JP7163701B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給送トレイ及び排出トレイが挿抜可能に構成された記録装置に関する。
特許文献1には、複数の用紙(記録媒体)を積層状態で収容しプリンタ筐体に対して挿抜可能な第1給送トレイと、装着された第1給送トレイの上部においてプリンタ筐体に対して挿抜可能に設けられ、排出された用紙を支持する排出トレイとを含むプリンタ部(記録装置)について記載されている。このようなプリンタ部においては、第1給送トレイと排出トレイが上下に重なって隣接配置され且つプリンタ筐体から取り外すことが可能に構成されているため、例えば、第1給送トレイ及び排出トレイの挿入方向下流側部分で、用紙がジャムして詰まった場合も、これらトレイを取り外すことで当該詰まった用紙を容易に取り除くことが可能となる。
特開2017-132628号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のプリンタ部においては、例えば、排出トレイを正規に装着する正規位置まで挿入しておらず手前まで挿入された半挿入状態の場合でも第1給送トレイをプリンタ筐体に正規に装着可能な構成である。このため、排出トレイが半挿入状態においても、第1給送トレイに収容された用紙を搬送し当該用紙に画像を記録して排出することが可能となる。排出トレイが半挿入状態の場合、プリンタ筐体から排出されてきた用紙を排出トレイの載置面で案内しつつ受け取ることが正常にできないため、プリンタ筐体の用紙排出口近傍で用紙ジャムが生じやすくなるという問題がある。
本発明の目的は、記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能な記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、装置筐体と、記録媒体を収容する収容部を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な給送トレイと、前記給送トレイの上方において当該給送トレイと隣接配置され、排出される記録媒体を載置するための載置面を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な排出トレイとを備えた記録装置において、前記排出トレイは、前記装置筐体に対する挿抜方向と直交する方向の回転軸を中心として回動可能な回動部を有しており、前記回動部は、前記排出トレイが前記装置筐体に正規に装着される前の位置である予備装着位置にあるときに、前記装置筐体と係止することで前記排出トレイが前記挿抜方向に移動するのを規制する規制位置と、前記装置筐体との係止が解除される解除位置との間を回動可能に構成されており、前記給送トレイが前記装置筐体に対する正規装着位置に挿入される際に前記給送トレイと当接することで前記解除位置から前記規制位置に回動し、前記給送トレイを前記装置筐体から取り外すことで前記規制位置から前記解除位置に回動し、前記排出トレイは、前記載置面を有するトレイ本体を有しており、前記回動部は、前記直交する方向において、前記トレイ本体の一端部において回動可能に設けられている。
これによると、排出トレイが予備装着位置にあるときにのみ、回動部が解除位置から規制位置に回動可能となるため、給送トレイを正規装着位置まで移動させることが可能となる。換言すると、排出トレイが予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態である場合、給送トレイを正規装着位置まで挿入しようとしても回動部が規制位置まで回動しないため、回動部と当接する給送トレイを正規装着位置まで挿入できない。このように給送トレイが正規装着位置に達していない状態では、給送トレイに収容された記録媒体を搬送することができないため、排出トレイが正規に装着されていない状態で装置筐体から記録媒体が排出されることがなくなる。この結果、排出トレイが正規に装着されていないことで生じる記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。また、回動部を、載置面を有するトレイ本体とは別の比較的小さな部材で構成することが可能となる。このため、給送トレイを挿入する際の回動部による抵抗が小さくなって装置筐体に装着しやすくなる。
また、本発明において、前記回動部は、前記給送トレイが前記正規装着位置に到達したときに、前記規制位置に到達することが好ましい。これにより、給送トレイと排出トレイが装置筐体に正規に装着されるタイミングが同じ構成となる。
