JP7153606B2 - 鞍乗型車両の吸気ダクト - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン前方の空気を、エンジンのシリンダブロックの後方に設けられた吸気取入部に、吸気として供給する鞍乗型車両の吸気ダクトに関するものである。
自動二輪車のような鞍乗型車両において、エンジン前方の空気を、エンジンのシリンダブロックの後方に設けられた吸気取入部に、吸気として供給する吸気ダクトを備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特許第5898776号公報
前記吸気ダクトには、吸気を濾過するエレメントが収納されているので、エレメントを交換するには、車体から吸気ダクトを取り外す必要があり、作業性がよいとはいえなかった。
本発明は、エレメントを容易に交換できる鞍乗型車両の吸気ダクトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る鞍乗型車両の吸気ダクトは、エンジン前方の空気を、エンジンのシリンダブロックの後方に設けられて前記エンジンに支持された吸気取入部に、吸気として供給する鞍乗型車両の吸気ダクトであって、内部に吸気通路が形成されたダクト本体と、前記ダクト本体の前半部に配置されて前記吸気通路を流れる空気を濾過するエレメントが設けられたクリーナユニットと、前記ダクト本体の前半部および前記クリーナユニットを外側方から覆うカバー体とを備え、前記ダクト本体は車体フレームおよび前記エンジンの車幅方向外側を前後方向に延び、前記ダクト本体は、その前端部が外側方から装着される第1締結部材により車体に着脱自在に取り付けられ、後端部が外側方から装着される第2締結部材により前記吸気取入部に着脱自在に取り付けられ、前記カバー体が第3締結部材により前記ダクト本体に着脱自在に取り付けられている。
ここで、「吸気取入部」は、過給機、エアタンク、燃焼供給装置(スロットルボディ)を含む。また、「車体」とは、車体フレーム、カウリングを含む。
この構成によれば、第3締結部材を操作してカバー体を取り外すことで、ダクト本体を取り外すことなく、クリーナユニットを交換できる。したがって、エレメントの交換が容易である。また、ダクト本体の着脱が同じ外側方からの第1および第2締結部材の締結、弛緩作業により実行できるので、ダクト本体の着脱の作業性も良い。さらに、ダクト本体とカバー体により、外観にアクセントをつけることができるので、意匠設定の自由度が向上する。しかも、カバー体によりダクト本体の前端部の第1締結部材が隠れるので、車両の外観が向上する。
本発明において、前記クリーナユニットが、外側方からの第4締結部材により前記ダクト本体に着脱自在に取り付けられていてもよい。この構成によれば、クリーナユニットを車体の外側方から容易に取り外しできる。したがって、エレメントの交換が容易である。
本発明において、前記ダクト本体の前端部に、異物の浸入を防ぐフィルタを有するキャップが取り付けられ、前記キャップの外周部が前記カバー体により覆われていてもよい。この構成によれば、カバー体をキャップの固定に利用できるので、部品点数の低減を図ることができる。
前記キャップの外周部が前記カバー体により覆われている場合、前記キャップを外した状態で、前記第1締結部材の頭部が外側方に露出してもよい。この構成によれば、車体の外側方から第1締結部材の締結、弛緩作業を行うことができるので、ダクト本体の着脱の作業性が良い。
本発明において、前記吸気取入部が過給機であってもよい。この構成によれば、過給機に吸気ダクトが直接接続されるので、過給機がエアクリーナのような他の機器によって外側方から覆われることがなくなり、過給機の一部を外側方に露出させることができる。したがって、過給機を意匠部品として構成することで、外観の向上を図ることができる。また、吸気ダクトの前半部にエレメントが配置されているので、過給機の上流側に、過給機からエレメントまでの大容量のクリーン通路を形成できる。
この場合、前記吸気通路における前記クリーナユニットの下流側のクリーン通路に、前記過給機と前記エンジンとの間の余剰空気が導入されるブローオフ導入口が形成されていてもよい。この構成によれば、エンジンの外側方を吸気ダクトが通過するので、エンジンと吸気ダクトとが近接するから、ブローオフ用の逃がし配管を短くできる。
本発明において、前記吸気通路における前記クリーナユニットの下流側のクリーン通路に、前記エンジンの排気管に導入される二次空気の取出口が形成されていてもよい。この構成によれば、エンジンの外側方を吸気ダクトが通過するので、エンジンと吸気ダクトとが近接するから、二次空気導入配管を短くできる。
