JP7170504B2 - 吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出容器に関する。
例えば、特許文献1に示すように、立体的な造形物となった内容物を吐出可能な吐出容器が知られている。特許文献1では、レバー部を押し下げることで立体的な造形物となった内容物を吐出可能である。
特開2017-13843号公報
しかし、上記のような吐出容器では、レバー部のうち押し下げられる押下部が設けられた側からしか内容物の吐出操作を行うことができず、使用者の利便性を十分に向上しにくい場合があった。
本発明の一つの態様は、上記事情に鑑みて、使用者の利便性を向上できる吐出容器を提供することを目的の一つとする。
本発明の吐出容器の一つの態様は、内容物が収容される容器体と、前記容器体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、前記ステムの上方に配設されるとともに、上下方向に貫通する吐出孔が形成された頂壁部を有し、前記ステムを覆う外装体と、前記外装体の内部において前記ステムの上方に配設され、前記外装体に対して上下方向に移動自在である中皿と、上下方向と直交する方向に延びる回動軸回りに回動自在に、前記中皿に配設される操作部材と、を備え、前記吐出器は、前記中皿によって前記ステムが下方に押し下げられることで、前記頂壁部と前記中皿との間の空間を介して、前記頂壁部における上方を向く吐出面に前記吐出孔から前記内容物を吐出し、前記操作部材には、上下方向に沿う平面視において前記回動軸を挟んで配置された一対の押下部が形成され、前記外装体には、上下方向に沿う平面視において前記回動軸を挟んで配置され、前記一対の押下部のそれぞれに上方から係合可能な一対の係合突起が形成され、前記操作部材は、前記外装体の径方向外側を囲む形状であり、前記中皿は、前記回動軸に沿って径方向外側に突出する一対の支持突起を備え、前記一対の支持突起は、前記外装体の周壁部を径方向に貫通し、前記操作部材は、前記一対の支持突起のそれぞれに回動自在に配設される一対の接続部を備え、前記係合突起は、前記外装体の外周面に形成されていることを特徴とする。
本発明の吐出容器の一つの態様によれば、操作部材には、上下方向に沿う平面視において回動軸を挟んで配置された一対の押下部が形成され、外装体には、一対の押下部のそれぞれに上方から係合可能な一対の係合突起が形成されている。そのため、一対の押下部のうちの一方を押し下げると、他方の押下部が係合突起に係合し、操作部材の回動軸回りの回動とともに、操作部材のうち回動軸回りに回動自在に中皿に取り付けられた部分を押し下げることができる。これにより、中皿を下方へと移動させてステムを押し下げることができ、内容物を、頂壁部と中皿との間の空間を介して吐出孔から吐出させることができる。すなわち、使用者は、上下方向に沿う平面視で回動軸を挟んで配置された一対の押下部のいずれか一方のみを押し下げることで、内容物を吐出させることが可能である。そのため、使用者は、上下方向に沿う平面視において回動軸を挟む方向のいずれの側からであっても、押下部を押し下げることで吐出容器を操作することができ、内容物を吐出させることができる。以上により、本発明の吐出容器の一つの態様によれば、使用者の利便性を向上できる。
また、押下部を押し下げる際には、例えばステムを上方に付勢する付勢手段等に抗して、押下部を押し下げる必要がある。そのため、押下部を押し下げるために必要な力が大きくなる場合がある。これに対して、本発明の吐出容器の一つの態様によれば、一方の押下部を押し下げる際に、他方の押下部における係合突起との係合箇所が支点となって、操作部材が回動する。そのため、他方の押下部における係合突起との係合箇所を支点とし、一方の押下部に力が加えられる箇所を力点とし、操作部材のうち中皿と連結された部分を作用点とする、てこの原理を利用して、一方の押下部を押し下げつつ、中皿を押し下げることができる。これにより、押下部を押し下げるために必要な力を小さくすることができ、吐出操作を容易に行うことができる。したがって、使用者の利便性をより向上できる。
また、上記のような、てこの原理を利用することで、中皿の移動量に対して押下部の押し下げ量を大きくすることができる。そのため、押下部の押し下げ量を調整することで、中皿の下方への移動量を細かく調整しやすい。これにより、中皿によって押し下げられるステムの押し下げ量を細かく調整しやすく、内容物の吐出量を容易に調整できる。したがって、本発明の吐出容器の一つの態様によれば、取り出す内容物の量を好適に調整できる。そのため、使用者の利便性をより向上できる。
また、本発明の吐出容器の一つの態様によれば、一対の押下部の双方を同時に押し下げて、内容物を吐出させることも可能である。この場合、一対の押下部のうちの一方のみを押し下げた場合に比べて、中皿の下方への移動量を大きくできる。これにより、ステムを押し下げる量を大きくすることができ、ステムからの内容物の吐出量を多くすることができる。したがって、使用者は、一対の押下部のうちの一方のみを押し下げるか、双方を同時に押し下げるかを選択することによって内容物の吐出量の調整を行うこともできる。そのため、使用者の利便性をより向上できる。
