JP4688639B2 - 照合装置、照合方法および照合プログラム - Google Patents

照合装置、照合方法および照合プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4688639B2
JP4688639B2 JP2005320057A JP2005320057A JP4688639B2 JP 4688639 B2 JP4688639 B2 JP 4688639B2 JP 2005320057 A JP2005320057 A JP 2005320057A JP 2005320057 A JP2005320057 A JP 2005320057A JP 4688639 B2 JP4688639 B2 JP 4688639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collation
original
unit
measurement
dimension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005320057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007128265A (ja
Inventor
雅宏 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Space Software Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Space Software Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Space Software Co Ltd filed Critical Mitsubishi Space Software Co Ltd
Priority to JP2005320057A priority Critical patent/JP4688639B2/ja
Publication of JP2007128265A publication Critical patent/JP2007128265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4688639B2 publication Critical patent/JP4688639B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

本発明は、GIS(Geographical Information System)を構成するため等、画像処理により地物を照合する照合装置、照合方法および照合プログラムに関するものである。
船舶を識別する場合、船舶や航空機から撮影した写真と船型とを比較照合することで被写体の船舶を特定してきた。この際、当該被写体を撮影した様々なアングルの写真の中で正面、真横、真上から撮影された写真がある場合にのみ、類似の船型との比較照合が行えた。つまり、船型が示す船舶を構成する各部の寸法を利用して船舶写真の被写体を特定したい場合、撮影時のアングルが俯角を持ち、斜めから被写体を写した写真は利用できなかった。
特開2003−288595号公報 特開2002−324090号公報
本発明は、上記の課題などを解決するためになされたもので、例えば、当該被写体を撮影した写真の内、正面、真横、真上のみならず、斜めから撮影された写真も利用して、比較照合を可能にすることを目的とする。
本発明の照合装置は、被照合物の画像を記憶機器に記憶する被照合画像記憶部と、原照合物の特徴点の3次元の相対位置を示す計測情報を記憶機器に記憶する参照詳細データ記憶部と、前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記とを並列と重畳とのいずれかの位置関係で表示装置に表示する照合表示部と、前記照合表示部が表示した原照合物の特徴点の立体表記に対して、被照合物の画像と一致するように調整する回転とサイズの変更と収束点の変更との操作処理をする参照データ操作部とを備えたことを特徴とする。
さらに、前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と被照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する被照合物標記部と、前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の基準として指定された部分について、指定された部分の寸法を指定された部分の画素数で除算して被照合物の画像の1画素当りの寸法を算出する被照合物基準寸法算出部と、前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する被照合物計測部分特定部と、前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記被照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記被照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する被照合物部分計測部と、前記被照合物部分計測部が算出した寸法と前記参照詳細データ記憶部が複数の原照合物について計測情報と共に記憶する特定部分の寸法とを比較して特定した原照合物についての計測情報を取得する参照データ取得部とを有し、前記照合表示部は、前記参照データ取得部が取得した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体画像を表示することを特徴とする。
さらに、原照合物の全長と原照合物の側面図とを記憶機器に記憶する参照原データ記憶部と、前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の側面図と原照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する原照合物標記部と、前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の全長を前記原照合物標記部が表示した側面図における原照合物の先端から終端までの画素数で除算して前記原照合物標記部が表示した原照合物の側面図の1画素当りの寸法を算出する原照合物基準寸法算出部と、前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する原照合物計測部分特定部と、前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記原照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記原照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する原照合物部分計測部とを有し、前記参照詳細データ記憶部は、前記原照合物部分計測部が算出した寸法を計測情報と共に記憶することを特徴とする。
また、前記照合表示部は、前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物に対応する大きさの包含図形で包含して表示することを特徴とする。
また、前記照合表示部は、前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物の3次元モデル図と重畳して表示することを特徴とする。
本発明の照合方法は、被照合画像記憶部が被照合物の画像を記憶機器に記憶し、参照詳細データ記憶部が原照合物の特徴点の3次元の相対位置を示す計測情報を記憶機器に記憶し、照合表示部が前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記とを並列と重畳とのいずれかの位置関係で表示装置に表示する照合表示処理を行い、参照データ操作部が前記照合表示部が表示した原照合物の特徴点の立体表記に対して、被照合物の画像と一致するように調整する回転とサイズの変更と収束点の変更との操作処理をする参照データ操作処理を行うことを特徴とする。
さらに、被照合物標記部が前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と被照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する被照合物標記処理と、被照合物基準寸法算出が前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の基準として指定された部分について、指定された部分の寸法を指定された部分の画素数で除算して被照合物の画像の1画素当りの寸法を算出する被照合物基準寸法算出処理と、被照合物計測部分特定が前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する被照合物計測部分特定処理と、被照合物部分計測が前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記被照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記被照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する被照合物部分計測処理と、参照データ取得が前記被照合物部分計測部が算出した寸法と前記参照詳細データ記憶部が複数の原照合物について計測情報と共に記憶する特定部分の寸法とを比較して特定した原照合物についての計測情報を取得する参照データ取得処理とを行い、前記照合表示部は、前記参照データ取得部が取得した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記を表示する前記照合表示処理を行うことを特徴とする。
さらに、参照原データ記憶部が原照合物の全長と原照合物の側面図とを記憶機器に記憶し、原照合物標記部が前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の側面図と原照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する原照合物標記処理と、原照合物基準寸法算出部が前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の全長を前記原照合物標記部が表示した側面図における原照合物の先端から終端までの画素数で除算して前記原照合物標記部が表示した原照合物の側面図の1画素当りの寸法を算出する原照合物基準寸法算出処理と、原照合物計測部分特定部が前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する原照合物計測部分特定処理と、原照合物部分計測部が前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記原照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記原照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する原照合物部分計測処理とを行い、前記参照詳細データ記憶部は、前記原照合物部分計測部が算出した寸法を前記計測情報と共に記憶することを特徴とする。
また、前記照合表示部は、前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物に対応する大きさの包含図形で包含して表示する前記照合表示処理を行うことを特徴とする。
また、前記照合表示部は、前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物の3次元モデル図と重畳して表示する前記照合表示処理を行うことを特徴とする。
本発明の照合プログラムは、上記いずれかの照合方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、当該被写体を撮影した写真の内、正面、真横、真上のみならず、従来は利用できなかった斜めから撮影された写真も利用可能になる。これにより、比較照合が可能な写真数をより多く確保でき、より多くの写真と比較照合することで照合精度を向上することができる。また、斜めからしか被写体を撮影できなかった場合にも比較照合して被写体を特定することができる。
参考例1.
