JP7141917B2 - 電源制御装置、およびllc共振コンバータ - Google Patents

電源制御装置、およびllc共振コンバータ Download PDF

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Description

本発明は、LLC共振コンバータ用の電源制御装置に関する。
従来、DC/DCコンバータの一種として、LLC共振型のDC/DCコンバータ(以下、LLC共振コンバータ)が存在する。LLC共振コンバータは絶縁型のスイッチング電源回路であり、従来のLLC共振コンバータでは、二次側の出力電圧に応じてスイッチング周波数を変化させる帰還動作を行っていた。
また、特許文献1には、次のような従来のLLC共振コンバータも開示されている。特許文献1のLLC共振コンバータでは、二次側の出力電圧に応じて電圧VCOMPを生成し、基準電圧VCMに対して、VTHH=VCM+VCOMP、VTHL=VCM-VCOMPとして、閾値VTHH,VTHLを生成する。そして、トランスの1次巻線と共振コンデンサとの接続ノードに発生する電圧V41をコンデンサC41,C42によって分圧することで電圧VCRを生成する。電圧VCRと閾値VTHL,VTHHをコンパレータ232,234によって比較することで、スイッチング素子Q11,Q12のオフタイミングを決定する。
米国特許出願公開第2018/0048236号明細書
しかしながら、上記いずれの制御方式の従来のLLC共振コンバータでも、負荷応答性、および位相補償設計の容易性は十分であるとは言えなかった。
そこで、本発明は、LLC共振コンバータの負荷応答性、および位相補償設計の容易性を向上させることが可能となる電源制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様は、
入力電圧が一端に印加される第1スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子の他端に一端が接続される第2スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが接続される第1接続ノードと、前記第2スイッチング素子の他端との間に直列に接続される1次巻線および共振コンデンサと、
を有するLLC共振コンバータを駆動制御する電源制御装置であり、
前記LLC共振コンバータの出力電圧を帰還した帰還電圧に基づいて上側オフ閾値および下側オフ閾値を生成するオフ閾値生成回路と、
前記上側オフ閾値および前記下側オフ閾値のそれぞれに共振電流検出信号を合算する帰還電流合算回路と、
前記帰還電流合算回路による合算後の上側オフ閾値と共振電圧検出信号とを比較して前記第1スイッチング素子をオフするための上側オフ信号を出力する上側コンパレータと、
前記帰還電流合算回路による合算後の下側オフ閾値と共振電圧検出信号とを比較して前記第2スイッチング素子をオフするための下側オフ信号を出力する下側コンパレータと、
を有する電源制御装置としている(第1の構成)。
また、上記第1の構成において、前記オフ閾値生成回路は、
第1抵抗と、
第2抵抗と、
前記第1抵抗の一端と前記第2抵抗の一端とが接続される第2接続ノードに第1所定電圧を印加する第1電圧印加部と、
前記帰還電圧に基づき、前記第1抵抗の他端に流す第1出力電流および前記第2抵抗の他端に流す第2出力電流を生成する出力電流生成回路と、
を有し、
前記帰還電流合算回路は、前記共振電流検出信号に基づき、前記第1抵抗の他端からシンク電流を吸い込むとともに、前記第2抵抗の他端へソース電流を吐き出すこととしてもよい(第2の構成)。
また、上記第2の構成において、前記帰還電流合算回路は、
前記第1スイッチング素子のオンへの切替えの際に前記共振電流検出信号をホールドする第1サンプルホールド部と、
前記第1サンプルホールド部の出力と前記共振電流検出信号との差分に応じた前記シンク電流を出力する第1トランスコンダクタンスアンプと、
前記第2スイッチング素子のオンへの切替えの際に前記共振電流検出信号をホールドする第2サンプルホールド部と、
前記第2サンプルホールド部の出力と前記共振電流検出信号との差分に応じた前記ソース電流を出力する第2トランスコンダクタンスアンプと、
を有することとしてもよい(第3の構成)。
また、上記第3の構成において、前記帰還電流合算回路は、前記共振電流検出信号をレベルシフトし、レベルシフト後の前記共振電流検出信号を前記第1サンプルホールド部、前記第1トランスコンダクタンスアンプ、前記第2サンプルホールド部、および、前記第2トランスコンダクタンスアンプへ出力する第1レベルシフト回路を有することとしてもよい(第4の構成)。
また、上記第4の構成において、前記第1レベルシフト回路の入力端に入力端が接続されるピーク検出部と、
前記第1レベルシフト回路の入力端に入力端が接続される平均検出部と、
前記ピーク検出部の出力と前記平均検出部の出力とが入力されるOR回路と、
前記OR回路の出力に応じて前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフとしてスイッチングを停止させる第1制御部と、
をさらに有することとしてもよい(第5の構成)。
また、上記第3から第5のいずれかの構成において、前記第1サンプルホールド部、前記第1トランスコンダクタンスアンプ、前記第2サンプルホールド部、および、前記第2トランスコンダクタンスアンプのそれぞれの入力端に一方の入力端が接続され、他方の入力端に第1基準電圧が入力されるコンパレータと、
前記コンパレータの出力に応じて前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のオンへの切替えを禁止する第2制御部と、
をさらに有することとしてもよい(第6の構成)。
また、上記第2から第6のいずれかの構成において、前記出力電流生成回路は、
第1トランジスタと、
前記第1トランジスタの一端に接続される第3抵抗と、
前記帰還電圧と、前記第1トランジスタと前記第3抵抗とが接続される第3接続ノードの電圧とが入力されて前記第1トランジスタを駆動する第1エラーアンプと、
前記第1トランジスタに流れる電流を入力として前記第1出力電流を生成する上側カレントミラーと、
前記上側カレントミラーの出力電流を入力として前記第2出力電流を生成する下側カレントミラーと、
を有することとしてもよい(第7の構成)。
また、上記第2から第7のいずれかの構成において、前記第1電圧印加部は、第2基準電圧を入力されるボルテージフォロアであることとしてもよい(第8の構成)。
