JP7161106B2 - 電気ケトル - Google Patents

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Description

本発明は、湯沸機能を有する電気ケトルに関する。
電気ケトルは、水を入れた液体容器を電源台に載置し、スイッチを入れることにより、容器内の水を短時間で沸騰させることができる。電気ケトルには、液体容器内の水が沸騰すると蒸気を感知して自動的にスイッチが切れるものもある。
このような電気ケトルは、液体容器内に熱い湯が入っている状態で、ケトル本体を意図せず転倒させてしまうと注ぎ口などの開口部から熱湯が吹き出し、周囲の人にかかってしまう可能性がある。そこで、電気ケトルには、非吐出時の状態では、液体容器内を閉空間とする開閉弁が備えられている。これにより、使用者が液体容器内の湯を注ぐ吐出時以外は開閉弁を閉状態とすることで、誤ってケトル本体を転倒させた時に注ぎ口から熱湯が大量に漏れ出すことを防ぐことができる。
しかし、開閉弁を閉じたときに液体容器内が完全な閉空間となってしまうと、ケトル本体を転倒させた時に液体容器内の蒸気を放出することができない。この状態で時間が経過すると、液体容器内部の圧力が上昇し、圧力が開放されたタイミングで内部の湯が勢いよく吹き出すおそれがある。
そこで、特許文献1には、本体部が転倒した際に蒸気経路が閉塞された場合でも、貯水部内の圧力が上昇しすぎないようにした、安全性の高い液体加熱容器が開示されている。この液体加熱容器は、貯水部と前記貯水部内の液体を加熱するように配置されたヒータとを備えた本体部と、前記本体部の外殻に固着された把手と、前記本体部における前記把手とは径方向反対側の上端部に形成された注口部と、前記本体部の開口部を開閉可能に封鎖する蓋体とを備えている。そして、前記蓋体に、前記貯水部内の液体を前記注口部へと導く給湯経路と、前記貯水部内の蒸気を外部に放出する蒸気経路とが形成されていて、給湯スイッチに連動して前記給湯経路を開閉する可動閉塞部材の、前記把手を下側にして前記本体部が転倒した場合に最高水面位置よりも高くなる部分に、前記給湯経路と前記蒸気経路がいずれも閉塞されている状態で前記貯水部と前記注口部とを空間的に接続する圧抜き孔が形成されていることを特徴とする。
特許第6103101号公報
しかし、液体容器の転倒時の傾斜位置と圧抜き孔の位置関係とによっては、圧抜き孔から気体だけでなく液体も漏出する可能性がある。
そこで、本発明では、転倒時に液体容器内の圧力を適切に抜くことができ、かつ、圧抜き孔および注ぎ口からの液体の漏出も抑えることのできる電気ケトルを提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる電気ケトルは、液体容器と、前記液体容器の内部を加熱する加熱部と、前記液体容器の上部に配置されている蓋体とを備えている。前記蓋体の側部には、転倒時に前記液体容器内の気体が抜ける孔が少なくとも一つ設けられており、前記孔の近傍には、前記転倒時に前記孔よりも下方に位置する突起部が設けられている。
上記の構成によれば、前記蓋体の側部に孔が設けられていることで、電気ケトルの転倒時に液体容器内の圧力を適切に抜くことができる。そのため、電気ケトルの転倒時に、注ぎ口から液体が吹き出すことを抑えることができる。さらに、前記孔の近傍に突起部が設けられていることで、電気ケトルの転倒時に、前記孔からの液体の漏出を抑えることができる。
上記の本発明の一局面にかかる電気ケトルにおいて、前記蓋体の前記側部には、前記液体容器内の密閉性を高めるパッキンからなる封止部材が取り付けられる取り付け部が設けられており、前記孔および前記突起部は、前記取り付け部に形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、前記孔および前記突起部を前記封止部材で覆うことができる。そのため、前記孔からの液体の漏出をより抑えることができる。
上記の本発明の一局面にかかる電気ケトルにおいて、前記取り付け部と前記封止部材との間には、前記突起部によって隙間が形成されており、前記隙間が形成されている箇所に、前記孔が設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、前記封止部材によって前記孔が完全に塞がれることが抑制されるため、前記孔からの圧抜きをよりスムーズに行うことができる。