正面・真横・真上から被写体を撮影できた場合の比較照合方法について以下に説明する。
図1は、被写体の左側面写真と船型の左側面図とを表示した表示装置901を示す図である。
船舶写真の被写体を各部の寸法を利用して特定したい場合、照合装置100を使用して、当該被写体を撮影した写真の内、正面・真横・真上から撮影されたもののみを選別し、写真上で被写体の各部寸法を計測する。そして、照合装置100を使用して、被写体の写真と、既知の船型のうちで被写体に類似の船型を持つ船舶画像とを比較照合し、被写体を特定する。図1では真横から撮影した被写体の写真(上図)と船型の側面図(下図)とを比較照合している。
被写体の写真と比較照合する船型は、三面図(正面図・側面図・平面図)で通常作成される設計図を用いる以外に、別の時刻・場所で撮影され比較照合済みの写真を用いる場合もある。
図2は、被写体の正面・平面・左側面写真と船型の左側面図とを表示する表示装置901を示す図である。
上記の方法では、被写体の斜め上方等から撮影され、俯角を持った船舶写真を用いてる場合に、被写体の写真と既知の船型のうちで被写体に類似の船型を持つ船舶画像とを比較照合して被写体を特定することが困難になる恐れがあった。図2に示すように、斜め上方から撮影された被写体の写真(上図)は、遠近法的効果により、手前の部分の比率が船型の側面図が示す実際の比率よりも大きくなってしまうためである。
ここで、“船舶”は、上述の写真に撮影した“被写体”のように、照合処理により特定する“被照合物”の一例であり、一般船舶でもよい。また、“被照合物”は“船舶”に限らず、飛行機や車両などの構造物または地物であればよい。
また、設計図・線図・カタログデータ・照合済みの写真などは被照合物の照合対象である“原照合物”を示すデータの一例であり、“原照合物”を示すデータは構造物または地物の特徴点について3次元の相対位置を示すデータであればよい。以下、“原照合物”を示すデータを“リファレンスデータ”とする。
通常、被写体の写真は、任意の角度・高度において他の航空機や船舶から撮影される。また、リファレンスデータ(船舶線図、カタログデータ等)は、正面、真横、真上から撮影もしくは計測される。つまり、上記の「参考例1」に示したように、船舶写真画像中の被写体と別途整備されたリファレンスデータとを直接的に比較照合できない。
そこで、斜視状態の船舶写真画像はそのままに、リファレンスデータを生成加工して斜視状態に再生することで比較照合を行う照合装置100・照合方法・照合プログラムについて、以下に説明する。
実施の形態1.
実施の形態1における照合装置100・照合方法・照合プログラムは、リファレンスデータの示す原照合物の全長・全幅・高さに基づいて仮想空間に直方体を形成すると共に特徴物の位置を直方体上に印付け、任意の移動回転を行って直方体を観察する視点を調整し、直方体を斜視状態の船舶写真画像と横並び表示または重畳表示することで、両者の比較照合を支援する。
図3は、実施の形態1における照合装置100の構成図である。
実施の形態1における照合装置100は以下のものを備える。
被写体データベース420(被照合物画像記憶部の一例)は船舶写真を示す画像データ(以下、船舶写真画像とする)を記憶機器に記憶する。
リファレンスデータベース430(参照原データ記憶部・参照詳細データ記憶部の一例)は線図などの船舶比較照合用のリファレンスデータを記憶機器に記憶する。リファレンスデータは原照合物の全長・全幅・高さ、原照合物を構成する各部の寸法・比率などを示す。また、リファレンスデータには原照合物の「艦名(特定すべき目標の識別情報)」を付与しているものとする。
画像読込処理部210は、船舶写真画像を被写体データベース420から読込むと共に、船舶比較照合用のリファレンスデータをリファレンスデータベース430から読込む。
被写体寸法計測処理部220は、船舶写真画像中の被写体の各部寸法を計測する。被写体の各部寸法は、例えば、長さが既知の浮輪やドラム缶などの画素数を計測して算出した1画素当りの距離(以下、1画素換算距離とする)に基づいて計測する。また、被写体寸法計測処理部220は、船舶比較照合用リファレンスデータの各部寸法を計測する。リファレンスデータの各部寸法は、例えば、リファレンスデータの示す原照合物の全長、全幅などに対する各部の比率に基づいて計測する。
データベース登録処理部230は、船舶写真画像と計測した諸元(被写体の各部寸法)とを対応付けて被写体データベース420に登録すると共に、リファレンスデータと計測した諸元(リファレンスデータが示す原照合物の各部寸法)とを対応付けてリファレンスデータベース430に登録する。
データベース検索処理部240は、被写体データベース420に登録した現在着目している船舶写真画像中の被写体の各部寸法を検索キーとして、原照合物の各部寸法と適合するリファレンスデータをリファレンスデータベース430から検索する。
検索結果表示処理部250は、データベース検索処理部240の検索処理において検索条件と適合したリファレンスデータを表示装置901に一覧表示する。また、検索結果表示処理部250は船舶写真画像中の被写体と比較照合するリファレンスデータを一覧の中から1つ選択する。そして、照合装置100は検索結果表示処理部250が選択したリファレンスデータを1つずつ順番に被写体と比較照合する。
表示装置901は入出力機器410の一例である。
リファレンスデータ直方体化処理部310は、比較照合するリファレンスデータを包含する直方体を形成する電子データを生成する。直方体を示すデータには、例えば、リファレンスデータ中の全長、全幅、高さを用いる。この場合、“高さ”は、リファレンスデータに示されていなければ任意の値にしてもよい。また、リファレンスデータ直方体化処理部310は、原照合物の特徴物の位置を示す計測線(以下、フラグとする)を直方体を示すデータに付加して直方体に転写する。そして、リファレンスデータ直方体化処理部310は生成したデータに基づき直方体を表示装置901に仮想空間表示(3次元表示)する。
直方体移動回転処理部320は直方体を移動回転させて着目中の被写体の角度に合わせる。
視点移動処理部330は、直方体を俯瞰する視点の移動と遠近法的修正(遠近収束点を任意の位置・距離に移動)を行い、着目中の被写体に直方体の見え方を合わせる。
フラグ抽出平面描画処理部340は、視点移動処理部330が着目中の被写体に直方体の見え方を合わせた後、画面正面から見据えた状態において仮想空間内での直方体と視点との関係およびフラグ間の距離の比率を保ったままフラグを抜き出し、各フラグの両端を延長して、表示装置901に描画する。そして、フラグ抽出平面描画処理部340は、各フラグとフラグ間の距離比率とを示す電子データを比較用テンプレートとして当該リファレンスデータに対応付けてリファレンスデータベース430に記憶する。
フラグ重畳表示処理部350は着目中の被写体が写った船舶写真画像に対して比較用テンプレートが示す各フラグを重畳して表示装置901に表示する。また、フラグ重畳表示処理部350は、比較用テンプレートのフラグ間距離比率を保持したまま、表示装置901に表示したフラグ全体の長さ・距離を変更する。つまり、フラグ重畳表示処理部350は船舶写真画像上でフラグを微調整して最適な位置に表示することができる。
