JP7183020B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ撮影時のカメラ位置合わせの補助を行う技術に関する。
近年、デジタルカメラの普及により、本来の用途である写真撮影以外でも利用される例が増えてきている。例えば、デジタルカメラでは2次元で色を取得することができるため、2次元測色器として利用する例や、何らかのマーカを立体物表面に取り付け、その撮影後にマーカの位置変化や大きさの変化から形状を算出する形状測定器として利用する例がある。このような立体物形状を有する被写体の計測では、複数の異なる観察角度からの見た目の色が変化する変角反射特性を計測することが求められる。この場合、デジタルカメラでの撮影において空間的な幾何条件を自動で制御することが望ましい。このような自動制御の技術として、例えば特許文献1には、ジャイロセンサーや加速度センサーを利用してカメラ姿勢を検出し、予め決められたカメラ姿勢と判断されると自動で撮影を行う技術が開示されている。
特開2011-41050号公報
特許文献1の記載の技術では、検出したカメラ姿勢が予め設定されたカメラ姿勢になったことを検出した時に撮影を行うことは可能である。しかしながら、予め設定した幾何条件に合うようにカメラの位置を移動させる際に、ユーザは、カメラ位置をどのように移動させれば良いのかを把握することが困難である。
そこで、本発明は、設定した幾何条件に合うようにカメラの位置を移動させる場合に、設定した幾何条件に対してユーザがカメラの位置を容易に合わせられるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、マーカが配置された対象物を計測する際の幾何条件と、前記幾何条件に対する許容範囲とを設定する設定手段と、前記対象物を撮像手段を用いて撮像して得られる画像データを取得する取得手段と、前記画像データを基に、前記対象物に配置された前記マーカの輪郭を抽出する抽出手段と、前記画像データと前記設定された幾何条件とを基に、前記撮像手段の移動方向をガイドするためのガイドマーカを算出する算出手段と、前記抽出されたマーカの輪郭と前記算出されたガイドマーカと前記許容範囲とを表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、設定した幾何条件に合うようにカメラの位置を移動させる場合に、設定した幾何条件に対してユーザがカメラの位置を容易に合わせられるようになる。
画像処理装置の構成例を示す図である。 画像処理装置の論理構成を示す図である。 画像処理装置における処理フローチャートである。 第1の実施形態におけるUIの一例を示す図である。 球面座標を示す図である。 第1の実施形態におけるUIの状態遷移を表す状態遷移図である。 形状法線算出部の論理構成を示すブロック図である。 マーカを説明する模式図である。 マーカとメタデータの説明に用いる図である。 形状算出処理のフローチャートである。 法線算出処理のフローチャートである。 輪郭抽出処理のフローチャートである。 第1の実施形態の輪郭射影処理のフローチャートである。 第1の実施形態における輪郭表示のUIの一例を示す図である。 第2の実施形態におけるUIの一例を示す図である。 第2の実施形態におけるUIの状態遷移を表す状態遷移図である。 第2の実施形態における輪郭射影処理のフローチャートである。 第2の実施形態における輪郭表示のUIの一例を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、計測対象物である立体物の表面には後述するマーカが配されているとする。また本実施形態では、マーカとして、複数のポイントパターンを有するマーカを例に挙げており、その具体例については後述する。そして本実施形態では、計測対象物の被写体を撮像した撮像画像内のマーカと予め設定された計測幾何条件とから、その計測幾何条件と被写体とカメラ位置との関係をユーザにフィードバックし、計測幾何条件に対してユーザがカメラの位置を合わせ易くする。
<第1の実施形態>
図1は本発明に係る第1の実施形態の画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図1は、本実施形態の画像処理装置の一適用例として、コンピュータ11の構成を示している。
CPU101は、RAM103をワークメモリとし、ROM102やハードディスクドライブ(HDD)17、各種記録メディア等に格納されているオペレーティングシステム(OS)や各種プログラムを実行し、システムバス107を介して各構成を制御する。なお、CPU101が実行するプログラムには、後述する本実施形態に係る処理フローを実行するプログラム(画像処理アプリケーション)が含まれる。なお、本実施形態に係る画像処理アプリケーションのプログラムは、各種記録メディアやネットワークを介して供給され、RAM103等に展開されることによりCPU101により実行可能となされる。