上記の本発明の一局面にかかる電気ケトルは、前記突起部の1つに対して、2つ以上の前記孔が設けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる電気ケトルにおいて、2つ以上の前記孔のうち、前記突起部により近い側に配置されている前記孔の径は、前記突起部により遠い側に配置されている前記孔の径よりも大きくてもよい。
本発明の一局面にかかる電気ケトルによれば、転倒時に液体容器内の圧力を適切に抜くことができ、かつ、圧抜き孔および注ぎ口からの液体の漏出も抑えることができる。
本発明の一実施形態にかかる電気ケトルの外観構成を示す斜視図である。 図1に示す電気ケトルのケトル本体の外観構成を示す側面図である。 図2に示すケトル本体を構成する蓋ユニットおよびパッキンの外観構成を示す側面図である。 図2に示すケトル本体を構成する蓋ユニットの外観構成を示す側面図である。 図4に示す蓋ユニットのA-A線部分の断面図である。 図3に示す蓋ユニットのB-B線部分の断面図である。 図6に示す蓋ユニットの一部を拡大して示す図である。 ケトル本体が転倒したときの液体容器内の水面の位置を示す模式図である。 ケトル本体が転倒したときの圧抜き孔からの圧力の抜け方を説明するための模式図である。 第2の実施形態にかかる電気ケトルの蓋ユニットの内部構成を示す断面図である。この図は、図3のB-B線部分に相当する位置における断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
本実施形態では、電気ケトル100を例に挙げて説明する。図1には、電気ケトル100の外観を示す。電気ケトル100は、主として、ケトル本体200と電源台500とで構成されている。図2には、ケトル本体200の側面の構成を示す。
(電気ケトルの全体構成)
ケトル本体200は、電源台500に着脱自在に載置されている。電気ケトル100の使用者は、お湯を沸かしたいときにケトル本体200を電源台500上に載置し、お湯を使用するときにケトル本体200を電源台500から取り外すことができる。
ケトル本体200は、主として、本体ユニット300と蓋ユニット250とで構成されている。なお、ケトル本体200には、上方の一端部に湯などの液体の注ぎ口301が設けられている。また、ケトル本体200を上方側から見て、注ぎ口301と対向する位置に把持部401が設けられている。
ケトル本体200内の液体を注ぐ際には、使用者は把持部401を把持し、ケトル本体200を注ぎ口301が下方に向くように傾けることで、注ぎ口301から液体を吐出させることができる。なお、本明細書では、説明の便宜上、注ぎ口301が配置されている側をケトル本体200の前方側と呼び、把持部401が配置されている側をケトル本体200の後方側と呼ぶ。また、ケトル本体200を電源台500上に載置した状態で、蓋ユニット250が位置する側をケトル本体200の上方側と呼び、本体ユニット300の底部材331が位置する側をケトル本体200の下方側と呼ぶ(図2参照)。
本体ユニット300は、主な構成部材として、側壁部材310、液体容器321(図8参照)、ヒータユニット340(加熱部)、底部材331、および取っ手ユニット400などを備えている。
側壁部材310は、金属または樹脂で形成された部材であって、本体ユニット300の外周面を形成する。液体容器321は、側壁部材310の内側に配置されている。液体容器321は、ステンレス鋼などの金属または樹脂で形成されており、その内部に水などの液体を溜めることができるような容器の形状となっている。
ヒータユニット340は、液体容器321の下方に設けられている。ヒータユニット340は、本体ユニット300の内部に設けられている。図2では、ヒータユニット340は、便宜上破線で模式的に図示されている。ヒータユニット340は、例えば、シーズヒータ、プリントヒータなどのヒータ部、およびヒータ部へ電気を供給する給電部などを備えている。底部材331は、樹脂で形成された部材であって、本体ユニット300の底部を構成している。
取っ手ユニット400は、ケトル本体200の後方側を構成している。取っ手ユニット400は、主な構成部材として、把持部401、本体接続部402、および電源ボタン421などを有している。
把持部401は、樹脂などで形成された部材であって、使用者がケトル本体200を持ち運ぶ際の持ち手となる部分である。把持部401は、本体接続部402から突出するように、本体接続部402と一体的に形成されている。
