JP7148721B2 - 二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
このように溶鉄生産設備の主な方法である高炉法はその反応特性上一定水準以上の強度を保有し、炉内の通気性の確保を保障できる粒度を保有した原料が求められるので、燃料および還元剤として使用する炭素源としては特定の原料炭を加工処理したコークスに依存し、鉄源としては一連の塊状化工程を経た焼結鉱を主に使用している。
そのため現在の高炉法ではコークス製造設備および焼結設備などの原料予備処理設備を必ず伴うので、高炉以外の付帯設備を構築する必要があるだけでなく、付帯設備から発生する諸般の環境汚染物質に対する環境汚染防止設備の設置の必要があるので、多大の投資費用を要して製造原価が急激に上昇する問題がある。
また、製鉄工程の副生ガス、水素含有資源およびバイオマスなどを改質して還元ガスに転換した後この還元ガスを用いて鉄鉱石を還元して予備還元鉱を製造した後、これを上記の焼結鉱の代わりに高炉に装入することによって高炉内の鉱石還元に必要とされるコークスおよび焼結鉱の一部を低減する技術が提案されている。
しかし、前者の場合、羽口を介したガスの吹き込みは、羽口周辺の燃焼温度の過度な低下および高炉全体の熱不足現象の発生などによって吹き込み量が制限されており、後者の場合、還元鉄を製造して高炉に装入する方法は別途のガス改質炉が必要となるため、経済性の側面から商業化に問題がある。
前記反応ユニットは、前記第1還元塊成体と前記副生ガスの反応が行われる反応炉、を含むことがよい。
前記反応ユニットは、前記反応炉から製造された還元ガスの供給が行われる第1還元ガス導管、および前記反応炉から製造された第2還元塊成体の供給が行われる第1供給ライン、をさらに含むことが好ましい。
前記塊成体供給ユニットは、前記還元された粉鉱が貯蔵される粉鉱貯蔵ビン、前記粉鉱貯蔵ビンから供給された前記還元された粉鉱を熱間圧搾させて前記第1還元塊成体を製造する圧搾機、前記熱間圧搾された第1還元塊成体を破砕する破砕機、および前記破砕された第1還元塊成体を前記反応炉に供給する移送ライン、を含むことがよい。
前記ガス供給ユニットは、前記高温ガス導管に硫化水素を吹き込みする硫化水素吹き込み機、および前記高温ガス導管に酸素を吹き込みする第2酸素吹き込み機、をさらに含むことができる。
前記還元ユニットは、前記流動層還元炉から発生した高温の排出ガスが通過する熱交換器、前記熱交換器を経た排出ガスを湿式除塵する除塵機、前記湿式除塵した排出ガスの排出が行われる排出導管、前記排出導管から分岐され、前記熱交換器と連結されて前記湿式除塵した排出ガスの一部に熱供給が行われる第1循環導管、および前記熱交換器と前記燃焼機を連結して前記熱供給された排出ガスの供給が行われる第2循環導管、をさらに含むことがよい。
前記塊成体装入ユニットは、前記反応炉から供給された第2還元塊成体を冷却させる冷却器、前記冷却された第2還元塊成体の供給が行われる第2供給ライン、前記冷却された第2還元塊成体が貯蔵される塊成体貯蔵ビン、前記塊成体貯蔵ビンから供給された第2還元塊成体を切出する切出機、および前記切出した第2還元塊成体を前記原料移送ラインに供給する第3供給ライン、を含むことが好ましい。
前記反応炉の上部から前記第1還元塊成体の供給が行われ、前記反応炉の下部から前記副生ガスの供給が行われることがよい。
前記副生ガスを設ける段階は、前記コークス製造設備から発生して水素および炭化水素が含まれた副生ガスを加熱する段階、および前記加熱した副生ガスを硫化水素および酸素とともに吹き込みする段階、を含むことがよい。
前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階で、前記副生ガスと前記第1還元塊成体の反応温度は700~750℃であることができる。
前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階で、前記副生ガスと前記第1還元塊成体の反応は下記反応式1~3のうちの一つ以上を含むことが好ましい。
[反応式1] CH4+H2O→CO+4H2
[反応式2] Fe+CH4→Fe3C+H2
[反応式3] FeO+CH4→Fe3C+H2O
前記還元ガスは全体100体積%に対して、85体積%以上が一酸化炭素および水素であることができる。
前記粉鉱を還元させる段階で、前記粉鉱の還元率は65~75%であることが好ましい。