汎用I/F104は、USBなどのシリアルバスインタフェイスであり、シリアルバス12を介して、マウスやキーボードなどの入力デバイス13やプリンタ14などが接続される。CPU101は、汎用I/F104を介して、入力デバイス13からのユーザ指示を含むユーザ入力を受信する。
SATAI/F105は、シリアルATA(SATA)のインタフェイスであり、HDD17や各種記録メディアの読み書きを行う汎用ドライブ18が接続される。CPU101は、SATAI/F105を介して、HDD17や汎用ドライブ18にマウントされた各種記録メディアをデータの格納場所として読み書きに利用する。
VC106は、ビデオインタフェイスのためのビデオカードであり、表示装置であるディスプレイ15が接続されている。CPU101は、プログラムが提供するユーザインタフェイス(UI)を、VC106を介してディスプレイ15に表示する。
以下、図1に示した構成において、CPU101からの指令に基づき画像処理アプリケーションが、実行する処理について説明する。
図2は、本実施形態の画像処理アプリケーションの実行によりコンピュータ11において構成される、マーカ位置合わせガイド表示装置2の論理構成を示すブロック図である。なお、図2には計測対象物を撮像する撮像装置1も記載している。
図2に示すガイド表示装置2は、画像データ取得部21、形状法線算出部22、輪郭抽出部23、幾何条件設定部24、マーカ輪郭射影部25、輪郭表示部26を有して構成される。
画像データ取得部21は、撮像装置1が計測対象物の被写体を撮像した撮像画像データを取得する。画像データ取得部21により取得された撮像画像データは形状法線算出部22と輪郭抽出部23に送られる。
形状法線算出部22は、画像データ取得部21が取得した撮像画像からマーカを抽出し、その抽出したマーカを基に法線方向、ならびに、カメラ(撮像装置1)の位置および角度を算出する。カメラの角度とは、カメラの光軸が向いている方位角と仰角である。マーカに基づく法線方向の算出処理、ならびに、カメラの位置および角度の算出処理の詳細は後述する。
輪郭抽出部23は、画像データ取得部21が取得した撮像画像から、形状法線算出部22にて抽出されたマーカの輪郭を抽出する。マーカの輪郭抽出処理の詳細は後述する。輪郭抽出部23が撮像画像から抽出したマーカ輪郭の情報は、輪郭表示部26に送られる。
幾何条件設定部24は、入力デバイス13を介して入力されたユーザの指示に基づいて、計測する幾何条件を設定する。ユーザ指示に基づいて設定される幾何条件の詳細は後述する。幾何条件設定部24により設定された幾何条件の情報はマーカ輪郭射影部25に送られる。
マーカ輪郭射影部25は、幾何条件設定部24にて設定された幾何条件と、形状法線算出部22により算出された法線方向ならびにカメラの位置および角度とに基づいて、プレビュー画面上の被写体(計測対象物)に射影するマーカ輪郭を算出する。マーカ輪郭射影部25におけるマーカ輪郭の射影算出処理の詳細は後述する。マーカ輪郭射影部25により算出されたマーカ輪郭の射影情報は輪郭表示部26に送られる。
輪郭表示部26は、輪郭抽出部23にて撮像画像から抽出されたマーカ輪郭と、マーカ輪郭射影部25にて算出された射影用のマーカ輪郭とを、ディスプレイ15に表示されているプレビュー画面上に重畳表示する。それらマーカ輪郭のプレビュー画面への重畳表示の詳細は後述する。
なお図2にはコンピュータ11が画像処理アプリケーションを実行することによるソフトウェア構成を例に挙げたが、図2の各ブロックはハードウエア構成により実現されても良いし、一部がソフトウェア構成で残りがハードウエア構成により実現されても良い。
図3は、本実施形態のガイド表示装置2におけるガイド表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明では、図3のフローチャートの処理ステップS301~S305をそれぞれS301~S305のように略記する。このことは後述する他のフローチャートにおいても同様とする。図3のフローチャートの処理は、入力デバイス13を操作してユーザが所定の開始指示を入力することで開始する。
先ずS301において、画像データ取得部21は撮像画像データを取得し、幾何条件設定部24はユーザにより設定された幾何条件を取得する。
次にS302において、形状法線算出部22は、後述する処理により、撮像画像からマーカの形状と、計測対象点の法線ならびにカメラの位置および角度とを算出する。
次にS303において、輪郭抽出部23は、後述する処理により、撮像画像からマーカの輪郭を抽出する。
次にS304において、マーカ輪郭射影部25は、後述する処理により、S301で取得された幾何条件を法線とする平面に対するマーカの射影を算出する。
