JP7133072B2 - 決済処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、決済処理方法に関する。
QRコード(登録商標)等の二次元バーコードを用いたコード決済が普及している(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。コード決済は、店舗側が表示した二次元バーコードをユーザ端末により読み取るか、ユーザ端末が表示した二次元バーコードを店舗側が読み取ることにより決済が行われる。
特許6528160号公報 特許6473539号公報
コード決済では、店舗が発行した割引等の購入金額を低くするための特典をユーザが利用する場合、ユーザが店舗に特典を提示する必要がある。そして、店舗のシステムで、特典が適用された購入金額が算出された後に、ユーザが、当該購入金額に対してコード決済を進める必要がある。このため、ユーザが会計時に特典の提示操作と、コード決済を進める操作とを行う必要があり、ユーザの作業負荷が大きいという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、会計時におけるユーザの作業負荷を軽減することができる決済処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を受信するステップと、前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている前記ユーザを識別する第2ユーザ識別情報に対応する特典を取得するステップと、取得した前記特典を前記ユーザ端末に送信するステップと、前記ユーザ端末から、前記特典のうち、ユーザが使用する前記特典である使用特典を受信し、前記第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、店舗端末から、前記店舗端末に対応する店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザの前記店舗における決済金額と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得するステップと、前記決済用コードの発行要求を取得すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを前記店舗端末に送信するステップと、前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取った前記ユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報と、当該第1ユーザ識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記使用特典と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済金額及び前記店舗識別情報とに基づいて決済を実行するステップと、を有する。
本発明の第2の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を受信するステップと、前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている前記ユーザを識別する第2ユーザ識別情報に対応する特典を取得するステップと、取得した前記特典を前記ユーザ端末に送信するステップと、前記ユーザ端末から、前記特典のうち、ユーザが使用する前記特典である使用特典を受信し、前記第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、店舗端末から、前記店舗端末に対応する店舗を識別するための店舗識別情報と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得するステップと、前記決済用コードの発行要求を取得すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを前記店舗端末に送信するステップと、前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記ユーザの前記店舗における決済金額と、前記第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記決済金額と、当該第1ユーザ識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記使用特典と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済金額及び前記店舗識別情報とに基づいて決済を実行するステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係る決済処理装置は、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている前記ユーザを識別する第2ユーザ識別情報に対応する特典を取得し、取得した前記特典を前記ユーザ端末に送信する特典情報送信部と、前記ユーザ端末から、前記特典のうち、ユーザが使用する前記特典である使用特典を受信し、前記第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶部に記憶させる使用特典取得部と、店舗端末から、前記店舗端末に対応する店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザの前記店舗における決済金額と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得する発行要求取得部と、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを前記店舗端末に送信するトークン送信部と、前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザ識別情報とを受信する決済用情報受信部と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報と、当該第1ユーザ識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記使用特典と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済金額及び前記店舗識別情報とに基づいて決済を実行する決済処理部と、を備える。
