JP7174331B2 - 電池用蓋体 - Google Patents

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Description

本発明は、電池用蓋体に関する。
リチウムイオン二次電池等の電池は、パソコンや携帯端末等のポータブル電源、あるいはEV(電気自動車)、HV(ハイブリッド自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)等の車両駆動用電源として広く用いられている。例えば、特許文献1に開示されている密閉型電池の封口板は、弁部の周囲に突部を備える。成形時に、封口板の基材のメタルフローを金型における隙間に収容することで、突部が形成される。突部は、封口板の基材よりも厚い。特許文献1には、突部を設けることで、脆弱な弁部周辺の保護または補強を図る旨の記載がある。
特開2006-351234号公報
上記従来の電池の封口板においては、例えば、突部を形成する際に、メタルフローを適切に制御する必要があり、加工難度が高い等の課題がある。従って、高い剛性が必要な弁部の周囲の構成を、より適切に形成できることが望ましい。
本発明の典型的な目的は、高い剛性が必要な弁部の周囲の構成を、より適切に形成することが可能な電池用蓋体を提供することである。
かかる目的を実現すべく、ここに開示される一態様の電池用蓋体は、電極体と、上記電極体を内部に収容するケース本体とを備えた電池に使用され、上記ケース本体の開口部を塞ぐ電池用蓋体であって、板状の板部本体と、上記電池の内圧が所定レベル以上に上昇した場合に上記内圧を開放する弁部と、上記板部本体と上記弁部の周囲部分の間に連続して設けられ、上記蓋体が上記ケース本体に装着されたときに外側となる方向に突出している突部と、を備え、上記突部の厚みが上記板部本体の厚みと略等しいことを特徴とする。
ここで「略等しい」とは、厳密に等しいことを求めるものではなく、例えば、板部本体の厚み(平均厚み)を100%としたときの相対値で、突部の厚み(平均厚み)が80%以上120%以下(より好ましくは90%以上110%以下)であることを包含する。
かかる電池用蓋体において、突部の厚みは板部本体の厚みと略等しく形成されている。そのため、蓋体の突出部を板部本体より厚くなるように加工する必要がなく、メタルフローの制御が容易である。また、突部は板状の部材を屈曲させた形状であるため、弁部の周囲の剛性は、平板状である場合に比べて高くなる。従って、高い剛性が必要な弁部の周囲の構成が、適切に形成される。
一実施形態の電池1の内部構造を模式的に示す断面図である。 一実施形態の蓋体22の概略斜視図である。 比較例の蓋体82の弁部822近傍を模式的に示す断面図である。 第1評価試験の結果を示す表である。 第2評価試験の結果を示すグラフである。
以下、本開示における典型的な実施形態の1つについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。なお、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
本明細書において、「電池」とは、電気エネルギーを取り出し可能な蓄電デバイス一般を指す用語であって、一次電池および二次電池を含む概念である。「二次電池」とは、繰り返し充放電可能な蓄電デバイス一般をいい、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等のいわゆる蓄電池(すなわち化学電池)の他、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ(すなわち物理電池)を包含する。以下、電池の一種である扁平角形のリチウムイオン二次電池を例示して、本開示に係る電池について詳細に説明する。ただし、本開示に係る電池を、以下の実施形態に記載されたものに限定することを意図したものではない。
<電池の全体構成>
図1を参照して、本開示に係る電池1の全体構成を説明する。図1に例示する電池1はリチウムイオン二次電池であり、ケース2、電極体(発電要素に相当する)3、および電解液35を備える。ケース2は、電極体3および電解液35を内部に密閉した状態で収容する。本実施形態におけるケース2の形状は、扁平な角形である。ケース2は、一端に開口部25を有する箱型のケース本体21と、該ケース本体の開口部25を塞ぐ略板状の蓋体22を備える。ケース本体21と蓋体22は、溶接等(本実施形態ではレーザ溶接)によって一体とされる。ケース2の材質としては、例えば、アルミニウム等の軽量で熱伝導性の良い金属材料等を用いることができる。一例として、本実施形態における電極体3には、長尺状の正極体、負極体、およびセパレータが重ね合わされて捲回された捲回電極体が用いられている。一例として、本実施形態における電解液35には、リチウム塩を含む非水電解液が用いられている。