比較照合結果判定処理部360は着目中の被写体と当該リファレンスデータが同一かの判定結果を入力する。被写体とリファレンスデータとの同一判定結果は、例えば、本機能及び照合装置100を利用する利用者が判断する。そして、比較照合結果判定処理部360は、被写体とリファレンスデータとが同一であるという判定結果を入力した場合、被写体の写った船舶写真画像と当該リファレンスデータとの両者を同一のものとして被写体データベース420またはリファレンスデータベース430に関連付けて記憶し、照合処理を終了する。また、比較照合結果判定処理部360は、被写体とリファレンスデータが異なるという判定結果を入力した場合、次のリファレンスデータとの比較照合を実行する。次のリファレンスデータが無い場合、照合処理を終了する。
図4は、実施の形態1における照合装置100の外観を示す図である。
図4において、照合装置100は、システムユニット910、表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、プリンタ装置906、スキャナ装置907を備え、これらはケーブルで接続されている。
さらに、照合装置100は、FAX機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ウェブサーバ941を介してインターネット940に接続されている。
図5は、実施の形態1における照合装置100のハードウェア構成図である。
図5において、照合装置100は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、磁気ディスク装置920、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続されている。
表示装置901には液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどがある。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶機器、記憶装置あるいは記憶部の一例である。被写体データベース420やリファレンスデータベース430は記憶機器を有して被写体が写った船舶写真画像、リファレンスデータ、各部寸法、比較用テンプレートなどを記憶する。
通信ボード915は、FAX機932、電話器931、LAN942等に接続されている。
例えば、通信ボード915、K/B902、マウス903、スキャナ装置907、FDD904などは、入力機器、入力装置あるいは入力部の一例である。各入力機器は利用者の指定情報を入力し記憶機器に記憶する。
また、例えば、通信ボード915、表示装置901などは、出力機器、出力装置あるいは出力部の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続されている場合、照合装置100は、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続され、ウェブサーバ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態の説明において、「〜情報」として説明するデータ、「〜部」として説明する機能を実行時の判定結果や演算結果を示すデータ、「〜部」として説明する機能を実行するプログラム間で受け渡しするデータなどが「〜ファイル」として記憶されている。また、被写体データベース420やリファレンスデータベース430は被写体が写った船舶写真画像、リファレンスデータ、各部寸法、比較用テンプレートなどを「〜ファイル」として記憶する。
また、実施の形態の説明において、フローチャートや構成図の矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk cartridge)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)、その他の記憶媒体に記憶される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、実施の形態を実施するプログラムは、磁気ディスク装置920、FD、光ディスク、CD、MD、DVD、その他の記憶媒体による記憶装置を用いて記憶されても構わない。
図6は、実施の形態1における照合装置100の照合処理を示すフローチャートである。
実施の形態1における照合装置100の照合処理の流れについて、図6に基づいて以下に説明する。
まず、照合装置100が実行する照合処理の概要を説明する。
照合装置100は、船体を簡略化した直方体に置き換える(S101〜S106)。
このとき、照合装置100は、リファレンスデータの示す全長・全幅に基づいて直方体を生成し、特徴物の位置を示す印(例えば、線)を直方体に設定する。この直方体は、船舶の情報(全長・全幅・全高[又は喫水高])に基づいて、船舶を包含する3次元体として定義する。このとき、直方体の高さには、喫水線上の高さがわかればこれを設定し、わからなければ任意の高さを設定する。また、特徴物の位置は別途計測して船舶を示す直方体の中心線上に設定する。
次に、照合装置100は、直方体を仮想空間上で任意に移動する(S107〜S108)。
このとき、照合装置100は、直方体の移動(回転・拡大・縮小など)・視点の移動(接近・離隔など)・収束点(無限遠)の移動を船舶を包含する3次元体の直方体に対して実行する。これにより、照合装置100は俯角を持った船舶写真と傾き(視点)を合わせて直方体を表示する。
次に、照合装置100は、直方体に付けた印を平面投影して抜き出す(S109〜S110)。
このとき、照合装置100は、直方体に付けたフラグ位置およびフラグ間比率を平面投影した状態で抽出し、抽出したフラグをフラグ間比率を保持したまま、俯角を持った船舶写真上に重畳する。
そして、照合装置100は船舶写真に写った被写体と比較照合して対応したリファレンスデータとを対応付けて記憶する。
次に、照合装置100が実行する照合処理の詳細を説明する。
まず、画像読込処理部210が、被照合物である被写体が写った船舶写真の画像データを被写体データベース420から読み込むと共に、原照合物を示すリファレンスデータをリファレンスデータベース430から読み込む(S101)。
図7は、実施の形態1における船舶写真画像を表示した表示装置901を示す図である。
図8は、実施の形態1におけるリファレンスデータを示す画像を表示した表示装置901を示す図である。
以下、図7に示す表示装置901の表示した船舶写真画像に示される船舶を被写体(被照合物)とし、図8に示す表示装置901の表示した船舶を被照合物とする場合の照合処理について説明する。
次に、被写体寸法計測処理部220が、画像読込処理部210の入力した船舶写真画像とリファレンスデータとに基づいて、被照合物と被写体との各部の寸法を計測する(S102)。
図9は、実施の形態1における被写体寸法計測処理部220の被写体寸法計測処理を示すフローチャートである。
S102の詳細を図9に基づいて以下に説明する。
<被写体寸法計測処理:S201〜S204>
まず、被写体寸法計測処理部220(被照合物標記部の一例)は、“船舶写真画像”と被写体の特定部分を利用者に指定させるための“標記”とを表示装置901に表示する(S201:被写体標記処理)。
図10、図11は、実施の形態1における被写体寸法計測処理時(S201〜S204)の表示装置901を示す図である。
被写体寸法計測処理部220は、図10に示すように、船舶写真画像を表示装置901に表示すると共に、“標記”として、例えば、“垂直方向の2本の線”を表示装置901に表示する。“標記”は、“垂直方向の2本の線”の他に図11に示すような“水平垂直方向の4本の線”または“2つの点”、“四角の枠”など、被写体の特定部分を指定できるものであればよい。