本発明において、前記ダクト本体に、車幅方向内側に延びる係合突起が形成され、前記係合突起が、前記ダクト本体における前記吸気通路が形成されていない領域に形成されていてもよい。この場合、前記係合突起は、前記ダクト本体の車幅方向内面から車幅方向内側に延びる突出部と、前記突出部の先端に設けられた係合部とを有し、前記係合部が、車体に形成された被係合部に係合されていてもよい。
この構成によれば、ダクト本体を取り付ける際、係合突起で車体に対して位置決めできるので、作業性が良い。また、車両が横転した際に、係合突起が形成された部分が優先的に破損する。係合突起が形成された部分は、吸気通路が形成されていない領域なので、破損してもエンジンへの吸気の供給は可能であり、走行は継続できる。
本発明の鞍乗型車両の吸気ダクトによれば、第3締結部材を操作してカバー体を取り外すことで、ダクト本体を取り外すことなく、クリーナユニットを交換できる。したがって、エレメントの交換が容易である。
本発明の第1実施形態に係る吸気ダクトを備えた鞍乗型車両の一種である自動二輪車の前部を示す側面図である。 同自動二輪車の前部を示す平面図である。 同自動二輪車の吸気系を示す平面図である。 同自動二輪車の吸気ダクトを示す側面図である。 同吸気ダクトのダクト本体を示す側面図である。 同ダクト本体の内側半体を示す下方斜視図である。 同吸気ダクトを示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「右」、「左」は、車両に乗車した運転者から見た「右」、「左」をいう。また、「上流」、「下流」とは、吸気の流れ方向の上流側、下流側をいう。
図1は、本発明の第1実施形態に係る吸気ダクトを備えた鞍乗型車両の一種である自動二輪車の側面図である。本実施形態の鞍乗型車両の車体フレームFRは、前半部を構成するメインフレーム1と、後半部を構成するリヤフレーム2とを有している。リヤフレーム2は、メインフレーム1の後部に連結されている。
メインフレーム1の前端のヘッドパイプ4に、図示しないステアリングシャフトを介してフロントフォーク6が回動自在に支持されている。フロントフォーク6の下端に前輪8が取り付けられている。フロンクフォーク6の上端部に、ハンドル10が取り付けられている。
メインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット12が設けられている。スイングアームブラケット12に、スイングアーム14の前端が上下揺動自在に支持されている。スイングアーム14の後端に、後輪(図示しない)が取り付けられている。
メインフレーム1の下方でスイングアームブラケット12の前方に、駆動源であるエンジンEが取り付けられている。エンジンEにより、チェーンのような動力伝達部材(図示せず)を介して後輪(図示しない)が駆動される。
本実施形態のエンジンEは、並列4気筒エンジンである。ただし、エンジンEの形式はこれに限定されない。エンジンEは、クランク軸15を回転自在に支持するクランクケース16と、クランクケース16から上方に突出するシリンダブロック18と、シリンダブロック18の上部に取り付けられたシリンダヘッド20とを有している。本実施形態のエンジンEのシリンダ軸心C1は、上方に向かって若干前方に傾斜して延びている。
メインフレーム1の上部に燃料タンク22が配置され、リヤフレーム2に操縦者が着座するシート24が装着されている。車体の前部に、樹脂製のカウリングの一種であるフロントカウル25が装着されている。本実施形態のフロントカウル25は、ヘッドパイプ4の前方を覆うアッパカウル部26と、アッパカウル部26の下部から後方に延びてフロントフォーク6を外側方から覆う左右一対のシュラウド部28とを有している。ただし、カウリング(フロントカウル)25の構成はこれに限定されない。
シリンダヘッド20の前面に排気ポート20aが形成され、後面に吸気ポート20bが形成されている。排気ポート20aに、排気管30が接続されている。排気管30は、エンジンEの前方を下方に延びた後、エンジンEの下方を後方に延びて排気マフラ(図示せず)に接続されている。
車体の左側方に、エンジンEの前方の空気AをエンジンEに吸気として供給する吸気ダクト32が配置されている。吸気ダクト32は、前端32aが前方に開口し、後端32bが、シリンダブロック18に配置された過給機34に接続されている。つまり、過給機34が、シリンダブロック18の後方に設けられてエンジンEに支持された吸気取入部を構成する。本実施形態では、過給エンジンであるから、過給機34が吸気取入部を構成しているが、自然吸気エンジンの場合、エアタンク、燃焼供給装置(例えば、後述のスロットルボディ38)等が吸気取入部を構成する。