前記操作部材は、前記外装体の径方向外側を囲む形状であり、前記中皿は、前記回動軸に沿って径方向外側に突出する一対の支持突起を備え、前記一対の支持突起は、前記外装体の周壁部を径方向に貫通し、前記操作部材は、前記一対の支持突起のそれぞれに回動自在に配設される一対の接続部を備え、前記係合突起は、前記外装体の外周面に形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、操作部材が外装体よりも上下方向に突出することを抑制しつつ、操作部材を回動させて内容物を吐出させることができる。これにより、吐出容器を上下方向に小型化できる。また、操作部材が外装体の径方向外側を囲む形状であるため、押下部を大きく設けやすく、手指等により押下部を押し下げやすくできる。
本発明の一つの態様によれば、使用者の利便性を向上できる吐出容器が提供される。
図1は、本実施形態の吐出容器の一部を示す断面図であって、図2におけるI-I断面図である。 図2は、本実施形態の吐出容器の一部を上方から視た平面図である。 図3は、本実施形態の吐出容器の一部を示す断面図であって、図2におけるIII-III断面図である。 図4は、本実施形態の吐出容器の一部を示す断面図であって、造形ヘッド付き吐出容器の操作方法を示す図である。 図5は、本実施形態の中皿の他の一例を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る吐出容器について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
本実施形態の吐出容器1は、図1に示すように、吐出容器本体2と、吐出容器本体2に取り付けられた造形ヘッド10と、キャップ70と、を備えている。吐出容器本体2は、例えば泡体や高粘性材料など、吐出後に少なくとも一定時間、形状を保持可能な内容物Cを吐出する。内容物Cは、例えば芳香剤、消臭剤、殺虫剤、忌避剤、除菌剤などの揮散性を有する液状の揮散剤である。本実施形態において吐出容器本体2は、例えば、エアゾール缶である。吐出容器本体2は、容器体11と、頂板12と、吐出器13と、を備えている。
容器体11は有底筒状に形成されている。以下、容器体11の横断面における中心を通る直線を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う方向のうち容器体11の底部側を下側(-Z側)といい、容器体11の口部11a側を上側(+Z側)といい、容器軸Oに沿う方向を上下方向(Z軸方向)という。吐出容器本体2の上面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
また、上下方向と直交する方向のうちの一方向(Y軸方向)を回動軸方向といい、上下方向および回動軸方向の両方と直交する方向(X軸方向)を幅方向という。
なお、各図においては、上下方向をZ軸方向で示しており、回動軸方向をY軸方向で示しており、幅方向をX軸方向で示している。回動軸方向は、後述する回動軸Rに沿う方向である。
容器体11には、内容物Cが収容される。容器体11の内部は、口部11aが頂板12で覆われることで密閉されている。頂板12には、下方に窪み周方向に延びる環状凹部12aが設けられている。頂板12の径方向外縁部は、上方に凸となる向きに湾曲しており、容器体11の口部11aの縁部を上方から覆っている。
吐出器13は、吐出器本体13aと、容器体11の口部11aに上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステム13bと、を備えている。
吐出器本体13aの上端部は、頂板12のうち環状凹部12aの径方向内壁部の内側に嵌合されて固定されている。吐出器本体13aの内部には、図示しない吐出弁、およびステム13bを上方付勢する付勢手段が設けられている。
ステム13bは、吐出器本体13aから上方に突出している。ステム13bは、頂板12を上下方向に貫通している。ステム13bは、容器軸Oと同軸に配置され、上方に開口する円筒状である。ステム13bは、図示しない付勢手段によって上方付勢され、吐出器本体13aに対して下方移動可能である。ステム13bが下方に押し下げられることで、ステム13bの上端開口部14から内容物Cが吐出される。
なお、本明細書において「ステム」とは、上方付勢状態で下方移動可能であり、かつ、下方に移動されることにより、吐出孔から内容物を吐出させることが可能な構造を有する部分である。
造形ヘッド10は、吐出容器本体2に取り付けられた造形ヘッド本体10aと、造形ヘッド本体10aに取り付けられた操作部材50と、を備えている。造形ヘッド本体10aは、ステム13bを覆って吐出容器本体2に取り付けられた外装体10bと、外装体10bの内部においてステム13bの上方に配設された中皿40と、を備えている。外装体10bは、固定部材20と、造形部材30と、を備えている。