本発明の第4の態様に係る決済処理装置は、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている前記ユーザを識別する第2ユーザ識別情報に対応する特典を取得し、取得した前記特典を前記ユーザ端末に送信する特典情報送信部と、前記ユーザ端末から、前記特典のうち、ユーザが使用する前記特典である使用特典を受信し、前記第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶部に記憶させる使用特典取得部と、店舗端末から、前記店舗端末に対応する店舗を識別するための店舗識別情報と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得する発行要求取得部と、前記決済用コードの発行要求を取得すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを前記店舗端末に送信するトークン送信部と、前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記ユーザの前記店舗における決済金額と、前記第1ユーザ識別情報とを受信する決済用情報受信部と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記決済金額と、当該第1ユーザ識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記使用特典と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済金額及び前記店舗識別情報とに基づいて決済を実行する決済処理部と、を備える。
本発明によれば、会計時におけるユーザの作業負荷を軽減することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 ユーザ連携情報の一例を示す図である。 ユーザ端末の機能構成を示す図である。 店舗端末の機能構成を示す図である。 ポイント管理装置の機能構成を示す図である。 決済システムの動作シーケンス図である。 図7に続く動作シーケンス図である。 ユーザが商品を購入する前に、店舗端末が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムの動作シーケンス図である。 図9に続く動作シーケンス図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗において商品を購入する場合に、店舗端末3からの要求に応じて決済用コードを店舗端末3に表示させ、ユーザ端末で決済用コードを読み取ったことを決済処理装置で特定したことに応じて決済を行うシステムである。決済用コードは、店舗での精算に用いられる店舗側の端末において読み取れるテキスト又は画像であり、決済時に用いられるコードである。
決済システムSは、決済処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗端末3と、特典管理装置としてのポイント管理装置4とを備える。決済処理装置1は、購入金額の決済を行うサーバである。ユーザ端末2は、ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗端末3は、例えばPOS端末である。
ポイント管理装置4は、例えば、店舗において使用可能な特典を管理するサーバである。特典は、例えば、決済時に店舗における購入額を割引するためのポイントやクーポンである。本実施形態では、特典がポイントであるものとして説明を進める。ポイント管理装置4は、ポイントを管理する事業者により管理されている。図1に示す例では、ポイント管理装置4が1つのみ示されているが、複数の事業者それぞれが管理するポイント管理装置4が存在するものとする。
以下、図1を参照しながら、決済が完了するまでの流れを説明する。
ユーザは、店舗で商品等の購入を行う際に、ポイントの使用を行うにあたり、決済用のアプリケーションソフトウェアを事前に起動し、ユーザが使用可能なポイントを示すポイント情報をユーザ端末2に表示させるための操作を行う。ユーザ端末2は、コード決済で使用されるユーザを識別する第1ユーザIDと、ポイント情報の取得要求とを決済処理装置1に送信する(図1における(1))。第1ユーザIDは、コード決済を運営する事業者がユーザに付与したユーザIDである。
決済処理装置1では、第1ユーザIDと、ユーザを識別する一以上の第2ユーザIDとが関連付けられて記憶されている。第2ユーザIDは、ユーザにポイントを付与可能とするために、ポイントを管理する事業者がユーザに付与したユーザIDである。第2ユーザIDは、ポイント管理装置4において、ユーザに付与されたポイントと関連付けられている。
決済処理装置1は、第1ユーザIDと、ポイント情報の取得要求とを取得すると、第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDに対応するポイントをポイント管理装置4に問い合わせ、当該第2ユーザIDに対応するポイントを特定する(図1における(2))。決済処理装置1は、特定したポイントを示すポイント情報をユーザ端末2に送信する(図1における(3))。ユーザ端末2は、受信したポイント情報を表示し、ユーザから使用するポイントを受け付ける。
ユーザ端末2は、第1ユーザIDと、ユーザから受け付けたポイントである使用ポイントとを決済処理装置1に送信する(図1における(4))。決済処理装置1は、ユーザ端末2から、第1ユーザIDと使用ポイントとを受信すると、第1ユーザIDと使用ポイントとを関連付けて記憶する(図1における(5))。