過給機34の下流側に吸気チャンバ36が配置され、過給機34と吸気チャンバ36が接続されている。吸気チャンバ36は、過給機34で加圧された高圧空気HAを貯留する。吸気チャンバ36は、過給機34の上方からシリンダブロック18およびシリンダヘッド20の上方にかけて前後方向に延びている。吸気チャンバ36の前面に、図3に示すリリーフ弁35が取り付けられている。リリーフ弁35は、吸気チャンバ36内部の圧力が所定値を超えると開弁し、吸気チャンバ36内の余剰空気(高圧空気)HAがリリーフ通路37を通って吸気ダクト32に戻される。
図1に示すように、吸気チャンバ36と吸気ポート20bとが、スロットルボディ38を介して接続されている。スロットルボディ38は、内部にスロットルバルブ(図示せず)を含み、エンジンEに供給する吸気量を調整する。吸気チャンバ36がシリンダヘッド20の上方に配置されているので、スロットルボディ38の内部の吸気通路は、ほぼ上下方向に延びている。これにより、ダウンドラフト構造が実現される。
吸気ダクト32は、内部に吸気通路IPが形成されたダクト本体40と、ダクト本体40の前半部を外側方から覆うカバー体42とを備えている。吸気ダクト32は、さらに、ダクト本体40の前半部に配置されたクリーナユニット44を備えている。クリーナユニット44には、吸気通路IPを流れる空気Aを濾過するエレメント45が設けられている。吸気通路IPは、エレメント45により1次側(上流側)のダーティ通路DPと2次側(下流側)のクリーン通路CPに区画されている。クリーナユニット44も、カバー体42により外側方から覆われている。ダクト本体40の前端部に、キャップ47が取り付けられている。
図2に示すように、ダクト本体40は、車体フレームFRおよびエンジンEの車幅方向外側(左側)を前後方向に延びている。本実施形態では、吸気ダクト32の前端32aは、アッパカウル部26の外側方に位置している。ただし、前端32aの位置は、これに限定されない。
ダクト本体40は、図3に示すように、左右2分割構造で、左側の外側ダクト半体40Lと、右側の内側ダクト半体40Rとを有している。これら外側ダクト半体40Lと内側ダクト半体40Rとが複数のボルト46により連結されている。本実施形態のダクト本体40は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ナイロン6(PA6)である。ただし、ダクト本体40の材質は、これに限定されない。
図1に示すダクト本体40の前端部は、外側方から装着される第1締結部材48により車体に着脱自在に取り付けられている。本実施形態では、ダクト本体40の前端部は、車体フレームFRに支持されたカウリング(フロントカウル)25に取り付けられている。つまり、ダクト本体40の前端部が、車体フレームFRに間接的に取り付けられている。ただし、ダクト本体40の前端部が、車体フレームFRに直接的に取り付けられてもよい。
第1締結部材48は、例えば、ボルトである。本実施形態では、ダクト本体40の前端部は、上下方向に並んだ2つの第1締結部材48により車体に取り付けられている。ただし、第1締結部材48の数、配置はこれに限定されない。
一方、ダクト本体40の後端部は、周方向に並んだ3つの第2締結部材50により吸気取入部(過給機34)に取り付けられている。第2締結部材50は、例えば、ボルトである。ただし、第2締結部材50の数、配置はこれに限定されない。
図5は、吸気ダクト32からカバー体42を取り外した状態を示す側面図である。同図に示すように、ダクト本体40の前端部に、車幅方向を向いた第1ボルト挿通孔52が形成されている。第1ボルト挿通孔52は、上下方向に並んで2つ設けられている。第1ボルト挿通孔52に第1締結部材48(図1)が挿入される。詳細には、ゴムナット(図示せず)を第1ボルト挿通孔52およびフロントカウル25に形成された取付孔(図示せず)に車幅方向外側から装着し、ゴムナットに第1締結部材48を車幅方向外側から締め付ける。以上により、ダクト本体40の前端部が車体に取り付けられる。
第1ボルト挿通孔52は、車幅方向内側の内側ダクト半体40Rに形成されている。図7に示すように、車幅方向外側の外側ダクト半体40Lの前縁40Laは、内側ダクト半体40Rの前縁40Raよりも後方に後退している。したがって、図5の側面視で、第1ボルト挿通孔52は外側方に露出している。つまり、第1ボルト挿通孔52は外側方から視認できる。これにより、外側方からの操作性が向上する。