また、本発明の記録装置は別の観点では、装置筐体と、記録媒体を収容する収容部を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な給送トレイと、前記給送トレイの上方において当該給送トレイと隣接配置され、排出される記録媒体を載置するための載置面を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な排出トレイとを備えた記録装置において、前記排出トレイは、前記装置筐体に対する挿抜方向と直交する方向の回転軸を中心として回動可能な回動部を有しており、前記回動部は、前記排出トレイが前記装置筐体に正規に装着される前の位置である予備装着位置にあるときに、前記装置筐体と係止することで前記排出トレイが前記挿抜方向に移動するのを規制する規制位置と、前記装置筐体との係止が解除される解除位置との間を回動可能に構成されており、前記給送トレイが前記装置筐体に対する正規装着位置に挿入される際に前記給送トレイと当接することで前記解除位置から前記規制位置に回動し、前記給送トレイを前記装置筐体から取り外すことで前記規制位置から前記解除位置に回動し、前記排出トレイは、前記載置面を有する板状のトレイ本体を有しており、前記トレイ本体は、前記挿抜方向において、その途中部位を回動支点として2つに折り曲げ可能に構成されており、前記回動部は、前記トレイ本体の前記回動支点から挿入方向下流側部分に構成されている。これによると、排出トレイが予備装着位置にあるときにのみ、回動部が解除位置から規制位置に回動可能となるため、給送トレイを正規装着位置まで移動させることが可能となる。換言すると、排出トレイが予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態である場合、給送トレイを正規装着位置まで挿入しようとしても回動部が規制位置まで回動しないため、回動部と当接する給送トレイを正規装着位置まで挿入できない。このように給送トレイが正規装着位置に達していない状態では、給送トレイに収容された記録媒体を搬送することができないため、排出トレイが正規に装着されていない状態で装置筐体から記録媒体が排出されることがなくなる。この結果、排出トレイが正規に装着されていないことで生じる記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。また、回動部がトレイ本体全体から構成されるものよりも回動部を構成する部分を小さくすることが可能となる。このため、給送トレイを挿入する際の回動部による抵抗が小さくなって装置筐体に装着しやすくなる。
また、本発明において、前記回動部が前記規制位置にあることを検出するセンサをさらに備えていることが好ましい。これにより、排出トレイが装置筐体に正規に装着されていることを検出することが可能となる。
本発明の記録装置によると、排出トレイが予備装着位置にあるときにのみ、回動部が解除位置から規制位置に回動可能となるため、給送トレイを正規装着位置まで移動させることが可能となる。換言すると、排出トレイが予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態である場合、給送トレイを正規装着位置まで挿入しようとしても回動部が規制位置まで回動しないため、回動部と当接する給送トレイを正規装着位置まで挿入できない。このように給送トレイが正規装着位置に達していない状態では、給送トレイに収容された記録媒体を搬送することができないため、排出トレイが正規に装着されていない状態で装置筐体から記録媒体が排出されることがなくなる。この結果、排出トレイが正規に装着されていないことで生じる記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。また、回動部を、載置面を有するトレイ本体とは別の比較的小さな部材で構成することが可能となる。このため、給送トレイを挿入する際の回動部による抵抗が小さくなって装置筐体に装着しやすくなる。
本発明の記録装置の別の観点によると、排出トレイが予備装着位置にあるときにのみ、回動部が解除位置から規制位置に回動可能となるため、給送トレイを正規装着位置まで移動させることが可能となる。換言すると、排出トレイが予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態である場合、給送トレイを正規装着位置まで挿入しようとしても回動部が規制位置まで回動しないため、回動部と当接する給送トレイを正規装着位置まで挿入できない。このように給送トレイが正規装着位置に達していない状態では、給送トレイに収容された記録媒体を搬送することができないため、排出トレイが正規に装着されていない状態で装置筐体から記録媒体が排出されることがなくなる。この結果、排出トレイが正規に装着されていないことで生じる記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。また、回動部がトレイ本体全体から構成されるものよりも回動部を構成する部分を小さくすることが可能となる。このため、給送トレイを挿入する際の回動部による抵抗が小さくなって装置筐体に装着しやすくなる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの斜視図である。 図1に示すプリンタから給紙トレイ及び排紙トレイを取り外し、斜め下方から見たときの斜視図である。 図1に示すプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1に示す給紙トレイの斜視図である。 図1に示す排紙トレイを示しており、(a)は排紙トレイの斜視図であり、(b)は回動部の斜視図である。 