JP7176330B2 - ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来から、人間の代わりに作業対象物に対して各種作業を行う産業用ロボットが用いられている。このような産業用ロボットの一例として、例えば、基台と、基台に対して回動可能に設けられたロボットアームと、ロボットアーム内に設けられ、ロボットアームを駆動させるモーターと、を有するロボットが知られている。かかるロボットには、一般的に、ロボットとは別体で設けられたロボットコントローラーが接続されている。当該ロボットコントローラーによってモーターを駆動させることでロボットアームが駆動する。これにより、ロボットは、作業対象物に対して各種作業を行うことができる。
当該ロボットコントローラーは、一般的に、当該モーターに電力を供給する電源基板や当該モーターの駆動を制御する制御基板が設けられている。当該制御基板が、発熱源である当該電源基板による熱の影響で誤作動するというおそれがあった。この課題を解決するために、例えば、特許文献1には、ファンによってロボットコントローラー内の熱をロボットコントローラー外へと放出する構造が開示されている。
また、近年では、クリーンルーム内での作業が可能なロボットの開発が行われている。例えば、特許文献2には、防水性能や防塵性能を実現するために、ロボットの内部を密閉する構造が知られている。
特開2015-136780号公報 特開2002-239970号公報
しかし、クリーンルーム内で作業するロボットと係るロボットコントローラーとを一体で形成する場合には、ロボットの内部が密閉されているため、開口を設けることができずロボットコントローラーの排熱を十分に行うことができないという問題があった。
本願のロボットは、基台及び前記基台に接続されたロボットアームを有し、密閉されている内部空間を有するロボット本体部と、前記ロボットアームの内部に設けられ、前記ロボットアームを駆動させる駆動部と、前記基台の内部に設けられた制御基板と、前記基台の内部に設けられ、前記制御基板に電力を供給する電源基板と、前記ロボットアームの内部に設けられ、前記制御基板からの信号に基づいて前記駆動部を駆動する駆動基板と、前記ロボット本体部の内部の気体を撹拌させるファンと、前記基台の内部に設けられたヒートシンクと、を備える。
上記のロボットでは、前記ファンは、前記ファンの回転軸の軸方向からの平面視において、前記ヒートシンクと重なることが好ましい。
上記のロボットでは、前記基台には、前記回転軸の軸方向に開口を有し、前記制御基板又は前記電源基板を覆っている風洞部が設けられ、前記ファンは、前記回転軸の軸方向において前記開口と重なることが好ましい。
上記のロボットでは、前記ヒートシンクは、板状部と、前記板状部から突出する複数の凸部と、を有し、前記複数の凸部は、放射状に並んでいることが好ましい。
上記のロボットでは、前記ファンは、前記回転軸の軸方向からの平面視において、前記制御基板又は前記電源基板に設けられた発熱部と重なることが好ましい。
第1実施形態に係るロボットを示す斜視図。 図1に示すロボットを図1とは異なる方向からみた斜視図。 図1に示すロボットのシステムブロック図。 図1に示すロボットを-y軸側から見た図。 図1に示すロボットを+x軸側から見た図。 図1に示すロボットを+z軸側から見た図。 図1に示すロボットが有するロボット本体部の内部を模式的に示す斜視図。 ロボットが有する複数のハウジング及びカバーを説明するための図。 図1に示すロボットが有する基台の断面図。 図9に示すヒートシンクの変形例の平面図。 図9に示すヒートシンクの変形例の平面図。 第2実施形態に係るロボットの基台の断面図。 第3実施形態に係るロボットの基台の断面図。
以下、本発明のロボットを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
《ロボットの基本構成》
図1は、第1実施形態に係るロボットを示す斜視図である。図2は、図1に示すロボットを図1とは異なる方向から見た斜視図である。図3は、図1に示すロボットのシステムブロック図である。なお、以下では、説明の都合上、図1及び図2には、それぞれ、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸としてx軸、y軸及びz軸が図示されており、各軸を示す矢印の先端側を「+」、基端側を「-」とする(後述する図4~図9、図12、図13も同様)。また、x軸に平行な方向を「x軸方向」、y軸に平行な方向を「y軸方向」、z軸に平行な方向を「z軸方向」という。また、図1中に示すロボット100の基台20側を「基端」、その反対側(アーム16側)を「先端」と言う。
また、本明細書において、「水平」とは、水平に対して±5°以下の範囲内で傾斜している場合も含む。同様に、「鉛直」とは、鉛直に対して±5°以下の範囲内で傾斜している場合も含む。また、「平行」とは、2つの線(軸を含む)又は面が、互いに完全な平行である場合のみならず、±5°以内で傾斜している場合も含む。また、「直交」とは、2つの線(軸を含む)又は面が、互いに90°の角度で交わる場合のみならず、90°に対し±5°以内で傾斜している場合も含む。
図1及び図2に示すロボット100は、いわゆる6軸の垂直多関節ロボットである。このロボット100は、例えば、腕時計のような精密機器等を製造する製造工程等で用いることができる。また、ロボット100は、清浄度の高い環境下で好適に用いることができる。国際統一規格ISO14644-1:2015に基づくClass3以上の清浄度クラスの環境下で特に好適に用いることができる。
以下では、まず、ロボット100の基本構成について説明する。
ロボット100は、ロボット本体部1と、ロボット本体部1に内蔵された、複数の駆動部30、位置センサー40及び制御ユニット5(制御装置)、とを有する。また、ロボット100は、複数の外部接続部50(例えばコネクター等)を有している。例えば、外部接続部50を外部電源(図示せず)に電気的に接続することにより、ロボット100に電力が供給され、これにより、ロボット100を駆動させることができる。
なお、本明細書では、図1に示すロボット100の姿勢(図2、後述する図4~図8も同様の姿勢)を、「基本姿勢」とする。また、以下では、説明の便宜上、断りの無い限り、ロボット100の各部の配置関係等に関する説明では、基本姿勢で静止している状態のロボット100を基にした説明を行う。
[ロボット本体部]