次に、被写体寸法計測処理部220(被照合物基準寸法算出部の一例)は被写体の寸法計測の基準部分を“標記”を用いて利用者に指定させる。そして、被写体寸法計測処理部220は、指定された部分の寸法を指定された部分の画素数で除算し、除算した値を船舶写真画像の1画素当りの寸法(以下、1画素換算距離)とする(S202:被写体基準寸法算出処理)。
被写体寸法計測処理部220は、“標記”を利用者に操作させるためにHMI(ヒューマン マシン インタフェース)の画面を表示装置901に表示する。そして、利用者には、浮輪やドラム缶などの寸法が既知であるものを船舶写真画像上で“標記”により指定させると共に、指定されたものの寸法を入力させる。
船舶写真に移った被写体と浮輪やドラム缶などの基準とは同じ俯角を持つため、浮輪やドラム缶などの基準に基づいて船舶写真画像の1画素換算距離を算出すれば、被写体の各部の寸法を算出することができる。
次に、被写体寸法計測処理部220(被照合物計測部分特定部の一例)は被写体の寸法計測の対象を、S202と同様に、“標記”を用いて利用者に指定させる。そして、被写体寸法計測処理部220は指定された部分の画素数を算出する(S203:被写体計測部分特定処理)。
被写体寸法計測処理部220は、例えば、“艦首”・“艦尾”、船舶を構成する構造物の“構造物始”・“構造物終”などを利用者に指定させる。
次に、被写体寸法計測処理部220(被照合物部分計測部の一例)は被写体の寸法計測の対象としてS203で指定された部分の寸法を、S203で算出した“画素数”にS202で算出した1画素換算距離を掛けて算出する(S204:被写体部分計測処理)。
<リファレンス寸法計測処理:S205〜S208>
次に、被写体寸法計測処理部220(原照合物標記部の一例)は、リファレンスデータが表す“原照合物の側面図”と原照合物の“先端”と“終端”とを利用者に指定させるための“標記”とを、S201と同様に、表示装置901に表示する(S205:リファレンス標記処理)。
次に、被写体寸法計測処理部220(原照合物基準寸法算出部の一例)は、S202と同様に、原照合物の“先端”と“終端”とを“標記”を用いて利用者に指定させる。そして、被写体寸法計測処理部220はリファレンスデータが示す“原照合物の全長”を原照合物の側面図における“先端”から“終端”までの画素数で割った値をリファレンスデータの1画素換算距離として算出する(S206:リファレンス基準寸法算出処理)。
図12は、実施の形態1におけるリファレンス寸法計測処理時(S205〜S208)の表示装置901を示す図である。
図12では、“艦首”・“艦尾”を原照合物の“先端”・“終端”として利用者に指定させている。
次に、被写体寸法計測処理部220(原照合物計測部分特定部の一例)は原照合物の寸法計測の対象を、S202と同様に、“標記”を用いて利用者に指定させる。そして、被写体寸法計測処理部220は指定された部分の画素数を算出する(S207:リファレンス計測部分特定処理)。
被写体寸法計測処理部220は、S203で利用者に指定させた部分に対応する部分を利用者に指定させる。利用者に指定させる部分は、例えば、図12に示すように、“艦首”・“艦尾”、船舶を構成する構造物の“構造物始”・“構造物終”などである。S203およびS207において、例えば図12において(1)〜(3)に示すような各部分を寸法計測の対象として利用者に指定させる。
そして、被写体寸法計測処理部220(原照合物部分計測部の一例)は原照合物の寸法計測の対象としてS207で指定された部分の寸法を、S207で算出した“画素数”にS206で算出した1画素換算距離を掛けて算出する(S208:リファレンス部分計測処理)。
次に、図6において、データベース登録処理部230が、被写体寸法計測処理部220の算出した被写体の各部分の寸法を当該船舶写真画像に対応付けて被写体データベース420に登録すると共に、被写体寸法計測処理部220の算出した原照合物の各部分の寸法を当該リファレンスデータと対応付けてリファレンスデータベース430に登録する(S103)。
<リファレンスデータ取得処理:S104〜S105>
次に、データベース検索処理部240(参照データ取得部の一例)が、データベース登録処理部230の登録した被写体の各部分の寸法を検索キーとして、データベース登録処理部230の登録した原照合物の各部分の寸法と適合するリファレンスデータをリファレンスデータベース430から検索する(S104)。
このとき、データベース検索処理部240は、登録された全部分の寸法が一致するリファレンスデータを適合するリファレンスデータとしてもよいし、特定数の部分の寸法が一致するリファレンスデータを適合するリファレンスデータとしてもよいし、特定の割合数の部分の寸法が一致するリファレンスデータを適合するリファレンスデータとしてもよい。また、データベース検索処理部240は、被写体と被照合物との各部分の寸法差が特定の閾値以下である場合に当該部分の寸法が一致すると判定する。また、データベース検索処理部240は、各部分の寸法と、各部分の並び順や名称などの寸法以外の情報とに基づいて適合するリファレンスデータを検索してもよい。この場合、被写体寸法計測処理部220は、S203およびS207において各部分を利用者に指定させる際に、各部分の“並び順”や名称などの“識別情報”なども合わせて指定させ、データベース登録処理部230が各部分の寸法と“並び順”や“識別情報”とを対応付けて被写体データベース420およびリファレンスデータベース430に記憶する。
次に、検索結果表示処理部250はデータベース検索処理部240が被写体に適合すると判定したリファレンスデータの一覧を表示装置901に表示する。検索結果表示処理部250は、例えば、「艦名」をリファレンスデータの識別情報として一覧表示する。そして、検索結果表示処理部250は、被写体と比較照合する1つのリファレンスデータを、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させる(S105)。
<照合表示処理:S106>
次に、リファレンスデータ直方体化処理部310(照合表示部の一例)は検索結果表示処理部250が利用者に指定させたリファレンスデータを包含する直方体とフラグとを示すデータを生成し、直方体とフラグとを表示装置901に3次元表示する(S106)。
図13は、実施の形態1におけるリファレンスデータ直方体化処理部310が表示する直方体とフラグとを示す図である。
このとき、リファレンスデータ直方体化処理部310は、例えば、リファレンスデータが示す原照合物の“全長”、“全幅”、“高さ”を使用して、図13に示すような直方体を生成する。リファレンスデータに示されていなければ“高さ”を任意の値にしてもよい。また、リファレンスデータ直方体化処理部310は、図13に示すように、“構造物始”・“構造物終”を原照合物の特徴物を示す位置とする計測線を“フラグ”とする。“フラグ”は“線”に限らず、“点”や“四角”など特徴物の位置を示すことができればよい。また、“フラグ”は“構造物始”・“構造物終”に限らず、図12に(1)〜(12)として示したような被照合物の各部分でもよい。
<リファレンスデータ操作処理:S107〜S108>
次に、直方体移動回転処理部320(参照データ操作部の一例)が直方体およびフラグを移動回転させて被写体の角度に合わせ(S107)、視点移動処理部330(参照データ操作部の一例)が直方体およびフラグを俯瞰する視点の移動と遠近法的修正とを行って被写体の見え方に直方体の見え方を合わせる(S108)。
