JP7139609B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、案件における意思決定の経緯をユーザーに的確にかつ分かり易く提示する文書の履歴管理方法を提供することを課題とし、電子メールの送受信の過程で添付ファイルが更新された履歴を表示し、電子メールの送受信の過程で添付ファイルが更新された回数を表示し、電子メールの添付ファイルが送信元において更新されたファイルであることを示す識別情報を表示し、利用者が履歴表示に含まれる添付文書の1つを指定した際に、該履歴に対応する電子メール情報を表示し、添付ファイルが更新された履歴として、該添付ファイルが更新された日と更新者の名前とを表示し、添付ファイルが更新された回数として、該添付ファイルが送信された時点の回数を表示し、さらに、添付ファイルが更新された回数として、該添付ファイルが検索された時点の回数を表示することが開示されている。
特開2001-142801号公報
電子メール等のコミュニケーションツールを用いて議論が行われている。その場合、電子メールに文書を関連付けて、議論が行われることがある。そして、議論の途中で、その文書に対して変更等の更新が行われて、その文書が最終的には議論の成果物とされることもある。
コミュニケーションツール内に議論の履歴は残っている。しかし、文書の更新の経緯を知るために、どのような議論が行われたかを確認することは困難であることが多い。
本発明は、メッセージのやりとりが行われるコミュニケーションにおいて、文書の更新によって生じた差分に関連するメッセージを、メッセージ間の対応関係情報を用いて提示することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。なお、以下の「請求項」とあるのは、出願当初の請求項である。
請求項1の発明は、複数のユーザー間でメッセージに文書を関連付けて行われたコミュニケーションの履歴を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する生成手段と、前記文書が更新された場合の差分を抽出する抽出手段と、前記対応関係情報から前記差分を検索し、該対応関係情報内の検索結果に基づいて、メッセージを提示する提示手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記生成手段は、メッセージに記載された引用部分を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、第1のメッセージ内の引用部分と同じ文字列を引用部分として有している第2のメッセージを該第1のメッセージと同階層とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、第1のメッセージ内の引用部分以外の文字列を引用部分として有している第2のメッセージを該第1のメッセージの下位階層とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記引用部分は、引用符号を有しており、前記生成手段は、前記引用符号の数によって、前記第2のメッセージの上位とするメッセージを特定する、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、メッセージ内に引用部分がない場合は、該メッセージを木構造におけるルートノードとする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記対応関係情報を構成しているメッセージの引用部分を、前記検索の対象とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記生成手段は、メッセージのヘッダ部分の情報を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、前記提示手段は、前記差分が含まれているノードの上位又は下位にあるメッセージを提示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、前記提示手段は、前記差分が含まれているノードのメッセージを時系列で提示する、請求項9に記載の情報処理装置である。
請求項11の発明は、コンピュータを、複数のユーザー間でメッセージに文書を関連付けて行われたコミュニケーションの履歴を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する生成手段と、前記文書が更新された場合の差分を抽出する抽出手段と、前記対応関係情報から前記差分を検索し、該対応関係情報内の検索結果に基づいて、メッセージを提示する提示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、メッセージのやりとりが行われるコミュニケーションにおいて、文書の更新によって生じた差分に関連するメッセージを、メッセージ間の対応関係情報を用いて提示することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、メッセージに記載された引用部分を用いて、メッセージ間の対応関係情報が生成される。
請求項3の情報処理装置によれば、第1のメッセージ内の引用部分と同じ文字列を引用部分として有している第2のメッセージをその第1のメッセージと同階層とする木構造が生成される。
請求項4の情報処理装置によれば、第1のメッセージ内の引用部分以外の文字列を引用部分として有している第2のメッセージをその第1のメッセージの下位階層とする木構造が生成される。
請求項5の情報処理装置によれば、引用符号の数によって、第2のメッセージの上位となるメッセージが特定される。
請求項6の情報処理装置によれば、メッセージ内に引用部分がない場合は、そのメッセージをルートノードとする木構造が生成される。
請求項7の情報処理装置によれば、対応関係情報を構成しているメッセージの引用部分が、検索の対象とされる。
請求項8の情報処理装置によれば、メッセージのヘッダ部分の情報を用いて、メッセージ間の対応関係情報が生成される。
請求項9の情報処理装置によれば、差分が含まれているノードの上位又は下位にあるメッセージが提示される。
請求項10の情報処理装置によれば、差分が含まれているノードのメッセージが時系列で提示される。