把持部401の上方には、電源ボタン421が配置されている。電源ボタン421は、把持部401の内部で電源スイッチ(図示せず)と連結されている。ケトル本体200を電源台500上に載置した状態で、使用者が電源ボタン421を押し下げると、把持部401内の電源スイッチはON(接続)状態となり、ヒータユニット340は電源台500と通電される。これにより、ヒータユニット340には電気が供給され、液体容器321内に貯められた水などの液体は温められる。電源スイッチの構成については、従来公知の電気ケトルの電源スイッチの構成を適用することができる。
蓋ユニット250は、本体ユニット300に着脱自在に装着されている。電気ケトル100の使用者は、蓋ユニット250の上部に設けられたロック機構252を解除状態にすることで、本体ユニット300から蓋ユニット250を取り外すことができる。そして、お湯を沸かすための水などを電気ケトル内の液体容器321に入れることができる。また、お湯を沸かす際には、蓋ユニット250を本体ユニット300に装着させて、液体容器321内を閉空間とする。
電源台500は、電気ケトル100へ電気を供給する給電部の役割を果たすともに、電気ケトル100の台座の役割を果たす。電源台500には、ケトル本体200内のヒータユニット340と電気的に接続される接続端子、電源コード、電源プラグなどが設けられている。電源台500については、従来公知の電気ケトルの電源台と同様の構成が適用できる。
(蓋ユニットについて)
続いて、蓋ユニット250の具体的な構成について説明する。図3および図4には、蓋ユニット250の外観を示す。図3には、パッキン(封止部材)290が装着された状態の蓋ユニット250を示す。図4では、パッキン290が取り外された状態の蓋ユニット250を示している。図4では、パッキン嵌め込み部263の構造が図示されている。
図5は、蓋ユニット250の内部構成を示す断面図である。図5は、図4に示すA-A線部分に相当する位置での断面図である。図6は、蓋ユニット250の下方に位置するパッキン嵌め込み部263周辺の構成を示す断面図である。図6は、図3に示すB-B線部分に相当する位置での断面図である。図7は、図6に示す断面図の一部分を拡大して示す図である。具体的には、図6では、第1圧抜き孔(孔)291、第2圧抜き孔(孔)292、およびリブ(突起部)293の形成位置周辺を拡大して示す。
蓋ユニット250は、本体ユニット300の上方を覆う着脱自在の略円柱形の蓋体である。蓋ユニット250は、主として、上面部材251、本体部材260、スチームカバー270、開閉弁280などで構成されている。
上面部材251は、蓋ユニット250の上面を形成している。上面部材251には、開閉ボタン253、ロック機構252などが設けられている。
開閉ボタン253は、開閉弁280の軸部と連結されている。また、開閉ボタン253は、開閉弁280の軸部を取り囲むように配置されたコイルスプリング289によって上方に向かって付勢されている。そして、電気ケトル100の使用者によってコイルスプリング289の付勢力に抗して開閉ボタン253が下方に向かって押圧されると、その押圧動作に連動して開閉弁280が下方に移動する。これにより、開閉弁280は開状態となる。
開閉弁280が開状態になると、液体容器321から注ぎ口301までの液体流路が開放状態となる。なお、このとき、図示しない係止機構によって開閉弁280の開状態が維持される。そして、使用者は、このように液体流路が開放された状態でケトル本体200を注ぎ口301側に傾けることにより、液体容器321内部の液体を湯飲みや茶碗等の他の容器等に注ぐことができる。その後、使用者によって開閉ボタン253がもう一度押圧されると、係止機構による開閉弁280の係止が解除され、コイルスプリング289の付勢力によって開閉弁280および開閉ボタン253が上方に押し戻される。これにより、開閉弁280によって液体流路が閉状態とされる。このとき、使用者がケトル本体200を注ぎ口側に傾けても、液体容器321内部の液体は、開閉弁280によって堰き止められるため、注ぎ口301から液体は出ない。