また、上記第2から第8のいずれかの構成において、前記共振電圧検出信号をレベルシフトして前記上側コンパレータおよび前記下側コンパレータのそれぞれに出力する第2レベルシフト回路をさらに有し、
前記第1所定電圧は、レベルシフト後の前記共振電圧検出信号の中心電圧と同じであることとしてもよい(第9の構成)。
また、上記第1から第9のいずれかの構成において、前記オフ閾値生成回路は、
前記帰還電圧が生じる帰還外部端子に一端が第4接続ノードにて接続され、第2所定電圧が他端に印加される第4抵抗と、
第1コンデンサを接続可能な設定外部端子に定電流を流す第1定電流源と、
シンク電流を出力する第3トランスコンダクタンスアンプと、
を有し、
前記第3トランスコンダクタンスアンプの一方の入力端は、前記設定外部端子に接続され、
前記第3トランスコンダクタンスアンプの他方の入力端および出力端は、前記第4接続ノードに接続されることとしてもよい(第10の構成)。
また、上記第1から第10のいずれかの構成において、前記LLC共振コンバータは、前記1次巻線と前記共振コンデンサとが接続される第5接続ノードに一端が接続される第2コンデンサと、前記第2コンデンサの他端に接続される第5抵抗と、をさらに有し、
前記共振電流検出信号は、前記第2コンデンサと前記第5抵抗とが接続される第6接続ノードに生成されることとしてもよい(第11の構成)。
また、上記第1から第11のいずれかの構成において、前記LLC共振コンバータは、前記1次巻線と前記共振コンデンサとが接続される第5接続ノードに一端が接続される第3コンデンサと、前記第3コンデンサの他端に接続される第4コンデンサと、をさらに有し、
前記共振電圧検出信号は、前記第3コンデンサと前記第4コンデンサとが接続される第7接続ノードに生成されることとしてもよい(第12の構成)。
また、ICパッケージとしての上記いずれかの構成の電源制御装置であり、
前記共振電流検出信号を印加可能な第1外部端子と、前記共振電圧検出信号を印加可能な第2外部端子とは、前記ICパッケージの同一辺に沿って配置される同レベル耐圧の端子群に含まれることとしてもよい(第13の構成)。
また、上記第13の構成において、前記入力電圧を生成するための交流電圧の印加端にダイオードを介して接続可能な第3外部端子と、
非接続端子である第4外部端子と、
を前記同一辺においてさらに有し、
前記第4外部端子は、前記端子群と前記第3外部端子との間に配置されることとしてもよい(第14の構成)。
また、本発明の別態様は、上記いずれかの構成の電源制御装置を含むLLC共振コンバータである。
本発明の電源制御装置によると、LLC共振コンバータの負荷応答性、および位相補償設計の容易性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るAC/DCコンバータの構成を示す回路図である。 電源制御ICにおけるスイッチングのオフタイミングを決定する構成を要部的に示す概略図である。 オフ閾値生成回路の一構成例を示す回路図である。 帰還電圧とオフ閾値との関係を示す模式図である。 ソフトスタート機能について説明するためのタイミングチャートである。 帰還電流合算回路の一構成例を示す回路図である。 共振電流検出信号のレベルシフトの一例を示すタイミングチャートである。 帰還電流合算回路におけるシンク電流の生成を示すタイミングチャートである。 帰還電流合算回路におけるソース電流の生成を示すタイミングチャートである。 図2の構成をより具体的に示した回路図である。 軽負荷である場合の各信号波形を示すタイミングチャートである。 重負荷である場合の各信号波形を示すタイミングチャートである。 電源制御ICの変形例を示す回路図である。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
<1.AC/DCコンバータの全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るAC/DCコンバータ5の構成を示す回路図である。AC/DCコンバータ5は、大きく分けて、前段側の力率改善回路(PFC)51と、後段側のLLC共振コンバータ52と、から構成される。なお、AC/DCコンバータ5は、民生機器(TV、PC、サーバー等)電源、LED照明電源、産業機器電源、OA機器(レーザプリンター等)電源など、各種の電源に適用される。
力率改善回路51は、昇圧チョッパー回路として構成され、ダイオードブリッジDBと、インダクタL1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、スイッチング素子M1と、抵抗R1と、抵抗R2と、PFC制御IC1と、を有する。
ダイオードブリッジDBの入力端には、交流電圧Vacが印加される。ダイオードブリッジDBの出力端は、インダクタL1の一端に接続される。インダクタL1の他端は、ダイオードD1のアノードに接続される。インダクタL1とダイオードD1との接続ノードは、nチャネルMOSFETとして構成されるスイッチング素子M1のドレインに接続される。スイッチング素子M1のソースは、グランド電位の印加端に接続される。ダイオードD1のカソードは、コンデンサC1の一端に接続される。コンデンサC1の他端は、グランド電位の印加端に接続される。
PFC制御IC1は、スイッチング素子M1のオンオフ駆動を制御する。スイッチング素子M1がオンされると、インダクタL1にエネルギーが蓄積され、スイッチング素子M1がオフされると、インダクタL1からダイオードD1を介して出力側へ電流が流れ、インダクタL1のエネルギーが解放される。
PFC制御IC1は、ダイオードD1のカソード側に発生する力率改善回路51の出力電圧(=Vin)を抵抗R1,R2によって分圧した後の電圧を帰還されることで、PWM(パルス幅変調)制御によってスイッチング素子M1を駆動する。これにより、インダクタL1を流れるインダクタ電流のピークは、インダクタL1の入力側の入力電圧VIと同じ波形となり、力率改善を図ることができる。
力率改善回路51の出力としての入力電圧VinはLLC共振コンバータ52に入力される。LLC共振コンバータ52は、入力電圧Vinを出力電圧Voutに変換する。LLC共振コンバータ52は、スイッチング素子Q1,Q2と、トランスTrと、共振コンデンサCrと、ダイオードD11,D12と、シャントレギュレータSRと、フォトカプラPCと、抵抗R11,R12と、出力コンデンサC10と、電源制御IC2と、を有する。
LLC共振コンバータ52は、その他にも、抵抗R3~R8と、コンデンサC2~C9と、ダイオードD2~D5と、ツェナーダイオードZ1と、を有する。