ダクト本体40の後端部に、車幅方向を向いた第2ボルト挿通孔54が形成されている。第2ボルト挿通孔54は、周方向に並んで3つ設けられている。第2ボルト挿通孔54に第2締結部材50(図1)が挿入される。詳細には、第2締結部材50が、第2ボルト挿通孔54に車幅方向外側から挿通され、過給機34に形成されたねじ孔(図示せず)に車幅方向外側から締め付けられる。以上により、ダクト本体40の後端部が、過給機34に取り付けられる。
第2ボルト挿通孔54は、車幅方向内側の内側ダクト半体40Rに形成されている。詳細には、内側ダクト半体40Rの後端から放射状に突出する3つのフランジ部55が形成されており、各フランジ部55に第2ボルト挿通孔54が形成されている。本実施形態では、フランジ部55は、内側ダクト半体40Rの後端から上方、下方および後方に延びている。これにより、側面視で、第2ボルト挿通孔54は外側方に露出している。つまり、第2ボルト挿通孔54は外側方から視認できる。したがって、外側方からの操作性が向上する。
ダクト本体40の前後方向中間部に、車幅方向を向く第1ねじ孔56が形成されている。第1ねじ孔56は、車幅方向外側の外側ダクト半体40Lに形成されている。第1ねじ孔56は、例えば、インサートナットである。外側ダクト半体40Lに、クリーナユニット44が差し込まれるクリーナ開口58が形成されている。クリーナ開口58は、前後方向に長い矩形の開口である。クリーナ開口58は、外側ダクト半体40Lの前半部で、第1ねじ孔56よりも前方に形成されている。
外側ダクト半体40Lにおけるクリーナ開口58の近傍に、車幅方向を向く第2ねじ孔60が形成されている。本実施形態では、第2ねじ孔60は、クリーナ開口58の前側と後側に1つずつ設けられている。第2ねじ孔60は、例えば、インサートナットである。ダクト本体40の前縁に、前方に延びるキャップ係合片62が形成されている。キャップ係合片62は、外側ダクト半体40Lおよび内側ダクト半体40Rのそれぞれに形成されている。
キャップ係合片62に、前述のキャップ47が取り付けられている。図4に示すように、キャップ47は、吸気ダクト32内に異物が浸入するのを防ぐフィルタ64を有している。フィルタ64は、シール部65と金網66とからなる。シール部65は、例えばゴム製で、フィルタ64の外枠を構成する。シール部65の背面(後面)に溝(図示せず)が形成されており、前方からシール部65の溝をダクト本体40のキャップ係合片62に嵌め込むことで、キャップ47がダクト本体40に取り付けられる。
金網66は、吸気ダクト32の前端の開口を塞ぐように設けられ、その網目よりも大きな異物を捕捉する。これにより、吸気ダクト32内の吸気通路IPに異物が浸入するのが防がれる。キャップ47は、前後方向に対して斜めに取り付けられている。詳細には、外側ダクト半体40Lの前縁が内側ダクト半体40Rの前縁よりも後方に後退しているので、金網66が後方に向かって外側方に傾斜するように配置されている。これにより、外観が向上するうえに、金網66の表面積を大きくできる。本実施形態では、キャップ47を外した状態で、第1締結部材48の頭部48aが外側方に露出する。
図1に示すカバー体42は、ダクト本体40の前半部を外側方から覆っている。カバー体42は、内側が開放された、樹脂による一体成形品で構成されている。カバー体42は、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)である。ただし、カバー体42の材質は、これに限定されない。本実施形態では、図4に示すように、第1締結部材48、クリーナユニット44およびキャップ47の外周のシール部65が、カバー体42により外側方から覆われている。
カバー体42は、第3締結部材68によりダクト本体40に着脱自在に取り付けられている。詳細には、カバー体42の前端部がキャップ47のシール部65に前方から差し込まれ、カバー体42の後端部が第3締結部材68によりダクト本体40に取り付けられている。第3締結部材68は、カバー体42に形成された第3ボルト挿通孔69に挿通され、ダクト本体40の第1ねじ孔56(図5)に締め付けられている。
クリーナユニット44は、ダクト本体40の前半部に配置されている。ここで、ダクト本体40の前半部とは、ダクト本体40前後方向中間部よりも前方の領域をいう。本実施形態では、クリーナユニット44は、図1のハンドル10の下方で、フロントフォークの側方から燃料タンク22の前部の側方の領域に配置されている。クリーナユニット44がシリンダブロック18の後方で過給機34の外側方に配置されていないので、側面視で、過給機34の一部が視認できる。