固定部材20は、頂板12を介して容器体11の口部11aに固定されている。固定部材20は、内筒部21と、環状板部22と、保持筒部23と、フランジ部24と、中筒部25と、接続板部26と、外筒部27と、ガイド筒部28と、を備えている。
内筒部21は、下方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。内筒部21は、ステム13bの径方向外側に位置し、ステム13bを囲んでいる。内筒部21の下方部分は、頂板12の環状凹部12aの内部に挿入されている。内筒部21の下方部分は、頂板12のうち環状凹部12aの径方向外壁部の内周面に嵌合されている。
環状板部22は、内筒部21の上端部から径方向内側に突出している。環状板部22は、容器軸Oと同軸に配置された円環板状である。環状板部22の内径は、ステム13bの外径よりも大きい。
保持筒部23は、環状板部22の径方向内縁部から上方に突出している。保持筒部23は、上下方向に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。吐出容器1が操作されていない状態において、保持筒部23の内部には、ステム13bの上端部が挿入されている。
フランジ部24は、内筒部21のうち頂板12よりも上方に位置する部分の外周面から径方向外側に突出している。フランジ部24は、容器軸Oと同軸に配置された円環板状である。フランジ部24は、頂板12の径方向外縁部に上方から接触している。フランジ部24の径方向外縁部は、頂板12よりも径方向外側に位置している。
中筒部25は、フランジ部24の径方向外縁部から下方に延びている。中筒部25は、下方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。中筒部25は、口部11aおよび頂板12の径方向外縁部を径方向外側から囲んでいる。中筒部25は、頂板12に外嵌されている。中筒部25の下端部における内周面には、頂板12の径方向外縁部に下方から係合する突起が形成されている。
接続板部26は、中筒部25の下端部から径方向外側に突出している。接続板部26は、容器軸Oと同軸に配置された円環板状である。
外筒部27は、接続板部26の径方向外縁部から上方に延びている。外筒部27は、上方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。外筒部27の上端部は、上下方向においてフランジ部24とほぼ同じ位置に配置されている。外筒部27の上端部における内周面には、径方向内側に突出する突起が形成されている。
ガイド筒部28は、フランジ部24から上方に延びている。ガイド筒部28は、上方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。ガイド筒部28の上端部は、保持筒部23の上端部よりも上方に位置している。ガイド筒部28は、内筒部21よりも径方向外側に位置し、中筒部25よりも径方向内側に位置している。
造形部材30は、有頂筒状の部材である。造形部材30は、固定部材20の上側に固定されている。造形部材30は、頂壁部31と、周壁部32と、芯体33と、一対の係合突起35と、を備えている。
頂壁部31は、ステム13bの上方に配設されている。頂壁部31は、容器軸Oと同軸に配置された円板状である。頂壁部31は、固定部材20の上方を覆っている。頂壁部31の上面は、造形面(吐出面)31aを形成している。頂壁部31の下面は、供給面31bを形成している。
頂壁部31には、頂壁部31を上下方向に貫通する成形孔(吐出孔)34が形成されている。成形孔34は、造形面31aおよび供給面31bに各別に開口している。本実施形態において成形孔34は、吐出器13からの内容物Cが吐出される吐出孔であり、造形面31aは、吐出孔である成形孔34から内容物Cが吐出される吐出面である。成形孔34は、図2に示すように、周方向に延びる長孔状に形成されている。成形孔34は、周方向に間隔をあけて複数配置されている。成形孔34は、径方向に間隔をあけて複数配置されている。本実施形態では、周方向に間隔をあけて配置された複数の成形孔34が、孔列34aを形成していて、この孔列34aが、容器軸Oを中心として径方向に沿って多重に配置されている。
周壁部32は、図1に示すように、頂壁部31の径方向外縁部から下方に延びている。周壁部32は、下方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。周壁部32の下端部は、固定部材20における中筒部25と外筒部27との径方向の間に挿入されている。周壁部32の下端部における外周面には、径方向外側に突出する突起が形成されている。周壁部32の突起は、外筒部27の内周面に形成された突起に下方から係合している。これにより、造形部材30は、固定部材20に対してアンダーカット嵌合により固定されている。