電源制御IC(電源制御装置)2は、LLC共振コンバータ52の駆動制御を行う。電源制御IC2は、外部との電気的接続を確立するための各種外部端子を有する。より具体的には、電源制御IC2は、VH端子(1番ピン)と、非接続端子(2番ピン)と、PFC_IN端子(3番ピン)と、FB端子(4番ピン)と、SET_SS端子(5番ピン)と、ILLC端子(6番ピン)と、VLLC端子(7番ピン)と、SW端子(8番ピン)と、REG端子(9番ピン)と、VCC端子(10番ピン)と、LO端子(11番ピン)と、GND端子(12番ピン)と、非接続端子(13番ピン)と、HGND端子(14番ピン)と、HO端子(15番ピン)と、HVCC端子(16番ピン)と、を有する。
スイッチング素子Q1、Q2は、ともにnチャネルMOSFETとして構成される。スイッチング素子Q1のドレインには、入力電圧Vinが印加される。スイッチング素子Q1のソースは、スイッチング素子Q2のドレインに接続される。スイッチング素子Q2のソースは、グランド電位の印加端に接続される。
トランスTrは、1次巻線Npと、2次巻線Ns1,Ns2と、補助巻線Naと、を有する。スイッチング素子Q1とQ2とが接続される接続ノードNsは、1次巻線Npの一端に接続される。1次巻線Npの他端は、共振コンデンサCrの一端に接続される。共振コンデンサCrの他端は、スイッチング素子Q2のソースに接続される。
2次巻線Ns1の一端は、ダイオードD11のアノードに接続される。2次巻線Ns2の一端は、ダイオードD12のアノードに接続される。2次巻線Ns1の他端とNs2の他端とが接続される接続ノードは、グランド電位が印加される印加端GNDに接続される。
ダイオードD11のカソードは、ダイオードD12のカソードに接続される。ダイオードD11のカソードは、コンデンサC10の一端とともに、出力端子OUTに接続される。コンデンサC10の他端は、印加端GNDに接続される。このように、LLC共振コンバータ52における2次側は、整流平滑回路として構成される。出力電圧Voutは、出力端子OUTに生成される。
また、出力端子OUTと印加端GNDとの間には、抵抗R11,R12が直列に接続される。出力端子OUTと印加端GNDとの間には、その他として、フォトカプラPCに含まれる発光素子P1と、シャントレギュレータSRと、が配置される。出力端子OUTは、発光素子P1のアノードに接続される。発光素子P1のカソードは、シャントレギュレータSRのカソードに接続される。シャントレギュレータSRのアノードは、印加端GNDに接続される。
シャントレギュレータSRは、出力電圧Voutを抵抗R11,R12によって分圧した後の分圧電圧と、基準電圧とを比較し、上記分圧電圧の基準電圧との誤差に応じた電流をカソード・アノード間に発生させる。発生した電流によって発光素子P1は発光する。
フォトカプラPCに含まれる受光素子P2は、発光素子P1から出力される光を受光する。受光素子P2の一端は、電源制御IC2のFB端子に接続され、他端はグランド電位の印加端に接続される。受光素子P2に流れる電流によってFB端子に帰還電圧Vfbが生成される。このような構成により、出力電圧Voutは、帰還電圧Vfbとして帰還される。
LLC共振コンバータ52では、トランスTrの結合係数を小さくすることで漏れインダクタンスを大きくし、漏れインダクタンスと励磁インダクタンスを利用する。漏れインダクタンスは、共振用インダクタとして利用される。なお、1次巻線Npに直列に共振用インダクタを別途接続するようにしてもよい。
上側のスイッチング素子Q1と下側のスイッチング素子Q2は、それぞれゲート駆動信号GH,GLによって相補的にオンオフされる。なお、ここでの「相補的」とは、双方のスイッチング素子がオフとなる期間であるデッドタイムを含むスイッチング動作も含む。また、スイッチング素子Q1,Q2ともにオンデューティは略50%である。
ダイオードブリッジDBの一方の入力端は、ダイオードD2のアノードに接続され、他方の入力端は、ダイオードD3のアノードに接続される。ダイオードD2,D3のカソード同士は、抵抗R3の一端に接続される。抵抗R3の他端は、VH端子に接続される。これにより、交流電圧Vacは、ダイオードD2,D3によって全波整流されてVH端子に入力される。VH端子は、起動時に後述するコンデンサC8に充電を行って電源制御IC2を起動するために用いられる。
PFC_IN端子は、抵抗R1とR2との接続ノードに接続される。
SET_SS端子は、コンデンサC5の一端に接続される。コンデンサC5の他端は、グランド電位の印加端に接続される。抵抗R7は、コンデンサC5と並列に接続される。SET_SS端子は、ソフトスタート設定用に用いられる。なお、ソフトスタートについては、後述する。
1次巻線Npと共振コンデンサCrとの接続ノードN1は、コンデンサC3の一端に接続される。コンデンサC3の他端は、抵抗R6の一端に接続される。抵抗R6の他端は、グランド電位の印加端に接続される。ILLC端子は、コンデンサC3と抵抗R6との接続ノードに接続される。ILLC端子には、共振電流を電圧信号に変換した共振電流検出信号VISが生成される。
接続ノードN1は、コンデンサC4の一端にも接続される。コンデンサC4の他端は、コンデンサC6の一端に接続される。コンデンサC6の他端は、グランド電位の印加端に接続される。VLLC端子は、コンデンサC4とC6との接続ノードに接続される。VLLC端子には、共振電圧検出信号VCRが生成される。
接続ノードNsは、コンデンサC2の一端に接続される。コンデンサC2の他端は、抵抗R4の一端に接続される。抵抗R4の他端は、抵抗R5の一端に接続される。抵抗R5の他端は、グランド電位の印加端に接続される。抵抗R4とR5との接続ノードは、SW端子に接続される。SW端子には、ツェナーダイオードZ1のカソードが接続される。ツェナーダイオードZ1のアノードは、グランド電位の印加端に接続される。
接続ノードNsに発生するスイッチ電圧SWは、スイッチング素子Q1,Q2が双方オフのときに寄生容量の充電または放電によって、0Vから入力電圧Vinまで立ち上がる、または入力電圧Vinから0Vまで立ち下がる。SW端子には、このようなスイッチ電圧SWの立上り、および立下りを検出したスイッチ電圧検出信号VSWが生成される。なお、ツェナーダイオードZ1は、スイッチ電圧検出信号VSWが負となる場合に、スイッチ電圧検出信号VSWを順方向電圧によってクランプする。
電源制御IC2は、SW端子に生成されるスイッチ電圧検出信号VSWに基づいてスイッチ電圧SWが入力電圧Vin(例えば400V)または0Vに達したタイミングを検出し、当該タイミングでスイッチング素子Q1またはQ2をオンとする。すなわち、スイッチ電圧検出信号VSWに基づいてデッドタイムが調整される。これにより、スイッチング素子Q1,Q2でのハードスイッチングを回避することができる。