図5に示すように、クリーナユニット44が、外側方からの第4締結部材70によりダクト本体40に着脱自在に取り付けられている。図6は、図4のダクト本体40から外側ダクト半体40Lを取り外した状態、つまり、内側ダクト半体40Rを外側方から見た側面図である。同図に示すように、クリーナユニット44は、蓋一体型のエレメント45を有している。つまり、樹脂製の枠体72にエレメント45が嵌め込まれている。エレメント45は、例えば、スポンジである。ただし、エレメント45は、これに限定されない。本実施形態では、ダクト本体40が、クリーナケースを兼ねている。
枠体72に、第3ボルト挿通孔72aが形成されている。第3ボルト挿通孔72aは、ダクト本体40の第2ねじ孔60(図5)に対応して2つ設けられている。クリーナユニット44のエレメント45を、図5に示すダクト本体のクリーナ開口58に差し込む。この状態で、第4締結部材70が、クリーナユニット44の第3ボルト挿通孔72aに外側方から挿通され、ダクト本体40の第2ねじ孔60に締め付けられている。
下方から見た斜視図である図6に示すように、内側ダクト半体40Rにクリーナユニット44をクリーナ開口58(図5)に挿入する際に案内および保持するガイド75を設けてもよい。エレメント45は、水平面に対して前方上方に傾斜した姿勢、すなわち、後方に向かって下方に傾斜した姿勢で配置されている。
吸気通路IPにおけるエレメント45の上流側部分(ダーティ通路DP)の下流部に、エレメント45に向かって上方に傾斜する上方傾斜通路部76が形成されている。さらに、上方傾斜通路部76の上流側に、上方傾斜通路部76に向かって下方に空気を案内する下方傾斜通路部78が形成されている。
詳細には、吸気通路IPにおけるエレメント45の上流側の上壁に、下方傾斜通路部78から上方傾斜通路部76にかけて、下方に滑らかに凹入して空気を下方に偏向してから上方に偏向させる偏向凹部80が形成されている。また、上方傾斜通路部76の後壁82が、後方に向かって滑らかに湾曲しながら上方に傾斜している。この上方傾斜通路部76の後壁82に、水切り開口84が形成されている。本実施形態では、水切り開口84は、細長い矩形のスリット状の貫通孔である。ただし、水切り開口84は、これに限定されず、例えば、円形の開口であってもよい。
吸気ダクト32の前端の開口から流入した空気Aは、下方傾斜通路部78で下方に向かって流れ、上方傾斜通路部76で上方に向かって流れた後、前方上方に傾斜したエレメント45を通過する。このように、空気Aがエレメント45を下から上に通過することで、気液分離が促進され、水分がエレメント45に流入するのを抑制できる。分離された水分は、後壁82の水切り開口84から排出される。
吸気通路IPにおけるエレメント45の下流側のクリーン通路CPが、エレメント45から上方に突出し、さらに湾曲して下方に傾斜してから後方に延びている。このクリーン通路CPに、車幅方向に開口した二次空気の取出口86が形成されている。取出口86は、内側ダクト半体40Rに形成され、クリーン通路CPにおけるエレメント45のやや下流側に配置されている。取出口86に、図3に示す二次空気導入通路88が接続され、エンジンEの排気管30に空気が導入される。
図6のクリーン通路CPに、車幅方向に開口したブローオフ導入口90が形成されている。本実施形態では、ブローオフ導入口90は、内側ダクト半体40Rに形成され、クリーン通路CPにおける取出口86よりも下流側に配置されている。ブローオフ導入口90に、図3に示すリリーフ通路37が接続され、吸気チャンバ36内の余剰空気HAがリリーフ通路37を通って吸気ダクト32に戻される。
図6に示すダクト本体40の後端に、ブローバイパイプ92が連結されている。ブローバイパイプ92は、図1に示すクランクケース16およびシリンダブロック18から漏れ出すブローバイガスBGを吸気ダクト32に戻す。
本実施形態では、エレメント45を吸気ダクト32における前半部に配置したので、クリーン通路CPが大形化している。クリーン通路CPが大形化したことで、二次空気の取出口86およびブローオフ導入口90の配置の自由度が高くなるうえに、これらにそれぞれ接続される二次空気導入通路88およびリリーフ通路37の配置の自由度も高くなる。
図6に示すように、ダーティ通路DPの上方傾斜通路部76の後方で、クリーン通路CPの下方および前方の領域に、貯留空間SPが形成されている。貯留空間SPは、水切り開口84によりダーティ通路DPと連通しているが、空気Aが流れる吸気通路IPではない。貯留空間SPの底壁85に排出孔85aが形成されている。
図7に示すように、ダクト本体40に、車幅方向内側に延びる係合突起94が形成されている。係合突起94は、内側ダクト半体40Rの車幅方向内側面から車幅方向内側に延びている。本実施形態では、係合突起94は、図7の平面視で、車幅方向内側に向かって後方に傾斜して延びている。