請求項11の情報処理プログラムによれば、メッセージのやりとりが行われるコミュニケーションにおいて、文書の更新によって生じた差分に関連するメッセージを、メッセージ間の対応関係情報を用いて提示することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 メール情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 変更テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書変更・経緯情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、コミュニケーションツールを用いて議論が行われ、文書が生成されている場合にあって、文書の更新の経緯をコミュニケーションツールでやりとりされたメッセージから抽出するサービスを行うものであって、図1の例に示すように、電子メール・文書構造化DB105、差分抽出モジュール110、話題分類モジュール115、経緯抽出モジュール120、Webサービスモジュール125を有している。
クラウドサービスの普及、コミュニケーションの多様化により、さまざま人物がコミュニケーションツールを用いてオンライン上で議論し、協力して結論を出す状況が増えている。情報処理装置100は、その議論での合意形成に至った過程を把握できようにするものであり、文書更新経緯の抽出システムとしての機能を有している。「コミュニケーションツール」として、例えば、電子メール、チャット、SNS(Social Networking Service)におけるメッセージ送受信機能等がある。このように、コミュニケーションツールも多々存在するが、電子メールは普及率も高く手軽なコミュニケーションツールとして、現在でも多用されている。以下、例示する場合は電子メールを用いて説明する。ただし、電子メールに限定するものでなく、チャット、SNSにおけるメッセージ送受信機能等であってもよい。
例えば、情報処理装置100は、以下のことを行う。
変更された文書の経緯を複数の電子メールから抽出し、ユーザーに提示する。
特に、議論の活発化している箇所に経緯が記載されているとし、引用符号(“>”等)に着目する。文書又は他の電子メールの本文が引用されるということは、少なくとも他の電子メール等に触発されて、議論が行われている可能性が高いからである。引用されることの多い文章の周辺には、さまざまな人物の考えが記載されている傾向があり、その電子メールを抽出する。
電子メール・文書構造化DB105は、差分抽出モジュール110、話題分類モジュール115、電子メールサーバー155のメール転送サービスモジュール170と接続されている。電子メール・文書構造化DB105は、電子メールサーバー155から転送された送信メール175(文書140を含んでいてもよい)を管理するためのデータベースである。つまり、電子メール・文書構造化DB105は、電子メールサーバー155から送信された送信メール175を記憶する。送信メール175に文書が関連付けられている場合があり、その場合は、文書140を記憶してもよい。また、ここで文書140(ファイルともいわれる)とは、テキストデータ、数値データ、図形データ、画像データ、動画データ、音声データ等、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。具体的には、文書作成プログラムによって作成された文書、画像読取装置(スキャナ等)で読み込まれた画像、Webページ等を含む。具体的には、電子メール・文書構造化DB105は、図4を用いて後述するメール情報テーブル400を記憶している。
なお、情報処理装置100は、電子メールサーバー155の機能を有していてもよい。その場合、電子メール・文書構造化DB105は、メール送信者端末130から直接送信メール150を受け付けるようにしてもよい。
差分抽出モジュール110は、電子メール・文書構造化DB105、経緯抽出モジュール120と接続されている。差分抽出モジュール110は、文書が更新(例えば、改訂を含む)された場合の差分を抽出する。ここでの、文書は、コミュニケーションにおいて、メッセージに関連付けられて生成されたものであり、一般的には、バージョンアップが行われることによって完成される。また、差分は、一般的には、対象とする文書とその文書の1つ前のバージョンの文書との差分をいうが、これに限られず、対象とする文書とその文書のバージョンと異なるバージョン(前にあるバージョン、後にあるバージョン)の文書との差分であればよい。なお、差分は、既に知られている技術を用いればよい。例えば、文書作成プログラムに備わっている「比較」機能、「更新履歴」機能等を用いるようにしてもよい。また、バージョン管理システム(Version Control System)を利用するようにしてもよい。なお、文書の格納先のURLがメッセージの文面に記載してある場合は、バージョン管理システムを利用するようにしてもよい。
具体的には、差分抽出モジュール110は、図5を用いて後述する変更テーブル500を生成する。
話題分類モジュール115は、電子メール・文書構造化DB105、経緯抽出モジュール120と接続されている。話題分類モジュール115は、複数のユーザー間でメッセージに文書を関連付けて行われたコミュニケーションの履歴を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する。ここで「メッセージに文書を関連付け」として、メッセージに文書を直接添付すること、又は、メッセージに文書を記憶している場所が記載されていることを含む。「文書を記憶している場所」として、具体的には、URLがある。
「対応関係」として、後述するように木構造の他に、例えば、図14の例を用いて後述するように、返信の電子メールの「“References”に元メールの“Message-ID”」を利用して、メッセージ間の対応関係を特定するようにしてもよい。特に、後者の場合、木構造のようなグラフィック情報を生成する必要もない。
また、話題分類モジュール115は、メッセージに記載された引用部分を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成するようにしてもよい。ここで、「引用部分」とは、メッセージのやりとりを行っている場合に、既に行われたメッセージに含まれている文字列をそのまま複写した部分をいう。その文字列は、文であってもよいが、必ずしも文になっている必要はなく、文の一部分、単語の羅列等であってもよい。また、引用部分の抽出は、引用部分であることを示す引用符号(例えば、「>」等)を検索して、その引用符号とその後の部分を引用部分として抽出してもよいし、引用部分であることを示す単語等(例えば、「前記」等)を検索して、その単語等とその後の部分を引用部分として抽出してもよいし、対象としているメッセージ内の文とそれ以前のメッセージ内の文とを比較して、一致する部分を引用部分として抽出してもよい。