REG端子は、コンデンサC9の一端に接続される。コンデンサC9の他端は、グランド電位の印加端に接続される。REG端子には、内部電圧Vregが生成される。
VCC端子は、コンデンサC8の一端に接続される。コンデンサC8の他端は、グランド電位の印加端に接続される。補助巻線Naの一端は、グランド電位の印加端に接続される。補助巻線Naの他端は、抵抗R8を介してダイオードD5のアノードに接続される。ダイオードD5のカソードは、VCC端子とコンデンサC8との接続ノードに接続される。これにより、補助巻線Naにより発生した電圧は、ダイオードD5およびコンデンサC8によって整流平滑され、VCC端子に生成される電源電圧Vccとなる。電源電圧Vccは、PFC制御IC1の電源としても用いられる。
LO端子は、スイッチング素子Q2のゲートに接続される。スイッチング素子Q2のゲートは、LO端子から出力されるゲート駆動信号GLによって駆動される。GND端子は、グランド電位の印加端に接続される。
HGND端子は、接続ノードNsに接続される。コンデンサC7は、HVCC端子とHGND端子との間に接続される。ダイオードD4のアノードは、REG端子とコンデンサC9との接続ノードに接続される。ダイオードD4のカソードは、HVCC端子に接続される。コンデンサC7およびダイオードD4は、スイッチング素子Q1のオン用にドレイン電圧(=Vin)よりも高い電圧のゲート駆動信号GHを生成するブートストラップに用いられる。
HO端子は、スイッチング素子Q1のゲートに接続される。スイッチング素子Q1のゲートは、HO端子から出力されるゲート駆動信号GHによって駆動される。
<2.帰還経路構成>
次に、電源制御IC2における帰還経路構成について詳述する。図2は、電源制御IC2におけるスイッチングのオフタイミングを決定する構成を要部的に示す概略図である。
図2に示すように、電源制御IC2は、オフ閾値生成回路21と、帰還電流合算回路22と、DCレベルシフト回路23と、上側コンパレータ24と、下側コンパレータ25と、を有する。
オフ閾値生成回路21は、FB端子に生成される帰還電圧Vfbに基づいて上側オフ閾値VTHHおよび下側オフ閾値VTHLを生成する。帰還電流合算回路22は、ILLC端子に生成される共振電流検出信号VISを上側オフ閾値VTHHに合算して上側オフ閾値VTHH’を生成し、共振電流検出信号VISを下側オフ閾値VTHLに合算して下側オフ閾値VTHL’を生成する。
DCレベルシフト回路23は、VLLC端子に生成される共振電圧検出信号VCRをレベルシフトし、レベルシフト後の共振電圧検出信号VCR’を出力する。上側コンパレータ24の非反転入力端(+)には共振電圧検出信号VCR’が入力され、反転入力端(-)には上側オフ閾値VTHH’が入力される。上側コンパレータ24は、共振電圧検出信号VCR’が上側オフ閾値VTHH’を上回ったタイミングで、LowからHighへ切替えた上側オフ信号H_OFFを出力する。このとき、スイッチング素子Q1がオンからオフとされる。
一方、下側コンパレータ25の反転入力端には共振電圧検出信号VCR’が入力され、非反転入力端には下側オフ閾値VTHL’が入力される。下側コンパレータ25は、共振電圧検出信号VCR’が上側オフ閾値VTHH’を下回ったタイミングで、LowからHighへ切替えた下側オフ信号H_OFFを出力する。このとき、スイッチング素子Q2がオンからオフとされる。
このような帰還構成によってスイッチング素子Q1,Q2のオフタイミングが決定され、出力電圧Voutは目標値と一致するように制御される。特に本実施形態では、帰還経路に共振電流の情報が含まれるので、LLC共振コンバータ52の負荷応答が高速となり、位相補償設計が容易となる。
<3.オフ閾値生成回路の構成>
次に、上述したオフ閾値生成回路21の具体的な構成例について述べる。図3は、オフ閾値生成回路21の一構成例を示す回路図である。
図3に示すオフ閾値生成回路21は、出力電流生成回路211と、抵抗R21と、定電流源CI21と、トランスコンダクタンスアンプTA21と、抵抗R212と、抵抗R213と、オペアンプA21と、を有する。
抵抗R21の一端には、所定の電源電圧V21が印加され、他端は、FB端子に接続される。受光素子P2に流れる電流に応じて抵抗R21に電流が流れ、帰還電圧Vfbが生成される。
出力電流生成回路211は、帰還電圧Vfbに基づいて上側出力電流IoHおよび下側出力電流IoLを生成する回路である。出力電流生成回路211は、一例として、エラーアンプEA21と、トランジスタM21と、抵抗R211と、上側カレントミラーPMと、下側カレントミラーNMと、を有する。
エラーアンプEA21の一方の非反転入力端には、帰還電圧Vfbが印加され、他方の非反転入力端には、所定の基準電圧V211が印加される。エラーアンプEA21の出力端は、nチャネルMOSFETとして構成されるトランジスタM21のゲートに接続される。トランジスタM21のソースは、抵抗R211を介してグランド電位の印加端に接続される。トランジスタM21のソースと抵抗R211との接続ノードN211は、エラーアンプEA21の反転入力端に接続される。
エラーアンプEA21は、二つの非反転入力端に印加される電圧のうち高い方の電圧を反転入力端の電圧と比較する。これにより、帰還電圧Vfbが基準電圧V211より高い場合は、接続ノードN211の電圧は帰還電圧Vfbとなるように制御され、そうでない場合は、接続ノードN211の電圧は基準電圧V221となるように制御される。従って、基準電圧V211は、接続ノードN211の電圧の最低値を規定する。
トランジスタM21のドレインは、上側カレントミラーPMの入力端に接続される。上側カレントミラーPMの一方の出力端は、下側カレントミラーNMの入力端に接続され、他方の出力端は、抵抗R212の一端と接続ノードNHで接続される。下側カレントミラーNMの出力端は、抵抗R213の一端と接続ノードNLで接続される。
接続ノードN211の電圧に応じて抵抗R211を介して電流I211が流れる。上側カレントミラーPMは、電流I211を入力として電流I212および上側出力電流IoHを出力する。下側カレントミラーNMは、電流I212を入力として下側出力電流IoLを出力する。
抵抗R212と抵抗R213との接続ノードNCは、オペアンプA21の出力端に接続される。オペアンプA21の非反転入力端には、所定の基準電圧V212が印加される。オペアンプA21の出力端は、オペアンプA21の反転入力端に接続される。このように、オペアンプA21によってボルテージフォロアが構成されるので、接続ノードNCには、基準電圧V212と同じ電圧Vncが生成される。