ロック機構252は、蓋ユニット250を本体ユニット300に係止するための機構である。ロック機構252は、主として、一対のロックレバー255・255と、各ロックレバーと連結されたコイルスプリング256・256とで構成されている。ロックレバー255・255は、電気ケトル100の使用者が本体ユニット300から蓋ユニット250を取り外す際に指を触れる操作部分として使用される。一対のロックレバー255・255は、コイルスプリング256・256によって左右外方に向かって付勢されている。そして、蓋ユニット250が本体ユニット300に装着されている状態では、ロックレバー255・255の先端部255a・255aが本体ユニット300に嵌まり込んだ状態となり、蓋ユニット250は本体ユニット300に係止される。
使用者が本体ユニット300から蓋ユニット250を取り外したい場合には、使用者はコイルスプリング256・256の付勢力に抗して一対のロックレバー255・255を中央に寄せるように挟み込んで、本体ユニット300に対するロックレバー255・255の先端部255a・255aの嵌め込みを解除する。この状態で、蓋ユニット250を上方に引き上げることで、本体ユニット300から蓋ユニット250が取り外される。
本体部材260は、蓋ユニット250の下側の部分を主に構成している。本体部材260は、円筒形容器の概略形状を有する樹脂製の部材である。本体部材260の外形は、主に、略円環状の側壁部261と、底面部262とで形成されている。
側壁部261は、蓋ユニット250の側面を主に構成する。側壁部261の上端部に、上面部材251が載置される。側壁部261の前方側には、流路形成部264が形成されている。流路形成部264は、ケトル本体200の注ぎ口301へ向かって開口している。流路形成部264によって、液体容器321内の液体を注ぎ口301へと導く吐出経路が形成される。
側壁部261の後方側(具体的には、流路形成部264との対向位置側)には、後方側蒸気排出部266が形成されている(図6参照)。後方側蒸気排出部266は、液体容器321内で発生した蒸気を、取っ手ユニット400内に設けられた蒸気検知部(図示せず)側へ誘導する開口部を有している。
底面部262は、蓋ユニット250の下面を構成している。本体ユニット300に蓋ユニット250を取り付けた状態では、底面部262の下面は、液体容器321の内部空間の天面となる。
底面部262は、底面部262よりも一段盛り上がっている第2***部262bと、第2***部262bからさらに盛り上がっている第1***部262aとを有している。第1***部262aおよび第2***部262bは、開閉弁280に対応する位置に形成されている。開閉弁280が閉状態のとき、開閉弁280のパッキン285は、第2***部262bの下面に当接する。これにより、液体容器321の内部が閉空間となる。また、開閉弁280が開状態のとき、開閉弁280のパッキン285と第2***部262bの下面との間に隙間が形成される。これにより、第1***部262aの下面に液体が流入可能となり、液体流路の一部が形成される。
また、底面部262には、蒸気口265が形成されている。蒸気口265は、底面部262の後方側の後方側蒸気排出部266の近傍に配置されている。蒸気口265は、常時開放された状態となっており、液体容器321内の蒸気を、蓋ユニット250内の空間(すなわち、スチームカバー270と底面部262との間に空間)へ流入させる。この蒸気の一部は、後方側蒸気排出部266を経由して、取っ手ユニット400内の蒸気検知部へ流入する。
スチームカバー270は、上面部材251と本体部材260との間に配置されている。スチームカバー270は、本体部材260の底面部262を覆うように配置されている。これにより、スチームカバー270と底面部262との間に空間が形成される。この空間が、液体容器321内で発生した蒸気が流通する空間となる。
開閉弁280は、蓋ユニット250の本体部材260と、ケトル本体200の液体容器321との境界付近に配置されている。上述したように、開閉弁280は、開閉ボタン253の押圧動作によって、上下方向に移動する。
開閉弁280が上方に位置しているときは、開閉弁280は閉状態となり、液体容器321の内部は閉空間となる。すなわち、液体流路は、遮断された状態となる。一方、開閉弁280が下方に位置しているときは、開閉弁280は開状態となり、液体容器321の上部が開放された状態となる。これにより、液体流路が形成される。
開閉弁280の外周には、パッキン285が取り付けられている。開閉弁280が閉状態のときには、パッキン285が本体部材260の底面部262と密着した状態となる。これにより、液体容器321内は、概ね閉鎖された空間となる。そのため、開閉弁280が閉状態のときにケトル本体200が傾いても、開閉弁280と本体部材260の下面との間から吐出経路へ直接液体が流れることがなくなる。そのため、誤ってケトル本体200を転倒させてしまった場合に、大量の液体が注ぎ口301から漏れ出すことを抑制することができる。