そしてS305において、輪郭表示部26は、後述する処理により、二つのマーカ輪郭をUIとして表示する。
図4は、ディスプレイ15に表示されるUI画面4の一例を示した図である。
図4のUI例において、プレビューウィンドウ401は、カメラ(撮像装置1)により撮像されているプレビュー画像を表示するための表示領域である。+マーカ402は、被写体41における計測対象点を表すマーカである。テキストボックス403は幾何条件としてカメラの方位角を編集する際にユーザが角度の値等を入力するための入力領域である。テキストボックス404は幾何条件としてカメラの仰角を編集する際にユーザが角度の値等を入力するための入力領域である。実行ボタン405は、テキストボックス403とテキストボックス404への入力により設定された幾何条件に基づく計測を開始する際にユーザが指示する操作ボタンである。
図5は、本実施形態において、設定された幾何条件の一例を示す図であり、球面座標系を用いた被写体ならびにカメラの位置関係と幾何条件(球面座標値)を模式的に表している。
ここでは、動径座標をrとし、z軸と動径とが成す角をθ(天頂角θ)、z軸に垂直な面にある別の軸(x軸)と動径の射影がなす角をψ(方位角ψ)とする。また、座標原点は計測対象点であり、その計測対対象点における法線とx軸は一致するものとする。なお、動径座標のrについては後述する。
図6は、ガイド表示装置2におけるUI画面4の表示とユーザ入力に応じた状態遷移図である。
図6において、ステート601では、初期データを読み込んだ後にUI画面をディスプレイ15に表示し、その後、ステート602へ遷移する。
ステート602ではユーザの入力待ちとなり、ユーザから指示によりプレビューウィンドウ401内に計測対象点が設定された場合にはステート603へ遷移する。方位角編集用のテキストボックス403に対してユーザ入力が行われた場合や、仰角編集用のテキストボックス404に対するユーザ入力が行われた場合にはステート604へ遷移する。またステート602において実行ボタン405が押下された場合にはステート605へ遷移する。
ステート603に遷移し、計測対象点についてユーザによる設定がなされると、ステート602へ遷移する。
ステート604に遷移し、テキストボックス403,404に対して幾何条件の角度(方位角、仰角)についてユーザによる設定がなされると、ステート602へ遷移する。
そして、ステート602において実行ボタン405が押下されてステート605へ遷移すると、設定された計測対象点、設定された幾何条件とに基づく計測動作が開始される。
図7は、形状法線算出部22の論理構成を示したブロック図である。なお、図7にはライブビュー画像を取得する撮像装置1も記載している。
形状法線算出部22は、形状算出部701と法線算出部702を有して構成されている。
図7の形状法線算出部22における構成および処理の詳細を説明する前に、図8と図9を参照して、マーカの詳細と、そのマーカ802に対応したメタデータについて説明する。
図8は、撮像装置1により撮像される計測対象物8(被写体)、およびその計測対象物8に取り付けられたマーカ802の一例を示した図である。マーカ802は、撮像装置1の位置取得用の複数のポイントパターン801と、マーカ802に付与されたIDコードが記述されたIDコード領域803と、を有して形成されている。
図9は、IDコード領域803のIDコードに対応したメタデータとして保持している情報と、マーカとの対応関係を説明する図である。図9(a)はメタデータとして記録される具体的な情報とその配列例を示した図であり、図9(b)は複数のポイントパターン801とIDコード領域803により構成されたマーカ802の一例を示した図である。
ここで、図9(a)に示したメタデータの領域901は、図9(b)のマーカ802の各ポイントパターン801の中心点の紙面上における3次元(X,Y,Z)座標値を記録する領域であり、例えばNx×Ny行分が記録されている。例えば図9(b)のマーカ802の左上端のポイントパターン801の中心点を原点とし、その原点に対する他のポイントパターン801の中心点の紙面上における相対的な位置として、各ポイントパターン801の中心点の3次元座標値を記録している。
また、図9(a)のメタデータの領域902は、マーカ802の各ポイントパターン801の中心点の2次元(u,v)座標値を記録する領域であり、例えばNx×Ny行分が記録されている。例えば図9(b)のマーカ802の左上端のポイントパターン801の中心点を原点とし、その原点に対する画素単位の2次元座標値を記録している。
さらに、図9(a)のメタデータの領域903は、ポリゴンの情報を記録する領域である。本実施形態の場合、マーカ802内の幾つかのポイントパターン801の中心点を頂点として形成される形状により、ポリゴンが決められる。例えば図9(b)に示すように、四つのポイントパターン801のそれぞれの中心点を頂点とした矩形804がポリゴンとなされる。ポリゴン情報は、矩形の頂点の情報として、領域901の行番号と領域902の行番号との組を表すA/A(Aは同じ行番号である。)を、矩形の四つの頂点分、例えば反時計回りの矩形外周を回る順に記録する。なおポリゴンは、矩形に限らず、例えば矩形を対角線で半分にした3角形ポリゴンであってもよい。