ロボット本体部1は、図1及び図2に示すように、基台20と、基台20に接続されたロボットアーム10と、を有する。なお、後で詳述するが、ロボット本体部1は、複数の外装部材(複数のハウジング105及び複数のカバー106等)を含んで構成されており、複数の駆動部30、複数の位置センサー40及び制御ユニット5を収容する内部空間S1を有している。また、内部空間S1(第1内部空間)は、基台20の内部すなわち内部空間S20(第3内部空間)と、ロボットアーム10の内部すなわち内部空間S10(第2内部空間)とを有しており、内部空間S10と内部空間S20とは連通している。
以下、ロボット本体部1の各部について説明する。
〈基台〉
基台20は、ロボット100を任意の設置箇所に取り付ける部分である。基台20の設置箇所は、特に限定されず、例えば、床、壁、天井、作業台、移動可能な台車等であってもよい。基台20は、外形が直方体状をなす本体部21と、本体部21の+z軸側に設けられ、外形が円柱状の突出部22と、を有する。
また、基台20の内部には、図7に示すように、制御基板51と、制御基板51に電力を供給する電源基板52と、制御基板51及び電源基板52を冷却する冷却機構23が配置されているが、詳細は後述する。
〈ロボットアーム〉
ロボットアーム10は、基台20に回動可能に支持されており、アーム11(第1アーム)、アーム12(第2アーム)、アーム13(第3アーム)、アーム14(第4アーム)、アーム15(第5アーム)、アーム16(第6アーム、先端アーム)と、を有する。これらアーム11~16は、基端側から先端側に向かってこの順に連結されており、隣り合う基端側のアーム又は基台20に対して相対的に回動可能に構成されている。なお、詳細な図示はしないが、本実施形態では、各アーム11~16は、それぞれ、外装部材(ハウジング105及びカバー106等)と、外装部材の内周面に設けられ、かつ、駆動部30に接続された軸受(図示せず)を備える支持部材(図示せず)とを有する。
図4は、図1に示すロボット100を-y軸側から見た図である。図5は、図1に示すロボット100を+x軸側から見た図である。図6は、図1に示すロボット100を+z軸側から見た図である。なお、図4中の上側を「上」、下側を「下」と言う。また、図4中の上下方向を「鉛直方向」とし、左右方向を「水平方向」とする。
アーム11は、図4に示すように、基台20の突出部22に接続されており、基台20に対し、鉛直方向に沿う回動軸O1まわりに回動可能になっている。このアーム11は、基台20から上方側に向かって傾斜しながら延出した形状をなしており、アーム11の先端部は、z軸方向から見て基台20よりも外側に突出している。
アーム12は、図4及び図5に示すように、アーム11の先端部の+y軸側の部分に接続されており、アーム11に対し、水平方向に沿う回動軸O2まわりに回動可能になっている。このアーム12は、y軸方向から見て中央部が屈曲した長手形状をなしており、アーム11からアーム13に向かって延びた形状をなす平坦部121と、平坦部121の中央部から-y軸方向に向かって突出した突出部122とを有する。突出部122は、アーム12が回動してもアーム11に接触しないように、アーム11に対して離間している。
アーム13は、図4、図5及び図6に示すように、平坦部121のアーム11が設けられている面と同じ-y軸側の面(部分)に接続されており、アーム12に対し、水平方向に沿う回動軸O3まわりに回動可能になっている。アーム13は、アーム12から-y軸方向に向かって突出した形状をなす。また、アーム13は、突出部122に接触しないように、アーム12に接続されている。
アーム14は、図4に示すように、アーム13の先端部に接続されており、アーム13に対し、回動軸O3と直交した回動軸O4まわりに回動可能になっている。図6に示すように、アーム14は、アーム13から-x軸方向に向かって延出した形状をなしており、その途中で基端側から先端側に向かいつつ、+y軸方向(アーム14の幅方向の一方側)に向かって、y軸方向における長さ(幅)が漸減している。このようなアーム14は、基端側の第1部分141と、第1部分141よりもy軸方向における長さが短い先端側の第2部分142とを有している。
アーム15は、図4に示すように、先端側の第2部分142の-y軸側の部分に接続されており、アーム14に対し、回動軸O4と直交した回動軸O5まわりに回動可能になっている。図4及び図6に示すように、アーム15は、アーム14の先端部から-y軸方向に向かって突出した第3部分151と、第3部分151に接続された第4部分152とを有する。第3部分151の外形は、円柱状をなしている。一方、第4部分152の外形は、円筒状をなし、x軸方向に沿って貫通した孔153を有する(図2参照)。また、図6に示すように、第4部分152の中心線よりも+y軸側の部分が、第3部分151の基端部に接続されている。なお、本実施形態では、第3部分151と第4部分152とは一体で形成されている。
アーム16は、図4に示すように、アーム15の先端部に接続されており、アーム15に対し、回動軸O5と直交した回動軸O6まわりに回動可能になっている。アーム16は、円盤状をなし、中央部にx軸方向に沿って貫通した孔161(第1孔)を有する(図1参照)。この孔161は、アーム15の第4部分152が有する孔153(第2孔)と連通しており、孔161と孔153とで、貫通孔160を構成している(図1及び図2参照)。このようなアーム16は、図示はしないが、例えば、作業対象物に対して把持等の各種作業を行うエンドエフェクターを取り付けることができるよう構成されている。その場合、エンドエフェクターに駆動力を伝達する配線(図示せず)を貫通孔160に挿通させることができる。また、例えば、アーム16は、図示はしないが、エンドエフェクターに加わる力(モーメントを含む)を検出する力検出装置(力覚センサー)を取り付けることができるように構成されていてもよい。その場合には、エンドエフェクターとアーム16との間に、力検出装置を設けることが好ましい。
このような構成のロボット本体部1を有するロボット100は、前述したように、6つ(複数)のアーム11~16を有する垂直多関節ロボットである。すなわち、ロボット100は、6つの回動軸O1~O6を有しており、6自由度のロボットである。そのため、ロボットアーム10の先端部の駆動範囲が広く、よって、高い作業性を発揮することができる。なお、本実施形態では、ロボット100が有するアームの数は、6つであるが、アームの数は1~5つであってもよいし、7つ以上であってもよい。ただし、ロボットアーム10の先端に設けられたエンドエフェクターを3次元空間内の目的の箇所に的確に位置させるためには、アームの数(回動軸の数)は、少なくとも6つ以上であることが好ましい。
また、前述したように、アーム12は、アーム11の先端部の+y軸側の部分に接続されている。このように、アーム12は、アーム11によって挟持されたような両持ち支持された構成ではなく、アーム11に片持ち支持されている。すなわち、ロボットアーム10は、アーム11とアーム11に片持ち支持されたアーム12とを有する。