蓋体22は略板状である。詳細には、蓋体22は略矩形板状である。蓋体22の長手方向(図1における左右方向)の両端部には、一対の電極端子部材4(正極端子部材4Aおよび負極端子部材4B)が設けられている。詳細には、蓋体22の長手方向の一端部(図1における左端部)には正極端子部材4Aが設けられており、他端部(図1における右端部)には負極端子部材4Bが設けられている。
正極端子部材4Aは、正極外部端子(図示せず)、正極内部端子7A、および正極集電端子8Aを備える。正極外部端子は、ケース2の外部に配置される。正極内部端子7Aは、ケース2の内部に配置される。また、正極内部端子7Aは、ケース2の蓋体22に設けられた貫通孔225A(図2参照)を通じて正極外部端子に接続される。正極集電端子8Aは、ケース2の内部において、電極体3の正極3Aと正極内部端子7Aに電気的に接続される。
負極端子部材4Bは、負極外部端子(図示せず)、負極内部端子7B、および負極集電端子8Bを備える。負極外部端子は、ケース2の外部に配置される。負極内部端子7Bは、ケース2の内部に配置される。また、負極内部端子7Bは、ケース2の蓋体22に設けられた貫通孔225B(図2参照)を通じて負極外部端子に接続される。負極集電端子8Bは、ケース2の内部において、電極体3の負極3Bと負極内部端子7Bに電気的に接続される。正極端子部材4Aおよび負極端子部材4Bを構成する各部材は、高い導電性を有する金属等によって適宜形成される。
<蓋体>
図1および図2を参照して、電池1における蓋体22の構成について詳細に説明する。蓋体22は、フラットな板部本体221、弁部222、突部223、注入口224、および、前述した貫通孔225A,225B(図2参照)を備える。板部本体221は、蓋体22において略板状の部分である。弁部222は、板部本体221よりも薄板状である。弁部222は、ケース2の内圧が所定レベル以上に上昇した場合に該内圧を開放するように構成されている。突部223は、弁部222の周囲部分に設けられ、板部本体221に連続して設けられている。つまり、突部223は、弁部222の周囲部分から板部本体221まで連続して設けられている。突部223は、蓋体22がケース本体21に装着されたときに外側となる方向(図1における上方向)に突出している。突部223の厚みは板部本体221の厚みと略等しい。ここで、突部223の厚みと板部本体221の厚みは「略等しい」と説明したように、両者の厚みは厳密に等しい(完全に一致する)必要はない。突部223の厚みと板部本体221の厚み差が許容差である場合、例えば、板部本体221の平均厚みを100%としたときの相対値で、突部223の平均厚みが80%以上120%以下(より好ましくは90%以上110%以下、特には95%以上105%以下)であるような場合は、突部223の厚みは板部本体221の厚みと等しいとみなしてよい。注入口224は、ケース2の内部に電解液35を供給するために設けられている。
本実施形態では、板部本体221と突部223は一体成形されている。蓋体22の板状の基材の厚み(図1における上下方向の幅)が略一定の状態で、蓋体22における弁部222の周囲部分が***するように屈曲成形することで、突部223が成形される。蓋体22を外側(図1における上方向から)見た場合、突部223は、弁部222の周囲で凸形状となっている。蓋体22を内側(図1における下方向から)見た場合、突部223は、弁部222の周囲で凹形状となっている。突部223は、階段状になっており、段差を有する。
突部223は、薄板状の弁部222の周囲において、板部本体221と略等しい厚みを有する。突部223の形状は、板状の部材を屈曲させた形状であるため、同じ厚みの平板状の部材で弁部222の周囲を形成する場合に比べて、弁部222の周囲の剛性が高くなる。従って、ケース2の内圧が上昇した場合でも、弁部222の周囲(本実施形態では突部223)が変形し難い。よって、弁部222の周囲の変形によって、弁部222の開弁圧にばらつきが生じることが抑制される。
上述の通り、突部223の厚みは板部本体221の厚みと略等しい。そのため、突部223を板部本体221より厚くなるように加工する必要がない。従って、突部223の加工難度を低減することができる。例えば、突部223は、曲げ加工により形成することができる。従って、突部223の加工難度が低減され、突部223の加工時間を短縮できる。また、弁部222の周囲(本実施形態では突部223)を容易に加工することができるので、加工不良も生じにくい。よって、加工不良による亀裂の発生等の不具合も生じにくい。