なお、この場合、話題分類モジュール115によって生成される対応関係情報は、議論における話題(具体的には、引用部分)毎に生成されることになる。
また、話題分類モジュール115は、対応関係情報として木構造を生成し、第1のメッセージ内の引用部分と同じ文字列を引用部分として有している第2のメッセージを該第1のメッセージと同階層としてもよい。詳細については、図7の例を用いて後述する。
また、話題分類モジュール115は、対応関係情報として木構造を生成し、第1のメッセージ内の引用部分以外の文字列を引用部分として有している第2のメッセージを該第1のメッセージの下位階層としてもよい。そして、引用部分は、引用符号を有していてもよい。話題分類モジュール115は、引用符号の数によって、第2のメッセージの上位とするメッセージを特定するようにしてもよい。「引用符号の数によって、第2のメッセージの上位とするメッセージを特定する」として、例えば、引用符号の数が最も少ないメッセージを直上のメッセージとして木構造を構成するようにしてもよい。詳細については、図8の例を用いて後述する。
また、話題分類モジュール115は、対応関係情報として木構造を生成し、メッセージ内に引用部分がない場合は、そのメッセージを木構造におけるルートノードとしてもよい。詳細については、図9の例を用いて後述する。
また、話題分類モジュール115は、メッセージのヘッダ部分の情報を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成するようにしてもよい。
また、話題分類モジュール115は、対応関係情報として木構造を生成してもよい。
経緯抽出モジュール120は、差分抽出モジュール110、話題分類モジュール115、Webサービスモジュール125と接続されている。経緯抽出モジュール120は、差分に対応する対応関係情報を、話題分類モジュール115から得られた結果から検索し、該当する対応関係情報を変更経緯として抽出する。なお、ここでの対応関係情報は、前述したように議論における話題に対応しているので、文書の差分に関連する話題(具体的には、1つ以上のメッセージ)を抽出する。例えば、これらの一連のメッセージは、文書の差分が発生するまで(又は、差分が発生した後)の議論の流れを示していることになる。
具体的には、経緯抽出モジュール120は、対応関係情報から差分を検索し、その対応関係情報内の検索結果に基づいて、その差分に関連するメッセージを抽出する。
また、経緯抽出モジュール120は、対応関係情報を構成しているメッセージの引用部分を、検索の対象としてもよい。ここで「引用部分を、検索の対象とする」とは、メッセージ内の引用部分だけを検索対象として、差分を検索することをいう。
具体的には、経緯抽出モジュール120は、図6を用いて後述する文書変更・経緯情報テーブル600を生成する。
Webサービスモジュール125は、経緯抽出モジュール120と接続されている。Webサービスモジュール125は、経緯抽出用のユーザーインタフェースを提供する。
具体的には、Webサービスモジュール125は、経緯抽出モジュール120によって抽出されたメッセージを、経緯抽出者端末180のユーザーに提示する。
また、Webサービスモジュール125は、話題分類モジュール115によって対応関係情報として木構造が生成された場合は、差分が含まれているノードの上位又は下位にあるメッセージを提示するようにしてもよい。
また、Webサービスモジュール125は、差分が含まれているノードのメッセージを時系列で提示するようにしてもよい。
メール送信者端末130は、文書作成アプリケーションモジュール135、電子メールクライアントモジュール145を有している。メール送信者端末130は、電子メールの送受信用の端末である。例えば、文書が改訂(更新)されるたびに、文書を添付ファイルとして共有する運用が行われる。この運用は、議論のルールとして定められていてもよいし、電子メールクライアントモジュール145は、文書の改訂が行われたことを検知した場合は、電子メールを送信すること、又は、電子メールの送信を促すことを行うようにしてもよい。
文書作成アプリケーションモジュール135は、電子メールクライアントモジュール145と接続されている。文書作成アプリケーションモジュール135は、ユーザーの操作に応じて、文書140を作成する。
文書140は、電子メールを用いた議論によって生成されるものである。
電子メールクライアントモジュール145は、文書作成アプリケーションモジュール135、電子メールサーバー155内の電子メールサービスモジュール160の電子メールDB165と接続されている。電子メールクライアントモジュール145は、電子メールサーバー155を介して、宛先(議論相手であって、複数人であってもよい)に送信メール150を送信する。
送信メール150は、文書140を関連付けていてもよいし、文書140を関連付けていなくてもよい。
電子メールサーバー155は、電子メールサービスモジュール160、メール転送サービスモジュール170を有している。電子メールサーバー155は、例えば、SMTP機能を持つメールサーバーであり、メール送信者端末130から受け付けた電子メールを、宛先に転送する機能を有する。また、電子メールサーバー155は、Webメールシステムであってもよい。
電子メールサービスモジュール160は、電子メールDB165を有している。電子メールDB165は、メール転送サービスモジュール170、メール送信者端末130の電子メールクライアントモジュール145と接続されている。電子メールDB165は、メール送信者端末130から送信されてきた送信メール150、文書140を記憶する。
メール転送サービスモジュール170は、電子メールDB165、情報処理装置100の電子メール・文書構造化DB105と接続されている。メール転送サービスモジュール170は、電子メールDB165内の送信メール150を、送信メール175として情報処理装置100に転送する。例えば、予め定められたユーザーからの送信メール150を電子メールDB165から選択して、情報処理装置100に送信するようにしてもよい。また、予め定められた送信者と受信者の組み合わせである送信メール150を電子メールDB165から選択して、情報処理装置100に送信するようにしてもよい。また、予め定められた期間内(議論を行っている期間)の予め定められた送信者と受信者の組み合わせである送信メール150を電子メールDB165から選択して、情報処理装置100に送信するようにしてもよい。