これにより、アーム12がアーム11に両持ち支持されている場合に比べて、アーム11,12の構成を簡素にでき、コストを削減できる。
さらに、前述したように、アーム15は、第2部分142の-y軸側の部分に接続されている。このように、アーム15は、アーム14によって挟持されたような両持ち支持された構成ではなく、アーム14に片持ち支持されている。すなわち、ロボットアーム10は、アーム14とアーム14に片持ち支持されたアーム15とを有する。
これにより、アーム15がアーム14に両持ち支持されている場合に比べて、アーム14,15の構成を簡素にでき、コストを削減できる。
また、本実施形態では、基台20内の容積は、ロボットアーム10の容積と同じであるか、それよりも小さくなっている。そのため、基台20の設置の自由度を高くすることができる。
[駆動部]
ロボット100は、図3に示すように、アーム11~16と同数(本実施形態では6つ)の駆動部30を有している。複数の駆動部30は、それぞれ、対応するアームをそれの基端側に位置するアーム(又は基台20)に対して回動させる機能を有しており、動力源としてのモーターとブレーキとを含むモーターユニット301と、減速機302、ベルト(図示せず)及びプーリー(図示せず)等とを含む動力伝達機構(図示せず)と、を備える。
また、本実施形態では、1つの駆動部30は、1つのアームの駆動を担っている。したがって、ロボット100は、アーム11を駆動させる第1駆動部31と、アーム12を駆動させる第2駆動部32と、アーム13を駆動させる第3駆動部33と、アーム14を駆動させる第4駆動部34と、アーム15を駆動させる第5駆動部35と、アーム16を駆動させる第6駆動部36とを有する。なお、以下では、第1駆動部31、第2駆動部32、第3駆動部33、第4駆動部34、第5駆動部35及び第6駆動部36を区別しない場合は、それらをそれぞれ駆動部30という。
図7は、図1に示すロボット100が有するロボット本体部1の内部を模式的に示す斜視図である。
図7に示すように、第1駆動部31が有するモーターユニット301及び減速機302は、それぞれ、アーム11内に設けられている。詳細な図示はしないが、第1駆動部31は、モーターユニット301の軸部に連結された第1プーリー(図示せず)と、第1プーリーに離間して配置され、減速機302の軸部に連結された第2プーリー(図示せず)と、第1プーリーと第2プーリーとに掛け渡されたベルト(図示せず)とを有している。そして、第2プーリーが、アーム11が有する軸受(図示せず)に接続されている。これにより、アーム11は、第1駆動部31が駆動することにより回動可能になっている。なお、後述する第2駆動部32、第3駆動部33、第4駆動部34、第5駆動部35及び第6駆動部36についてもほぼ同様であり、いわゆるベルト駆動により、対応するアームを駆動させている。
第2駆動部32が有するモーターユニット301は、図7に示すように、突出部122内に設けられており、第2駆動部32が有する減速機302は、アーム12とアーム11との接続部分(関節部)に設けられている。また、第3駆動部33が有するモーターユニット301は、突出部122内に設けられており、第3駆動部33が有する減速機302は、アーム12とアーム13との接続部分(関節部)に設けられている。また、第4駆動部34が有するモーターユニット301及び減速機302は、それぞれ、アーム13内に設けられている。また、第5駆動部35が有するモーターユニット301は、アーム14の基端側の第1部分141内に設けられており、第5駆動部35が有する減速機302は、アーム15の第3部分151内に設けられている。また、第6駆動部36が有するモーターユニット301は、アーム14の基端側の第1部分141内に設けられており、第6駆動部36が有する減速機302は、アーム15の第4部分152内に設けられている(図7参照)。なお、第6駆動部36は、図示はしないが、傘歯車等の駆動力の伝達方向を90°変換する変換機構を有している。
[位置センサー]
ロボット100は、図3に示すように、駆動部30と同数の位置センサー40を有しており、1つの駆動部30に対して1つの位置センサー(角度センサー)40が設けられている。位置センサー40は、モーターユニット301(具体的にはモーター)又は減速機302の回転軸(軸部)の回転角度を検出する。これにより、基端側のアームに対する先端側のアームの角度(姿勢)等の情報を得ることができる。このような各位置センサー40としては、例えばロータリーエンコーダー等を用いることができる。また、各位置センサー40は、後述する制御ユニット5が有する制御基板51に電気的に接続されている。
[制御ユニット]
制御ユニット5は、図3に示すように、制御基板51と、制御基板51に電力を供給する電源基板52と、制御基板51の指令に基づいて各駆動部30を駆動する複数の駆動基板53と、を含む。なお、制御基板51と電源基板52とで、ロボット100の駆動にかかる電力を供給し、かつ、ロボット100の駆動を制御する制御装置(コントローラー)を構成している。
〈制御基板〉
制御基板51は、図7に示すように、内部空間S20に設けられており、ロボット100の駆動を制御する制御回路(図示せず)を有する。制御回路は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサー、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー及びROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー等を含み、ロボット100の各部の駆動の制御や各種演算及び判断等の処理を行う。例えば、制御回路は、所定の制御プログラムを実行可能であり、当該制御プログラムに従って各駆動基板53に対して制御信号を出力することで、ロボット100(具体的にはロボットアーム10)に所定の動作を実行させる。
〈電源基板〉
電源基板52は、図7に示すように、内部空間S20に設けられており、制御基板51及び各駆動基板53のそれぞれに対して供給する電力を生成する電源回路(図示せず)を有する。電源回路は、変圧器やノイズフィルターを備えており、例えば商用電源等の外部電源(図示せず)から供給される電力の周波数及び電圧を変換し、制御基板51及び各駆動基板53に供給する。特に、本実施形態では、電源回路には、外部電源から出力された交流電圧を52Vの直流電圧(駆動電圧)に変換して各駆動基板53等に出力する変換器を備えている。
〈駆動基板〉