図1に示すように、電極体3の蓋体22側(図1の上側)の端部301と蓋体22の内側(図1の下側)の面226との間には、スペース10が設けられている。上述の通り、蓋体22を内側(図1における下方向)から見た場合、突部223は、弁部222の周囲で凹形状となっている。従って、弁部222の周囲部分が凹形状になっていない場合に比べて、スペース10が増加する。例えば、弁部222が開放された場合などに、ケース2内で、電極体3が上昇する、つまり、電極体3が蓋体22側に移動する可能性がある。このような場合に、電極体3が移動して、板部本体221の内側(図1の下側)の面226に接しても、突部223の内側(図1の下側)のスペース10は維持される。従って、電極体3が蓋体22側に移動しても、電極体3は弁部222に接し難い。よって、電極体3が弁部222に詰まって排気不良となる可能性も低減できる。
ケース本体21と蓋体22は、例えば、溶接(一例として、本実施形態ではレーザ溶接)によって接合される。上述の通り、突部223は階段状になっており、段差を有する。従って、突部223に段差がない場合に比べ、ケース本体21と蓋体22の接合部から弁部222への伝熱経路が長くなる。従って、ケース本体21と蓋体22が溶接によって接合される場合、接合部から弁部222に伝わる熱を低減することができる。従って、焼鈍により開弁圧が低下する可能性を低減できる。
<評価試験>
次に、図3、図4、および図5を参照して、実施例および比較例を用いた評価試験の結果を説明する。実施例に係る電池用蓋体は、上記実施形態に係る蓋体22と同様の構成を有する。詳細には、実施例に係る蓋体は、板部本体221と同様の構成の板部本体、弁部222と同様の構成の弁部、および突部223と同様の構成の突部を備える。
図3に示すように、比較例に係る電池用蓋体82は、板部本体821と弁部822と突出部823を備える。比較例に係る蓋体82では、突出部823が、実施例に係る突部と異なる。突出部823は、蓋体82が電池に設けられたときに外側となる方向(図3における上方向)に突出している。しかし、蓋体82を内側から(図3における下方向から)見た場合、突出部823は、略平面である。従って、突出部823は、蓋体82を内側から見た場合、弁部822の周囲で凹形状となっていない。突出部823の厚みは板部本体821の厚みよりも厚い。
まず、図4を参照して、第1評価試験について説明する。第1評価試験では、実施例の蓋体を用いた電池1(図1参照)および比較例の蓋体82を用いた電池1を、各々複数用意した。詳細には、実施例の蓋体について、スペース10の上下方向における幅(上記実施形態における電極体3の端部301と蓋体22(板部本体221)の内側の面226との間の距離に相当)D(図1参照)を6.0mm、4.5mm、3.0mm、1.0mmとなるよう電極体3を配置した電池1を各々5つ用意した。また、比較例の蓋体82について、スペース10の上下方向における幅(電極体3の端部301と蓋体82(板部本体821)の内側の面226との間の距離)Dを6.0mm、4.5mm、3.0mm、1.0mmとなるよう電極体3を配置した電池1を各々5つ用意した。これらの電池1を用いて、第1評価試験として、釘刺し試験を行った。釘刺し試験とは、電池1の側面に釘を刺し、電池1を強制的に短絡させる試験である。その後、各々の電池1について、不良の有無を確認した。第1評価試験における不良とは、弁部が詰まり、弁部以外からガスが噴出する状態をいう。実施例における電池の構成と、比較例における電池の構成のうち、蓋体の構成以外は同一である。
まず、比較例の蓋体82を用いた電池1についての第1評価試験の結果を説明する。図4に示すように、スペース10の幅(距離)Dが6.0mmの電池1を用いて釘刺し試験を行った場合、5つの電池1のうち、不良が観察された電池1は0個であった。スペース10の幅(距離)Dが4.5mmの電池1を用いて釘刺し試験を行った場合も、5つの電池1のうち、不良が観察された電池1は0個であった。しかし、スペース10の幅(距離)Dが3.0mmの電池1を用いて釘刺し試験を行った場合、5つの電池1のうち、1つの電池1で不良が確認された。そして、スペース10の幅(距離)Dが1.0mmの電池1を用いて釘刺し試験を行った場合、5つの電池1のうち、4つの電池1で不良が確認された。
次に、実施例の蓋体を用いた電池1についての第1評価試験の結果を説明する。図4に示すように、実施例の蓋体を用いた電池1では、比較例とは異なり、スペース10の幅(距離)Dを6.0mm、4.5mm、3.0mm、および1.0mmのいずれに調整した場合でも、5つの電池1のうち、不良が観察された電池1は0個であった。