周壁部32には、図3に示すように、周壁部32を径方向に貫通する一対の貫通孔32aが形成されている。一対の貫通孔32aは、容器軸Oを回動軸方向(Y軸方向)に挟んで配置されている。本実施形態において貫通孔32aは、周壁部32の上下方向の中央部に形成されている。貫通孔32aは、上下方向に延びている。貫通孔32aは、例えば、図1に示すように、長円形状である。
芯体33は、頂壁部31の下面(供給面31b)における中央部から下方に延びている。芯体33は、容器軸Oと同軸に配置された円柱状である。芯体33の外径は、下方に向かうに従って小さくなっている。芯体33の下端部は、貫通孔32aよりも上方に位置している。
一対の係合突起35は、周壁部32の外周面から幅方向(X軸方向)の両側にそれぞれ突出している。一対の係合突起35は、図2に示すように、上下方向に沿う平面視において後述する回動軸Rを挟んで配置されている。一対の係合突起35は、容器軸Oを幅方向に挟んで配置されている。本実施形態において一対の係合突起35は、一対の貫通孔32aに対して周方向に90°ずれて配置されている。
係合突起35は、板面が上下方向を向く板状である。係合突起35は、回動軸方向(Y軸方向)に延びている。係合突起35の径方向外端縁は、上下方向に沿う平面視において、回動軸方向に沿って直線状に延びている。係合突起35の幅方向(X軸方向)の寸法は、回動軸方向の中心から回動軸方向の両側に離れるに従って大きくなっている。係合突起35は、図1に示すように、上下方向において、貫通孔32aの上下方向の中央部とほぼ同じ位置に配置されている。
中皿40は、固定部材20と造形部材30の頂壁部31との上下方向の間に位置している。中皿40は、外装体10bに対して上下方向に移動自在に配置されている。中皿40は、頂壁部31に対して接触または近接する待機位置と、頂壁部31から下方に離れてステム13bを押し下げる吐出位置と、の間で上下方向に移動自在である。待機位置は、吐出容器1が操作されていない状態における中皿40の位置である。本実施形態において中皿40は、待機位置において頂壁部31と接触する。図1から図3は、中皿40が待機位置にある状態を示しており、図4は、中皿40が吐出位置にある状態を示している。
中皿40は、図1および図3に示すように、天板部41と、中央筒部42と、摺動筒部43と、保持筒部44と、複数のリブ部45と、一対のガイド板部46と、一対の支持突起47と、を備えている。
天板部41は、頂壁部31の下方に対向して配置されている。天板部41は、容器軸Oと同軸に配置された円板状である。天板部41は、造形部材30の周壁部32の径方向内側に嵌合されている。天板部41の上面41aは、待機位置において、頂壁部31の供給面31bと接触または近接している。本実施形態において上面41aは、待機位置において、供給面31bと接触している。
一方、吐出容器1が操作されて中皿40が下方に移動すると、図4に示すように、天板部41の上面41aは、供給面31bから下方に離れる。これにより、頂壁部31と天板部41との間に、拡散室(空間)80が形成される。
拡散室80は、容器軸Oと同軸に配置されている。拡散室80は、上下方向よりも径方向に大きい偏平形状に形成されている。拡散室80の内壁面は、供給面31b、周壁部32の内周面、および天板部41の上面41aによって構成されている。
吐出位置において、天板部41は、芯体33の下端部よりも下方に位置している。天板部41の中央部には、天板部41を上下方向に貫通する貫通孔41bが形成されている。図1に示すように、待機位置において貫通孔41bには、芯体33が挿入されている。一方、図4に示すように、吐出位置においては、芯体33が貫通孔41bから上方に抜け出た状態となる。
中央筒部42は、図1に示すように、天板部41から下方に延びている。中央筒部42は、上下方向の両側に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。中央筒部42の下端部は、待機位置において、固定部材20における保持筒部23の内部に位置している。中央筒部42の下端部は、図4に示すように、吐出位置において、固定部材20における内筒部21の内部に位置している。中央筒部42の内径は、ステム13bの外径よりも大きい。中央筒部42の下端部における内径は、下方に向かうに従って大きくなっている。
中央筒部42の内周面には、周方向に沿って複数のリブ部45が形成されている。図示は省略するが、複数のリブ部45は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置されている。リブ部45は、上下方向に延びている。リブ部45の下端部は、中央筒部42の下端部よりも上方に位置している。リブ部45の上端部は、天板部41の下面に繋がっている。リブ部45の径方向内端部は、ステム13bの外周面よりも径方向内側に位置している。リブ部45の下端部は、吐出位置においてステム13bの上端部と接触する。リブ部45がステム13bの上端部と接触するため、中皿40は、下方に移動することでステム13bを下方に押し下げることができ、かつ、これによりステム13bの上端開口部14から内容物Cを吐出させることができる。