図14は、実施の形態1におけるリファレンスデータ操作処理(S107〜S108)を示すフローチャートである。
S107およびS108の詳細を図14に基づいて以下に説明する。
<直方体移動回転処理:S301〜S302>
まず、直方体移動回転処理部320は表示装置901に表示された直方体およびフラグを回転する方位角を、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させ、利用者の指定に従い直方体およびフラグの表示を変更する(S301)。
図15は、実施の形態1における直方体の方位角方向の回転を示す図である。
S301において、直方体移動回転処理部320は、図15に示すように、直方体の中心Oを通るy軸を回転軸として直方体およびフラグをx−z平面で回転させる画像処理を行う。
次に、直方体移動回転処理部320は表示装置901に表示された直方体およびフラグのサイズを、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させ、利用者の指定に従い直方体およびフラグのサイズを変更する(S302)。
<視点移動処理:S303〜S305>
次に、視点移動処理部330は表示装置901に表示された直方体およびフラグを回転するピッチ角を、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させ、利用者の指定に従い直方体およびフラグの表示を変更する(S303)。
図16は、実施の形態1における直方体のピッチ角方向の回転を示す図である。
S303において、視点移動処理部330は、図16に示すように、直方体の中心Oを通るz軸を回転軸として直方体およびフラグをx−y平面で回転させる画像処理を行う。
次に、視点移動処理部330は表示装置901に表示された直方体およびフラグを回転するロール角を、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させ、利用者の指定に従い直方体およびフラグの表示を変更する(S304)。
図17は、実施の形態1における直方体のロール角方向の回転を示す図である。
S304において、視点移動処理部330は、図17に示すように、直方体の中心Oを通るx軸を回転軸として直方体およびフラグをy−z平面で回転させる画像処理を行う。
次に、視点移動処理部330は表示装置901に表示された直方体およびフラグの収束点を、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させ、利用者に指定に従い直方体およびフラグの表示を変更する(S305)。
図18は、実施の形態1における直方体の収束点の変更を示す図である。
S305において、視点移動処理部330は直方体およびフラグの遠近収束点を変更する画像処理を行う。図18では、遠近収束点を「A」と「A’」との間で変更した場合の直方体を示している。
直方体移動回転処理部320と視点移動処理部330は図15〜図18に示したような直方体およびフラグを操作した結果データを当該リファレンスデータに対応付けてリファレンスデータベース430に記憶する。
<照合表示処理:S109〜S110>
図6において、次に、フラグ抽出平面描画処理部340(照合表示部の一例)が、直方体移動回転処理部320と視点移動処理部S330とが操作した直方体およびフラグを示すデータからフラグを示すデータを抽出し、各フラグの両端を延長して表示装置901に描画する(S109)。
図19は、実施の形態1におけるフラグ抽出を示す図である。
このとき、フラグ抽出平面描画処理部340は、図19に示すように、画面正面から見据えた状態において仮想空間内での直方体と視点との関係およびフラグ間の距離の比率を保ったままフラグを抜き出して表示装置901に描画する。また、フラグ抽出平面描画処理部340は、各フラグとフラグ間の距離比率とを示す電子データを比較用テンプレートとして当該リファレンスデータに対応付けてリファレンスデータベース430に記憶する。
次に、フラグ重畳表示処理部350(照合表示部の一例)は、被写体が写った船舶写真画像に対して、フラグ抽出平面描画処理部340の記憶した比較用テンプレートが示す各フラグを重畳または横並びで表示装置901に表示する(S110)。
図20は、実施の形態1におけるフラグ重畳表示処理時(S110)の表示装置901を示す図である。
フラグ重畳表示処理部350は、比較用テンプレートのフラグ間距離比率を保持したまま、表示装置901に表示したフラグ全体の長さ・距離を変更し、船舶写真画像に対してフラグを微調整して最適な位置に表示してもよい。
次に、比較照合結果判定処理部360は、被写体と検索結果表示処理部250が選択した当該リファレンスデータの示す被照合物とが同一であるか、フラグ重畳表示処理部350が表示した画像に基づいて、利用者に判定させて判定結果を入力する(S111)。
このとき、比較照合結果判定処理部360は判定結果を、被写体寸法計測処理部220と同様に、HMIにより利用者に指定させる。
被写体と原照合物とが同一であるという判定結果を入力した場合、比較照合結果判定処理部360は、被写体の写った船舶写真画像と当該リファレンスデータとを対応付けて被写体データベース420またはリファレンスデータベース430に記憶し、照合装置100は照合処理を終了する。
また、被写体と原照合物が異なるという判定結果を入力した場合、比較照合結果判定処理部360は検索結果表示処理S105に処理を移し、検索結果表示処理部250は次のリファレンスデータを選択し、照合装置100は被写体と選択したリファレンスデータの示す原照合物との比較照合処理(S106〜S111)を実行する。
次のリファレンスデータが無い場合、照合装置100は照合処理を終了する。
以上の処理により、照合装置100は、例えば、斜めから撮影された被写体の写真を使用して被写体と被照合物とを比較照合する支援ができる。
実施の形態1において、写真画像とフラグ線とを重畳して表示することで被照合物と原照合物との比較照合を行う形態を説明した。
以下に、実施の形態1のポイント(1)〜(5)を示す。
(1)全長・全幅・全高・特徴物位置から直方体を作る。
(2)照合しようとする写真と同一の角度にするために、仮想空間上で直方体を任意の方向へ回転させる。
(3)照合しようとする写真と同一の見え方にするために、仮想空間上で視点を任意の位置へ移動させる。
(4)直方体からフラグ位置を抜き出し平面に投影した状態で各比率を固定する。
(5)抜き出したフラグを比較対象に重畳表示して各部とフラグの合致度を照合判定の支援材料とする。
実施の形態1では、原照合物を“直方体”で表す形態を説明したが、“球体”や“多角体”など、原照合物に対応する大きさ(“高さ”を除く)で原照合物を包含する包含図形で原照合物を表せばよい。
また、フラグのみを船舶写真画像に横並びまたは重畳して表示する形態を説明したが、直方体とフラグとを船舶写真画像に横並びまたは重畳して表示してもよい。
また、利用者からの入力に従って照合判定する形態を説明したが、船舶写真画像とフラグとを比較する画像処理により照合判定してもよい。
また、被写体と原照合物との各部分の寸法を計測してデータベースに登録する照合処理を説明したが、被写体と原照合物との各部分の寸法をあらかじめデータベースに登録して照合処理では実行しなくてもよい。
また、特徴物の位置を示すフラグは着色して表示するとよい。
実施の形態2.