接続ノードNHには、上側出力電流IoHに応じた抵抗R212での電圧降下分だけ電圧Vncよりも高い電圧が上側オフ閾値VTHH(図2)として生成される。接続ノードNLには、下側出力電流IoLに応じた抵抗R213での電圧降下分だけ電圧Vncよりも低い電圧が下側オフ閾値VTHL(図2)として生成される。
これにより、図4に模式的に示すように、帰還電圧Vfbが高くなる程、上側オフ閾値VTHHと下側オフ閾値VTHLとの乖離が電圧Vnc(=V212)を中心として大きくなる。
また、図3に示す構成では、トランスコンダクタンスアンプTA21の非反転入力端は、SET_SS端子に接続される。トランスコンダクタンスアンプTA21とSET_SS端子との接続ノードには、定電流源CI21による定電流が流れ込む。トランスコンダクタンスアンプTA21の出力端は、FB端子と抵抗R21との接続ノードに接続されるとともに、トランスコンダクタンスアンプTA21の反転入力端に接続される。トランスコンダクタンスアンプTA21は、出力端へシンク電流IS21を吸い込むのみであり、出力端からのソース電流の吐出しはしない。
このようなトランスコンダクタンスアンプTA21を用いた構成は、ソフトスタートを目的としており、図5のタイミングチャートも参照してソフトスタートについて述べる。図5において示す出力電圧Voutの波形および帰還電圧Vfb1の波形は、ソフトスタート機能を仮に設けない場合を示す。この場合、タイミングtsで電源制御IC2が起動すると、帰還電圧Vfb1は0Vから電源電圧V21まで立ち上り、出力電圧Voutが0Vから上昇する。
そして、出力電圧Voutが目標値REFに達したタイミングteで帰還電圧Vfb1は安定値まで低下するが、その低下に時間がかかるので、出力電圧Voutには図5に示すようにオーバーシュートOSが発生する。
これに対して、本実施形態では、起動するタイミングtsより定電流源CI21によるSET_SS端子に外付けされたコンデンサC5への充電が開始され、SET_SS端子に生じる電圧Vss(図5)が上昇を開始する。このとき、帰還電圧Vfb(図5ではVfb2)が電圧Vssよりも高くなろうとしても、トランスコンダクタンスアンプTA21によるシンク電流IS21の吸込みによって、帰還電圧Vfbは電圧Vssと一致するように制御される。従って、電圧Vssと帰還電圧Vfbは一致しつつ上昇する。
そして、帰還電圧Vfbが安定値Vsに達すると、以降、電圧Vssがさらに上昇しても、帰還電圧Vfbは安定値Vsを維持するので、電圧Vssと帰還電圧Vfbは乖離する。このとき、出力電圧Voutのオーバーシュートは抑制される。
<4.帰還電流合算回路の構成>
次に、上述した帰還電流合算回路22の具体的な構成例について述べる。図6は、帰還電流合算回路22の一構成例を示す回路図である。
図6に示す帰還電流合算回路22は、抵抗R221~R224と、エラーアンプ221と、コンデンサC221と、トランスコンダクタンスアンプ222と、コンデンサC222と、トランスコンダクタンスアンプ223と、スイッチSW221と、スイッチSW222と、を有する。
所定の電源電圧V22の印加端とILCC端子との間には、抵抗R221と抵抗R222が直列に接続される。抵抗R221とR222との接続ノードは、エラーアンプ221の非反転入力端に接続される。エラーアンプ221の出力端と、グランド電位の印加端との間には、抵抗R223とR224とが直列に接続される。抵抗R223とR224との接続ノードは、エラーアンプ221の反転入力端に接続される。
これにより、例えば抵抗R221とR222の抵抗比を1:1とし、R223とR224の抵抗比も1:1とすると、図7に示す0Vを中心とした共振電流検出信号VISに対して、エラーアンプ221の出力端には、電源電圧V22と同じ電圧(図7では一例として2V)を中心とした共振電流検出信号VIS’が生成される。すなわち、共振電流検出信号VISは、共振電流検出信号VIS’にレベルシフトされる。
エラーアンプ221の出力端は、トランスコンダクタンスアンプ222の反転入力端に接続されるとともに、スイッチSW221を介してトランスコンダクタンスアンプ222の非反転入力端に接続される。スイッチSW221とトランスコンダクタンスアンプ222との接続ノードには、コンデンサC221の一端が接続される。コンデンサ221の他端は、グランド電位の印加端に接続される。スイッチSW221とコンデンサ221は、サンプルホールド回路を構成する。
図8のタイミングチャートに示すように、ゲート駆動信号GHがLowからHighへ切替えられてスイッチング素子Q1がオフからオンへ切替えられるタイミングt81において、スイッチSW221はオンからオフへ切替えられるので、トランスコンダクタンスアンプ222の非反転入力端に生じる電圧V222は、切替えたタイミングでの共振電流検出信号VIS’の値にホールドされる。一方、トランスコンダクタンスアンプ222の反転入力端には、共振電流検出信号VIS’がそのまま入力される(図8の破線)。
トランスコンダクタンスアンプ222は、非反転入力端の電圧と反転入力端の電圧との差分ΔVHに比例した電流値のシンク電流I222を吸い込む。従って、図8に示すように、タイミングt81から差分ΔVHが大きくなるにつれて、シンク電流I222が大きくなる。
ゲート駆動信号GHがHighからLowへ切替えられてスイッチング素子Q1がオンからオフへ切替えられるタイミングt82において、スイッチSW221はオフからオンへ切替えられる。これにより、電圧V222は、共振電流検出信号VIS’と一致する。従って、差分ΔVHがゼロとなり、シンク電流I222は流れなくなる。
一方、エラーアンプ221の出力端は、トランスコンダクタンスアンプ223の反転入力端に接続されるとともに、スイッチSW222を介してトランスコンダクタンスアンプ223の非反転入力端に接続される。スイッチSW222とトランスコンダクタンスアンプ223との接続ノードには、コンデンサC222の一端が接続される。コンデンサ222の他端は、グランド電位の印加端に接続される。スイッチSW222とコンデンサ222は、サンプルホールド回路を構成する。
図9のタイミングチャートに示すように、ゲート駆動信号GLがLowからHighへ切替えられてスイッチング素子Q2がオフからオンへ切替えられるタイミングt91において、スイッチSW222はオンからオフへ切替えられるので、トランスコンダクタンスアンプ223の非反転入力端に生じる電圧V223は、切替えたタイミングでの共振電流検出信号VIS’の値にホールドされる。一方、トランスコンダクタンスアンプ223の反転入力端には、共振電流検出信号VIS’がそのまま入力される(図9の破線)。