摺動筒部43は、図1に示すように、天板部41の径方向外縁部から下方に延びている。摺動筒部43は、下方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。摺動筒部43は、造形部材30の周壁部32の径方向内側に嵌合されている。摺動筒部43の外周面は、中皿40の上下方向の移動に伴って、周壁部32の内周面に対して摺動する。摺動筒部43の下端部は、中央筒部42の下端部よりも上方に位置している。
保持筒部44は、天板部41の下面から下方に延びている。保持筒部44は、下方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。保持筒部44は、中央筒部42と摺動筒部43との径方向の間に配置されている。保持筒部44は、固定部材20の保持筒部23の上方に位置している。保持筒部44の下端部は、摺動筒部43の下端部よりも僅かに下方に位置している。
一対のガイド板部46は、図3に示すように、摺動筒部43の下端部から下方に延びている。一対のガイド板部46は、容器軸Oを回動軸方向(Y軸方向)に挟んで配置されている。ガイド板部46は、板面が径方向を向く板状であり、周方向に沿って湾曲している。ガイド板部46の下端部は、固定部材20におけるガイド筒部28と造形部材30における周壁部32との径方向の間に挿入されている。ガイド板部46の下端部は、周壁部32に形成された貫通孔32aよりも下方に位置している。ガイド板部46の下端部は、中央筒部42の下端部よりも上方に位置している。
一対の支持突起47は、回動軸Rに沿って摺動筒部43の外周面から径方向外側に突出している。回動軸Rは、上下方向と直交する方向(Y軸方向)に延び、容器軸Oと交わっている。一対の支持突起47は、回動軸Rを中心とする円柱状である。一対の支持突起47は、容器軸Oを回動軸方向(Y軸方向)に挟んで配置されている。本実施形態において支持突起47は、摺動筒部43の下端部のうちガイド板部46が繋がる部分の外周面に形成されている。支持突起47は、摺動筒部43とガイド板部46とに跨って形成されている。
一対の支持突起47は、それぞれ一対の貫通孔32aを通って外装体10bの周壁部32を径方向に貫通している。これにより、一対の支持突起47の径方向外端部は、外装体10bの外周面(造形部材30の外周面)よりも径方向外側に突出している。また、支持突起47が貫通孔32aに通されていることにより、支持突起47が貫通孔32aの内側面に引っ掛かり、中皿40が周方向に回転することを規制している。
中皿40は、付勢部材60によって上方に付勢されている。付勢部材60は、上下方向に延びるコイルスプリングである。付勢部材60の下端部は、固定部材20における保持筒部23に外嵌され、固定部材20における環状板部22の上面に接触している。付勢部材60の上端部は、中皿40における保持筒部44に外嵌され、中皿40における天板部41の下面に接触している。本実施形態において付勢部材60は、中皿40が待機位置にある場合に、中皿40を頂壁部31に押し付けている。
中皿40には、中皿40を上下方向に貫通する連通孔48が形成されている。連通孔48は、天板部41の上面41aに開口している。本実施形態において連通孔48は、中央筒部42の内部と天板部41に形成された貫通孔41bとによって構成されている。図4に示すように、連通孔48は、中皿40によってステム13bが押し下げられた状態において、頂壁部31と中皿40との間の空間である拡散室80と、ステム13bの上端開口部14とを連通させる。これにより、上端開口部14から吐出された内容物Cが、連通孔48を通って拡散室80へと流入される。
操作部材50は、図3に示すように、一対の支持突起47を介して、回動軸R回りに回動自在に、中皿40に取り付けられている。操作部材50は、図2に示すように、外装体10bの径方向外側を囲む形状である。操作部材50の概略形状は、例えば、容器軸Oを中心とし、幅方向(X軸方向)に長い楕円環状である。なお、操作部材50の概略形状は、例えば、円環状であってもよいし、矩形環状等の多角環状であってもよい。本実施形態において操作部材50は、図1に示すように、造形部材30の径方向外側に位置し、造形部材30を囲んでいる。操作部材50は、図2に示すように、操作部材本体51と、一対の接続部52と、を備えている。
操作部材本体51は、造形ヘッド本体10aの径方向外側を囲む環状の部分である。操作部材本体51には、一対の押下部53が形成されている。一対の押下部53は、上下方向に沿う平面視において回動軸Rを挟んで配置されている。一対の押下部53は、容器軸Oを幅方向(X軸方向)に挟んで配置されている。一対の押下部53は、径方向外側に突出している。中皿40が待機位置にある状態において、一対の押下部53は、上下方向において同じ位置に配置されている。押下部53は、図1に示すように、基部53aと、押下部本体53bと、係合部53cと、を備えている。