また、コークス使用量が低減して溶銑製造原価の低減効果が発生し、コークスに発生ガスを改質して水素を大幅に増加させてコークスに比べて二酸化炭素の排出量が顕著に低い還元ガスを使用することができる。これにより製造した還元塊成体を部分使用して溶銑を製造することによって溶銑製造過程における二酸化炭素排出原単位を低減することができる。
ここで使用される専門用語は単に特定の実施例を言及するためのものであり、本発明を限定することを意図しない。ここで使用される単数形は文脈上明らかに逆の意味を示さない限り複数形も含む。明細書で使用される「含む」の意味は特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素および/または成分を具体化し、他の特性、領域、整数、段階、動作、要素および/または成分の存在や付加を除外させるものではない。
特に定義していないが、ここに使用される技術用語および科学用語を含むすべての用語は本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が一般的に理解する意味と同じ意味を有する。
以下、本発明の実施例について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は様々な異なる形態で実現することができ、ここで説明する実施例に限定されない。
本発明の一実施例による二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置は、図1のように、還元ガスを用いて粉鉱を還元させる還元ユニット100、還元された粉鉱を用いて鉄および酸化鉄のうちの1種以上が含まれた第1還元塊成体を製造する塊成体供給ユニット200、コークス製造設備10から発生した副生ガスを供給するガス供給ユニット300および第1還元塊成体と副生ガスを反応させて炭化鉄が含まれた第2還元塊成体および副生ガスが改質された還元ガスを製造し、還元ガスを還元ユニット100に供給する反応ユニット400を含む。
一方、本発明の一実施例による二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置は、還元溶解炉500、コークス製造設備10から製造されたコークスを還元溶解炉500に装入させるコークス装入ユニット600および第2還元塊成体を還元溶解炉500に装入させる塊成体装入ユニット700をさらに含む。
具体的には、還元ユニット100は反応炉410から供給された還元ガスを部分燃焼させる燃焼機110、部分燃焼した還元ガスを供給する第2還元ガス導管120、燃焼機110に酸素を吹き込みする第1酸素吹き込み機130および部分燃焼した還元ガスおよび酸素によって粉鉱の還元が行われる流動層還元炉140を含む。
燃焼機110には第1酸素吹き込み機130が連結されて燃焼機110に酸素を吹き込みすることができる。第2還元ガス導管120は流動層還元炉140と連結されて部分燃焼した還元ガスと酸素が流動層還元炉140に供給される。還元ガスに含まれた一酸化炭素および水素の一部を燃焼させて燃焼熱により還元ガスを昇温させる。
流動層還元炉140は3段~4段の多段に構成されることがよい。
熱交換器150は流動層還元炉140と連結されて部分燃焼した還元ガスおよび酸素から粉鉱を還元させて排出された高温の排出ガスの通過が行われる。除塵機160は熱交換器150と連結されて高温の排出ガスを湿式除塵して排出ガスに存在する粉塵を除去することができる。
排出ガスの一部を還元ガスとして再使用することはガスの利用率を高めるためであり、再使用される排出ガスの比率は排出ガス全体100体積%に対して70~80体積%であることがよい。そのため還元ガス内に二酸化炭素の含有量が過度に高まって還元率が低下する現象を防止することができる。
具体的には、塊成体供給ユニット200は還元された粉鉱が貯蔵される粉鉱貯蔵ビン210、粉鉱貯蔵ビン210から供給された還元された粉鉱を熱間圧搾させて第1還元塊成体を製造する圧搾機220、熱間圧搾された第1還元塊成体を破砕する破砕機230および破砕された第1還元塊成体を反応炉410に供給する移送ライン240を含む。
粉鉱貯蔵ビン210に貯蔵された還元された粉鉱は還元ユニット100を介して粉鉱と還元ガスの反応により生成されて貯蔵されたものである。