係合突起94は、ダクト本体40の車幅方向内面から車幅方向内側に延びる突出部96と、突出部96の先端に設けられた係合部98とを有している。本実施形態の係合部98は、ほぼ円錐形状の突起であり、この係合部98が、図3の車体に形成された被係合部100に係合されている。
本実施形態では、車体フレームFRにブラケット102が固定され、ブラケット102に係合孔102aが形成されている。この係合孔102aに円筒形のゴムダンパ104が装着され、ゴムダンパ104の中空孔に係合突起94の係合部98が嵌合されている。つまり、ブラケット102が、係合部98に係合される被係合部100を構成している。
図7に示すように、係合突起94は、ダクト本体40における前後方向中間部に形成されている。また、係合突起94は、ダクト本体40における吸気通路IPが形成されていない領域に形成されている。詳細には、係合突起94は、貯留空間SPの内壁に形成されている。
図2に示すように、係合突起94は、吸気ダクト32における車体の最も外側となる部分OSの車幅方向内壁に形成されている。例えば、駐停車時に車両が横転した場合、吸気ダクト32の最外側部分OSが地面に接触する。その際、地面から受ける荷重が係合突起94に作用する。この係合突起94が受ける荷重により、貯留空間SPの内壁が優先的に破損する。しかしながら、貯留空間SPは吸気通路IPを構成していないので、エンジンEへの空気Aの供給は阻害されないから、車両は走行可能である。
つぎに、吸気ダクト32の車体への取付手順を説明する。まず、図7に示す複数のボルト46により、外側ダクト半体40Lと内側ダクト半体40Rとを連結して、ダクト本体40を構成する。つぎに、図3に示すように、ダクト本体40の係合突起94を、ゴムダンパ104を介して車体フレームFRに固定されたブラケット102の係合孔102aに係合させる。これにより、吸気ダクト32が車体に位置決めされる。このとき、二次空気の取出口86およびブローオフ導入口90に、二次空気導入通路88およびリリーフ通路37をそれぞれ接続するとともに、ブローバイパイプ92がダクト本体40の後端に連結される。
この状態で、図1に示すダクト本体40の前端部が第1締結部材48によりフロントカウル25に取り付けられるとともに、後端部が第2締結部材50により過給機34に取り付けられる。これにより、ダクト本体40が車体に取り付けられる。
つぎに、図7に示す吸気ダクト32の前端に、キャップ47が取り付けられる。キャップ47は、吸気ダクト32の前端のキャップ係合片62に前方から差し込まれる。さらに、図6のクリーナユニット44をダクト本体44に取り付ける。具体的には、クリーナユニット44がクリーナ開口58に差し込まれるとともに、枠体72が第4締結部材70によりダクト本体40に取り付けられる。
つづいて、図4に示すカバー体42をダクト本体40に取り付ける。具体的には、カバー体42を前方からダクト本体40およびキャップ47に差し込み、カバー体42の前端部をダクト本体40およびキャップ47に係合させる。この状態で、カバー体42の前端部が第3締結部材68によりダクト本体40に取り付けられる。カバー体42により、第1締結部材48およびクリーナユニット44が外側方から覆われるとともに、キャップ47が固定される。
つぎに、エレメント45の交換手順を説明する。まず、第3締結部材68を緩めて、カバー体42を取り外す。つぎに、図5に示す第4締結部材70を緩めて、クリーナユニット44を取り外す。清掃後のクリーナユニット44または新たなクリーナユニット44を、上述の手順でダクト本体40に取り付け、さらに、上述の手順でカバー体42をダクト本体40に取り付ける。このように、本実施形態では、図4の1本の第3締結部材68を操作することで、カバー体42を取り外してクリーナユニット44にアクセス可能となる。
つぎに、本実施形態の吸気の流れを説明する。エンジンEが始動すると、図6に示す吸気ダクト32の前端の開口から吸気通路IPに空気Aが流入する。吸気通路IPに流入した空気Aは、下方傾斜通路部78を下方に流れ、上方傾斜通路部76を上方に流れた後、エレメント45を通過する。空気Aが上下に向きを変えながら流れた後、下から上にエレメント45に向かって流れることで、気液分離が促進される。これにより、水分がエレメント45に流入するのを抑制できる。分離された水分は、後壁82の水切り開口84から貯留空間SPに流れ込み、貯留空間SPの排出孔85aから外部に排出される。
エレメント45を通過した空気Aは、クリーン通路CPを後方下方に流れ、図1の過給機34に吸い込まれる。過給機34で加圧された空気は吸気チャンバ36に貯留され、スロットルボディ38を介してエンジンEに供給される。吸気チャンバ36内の圧力が高くなると、図3のリリーフ弁35が開き、吸気チャンバ36内の余剰空気HAがリリーフ通路37を介してブローオフ導入口90からクリーン通路CPに戻される。