基部53aは、図2に示すように、操作部材本体51の幅方向(X軸方向)の端部であり、径方向外側に突出した部分である。基部53aにおいて、操作部材本体51の内径および外径は大きくなっている。基部53aは、周方向に延びている。
押下部本体53bは、基部53aの上端部における周方向の中央部に設けられている。押下部本体53bは、図1に示すように、基部53aよりも径方向両側に突出している。押下部本体53bの上面は、平坦面である。
係合部53cは、基部53aの下端部から径方向内側に突出している。図2に示すように、本実施形態において係合部53cは、押下部53ごとに、一対ずつ設けられている。一対の係合部53cは、基部53aの下端部における周方向の両端部から径方向内側に突出している。係合部53cの径方向内端部は、係合突起35の下方に位置している。より詳細には、一対の係合部53cの径方向内端部は、それぞれ係合突起35の周方向両端部の下方に位置している。これにより、係合部53cは、係合突起35に下方から係合可能である。言い換えると、一対の係合突起35は、一対の押下部53のそれぞれに上方から係合可能である。
一対の接続部52は、操作部材本体51から回動軸方向(Y軸方向)の両側に突出している。一対の接続部52は、容器軸Oを回動軸方向(Y軸方向)に挟んで配置されている。図3に示すように、一対の接続部52は、回動軸R上に配置されている。接続部52の径方向内側の面には、径方向外側に窪む凹部52aが形成されている。一対の接続部52における凹部52aのそれぞれには、一対の支持突起47のうち造形部材30よりも径方向外側に突出した部分のそれぞれが嵌合されている。支持突起47は、接続部52を回動軸R回りに回動可能に支持している。これにより、一対の接続部52のそれぞれが一対の支持突起47のそれぞれに回動自在に配設され、操作部材50が回動軸R回りに回動自在に中皿40に配設されている。
キャップ70は、有頂筒状の部材である。キャップ70は、下方に開口し、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。キャップ70は、容器体11に着脱可能に嵌合されて取り付けられている。キャップ70は、造形ヘッド10の上方および径方向外側を覆っている。
吐出容器1を使用する使用者は、まずキャップ70を取り外す。次に、使用者は、図4に示すように、手指等により、一対の押下部53のうちいずれか一方に対して下方向きの力を加える。このとき、使用者は、例えば、押下部本体53bに手指を引っ掛けることにより、押下部53に下方向きの力を加える。一方の押下部53に下方向きの力が加えられると、操作部材50全体が回動軸R回りに回動する。図4の例では、操作部材50が、回動軸方向の負の側(-Y側)から見て、回動軸Rを中心として反時計回りに回動している。
このとき、押下された一方の押下部53は下方へと移動し、他方の押下部53は、上方へと移動しようとする。しかし、他方の押下部53の係合部53cには上方から係合突起35が係合するため、他方の押下部53が上方へと移動することが規制される。これにより、他方の押下部53の上下方向位置がほぼ変わらないままの状態で操作部材50が回動軸R回りに回動し、結果として、操作部材50は、他方の押下部53の係合部53cと係合突起35との係合箇所を支点として回動する。したがって、操作部材50のうち支点となる当該係合箇所よりも押下された一方の押下部53側(-X側)に位置する部分が全体として下方に移動することとなり、中皿40に取り付けられた接続部52も下方へと移動する。そのため、操作部材50の回動および下方への移動とともに、中皿40が下方へと移動する。このとき、中皿40の支持突起47は、貫通孔32aに沿って下方に移動する。
押下部53の押し下げに伴って中皿40が下方へ移動すると、中央筒部42の下端部内にステム13bの上端部が挿入される。さらに中皿40が下方へ移動すると、ステム13bの上端部がリブ部45の下端部に接触する。この状態で中皿40がさらに下方へ移動することで、ステム13bが下方に移動させられる。これにより、ステム13bの上端開口部14から内容物Cが吐出される。吐出された内容物Cは、連通孔48を介して、拡散室80へと流入される。