実施の形態2では、リファレンスデータの詳細な寸法等から仮想空間に直方体および3次元モデルを形成すると共に、直方体と3次元モデルを同期させて任意の移動回転を行って直方体を観察する視点を調整し、直方体と3次元モデルとを斜視状態の船舶写真画像と横並び表示または重畳表示することで、両者の比較照合を支援する照合装置100・照合方法・照合プログラムについて説明する。
実施の形態2では、上記実施の形態1と異なる部分を説明し、その他の部分は上記実施の形態1と同様とする。
図21は、実施の形態2における照合装置100の構成図である。
実施の形態2における照合装置100は、図21に示すように、新たに3次元モデル生成処理部260を備え、フラグ重畳表示処理部350の代わりに直方体比較・重畳表示処理部370を備え、フラグ抽出平面描画処理部340を備えない点が上記実施の形態1と異なる。また、データベース登録処理部230、リファレンスデータ直方体化処理部310、直方体移動回転処理部320、視点移動処理部330は上記実施の形態1と機能が一部異なる。
3次元モデル生成処理部260は、3面図の設計図などの詳細な情報を含むリファレンスデータを使用して、リファレンスデータが示す各部の寸法・比率等を元に、仮想空間における原照合物の3次元モデルを生成する。
直方体比較・重畳表示処理部370は、現在着目中の被写体が写った船舶写真画像に対し、3次元モデルを包含する直方体を横並び表示または重畳表示する。このとき、直方体比較・重畳表示処理部370は3次元モデルの位置合せのために直方体のフラグも表示する。
データベース登録処理部230は、上記実施の形態1における機能に加え、リファレンスデータに3次元モデルも対応付けてリファレンスデータベース430に登録する。
リファレンスデータ直方体化処理部310は、上記実施の形態1の機能に対して、“比較照合するリファレンスデータ”に代えて“比較照合するリファレンスデータから生成した3次元モデル”を包含する直方体を形成する電子データを生成する。
直方体移動回転処理部320は、上記実施の形態1の機能に対して、“直方体”に代えて“3次元モデルを包含する直方体”を移動回転させて着目中の被写体の角度に合わせる。
視点移動処理部330は、上記実施の形態1の機能に対して、“直方体”に代えて“3次元モデルを包含する直方体”を俯瞰する視点の移動と遠近法的修正を行う。
図22は、実施の形態2における照合装置100の照合処理を示すフローチャートである。
図22において、実施の形態2における照合処理のS401、S402、S404〜S411は上記実施の形態1における照合処理のS101〜S108、S110、S111に対応する。
そして、実施の形態2における照合処理は、新たに3次元モデル生成処理S403が加わり、フラグ重畳表示処理S110の代わりに直方体比較・重畳表示処理S411を実行し、フラグ抽出平面描画処理S109を実行しない点が上記実施の形態1と異なる。また、データベース登録処理S404、リファレンスデータ直方体化処理部S407、直方体移動回転処理部S408、視点移動処理S409は上記実施の形態1と一部異なる。
以下、実施の形態2における照合処理のうち、上記実施の形態1と異なる処理について説明する。その他の処理は上記実施の形態1と同様とする。
<3次元モデル生成処理:S403>
S403において、3次元モデル生成処理部260は、画像読込処理部210の入力したリファレンスデータが示す各部の寸法・比率などに基づいて原照合物の3次元モデルを形成する電子データを生成する。
図23・図24は、実施の形態2における3次元モデルである。
<データベース登録処理:S404>
S404において、データベース登録処理部230は、上記実施の形態1の処理(S103)に加え、3次元モデル生成処理部260の生成した、図23や図24に示すような、3次元モデルのデータを当該リファレンスデータと対応付けてリファレンスデータベース430に登録する。
<リファレンスデータ直方体化処理:S407>
S407において、リファレンスデータ直方体化処理部310は、上記実施の形態1の処理(S106)に対して、“検索結果表示処理部250が利用者に指定させたリファレンスデータを包含する直方体”に代えて“検索結果表示処理部250が利用者に指定させたリファレンスデータに対応する3次元モデルを包含する直方体”とフラグとを示すデータを生成する。そして、“3次元モデルを包含する直方体”とフラグとを表示装置901に3次元表示する。
<直方体移動回転処理・視点移動処理:S408・S409>
S408・S409において、直方体移動回転処理部320・視点移動処理部330は、上記実施の形態1の処理(S107・S108)に対して、“直方体”に代えて“3次元モデルを包含する直方体”およびフラグに対して移動回転・視点の移動・遠近法的修正を行う。
図25、図26は、実施の形態2におけるリファレンスデータ操作処理(S408・S409)を示す図である。
直方体移動回転処理部320および視点移動処理部330は、直方体と3次元モデルとを1つの画像データとして、図25に示すように、3次元モデルを内包した直方体を移動回転する画像処理を行う。
また、直方体移動回転処理部320および視点移動処理部330は、直方体と3次元モデルとを別々の画像データとして、図26に示すように、直方体を移動回転すると共に直方体に追随させて3次元モデルを移動回転し、直方体と3次元モデルとを重ねて表示する画像処理を行ってもよい。
<直方体比較・重畳表示処理:S410>
S410において、直方体比較・重畳表示処理部370(照合表示部の一例)は、被写体が写った船舶写真画像に対して、3次元モデルを包含する直方体を表示装置901に横並び表示または重畳表示する。また、直方体比較・重畳表示処理部370は3次元モデルの位置合せのために直方体のフラグも表示する。
図27は、実施の形態2における3次元モデル重畳表示処理時(S410)の表示装置901を示す図である。
直方体比較・重畳表示処理部370は、上記実施の形態1におけるフラグ重畳表示処理部350と同様に、3次元モデルを包含する直方体を利用者に再調整させてもよい。
実施の形態2において、写真画像と立体モデルとを並列または重畳表示することで被照合物と原照合物との比較照合を行う形態を説明した。
以下に、実施の形態2のポイント(1)〜(5)を示す。
(1)全長・全幅・全高・特徴物位置から直方体を作る。
(2)別途作成した船舶の3次元立体モデルを、直方体の回転・移動と同期させて表示すると共に、直方体の寸法に合わせて内包させる。
(3)照合しようとする写真と同一の角度にするために、仮想空間上で直方体を任意の方向へ回転させる。
(4)照合しようとする写真と同一の見え方にするために、仮想空間上で視点を任意の位置へ移動させる。
(5)角度を決定した後、直方体および3次元立体モデルを比較対象の写真と横並び表示または重畳表示する。
実施の形態2では、3次元モデルと直方体・フラグとを船舶写真画像に横並びまたは重畳して表示する形態を説明したが、3次元モデルのみを船舶写真画像に横並びまたは重畳して表示してもよい。
被写体の左側面写真と船型の左側面図とを表示した表示装置901を示す図。 被写体の正面・平面・左側面写真と船型の左側面図とを表示する表示装置901を示す図。 実施の形態1における照合装置100の構成図。 実施の形態1における照合装置100の外観を示す図。 実施の形態1における照合装置100のハードウェア構成図。 実施の形態1における照合装置100の照合処理を示すフローチャート。 実施の形態1における船舶写真画像を表示した表示装置901を示す図。 実施の形態1におけるリファレンスデータを示す画像を表示した表示装置901を示す図。 実施の形態1における被写体寸法計測処理部220の被写体寸法計測処理を示すフローチャート。 実施の形態1における被写体寸法計測処理時(S201〜S204)の表示装置901を示す図。 実施の形態1における被写体寸法計測処理時(S201〜S204)の表示装置901を示す図。 実施の形態1におけるリファレンス寸法計測処理時(S205〜S208)の表示装置901を示す図。 実施の形態1におけるリファレンスデータ直方体化処理部310が表示する直方体とフラグとを示す図。 実施の形態1におけるリファレンスデータ操作処理(S107〜S108)を示すフローチャート。 実施の形態1における直方体の方位角方向の回転を示す図。 実施の形態1における直方体のピッチ角方向の回転を示す図。 実施の形態1における直方体のロール角方向の回転を示す図。 実施の形態1における直方体の収束点の変更を示す図。 実施の形態1におけるフラグ抽出を示す図。 実施の形態1におけるフラグ重畳表示処理時(S110)の表示装置901を示す図。 実施の形態2における照合装置100の構成図。 実施の形態2における照合装置100の照合処理を示すフローチャート。 実施の形態2における3次元モデル。 実施の形態2における3次元モデル。 実施の形態2におけるリファレンスデータ操作処理(S408・S409)を示す図。 実施の形態2におけるリファレンスデータ操作処理(S408・S409)を示す図。 実施の形態2における3次元モデル重畳表示処理時(S410)の表示装置901を示す図。
符号の説明
100 照合装置、210 画像読込処理部、220 被写体寸法計測処理部、230 データベース登録処理部、240 データベース検索処理部、250 検索結果表示処理部、260 3次元モデル生成処理部、310 リファレンスデータ直方体化処理部、320 直方体移動回転処理部、330 視点移動処理部、340 フラグ抽出平面描画処理部、350 フラグ重畳表示処理部、360 比較照合結果判定処理部、370 直方体比較・重畳表示処理部、410 入出力機器、420 被写体データベース、430 リファレンスデータベース、901 表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 FAX機、940 インターネット、941 ウェブサーバ、942 LAN。