なお、開閉弁280が閉状態のとき、液体容器321は、完全な密閉空間とはなっていない。これは、本体部材260に、蒸気口265などが形成されているためである。そのため、開閉弁280が閉状態の時にケトル本体200が誤って転倒した場合、液体容器321内の液体が、蒸気口265などから蓋ユニット250内の空間(蒸気の流通経路など)を通じて注ぎ口301から吹き出す可能性がある。このとき、スチームカバー270と底面部262との間に、ある程度の容積を有する空間を確保しておくことで、この空間が中間の液溜まりの役割を果たし、液体容器321内の液体が注ぎ口301へ到達するまでの時間を遅らせることができる。
しかし、液体容器321内の液体が沸騰状態あるいはそれに近い状態にあると、液体容器321内の気体の圧力が非常に高くなっている可能性がある。このような状態のケトル本体200を誤って転倒させてしまうと、蓋ユニット250内の空間には、高温の液体(熱湯など)と高圧の蒸気とが一緒に流入する可能性がある。すると、蓋ユニット250内の空間に液体が充満する前に、注ぎ口301から蒸気を含んだ液体が勢いよく吹き出す危険性がある。
このような危険を回避するために、蓋ユニット250には、液体容器321内の圧力を適切に抜くための圧抜き構造295(すなわち、第1圧抜き孔291、第2圧抜き孔292、およびリブ293)が形成されている。開閉弁280が閉状態のとき、液体容器321内の空間は、蓋ユニット250に形成された圧抜き孔291および292によって外部と連通している。これにより、開閉弁280が閉状態のときにケトル本体200が転倒した場合に、これらの圧抜き孔291および292を介して、液体容器321内の圧を即座に外部に逃がすことができる。圧抜き構造295の詳細については、後述する。
(パッキン嵌め込み部周辺の構成)
続いて、蓋ユニット250の本体部材260に設けられたパッキン嵌め込み部(封止部材の取り付け部)263周辺のより具体的な構成について説明する。
パッキン嵌め込み部263は、本体部材260の側部の下端部の外周全体に設けられている。図4に示すように、パッキン嵌め込み部263は、本体部材260の側壁部261の下方に形成されている凹状の部分である。このパッキン嵌め込み部263に、パッキン290が嵌め込まれる(図3参照)。パッキン290が設けられていることで、蓋ユニット250を液体容器321に取り付けたときに液体容器321内の密閉性を高めることができる。
図4に示すように、パッキン嵌め込み部263は、凸部263aと、第1溝部263bと、第2溝部263cとを有している。凸部263aは、パッキン嵌め込み部263の上下方向の略中央部に位置しており、本体部材260の側部の周全体に形成されている。第1溝部263bおよび第2溝部263cは、凸部263aを間に挟んでそれぞれ設けられている。具体的には、第1溝部263bは、凸部263aの上方に位置しており、第2溝部263cは、凸部263aの下方に位置している。
そして、パッキン嵌め込み部263の第1溝部263bには、圧抜き構造295が設けられている。圧抜き構造295は、第1圧抜き孔291、第2圧抜き孔292、およびリブ293を有している。本実施形態では、第1圧抜き孔291、第2圧抜き孔292、およびリブ293で構成される圧抜き構造295が、2セット設けられている。具体的にはは、2つの圧抜き構造295・295は、流路形成部264を間に挟んで、それぞれ配置されている(図6参照)。
圧抜き構造295が、パッキン嵌め込み部263に形成されていることで、圧抜き構造295はパッキン290によって外側からカバーされた状態となる。これにより、圧抜き構造295の各圧抜き孔291・292から蒸気などの気体を逃がしつつ、液体容器321内の液体は流出しにくくすることができる。
各圧抜き構造295・295は、パッキン嵌め込み部263の前方側(すなわち、把持部401よりも注ぎ口301に近い側)に配置されている。図4に示すように、圧抜き構造295は、注ぎ口301に近い側から、第1圧抜き孔291、第2圧抜き孔292、およびリブ293の順に配置されている。