図1に示すプリンタの筐体に排紙トレイ及び給紙トレイを装着する際の状況を示しており、(a)は筐体に給紙トレイが装着されずに排紙トレイが予備装着位置に配置された状況を示す図であり、(b)は排紙トレイが予備装着位置に配置された状態で給紙トレイが筐体に挿入されるときの状況を示す図であり、(c)は排紙トレイが予備装着位置に配置された状態で給紙トレイが正規装着位置に配置された状態を示す図であり、(d)は排紙トレイが半挿入状態において給紙トレイが筐体に挿入されるときの状況を示す図である。 図1に示すプリンタの制御装置のブロック図である。 第1変形例のプリンタの筐体に排紙トレイ及び給紙トレイを装着する際の状況を示しており、(a)は筐体に給紙トレイが装着されずに排紙トレイが予備装着位置に配置された状況を示す図であり、(b)は排紙トレイが予備装着位置に配置された状態で給紙トレイが筐体に挿入されるときの状況を示す図であり、(c)は排紙トレイが予備装着位置に配置された状態で給紙トレイが正規装着位置に配置された状態を示す図であり、(d)は排紙トレイが半挿入状態において給紙トレイが筐体に挿入されるときの状況を示す図である。 第2変形例のプリンタの筐体に排紙トレイ及び給紙トレイを装着する際の状況を示しており、(a)は筐体に給紙トレイが装着されずに排紙トレイが予備装着位置に配置された状況を示す図であり、(b)は排紙トレイが予備装着位置に配置された状態で給紙トレイが筐体に挿入されるときの状況を示す図であり、(c)は排紙トレイが予備装着位置に配置された状態で給紙トレイが正規装着位置に配置された状態を示す図であり、(d)は排紙トレイが半挿入状態において給紙トレイが筐体に挿入されるときの状況を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るプリンタ(記録装置)について説明する。プリンタ1は、図1に示す状態に設置されて使用される。本実施形態において、図1に矢印を付して示す3つの方向が、上下方向A1、前後方向A2、及び、左右方向A3である。図1に示す3つの方向は、他の図面(図1~図6)においても同様である。
図1に示すように、プリンタ1は、概ね薄型の直方体に形成されている。プリンタ1は筐体(装置筐体)2を有する。筐体2の下部には、図1及び図2に示すように、下方に向かって開口する凹部4が形成されている。筐体2の前壁2aの略中央には、凹部4と連通する開口3が形成されている。筐体2の凹部4の一部を画定する右側壁4a及び左側壁4bには、上下方向A1の中央において、前後方向A2に沿って延在するガイド溝4a1,4b1が形成されている。
また、左側壁4bには、図2に示すように、右方に向かって突出し、後述の回動部25と係止可能な突出部4cが形成されている。突出部4cは、ガイド溝4b1のすぐ上に形成されている。突出部4cは、前後方向A2に沿って水平に延在する水平部4c1と、下方に向かって開口する嵌合凹部4c3が形成された係止部4c2とを有する。係止部4c2の後方壁4c4には、前後方向A2に貫通する貫通孔4c5が形成されている。後方壁4c4には、センサ6が固定されている。センサ6は、回動部25が嵌合凹部4c3に嵌合したときに、貫通孔4c5を介して回動部25を検出可能に構成されている。なお、回動部25が嵌合凹部4c3に嵌合したときは、回動部25が後述の規制位置にあることを意味する。つまり、センサ6は、回動部25が規制位置にあることを検出する。そして、センサ6は、回動部25を検出したときに、その検出信号を制御装置5に出力する。
また、筐体2の凹部4には、図1に示すように、給紙トレイ(給送トレイ)10及び排紙トレイ(排出トレイ)20が上下2段に隣接して設けられている。給紙トレイ10は、排紙トレイ20の下方に配置されている。給紙トレイ10及び排紙トレイ20はともに、開口3から前後方向(挿抜方向)A2に挿抜可能、すなわち、筐体2から着脱可能に構成されている。
また、プリンタ1は、図3に示すように、給送部30と、搬送ローラ対35と、記録部40と、プラテン41と、排紙ローラ対36と、ASF(Auto Sheet Feed)モータ30M(図7参照)と、LF(Line Feed)モータ35M(図7参照)と、センサ6と、制御装置5(図7参照)とを含む。給送部30は、給紙トレイ10に収容される用紙Pを搬送路33へ給送する。搬送ローラ対35は、給送部30によって給紙された用紙Pを記録部40に搬送する。記録部40は、搬送ローラ対35によって搬送された用紙Pに画像を記録する。排紙ローラ対36は、記録部40によって記録された用紙Pを排紙トレイ20に排紙する。これら給送部30、搬送ローラ対35及び排紙ローラ対36によって、用紙Pを搬送する搬送部が構成されている。プリンタ1は、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)などの外部機器と接続可能であり、PCからの記録指令に基づいて記録動作を実行する。
<給送部30>
給送部30は、図3に示すように、給紙トレイ10の上側に設けられている。給送部30は、給紙ローラ31とアーム32を有する。給紙ローラ31は、アーム32の先端に軸支されている。アーム32は、支軸32aに回動自在に支持され、バネなどにより付勢されて給紙ローラ31が給紙トレイ10の底壁10aに向かって下側へ回動されている。また、アーム32は、給紙トレイ10の挿抜の際に上方へ退避可能に構成されている。給紙ローラ31は、伝達機構(不図示)を介してASFモータ30Mの動力が伝達されて回転し、給紙トレイ10に収容された用紙Pが、搬送路33へ給送される。
<給紙トレイ10>