Claims (11)

  1. 原照合物と被照合物とを照合するための照合装置において、
    被照合物の画像を記憶機器に記憶する被照合画像記憶部と、
    原照合物の特徴点の3次元の相対位置を示す計測情報と、原照合物の3次元モデル図とを記憶機器に記憶する参照詳細データ記憶部と、
    前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記と、前記参照詳細データ記憶部が記憶した原照合物の3次元モデル図とを重畳させて表示装置に表示する照合表示部と、
    前記照合表示部が被照合物の画像に重畳させて表示した原照合物の特徴点の立体表記と原照合物の3次元モデル図とに対して、被照合物の画像と一致するように調整する回転とサイズの変更と収束点の変更との操作処理をする参照データ操作部と
    を備えたことを特徴とする照合装置。
  2. 前記照合装置は、さらに、
    前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と被照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する被照合物標記部と、
    前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の基準として指定された部分について、指定された部分の寸法を指定された部分の画素数で除算して被照合物の画像の1画素当りの寸法を算出する被照合物基準寸法算出部と、
    前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する被照合物計測部分特定部と、
    前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記被照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記被照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する被照合物部分計測部と、
    前記被照合物部分計測部が算出した寸法と前記参照詳細データ記憶部が複数の原照合物について計測情報と共に記憶する特定部分の寸法とを比較して特定した原照合物についての計測情報を取得する参照データ取得部と
    を有し、
    前記照合表示部は、
    前記参照データ取得部が取得した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の照合装置。
  3. 前記照合装置は、さらに、
    原照合物の全長と原照合物の側面図とを記憶機器に記憶する参照原データ記憶部と、
    前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の側面図と原照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する原照合物標記部と、
    前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の全長を前記原照合物標記部が表示した側面図における原照合物の先端から終端までの画素数で除算して前記原照合物標記部が表示した原照合物の側面図の1画素当りの寸法を算出する原照合物基準寸法算出部と、
    前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する原照合物計測部分特定部と、
    前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記原照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記原照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する原照合物部分計測部と
    を有し、
    前記参照詳細データ記憶部は、
    前記原照合物部分計測部が算出した寸法を計測情報と共に記憶する
    ことを特徴とする請求項2記載の照合装置。
  4. 前記照合表示部は、
    前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物に対応する大きさの包含図形で包含して表示する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の照合装置。
  5. 前記照合表示部は、
    前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物に対応する大きさの直方体で包含して表示する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の照合装置。
  6. 原照合物と被照合物とを照合するための照合装置の照合方法において、
    被照合画像記憶部が被照合物の画像を記憶機器に記憶し、
    参照詳細データ記憶部が原照合物の特徴点の3次元の相対位置を示す計測情報と、原照合物の3次元モデル図とを記憶機器に記憶し、
    照合表示部が前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記と、前記参照詳細データ記憶部が記憶した原照合物の3次元モデル図とを重畳させて表示装置に表示する照合表示処理を行い、
    参照データ操作部が前記照合表示部が被照合物の画像に重畳させて表示した原照合物の特徴点の立体表記と原照合物の3次元モデル図とに対して、被照合物の画像と一致するように調整する回転とサイズの変更と収束点の変更との操作処理をする参照データ操作処理を行う
    ことを特徴とする照合方法。
  7. 前記照合方法は、さらに、
    被照合物標記部が前記被照合画像記憶部が記憶した被照合物の画像と被照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する被照合物標記処理と、
    被照合物基準寸法算出部が前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の基準として指定された部分について、指定された部分の寸法を指定された部分の画素数で除算して被照合物の画像の1画素当りの寸法を算出する被照合物基準寸法算出処理と、
    被照合物計測部分特定部が前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する被照合物計測部分特定処理と、
    被照合物部分計測部が前記被照合物標記部が表示した標記で被照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記被照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記被照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する被照合物部分計測処理と、
    参照データ取得部が前記被照合物部分計測部が算出した寸法と前記参照詳細データ記憶部が複数の原照合物について計測情報と共に記憶する特定部分の寸法とを比較して特定した原照合物についての計測情報を取得する参照データ取得処理と
    を行い、
    前記照合表示部は、
    前記参照データ取得部が取得した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記を表示する前記照合表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項6記載の照合方法。
  8. 前記照合方法は、さらに、
    参照原データ記憶部が原照合物の全長と原照合物の側面図とを記憶機器に記憶し、
    原照合物標記部が前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の側面図と原照合物の特定部分を利用者に指定させるための標記とを表示装置に表示する原照合物標記処理と、
    原照合物基準寸法算出部が前記参照原データ記憶部が記憶した原照合物の全長を前記原照合物標記部が表示した側面図における原照合物の先端から終端までの画素数で除算して前記原照合物標記部が表示した原照合物の側面図の1画素当りの寸法を算出する原照合物基準寸法算出処理と、
    原照合物計測部分特定部が前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分について、指定された部分の画素数を算出する原照合物計測部分特定処理と、
    原照合物部分計測部が前記原照合物標記部が表示した標記で原照合物の寸法計測の対象として指定された部分の寸法を、前記原照合物計測部分特定部が算出した画素数に前記原照合物基準寸法算出部が算出した1画素当りの寸法を乗算して算出する原照合物部分計測処理と
    を行い、
    前記参照詳細データ記憶部は、
    前記原照合物部分計測部が算出した寸法を前記計測情報と共に記憶する
    ことを特徴とする請求項7記載の照合方法
  9. 前記照合表示部は、
