JP7157787B2 - 移動端末試験装置とその異常時処理選択方法 - Google Patents

移動端末試験装置とその異常時処理選択方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7157787B2
JP7157787B2 JP2020174475A JP2020174475A JP7157787B2 JP 7157787 B2 JP7157787 B2 JP 7157787B2 JP 2020174475 A JP2020174475 A JP 2020174475A JP 2020174475 A JP2020174475 A JP 2020174475A JP 7157787 B2 JP7157787 B2 JP 7157787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
mobile terminal
abnormal
test
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020174475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022065779A (ja
Inventor
涼太 珍部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP2020174475A priority Critical patent/JP7157787B2/ja
Publication of JP2022065779A publication Critical patent/JP2022065779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7157787B2 publication Critical patent/JP7157787B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、移動端末の試験を行なう移動端末試験装置に関する。
携帯電話やデータ通信端末等の移動端末を開発した場合、この開発した移動端末が正常に通信を行なえるか否かを試験する必要がある。このため、実際の基地局の機能を擬似する擬似基地局として動作する試験装置に試験対象の移動端末を接続し、試験装置と移動端末との間で通信を行ない、この通信の内容を確認する試験を行なっている。
このような試験の中には、移動端末が3GPP(3rd Generation Partnership Project)の規格に準じているかを確認するコンフォーマンステストなどがある。
コンフォーマンステストにおける確認項目一つ一つをテストケースと呼ぶ。テストケースの実施には、試験パラメータの設定、移動端末からの信号の測定、というような手順がある。また、テストケースには、複数の測定条件について実施しなければならないものもある。
特許文献1には、試験装置それぞれのソフトウェアの入れ替えを含む動作設定を1組のテストケースとして、複数のテストケースを自動的に実行する移動体通信端末試験システムが記載されている。
特開2011-199719号公報
しかしながら、開発途中の移動端末では、全てのテストケースの全ての測定条件について、測定結果が正常となることは難しく、測定結果が異常となったまま次の測定条件を実施してしまうと、測定結果が異常となった原因究明に遅れが生じるという問題があった。
また、測定結果が異常となった測定条件で試験の実行が意図せず止まったままとなり、その後のテストケースが実施されず、試験効率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、移動端末の試験の測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができ、測定結果が異常になった場合でも試験効率を高めることができる移動端末試験装置を提供することを目的としている。
本発明の移動端末試験装置は、移動端末の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置であって、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、予め設定された実行順カスタマイズ設定に基づいて、次に測定する前記測定条件を選択する制御部を備え、前記制御部は、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がリトライだったときは、測定結果が正常になるまで、当該測定条件での測定を実施するものである。
この構成により、測定条件による測定結果が異常となった場合に、実行順カスタマイズ設定がリトライだったときは、測定結果が正常になるまで、その測定条件での測定が実施される。このため、リトライにより測定結果が正常になるのか、リトライをしても測定結果が異常であるかを確認することができ、移動端末の試験の測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができる。
また、本発明の移動端末試験装置移動端末の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置であって、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、予め設定された実行順カスタマイズ設定に基づいて、次に測定する前記測定条件を選択する制御部を備え、前記制御部は、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定スキップだったときは、当該測定条件を含む前記テストケースの残りの前記測定条件を全てスキップし、次に実行する前記テストケースの最初の前記測定条件の測定を実施するものである。