各駆動基板53は、図7に示すように内部空間S10に分散配置されており、制御基板51からの制御信号を受け、駆動部30に供給するための電力に変換する(を生成する)駆動回路(図示せず)を有している。駆動回路は、例えば、直流電力(電流)から交流電力(電流)に変換するインバーター回路を備えている。
また、本実施形態では、1つの駆動部30に対して1つの駆動基板53が設けられており、各駆動部30に対応する駆動基板53が、その駆動部30に供給するための電力の変換(生成)を行っている。したがって、ロボット100は、第1駆動部31に対応する第1駆動基板531と、第2駆動部32に対応する第2駆動基板532と、第3駆動部33に対応する第3駆動基板533と、第4駆動部34に対応する第4駆動基板534と、第5駆動部35に対応する第5駆動基板535と、第6駆動部36に対応する第6駆動基板536と、を有する。なお、以下では、第1駆動基板531、第2駆動基板532、第3駆動基板533、第4駆動基板534、第5駆動基板535及び第6駆動基板536を区別しない場合は、それらをそれぞれ駆動基板53という。
第1駆動基板531は、図7に示すように、アーム11内に設けられており、第1駆動部31が有するモーターユニット301の近傍に設けられている。第2駆動基板532は、アーム12の突出部122内に設けられており、第2駆動部32が有するモーターユニット301の近傍に設けられている。第3駆動基板533は、アーム12の突出部122内に設けられており、第3駆動部33が有するモーターユニット301の近傍に設けられている。第4駆動基板534は、アーム13内に設けられており、第4駆動部34が有するモーターユニット301の近傍に設けられている。第5駆動基板535は、アーム14の第1部分141内に設けられており、第5駆動部35が有するモーターユニット301の近傍に設けられている。第6駆動基板536は、アーム14の第1部分141内に設けられており、第6駆動部36が有するモーターユニット301の近傍に設けられている。
[外部接続部]
基台20には、図2及び図4に示すように、例えばコネクターで構成された複数の外部接続部50が設けられている。外部接続部50は、その一部が外部に露出するようにして基台20に取り付けられており、制御基板51や電源基板52に対して電気的に接続されている。この外部接続部50は、例えば外部電源(図示せず)等に接続された外部ケーブル60が有するプラグ66(被接続部)を接続するための部品である。すなわち、外部接続部50は、外部電源や各種機器等とロボット100との電気的な接続を担うための部品である。
外部接続部50の具体例としては、例えば、外部電源に電気的に接続された外部電源プラグを接続するための電源コネクター、作業者がロボット100に対して動作指示を行うために用いるティーチングペンダント等の各種機器との信号の入出力のためのコネクター、エンドエフェクターに対する信号の出力のためのコネクター、制御プログラム等に関するデータの入出力のためのコネクター等が挙げられる。
このような外部接続部50に対して、プラグ66を接続することで、ロボット100に対して電力が供給され、ロボット100を駆動させることができる。
[外装部材]
図8は、ロボット100が有する複数のハウジング105及びカバー106を説明するための図である。
ロボット本体部1は、図8に示すように、複数の外装部材(ハウジング105及びカバー106等)を含んで構成されている。具体的には、基台20及びアーム11~14は、それぞれ、ハウジング105及びカバー106を有しており、アーム15は、ケース155を有している。より具体的には、基台20は、ハウジング205(第5ハウジング)及びカバー206(第6カバー)を有している。アーム11は、ハウジング115(第1ハウジング)及びカバー116(第1カバー)を有している。アーム12は、ハウジング125(第2ハウジング)及びカバー126(第2カバー)を有している。アーム13は、ハウジング135(第3ハウジング)及びカバー136(第3カバー)を有している。アーム14は、ハウジング145(第4ハウジング)、カバー146(第4カバー)及びカバー147(第5カバー)を有している。アーム15は、ケース155を有している。なお、以下では、ハウジング205、ハウジング115、ハウジング125、ハウジング135及びハウジング145を区別しない場合は、それらをそれぞれハウジング105という。また、カバー206、カバー116、カバー126、カバー136、カバー146及びカバー147を区別しない場合は、それらをそれぞれカバー106という。
基台20のハウジング205の外形は、略直方体状をなす。一方、カバー206の外形は、四角形の平板状をなす。ハウジング205の+x軸側及び+z軸側は、それぞれ、開口しており、ハウジング205の+x軸側開口は、カバー206によって塞がれている。例えば、カバー206は、ハウジング205に対してネジ止めされている。
アーム11のハウジング115は、その基端部(-z軸側)と、その先端部の+z軸側及び+y軸側と、に開口している。ハウジング115は、その基端部の開口(-z軸側開口)を形成する縁部がハウジング205の+z軸側開口を形成する縁部に対してつき合わされた状態で、配置されている。ハウジング115の先端部の+x軸側開口は、カバー116によって塞がれている。例えば、カバー116は、ハウジング115に対してネジ止めされている。
アーム12のハウジング125は、カバー126に対して-y軸側に位置し、主に平坦部121の-y軸側の部分及び突出部122を形成している。一方、カバー126は、ハウジング125に対して+y軸側に位置し、主に平坦部121の+y軸側の部分を形成している。また、ハウジング125は、その基端部の-y軸側と、その先端部の-y軸側と、+y軸側全域と、に開口している。ハウジング125は、その基端部の-y軸側開口を形成する縁部がハウジング115の先端部の+y軸側開口を形成する縁部に対してつき合わされた状態で、配置されている。また、ハウジング125の+y軸側開口は、カバー126によって塞がれている。本実施形態では、カバー126は、ハウジング125に対してネジ63によってネジ止めされている。
アーム13のハウジング135は、その基端部(+y軸側)と、その先端部(-x軸側)と、その中間部の+x軸側と、に開口している。ハウジング135は、その基端部の開口(+y軸側開口)を形成する縁部がハウジング125の先端部の-y軸側開口を形成する縁部に対してつき合わされた状態で、配置されている。また、ハウジング135の中間部の+x軸側開口は、カバー136によって塞がれている。本実施形態では、カバー136は、ハウジング135に対してネジ63によってネジ止めされている。