以下、形状算出部701における処理の詳細を、図10に示したフローチャートを参照しながら説明する。
先ずS1001において、形状算出部701は、撮像装置1による撮像画像データを図1の画像データ取得部21を介して取得する。
次にS1002において、形状算出部701は、取得した撮像画像データからIDコード領域803を抽出し、その抽出したIDコード領域803の画像パターンからマーカ802のIDコードを読み取る。具体的には、形状算出部701は、先ず撮像画像の画素値を2値化する。この2値化処理は、所定の閾値以上の画素値を有する画素を白、所定の閾値未満の画素値を有する画素を黒とする2値化処理である。次に形状算出部701は、2値化処理後の撮像画像から、公知のキャニー法を用いてエッジ位置を抽出し、八つの近傍画素にエッジ位置がある画素を同一の輪郭とみなしてグループ化する輪郭抽出を行う。さらに形状算出部701は、抽出した複数の輪郭グループの中から四角形の輪郭を選択し、撮像画像から抽出したIDコード領域が実際のIDコード領域803の形状と同じになるように輪郭を変形する。そして、形状算出部701は、輪郭変形処理により得られたIDコード領域の内部のパターンを、8×8画素のブロックに分割し、各ブロックの濃淡に基づいてIDコードを読み取る。
さらにS1003において、形状算出部701は、S1002で読み取ったIDコードに対応するマーカ802のメタデータを取得する。
次にS1004において、形状算出部701は、撮像画像データから、マーカ802の各ポイントパターン801のそれぞれのパターン領域の中心座標を算出する。ここで、形状算出部701は、先ずS1002と同様に輪郭抽出までの処理を行い、抽出された輪郭グループの中から円または楕円となる輪郭の候補を取得する。次に、形状算出部701は、輪郭候補として取得した円または楕円の輪郭により囲まれる面積を算出し、その算出した各輪郭候補の面積と予め設定されたポイントパターン801の面積との差に応じて輪郭候補の順位付けを行う。さらに形状算出部701は、例えば順位1~18の各輪郭候補のパターン領域の中心座標値を算出する。そして形状算出部701は、各輪郭候補の中心座標値の相対的な位置関係が、メタデータの領域902に記載されている座標値の相対的な位置関係と一致するように各輪郭候補の中心座標値をソートする。これにより、形状算出部701は、メタデータの領域903で定義される矩形およびその矩形の頂点となるポイントパターン801の中心座標との対応を容易にとることができ、撮像画像における各矩形の歪を特定でき、形状を取得できることになる。
次に法線算出部702における法線方向算出処理について説明する。
法線算出部702は、形状算出部701により算出された座標値により決まる形状データから、各画素の法線方向(例えば3次元ベクトル)を算出する。
図11は、法線算出部702における法線方向算出処理の流れを示すフローチャートである。
先ずS1101において、法線算出部702は、メタデータから矩形804の頂点の3次元座標値を読み込む。具体的には、法線算出部702は、メタデータから、領域903に示したポリゴン情報の一行を読み取り、そのポリゴンの各頂点に対応する座標値を領域901から読み取る。
次にS1102において、法線算出部702は、S1004で算出されたポイントパターン801の中心座標から、S1101で座標値を読み取った各頂点に対応する座標値を読み取る。ここで、ポイントパターン801の中心座標の順は、S1004において既に領域902に登録されている座標値の順と一致するようにソートされている。そのため、S1102においては、S1101と同様に、領域903に記載されている頂点の番号に対応する中心座標を抽出すればよい。
次にS1103において、法線算出部702は、下記の式(1)で示すr11~r33の係数からなる回転行列と、t1~t3の係数からなる並進ベクトルとを推定する。これにより、矩形804の平面に対する撮像装置1の位置、姿勢を知ることができることになる。
Figure 0007183020000001
式(1)のfx,fyは撮像装置1の焦点距離、cx,czは撮像装置1の主点をそれぞれ意味しており、既知の値として保持されている。また、式(1)の(u,v)はS1002で読み取った撮像画像データのポイントパターン801の中心座標、(X,Y,Z)はS1003で取得したメタデータの対応する3次元座標値である。S1103では、ポリゴンの四つの頂点における(u,v)と(X,Y,Z)の対応から、回転行列と並進ベクトルを推定する。この推定手法は、例えばPnP(Perspective-n-Point)問題として公知であり、3点以上の(u,v)と(X,Y,Z)の対応から回転行列と並進ベクトルが推定可能である。