破砕機230は第1還元塊成体を破砕した後破砕された第1還元塊成体を移送ライン240に供給することができる。移送ライン240は破砕機230と反応炉410を連結して破砕された第1還元塊成体を反応炉410に供給する。
具体的には、ガス供給ユニット300は、コークス製造設備10から発生した副生ガスの供給が行われる供給導管310、供給導管310と連結されて副生ガスを加熱させる加熱機320および加熱機320と反応炉410を連結して加熱した副生ガスの供給が行われる高温ガス導管330を含む。
具体的には、ガス供給ユニット300は、高温ガス導管330に硫化水素を吹き込みする硫化水素吹き込み機340および高温ガス導管330に酸素を吹き込みする第2酸素吹き込み機350をさらに含むことができる。
第2酸素吹き込み機350は高温ガス導管330と連結されて酸素(O2)を加熱した副生ガスとともに反応炉410に供給する。副生ガス、硫化水素および酸素の全体体積に対する酸素の体積比を制御することによって反応炉410の温度を副生ガスと第1還元塊成体の反応が容易な温度に調節することができる。
反応ユニット400は塊成体供給ユニット200から供給された第1還元塊成体とガス供給ユニット300から供給された副生ガスの反応が行われ、炭化鉄が含まれた第2還元塊成体および一酸化炭素が含まれた還元ガスを製造する。
炭化鉄が含まれた第2還元塊成体は第1供給ライン430を介して装入ユニットに供給され得、副生ガスが改質された還元ガスは第1還元ガス導管420を介して還元ユニット100の燃焼機110に供給される。
第1還元塊成体の活用により副生ガスを経済的に還元ガスに改質することができ、炭化鉄が含まれた第2還元塊成体を溶鉄製造に用いることによって既存の還元および溶融に消耗するコークスの量を減少させることができる。
そのため既存の工程より二酸化炭素の排出量を低減することができる。
そのため第1還元塊成体および副生ガスが交差するようにして効率的な反応を期待することができる。
還元溶解炉500では溶鉄が製造される。還元溶解炉500は高炉で構成される。
具体的には、コークス装入ユニット600はコークス製造設備10から製造されたコークスが貯蔵されるコークス貯蔵ビン610およびコークス貯蔵ビン610から供給されたコークスを還元溶解炉500に移送する原料移送ライン620を含むことができる。
コークス貯蔵ビン610にはコークス製造設備10から製造されたコークスが貯蔵されて原料移送ライン620にコークスを供給する。原料移送ライン620を介してコークスが還元溶解炉500に供給される。一方、鉄源の供給が行われる鉄源貯蔵ビンも原料移送ライン620と連結されて原料移送ライン620を介して還元溶解炉500に鉄源の供給が行われる。
冷却器710は反応ユニット400の第1供給ライン430と連結されて第1供給ライン430から供給された第2還元塊成体を冷却させる。第2供給ライン720は冷却器710と連結されて冷却された第2還元塊成体の供給が行われ、冷却された第2還元塊成体は第2供給ライン720と連結された塊成体貯蔵ビン730に貯蔵される。
切出機740は塊成体貯蔵ビン730から第2還元塊成体を切出し、切出した第2還元塊成体は第3供給ライン750に沿って原料移送ライン620に供給されてコークスおよび鉄源と共に還元溶解炉500に供給される。
本発明の一実施例による二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法は、還元ガスを用いて粉鉱を還元させる段階、還元された粉鉱を用いて鉄および酸化鉄のうちの1種以上が含まれた第1還元塊成体を設ける段階、コークス製造設備から発生した副生ガスを設ける段階および第1還元塊成体と副生ガスを反応させて炭化鉄が含まれた第2還元塊成体および副生ガスが改質された還元ガスを製造する段階を含み、粉鉱を還元させる段階で副生ガスが改質された還元ガスを用いて粉鉱を還元させる。
本発明の一実施例による二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法は、第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階以後、コークス製造設備から製造されたコークスを還元溶解炉に装入させる段階および第2還元塊成体を還元溶解炉に装入させる段階をさらに含むことが好ましい。
この時、粉鉱の還元率は65~75%であることが好ましい。これにより鉱石間付着現象を抑制することができ、多段に構成された流動層還元炉の操業効率の低下を防止することができる。