トランスコンダクタンスアンプ223は、非反転入力端の電圧と反転入力端の電圧との差分ΔVLに比例した電流値のソース電流I223を吐出す。従って、図9に示すように、タイミングt91から差分ΔVLが大きくなるにつれて、ソース電流I223が大きくなる。
ゲート駆動信号GLがHighからLowへ切替えられてスイッチング素子Q2がオンからオフへ切替えられるタイミングt92において、スイッチSW222はオフからオンへ切替えられる。これにより、電圧V223は、共振電流検出信号VIS’と一致する。従って、差分ΔVLがゼロとなり、ソース電流I223は流れなくなる。
<5.スイッチング素子のオフタイミング決定>
図10の回路図に示すように、電源制御IC2において、上述したオフ閾値生成回路21と帰還電流合算回路22とは接続される。より具体的には、接続ノードNHとトランスコンダクタンスアンプ222の出力端が接続ノードNH2で接続され、接続ノードNLとトランスコンダクタンスアンプ223の出力端が接続ノードNL2で接続される。
上側オフ閾値VTHH’(図2)は、接続ノードNH2に生成され、下側オフ閾値VTHL’(図2)は、接続ノードNL2に生成される。
上側オフ閾値VTHH’は、シンク電流I222が流れない場合は、上側出力電流IoHがそのまま抵抗R212に流れ、上側オフ閾値VTHH’は上側オフ閾値VTHHと一致する。シンク電流I222の流れる量が大きくなるほど、抵抗R212に流れる電流が減るので、上側オフ閾値VTHH’は上側オフ閾値VTHHより低下する。
下側オフ閾値VTHL’は、ソース電流I223が流れない場合は、下側出力電流IoLがそのまま抵抗R213に流れ、下側オフ閾値VTHL’は下側オフ閾値VTHLと一致する。ソース電流I223の流れる量が大きくなるほど、抵抗R213に流れる電流が減るので、下側オフ閾値VTHL’は下側オフ閾値VTHLより上昇する。
ここで、図10に示すように、DCレベルシフト回路23(図2)は、電源電圧V23の印加端とグランド電位の印加端との間での抵抗R231と抵抗R232との直列接続によって構成される。抵抗R231とR232との接続ノードN23は、VLLC端子に接続される。
このようなDCレベルシフト回路23により、VLLC端子に生成される0Vを中心とした共振電圧検出信号VCRは、電源電圧V23を抵抗R231,R232によって分圧した電圧を中心とした共振電圧検出信号VCR’へレベルシフトされる。
接続ノードN23は、上側コンパレータ24の非反転入力端に接続されるとともに、下側コンパレータ25の反転入力端に接続される。また、接続ノードNH2は、上側コンパレータ24の反転入力端に接続され、接続ノードNL2は、下側コンパレータ25の非反転入力端に接続される。これにより、上側コンパレータ24は、共振電圧検出信号VCR’と上側オフ閾値VTHH’とを比較し、下側コンパレータ25は、共振電圧検出信号VCR’と下側オフ閾値VTHL’とを比較する。
上側コンパレータ24の出力端は、上側DフリップフロップDHのリセット端子に接続される。すなわち、上側コンパレータ24の出力である上側オフ信号H_OFFは、上記リセット端子に入力される。上側DフリップフロップDHのQ出力端子は、HO端子に接続される。すなわち、上記Q出力端から出力されるゲート駆動信号GHは、HO端子を介してスイッチング素子Q1のゲートへ印加される。
下側コンパレータ25の出力端は、下側DフリップフロップDLのリセット端子に接続される。すなわち、下側コンパレータ25の出力である下側オフ信号L_OFFは、上記リセット端子に入力される。下側DフリップフロップDLのQ出力端子は、LO端子に接続される。すなわち、上記Q出力端から出力されるゲート駆動信号GLは、LO端子を介してスイッチング素子Q2のゲートへ印加される。
これにより、共振電圧検出信号VCR’が上側オフ閾値VTHH’を上回ると、上側コンパレータ24によって上側オフ信号H_OFFがHighへ切替えられ、上側DフリップフロップDHがリセットされ、ゲート駆動信号GHがLowへ切替えられ、スイッチング素子Q1はオフへ切替えられる。
また、共振電圧検出信号VCR’が下側オフ閾値VTHL’を下回ると、下側コンパレータ25によって下側オフ信号L_OFFがHighへ切替えられ、下側DフリップフロップDLがリセットされ、ゲート駆動信号GLがLowへ切替えられ、スイッチング素子Q2はオフへ切替えられる。
なお、ゲート駆動信号GH,GLをHighへ切替えてスイッチング素子Q1,Q2をオンへ切替えるタイミングは、上述したようにSW端子(図1)に生成されるスイッチ電圧検出信号VSWに基づいて上側DフリップフロップDHおよび下側DフリップフロップDLのクロック端子に立ち上がりエッジを入力させることで制御される。
ここで、図11は、LLC共振コンバータ52の負荷が軽負荷である場合の各信号波形を示すタイミングチャートである。図12は、LLC共振コンバータ52の負荷が重負荷である場合の各信号波形を示すタイミングチャートである。図11および図12ともに、上段から順に、共振電圧検出信号VCR、共振電圧検出信号VCR’、共振電流検出信号VIS、および、ゲート駆動信号GH,GLを示す。なお、共振電圧検出信号VCR’は、上側オフ閾値VTHH’および下側オフ閾値VTHL’と併せて示す。
また、共振電圧検出信号VCR’は、共振電圧検出信号VCRに対して中心を0Vから2Vへレベルシフトした例としている。すなわち、電源電圧V23(図10)を4Vとして、抵抗R231と抵抗R232の抵抗比を1:1とした場合である。また、電圧Vnc(=V212)を例として2Vとしている。
図12に示す重負荷の場合は、図11に示す軽負荷の場合に比べて、帰還電圧Vfbの値が高いので、上側オフ閾値VTHHと下側オフ閾値VTHLとの乖離が大きくなる。図11および図12ともに、ゲート駆動信号GHがオンレベル(High)へ切替えられると、シンク電流I222が流れ始め、上側オフ閾値VTHH’が低下する。そして、共振電圧検出信号VCR’が上側オフ閾値VTHH’を上回ったタイミングでゲート駆動信号GHがオフレベル(Low)へ切替えられる。また、図11および図12ともに、ゲート駆動信号GLがオンレベル(High)へ切替えられると、ソース電流I223が流れ始め、下側オフ閾値VTHL’が上昇する。そして、共振電圧検出信号VCR’が下側オフ閾値VTHL’を下回ったタイミングでゲート駆動信号GLがオフレベル(Low)へ切替えられる。
<6.電源制御ICの変形例>