給紙トレイ10は、図3及び図4に示すように、所望のサイズの用紙Pを収容可能な収容部11を有している。収容部11は、矩形平面形状を有する底壁10aと、底壁10aの各辺から立設された左側壁部10b、右側壁部10c、前方壁部10d及び後方壁部10eとに囲まれて構成され、上方に開口している。後方壁部10eは、図3に示すように、その上端が下端よりも後方に配置されるように傾斜しており、収容部11に収容される用紙Pが給紙ローラ31によって給送されるときに、用紙Pを搬送路33に案内する。また、給紙トレイ10の左側壁部10bには、図4に示すように、その上面から上方に突出する当接部12が形成されている。当接部12は、前後方向A2において、左側壁部10bの中央よりもやや前方寄りに配置され、前後方向A2に沿って延在している。また、当接部12の後端面12aは、その下端が上端よりもやや後方に配置されるように傾斜している。
<搬送路33>
搬送路33は、図3に示すように、所定間隔で対向する外側ガイド部材33a及び内側ガイド部材33bによって形成されている。搬送路33は、給紙トレイ10の後方壁部10eから上方且つプリンタ1の前側へ湾曲して構成されている。給紙トレイ10から給送された用紙Pは、搬送路33により下方から上方へUターンするように案内されて記録部40に至る。
<搬送ローラ対35、及び、排紙ローラ対36>
搬送ローラ対35は、下側に配置された搬送ローラ35aと上側に配置されたピンチローラ35bとを有する。搬送ローラ35aは、伝達機構(不図示)を介してLFモータ35Mの動力が伝達されて回転する。ピンチローラ35bは、搬送ローラ35aの回転に伴って連れ回る。搬送ローラ35aとピンチローラ35bとは、協働して用紙Pを上下方向A1から挟持し、用紙Pを記録部40へ搬送する。
排紙ローラ対36は、下側に配置された排紙ローラ36aと、上側に配置された拍車ローラ36bとを有する。排紙ローラ36aは、伝達機構(不図示)を介してLFモータ35Mの動力が伝達されて回転する。拍車ローラ36bは、排紙ローラ36aの回転に伴って連れ回る。排紙ローラ36aと拍車ローラ36bとは、協働して用紙Pを上下方向A1から挟持し、用紙Pを排紙トレイ20に搬送する。
<記録部40>
記録部40は、例えば、インクジェット記録方式の構成を有し、制御装置5の制御により、搬送ローラ対35によって搬送されてきた用紙Pに画像を記録する。プラテン41は、搬送ローラ対35によって搬送されてきた用紙Pを下方から支持する。
<排紙トレイ20>
排紙トレイ20は、図5(a)に示すように、矩形平面形状を有する平板状のトレイ本体21を有する。トレイ本体21は、その上面に、排紙されてきた用紙Pを載置する平坦な載置面21aを有する。トレイ本体21の左右方向A3の各端部には、前後方向A2の全長にわたって外側に突出した突出部22が形成されている。突出部22は、トレイ本体21の厚みよりも若干薄く、筐体2のガイド溝4a1,4b1に挿入可能に形成されている。つまり、排紙トレイ20は、左右両端の突出部22をガイド溝4a1,4b1に挿入しつつ挿入方向B(前方から後方に向かう方向:図6参照)に押し込むことで、筐体2に装着可能となる。
また、図5(a)に示すように、トレイ本体21の左端部であって前後方向A2の中央近傍には、前後方向A2に延在する貫通孔23が形成されている。また、トレイ本体21には、左右方向A3において、貫通孔23の前方端部を挟む位置に形成された一対の凹部24が形成されている。一対の凹部24は、上方に開口しており、その底部で後述の回動部25の突出部27を支持し、回動部25を回動可能に支持する。
トレイ本体21には、図5(a)に示すように、貫通孔23に回動部25が配置されている。回動部25は、図5(b)に示すように、引っ掛け部26と、一対の突出部27とを有する。引っ掛け部26は、図5(b)中において、前後方向A2に長尺に延在する長尺部26aと、長尺部26aの後方端部から上方に延在する短尺部26bとを有し、L字状に屈曲して形成されている。短尺部26bは、突出部4cの嵌合凹部4c3に嵌合可能なサイズに形成されている。一対の突出部27は、引っ掛け部26の前方端部から左方及び右方のそれぞれに向かって突出して形成されている。回動部25は、引っ掛け部26を貫通孔23に配置可能にしつつ一対の突出部27を一対の凹部24に配置することで、左右方向A3に平行な回転軸(突出部27の中心を通る回転軸)を中心として、トレイ本体21に回動可能に支持される。
ここで、排紙トレイ20及び給紙トレイ10を筐体2に装着するときの状況について、図6を参照しつつ以下に説明する。排紙トレイ20及び給紙トレイ10を筐体2に装着する際には、まず、排紙トレイ20を筐体2に挿入し、予備装着位置に配置させる。排紙トレイ20は、図6(a)に示すように、前方端部が前壁2aと面一となるまで、開口3を介して凹部4内に挿入する。つまり、排紙トレイ20の突出部22をガイド溝4a1,4b1に挿入し、排紙トレイ20を挿入方向Bに沿って挿入し、予備装着位置に配置させる。排紙トレイ20は、図6(a)に示す位置である予備装着位置にある状態においてのみ、回動部25を回動させることで、短尺部26bを嵌合凹部4c3に嵌合させることが可能である。短尺部26bを嵌合凹部4c3に嵌合させることで、排紙トレイ20が筐体2に正規に装着された状態となる。また、給紙トレイ10が筐体2に装着されていない状態で排紙トレイ20を予備装着位置に配置させた場合、回動部25はトレイ本体21から垂れ下がった状態となる。なお、回動部25は、排紙トレイ20及び給紙トレイ10が筐体2に装着された状態において、給紙トレイ10の左側壁部10bの真上に位置する。このため、排紙トレイ10が予備装着位置にある状態で給紙トレイ10が筐体2に挿入されると、給紙トレイ10が回動部25に当接して回動する。