経緯抽出者端末180は、情報処理装置100と接続されている。経緯抽出者端末180は、Webブラウザ185を有している。経緯抽出者端末180は、情報処理装置100を利用するユーザーによって利用されるものであり、議論の結果として生成された文書の生成過程を知りたいユーザーによって利用される。
Webブラウザ185は、情報処理装置100によるWebサービスの機能を利用する。具体的には、Webブラウザ185は、情報処理装置100との通信を行い、Webサービスモジュール125によって提示される情報(ホームページ情報等)を提示し、ユーザーの操作を受け付け、その操作を情報処理装置100に送信する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100、メール送信者端末130A、メール送信者端末130B、メール送信者端末130C、電子メールサーバー155、経緯抽出者端末180、文書管理装置210は、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。通信回線298は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、LAN(Local Area Network)、公衆回線、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。情報処理装置100は、文書の更新によって生じた差分に関連する電子メール(議論として送受信された電子メール)を、電子メール間の対応関係を用いて提示する。情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
メール送信者端末130は、議論の参加者によって使用される。また、経緯抽出者端末180は、議論の経緯を抽出するユーザーによって使用される。なお、議論の参加者によって経緯抽出者端末180が使用されてもよい。電子メールサーバー155は、複数のメール送信者端末130間でやりとりされる電子メールの送受信の処理を行う。なお、前述したように、コミュニケーションツールとして、電子メール以外のチャット、SNSにおけるメッセージ送受信機能等である場合は、電子メールサーバー155の代わりに、それらのコミュニケーションツールを実現するシステムであってもよい。
また、前述したように、「メッセージに文書を関連付け」の形態として、電子メールに文書を添付する以外である、文書を記憶しているURLをメッセージ内に記載する場合には、その文書を管理している文書管理装置210(URLが表している記憶場所)を用いるようにしてもよい。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。電子メール・文書構造化DB105に蓄積された情報(送信メール150、文書140)から、文書140のバージョン間の差分に関する経緯を表示させるフローチャートである。
ステップS302では、ユーザーの操作に応じて、Webブラウザ185がWebサービスモジュール125にアクセスする。
ステップS304では、ユーザーの操作に応じて、経緯を確認したい文書の更新履歴が選択される。
ステップS306では、話題分類モジュール115は、選択された文書に対する一連の電子メールを電子メール・文書構造化DB105から取得する。
ステップS308では、話題分類モジュール115は、一連の電子メールから同一の話題を木構造で分類する(A)。
ステップS310では、差分抽出モジュール110は、選択された更新履歴に対応する具体的な変更箇所(変更差分)(B)を特定する。
ステップS306、ステップS308とステップS310の処理は、いずれを先に行ってもよいし、並列して処理を行ってもよい。
ステップS312では、経緯抽出モジュール120は、分類された話題群(A)に対し、特定された変更箇所(B)で検索し、変更箇所(B)に関連する電子メール文章を特定する。
ステップS314では、Webサービスモジュール125は、特定された電子メール文章を経緯抽出者端末180のWebブラウザ185に返す。
ステップS316では、Webブラウザ185は、変更箇所(B)に関連する電子メール文章を表示する。
図4は、メール情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。メール情報テーブル400は、電子メール・文書構造化DB105に蓄積される。
メール情報テーブル400は、メッセージID欄405、送信日時欄410、送信者欄415、宛先数欄420、開封日時欄425、受信者欄430、添付文書有無欄435、添付文書欄440、メール内容欄445を有している。メッセージID欄405は、本実施の形態において、電子メールを一意に識別するための情報(メッセージID:IDentification)を記憶している。送信日時欄410は、その電子メールが送信された日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。送信者欄415は、その電子メールの送信者(ユーザーID等)を記憶している。宛先数欄420は、その電子メールの宛先数を記憶している。その宛先数の分だけ、宛先数欄420後に、開封日時欄425と受信者欄430に組が続く。開封日時欄425は、その電子メールが開封された日時を記憶している。受信者欄430は、その電子メールの受信者(ユーザーID等)を記憶している。添付文書有無欄435は、その電子メールにおける添付文書の有無を記憶している。もちろんのことながら、添付文書には、前述したように、直接文書が添付されている場合の他に、文書のURLがメッセージ内に記載されている場合を含めてもよい。添付文書欄440は、添付文書を記憶している。文書そのものを記憶してもよいし、文書が記憶されているURLを記憶してもよい。メール内容欄445は、電子メールの内容を記憶している。
例えば、図4では、メッセージID:0001の電子メールは、送信日時が「2016/12/12 10:00:00」であり、送信者が「ユーザーC」であり、宛先数が「2」であり、開封日時が「2016/12/12 11:00:00」であり、その開封した受信者が「ユーザーB」であり、添付文書が有り、その添付文書が「D文書」であり、電子メールの内容が「XXXXXXXXXX」であることを示している。
図5は、変更テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。変更テーブル500は、差分抽出モジュール110によって生成される。