第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292は、第1溝部263bに形成された開口部である。本体ユニット300に蓋ユニット250を取り付けた状態で、液体容器321の内部は、これらの圧抜き孔291および292を介して外部と連通している。これにより、開閉弁280が閉状態のときにケトル本体200が転倒した時に、液体容器321内に溜まった蒸気などの空気は、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292の少なくとも何れかから外部へ放出される。
リブ293は、第1溝部263b内に形成された突起である(図5参照)。リブ293は、第2圧抜き孔292に隣接して配置されている。このようなリブ293が設けられていることで、パッキン嵌め込み部263にパッキン290を取り付けたときに、パッキンと290とパッキン嵌め込み部263(具体的には、第1溝部263b)との間にわずかな隙間(クリアランス)Cが形成される(図7参照)。
第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292がリブ293の近傍に配置されていることで、図7に示すように、上述の隙間Cは、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292の配置位置に形成される。
また、リブ293は、開閉弁280が閉状態のときにケトル本体200が転倒した時に、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292の位置よりも下方に位置するような位置関係で形成されている。これにより、ケトル本体200が転倒した時に、液体容器321内の液体が各圧抜き孔291および292側へ流入することを抑制することができる。
(ケトル本体転倒時の液体容器内の圧抜きについて)
続いて、ケトル本体200が転倒したときに液体容器321内の蒸気を外部へ逃がす仕組みについて、図7、図8、図9などを参照しながら説明する。また、このときに液体容器321内の液体の漏出を抑制する作用についても説明する。
図8には、ケトル本体200が転倒したときの通常の転倒位置を示す。図8では、ケトル本体200が転倒したときの液体容器321内の液体の液面をWで示している。なお、図8では、蓋ユニット250の図示は省略している。図9には、ケトル本体200が転倒したときの、圧抜き孔291および292の周辺における気体の流れを矢印Gで示す。
本実施形態にかかる電気ケトル100のケトル本体200は、注ぎ口301側よりも把持部401側が重い構造となっている。つまり、ケトル本体200の重心は、把持部401に近い側にある。そのため、使用者がケトル本体200を誤って転倒させると、多くの場合、ケトル本体200は把持部401が床面と接するような転倒状態となる。図8には、このときのケトル本体200の状態を示している。
図8に示すように、ケトル本体200が転倒した状態では、取っ手ユニット400が下方側(すなわち、床面上)に位置し、注ぎ口301が上方側に位置する。図8では、圧抜き構造295(すなわち、第1圧抜き孔291、第2圧抜き孔292、およびリブ293)が設けられている箇所に、破線の枠を付している。
本実施形態では、注ぎ口301を間に挟むようにして2つの圧抜き構造295・295が設けられている。これにより、ケトル本体200が左右何れの向きに転倒した場合にも、2つの圧抜き構造295・295のうちの何れか一方が液体容器321内の液面Wよりも上方に位置するようになる。そして、液面Wよりも上方に位置する圧抜き構造295の圧抜き孔291・292から適切に圧抜きを行うことができる。
なお、各圧抜き孔291・292に密着するようにパッキン290を配置させると、圧抜き孔からのお湯の漏出がより確実に抑えられる一方、十分な圧抜きを行えない可能性がある。そのため、圧抜き構造295には、第2圧抜き孔292の近傍にリブ293が設けられている。これにより、パッキン嵌め込み部263にパッキン290を取り付けたときに、パッキンと290と第1溝部263bとの間にわずかな隙間(クリアランス)Cが形成される(図7参照)。