次に、図6(b)に示すように、開口3を介して給紙トレイ10を排紙トレイ20の下方において、挿入方向Bに沿って正規装着位置まで挿入する。筐体2に対する給紙トレイ10の正規装着位置は、給紙トレイ10の前方壁部10dが前壁2aと面一になる位置である。給紙トレイ10が正規装着位置に到達するまでに、給紙トレイ10の後方壁部10eが、まず、回動部25の長尺部26aに当接し、短尺部26bが嵌合凹部4c3に嵌合する方向へ回動部25が回動し始める。その後、左側壁部10bの上面と長尺部26aとが当接し、図6(b)に示す状態となる。この後、給紙トレイ10の挿入が進むと、給紙トレイ10の当接部12の後端面12aと長尺部26aとが当接し、短尺部26bが嵌合凹部4c3に嵌合するように回動部25が回動する。そして、図6(c)に示すように給紙トレイ10が正規装着位置に到達すると、当接部12によって回動部25の短尺部26bが嵌合凹部4c3に嵌合される。
このように短尺部26bが嵌合凹部4c3に嵌合すると、この状態で排紙トレイ20を筐体2から引き出そうとしても、引っ掛け部26が係止部4c2に引っ掛かる。つまり、回動部25が筐体2の突出部4cに係止される。これにより、排紙トレイ20の前後方向A2への移動が規制される。つまり、回動部25は、短尺部26bが嵌合凹部4c3に嵌合する位置である規制位置に回動可能に構成されている。一方、図6(a)に示すように、給紙トレイ10が筐体2に装着されていない状態では、回動部25は下方に垂れ下がり、短尺部26bが嵌合部4c3に嵌合していない状態となる。つまり、回動部25は、筐体2への係止が解除される解除位置に回動可能に構成されている。このように排紙トレイ20は、回動部25が、給紙トレイ10が筐体2に対する正規装着位置に挿入される際に給紙トレイ10と当接することで解除位置から規制位置に回動し、筐体2に正規に装着される。なお、給紙トレイ10を筐体2に対する正規装着位置から取り外すことで、回動部25が規制位置から解除位置に回動し、排紙トレイ20の筐体2に対する正規の装着も解除される。
また、短尺部26bが嵌合凹部4c3に嵌合されるタイミングで、センサ6が回動部25を検出し、制御装置6に検出信号を出力する。これにより、給紙トレイ10及び排紙トレイ20の両方が筐体2に正規に装着されていることがわかる。なお、制御装置5は、センサ6からの検出信号があるときだけ、記録動作を行う。
また、図6(d)に示すように、排紙トレイ20が予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態において、給紙トレイ10が筐体2に挿入されても、回動部25の短尺部26bが突出部4cの水平部4c1に接触する。このように、排紙トレイ20が予備装着位置に配置されずに半挿入状態であるときは、給紙トレイ10を正規装着位置に挿入することができない。そして、センサ6が回動部25を検出しないため、給紙トレイ10や排紙トレイ20が正規に装着されていないことがわかる。したがって、制御装置5は、記録指令を受信しても記録動作を実行しない。この結果、用紙Pのジャムなどの搬送不良が生じるのを防ぐことが可能となる。
図7に示すように、制御装置5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを含み、これらが協働して、ASFモータ30M、LFモータ35M、記録部40等の動作を制御する。例えば、制御装置5は、PCなどから送信された記録指令に基づいて、記録部40、ASFモータ30M、LFモータ35M等を制御して、用紙Pに画像等を記録させる。なお、制御装置50は、上述したようにセンサ6から制御装置5に検出信号が出力されていない場合、記録指令を受信しても記録動作を実行せず、報知部(不図示)を制御してユーザに対してエラー報知を行う。
以上に述べたように、本実施形態のプリンタ1によると、排紙トレイ20が予備装着位置にあるときにのみ、回動部25が解除位置から規制位置に回動可能となるため、給紙トレイ10を正規装着位置まで移動させることが可能となる。換言すると、排紙トレイ20が図6(d)に示すように予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態である場合、給紙トレイ10を正規装着位置まで挿入しようとしても回動部25が規制位置まで回動しないため、回動部25と当接する給紙トレイ10を正規装着位置まで挿入できない。このように給紙トレイ10が正規装着位置に達していない状態では、給紙トレイ10に収容された用紙Pを搬送することができないため、排紙トレイ20が正規に装着されていない状態で筐体2から用紙Pが排出されることがなくなる。この結果、排紙トレイ20が正規に装着されていないことで生じる用紙Pのジャムの発生を抑制することが可能となる。仮に、排紙トレイ20が正規に装着されていない状態(半挿入状態など)で当該排紙トレイ20に用紙Pが排出されると、例えば、用紙Pの先端が排紙トレイ20の後端に引っ掛かったりして載置面21aで排紙されてきた用紙Pの先端を支持しつつスムーズに案内することができないことがあり、用紙Pにジャムが生じるやすくなる。