次にS1104において、法線算出部702は、撮像装置1を原点とする各頂点の3次元座標(x,y,z)と、各頂点を含む平面の法線ベクトルとを算出する。このときの法線算出部702は、次の式(2)により、先ず各頂点の3次元座標(x,y,z)を算出する。
Figure 0007183020000002
式(2)のRは回転行列、tは並進ベクトルであり、S1003で算出したものである。また、(X,Y,Z)はS1001で読み取ったメタデータにおける各頂点の3次元座標値である。また、この処理では、ある頂点の(x,y,z)座標値を原点として他の二つの頂点の(x,y,z)座標値へのベクトルを算出し、それらの外積ベクトルが示す方向の単位ベクトルを法線ベクトルとして算出する。なお、各頂点の(X,Y,Z)座標値のZ値が同じ場合、回転行列の3列目のr13,r23,r33を成分とする単位ベクトルを法線ベクトルとすることもできる。
法線算出部702は、前述したS1101からS1104の処理を全矩形に対して行い、撮像装置1を原点とする各矩形の頂点の3次元(x,y,z)座標値を取得する。これらの座標は、対象物8が例えば曲面であっても、各矩形が平面とみなせる間隔で配置されている場合であれば、対象物8自身の3次元座標値であるとみなすことができる。
次にS1105において、法線算出部702は、位置取得用のポイントパターン801の中心の3次元(x,y,z)座標値を決定する。ここで、S1101~S1104の処理で算出した各矩形の頂点は隣接する矩形同士で重複している。そこで、法線算出部702は、重複した頂点の(x,y,z)座標値を再計算する。具体的には、法線算出部702は、先ず各矩形において、隣接する矩形と重複する頂点を含み、矩形の法線ベクトルを法線とする平面を算出する。そして、法線算出部702は、重複しない頂点の座標値と原点とを通る直線を算出し、その直線と平面との交点を新たな重複しない頂点の座標値とする処理を行う。このように座標値を再計算することで、各矩形の法線ベクトルを維持することが可能となる。なお、単純に重複する頂点の(x,y,z)座標値の平均値を対応するポイントパターン801の中心の3次元座標値としてもよい。
その後、S1106において、法線算出部702は、矩形ごとに算出した法線ベクトルから位置取得用の各ポイントパターン801の法線ベクトルを算出する。この処理は、例えば、各ポイントパターン801の中心を頂点とする全矩形の法線ベクトルの平均値を算出することによって行われる。
以下、輪郭抽出部23においてプレビュー画像からマーカの輪郭抽出を行う処理について説明する。
図12は輪郭抽出部23におけるマーカの輪郭抽出処理の流れを示すフローチャートである。
先ずS1201において、輪郭抽出部23は、S1004で算出された画像平面におけるマーカの各ポイントパターンの中心座標と識別番号を取得する。ポイントパターンの識別番号は、一例としてマーカ内で反時計回りの順に割り当てられた番号であるとする。
次にS1202において、輪郭抽出部23は、識別番号iと識別番号i+1のポイントパターンの中心座標間を結ぶ実線を、プレビュー画像に追加する線として生成する。この実線の情報は輪郭表示部26に送られて表示されることにより、各ポイントパターンの中心座標間を結ぶ実線がプレビュー画像に重畳表示されることになる。
次にS1203において、輪郭抽出部23は、全てのポイントパターンに対してS1202の処理を実施したか否かを判定し、実施していればS1204へ処理を進め、そうでなければS1202へ処理を戻す。
S1204に進むと、輪郭抽出部23は、識別番号N-1と識別番号0のポイントパターンの中心座標間を結ぶ実線をプレビュー画像に追加する線として生成する。なお、Nはマーカのポイントパターン総数を表す。この実線の情報は輪郭表示部26に送られて表示されることにより、各ポイントパターンの中心座標間を結ぶ実線がプレビュー画像に重畳表示されることになる。
以下、マーカ輪郭射影部25においてマーカ輪郭を射影する処理について説明する。
図13は、マーカ輪郭射影部25において、プレビュー画像から、設定された幾何条件に対応したマーカ802の輪郭の射影を算出して、平面写像を行う処理の流れを示すフローチャートである。
先ずS1301において、マーカ輪郭射影部25は、S1004にて算出された3次元空間における各ポイントパターンの中心座標と識別番号、S1103にて算出された撮像装置1の位置を取得する。
次にS1302において、マーカ輪郭射影部25は、S1103で説明した式(1)を用いて、識別番号iのポイントパターンの写像先の2次元座標(ui,vi)を算出する。