アーム14のハウジング145は、基端側の第1部分141の大部分及び先端側の第2部分142の大部分を形成している。一方、カバー146は、基端側の第1部分141の残りの部分を形成しており、カバー147は、先端側の第2部分142の残りの部分を形成している。また、ハウジング145は、その基端部(+x軸側)と、基端側の第1部分141における-y軸側と、+y軸側のほぼ全域と、に開口している。ハウジング145は、その基端部の開口(+x軸側開口)を形成する縁部がハウジング135の先端側開口(-x軸側開口)を形成する縁部に対してつき合わされた状態で、配置されている。また、ハウジング145の基端側の第1部分141における-y軸側開口は、カバー146によって塞がれている。本実施形態では、カバー146は、ハウジング145に対してネジ63によってネジ止めされており、ハウジング145に対して固定的に接続されている。同様に、カバー147は、ハウジング145に対してネジ63によってネジ止めされている。
アーム15のケース155は、アーム15の外装全域を形成しており、その基端部(+y軸側)と、その先端部(-x軸側)と、に開口している。ケース155は、その基端部の開口(+y軸側開口)を形成する縁部がハウジング145の先端側開口(-y軸側開口)を形成する縁部に対してつき合わされた状態で配置されている。なお、円盤状をなすアーム16は、ケース155の先端部の開口(-x軸側開口)を形成する縁部に対して回動可能に接続されている。
このように、ロボット100は、複数のハウジング105、複数のカバー106及びケース155を備えている。このような複数の外装部材によって、内部空間S1が形成されている。
また、ロボットアーム10は、複数のハウジング105(第1部材)と複数のカバー106(第2部材)とを含む筐体(第1筐体)を有し、基台20は、ハウジング205とカバー206とを含む筐体(第2筐体)を有しているということもできる。
なお、本実施形態では、アーム11~14が、それぞれ、ハウジング105(第1部材)とカバー106(第2部材)とを含んで構成されていたが、これに限定されず、例えば、全てのアーム11~16が、それぞれ、ハウジング105(第1部材)とカバー106(第2部材)とを含んで構成されていてもよいし、アーム11~16のうちの少なくとも1つがハウジング105(第1部材)とカバー106(第2部材)とを含んで構成されていてもよい。また、本実施形態では、基台20及びロボットアーム10が、複数のハウジング105(第1部材)と複数のカバー106(第2部材)とを含んで構成されていたが、これに限定されず、例えば、1つのハウジング105(第1部材)と1つのカバー106(第2部材)とを含んで構成されていてもよい。例えば、各アーム11~14を構成するハウジング115,125,135,145が、一体であってもよい。なお、本明細書では、第1部材及び第2部材とは、それぞれ、内部空間S1を形成する部材(すなわちロボット本体部1の外装を構成する部材)のことを示す。
またハウジング205とカバー206とは、パッキン等の封止部材(第1封止部材、図示せず)を介して接続されており、ハウジング105とカバー106とは、パッキン等の封止部材(第2封止部材、図示せず)を介して接続されている。これにより、内部空間S1は、ハウジング205、カバー206、ハウジング105、カバー106及び封止部材によってロボット本体部1の外部と遮断される。すなわち、ロボット本体部1は、内部空間S1が密閉された状態となっている。
以上、ロボット100の基本構成について説明した。
前述したように、コントローラーの機能を有する制御ユニット5がロボット本体部1の内部すなわち内部空間S1に収容されている。すなわち、ロボット100は、内部空間S1に設けられた、制御基板51及び制御基板51に電力を供給する電源基板52を有する。さらに、ロボット100は、制御基板51の指令に基づいて駆動部30を駆動する(本実施形態では複数の)駆動基板53を有する。以下、制御基板51及び電源基板52の冷却機構23について詳細に説明する。
〈冷却機構〉
図9は、図1に示すロボット100が有する基台20の内部を模式的に示す断面図である。
基台20の内部には、図9に示すように、制御基板51、電源基板52、ファン231、基台20の内壁201に設けられたヒートシンク232、制御基板51と電源基板52とを覆う風洞部233とが設けられている。このうち、ファン231、ヒートシンク232及び風洞部233は、制御基板51と電源基板52とを冷却する冷却機構23として機能する。なお、基台20の内壁201とは、基台20の有する筐体の内部空間S20側の表面のことである。
[ファン]
ファン231(第1ファン)は、図9に示すように、回転軸J1(第1回転軸)がx軸と平行となるように配置され、回転軸J1を中心に羽根を回転させることによって、+x軸方向に風を発生させる。すなわち、密閉された空間であるロボット本体部1の内部空間S1の一部である基台20の内部空間S20を満たしている気体(空気)を撹拌する。これにより、ロボット本体部1の内部空間S1において、気体の循環を行うことができる。
例えば、図9に示す太線矢印は、基台20内の気体の流れを示している。まず、ファン231によって+x軸方向に移動した気体は、ヒートシンク232に吹き付けられる。次に、気体はヒートシンク232からyz平面に沿った方向に移動し、基台20の内壁201に沿って-x軸方向に移動する。そして、気体は-x軸側の内壁201で移動方向が変更され、風洞部233内へ移動する。その後、気体は、風洞部233内部を+x軸方向に移動し、ファン231の位置へと戻る。
なお、ファン231の吹き出し方向(気体を移動させる方向)は、これに限定されず、-x軸方向であってもよい。その場合、気体の流れは図9に示す太線矢印の方向と反対方向となる。
[ヒートシンク]
ヒートシンク232(フィン)は、平板形状の板状部2321と、板状部2321からファン231に向かって突出している凸部2322と、を有して形成されている。板状部2321は、一方の面で基台20の内壁201と接しており、他方の面に凸部2322を複数有している。凸部2322を複数有することによって、ヒートシンク232の表面積を大きくすることができ、基台20の内部空間S20の熱を基台20の筐体を介して、基台20の外部へと効率よく排出することができる。なお、ヒートシンク232は、基台20の内壁201に直に接していなくともよく、間に接着材を介していてもよい。
ヒートシンク232の材料は、特に限定されることはないが、アルミニウム、鉄、銅等の電熱特性の高い金属材料を含んで形成されていることが好ましい。電熱特性の高い金属材料を用いることにより、さらに効率よい排熱を行うことができる。