そして、この隙間Cが形成されている箇所に、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292が形成されている。これにより、パッキン290によって液体容器321内の気体の放出が妨げられることが抑制され、液体容器321内の気体は、図9の矢印Gで示すように、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292を通り、隙間Cから外部へスムーズに放出される。そのため、ケトル本体200が転倒したときには、蓋ユニット250内の空間へ蒸気が入り込むよりも前に、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292から即座に液体容器321内の圧力を逃がすことができる。したがって、注ぎ口301からの液体の噴出を抑えることができる。
なお、第1圧抜き孔291、第2圧抜き孔292、およびリブ293の各寸法は、例えば、以下のように設定することができる。但し、これに限定はされない。
第1圧抜き孔291の孔径:1.0mm以上1.8mm以下
第2圧抜き孔292の孔径:1.5mm以上2.5mm以下
リブ293の高さ:0.25mm以上1.0mm以下
リブ293の長さ:10mm以上20mm以下
本実施形態では、リブ293により近い第2圧抜き孔292の孔径を、リブ293からより離れた第1圧抜き孔291の孔径よりも大きくしている。これにより、第2圧抜き孔292からより多くの圧が抜けるようになり、よりスムーズに液体容器321内の圧力を抜くことができる。
また、本実施形態では、1つのリブ293に対して、2つの圧抜き孔291および292が設けられている。このように、1つのリブに対して、2つ以上の圧抜き孔が設けられていることが好ましい。1つのリブに対して2つ以上の圧抜き孔を設けることで、各孔の直径を小さくしても、圧抜きを行い易くなる。各孔の直径を小さくすることで、ケトル本体200の転倒時に液面Wよりも下に位置する圧抜き孔291および292では、液体の表面張力によって圧抜き孔からの液体の漏出を抑えることができる。
また、図9に示すように、ケトル本体200が転倒した状態では、各圧抜き構造295・295において、リブ293の方が2つの圧抜き孔291・292よりも下方に位置するような位置関係となっている。これにより、各圧抜き孔291・292から少量の液体が漏れ出た場合に、パッキン嵌め込み部263の溝をつたって重力方向(すなわち、下方)へ流れる液体をリブ293によってせき止めることができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる電気ケトル100は、ケトル本体200と電源台500とを有している。ケトル本体200には、液体容器321、ヒータユニット(加熱部)340、および蓋ユニット(蓋体)250などが備えられている。
蓋ユニット250は、上面部材251、本体部材260、スチームカバー270、開閉弁280などで構成されている。本体部材260の側部には、ケトル本体200が転倒した時に液体容器321内の気体が抜ける圧抜き孔291および292が設けられている。また、圧抜き孔291および292の近傍には、ケトル本体200が転倒した時に圧抜き孔291および292よりも下方に位置するリブ293が設けられている。
この構成によれば、開閉弁280が閉状態のときにケトル本体200が転倒した場合に、圧抜き孔291および292を介して、液体容器321内の圧力を即座に外部に逃がすことができる。また、リブ293が設けられていることで、ケトル本体200の転倒時に各圧抜き孔291・292から少量の液体が漏れ出た場合に、パッキン嵌め込み部263の溝をつたって下方へ流れる液体をリブ293によってせき止めることができる。
本実施形態にかかる電気ケトル100によれば、転倒時に液体容器321内の圧力を圧抜き孔291・292から適切に抜くことができるため、注ぎ口301から蒸気を含んだ熱湯などが勢いよく吹き出すことを抑えることができる。また、ケトル本体200の転倒時に注ぎ口301から漏出する液体の量を減らすことができる。また、リブ293が設けられていることで、圧抜き孔291・292から液体の漏出も抑えることができる。
なお、本実施形態では、蓋ユニット250側のパッキン嵌め込み部263に、圧抜き孔291・292への液体の流入を抑制するためのリブ293が設けられている構成を例に挙げて説明した。しかし、本発明の別の実施態様では、パッキン嵌め込み部263に取り付けられるパッキン290側に、圧抜き孔291・292への液体の流入を抑制するための突起部が設けられていてもよい。
〔第2の実施形態〕
