JP7178213B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
流体通路を画定する筒状の外側部材と、
該流体通路内において該流体通路の長手軸線の方向で変位可能とされた内側部材と、
を備え、
該外側部材と該内側部材とが互いに熱膨張率の異なる材料で形成され、該外側部材がその内周面に内周メタルシール面を有し、該内側部材がその外周面に該内周メタルシール面と密封係合する外周メタルシール面を有しており、
該内周メタルシール面と該外周メタルシール面との間の静止摩擦係数をμとしたときに、該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とのうちの少なくとも一方の面の該長手軸線に対する傾斜角θが、tanθ≦μの関係を満たすようにされた、管継手を提供する。
互いに着脱可能に連結される第1管継手部材と第2管継手部材とを備え、
該第1管継手部材が該外側部材を備え、該第2管継手部材が該内側部材を備えており、
該第1管継手部材と該第2管継手部材とが連結された連結状態において該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とが密封係合するようにすることができる。
該第1管継手部材が、該外側部材の外周面に施錠子係止溝を有し、
該第2管継手部材が、
該外側部材を受け入れる前端開口から後方に延びる流体通路を画定する筒状の管継手本体と、
該管継手本体に形成された施錠子保持孔内に保持された施錠子であって、該管継手本体の内周面から径方向内側に突出して、該管継手本体に受け入れられた該第1管継手部材の該施錠子係止溝と係合する施錠位置と、該施錠位置から径方向外側に変位して該施錠子係止溝との係合を解除する解錠位置との間で変位可能とされた施錠子と、
該管継手本体の外周面上に配置されたスリーブであって、該第2管継手部材の前方に向かって拡径した施錠子押圧面を有し、該施錠子押圧面によって該施錠子を該施錠位置に保持する連結位置と、該連結位置から後方に変位して該施錠子が該解錠位置にまで変位することを許容する連結解除位置との間で変位可能とされたスリーブと、
該スリーブを該連結位置に向かって前方に付勢するスリーブスプリングと、
を備え、
該施錠子が該スリーブの該施錠子押圧面によって径方向内側に押圧されたときに該外側部材が該施錠子によって該第2管継手部材の後方に押圧され、該内周メタルシール面が該外周メタルシール面に押圧されるようにすることができる。
F=Wsinθ
N=Wcosθ
また、第2内周メタルシール面34と第2外周メタルシール面67との間の静止摩擦係数をμとすると、第2内周メタルシール面34と第2外周メタルシール面67との間の最大静止摩擦力Fmaxは次のようになる。
Fmax=μN
=μWcosθ
これらから、熱膨張に伴い生じる径方向での力Wによって第2内周メタルシール面34と第2外周メタルシール面67との間に滑りが生じないための条件は次のように求められる。
F≦Fmax
Wsinθ≦μWcosθ
tanθ≦μ
10 プラグ(第1管継手部材)
12 ソケット(第2管継手部材)
14 前端開口
16 後端開口
18 流体通路
20 プラグ本体(外側部材)
20a 内周面
20b 外周面
22 外側弁部材
22a 外周面
22b 内周面
24 内側弁部材
24a 外周面
26 コイルスプリング
28 前方部材
28a 端面
30 後方部材
30a 端面
32 第1内周メタルシール面
34 第2内周メタルシール面
36 第1外周メタルシール面
38 貫通路
40 弾性密封部材
42 大径部、第1スプリング部
42a 後端、静止端
42b 前端、変位端
44 小径部、第2スプリング部
44a 前端、静止端
44b 後端、変位端
46 連結部
48 係止段部
49 抜け止め突起
50 係止突起
52 係止突起
54 前端開口
56 後端開口
58 流体通路
60 ソケット本体(管継手本体)
60a 外周面
62 弁部材
62a 外周面
64 前方部材
64a 内周面
66 後方部材(内側部材)
66a 内周面
67 第2外周メタルシール面
68 第3内周メタルシール面
70 第3外周メタルシール面
72 弁スプリング
74 施錠子保持孔
76 施錠子
78 スリーブ
78a 受部
80 スリーブスプリング
82 スプリング保持部材
82a 前端当接部
84 弁押圧部
86 挿入部
88 弾性摺動部材
90 中間内周面
94 施錠子押圧面
96 施錠子係止溝
96a 前方側面
101 管継手
134 第2内周メタルシール面
167 第2外周メタルシール面
198 環状の溝
199 弾性密封部材
L 長手軸線
Claims (8)
- 互いに着脱可能に連結される第1管継手部材と第2管継手部材とを備え、
該第1管継手部材が、
流体通路を画定する筒状の外側部材と、
該外側部材の外周面に形成された施錠子係止溝と、を備え、
該第2管継手部材が、
該流体通路内において該流体通路の長手軸線の方向で変位可能とされた内側部材と、
該外側部材を受け入れる前端開口から後方に延びる流体通路を画定する筒状の管継手本体と、
該管継手本体に形成された施錠子保持孔内に保持された施錠子であって、該管継手本体の内周面から径方向内側に突出して、該管継手本体に受け入れられた該第1管継手部材の該施錠子係止溝と係合する施錠位置と、該施錠位置から径方向外側に変位して該施錠子係止溝との係合を解除する解錠位置との間で変位可能とされた施錠子と、
該管継手本体の外周面上に配置されたスリーブであって、該第2管継手部材の前方に向かって拡径した施錠子押圧面を有し、該施錠子押圧面によって該施錠子を該施錠位置に保持する連結位置と、該連結位置から後方に変位して該施錠子が該解錠位置にまで変位することを許容する連結解除位置との間で変位可能とされたスリーブと、