図13は、電源制御IC2の変形例を示す回路図である。図13に示す電源制御IC2は、上述した図10に示す構成に加えて、コンパレータ26と、ピーク検出部27と、平均検出部28と、OR回路29と、コントローラ30(制御部)と、を有する。
コンパレータ26の非反転入力端は、エラーアンプ221の出力端に接続される。コンパレータ26の反転入力端には、所定の基準電圧V26が入力される。すなわち、コンパレータ26は、共振電流検出信号VIS’と基準電圧V26とを比較する。なお、基準電圧V26は、共振電流検出信号VIS’の中心レベルに設定される。これにより、コンパレータ26は、共振電流の極性の検出結果をHigh/Lowレベルとして出力する。
コンパレータ26の出力は、コントローラ30に入力される。コントローラ30は、上側DフリップフロップDHと下側DフリップフロップDLを含み、ゲート駆動信号GH,GLによりスイッチング素子Q1,Q2のオンオフを制御する。コントローラ30は、スイッチング素子Q1,Q2の同時オフ期間においてコンパレータ26による共振電流の極性の検出結果に応じてスイッチング素子Q1,Q2のオンを禁止する制御を行う。これにより、ハードスイッチングを回避することができる。
また、ILCC端子と抵抗R222との接続ノードは、ピーク検出部27の入力端とともに平均検出部28の入力端に接続される。ピーク検出部27の出力と平均検出部28の出力は、OR回路29に入力される。OR回路29の出力は、コントローラ30に入力される。
ピーク検出部27は、共振電流検出信号VISの正側のピーク値を検出し、検出されたピーク値が閾値を上回るかを判定する。平均検出部28は、共振電流検出信号VISの正側の平均値を検出し、検出された平均値が閾値を上回るかを判定する。ピーク検出部27と平均値検出部28の少なくともいずれかの検出値が閾値を上回った場合に、OR回路29の出力はHighとなる。このとき、コントローラ30は、スイッチング素子Q1,Q2を双方ともにオフとしてスイッチングを停止させる。これにより、過電流保護を行うことができる。
<7.電源制御ICの端子配置>
ここで、電源制御IC2(図1)の端子配置について述べる。なお、以下では、端子を1番ピン~16番ピンと記載して説明する。
図1は、ICパッケージとしての電源制御IC2を上面から視た図である。電源制御IC2では、ICチップが支持体(銅フレーム等)に固着される。ICチップは、リードフレーム(銅フレーム等)とAuワイヤ等により接続される。図1に示す1番ピン~16番ピンは、リードフレームとして構成される。支持体、ICチップ、およびリードフレームは、モールド樹脂等の封止材によって封止される。
上面から視て矩形状の電源制御IC2において、第1辺に沿って1番~8番ピンが順に配置され、第1辺と対向する第2辺に沿って9番~16番ピンが順に配置される。なお、1番~8番ピンは、16番~9番ピンと一対一に対向する。
1番、および14番~16番ピンは、例えば400V程度まで上昇する電圧が印加される端子であり、高耐圧の端子である。2番~8番ピンは、低耐圧(例えば10V以下)の端子である。9番~11番ピンは、中耐圧(例えば40V以下)の端子である。
1番ピンは、交流電圧Vacの印加端から直接に電圧が入力されるので、隣接する2番ピンを非接続端子として3番ピンから分離している。
3番~8番ピンは、高耐圧の端子および中耐圧の端子との隣接ショートを避けるため、第1辺の紙面下方に一群として集めて配置している。
9番~11番ピンは、高耐圧の端子とのショートを避けるため、13番ピンを非接続端子としている。
14番~16番ピンは、高耐圧の端子であるので、中耐圧の端子および低耐圧の端子との隣接ショートを避けるため、第2辺の紙面上方に一群として集めて配置している。但し、14番~16番ピン間の電圧差は例えば30V程度にしかならないので、当該ピンがショートしても問題はない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
本発明は、各種機器の電源として用いられるLLC共振コンバータに利用することができる。
1 PFC制御IC
2 電源制御IC
21 オフ閾値生成回路
211 出力電流生成回路
22 帰還電流合算回路
221 エラーアンプ
222、223 トランスコンダクタンスアンプ
23 DCレベルシフト回路
24 上側コンパレータ
25 下側コンパレータ
26 コンパレータ
27 ピーク検出部
28 平均検出部
29 OR回路
30 コントローラ
5 AC/DCコンバータ
51 力率改善回路
52 LLC共振コンバータ
DB ダイオードブリッジ
L1 インダクタ
D1~D5 ダイオード
M1 スイッチング素子
R1~R8 抵抗
C1~C9 コンデンサ
Z1 ツェナーダイオード
Q1、Q2 スイッチング素子
Cr 共振コンデンサ
Tr トランス
Np 1次巻線
Ns1、Ns2 2次巻線
Na 補助巻線
D11、D12 ダイオード
PC フォトカプラ
P1 発光素子
P2 受光素子
SR シャントレギュレータ
C10 出力コンデンサ
R11、R12 抵抗

Claims (15)

  1. 入力電圧が一端に印加される第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子の他端に一端が接続される第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが接続される第1接続ノードと、前記第2スイッチング素子の他端との間に直列に接続される1次巻線および共振コンデンサと、
    を有するLLC共振コンバータを駆動制御する電源制御装置であり、
    前記LLC共振コンバータの出力電圧を帰還した帰還電圧に基づいて上側オフ閾値および下側オフ閾値を生成するオフ閾値生成回路と、
    前記上側オフ閾値および前記下側オフ閾値のそれぞれに共振電流検出信号を合算する帰還電流合算回路と、
    前記帰還電流合算回路による合算後の上側オフ閾値と共振電圧検出信号とを比較して前記第1スイッチング素子をオフするための上側オフ信号を出力する上側コンパレータと、
    前記帰還電流合算回路による合算後の下側オフ閾値と共振電圧検出信号とを比較して前記第2スイッチング素子をオフするための下側オフ信号を出力する下側コンパレータと、
    を有する、電源制御装置。
  2. 前記オフ閾値生成回路は、
    第1抵抗と、
    第2抵抗と、
    前記第1抵抗の一端と前記第2抵抗の一端とが接続される第2接続ノードに第1所定電圧を印加する第1電圧印加部と、
    前記帰還電圧に基づき、前記第1抵抗の他端に流す第1出力電流および前記第2抵抗の他端に流す第2出力電流を生成する出力電流生成回路と、
    を有し、