また、2次空気の取出口86から二次空気導入通路88を介してエンジンEの排気管30に空気が導入される。これにより、排気ガスに含まれる未燃焼炭化水素が完全燃焼される。また、図2に示すブローバイパイプ92から、クランクケース16およびシリンダブロック18から漏れ出すブローバイガスBGが、吸気ダクト32内部のクリーン通路CPに戻される。クリーン通路CPに戻されたブローバイガスBGは、空気Aとともに過給機34に吸い込まれる。
上記構成によれば、図1に示す第3締結部材68を操作してカバー体42を取り外すことで、ダクト本体40を取り外すことなく、クリーナユニット44を交換できる。したがって、エレメント45の交換が容易である。また、ダクト本体40の着脱が同じ外側方からの第1締結部材48と第2締結部材50の締結、弛緩作業により実行できるので、ダクト本体40の着脱の作業性も良い。さらに、ダクト本体40とカバー体42により、外観にアクセントをつけることができるので、意匠設定の自由度が向上する。しかも、カバー体42によりダクト本体40の前端部の第1締結部材48が隠れるので、車両の外観が向上する。
図5に示すクリーナユニット44が、外側方からの第4締結部材70によりダクト本体40に着脱自在に取り付けられている。これにより、クリーナユニット44を車体の外側方から容易に取り外しできる。したがって、エレメント45の交換が容易である。
図4に示すように、ダクト本体40の前端部にキャップ47が取り付けられ、キャップ47の外周部がカバー体42により覆われている。これにより、カバー体42をキャップ47の固定に利用できるので、部品点数の低減を図ることができる。
また、キャップ47を外した状態で、第1締結部材48の頭部48aが外側方に露出する。これにより、車体の外側方から第1締結部材48の締結、弛緩作業を行うことができるので、ダクト本体40の着脱の作業性が良い。
吸気ダクト32が、図1に示す過給機34に接続されている。このように、過給機34に吸気ダクト32が直接的に接続することで、過給機34がエアクリーナのような他の機器によって外側方から覆われることがなくなり、過給機34の一部を外側方に露出させることができる。したがって、過給機34を意匠部品として構成することで、外観の向上を図ることができる。また、吸気ダクト32の前半部にエレメント45が配置されているので、過給機34の上流側に、過給機34からエレメント45までの大容量のクリーン通路CPを形成できる。
図6に示すように、クリーン通路CPに、二次空気の取出口86およびブローオフ導入口90が形成されている。図3に示すように、吸気ダクト32がエンジンの外側方を通過するので、エンジンEと吸気ダクト32とが近接する。したがって、リリーフ通路37および二次空気導入配管88を短くできる。
車幅方向内側に延びる係合突起94が、図6に示すように、ダクト本体40における吸気通路IPが形成されていない領域(貯留空間SP)に形成されている。係合突起94が、図3に示す車体に形成された被係合部100に係合されている。これにより、ダクト本体40を取り付ける際、係合突起94で位置決めできるので、作業性が良い。また、車両が横転した際に、係合突起94が形成された部分が優先的に破損する。係合突起94が形成された部分は、吸気通路が形成されていない領域なので、破損してもエンジンEへの空気の供給が阻害されずに、走行は継続できる。
図6に示すように、空気Aがエレメント45に向かって下から上に流れるので、エレメント45に水が浸入するのを効果的に防ぐことができる。空気Aから分離された水は、水切り開口84から外部に排出される。
さらに、エレメント45上流側の下方傾斜通路部78および上方傾斜通路部76により、空気Aがエレメント45に向かって下方に流れた後、上方に流れるので、気液分離が促進される。その結果、エレメント45に水が浸入するのを一層効果的に防ぐことができる。
また、吸気通路IPにおけるエレメント45の上流側の上壁に、下方傾斜通路部78から上方傾斜通路部76にかけて、下方に滑らかに凹入して空気を下方に偏向してから上方に偏向させる偏向凹部80が形成されている。これにより、空気Aがエレメント45に向かって下方から上方に円滑に流れるので、気液分離が一層促進される。
クリーン通路CPが、エレメント45から上方に突出し、さらに湾曲して下方に傾斜してから後方に延びている。これにより、エレメント45を通過した空気Aが円滑に後方へ案内されるので、吸気効率が高く維持される。