また、還元溶解炉内での鉱石還元負担と溶融負担を低下させて還元および溶融に消耗するコークス量を低減させることができる。
次に、副生ガスを設ける段階ではコークス製造設備から発生した副生ガスを設ける。副生ガスには水素および炭化水素が含まれる。炭化水素はC2H2およびCH4のうちの1種以上を含むことができる。
具体的には、副生ガスを設ける段階はコークス製造設備から発生して水素および炭化水素が含まれた副生ガスを加熱する段階および加熱した副生ガスを硫化水素および酸素とともに吹き込みする段階を含む。
水素および炭化水素が含まれた副生ガスを加熱した後、加熱した副生ガスを硫化水素および酸素とともに第1還元塊成体と反応させることができる。酸素は加熱した副生ガスと反応して下記の化学式に示す反応が行われて昇温される。
[化学式] 2H2+O2→2H2O
反面、酸素が18体積%を超える場合、酸素消耗量が過度に多いため経済性が低下する虞がある。
次に、第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階では、第1還元塊成体と副生ガスを反応させて炭化鉄が含まれた第2還元塊成体および副生ガスが改質された還元ガスを製造する。
この時、下記の反応式1ないし3の一つ以上を含む反応が行われる。
[反応式1] CH4+H2O→CO+4H2
[反応式2] Fe+CH4→Fe3C+H2
[反応式3] FeO+CH4→Fe3C+H2O
第2還元塊成体に含まれた炭化鉄(Fe3C)は金属鉄に比べて溶融温度が低いので還元溶解炉に装入後、還元溶解炉内の軟化融着帯の安定化に寄与して操業効率を上げることができる。ただし、炭化鉄は熱力学的に安定していない物質であるためこれを安定化させることが求められる。そのため水素に対する硫化水素の分圧比(PH2S/PH2)を0.0003~0.0005に制御することが好ましい。これにより第2還元塊成体に含まれた炭化鉄を安定化させることができる。
第1還元塊成体と副生ガスの反応により生成された還元ガスは全体100体積%に対して、85体積%以上が一酸化炭素および水素であることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例による二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置を用いて溶鉄を製造した。図2および図3に示した条件により溶鉄を製造した。図2のとおり、反応炉で第1還元塊成体と副生ガスが反応することにより副生ガスに含まれたC2H2およびCH4形態の炭化水素がほとんどCOおよびH2に変化して還元ガスに改質され、第1還元塊成体に含まれたFeおよびFeOがFe3Cに転換されて第2還元塊成体の製造がなされた。
反応炉で水素に対する硫化水素の分圧比(PH2S/PH2)は0.00042に維持し、反応温度は720℃、反応圧力は常圧以下に維持した。反応炉で生成された還元ガスを用いて粉鉱を還元させた。この時、粉鉱の還元率は70%になるようにした。副生ガス1Nm3当たり、1.8kgの第2還元塊成体を製造し、製造した第2還元塊成体を用いてコークスおよび鉄源と共に還元溶解炉に投入することによって溶鉄を製造した。
(2)二酸化炭素排出の低減効果
図3に示したとおり、既存の高炉操業により溶鉄を製造した比較例の場合より、実施例の場合、還元溶解炉で生産する溶銑1トン当たり、コークス15kgが低減される効果がある。
そのため既存より二酸化炭素の排出量を低減することが可能である。
100 還元ユニット
110 燃焼機
120 第2還元ガス導管
130 第1酸素吹き込み機
140 流動層還元炉
150 熱交換器
160 除塵機
170 排出導管
180 第1循環導管
190 第2循環導管
200 塊成体供給ユニット
210 粉鉱貯蔵ビン
220 圧搾機
230 破砕機
240 移送ライン
300 ガス供給ユニット
310 供給導管
320 加熱機
330 高温ガス導管
340 硫化水素吹き込み機
350 第2酸素吹き込み機
400 反応ユニット
410 反応炉
420 第1還元ガス導管
430 第1供給ライン
500 還元溶解炉
600 コークス装入ユニット
610 コークス貯蔵ビン
620 原料移送ライン
700 塊成体装入ユニット
710 冷却器
720 第2供給ライン
730 塊成体貯蔵ビン