該スリーブを該連結位置に向かって前方に付勢するスリーブスプリングと、
を備え、
該外側部材と該内側部材とが互いに熱膨張率の異なる材料で形成され、該外側部材がその内周面に内周メタルシール面を有し、該内側部材がその外周面に該内周メタルシール面と密封係合する外周メタルシール面を有しており、
該内周メタルシール面と該外周メタルシール面との間の静止摩擦係数をμとしたときに、該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とのうちの少なくとも一方の面の該長手軸線に対する傾斜角θが、tanθ≦μの関係を満たすようにされ、
該第1管継手部材と該第2管継手部材とが連結された連結状態において、該施錠子が該スリーブの該施錠子押圧面によって径方向内側に押圧されたときに該外側部材が該施錠子によって該第2管継手部材の後方に押圧され、該内周メタルシール面が該外周メタルシール面に押圧されるようにされた、管継手。 - 該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とが該長手軸線に対して略同角度で傾斜している、請求項1に記載の管継手。
- 流体通路を画定する筒状の外側部材と、
該流体通路内において該流体通路の長手軸線の方向で変位可能とされた内側部材と、
を備え、
該外側部材と該内側部材とが互いに熱膨張率の異なる材料で形成され、該外側部材がその内周面に内周メタルシール面を有し、該内側部材がその外周面に該内周メタルシール面と密封係合する外周メタルシール面を有しており、
該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とが該長手軸線に対して略同角度で傾斜していて、該内側部材が該外側部材に対して該長手軸線の方向で変位したときに該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とが当接するようにされており、
該内周メタルシール面と該外周メタルシール面との間の静止摩擦係数をμとしたときに、該内周メタルシール面と該外周メタルシール面との該長手軸線に対する傾斜角θが、tanθ≦μの関係を満たすようにされた、管継手。 - 互いに着脱可能に連結される第1管継手部材と第2管継手部材とを備え、
該第1管継手部材が該外側部材を備え、該第2管継手部材が該内側部材を備えており、
該第1管継手部材と該第2管継手部材とが連結された連結状態において該内周メタルシール面と該外周メタルシール面とが密封係合するようにされた、請求項3に記載の管継手。 - 該第1管継手部材が、該外側部材の外周面に施錠子係止溝を有し、
該第2管継手部材が、
該外側部材を受け入れる前端開口から後方に延びる流体通路を画定する筒状の管継手本体と、
該管継手本体に形成された施錠子保持孔内に保持された施錠子であって、該管継手本体の内周面から径方向内側に突出して、該管継手本体に受け入れられた該第1管継手部材の該施錠子係止溝と係合する施錠位置と、該施錠位置から径方向外側に変位して該施錠子係止溝との係合を解除する解錠位置との間で変位可能とされた施錠子と、
該管継手本体の外周面上に配置されたスリーブであって、該第2管継手部材の前方に向かって拡径した施錠子押圧面を有し、該施錠子押圧面によって該施錠子を該施錠位置に保持する連結位置と、該連結位置から後方に変位して該施錠子が該解錠位置にまで変位することを許容する連結解除位置との間で変位可能とされたスリーブと、
該スリーブを該連結位置に向かって前方に付勢するスリーブスプリングと、
を備え、
該施錠子が該スリーブの該施錠子押圧面によって径方向内側に押圧されたときに該外側部材が該施錠子によって該第2管継手部材の後方に押圧され、該内周メタルシール面が該外周メタルシール面に押圧されるようにされた、請求項4に記載の管継手。 - 該スリーブとの間に該スリーブスプリングを圧縮状態で保持するスプリング保持部材をさらに備え、該スプリング保持部材の該管継手本体に対する該長手軸線での位置が調整可能とされた、請求項1、2、又は5に記載の管継手。
- 該スプリング保持部材が、該施錠位置にある該スリーブに当接して該スリーブが後方に変位することを阻止するスリーブ固定位置にまで変位可能とされた、請求項6に記載の管継手。
- 該外側部材の熱膨張率が該内側部材の熱膨張率よりも小さい、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の管継手。
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JPS5471714U (ja) * | 1977-10-25 | 1979-05-22 | ||
GB8323508D0 (en) * | 1983-09-01 | 1983-10-05 | Hunting Oilfield Services Ltd | Pipe connectors |
IT1275448B (it) * | 1995-05-26 | 1997-08-07 | Stucchi Srl | Raccordo ad innesto rapido per tubazioni con tenuta perfezionata |
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2018
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JP2016056840A (ja) | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 株式会社栗本鐵工所 | 内面接合継手及びその接合方法 |
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