回動部25がトレイ本体21の左端部において回動可能に設けられているため、回動部25を、トレイ本体21とは別の比較的小さな部材で構成することが可能となる。このため、給紙トレイ10を挿入する際の回動部25による抵抗が小さくなって筐体2に給紙トレイ10を装着しやすくなる。
また、回動部25は、給紙トレイ10が正規装着位置に到達したときに、規制位置に到達するため、給紙トレイ10と排紙トレイ20が筐体2に正規に装着されるタイミングが同じ構成となる。つまり、予備装着位置にある排紙トレイ20の回動部25が、嵌合凹部4c3に嵌合することで、排紙トレイ20が筐体2に対して正規に装着された状態となる。したがって、給紙トレイ10と排紙トレイ20との装着タイミングも同じになる。
また、回動部25が規制位置にあることを検出するセンサ6が設けられているため、排紙トレイ20が筐体2に正規に装着されていることを検出することが可能となる。
上述の実施形態においては、トレイ本体21の左端部に回動部25が設けられているが、トレイ本体21自体が回動部として構成されていてもよい。この第1変形例における排紙トレイ120は、図8に示すように、トレイ本体21と同様なトレイ本体121と、トレイ本体121の左右両端部のそれぞれから外側に突出した円柱状の一対の突出部122とを有している。なお、上述の排紙トレイ20と同様な構成は、同符号で示し、説明を省略する。一対の突出部22は、上述のガイド溝4a1,4b1よりも前後方向A2の長さが短い2つのガイド溝104に挿入可能に構成されている。2つのガイド溝104は、前後方向A2の長さが上述のガイド溝4a1,4b1と異なるだけでそれ以外は同様のものである。
また、トレイ本体121の左側端部の後端部に上方に突出する突出部121aが形成されている。筐体2の左側壁4bには、突出部4cに代えて上述の水平部4c1がさらに前後方向A2に延在して構成された係止部104cが形成されている。係止部104cは、トレイ本体121の前後方向A2の長さよりも若干短く形成されており、図8(c)に示すように、排紙トレイ120が筐体2に正規に装着された場合に、その後方端部で突出部121aを係止可能に構成されている。
本変形例における給紙トレイ110は、給紙トレイ110の後端部まで延在した当接部112を有している。当接部112は、前後方向A2の長さが異なるものの、それ以外は上述の当接部12と同様なものである。
続いて、排紙トレイ120及び給紙トレイ110を筐体2に装着するときの状況について、以下に説明する。図8(a)に示すように、まず、排紙トレイ120を筐体2に挿入する。つまり、排紙トレイ120は、前方端部が前壁2aと面一となるまで、開口3を介して凹部4内に挿入する。このとき、排紙トレイ120の突出部122をガイド溝104に挿入し、排紙トレイ120を挿入方向Bに沿って挿入し、予備装着位置に配置させる。突出部122は、トレイ本体121の前後方向A2の中央よりやや前方に配置されている。このため、排紙トレイ120は、予備装着位置まで挿入されると、図8(a)に示すように、その後方端部が前方端部よりも下方となって傾斜するように回動する。
このように排紙トレイ120が傾斜した状態で、図8(b)に示すように、開口3を介して給紙トレイ110を排紙トレイ120の下方において、挿入方向Bに沿って正規装着位置まで挿入する。このとき、当接部112の後方端部が、前後方向A2において、突出部122を越え始めるタイミングでトレイ本体121の左端部と当接する。そして、給紙トレイ110の挿入が進むに連れて、排紙トレイ120が突出部122を回転軸として、後方端部が上昇するように回動する。この排紙トレイ120の回動により、図8(c)に示すように、突出部121aが係止部104cの後方端部と係止し、排紙トレイ120を筐体2から引き出そうとしても突出部121aが係止部104cに引っ掛かる。つまり、トレイ本体121が筐体2の係止部104cに係止される。これにより、排紙トレイ120の前後方向A2への移動が規制される。つまり、トレイ本体121は、突出部121aが係止部104cに係止する位置である規制位置に回動可能に構成されている。一方、図8(a)に示すように、給紙トレイ110が筐体2に装着されていない状態では、トレイ本体121が傾斜して、突出部121aの係止部104cに対する係止が解除された状態となる。つまり、トレイ本体121は、筐体2への係止が解除される解除位置に回動可能に構成されている。このように排紙トレイ120は、トレイ本体121が、給紙トレイ110が筐体2に対する正規装着位置に挿入される際に給紙トレイ110と当接することで解除位置から規制位置に回動し、筐体2に正規に装着される。なお、給紙トレイ110を筐体2に対する正規装着位置から取り外すことで、トレイ本体121が規制位置から解除位置に回動し、排紙トレイ120の筐体2に対する正規の装着も解除される。