次にS1303において、マーカ輪郭射影部25は、全てのポイントパターンに対してS1302の処理を実施したか否かを判定し、実施していればS1304へ処理を進め、そうでなければ識別番号をインクリメントしてS1302へ処理を戻す。
S1304に進むと、マーカ輪郭射影部25は、識別番号iと識別番号i+1のポイントパターンについて射影先座標間の破線を、プレビュー画像に追加する破線として生成する。この破線の情報は輪郭表示部26に送られて表示されることにより、各ポイントパターンの射影先座標間を結ぶ破線がプレビュー画像に重畳表示されることになる。
次にS1305において、マーカ輪郭射影部25は、全てのポイントパターンに対してS1304の処理を実施したか否かを判定し、実施していればS1306へ処理を進め、そうでなければ識別番号をインクリメントしてS1304へ処理を戻す。
S1306に進むと、マーカ輪郭射影部25は、識別番号N-1と識別番号0の各ポイントパターンの中心座標間を結ぶ破線を、プレビュー画像に追加する破線として生成する。この破線の情報は輪郭表示部26に送られて表示されることにより、マーカの各ポイントパターンの中心座標間を結ぶ破線がプレビュー画像に重畳表示されることになる。
以下、輪郭表示部26によりディスプレイ15に表示されるUIについて詳細に説明する。図14(a)~図14(d)は、UIの一例を模式的に示す図であり、ウィンドウ401は前述した図4の例とプレビュー画像を表示する表示領域である。また図14(a)~図14(d)において、実線マーカ1401は撮影画像のマーカの輪郭を示すガイドマーカであり、破線マーカ1402は設定された幾何条件におけるマーカの輪郭の写像を示すガイドマーカである。頂点1403,1404,1405,1406はマーカ輪郭の四つの頂点である。頂点1403',1404',1405',1406'は正射影されたマーカ輪郭の四つの頂点である。+マーカ1407は被写体41における計測対象点を示すガイドマーカである。
図14(a)は、カメラの幾何条件と、設定された幾何条件とが一致している場合のマーカ表示例を示しており、図14(b)と図14(c)は、カメラの幾何条件と、設定された幾何条件とが一致していない場合のマーカ表示例を示している。また図14(d)は、計測対象点の+マーカ1407が画角中心と異なる場合の表示例を示している。
これら図14(a)~図14(d)の表示例によれば、ユーザは、カメラの幾何条件と、設定された幾何条件とが一致しているかどうか、計測対象点のマーカ1407が画角中心と一定しているかどうかを視覚的に容易に認識することができる。そして、ユーザは、実線マーカ1401と破線マーカ1402が合うように撮像装置1の位置や角度を変更することで、設定した幾何条件に合うように撮像装置1の位置や角度を合わせることができる。
以上説明したように、第1の実施形態のガイド表示装置2においては、複数の計測幾何条件について指定された条件に従い計測順を決定し、設定した幾何条件と被写体とカメラの位置関係をユーザにフィードバックしている。これにより、第1の実施形態のガイド表示装置2によれば、ユーザは、カメラをどのように移動させれば良いかを容易に認識でき、設定した幾何条件に対しカメラ位置を容易に合わせることができるようになる。
次に第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、設定された幾何条件に対応したマーカ輪郭と、撮影されたマーカの輪郭とを表示してカメラの移動方向をガイドする例を挙げている。第2の実施形態では、カメラの移動方向をガイドする表示に合わせて、移動の許容範囲を表示することにより、設定された幾何条件に対し、ピクセルレベルでカメラの位置を合わせ易くする例について説明する。なお、第2の実施形態における構成は図1、図2、図7と同様であるためそれらの図示は省略する。
図15は、第2の実施形態におけるUI画面1500の一例を示している。
図15のUI画面1500において、ウィンドウ1501はプレビュー画像を表示するための表示領域であり、+マーカ1502は被写体41における計測対象点を表すマーカである。テキストボックス1503とテキストボックス1504、実行ボタン1506は、図4に示したテキストボックス403とテキストボックス404、実行ボタン405と同様のものである。テキストボックス1505は、ユーザが許容範囲の値等を入力するための入力領域である。本実施形態の場合、画素数(ピクセル数)により許容角度範囲の入力が可能になされているとする。
図16は、第2の実施形態にガイド表示装置2における図15に示したUI画面1500の表示とユーザ入力に応じた状態遷移図である。
図16において、ステート1601では、初期データを読み込んだ後にUIをディスプレイ15に表示し、その後、ステート1602へ遷移する。