この構成により、測定条件による測定結果が異常となった場合に、実行順カスタマイズ設定スキップだったときは、その測定条件を含むテストケースの残りの測定条件が全てスキップされ、次に実行するテストケースの最初の測定条件の測定が実施される。このため、測定結果が異常になった場合でも先のテストケースの測定を行なうことができ、試験効率を高めることができる。
また、本発明の移動端末試験装置の異常時処理選択方法は移動端末の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置の異常時処理選択方法であって、前記測定条件による測定結果が異常となった場合の処理を実行順カスタマイズ設定として設定させるステップと、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がリトライだったときは、測定結果が正常になるまで、当該測定条件での測定を実施するステップと、を備えるものである。
この構成により、測定条件による測定結果が異常となった場合に、実行順カスタマイズ設定がリトライだったときは、測定結果が正常になるまで、その測定条件での測定が実施される。このため、リトライにより測定結果が正常になるのか、リトライをしても測定結果が異常であるかを確認することができ、移動端末の試験の測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができる。
また、本発明の移動端末試験装置の異常時処理選択方法は、移動端末の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置の異常時処理選択方法であって、前記測定条件による測定結果が異常となった場合の処理を実行順カスタマイズ設定として設定させるステップと、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がスキップだったときは、当該測定条件を含む前記テストケースの残りの前記測定条件を全てスキップし、次に実行する前記テストケースの最初の前記測定条件の測定を実施するステップと、を備えるものである。
この構成により、測定条件による測定結果が異常となった場合に、実行順カスタマイズ設定がスキップだったときは、その測定条件を含むテストケースの残りの測定条件が全てスキップされ、次に実行するテストケースの最初の測定条件の測定が実施される。このため、測定結果が異常になった場合でも先のテストケースの測定を行なうことができ、試験効率を高めることができる。
本発明は、移動端末の試験の測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができ、測定結果が異常になった場合でも試験効率を高めることができる移動端末試験装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置の要部のブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置の設定画面の例を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置の試験制御処理の手順を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る移動端末試験装置について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置1は、擬似基地局として同軸ケーブル等を介して有線で移動端末10とRF(無線周波数)信号を送受信するようになっている。なお、移動端末試験装置1は、アンテナを介して無線で移動端末10とRF信号を送受信するようにしてもよい。
移動端末試験装置1は、擬似基地局部2と、シナリオ処理部3と、操作部4と、表示部5と、制御部6とを含んで構成されている。
擬似基地局部2は、シナリオ処理部3の制御により、移動端末10との間でRF信号を送受信する。擬似基地局部2は、移動端末10との通信の状態などを制御部6に出力する。
シナリオ処理部3は、制御部6からの指示により、記憶されているシナリオを読み出して、そのシナリオに基づいて擬似基地局部2に、報知情報を送信させたり、移動端末10との間で通信シーケンスを実行させたりする。
操作部4は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力機器で構成され、操作入力されたシナリオの生成に必要な情報などを制御部6に出力する。表示部5は、液晶ディスプレイ等の画像表示機器で構成され、シナリオの生成に必要な情報を入力させる画像や試験中の状態を示す画像などを表示する。
制御部6は、操作部4に入力された指示に従って、試験シナリオの作成画面を表示部5に表示させて試験シナリオの生成に必要な情報を入力させたり、試験シナリオの作成画面において操作部4に入力された情報に基づいて試験シナリオを生成したりする。また、制御部6は、操作部4に入力された指示に従って、シナリオ処理部3に指示を送信して、記憶装置に記憶された試験シナリオに基づいて試験を実行させたり、シナリオ処理部3から送信される各レイヤの状態や移動端末10との通信の状態などの情報に基づいて表示部5に試験中の状態などを表示させたりする。
ここで、移動端末試験装置1は、移動端末10と通信を行なうための通信モジュールが設けられた図示しないコンピュータ装置によって構成される。このコンピュータ装置は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ハードディスク装置などの記憶装置と、入出力ポートと、タッチパネルとを有する。