740 切出機
750 第3供給ライン
Claims (22)
- 還元ガスを用いて粉鉱を還元させる還元ユニット、
前記還元された粉鉱を用いて鉄および酸化鉄のうちの1種以上が含まれた第1還元塊成体を製造する塊成体供給ユニット、
コークス製造設備から発生した副生ガスを供給するガス供給ユニット、および
前記第1還元塊成体と前記副生ガスを反応させて炭化鉄が含まれた第2還元塊成体および前記副生ガスが改質された還元ガスを製造し、前記還元ガスを前記還元ユニットに供給する反応ユニット、を含み、
前記反応ユニットを構成する反応炉で、前記第1還元塊成体が触媒として作用して炭化水素および水素が含まれた前記副生ガスは一酸化炭素および水素が含まれた前記還元ガスに改質されることを特徴とする二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 還元溶解炉は、
前記コークス製造設備から製造されたコークスを前記還元溶解炉に装入させるコークス装入ユニット、および
前記第2還元塊成体を前記還元溶解炉に装入させる塊成体装入ユニット、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記反応ユニットは、
前記第1還元塊成体と前記副生ガスの反応が行われる前記反応炉、を含むことを特徴とする請求項2に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記反応ユニットは、
前記反応炉から製造された前記還元ガスの供給が行われる第1還元ガス導管、および
前記反応炉から製造された前記第2還元塊成体の供給が行われる第1供給ライン、をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記還元ユニットは、
前記反応炉から供給された前記還元ガスを部分燃焼させる燃焼機、
前記部分燃焼した還元ガスを供給する第2還元ガス導管、
前記燃焼機に酸素を吹き込みする第1酸素吹き込み機、および
前記部分燃焼した還元ガスおよび酸素によって前記粉鉱の還元が行われる流動層還元炉、を含むことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記塊成体供給ユニットは、
前記還元された粉鉱が貯蔵される粉鉱貯蔵ビン、
前記粉鉱貯蔵ビンから供給された前記還元された粉鉱を熱間圧搾させて前記第1還元塊成体を製造する圧搾機、
前記熱間圧搾された第1還元塊成体を破砕する破砕機、および
前記破砕された第1還元塊成体を前記反応炉に供給する移送ライン、を含むことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記ガス供給ユニットは、
前記コークス製造設備から発生した副生ガスの供給が行われる供給導管、
前記供給導管と連結されて前記副生ガスを加熱させる加熱機、および
前記加熱機と前記反応炉を連結して前記加熱した副生ガスの供給が行われる高温ガス導管、を含むことを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記ガス供給ユニットは、
前記高温ガス導管に硫化水素を吹き込みする硫化水素吹き込み機、および
前記高温ガス導管に酸素を吹き込みする第2酸素吹き込み機、をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記還元ユニットは、
流動層還元炉から発生した高温の排出ガスが通過する熱交換器、
前記熱交換器を経た排出ガスを湿式除塵する除塵機、
前記湿式除塵した排出ガスの排出が行われる排出導管、
前記排出導管から分岐され、前記熱交換器と連結されて前記湿式除塵した排出ガスの一部に熱供給が行われる第1循環導管、および
前記熱交換器と燃焼機を連結して前記熱供給された排出ガスの供給が行われる第2循環導管、をさらに含むことを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記コークス装入ユニットは、
前記コークス製造設備から製造されたコークスが貯蔵されるコークス貯蔵ビン、および
前記コークス貯蔵ビンから供給されたコークスを前記還元溶解炉に移送する原料移送ライン、を含むことを特徴とする請求項3乃至請求項9のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記塊成体装入ユニットは、