変更テーブル500は、変更ID欄505、変更日時欄510、変更者欄515、変更文字列欄520、変更種別欄525、元文書欄530、変更後文書欄535を有している。変更ID欄505は、本実施の形態において、文書の変更を一意に識別するための情報(変更ID)を記憶している。変更日時欄510は、変更が行われた日時を記憶している。変更者欄515は、その変更を行ったユーザー(ユーザーID等)を記憶している。変更文字列欄520は、その変更された文字列を記憶している。例えば、追加された文字列、置換後の文字列、削除された文字列等がある。なお、変更の前後の文字列を組として記憶してもよいし、変更された箇所の位置(先頭からの文字数、又は、ページ番号、行番号、行の先頭からの文字数等によって特定される位置)を記憶するようにしてもよい。変更種別欄525は、変更種別を記憶している。例えば、追加、置換、削除等がある。元文書欄530は、変更後文書欄535内の文書と比較する元文書を記憶している。変更後文書欄535は、対象となっている変更後の文書を記憶している。
図6は、文書変更・経緯情報テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。文書変更・経緯情報テーブル600は、経緯抽出モジュール120によって生成される。
文書変更・経緯情報テーブル600は、変更ID欄605、検索結果(メッセージID)欄610、関連メッセージ数欄615、関連メッセージID欄620を有している。変更ID欄605は、変更IDを記憶している。検索結果(メッセージID)欄610は、検索結果(1つ以上のメッセージID)を記憶している。関連メッセージ数欄615は、関連メッセージ数を記憶している。その関連メッセージ数の分だけ、関連メッセージ数欄615後に、関連メッセージID欄620が続く。関連メッセージID欄620は、関連メッセージIDを記憶している。
Webサービスモジュール125は、この文書変更・経緯情報テーブル600、変更IDに対応する変更テーブル500、関連メッセージIDに対応するメール情報テーブル400から、Webブラウザ185で表示すべき画面(例えば、図12、図13の例を用いて後述する画面1200、画面1300)を生成する。
話題分類モジュール115による処理例を、図7~図9を用いて説明する。
図7は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。同一の文面を引用している場合、同階層に分類する例を示している。つまり、電子メール文章710内の引用部分と同じ文字列を引用部分として有している電子メール文章720を電子メール文章710と同階層としている例である。
電子メール文章700内に「AAAAAA」が記載されている。
電子メール文章700の次に送信された電子メール文章710内に引用文である「>AAAAAA」と引用文ではない「BBBBBBB」が記載されている。なお、引用符号は「>」以外であってもよい。
電子メール文章710の次に送信された電子メール文章720内に引用文である「>AAAAAA」と引用文ではない「CCCCCCC」が記載されている。
電子メール文章710内の引用部分と電子メール文章720内の引用文は同じであるので、電子メール文章710と電子メール文章720を同じ階層とする。なお、「同じ」とは、完全一致の他に、あいまいな一致を含めてもよい。あいまいな一致を含めることによって、電子メールクライアントモジュール145の自動改行や、言葉尻の修正等に対応することができる。
この処理によって、図7(b)の例に示す木構造を生成する。図7(b)は、ノード730の直下に、ノード740、ノード750を有している木構造が生成された例を示している。
図8は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。新たに引用文として利用された場合、子階層に分類する。つまり、電子メール文章810内の引用部分以外の文字列を引用部分として有している電子メール文章820を電子メール文章810の下位階層とする例である。
電子メール文章800内に「AAAAAA」が記載されている。
電子メール文章800の次に送信された電子メール文章810内に引用文である「>AAAAAA」と引用文ではない「BBBBBBB」が記載されている。
電子メール文章810の次に送信された電子メール文章820内に引用文である「>>AAAAAA」と引用文である「>BBBBBBB」と引用文ではない「CCCCCCC」が記載されている。
電子メール文章820には、電子メール文章810内の「BBBBBBB」が含まれているので、電子メール文章810の子階層とする。
この処理によって、図8(b)の例に示す木構造を生成する。図8(b)は、ノード830の直下にノード840を有し、ノード840の直下にノード850を有している木構造の例を示している。
なお、電子メール文章800の「AAAAAA」を引用した電子メール文章810内の「BBBBBBB」をさらに引用した電子メール文章820がある場合、電子メール文章800から見て電子メール文章820は孫に位置した分類になる。
図8の例では、「>>AAAAAA」の記載をしているが、長いやりとりの中で、古い引用部分は省略される可能性が高い。そこで、電子メール文章820内に直近の「>BBBBBBB」のみ存在すれば、木構造を生成可能とする。なお、「直近」とは、引用部分「>」が1つであることをいう。
また、複数の引用部分が記載されている場合、以下をルールにしたがって、親を判定するようにしてもよい。
(ルール1)引用符号(「>」)の数が最も少ない引用部分内の文字列を含むメッセージを直上の親とする。
(ルール2)複数の引用部分のうち、そのメッセージ内で最も下の引用部分内の文字列を含むメッセージを直上の親とする。
図8(a)に示す例では、いずれのルールでも、電子メール文章820に対しては電子メール文章810が直上の親となる。つまり、電子メール文章820内の引用符号(「>」)が1つである引用部分「>BBBBBBB」の文字列「BBBBBBB」を含む電子メール文章810が親となる。そして、電子メール文章820内で最も下に記載されている引用部分「>BBBBBBB」の文字列「BBBBBBB」を含む電子メール文章810が親となる。
図9は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。引用部分のない電子メールが、他の電子メールの引用部分として利用された場合、引用部分のない電子メールをルートノードとする。つまり、メッセージ内に引用部分がない電子メール文章920は、電子メール文章920を木構造におけるルートノードとする例である。
電子メール文章900内に「AAAAAA」が記載されている。
電子メール文章900の次に送信された電子メール文章910内に引用文である「>AAAAAA」と引用文ではない「BBBBBBB」が記載されている。