    前記帰還電流合算回路は、前記共振電流検出信号に基づき、前記第1抵抗の他端からシンク電流を吸い込むとともに、前記第2抵抗の他端へソース電流を吐き出す、請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記帰還電流合算回路は、
    前記第1スイッチング素子のオンへの切替えの際に前記共振電流検出信号をホールドする第1サンプルホールド部と、
    前記第1サンプルホールド部の出力と前記共振電流検出信号との差分に応じた前記シンク電流を出力する第1トランスコンダクタンスアンプと、
    前記第2スイッチング素子のオンへの切替えの際に前記共振電流検出信号をホールドする第2サンプルホールド部と、
    前記第2サンプルホールド部の出力と前記共振電流検出信号との差分に応じた前記ソース電流を出力する第2トランスコンダクタンスアンプと、
    を有する、請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 前記帰還電流合算回路は、前記共振電流検出信号をレベルシフトし、レベルシフト後の前記共振電流検出信号を前記第1サンプルホールド部、前記第1トランスコンダクタンスアンプ、前記第2サンプルホールド部、および、前記第2トランスコンダクタンスアンプへ出力する第1レベルシフト回路を有する、請求項3に記載の電源制御装置。
  5. 前記第1レベルシフト回路の入力端に入力端が接続されるピーク検出部と、
    前記第1レベルシフト回路の入力端に入力端が接続される平均検出部と、
    前記ピーク検出部の出力と前記平均検出部の出力とが入力されるOR回路と、
    前記OR回路の出力に応じて前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフとしてスイッチングを停止させる第1制御部と、
    をさらに有する、請求項4に記載の電源制御装置。
  6. 前記第1サンプルホールド部、前記第1トランスコンダクタンスアンプ、前記第2サンプルホールド部、および、前記第2トランスコンダクタンスアンプのそれぞれの入力端に一方の入力端が接続され、他方の入力端に第1基準電圧が入力されるコンパレータと、
    前記コンパレータの出力に応じて前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のオンへの切替えを禁止する第2制御部と、
    をさらに有する、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  7. 前記出力電流生成回路は、
    第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタの一端に接続される第3抵抗と、
    前記帰還電圧と、前記第1トランジスタと前記第3抵抗とが接続される第3接続ノードの電圧とが入力されて前記第1トランジスタを駆動する第1エラーアンプと、
    前記第1トランジスタに流れる電流を入力として前記第1出力電流を生成する上側カレントミラーと、
    前記上側カレントミラーの出力電流を入力として前記第2出力電流を生成する下側カレントミラーと、
    を有する、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  8. 前記第1電圧印加部は、第2基準電圧を入力されるボルテージフォロアである、請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  9. 前記共振電圧検出信号をレベルシフトして前記上側コンパレータおよび前記下側コンパレータのそれぞれに出力する第2レベルシフト回路をさらに有し、
    前記第1所定電圧は、レベルシフト後の前記共振電圧検出信号の中心電圧と同じである、請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  10. 前記オフ閾値生成回路は、
    前記帰還電圧が生じる帰還外部端子に一端が第4接続ノードにて接続され、第2所定電圧が他端に印加される第4抵抗と、
    第1コンデンサを接続可能な設定外部端子に定電流を流す第1定電流源と、
    シンク電流を出力する第3トランスコンダクタンスアンプと、
    を有し、
    前記第3トランスコンダクタンスアンプの一方の入力端は、前記設定外部端子に接続され、
    前記第3トランスコンダクタンスアンプの他方の入力端および出力端は、前記第4接続ノードに接続される、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  11. 前記LLC共振コンバータは、前記1次巻線と前記共振コンデンサとが接続される第5接続ノードに一端が接続される第2コンデンサと、前記第2コンデンサの他端に接続される第5抵抗と、をさらに有し、
    前記共振電流検出信号は、前記第2コンデンサと前記第5抵抗とが接続される第6接続ノードに生成される、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  12. 前記LLC共振コンバータは、前記1次巻線と前記共振コンデンサとが接続される第5接続ノードに一端が接続される第3コンデンサと、前記第3コンデンサの他端に接続される第4コンデンサと、をさらに有し、
    前記共振電圧検出信号は、前記第3コンデンサと前記第4コンデンサとが接続される第7接続ノードに生成される、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  13. ICパッケージとしての請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の電源制御装置であり、
    前記共振電流検出信号を印加可能な第1外部端子と、前記共振電圧検出信号を印加可能な第2外部端子とは、前記ICパッケージの同一辺に沿って配置される同レベル耐圧の端子群に含まれる。
  14. 前記入力電圧を生成するための交流電圧の印加端にダイオードを介して接続可能な第3外部端子と、
    非接続端子である第4外部端子と、
    を前記同一辺においてさらに有し、
    前記第4外部端子は、前記端子群と前記第3外部端子との間に配置される、請求項13に記載の電源制御装置。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の電源制御装置を含むLLC共振コンバータ。
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