また、図8(d)に示すように、排紙トレイ120が予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態において、給紙トレイ110が筐体2に挿入されても、トレイ本体121の突出部121aが係止部104cの下面に接触する。このため、給紙トレイ110を正規装着位置に挿入することができない。したがって、上述の実施形態と同様に、給紙トレイ110が正規装着位置に達していない状態では、給紙トレイ110に収容された用紙Pを搬送することができないため、排紙トレイ120が正規に装着されていない状態で筐体2から用紙Pが排出されることがなくなる。この結果、排紙トレイ120が正規に装着されていないことで生じる用紙Pのジャムの発生を抑制することが可能となる。
また、本変形例においては、トレイ本体121自体が回動部として構成されているため、部品点数の増加を抑制することが可能となる。
また、図9に示すように、第2変形例として、トレイ本体221が、前後方向A2において、その途中部位を回動支点221a1として2つの折り曲げ可能に構成されていてもよい。より詳細には、図9に示すように、トレイ本体221は、本体221aと、回動部221bとを有している。なお、上述の排紙トレイ20,120と同様な構成は、同符号で示し、説明を省略する。本体221aは、上述の突出部22を有するトレイ本体21よりも前後方向A2の長さが短いものの、ほぼ同様な構成を有している。回動部221bは、上述のトレイ本体121における突出部122よりも後方部分とほぼ同様な構成を有している。また、回動部221bは、本体221aの後方端部を回動支点221a1として、本体221aに対して回動可能に設けられている。つまり、回動部221bは、トレイ本体221の回動支点221a1から挿入方向Bの下流側部分に構成されている。トレイ本体221は、その上面が用紙Pを載置するための載置面221cとなっている。
続いて、排紙トレイ220及び給紙トレイ110を筐体2に装着するときの状況について、以下に説明する。図9(a)に示すように、まず、排紙トレイ220を筐体2に挿入する。つまり、排紙トレイ220は、前方端部が前壁2aと面一となるまで、開口3を介して凹部4内に挿入する。このとき、排紙トレイ220(本体221a)の突出部22をガイド溝104に挿入し、排紙トレイ220を挿入方向Bに沿って挿入し、予備装着位置に配置させる。予備装着位置に配置された排紙トレイ220の回動部221bは、図9(a)に示すように、その後方端部が前方端部よりも下方となって傾斜するように回動する。
このように回動部221bが傾斜した状態で、図9(b)に示すように、開口3を介して給紙トレイ110を排紙トレイ220の下方において、挿入方向Bに沿って正規装着位置まで挿入する。このとき、当接部112の後方端部が、前後方向A2において、回動支点221a1を越え始めるタイミングで回動部221bの左端部と当接する。そして、給紙トレイ110の挿入が進むに連れて、回動部221bが回動支点221a1を回転軸として、後方端部が上昇するように回動する。この回動部221bの回動により、図9(c)に示すように、突出部121aが係止部104cの後方端部と係止し、排紙トレイ220を筐体2から引き出そうとしても突出部121aが係止部104cに引っ掛かる。つまり、トレイ本体221が筐体2の係止部104cに係止される。これにより、排紙トレイ220の前後方向A2への移動が規制される。つまり、トレイ本体221の回動部221bは、突出部121aが係止部104cに係止する位置である規制位置に回動可能に構成されている。一方、図9(a)に示すように、給紙トレイ110が筐体2に装着されていない状態では、トレイ本体221の回動部221bが傾斜して、突出部121aの係止部104cに対する係止が解除された状態となる。つまり、回動部221bは、筐体2への係止が解除される解除位置に回動可能に構成されている。このように排紙トレイ220は、回動部221bが、給紙トレイ110が筐体2に対する正規装着位置に挿入される際に給紙トレイ110と当接することで解除位置から規制位置に回動し、筐体2に正規に装着される。なお、給紙トレイ110を筐体2に対する正規装着位置から取り外すことで、回動部221bが規制位置から解除位置に回動し、排紙トレイ220の筐体2に対する正規の装着も解除される。
また、図9(d)に示すように、排紙トレイ220が予備装着位置の手前まで挿入された半挿入状態において、給紙トレイ110が筐体2に挿入されても、トレイ本体221の突出部121aが係止部104cの下面に接触する。このため、給紙トレイ110を正規装着位置に挿入することができない。したがって、上述の実施形態及び第1変形例と同様に、給紙トレイ110が正規装着位置に達していない状態では、給紙トレイ110に収容された用紙Pを搬送することができないため、排紙トレイ220が正規に装着されていない状態で筐体2から用紙Pが排出されることがなくなる。この結果、排紙トレイ220が正規に装着されていないことで生じる用紙Pのジャムの発生を抑制することが可能となる。