ステート1602ではユーザの入力待ちとなり、ユーザからの指示がプレビューウィンドウ1501内に計測対象点を設定する指示である場合にはステート1603へ遷移する。また幾何条件における方位角編集用のテキストボックス1503、仰角編集用のテキストボックス1504に対するユーザ入力が行われる場合にはステート1604へ遷移する。またステート1602において実行ボタン1506が押下された場合にはステート1606へ遷移する。またステート1602において許容範囲編集用のテキストボックス1505に対するユーザ入力が行われる場合にはステート1605へ遷移する。
ステート1603に遷移すると、計測対象点についてユーザによる設定が可能となり、計測対象点の設定がなされるとステート1602へ遷移する。
ステート1604に遷移すると、幾何条件の角度についてユーザによる設定が可能となり、テキストボックス1503,1504に対して角度の入力が行われた後にはステート1602へ遷移する。
ステート1605に遷移すると、許容範囲の角度についてユーザによる設定が可能となり、テキストボックス1505に対して入力が行われた後にはステート1602へ遷移する。
そして、ステート1602において実行ボタン1506が押下されてステート1606へ遷移すると、設定された計測対象点、設定された幾何条件に基づく計測動作が開始される。
以下、第2の実施形態のマーカ輪郭射影部25においてマーカ輪郭を射影する処理について説明する。
図17は、第2の実施形態のマーカ輪郭射影部25において、プレビュー画像に対し、設定された幾何条件に対応した平面写像を行う処理の流れを示すフローチャートである。S1701~S1706までの処理は、図13に示したS1301~S1306までの処理と同様であるため、それらの説明は省略する。
S1706の後、S1707に進むと、マーカ輪郭射影部25は、S1704~1706にて描画した破線を構成する各画素P(x,y)について、テキストボックス1505に設定された画素数Bを用い、以下の条件を満たす領域に追加する斜線を生成する。
x-B<斜線表示領域<x+B、且つ、y-B<斜線表示領域<y+B
そして、その斜線の情報は輪郭表示部26に送られて表示されることにより、ポイントパターン間を結ぶ斜線がプレビュー画像に重畳表示されることになる。
図18には、第2の実施形態において輪郭表示部26によりディスプレイ15に表示されるUI表示例を示す。図18(a)~図18(c)は、UIの一例を模式的に示す図であり、ウィンドウ401は図4の例とプレビュー画像を表示する表示領域である。また図18(a)~図18(c)において、実線マーカ1801は撮影画像のマーカの輪郭を表し、斜線マーカ1802は設定された幾何条件におけるマーカの輪郭の写像を表している。頂点1803,1804,1805,1806はマーカ輪郭の四つの頂点である。頂点1803',1804',1805',1806'は正射影されたマーカ輪郭の四つの頂点である。+マーカ1807は被写体41における計測対象点を示すマーカである。
図18(a)はカメラの幾何条件と設定された幾何条件とが許容範囲内に収まっている場合のマーカ表示例を示しており、図18(b)と図18(c)はカメラの幾何条件と設定された幾何条件とが許容範囲内に収まっていない場合のマーカ表示例を示している。
これら図18(a)~図18(c)のUI表示例によれば、ユーザは、カメラの幾何条件と設定された幾何条件とが許容範囲内に収まっているかどうかを、視覚的に容易に認識することができる。そして、ユーザは、実線マーカ1801と斜線マーカ1802が合うように撮像装置1の位置や角度を変更することで、設定した幾何条件に合うように撮像装置1の位置や角度を合わせることができる。
以上説明したように、第2の実施形態のガイド表示装置2においては、設定した幾何条件に対する許容範囲を設定することにより、ユーザは、設定した幾何条件に対しカメラ位置を容易に合わせることができるようになる。
<他の実施形態>
なお、前述した実施形態では、計測幾何条件を表現する座標系として球面座標系を用いたが、計測対象点を原点とする直交座標系で表しても良い。その場合、x軸を計測対称点の法線と一致させた座標系が望ましい。また、前述の実施形態では、設定された幾何条件と法線とを基にマーカ輪郭の射影を算出したが、設定された幾何条件に基づくマーカ輪郭と撮像画像から抽出したマーカ輪郭とを比較した結果を基にマーカ輪郭の射影を算出しても良い。また、前述の実施形態では、カメラを移動させる方向のガイド表示としてはマーカの輪郭表示のみを用いたが、例えば上下左右前後等の文字や矢印等のガイドを合わせて表示しても良い。
前述した実施形態の撮像装置1はデジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ等のデジタルカメラを想定しているが、撮像装置1は、カムコーダ、医療用カメラ、工業用カメラ等であってもよい。その他にも、撮像装置は、タブレット端末、PHS、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機などの携帯情報端末に搭載されているカメラであっても良い。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