このコンピュータ装置のROM及びハードディスク装置には、コンピュータ装置を移動端末試験装置1として機能させるためのプログラムが格納されている。すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータ装置は、移動端末試験装置1として機能する。
このように、本実施形態において、シナリオ処理部3、制御部6は、CPUによって構成され、擬似基地局部2は、通信モジュールによって構成される。
このような構成の移動端末試験装置1において、記憶装置には、コンフォーマンステストのテストケースの情報が、それぞれの試験条件と、識別情報としてのテストケース番号と関連付けて記憶されている。
制御部6は、操作部4への操作によりコンフォーマンステストの実行が選択されると、記憶装置に記憶されているテストケースの一覧を読み出し、テストケースの一覧を表示部5に表示させる。
制御部6は、表示させたテストケースの一覧から、実行したいテストケースを選択するように、表示部5にメッセージを表示させる。
制御部6は、実行したいテストケースが選択されると、選択されたテストケースを測定予定テストケース一覧とし、例えば、表示部5の縦方向に一列に表示させる。
制御部6は、測定予定テストケース一覧として表示されたテストケースの、例えば、上から順に測定を実行する。制御部6は、操作部4への操作により測定予定テストケース一覧でのテストケースの並びを変えることで、テストケースの測定実施の順番を変更可能としてもよい。
本実施形態の移動端末試験装置1は、測定の結果が異常だった場合の処理について設定できるようになっている。
制御部6は、例えば、図2に示すような設定画面を表示部5に表示させて、測定の結果が異常だった場合の処理について設定させる。
図2において、実行順カスタマイズ設定部110は、測定の結果が異常だった場合の処理について設定させるラジオボタンである。測定実施異常時処理設定部120は、呼接続などの測定準備段階での異常により測定を実施できなかった場合の処理について設定させるラジオボタンである。
実行順カスタマイズ設定部110には、通常ボタン111、スキップボタン112、ストップボタン113、リトライボタン114が含まれている。これらのボタンは、どれか一つしか選択できないようになっている。制御部6は、実行順カスタマイズ設定部110で選択された処理を実行順カスタマイズ設定として記憶装置に記憶する。
通常ボタン111が選択されている場合、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「通常」を設定する。
スキップボタン112が選択されている場合、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「スキップ」を設定する。
ストップボタン113が選択されている場合、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「ストップ」を設定する。
リトライボタン114が選択されている場合、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「リトライ」を設定する。
測定実施異常時処理設定部120には、通常ボタン121、スキップボタン122、ストップボタン123、リトライボタン124が含まれている。これらのボタンは、どれか一つしか選択できないようになっている。制御部6は、測定実施異常時処理設定部120で選択された処理を測定実施異常時処理設定として記憶装置に記憶する。
通常ボタン121が選択されている場合、制御部6は、測定実施異常時処理設定に「通常」を設定する。
スキップボタン122が選択されている場合、制御部6は、測定実施異常時処理設定に「スキップ」を設定する。
ストップボタン123が選択されている場合、制御部6は、測定実施異常時処理設定に「ストップ」を設定する。
リトライボタン124が選択されている場合、制御部6は、測定実施異常時処理設定に「リトライ」を設定する。
リトライ回数設定部130は、実行順カスタマイズ設定部110のリトライボタン114または測定実施異常時処理設定部120のリトライボタン124が選択されている場合のリトライ回数を設定させる。リトライ回数は、例えば、1から256までの値が設定される。
測定の結果が異常だった場合の処理についての設定が終了し、測定予定テストケース一覧を表示している状態で、操作部4への操作により測定の実行が選択されると、制御部6は、測定予定テストケース一覧のテストケースを順次測定する。
制御部6は、測定予定テストケース一覧のテストケースを測定中、測定の結果が異常だった場合、実行順カスタマイズ設定の設定内容により、処理を実行する。
実行順カスタマイズ設定に「通常」が設定されていた場合、制御部6は、次の測定条件の測定を実施する。
実行順カスタマイズ設定に「スキップ」が設定されていた場合、制御部6は、異常となった測定条件を含むテストケースの残りの測定条件を全てスキップし、次のテストケースの最初の測定条件の測定を実施する。
実行順カスタマイズ設定に「ストップ」が設定されていた場合、制御部6は、そこで測定を停止させる。
なお、このときに測定の結果が異常となったため測定を停止したことや、測定の結果が異常となった測定条件を表示部5に表示させるようにしてもよい。
実行順カスタマイズ設定に「リトライ」が設定されていた場合、制御部6は、測定の結果が正常になるまで、その測定条件での測定を実施する。制御部6は、リトライ回数設定部130に設定されたリトライ回数だけ測定を実施しても測定結果が異常となる場合には、その測定条件は異常とし、次の測定条件の測定を実施する。
なお、リトライ回数だけ測定を実施しても測定結果が異常となった場合には、測定結果などから異常となる原因を推定し、表示部5に表示させるようにしてもよい。