電子メール文章910の次に送信された電子メール文章920内に引用文ではない「XXXXXXX」が記載されている。
電子メール文章920の次に送信された電子メール文章930内に引用文である「>XXXXXXX」と引用文ではない「YYYYYYY」が記載されている。
電子メール文章920には引用文がなく、電子メール文章930には、電子メール文章920内の文字列を引用文としているので、電子メール文章920をルートノードとし、電子メール文章930を直下の子階層とする。
この処理によって、図9(b)の例に示す木構造を生成する。図9(b)は、ノード940の直下にノード950とする木構造、ノード960の直下にノード970とする木構造の2つの木構造の例を示している。
図10は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。経緯抽出モジュール120による処理例を示すものである。ここでは、差分抽出モジュール110により抽出された差分を検索文字列とし、話題分類モジュール115により作成された木構造を対象に検索する。具体的には、差分「EEEEE」を話題群A1木構造1000a、話題群B1木構造1000bから検索する。
話題群A1木構造1000aにおいては、ノード1005aの直下にノード1010aとノード1030aとノード1040a、ノード1010aの直下にノード1015aとノード1020a、ノード1020aの直下にノード1025a、ノード1030aの直下にノード1035a、ノード1040aの直下にノード1045a、ノード1045aの直下にノード1050aを有している。
話題群A2木構造1060aにおいては、ノード1065aの直下にノード1070aとノード1075a、ノード1075aの直下にノード1080aを有している。
差分「EEEEE」は、話題群A1木構造1000a内にあり(ノード1025a)、話題群A2木構造1060a内にはない。したがって、経緯抽出モジュール120は、話題群A1木構造1000aから話題群B1木構造1000bを抽出し、話題群A2木構造1060aから話題群B2木構造1060b(空)を抽出する。抽出結果として、ノード1005bの直下にノード1010b、ノード1010bの直下にノード1020b、ノード1020bの直下にノード1025bを有している話題群B1木構造1000bを生成する。つまり、ノード1025aの直上の親であるノード1020b、ノード1020bの直上の親であるノード1010b、ノード1010bの直上の親であるノード1005bを抽出して木構造を生成している。これによって、差分「EEEEE」が発生するまでの議論のメッセージを判別することができる。また、ノード1025aに子ノードがあれば、それらを抽出してもよい。その場合は、差分「EEEEE」が発生した後の議論のメッセージを判別することができる。
なお、話題群B2木構造1060bは空(NULL)であるので、話題群B2木構造1060bで議論されていた話題は、差分「EEEEE」とは関係ないことを示している。
図11は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。Webサービスモジュール125が生成する画面(Webブラウザ185が表示する画面)の例を示すものである。
ユーザーは、経緯抽出者端末180を用いて文書を特定する。この特定の操作として、2つの方法がある。1つは、図11(a)に示す例のように、文書管理装置210を用いて文書を特定するものである。なお、文書管理装置210内には、電子メールの添付文書(メッセージに関連付けられた文書の一例)が格納されている。もう1つは、図11(b)に示す例のように、電子メールの添付文書(メッセージに関連付けられた文書の一例)を用いて文書を特定するものである。
図11(a)に示す例では、経緯抽出者端末180の画面1100に、文書一覧表示領域1102、ダウンロードボタン1104、改訂履歴ボタン1106、文書一覧領域1108を表示する。
文書一覧表示領域1102内では、Aフォルダ、Bフォルダがあり、Bフォルダ内には、C文書とD文書があることを示している。この例では、ユーザーの操作によって、Bフォルダが選択(クリック等)されことを示している。Bフォルダ内の文書の詳細(属性等)を、文書一覧領域1108に表示する。文書一覧領域1108内に、文書欄1110、文書欄1112を表示する。
文書欄1110には、名前「C文書」、更新者「ユーザーA」、更新日「2017/02/28」を表示する。
文書欄1112には、名前「D文書」、更新者「ユーザーA」、更新日「2017/02/28」を表示する。
この例では、ユーザーの操作によって、文書欄1112(D文書)が選択されことを示している。そして、改訂履歴ボタン1106が選択されると、図11(c)の例に示す画面1126に遷移する。
図11(b)の例では、経緯抽出者端末180の画面1114に、ダウンロードボタン1116、改訂履歴ボタン1118、文書一覧領域1120を表示する。文書一覧領域1120内に、文書欄1122、文書欄1124を表示する。
文書欄1122には、名前「C文書」、送信者「ユーザーA」、更新日「2017/02/28」を表示する。
文書欄1124には、名前「D文書」、送信者「ユーザーA」、更新日「2017/02/28」を表示する。
この例では、ユーザーの操作によって、文書欄1124(D文書)が選択されことを示している。そして、改訂履歴ボタン1118が選択されると、図11(c)の例に示す画面1126に遷移する。
図11(c)の例では、経緯抽出者端末180の画面1126に、ダウンロードボタン1128、詳細表示ボタン1130、バージョン一覧領域1132を表示する。つまり、D文書についてのバージョンを表示している。D文書については、3つのバージョンがあり、バージョン欄1134、バージョン欄1136、バージョン欄1138を表示している。
バージョン欄1134には、バージョン「3」、更新者「ユーザーA」、更新日「2017/02/28」を表示する。
バージョン欄1136には、バージョン「2」、更新者「ユーザーB」、更新日「2017/01/01」を表示する。
バージョン欄1138には、バージョン「1」、更新者「ユーザーC」、更新日「2016/12/12」を表示する。
この例では、ユーザーの操作によって、バージョン欄1136(D文書のバージョン2)が選択されことを示している。そして、詳細表示ボタン1130が選択されると、図11(d)の例に示す画面1140に遷移する。