また、本変形例においては、回動部221bがトレイ本体221全体から構成されるよりも回動部221bを構成する部分を小さくすることが可能となる。このため、給紙トレイ110を挿入する際の回動部221bによる抵抗が小さくなって筐体2に給紙トレイ110を装着しやすくなる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態及び各変形例においては、給紙トレイ10,110が排紙トレイ20,120,220の下方に隣接して配置されていたが、上下の配置が逆に配置されていてもよい。この場合、例えば、回動部をバネなどで上方に回動するように付勢し、給紙トレイの装着時の当接により、回動部を解除位置から規制位置に回動させ、給紙トレイを取り外すことで回動部を規制位置から解除位置に回動可能に構成しておればよい。これにおいても、上述と同様な効果を得ることができる。
また、上述の実施形態において、回動部25がトレイ本体21の左端部に配置されていたが、右端部に配置されていてもよいし、左右の両端部に配置されていてもよい。また、上述の各変形例においても、給紙トレイ110が正規装着位置に到達したときに、トレイ本体121や回動部221bが規制位置に到達可能に、当接部112が構成されていてもよい。こうすれば、給紙トレイ110と排紙トレイ120,220が筐体2に正規に装着されるタイミングが同じになる。また、各変形例においても、トレイ本体121や回動部221bが規制位置にあることを検出するセンサが設けられていてもよい。これにより、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、上述の実施形態において、センサ6が設けられていなくてもよい。
また、本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等の記録装置にも適用可能である。
1 プリンタ(記録装置)
2 筐体(装置筐体)
6 センサ
10,110 給紙トレイ(給送トレイ)
11 収容部
20,120,220 排紙トレイ(排出トレイ)
21,221 トレイ本体
21a,221c 載置面
25,221b 回動部
121 トレイ本体(回動部)

Claims (4)

  1. 装置筐体と、
    記録媒体を収容する収容部を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な給送トレイと、
    前記給送トレイの上方において当該給送トレイと隣接配置され、排出される記録媒体を載置するための載置面を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な排出トレイとを備えた記録装置において、
    前記排出トレイは、前記装置筐体に対する挿抜方向と直交する方向の回転軸を中心として回動可能な回動部を有しており、
    前記回動部は、前記排出トレイが前記装置筐体に正規に装着される前の位置である予備装着位置にあるときに、前記装置筐体と係止することで前記排出トレイが前記挿抜方向に移動するのを規制する規制位置と、前記装置筐体との係止が解除される解除位置との間を回動可能に構成されており、
    前記給送トレイが前記装置筐体に対する正規装着位置に挿入される際に前記給送トレイと当接することで前記解除位置から前記規制位置に回動し、前記給送トレイを前記装置筐体から取り外すことで前記規制位置から前記解除位置に回動し、
    前記排出トレイは、前記載置面を有するトレイ本体を有しており、
    前記回動部は、前記直交する方向において、前記トレイ本体の一端部において回動可能に設けられてい ることを特徴とする記録装置。
  2. 前記回動部は、前記給送トレイが前記正規装着位置に到達したときに、前記規制位置に到達することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  3. 装置筐体と、
    記録媒体を収容する収容部を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な給送トレイと、
    前記給送トレイの上方において当該給送トレイと隣接配置され、排出される記録媒体を載置するための載置面を有し、前記装置筐体に対して挿抜可能な排出トレイとを備えた記録装置において、
    前記排出トレイは、前記装置筐体に対する挿抜方向と直交する方向の回転軸を中心として回動可能な回動部を有しており、
    前記回動部は、前記排出トレイが前記装置筐体に正規に装着される前の位置である予備装着位置にあるときに、前記装置筐体と係止することで前記排出トレイが前記挿抜方向に移動するのを規制する規制位置と、前記装置筐体との係止が解除される解除位置との間を回動可能に構成されており、
    前記給送トレイが前記装置筐体に対する正規装着位置に挿入される際に前記給送トレイと当接することで前記解除位置から前記規制位置に回動し、前記給送トレイを前記装置筐体から取り外すことで前記規制位置から前記解除位置に回動し、
    前記排出トレイは、前記載置面を有する板状のトレイ本体を有しており、
    前記トレイ本体は、前記挿抜方向において、その途中部位を回動支点として2つに折り曲げ可能に構成されており、
    前記回動部は、前記トレイ本体の前記回動支点から挿入方向下流側部分に構成されていることを特徴とする記録装置。
  4. 前記回動部が前記規制位置にあることを検出するセンサをさらに備えていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の記録装置。
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