    前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物に対応する大きさの包含図形で包含して表示する前記照合表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項6〜請求項8いずれかに記載の照合方法
  10. 前記照合表示部は、
    前記参照詳細データ記憶部が記憶した計測情報に示される原照合物の特徴点の3次元の相対位置に基づく原照合物の特徴点の立体表記を原照合物に対応する大きさの直方体で包含して表示する前記照合表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項6〜請求項8いずれかに記載の照合方法。
  11. 請求項6〜請求項10のいずれかに記載の照合方法をコンピュータに実行させることを特徴とする照合プログラム。
JP2005320057A 2005-11-02 2005-11-02 照合装置、照合方法および照合プログラム Expired - Fee Related JP4688639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005320057A JP4688639B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 照合装置、照合方法および照合プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005320057A JP4688639B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 照合装置、照合方法および照合プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007128265A JP2007128265A (ja) 2007-05-24
JP4688639B2 true JP4688639B2 (ja) 2011-05-25

Family

ID=38150877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005320057A Expired - Fee Related JP4688639B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 照合装置、照合方法および照合プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4688639B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037466A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Hitachi Ltd 参照画像作成表示装置
DE102014018789A1 (de) * 2014-12-19 2016-06-23 Rheinmetall Air Defence Ag Verfahren zur Bekämpfung von Militärfahrzeugen
JP6475113B2 (ja) * 2015-07-06 2019-02-27 日本信号株式会社 列車車種識別システム及び列車車種識別方法
JP7206591B2 (ja) * 2018-01-04 2023-01-18 凸版印刷株式会社 データ表示装置、方法、およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275338A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Mitsubishi Electric Corp 目標識別装置および目標識別方法
JP2001221857A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Mitsubishi Electric Corp 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法
JP2005309796A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Japan Fisheries Information Service Center 構造特徴抽出装置及び同一目標判定装置及び構造特徴抽出方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3412973B2 (ja) * 1995-07-21 2003-06-03 株式会社東芝 Isar画像目標識別処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275338A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Mitsubishi Electric Corp 目標識別装置および目標識別方法
JP2001221857A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Mitsubishi Electric Corp 逆合成開口レーダ装置および逆合成開口レーダ画像を用いた目標識別方法
JP2005309796A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Japan Fisheries Information Service Center 構造特徴抽出装置及び同一目標判定装置及び構造特徴抽出方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007128265A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9972120B2 (en) Systems and methods for geometrically mapping two-dimensional images to three-dimensional surfaces
EP1959392B1 (en) Method, medium, and system implementing 3D model generation based on 2D photographic images
US8487926B2 (en) Method and apparatus for generating 3D image using 2D photograph images
EP1596330B1 (en) Estimating position and orientation of markers in digital images
JP6716996B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、及び画像処理方法
CN105264566A (zh) 建模装置、三维模型生成装置、建模方法、程序和布局模拟器
MX2010014049A (es) Registro de imagenes de nivel de calle para modelos de construccion tridimensional (3d).
JP2007101276A (ja) 三次元計測用投影装置及びシステム
JP2017130146A (ja) 画像管理装置、画像管理方法及びプログラム
JP6880618B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、及び画像処理方法
JP2009278456A (ja) 映像表示装置
JP4688639B2 (ja) 照合装置、照合方法および照合プログラム
JP2007101275A (ja) 三次元計測用投影装置及びシステム
WO2020194470A1 (ja) 画像生成装置、画像生成方法、および画像生成プログラム
JP4099776B2 (ja) 3次元モデル作成装置、3次元モデル作成方法および3次元モデル作成プログラム
JP2007286715A (ja) 画像合成装置及び画像合成プログラム
US11277596B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP7183020B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2018088065A (ja) 情報可視化システム、情報可視化方法、及びプログラム
CN114089836B (zh) 标注方法、终端、服务器和存储介质
JP2005174151A (ja) 三次元画像表示装置及び方法
US20040085338A1 (en) Automatic index making system and method for electronic catalog
JP2018073095A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2020161107A (ja) 画像生成装置、画像生成方法、および画像生成プログラム
EP1492054B1 (en) Method and apparatus for capturing and displaying a three-dimensional scene

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4688639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees