平行な平面方向において前記環状パッキンの外側に配置され、
前記板状押圧部は、前記平面方向において前記環状パッキンの外側で前記裏面を押圧する
請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。 - 横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面側に固定される複数の補強部材を備え、
一の前記補強部材が前記板状部材の前側に配置されるとともに前記板状部材の前端部側の部位によって押圧され、
他の前記補強部材が前記板状部材の後側に配置されるとともに前記板状部材の後端部側の部位によって押圧される
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガスコンロ。 - 前記板状部材の前端側の部位は、一の前記補強部材の少なくとも一部を前記天板本体部側に押圧し、
前記板状部材の後端側の部位は、他の前記補強部材の少なくとも一部を前記天板本体部側に押圧する
請求項4に記載のガスコンロ。
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JP2018162333A JP7188739B2 (ja) | 2018-08-31 | 2018-08-31 | ガスコンロ |
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- 2018-08-31 JP JP2018162333A patent/JP7188739B2/ja active Active
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