拡散室80に流入した内容物Cは、芯体33の外周面上を上下方向に流動して芯体33に保持される。このとき内容物Cは、例えば、平面視において芯体33を中心とした円形状をなすように芯体33に保持される。内容物Cのステム13bからの吐出量の増加に伴って、芯体33への内容物の供給量が増加すると、内容物Cが芯体33上で成長し、径方向の外側に向けて漸次膨張する。これにより、前述のように拡散室80が偏平形状に形成されていることと相俟って、拡散室80内に供給された内容物Cは径方向に拡散される。拡散室80内に拡散された内容物Cは、供給面31bから複数の成形孔34に供給される。複数の成形孔34に流入した内容物Cは、成形孔34を通過することで造形片に成形されて、造形面31aに吐出される。このようにして、吐出器13は、中皿40によってステム13bが下方に押し下げられることで、頂壁部31と中皿40との間の空間である拡散室80を介して、頂壁部31における上方を向く吐出面である造形面31aに、吐出孔である成形孔34から内容物Cを吐出する。造形面31a上には、複数の成形孔34のそれぞれから吐出された各造形片が組み合わされて造形物が形成される。本実施形態において造形物の形状は、例えば、花びらが重なり合った花のような形状である。
その後、押下部53の押し下げ操作を解除すると、付勢部材60による復元力とステム13bを付勢する図示しない付勢手段による復元力とによって、中皿40が上方に移動させられるとともに、操作部材50が押し下げ操作時と逆回りに回動する。中皿40が上方に移動することで、拡散室80の内容積が減少もしくは消滅し、拡散室80に残存していた内容物Cが拡散室80から成形孔34を通じて造形面31aに排出される。使用者は、造形面31aに造形物として吐出された内容物Cを手指等で取ることにより、吐出された内容物Cを使用することができる。
本実施形態によれば、操作部材50には、上下方向に沿う平面視において回動軸Rを挟んで配置された一対の押下部53が形成され、外装体10bには、一対の押下部53のそれぞれに上方から係合可能な一対の係合突起35が形成されている。そのため、上述したようにして、一対の押下部53のうちの一方を押し下げると、他方の押下部53が係合突起35に係合し、操作部材50の回動軸R回りの回動とともに、操作部材50のうち回動軸R回りに回動自在に中皿40に配設された接続部52を押し下げることができる。これにより、中皿40を下方へと移動させてステム13bを押し下げることができ、内容物Cを、拡散室80を介して成形孔34から造形物として取り出すことができる。すなわち、使用者は、上下方向に沿う平面視で回動軸Rを挟んで配置された一対の押下部53のいずれか一方のみを押し下げることで、内容物Cを吐出させて造形物として取り出すことが可能である。そのため、使用者は、上下方向に沿う平面視において回動軸Rを挟む方向(幅方向,X軸方向)のいずれの側からであっても、押下部53を押し下げることで吐出容器1を操作することができ、内容物Cを吐出させることができる。以上により、本実施形態によれば、使用者の利便性を向上できる。
また、押下部53を押し下げる際には、中皿40を上方に付勢する付勢部材60およびステム13bを上方に付勢する図示しない付勢手段に抗して、押下部53を押し下げる必要がある。そのため、押下部53を押し下げるために必要な力が大きくなりやすい。これに対して、本実施形態によれば、一方の押下部53を押し下げる際に、他方の押下部53における係合突起35との係合箇所が支点となって、操作部材50が回動する。そのため、他方の押下部53における係合突起35との係合箇所を支点とし、一方の押下部53に力が加えられる箇所を力点とし、操作部材50のうち中皿40と連結された部分を作用点とする、てこの原理を利用して、一方の押下部53を押し下げつつ、中皿40を押し下げることができる。これにより、押下部53を押し下げるために必要な力を小さくすることができ、吐出操作を容易に行うことができる。したがって、使用者の利便性をより向上できる。
本実施形態では、中皿40を直接的に下方へと移動させる際に必要な力の略半分の力で押下部53を押し下げることが可能である。このとき、押し下げられる押下部53の上下方向の押し下げ量は、中皿40が下方へと移動する移動量の略2倍となる。このように、中皿40の移動量に対して押下部53の押し下げ量を大きくすることができるため、押下部53の押し下げ量を調整することで、中皿40の下方への移動量を細かく調整しやすい。これにより、中皿40によって押し下げられるステム13bの押し下げ量を細かく調整しやすく、内容物Cの吐出量を容易に調整できる。したがって、本実施形態によれば、取り出す内容物Cの量を好適に調整できる。そのため、使用者の利便性をより向上できる。
また、上述した説明では、一対の押下部53のうちの一方のみを押し下げる例について説明したが、本実施形態によれば、一対の押下部53の双方を同時に押し下げて、内容物Cを吐出させることも可能である。この場合、一対の押下部53のうちの一方のみを押し下げた場合に比べて、中皿40の下方への移動量を大きくできる。これにより、ステム13bを押し下げる量を大きくすることができ、ステム13bからの内容物Cの吐出量を多くすることができる。したがって、使用者は、一対の押下部53のうちの一方のみを押し下げるか、双方を同時に押し下げるかを選択することによって内容物Cの吐出量の調整を行うこともできる。そのため、使用者の利便性をより向上できる。