制御部6は、測定予定テストケース一覧のテストケースを測定中、測定準備段階で異常が発生した場合、測定実施異常時処理設定の設定内容により、処理を実行する。
測定実施異常時処理設定に「通常」が設定されていた場合、制御部6は、次の測定条件の測定を実施する。
測定実施異常時処理設定に「スキップ」が設定されていた場合、制御部6は、測定準備段階で異常が発生した測定条件を含むテストケースの残りの測定条件を全てスキップし、次のテストケースの最初の測定条件の測定を実施する。
測定実施異常時処理設定に「ストップ」が設定されていた場合、制御部6は、そこで測定を停止させる。
測定実施異常時処理設定に「リトライ」が設定されていた場合、制御部6は、測定準備段階での異常が解消し測定が実施できるようになるまで、その測定条件での測定を実施する。制御部6は、リトライ回数設定部130に設定されたリトライ回数だけ測定を実施しても測定準備段階での異常が解消しない場合には、その測定条件は異常とし、次の測定条件の測定を実施する。
以上のように構成された本実施形態に係る移動端末試験装置による試験制御処理について、図3を参照して説明する。なお、以下に説明する試験制御処理は、操作部4への操作によりコンフォーマンステストの実行が選択されると実行される。
ステップS1において、制御部6は、測定予定テストケース一覧に選択された測定予定テストケースの測定条件を全て展開する。ステップS1の処理を実行した後、制御部6は、ステップS2の処理を実行する。
ステップS2において、制御部6は、展開した測定条件の最初のテストケースの最初の測定条件を抽出する。ステップS2の処理を実行した後、制御部6は、ステップS3の処理を実行する。
ステップS3において、制御部6は、抽出された測定条件で測定を実施する。ステップS3の処理を実行した後、制御部6は、ステップS4の処理を実行する。
ステップS4において、制御部6は、測定結果が正常であるか否かを判定する。測定結果が正常であると判定した場合には、制御部6は、ステップS12の処理を実行する。測定結果が正常でないと判定した場合には、制御部6は、ステップS5の処理を実行する。
ステップS5において、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「通常」が設定されているか否かを判定する。実行順カスタマイズ設定に「通常」が設定されていると判定した場合には、制御部6は、ステップS12の処理を実行する。実行順カスタマイズ設定に「通常」が設定されていないと判定した場合には、制御部6は、ステップS6の処理を実行する。
ステップS6において、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「スキップ」が設定されているか否かを判定する。実行順カスタマイズ設定に「スキップ」が設定されていると判定した場合には、制御部6は、ステップS7の処理を実行する。実行順カスタマイズ設定に「スキップ」が設定されていないと判定した場合には、制御部6は、ステップS8の処理を実行する。
ステップS7において、制御部6は、次のテストケースの最初の測定条件を抽出する。ステップS7の処理を実行した後、制御部6は、ステップS13の処理を実行する。
ステップS8において、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「リトライ」が設定されているか否かを判定する。実行順カスタマイズ設定に「リトライ」が設定されていると判定した場合には、制御部6は、ステップS9の処理を実行する。実行順カスタマイズ設定に「リトライ」が設定されていないと判定した場合(実行順カスタマイズ設定に「ストップ」が設定されている場合)には、制御部6は、試験制御処理を終了する。
ステップS9において、制御部6は、リトライ回数がリトライ回数設定部130に設定されたリトライ回数を上回ったか否かを判定する。リトライ回数がリトライ回数設定部130に設定されたリトライ回数を上回ったと判定した場合には、制御部6は、ステップS10の処理を実行する。リトライ回数がリトライ回数設定部130に設定されたリトライ回数を上回っていないと判定した場合には、制御部6は、ステップS3の処理を実行する。
ステップS10において、制御部6は、次の測定条件を抽出する。ステップS10の処理を実行した後、制御部6は、ステップS11の処理を実行する。
ステップS11において、制御部6は、全ての測定条件について測定を行なったか否かを判定する。全ての測定条件について測定を行なったと判定した場合には、制御部6は、試験制御処理を終了する。全ての測定条件について測定を行なっていないと判定した場合には、制御部6は、ステップS3の処理を実行する。
ステップS12において、制御部6は、次の測定条件を抽出する。ステップS12の処理を実行した後、制御部6は、ステップS13の処理を実行する。
ステップS13において、制御部6は、全ての測定条件について測定を行なったか否かを判定する。全ての測定条件について測定を行なったと判定した場合には、制御部6は、試験制御処理を終了する。全ての測定条件について測定を行なっていないと判定した場合には、制御部6は、ステップS3の処理を実行する。
このように、上述の実施形態では、制御部6は、測定結果が異常であった場合の次に測定する測定条件の選択方法を予め実行順カスタマイズ設定に設定させ、測定結果が異常であった場合には、実行順カスタマイズ設定の設定に従って次に測定する測定条件を決定する。
これにより、測定結果が異常であった場合の処理をカスタマイズして、移動端末10の試験の測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができ、測定結果が異常になった場合でも試験効率を高めることができる。