また、ヒートシンク232は、図9に示すように、ファン231と向き合う位置に配置されている。より具体的には、ファン231の回転軸J1の軸方向において、ファン231とヒートシンク232とは重なっている。この構成により、ファン231からヒートシンク232に対して効率よく気体を吹き付けることができるため、ヒートシンク232の放熱効率を高めることができる。なお、ヒートシンク232とファン231とは、一方が他方に対して一部が重なっていればよく、全部が重なっていてもよい。
さらに、ヒートシンク232は、図10及び図11に示すような構成であってもよい。
図10は、図9に示すヒートシンク232の変形例の平面図である。図10は、ヒートシンク232の変形例を凸部2322の突出方向から平面視した平面図である。図10に示すヒートシンク232は、凸部2322が略直方体の形状をしており、複数の凸部2322が所定の位置を中心として放射状に配置されている。例えば、第1実施形態において、+x軸方向に見て、所定の位置は、ファン231の回転軸J1と重なるようにヒートシンク232が配置されている。
この構成によれば、ファン231により気体が吹き付けられた場合、凸部2322によって気体の移動(流れ)を遮ることがないため、基台20の内部空間S20の気体を効率よく撹拌させることができる。
図11は、図9に示すヒートシンク232の変形例の平面図である。また、図11は、ヒートシンク232の変形例を凸部2322の突出方向から平面視した平面図である。
図11に示すヒートシンク232の凸部2322は、図10に示すヒートシンク232の凸部2322と形状が異なり、略円柱形状となっている。この構成によれば、ファン231により気体が吹き付けられた場合、凸部2322によって気体の移動(流れ)を遮ることがないため、基台20の内部空間S20の気体を効率よく撹拌させることができる。
[風洞部]
風洞部233は、図9に示すように、x軸方向に、第1開口2331(開口)と、第1開口2331と連通している第2開口2332(開口)と、を有した略角筒形状の部材である。風洞部233の形状は、これに限定されず、略円筒形状であってもよい。
風洞部233の内部には、板金(図示せず)に支持された制御基板51及び電源基板52がxy平面と平行に配置されている。このとき、+z軸方向に見て、制御基板51及び電源基板52は風洞部233と重なっている。言い換えれば、制御基板51及び電源基板52は、風洞部233に覆われている。また、制御基板51と電源基板52は、いずれか一方が風洞部233に覆われていればよく、両方が覆われていてもよい。また、制御基板51と電源基板52は、一部が覆われていればよく、全部が覆われていてもよい。
また、x軸方向において、第1開口2331とヒートシンク232との間には、ファン231が配置されている。そして、ファン231の回転軸J1の軸方向から見て、第1開口2331は、ファン231と重なっている。よって、ファン231の回転軸J1の軸方向から見て、ファン231、ヒートシンク232、及び第1開口2331は、互いに重なっている。また、第1開口2331とファン231は、一方に対して他方が一部重なっていればよく、全部が重なっていてもよい。
このような構成によれば、発熱する制御基板51や電源基板52を覆うように風路を形成することができるため、ファン231によって撹拌された基台20の内部空間S20の気体を制御基板51や電源基板52へ効率よく導くことができる。
以上、冷却機構23の構成について説明を行った。上記の構成によれば、制御基板51や電源基板52から生じた熱を、ファン231による基台20の内部空間S20の気体の撹拌によって、基台20の外部へと排出することができる。
すなわち、制御基板51や電源基板52の熱により温度が上昇した気体は、第1開口2331を通過し、ファン231によって基台20の内壁201に設けられたヒートシンク232に吹き付けられる。熱抵抗の小さいヒートシンク232は、吹き付けられた気体の熱を吸収し、基台20の外部へと放熱する。ヒートシンク232付近を通過し温度が低下した気体は、さらに基台20の内壁201に沿って移動し、再び制御基板51や電源基板52から熱を吸収する。
このように、基台20の内部空間S20で気体を撹拌することで、気体を循環させ、内部空間S20において局所的に温度が上昇してしまう状態を低減できる。
したがって、基台20の筐体に開口を設け、制御基板51及び電源基板52により温度の上昇した気体を基台20の外部へと排出できない、密閉構造のロボット100であっても、基台20の内部においてファン231により気体を撹拌する。そして、基台20の内壁201に設けられたヒートシンク232を用いて基台20の筐体全体で放熱することにより、制御基板51や電源基板52が基台20の内部で局所的に温度が高まることを低減し、効率よく排熱を行うことができる。
<第2実施形態>
第2実施形態においては、冷却機構23の構成が第1実施形態と異なっている。第2実施形態の他の点は、第1実施形態と同じである。
図12は、第2実施形態に係るロボット100の基台20の内部を模式的に示す断面図である。
図12に示すように、冷却機構23は、ファン2311(第2ファン)、ファン2312(第3ファン)、複数のヒートシンク232、風洞部233を含んで構成されている。また、制御基板51及び電源基板52には、それぞれの基板に設けられた部品の中でも特に発熱性の高い発熱部511,521が設けられている。例えば、制御基板51に設けられる発熱部511(第1発熱部)はCPUであり、電源基板52に設けられる発熱部521(第2発熱部)はパワーデバイス(スイッチングデバイス)やトランジスターである。
風洞部233には、第1開口2331と第2開口2332とに加えて、第3開口2333、第3開口2333に連通する第4開口2334が設けられている。第3開口2333と第4開口2334は、z軸方向に貫通する開口である。また、z軸方向に見て、第3開口2333は、制御基板51に設けられている発熱部511と重なっており、第4開口2334は、電源基板52に設けられている発熱部521と重なっている。第2実施形態では、第3開口2333と発熱部511、第4開口2334と発熱部521の両方が重なっているが、これに限定されず、一方のみが重なっていてもよい。また、第3開口2333と発熱部511は、一部が重なっていればよく、全部が重なっていてもよい。同様に、第4開口2334と発熱部521は、一部が重なっていればよく、全部が重なっていてもよい。
ファン2311は回転軸J2(第2回転軸)がz軸と平行になるように配置され、回転軸J2を中心に羽根を回転させることによって、+z軸方向に風を発生させる。さらに、ファン2311は、z軸方向の平面視に見て第3開口2333及び制御基板51の発熱部511と重なるように配置されている。この構成によれば、ファン2311によって気体を発熱部511に吹き付けることができるため、ファン2311によって風速が速められた気体を発熱部511に当てることができ、効率よく発熱部511を冷却することができる。