図11(d)の例では、経緯抽出者端末180の画面1140に、変更箇所一覧領域1142、変更経緯ボタン1160、プレビュー領域1162を表示する。つまり、図11(c)の例での詳細表示ボタン1130が選択されたことによって、D文書のバージョン1からバージョン2となったときに、どのような変更が行われたかを表示する。つまり、D文書のバージョン1とバージョン2との差分を表示するものである。
変更箇所一覧領域1142に、変更箇所欄1144、変更箇所欄1146、変更箇所欄1148、変更箇所欄1150、変更箇所欄1152、変更箇所欄1154、変更箇所欄1156、変更箇所欄1158を表示する。
変更箇所欄1144には、ページ「3」、変更内容「aaaaaaa」を表示する。変更箇所欄1146には、ページ「4」、変更内容「bbbbbbbb」を表示する。変更箇所欄1148には、ページ「6」、変更内容「ccccc」を表示する。変更箇所欄1150には、ページ「5」、変更内容「ddddddd」を表示する。変更箇所欄1152には、ページ「9」、変更内容「eee」を表示する。変更箇所欄1154には、ページ「13」、変更内容「ffffffff」を表示する。変更箇所欄1156には、ページ「14」、変更内容「ggg」を表示する。変更箇所欄1158には、ページ「15」、変更内容「hhhhhh」を表示する。
この例では、ユーザーの操作によって、変更箇所欄1144(ページ3における変更)が選択されたことを示している。ページ3の内容をプレビュー領域1162に表示する。そして、差分部分を変更箇所1164のように下線を引いて表示している。
この後、変更経緯ボタン1160が選択された場合に、その差分部分が生じるまでの議論又は生じた後の議論について、簡易版表示である図12の例に示す画面1200又は詳細版表示である図13の例に示す画面1300に遷移する。
図12は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。変更内容「aaaaaaa」に関連する電子メールを表示している。単に、変更内容「aaaaaaa」を含む電子メールだけでなく、それらの電子メールと親又は子の関係を有している電子メール群を表示している(図10(b)の例に示す話題群B1木構造1000bに該当する内容)。図12の例では、時系列に電子メール群を表示している。
経緯抽出者端末180の画面1200に、変更経緯表示領域1210を表示する。
変更経緯表示領域1210には、電子メール文章1215、電子メール文章1220、電子メール文章1225、電子メール文章1230、電子メール文章1235を表示する。
電子メール文章1220では、文書変更箇所1240を下線付きの赤色で表示している。そして、電子メール文章1235では、文書変更箇所1245を下線付きの赤色で表示している。
図13は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。変更内容「aaaaaaa」に関連する電子メールを表示している。単に、変更内容「aaaaaaa」を含む電子メールだけでなく、それらの電子メールと親又は子の関係を有している電子メール群を表示している(図10(b)の例に示す話題群B1木構造1000bに該当する内容)。図13の例では、電子メール群を時系列かつ木構造をグラフィカルに表示している。
経緯抽出者端末180の画面1300に、変更経緯表示1310を表示する。
変更経緯表示1310には、電子メール文章1315、電子メール文章1320、電子メール文章1325、電子メール文章1330、電子メール文章1335、電子メール文章1340、電子メール文章1345、電子メール文章1350、電子メール文章1355を表示する。
電子メール文章1315の直下に電子メール文章1320、電子メール文章1320の直下に電子メール文章1325と電子メール文章1340と電子メール文章1350、電子メール文章1325の直下に電子メール文章1330、電子メール文章1330の直下に電子メール文章1335、電子メール文章1340の直下に電子メール文章1345、電子メール文章1350の直下に電子メール文章1355を有している木構造の例を示している。
電子メール文章1320では、文書変更箇所1360を下線付きの赤色で表示している。そして、電子メール文章1335では、文書変更箇所1365を下線付きの赤色で表示している。また、電子メール文章1315、電子メール文章1320、電子メール文章1325、電子メール文章1330、電子メール文章1335を太枠とし、変更内容「aaaaaaa」とは関係のない話題である電子メール文章1340等と区別して太枠で表示している。さらに、変更内容「aaaaaaa」を含む電子メール文章1320、電子メール文章1335を赤太枠で表示している。
前述の例では、引用部分を用いて対応関係情報を生成する例を示したが、メッセージのヘッダ情報を用いて対応関係情報を生成してもよい。
例えば、電子メール自体もメールクライアントの返信機能を使うことで、ツリー構造で表現が可能である。
電子メールのヘッダには、“Message-ID”タグ、“References”タグが存在し、返信メールの“References”に元メールの“Message-ID”が記載される。例えば、図14の例に示すようになっている。
新規メールのヘッダ1400として、「Message-ID:<1stMailId>」がある。
返信メールのヘッダ1410として、「Message-ID:<2ndMailId>References:<1stMailId>」がある。
さらに返信メールのヘッダ1420として、「Message-ID:<3rdMailId>References:<2ndMailId>」がある。
これらから、新規メールのヘッダ1400をルートノードとし、返信メールのヘッダ1410をその直下の子ノードとし、さらに返信メールのヘッダ1420を返信メールのヘッダ1410の直下の子ノードとする木構造を生成することができる。
そして、メッセージ間の対応関係情報を生成するのに、電子メールの対象範囲を以下のように設定すればよい。
(S1)選択した文書が添付ファイルとなっている電子メールを抽出する。
(S2)(S1)で抽出した電子メールの祖先の電子メール(最初の電子メール)を抽出する。
(S3)祖先の電子メールの全ての子孫の電子メールを抽出する。これを対象範囲の電子メール群とする。
さらに、この対象範囲内で、引用部分を用いてメッセージ間の対応関係情報を生成してもよい。
図15は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
「1stメール」の直下に「2nd-1メール」と「2nd-2メール」と「2nd-3メール」、「2nd-1メール」の直下に「3nd-1メール」と「3nd-2メール」、「2nd-2メール」の直下に「3nd-3メール」、「2nd-3メール」の直下に「3nd-4メール」を有している木構造の例を示している。