また、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「リトライ」が設定されていた場合、制御部6は、測定の結果が正常になるまで、その測定条件での測定を実施する。
これにより、測定結果が異常であった場合に測定がリトライされる。このため、リトライにより測定結果が正常になるのか、リトライをしても測定結果が異常であるかを確認することができ、移動端末10の試験の測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができる。
また、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「スキップ」が設定されていた場合、異常となった測定条件を含むテストケースの残りの測定条件を全てスキップし、次のテストケースの最初の測定条件の測定を実施する。
これにより、測定結果が異常であった場合に異常となった測定条件を含むテストケースの残りの測定条件が全てスキップされる。このため、測定結果が異常になった場合でも先のテストケースの測定を行なうことができ、試験効率を高めることができる。
また、制御部6は、実行順カスタマイズ設定に「ストップ」が設定されていた場合、異常となった測定条件で測定をストップする。
これにより、測定結果が異常であった場合に、測定結果が異常になった直後の状態を確認することができ、測定結果異常の原因究明を効率的に行なうことができる。
なお、本実施形態においては、実施する試験全体の実行順カスタマイズ設定を設定したが、テストケースごとや、測定条件ごとに実行順カスタマイズ設定を設定できるようにしてもよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 移動端末試験装置
2 擬似基地局部
3 シナリオ処理部
4 操作部
5 表示部
6 制御部
10 移動端末

Claims (4)

  1. 移動端末(10)の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置(1)であって、
    前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、予め設定された実行順カスタマイズ設定に基づいて、次に測定する前記測定条件を選択する制御部(6)を備え
    前記制御部は、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がリトライだったときは、測定結果が正常になるまで、当該測定条件での測定を実施する移動端末試験装置。
  2. 移動端末(10)の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置(1)であって、
    前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、予め設定された実行順カスタマイズ設定に基づいて、次に測定する前記測定条件を選択する制御部(6)を備え、
    前記制御部は、前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がスキップだったときは、当該測定条件を含む前記テストケースの残りの前記測定条件を全てスキップし、次に実行する前記テストケースの最初の前記測定条件の測定を実施する移動端末試験装置。
  3. 移動端末(10)の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置(1)の異常時処理選択方法であって、
    前記測定条件による測定結果が異常となった場合の処理を実行順カスタマイズ設定として設定させるステップと、
    前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がリトライだったときは、測定結果が正常になるまで、当該測定条件での測定を実施するステップと、を備える異常時処理選択方法。
  4. 移動端末(10)の一つ以上の測定条件を含むテストケースの一つ以上の試験を設定された順番で行なう移動端末試験装置(1)の異常時処理選択方法であって、
    前記測定条件による測定結果が異常となった場合の処理を実行順カスタマイズ設定として設定させるステップと、
    前記測定条件による測定結果が異常となった場合に、前記実行順カスタマイズ設定がスキップだったときは、当該測定条件を含む前記テストケースの残りの前記測定条件を全てスキップし、次に実行する前記テストケースの最初の前記測定条件の測定を実施するステップと、を備える異常時処理選択方法。
JP2020174475A 2020-10-16 2020-10-16 移動端末試験装置とその異常時処理選択方法 Active JP7157787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020174475A JP7157787B2 (ja) 2020-10-16 2020-10-16 移動端末試験装置とその異常時処理選択方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020174475A JP7157787B2 (ja) 2020-10-16 2020-10-16 移動端末試験装置とその異常時処理選択方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022065779A JP2022065779A (ja) 2022-04-28
JP7157787B2 true JP7157787B2 (ja) 2022-10-20

Family