同様に、ファン2312は、回転軸J3(第3回転軸)がz軸と平行になるように配置され、回転軸J3を中心に羽根を回転させることによって、-z軸方向に風を発生させる。さらに、ファン2312は、z軸の軸方向の平面視に見て第4開口2334及び電源基板52の発熱部521と重なるように配置されている。この構成によれば、ファン2312によって気体を発熱部521に吹き付けることができるため、ファン2312によって風速が速められた気体を発熱部521に当てることができ、効率よく発熱部521を冷却することができる。
また、第2実施形態では、基台20の内部にヒートシンク232が、第1開口2331と向き合う位置に1つ、及び第2開口2332と向き合う位置に1つ、計2つ設けられている。第1開口2331側に設けられたヒートシンク232は、第1実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
第2開口2332側に設けられたヒートシンク232は、凸部2322の突出方向が+x軸方向となるように配置されている。また、z軸方向に見て、第2開口2332側に設けられたヒートシンク232と第2開口2332とは重なっている。なお、ヒートシンク232と第2開口2332は、一方が他方に対して一部が重なっていていればよく、全部が重なっていてもよい。
以上、第2実施形態における冷却機構23の構成について説明を行った。上記の構成によれば、制御基板51や電源基板52で発熱する発熱部511,521の位置がわかっているため、ファン2311,2312によって撹拌された気体により、さらに効率よく基台20の外部へと排熱することができる。
すなわち、風洞部233の外部の気体が、ファン2311,2312によって第3開口2333、第4開口2334を通過し、発熱部511,521に吹き付けられ、発熱部511,521の熱により温度が上昇する。次に気体は、風洞部内を第1開口2331及び第2開口2332の方向へ移動し、第1開口2331、第2開口2332を通過して、風洞部233の外部へと流出する。そして、気体は、ヒートシンク232に当たることでヒートシンク232が気体から熱を吸収し、気体の温度が低下する。その後、気体は、基台20の内壁201に沿って移動し、再びファン2311,2312によって発熱部511,521へ吹き付けられる。(例えば、図12に示す太線矢印は気体の移動方向を示している。)
このように、ファン2311,2312によって発熱部511,521に気体を吹き付けることにより、発熱部511,521を重点的に冷却することが可能であるため、基台20の内部空間S20において局所的な温度の上昇をさらに低減できることができる。よって、密閉構造のロボット100であっても、効率よく基台20の筐体全体で放熱することができ、効率よく排熱を行うことができる。
また、第2実施形態では、発熱部511,521に向けて風を送ったが、反対方向に風を送る構成であってもよい。その場合、発熱部511,521側で負圧となり同じように効果を奏することができる。
なお、第2実施形態において、ファンの数は2つであったが、これに限定されず、1つであってもよく3つ以上であってもよい。
また、第2実施形態において、ヒートシンクの数は2つであったが、これに限定されず、1つであってもよく3つ以上であってもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態においては、風洞部233の構成が第1実施形態と異なっている。第3実施形態の他の点は、第1実施形態と同じである。
図13は、第3実施形態に係るロボット100の基台20の内部を模式的に示す断面図である。
風洞部233は、図13に示すように、x軸方向において第1開口2331と第2開口2332との間に凹部2335(第1凹部)、凹部2336(第2凹部)を有している。凹部2335及び凹部2336は、制御基板51や電源基板52が配置される、風洞部233の内側に凹んでいる。言い換えれば、z軸方向における風洞部233の長さは、第1開口2331、第2開口2332を有する部分と比べて、凹部2335、凹部2336が設けられる部分のほうが短くなっている。
凹部2335は、z軸方向の平面視に見て、制御基板51の発熱部511と重なるように設けられている。また、凹部2336は、z軸方向の平面視に見て、電源基板52の発熱部521と重なるように設けられている。なお、凹部2335は、発熱部511と少なくとも一部が重なっていればよく、全部が重なっていてもよい。同様に、凹部2336は、発熱部521と少なくとも一部が重なっていればよく、全部が重なっていてもよい。
つまり、z軸方向における、発熱部511と重なっている風洞部233の+z軸側の壁部から発熱部521と重なっている風洞部233の-z側の壁部までの長さは、z軸方向における、発熱部511と重なっていない風洞部233の+z軸側の壁部から発熱部521と重なっていない風洞部233の-z側の壁部までの長さよりも短い。
この構成によれば、風洞部233が、z軸方向の平面視で見て発熱部511,521と重なる部分で細くなっているため、気体は、風洞部233内を通る際に発熱部511,521の配置される部分で狭い領域を通過することになり、発熱部511,521に当たる気体の移動速度を上げることができる。
基台20の内部の気体の流れ(図13に示す太線矢印)を説明する。
制御基板51や電源基板52の熱により温度が上昇した気体は、第1開口2331を通過し、ファン231によって基台20の内壁201に設けられたヒートシンク232に吹き付けられる。熱抵抗の小さいヒートシンク232は、吹き付けられた気体の熱を吸収し、基台20の外部へと放熱する。ヒートシンク232付近を通過し温度が低下した気体は、さらに基台20の内壁201に沿って移動し、第2開口2332から風洞部233に流入する。そして、気体は再び制御基板51や電源基板52から熱を吸収する。
このように、凹部2335,2336によって風速が上がった気体を発熱部511,521に当てることにより、発熱部511,521を重点的に冷却することが可能である。よって、基台20の内部空間S20において局所的な温度の上昇をさらに低減することができる。したがって、密閉構造のロボット100であっても、基台20の筐体全体で放熱することで、効率よく排熱を行うことができる。
以上、本発明のロボット100を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、本発明で図示されたロボット100は単腕の垂直多関節ロボットであるが、これに代えて水平多関節ロボット(スカラロボット)や2本の腕を有する双腕ロボットであってもよい。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