また、本実施形態によれば、操作部材50は、外装体10bの径方向外側を囲む形状であり、係合突起35は、外装体10bの外周面に形成されている。そのため、操作部材50が外装体10bよりも上下方向に突出することを抑制しつつ、操作部材50を回動させて内容物Cを吐出させることができる。これにより、造形ヘッド10の上下方向の寸法を小さくでき、吐出容器1を上下方向に小型化できる。また、操作部材50が外装体10bの径方向外側を囲む形状であるため、押下部53を大きく設けやすく、手指等により押下部53を押し下げやすくできる。
なお、上述した実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
内容物Cによる造形物の形状は、特に限定されない。造形物の形状は、花の形状である場合には、例えば向日葵、桜等のような形状であってもよい。造形物の形状は、花以外の形状であってもよく、文字、およびロゴタイプなどの形状であってもよい。造形物の形状は、成形孔34の数や形状を適宜変更することで変更することができる。吐出する内容物Cの用途などにより、成形孔34の数や形状を適宜変更してもよい。また、吐出容器1から吐出される内容物Cは、造形物とならなくてもよい。この場合、頂壁部31に形成された吐出孔は、成形孔34でなくてよい。
操作部材50は、回動軸R回りに回動自在に中皿40に配設されるならば、特に限定されない。操作部材50は、外装体10bに対して上下方向にずれた位置に配置されてもよい。操作部材50は、外装体10bを囲む形状でなくてもよく、例えば、外装体10bの回動軸方向(Y軸方向)の一方側のみに設けられる構成であってもよい。
係合突起35は、外装体10bに形成されるならば、特に限定されない。例えば、操作部材50が外装体10bよりも下方に配置されるような場合、係合突起35は、固定部材20に形成されてもよい。係合突起35は、固定部材20または造形部材30に取り付けられた別部材に形成されてもよい。
また、図5に示すように、中皿140と操作部材150とが一体に形成されていてもよい。中皿140と操作部材150とは、射出成形等により、一体に成形されている。操作部材150の操作部材本体151は、回動軸方向(Y軸方向)の両端部に、下側に湾曲する湾曲部151aを備えている。湾曲部151aは、操作部材本体151のうち中皿140の支持突起147の周方向両側に位置する部分同士を繋ぎ、支持突起147の下方に位置している。湾曲部151aの周方向中央部には、湾曲部151aと支持突起147とを接続する接続部152が形成されている。図5の構成において、回動軸Rは、接続部152を通る。接続部152は、ヒンジ部であり、押下部53の一方が押し下げられることで、回動軸R回りに弾性変形する。これにより、操作部材150が中皿140に対して回動軸R回りに回動可能となっている。
なお、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1…吐出容器、10b…外装体、11…容器体、11a…口部、13…吐出器、13b…ステム、31…頂壁部、31a…造形面(吐出面)、32…周壁部、34…成形孔(吐出孔)、35…係合突起、40,140…中皿、47…支持突起、50,150…操作部材、52,152…接続部、53…押下部、80…拡散室(空間)、C…内容物、R…回動軸

Claims (1)

  1. 内容物が収容される容器体と、
    前記容器体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、
    前記ステムの上方に配設されるとともに、上下方向に貫通する吐出孔が形成された頂壁部を有し、前記ステムを覆う外装体と、
    前記外装体の内部において前記ステムの上方に配設され、前記外装体に対して上下方向に移動自在である中皿と、
    上下方向と直交する方向に延びる回動軸回りに回動自在に、前記中皿に配設される操作部材と、
    を備え、
    前記吐出器は、前記中皿によって前記ステムが下方に押し下げられることで、前記頂壁部と前記中皿との間の空間を介して、前記頂壁部における上方を向く吐出面に前記吐出孔から前記内容物を吐出し、
    前記操作部材には、上下方向に沿う平面視において前記回動軸を挟んで配置された一対の押下部が形成され、
    前記外装体には、上下方向に沿う平面視において前記回動軸を挟んで配置され、前記一対の押下部のそれぞれに上方から係合可能な一対の係合突起が形成され
    前記操作部材は、前記外装体の径方向外側を囲む形状であり、
    前記中皿は、前記回動軸に沿って径方向外側に突出する一対の支持突起を備え、
    前記一対の支持突起は、前記外装体の周壁部を径方向に貫通し、
    前記操作部材は、前記一対の支持突起のそれぞれに回動自在に配設される一対の接続部を備え、
    前記係合突起は、前記外装体の外周面に形成されていることを特徴とする吐出容器。
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