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態にかかる電気ケトル100は、その構成品の一つである蓋ユニットの構成が第1の実施形態とは異なっている。蓋ユニット以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そこで、以下では蓋ユニットの構成を中心に説明する。
図10には、第2の実施形態にかかる電気ケトル100の蓋ユニット250Aの内部構成を示す。図10は、図3に示すB-B線部分に相当する位置での断面図である。第1の実施形態と同様に、電気ケトル100は、主として、ケトル本体200と電源台500とで構成されている。また、ケトル本体200は、主として、本体ユニット300と蓋ユニット250Aとで構成されている。
第1の実施形態と同様に、蓋ユニット250Aは、主として、上面部材251、本体部材260、スチームカバー270、開閉弁280などで構成されている。
蓋ユニット250Aには、液体容器321内の圧力を適切に抜くための圧抜き構造295Aが形成されている。第1の実施形態と同様に、蓋ユニット250Aには、2つの圧抜き構造295A・295Aが設けられている。これらの圧抜き構造295A・295Aは、流路形成部264を間に挟んで、それぞれ配置されている(図10参照)。各圧抜き構造295A・295Aは、パッキン嵌め込み部263の前方側(すなわち、把持部401よりも注ぎ口301に近い側)に配置されている。
第1の実施形態では、1つの圧抜き構造295に対して、2つの圧抜き孔(すなわち、第1圧抜き孔291および第2圧抜き孔292)が形成されている。これに対して、本実施形態では、1つの圧抜き構造295Aに対して、1つの圧抜き孔292Aが形成されている。圧抜き孔292Aは、第1の実施形態で説明した第2圧抜き孔292と同様に、リブ293の近傍(具体的には、リブ293の前方側)に配置されている。
このように、本発明の一実施態様では、1つの圧抜き構造に対して、1つの圧抜き孔のみが形成されていてもよい。この場合には、1つの圧抜き構造に複数の圧抜き孔が形成されている構成の場合よりも圧抜き孔の直径を大きくすることが好ましい。これにより、1つの圧抜き孔であっても、液体容器321内の圧力をより効率的に外へ逃がすことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
100 :電気ケトル
200 :ケトル本体
250 :蓋ユニット(蓋体)
250A :蓋ユニット(蓋体)
260 :本体部材
263 :パッキン嵌め込み部(取り付け部)
263b :第1溝部
270 :スチームカバー
280 :開閉弁
290 :パッキン(封止部材)
291 :第1圧抜き孔(孔)
292 :第2圧抜き孔(孔)
293 :リブ(突起部)
295 :圧抜き構造
295A :圧抜き構造
300 :本体ユニット
301 :注ぎ口
321 :液体容器
340 :ヒータユニット(加熱部)
400 :取っ手ユニット
500 :電源台
C :隙間(クリアランス)

Claims (5)

  1. 液体容器と、
    前記液体容器の内部を加熱する加熱部と、
    前記液体容器の上部に配置されている蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体の側部には、転倒時に前記液体容器内の気体が抜ける孔が少なくとも一つ設けられており、
    前記孔の近傍には、前記転倒時に前記孔よりも下方に位置する突起部が設けられている、電気ケトル。
  2. 前記蓋体の前記側部には、前記液体容器内の密閉性を高めるパッキンからなる封止部材が取り付けられる取り付け部が設けられており、
    前記孔および前記突起部は、前記取り付け部に形成されている、請求項1に記載の電気ケトル。
  3. 前記取り付け部と前記封止部材との間には、前記突起部によって隙間が形成されており、
    前記隙間が形成されている箇所に、前記孔が設けられている、
    請求項2に記載の電気ケトル。
  4. 前記突起部の1つに対して、2つ以上の前記孔が設けられている、請求項1から3の何れか1項に記載の電気ケトル。
  5. 2つ以上の前記孔のうち、前記突起部により近い側に配置されている前記孔の径は、前記突起部により遠い側に配置されている前記孔の径よりも大きい、請求項4に記載の電気ケトル。
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