ロボットは、筐体を有する基台及び前記基台に接続されたロボットアームを有し、密閉されているロボット本体部と、前記ロボットアームの内部に設けられ、前記ロボットアームを駆動させる駆動部と、前記基台の内部に設けられた制御基板と、前記基台の内部に設けられ、前記制御基板に電力を供給する電源基板と、前記ロボットアームの内部に設けられ、前記制御基板の指令に基づいて前記駆動部を駆動する駆動基板と、前記ロボット本体部の内部の気体を撹拌させるファンと、前記筐体の内壁に設けられたヒートシンクと、を備える。
これによれば、制御基板や電源基板から生じた熱を、ファンによる基台の内部空間の気体の撹拌によって、基台の外部へと排出することができる。また、基台の内部空間で気体を撹拌することで、気体を循環させ、内部空間において局所的に温度が上昇してしまう状態を低減できる。
上記のロボットでは、前記ファンは、前記ファンの回転軸の軸方向において、前記ヒートシンクと重なることが好ましい。
これによれば、ファンからヒートシンクに対して効率よく気体を吹き付けることができるため、ヒートシンクの放熱効率を高めることができる。
上記のロボットでは、前記基台には、前記回転軸の軸方向に開口を有し、前記制御基板又は前記電源基板を覆っている風洞部が設けられ、前記ファンは、前記回転軸の軸方向の平面視において前記開口と重なることが好ましい。
これによれば、発熱する制御基板や電源基板を覆うように風路を形成することができるため、ファンによって撹拌された基台の内部空間の気体を制御基板や電源基板へ効率よく導くことができる。
上記のロボットでは、前記ヒートシンクは、板状部と、前記板状部から突出する複数の凸部と、を有し、前記複数の凸部は、放射状に並んでいることが好ましい。
これによれば、ファンにより気体が吹き付けられた場合、凸部によって気体の移動(流れ)を遮ることがないため、基台の内部空間の気体を効率よく撹拌させることができる。
上記のロボットでは、前記ファンは、前記回転軸の軸方向において、前記制御基板又は前記電源基板に設けられた発熱部と重なり、前記発熱部に対して前記気体を吹き付けることが好ましい。
これによれば、ファンによって気体を発熱部に吹き付けることができるため、ファンによって風速が速められた気体を発熱部に当てることができ、効率よく発熱部を冷却することができる。
1…ロボット本体部、5…制御ユニット(制御装置)、10…ロボットアーム、11…アーム(第1アーム)、12…アーム(第2アーム)、13…アーム(第3アーム)、14…アーム(第4アーム)、15…アーム(第5アーム)、16…アーム(第6アーム)、20…基台、21…本体部、22…突出部、23…冷却機構、30…駆動部、31…第1駆動部、32…第2駆動部、33…第3駆動部、34…第4駆動部、35…第5駆動部、36…第6駆動部、40…位置センサー(角度センサー)、50…外部接続部、51…制御基板、52…電源基板、53…駆動基板、60…外部ケーブル、63…ネジ、66…プラグ、100…ロボット、105…ハウジング(第1部材)、106…カバー(第2部材)、115…ハウジング(第1ハウジング)、116…カバー(第1カバー)、121…平坦部、122…突出部、125…ハウジング(第2ハウジング)、126…カバー(第2カバー)、135…ハウジング(第3ハウジング)、136…カバー(第3カバー)、141…第1部分、142…第2部分、145…ハウジング(第4ハウジング)、146…カバー(第4カバー)、147…カバー(第5カバー)、151…第3部分、152…第4部分、153…孔(第2孔)、155…ケース、160…貫通孔、161…孔(第1孔)、201…内壁、205…ハウジング(第5ハウジング)、206…カバー(第6カバー)、231…ファン(第1ファン)、232…ヒートシンク、233…風洞部、301…モーターユニット、302…減速機、511…発熱部(第1発熱部)、521…発熱部(第2発熱部)、531…第1駆動基板、532…第2駆動基板、533…第3駆動基板、534…第4駆動基板、535…第5駆動基板、536…第6駆動基板、2311…ファン(第2ファン)、2312…ファン(第3ファン)、2321…板状部、2322…凸部、2331…第1開口(開口)、2332…第2開口(開口)、2333…第3開口(開口)、2334…第4開口(開口)、2335…凹部(第1凹部)、2336…凹部(第2凹部)、S1…内部空間(第1内部空間)、S10…内部空間(第2内部空間)、S20…内部空間(第3内部空間)、J1…回転軸(第1回転軸)、J2…回転軸(第2回転軸)、J3…回転軸(第3回転軸)。

Claims (6)

  1. 基台及び前記基台に接続されたロボットアームを有し、密閉されている内部空間を有するロボット本体部と、
    前記ロボットアームの内部に設けられ、前記ロボットアームを駆動させる駆動部と、
    前記ロボットアームの内部に設けられ、前記駆動部を駆動する駆動基板と、
    前記基台の内部に設けられ、前記駆動基板に信号を送る制御基板と、
    前記基台の内部に設けられ、前記制御基板に電力を供給する電源基板と、
    前記基台の内部に設けられ、前記ロボット本体部の内部の気体を撹拌るファンと、
    前記基台の内に設けられたヒートシンクと、
    前記基台の内部に設けられ、一方向に延び両端に開口を有する筒形状であり、前記制御基板又は前記電源基板を覆っている風洞部と、を備え
    前記ヒートシンクは、前記風洞部が延びる方向からの平面視において、前記開口と重なり、前記開口を通じて前記風洞部の内部の気体が吹き付けられるロボット。
  2. 前記ファンは、前記ファンの回転軸の軸方向からの平面視において、前記ヒートシンクと重なる、請求項1に記載のロボット。
  3. 記ファンは、前記回転軸の軸方向からの平面視において前記開口と重なる、請求項2に記載のロボット。
  4. 前記ヒートシンクは、板状部と、前記板状部から突出する複数の凸部と、を有し、
    前記複数の凸部は、放射状に並んでいる、請求項2又は3に記載のロボット。
  5. 前記ファンは、前記回転軸の軸方向の平面視において、前記制御基板又は前記電源基板に設けられた発熱部と重なる、請求項1に記載のロボット。
  6. 前記風洞部は、両端の前記開口の間に、内側に向かって窪む凹部を有し、
    前記制御基板および前記電源基板は、前記凹部に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載のロボット。
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