ユーザーの操作によって、選択された文書が添付された電子メール「3nd-1メール」を抽出する(S1)。祖先の「1stメール」までさかのぼる(S2)。検索対象の電子メールは、1stメール以下の全ての子孫のメールである(S3)。つまり、同一ツリー内の全ての電子メールが対象となる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図16に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1601を用い、記憶装置としてRAM1602、ROM1603、HD1604を用いている。HD1604として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。差分抽出モジュール110、話題分類モジュール115、経緯抽出モジュール120、Webサービスモジュール125、文書作成アプリケーションモジュール135、電子メールクライアントモジュール145、電子メールサービスモジュール160、メール転送サービスモジュール170、Webブラウザ185等のプログラムを実行するCPU1601と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1602と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1603と、電子メール・文書構造化DB105、電子メールDB165としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD1604と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク、カメラ(視線検知カメラ等を含む)等に対する利用者の操作(動作、音声、視線等を含む)に基づいてデータを受け付ける受付装置1606と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置1605と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1607、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1608により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図16に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…電子メール・文書構造化DB
110…差分抽出モジュール
115…話題分類モジュール
120…経緯抽出モジュール
125…Webサービスモジュール
130…メール送信者端末
135…文書作成アプリケーションモジュール
140…文書
145…電子メールクライアントモジュール
150…送信メール
155…電子メールサーバー
160…電子メールサービスモジュール
165…電子メールDB
170…メール転送サービスモジュール
175…送信メール
180…経緯抽出者端末
185…Webブラウザ
210…文書管理装置
298…通信回線

Claims (7)

  1. 複数のユーザー間でメッセージに文書を関連付けて行われたコミュニケーションの履歴を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する生成手段と、
    前記文書が更新された場合の差分を抽出する抽出手段と、
    前記対応関係情報から前記差分を検索し、該対応関係情報内の検索結果内にあるメッセージを提示する提示手段
    を有し、
    前記対応関係情報には、メッセージを含み、
    前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、第1のメッセージ内の引用部分と同じ文字列を引用部分として有している第2のメッセージを該第1のメッセージと同階層とし、第1のメッセージ内の引用部分以外の文字列を引用部分として有している第3のメッセージを該第1のメッセージの下位階層とし、
    前記提示手段は、前記木構造内で検索結果内にあるメッセージと親又は子の関係を有しているメッセージを提示する、
    情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、メッセージに記載された引用部分を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記引用部分は、引用符号を有しており、
    前記生成手段は、前記引用符号の数によって、前記第2のメッセージの上位とするメッセージを特定する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、メッセージ内に引用部分がない場合は、該メッセージを木構造におけるルートノードとする、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記対応関係情報を構成しているメッセージの引用部分を、前記検索の対象とする、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示手段は、前記差分が含まれているノードのメッセージを時系列で提示する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    複数のユーザー間でメッセージに文書を関連付けて行われたコミュニケーションの履歴を用いて、メッセージ間の対応関係情報を生成する生成手段と、
    前記文書が更新された場合の差分を抽出する抽出手段と、
    前記対応関係情報から前記差分を検索し、該対応関係情報内の検索結果内にあるメッセージを提示する提示手段
    として機能させ
    前記対応関係情報には、メッセージを含み、
    前記生成手段は、前記対応関係情報として木構造を生成し、第1のメッセージ内の引用部分と同じ文字列を引用部分として有している第2のメッセージを該第1のメッセージと同階層とし、第1のメッセージ内の引用部分以外の文字列を引用部分として有している第3のメッセージを該第1のメッセージの下位階層とし、
    前記提示手段は、前記木構造内で検索結果内にあるメッセージと親又は子の関係を有しているメッセージを提示する、
    情報処理プログラム。
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