前記反応炉から供給された第2還元塊成体を冷却させる冷却器、
前記冷却された第2還元塊成体の供給が行われる第2供給ライン、
前記冷却された第2還元塊成体が貯蔵される塊成体貯蔵ビン、
前記塊成体貯蔵ビンから供給された前記第2還元塊成体を切出する切出機、および
前記切出した第2還元塊成体を前記原料移送ラインに供給する第3供給ライン、を含むことを特徴とする請求項10に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。 - 前記反応炉の上部から前記第1還元塊成体の供給が行われ、前記反応炉の下部から前記副生ガスの供給が行われることを特徴とする請求項3乃至請求項11のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄製造装置。
- 還元ガスを用いて粉鉱を還元させる段階、
前記還元された粉鉱を用いて鉄および酸化鉄のうちの1種以上が含まれた第1還元塊成体を設ける段階、
コークス製造設備から発生した副生ガスを設ける段階、および
前記第1還元塊成体と前記副生ガスを反応させて炭化鉄が含まれた第2還元塊成体および前記副生ガスが改質された還元ガスを製造する段階、を含み、
前記粉鉱を還元させる段階で、
前記副生ガスが改質された還元ガスを用いて粉鉱を還元させ、
前記還元ガスを製造する段階では、前記第1還元塊成体が触媒として作用して炭化水素および水素が含まれた前記副生ガスは一酸化炭素および水素が含まれた還元ガスに改質されることを特徴とする二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階以後、
前記コークス製造設備から製造されたコークスを還元溶解炉に装入させる段階、および
前記第2還元塊成体を前記還元溶解炉に装入させる段階、をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記副生ガスを設ける段階は、
前記コークス製造設備から発生して水素および炭化水素が含まれた前記副生ガスを加熱する段階、および
前記加熱した副生ガスを硫化水素および酸素とともに吹き込みする段階、を含むことを特徴とする請求項13または請求項14に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記副生ガスを硫化水素および酸素とともに吹き込みする段階で、
前記酸素は、
前記吹き込みされる副生ガス、硫化水素および酸素の全体100体積%に対して、13~18体積%であることを特徴とする請求項15に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階で、
前記副生ガスと前記第1還元塊成体の反応温度は700~750℃であることを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階で、
水素に対する硫化水素の分圧比(PH2S/PH2)は0.0003~0.0005であることを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階で、
前記副生ガスと前記第1還元塊成体の反応は下記反応式1~3のうちの一つ以上を含むことを特徴とする請求項13乃至請求項18のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。
[反応式1] CH4+H2O→CO+4H2
[反応式2] Fe+CH4→Fe3C+H2
[反応式3] FeO+CH4→Fe3C+H2O - 前記還元ガスは全体100体積%に対して、85体積%以上が一酸化炭素および水素であることを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。
- 前記第2還元塊成体および還元ガスを製造する段階で、
前記副生ガスと前記第1還元塊成体の反応圧力を常圧以下に維持することを特徴とする請求項13乃至請求項20のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。 - 前記粉鉱を還元させる段階で、
前記粉鉱の還元率は65~75%であることを特徴とする請求項13乃至請求項21のいずれか一項に記載の二酸化炭素排出低減型溶鉄の製造方法。
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