また、上方傾斜通路部76の後方でクリーン通路CPの下方への傾斜部分の下方に、水切り開口84と連通する貯留空間SPが形成され、貯留空間SPの底壁85に排出孔85aが形成されている。これにより、貯留空間SPの分だけ、吸気ダクト32を大きく形成できる。したがって、吸気ダクト32の剛性が高くなるうえに、例えば、この空間SPをダクトの支持、あるいは他の部品をダクトに支持するのに利用できる。その結果、設計の自由度が向上する。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。上記実施形態では、本発明の吸気ダクトを自動二輪車に適用した例を説明したが、本発明の吸気ダクトは、自動二輪車以外の鞍乗型車両にも適用できる。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
18 シリンダブロック
25 フロントカウル(カウリング)
30 排気管
32 吸気ダクト
34 過給機(吸気取入部)
40 ダクト本体
42 カバー体
44 クリーナユニット
45 エレメント
47 キャップ
48 第1締結部材
48a 第1締結部材の頭部
50 第2締結部材
64 フィルタ
68 第3締結部材
70 第4締結部材
86 取出口
90 ブローオフ導入口
94 係合突起
96 突出部
98 係合部
100 被係合部(車体)
A 吸気(空気)
CP クリーン通路
E エンジン
FR 車体フレーム
IP 吸気通路
SP 貯留空間(吸気通路が形成されていない領域)

Claims (9)

  1. エンジン前方の空気を、エンジンのシリンダブロックの後方に設けられて前記エンジンに支持された吸気取入部に、吸気として供給する鞍乗型車両の吸気ダクトであって、
    内部に吸気通路が形成されたダクト本体と、
    前記ダクト本体の前半部に配置されて、前記吸気通路を流れる空気を濾過するエレメントが設けられたクリーナユニットと、
    前記ダクト本体の前半部および前記クリーナユニットを外側方から覆うカバー体と、を備え、
    前記ダクト本体は、車体フレームおよび前記エンジンの車幅方向外側を前後方向に延び、
    前記ダクト本体は、その前端部が外側方から装着される第1締結部材により車体に着脱自在に取り付けられ、後端部が外側方から装着される第2締結部材により前記吸気取入部に着脱自在に取り付けられ、
    前記カバー体が、第3締結部材により前記ダクト本体に着脱自在に取り付けられている鞍乗型車両の吸気ダクト。
  2. 請求項1に記載の吸気ダクトにおいて、前記クリーナユニットが、外側方からの第4締結部材により前記ダクト本体に着脱自在に取り付けられている鞍乗型車両の吸気ダクト。
  3. 請求項1または2に記載の吸気ダクトにおいて、前記ダクト本体の前端部に、異物の浸入を防ぐフィルタを有するキャップが取り付けられ、
    前記キャップの外周部が前記カバー体により覆われている鞍乗型車両の吸気ダクト。
  4. 請求項3に記載の吸気ダクトにおいて、前記キャップを外した状態で、前記第1締結部材の頭部が外側方に露出する鞍乗型車両の吸気ダクト。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の吸気ダクトにおいて、前記吸気取入部は、過給機である鞍乗型車両の吸気ダクト。
  6. 請求項5に記載の鞍乗型車両の吸気ダクトにおいて、前記吸気通路における前記クリーナユニットの下流側のクリーン通路に、前記過給機と前記エンジンとの間の余剰空気が導入されるブローオフ導入口が形成されている鞍乗型車両の吸気ダクト。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の吸気ダクトにおいて、前記吸気通路における前記クリーナユニットの下流側のクリーン通路に、前記エンジンの排気管に導入される二次空気の取出口が形成されている鞍乗型車両の吸気ダクト。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の吸気ダクトにおいて、前記ダクト本体に、車幅方向内側に延びる係合突起が形成され、
    前記係合突起が、前記ダクト本体における前記吸気通路が形成されていない領域に形成されている鞍乗型車両の吸気ダクト。
  9. 請求項8に記載の吸気ダクトにおいて、前記係合突起は、前記ダクト本体の車幅方向内面から車幅方向内側に延びる突出部と、前記突出部の先端に設けられた係合部とを有し、
    前記係合部が、車体に形成された被係合部に係合されている鞍乗型車両の吸気ダクト。
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