第1評価試験の結果、スペース10の幅(距離)Dが3.0mmおよび1.0mmの場合、つまり、スペース10の幅(距離)Dが狭い場合、比較例の蓋体82を用いた電池1については、不良が観察された。一方、スペース10の幅(距離)Dが3.0mmおよび1.0mmの場合、つまり、スペース10の幅(距離)Dが狭い場合であっても、実施例の蓋体を用いた電池1については、不良が観察されなかった。実施例では、蓋体を内側(図1における下方向から)見た場合、突部は、弁部の周囲で凹形状となっている。これにより、電極体3が板部本体の内側(図1の下側)の面に接近しても、突部の内側(図1の下側)のスペース10は維持される。従って、弁部の内側(図1の下側)のスペース10が維持される。これにより、釘刺し試験を行った場合に、電極体3が弁部に接触することを抑制できたと考えられる。よって、電極体3が弁部に詰まり、不良が生じることを抑制できたと考えられる。
次に、図5を参照して、第2評価試験について説明する。第2評価試験では、まず、実施例の蓋体および比較例の蓋体82の各々について、弁部の開弁圧を測定した。また、実施例および比較例の各々について、開弁圧の測定に用いた蓋体とは別の蓋体を、ケース本体21と溶接により接合して、試験用セルを作製した。その後、試験用セルに用いた蓋体についても、開弁圧を測定した。これにより、溶接前の(溶接を施していない)蓋体の開弁圧と、溶接後の蓋体の開弁圧とを比較し、入熱による開弁圧の低下量を確認した。
第2評価試験の結果を説明する。図5に示すように、溶接前の(溶接を施していない)比較例の蓋体82の開弁圧は、およそ1.25MPaであった。溶接後の比較例の蓋体82の開弁圧は、およそ1.1MPaであった。一方、溶接前の(溶接を施していない)実施例の蓋体の開弁圧は、比較例の蓋体82と同様、およそ1.25MPaであった。溶接後の実施例の蓋体の開弁圧は、およそ1.2MPaであった。
第2評価試験の結果、実施例の蓋体は、比較例の蓋体82に比べて、溶接後の開弁圧の低下量が少なかった。実施例の突部の内側(図1における下側)は、凹形状となっている。従って、実施例の突部は階段状になっており、段差がある。一方、比較例の蓋体82の突出部823の内側(図1における下側)の面には段差がない。従って、比較例の蓋体82に比べ、実施例の蓋体においては、電池1のケース本体21と蓋体の接合部から弁部への伝熱経路が長くなる。よって、実施例の蓋体は、比較例の蓋体82に比べて、溶接による弁部への入熱を低減することができ、開弁圧の低下を抑制することができたと考えられる。
上記実施形態で開示された技術は一例に過ぎない。従って、上記実施形態で例示された技術を変更することも可能である。上記実施形態では、突部223が曲げ加工により形成される例を説明した。しかし、突部223は、曲げ加工以外の加工方法(例えば、プレス加工等)によって形成されてもよい。上記実施形態では、ケース2は扁平な角形であり、ケース本体21は箱型であり、蓋体22は略矩形板状である。しかし、ケース2、ケース本体21、および、蓋体22は他の形状であってもよい。例えば、ケース2が扁平な略楕円柱形状であり、ケース本体21が一端に開口部25を有する略楕円柱形状であり、蓋体22が略楕円形板状であてもよい。
1 電池
3 電極体
21 ケース本体
22 蓋体
25 開口部
221 板部本体
222 弁部
223 突部

Claims (2)

  1. 電極体と、前記電極体を内部に収容するケース本体とを備えた電池に使用され、前記ケース本体の開口部を塞ぐ電池用蓋体であって、
    板状の板部本体と、
    前記電池の内圧が所定レベル以上に上昇した場合に前記内圧を開放する弁部と、
    前記板部本体と前記弁部の周囲部分の間に連続して設けられ、前記蓋体が前記ケース本体に装着されたときに外側となる方向に突出している突部と、
    を備え、
    前記突部の厚みが前記板部本体の厚みと略等しく、前記電池を構成したときに、前記電池用蓋体の内側の面と前記電極体の端部との間の距離Dが1mm~3mmとなるように構成されていることを特徴とする電池用蓋体。
  2. 電極体と、
    前記電極体を内部に収容するケース本体と、
    請求項1に記載の電池用蓋体と、
    を備えた電池であって、
    前記電池用蓋体の内側の面と前記電極体の端部との間の距離Dが1mm~3mmである、電池。
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