上述の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は、その技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1:撮像装置、2:ガイド表示装置、21:画像データ取得部、22:形状法線算出部、23:輪郭抽出部、24:幾何条件設定部、25:マーカ輪郭射影部、26:輪郭表示部、11:コンピュータ、101:CPU

Claims (11)

  1. マーカが配置された対象物を計測する際の幾何条件と、前記幾何条件に対する許容範囲とを設定する設定手段と、
    前記対象物を撮像手段を用いて撮像して得られる画像データを取得する取得手段と、
    前記画像データを基に、前記対象物に配置された前記マーカの輪郭を抽出する抽出手段と、
    前記画像データと前記設定された幾何条件とを基に、前記撮像手段の移動方向をガイドするためのガイドマーカを算出する算出手段と、
    前記抽出されたマーカの輪郭と前記算出されたガイドマーカと前記許容範囲とを表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記設定手段は、
    前記マーカの計測対象点を設定する手段と、
    前記幾何条件として、前記撮像手段の光軸が向かう方位角と仰角を設定する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記マーカの計測対象点と、前記抽出されたマーカの輪郭と、前記算出されたガイドマーカとを、前記撮像手段により撮像されている画像に重畳表示させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記マーカの計測対象点と、前記抽出されたマーカの輪郭と、前記算出されたガイドマーカと、前記許容範囲を表す輪郭とを、前記撮像手段により撮像されている画像に重畳表示させることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記算出手段は、
    前記画像データを基に、前記対象物に配置された前記マーカに対する法線を算出する手段と、
    前記法線と前記設定された幾何条件とを基に、前記ガイドマーカを算出する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記対象物に配置された前記マーカは、複数のポイントパターンと、前記マーカのIDコード領域とを有して形成されており、
    前記算出手段は、前記画像データの前記複数のポイントパターンの位置を基に座標値を算出し、前記算出した座標値を基に前記法線を算出することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記算出手段は、前記算出した座標値を基にポリゴンの形状を取得することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記算出手段は、
    前記複数のポイントパターンの位置を基に算出した複数の座標値を、定義された座標値を基にソートし、
    前記ソートした後の前記複数の座標値を基に前記ポリゴンの形状を算出することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記算出手段は、前記算出した形状の前記ポリゴンの法線を算出し、前記ポリゴンの法線を基に、前記ポリゴンの平面に対する前記撮像手段の位置と姿勢を取得することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    マーカが配置された対象物を計測する際の幾何条件と、前記幾何条件に対する許容範囲とを設定する設定工程と、
    前記対象物を撮像手段を用いて撮像して得られる画像データを取得する取得工程と、
    前記画像データを基に、前記対象物に配置された前記マーカの輪郭を抽出する抽出工程と、
    前記画像データと前記設定された幾何条件とを基に、前記撮像手段の移動方向をガイドするためのガイドマーカを算出する算出工程と、
    前記抽出されたマーカの輪郭と前記算出されたガイドマーカと前記許容範囲とを表示手段に表示させる表示制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. コンピュータを、請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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