ID=81387494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020174475A Active JP7157787B2 (ja) 2020-10-16 2020-10-16 移動端末試験装置とその異常時処理選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7157787B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104374A (ja) 2005-10-05 2007-04-19 Sharp Corp 携帯電話試験システム
JP2009049448A (ja) 2006-04-27 2009-03-05 Advantest Corp 試験装置および試験方法
JP2011199719A (ja) 2010-03-23 2011-10-06 Anritsu Corp 移動体通信端末試験システム及び移動体通信端末の試験方法
US20130259097A1 (en) 2012-04-02 2013-10-03 Litepoint Corporation Method for enabling a device under test (dut) to retry a portion of a pre-defined test sequence

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104374A (ja) 2005-10-05 2007-04-19 Sharp Corp 携帯電話試験システム
JP2009049448A (ja) 2006-04-27 2009-03-05 Advantest Corp 試験装置および試験方法
JP2011199719A (ja) 2010-03-23 2011-10-06 Anritsu Corp 移動体通信端末試験システム及び移動体通信端末の試験方法
US20130259097A1 (en) 2012-04-02 2013-10-03 Litepoint Corporation Method for enabling a device under test (dut) to retry a portion of a pre-defined test sequence

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022065779A (ja) 2022-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108934037B (zh) 移动终端测试装置及其频率信息设定方法
CN110324612B (zh) 电视机的测试方法、测试控制终端和电视机
JP6706641B2 (ja) 移動端末試験システムと移動端末試験方法
JP7136823B2 (ja) 移動端末試験装置、移動端末試験システムとnsaの試験方法
JP7157787B2 (ja) 移動端末試験装置とその異常時処理選択方法
JP5545846B2 (ja) シーケンス試験装置及びシーケンス試験方法
US9774408B2 (en) Mobile communication terminal test device and a test analysis unit therefor
US20200169335A1 (en) Mobile terminal testing device, mobile terminal testing system, and testing method of nsa
JP7421537B2 (ja) 移動端末試験装置とそのパラメータ設定方法
JP6878392B2 (ja) 移動端末試験装置とそのテストケース抽出方法
JP2010190851A (ja) 試験システム
CN113485157A (zh) 晶圆仿真测试方法、装置及晶圆测试方法
US20230141053A1 (en) Mobile terminal test device and parameter setting method thereof
US20230319610A1 (en) Measurement device and measurement method
JP7480106B2 (ja) 移動端末試験装置とそのBand filter設定方法
US11076346B2 (en) Mobile terminal testing device and support combination acquisition method thereof
JP7472186B2 (ja) 移動端末試験システム及び移動端末試験方法
JP6047593B2 (ja) 移動端末試験装置とその状態表示方法
US20240039643A1 (en) Mobile terminal testing device and method for displaying evm measurement result of srs using same
KR100872964B1 (ko) 스크립트의 재사용이 가능한 시험 자동화 시스템 및 방법
JP2002016118A (ja) 半導体パラメトリック試験装置
JP7334611B2 (ja) 電話制御装置
CN117707872A (zh) 压力测试方法、装置、终端设备以及存储介质
CN115543705A (zh) 一种终端设备的屏幕测试方法、装置及存储介质
CN114697649A (zh) 电视机测试方法、设备、***和计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7157787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150