ユーザは、店舗に移動し、店舗において商品の購入を行う。店舗における店員は、ユーザが店舗において会計を行う場合に、店舗端末3において購入対象の商品に付されたバーコードを読み取る。店舗端末3は、ユーザが購入する商品の合計額を示す店舗における決済金額を算出する。また、店員は、店舗端末3において、決済用コードを店舗端末3に表示させるための操作を行う。店舗端末3は、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗を識別する店舗IDとを決済処理装置1に送信する(図1における(6))。
決済処理装置1は、店舗端末3から、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを受信すると、決済用トークンを生成する(図1における(7))。決済用トークンは、店舗端末3がユーザに提示する決済用コードを店舗端末3が生成する際に用いるデータ列である。ここで、決済用トークンは、店舗IDにより特定される特定の店舗の場合のみ生成されてもよい。決済処理装置1は、生成した決済用トークンと、決済金額と、店舗IDとを関連付けて記憶媒体に記憶する(図1における(8))。
決済処理装置1は、生成した決済用トークンを店舗端末3に送信する(図1における(9))。決済処理装置1は、決済用トークンを暗号化した後に、暗号化した決済用トークンを店舗端末3に送信してもよい。
店舗端末3は、受信した決済用トークンに基づいて決済用コードを生成して表示させる(図1における(10))。
ユーザ端末2は、例えばユーザの操作により、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取る(図1における(11))。ユーザ端末2は、第1ユーザIDと、読み取った決済用コードが示す決済用トークンとを決済処理装置1に送信する(図1における(12))。
決済処理装置1は、ユーザ端末2から第1ユーザIDと決済用トークンとを受信すると、受信した決済用トークンが、店舗端末3に送信した決済用トークンと一致するか否かを判定する。決済処理装置1は、決済用トークンが一致すると判定した場合に、受信した決済用トークンと関連付けられて記憶されている決済金額及び店舗IDと、受信した第1ユーザIDと、当該第1ユーザIDに関連付けられて記憶されている使用ポイントとに基づいて決済処理を実行する(図1における(13))。
決済システムSが以上のように動作することで、ユーザは、会計時に特典情報としてのポイントの使用を店舗に提示することなく、ポイントを適用した商品等の購入ができるので、会計時におけるユーザの作業負荷を軽減することができる。
以下、決済処理装置1、ユーザ端末2、店舗端末3及びポイント管理装置4の構成の詳細を説明する。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末2及び店舗端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、ポイント情報送信部131、使用ポイント取得部132、発行要求取得部133、トークン送信部134、決済用情報受信部135、及び決済処理部136として機能させる決済用プログラムを記憶する。
また、記憶部12は、第1ユーザIDと、第2ユーザIDと、第2ユーザIDに対応するポイントを管理する事業者を識別する事業者IDとを関連付けたユーザ連携情報を記憶する。図3は、ユーザ連携情報の一例を示す図である。図3に示すように、第1ユーザIDに、一以上の事業者ID及び第2ユーザIDが関連付けられていることが確認できる。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、ポイント情報送信部131、使用ポイント取得部132、発行要求取得部133、トークン送信部134、決済用情報受信部135、及び決済処理部136として機能する。制御部13の各部の動作の詳細については後述する。
[ユーザ端末2の機能構成]
図4は、ユーザ端末2の機能構成を示す図である。ユーザ端末2は、操作部21と、通信部22と、読取部23と、表示部24と、記憶部25と、制御部26とを有する。制御部26は、操作受付部261と、要求送信部262と、トークン送信部263とを有する。
操作部21は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部24の表面に設けられたタッチパネルである。操作部21は、ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部261に通知する。
通信部22は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部22は、取得した決済用トークン等を決済処理装置1に送信する。
読取部23は、例えば、カメラである。読取部23は、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取る。
表示部24は、各種の情報を表示するディスプレイである。
記憶部25は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部25は、制御部26が実行するプログラムを記憶している。記憶部25は、制御部26を、操作受付部261、要求送信部262、及びトークン送信部263として機能させるプログラムを記憶する。
制御部26は、例えばCPUであり、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、操作受付部261、要求送信部262、及びトークン送信部263として機能する。
操作受付部261は、操作部21から入力された信号に基づいて、ユーザの操作内容を特定する。操作受付部261は、特定した操作内容が、ポイント情報を使用するための操作である場合に、操作内容を要求送信部262に通知する。要求送信部262は、操作受付部261がポイント情報を使用するための操作を受け付けた場合に、通信部22を介して、第1ユーザIDと、ポイント情報の取得要求とを決済処理装置1に通信部22を介して送信する。操作受付部261は、通信部22が決済処理装置1から受信したポイント情報を表示部24に表示させ、ユーザから使用ポイントを受け付ける。要求送信部262は、操作受付部261が、ユーザから使用ポイントを受け付けると、第1ユーザIDと使用ポイントとを通信部22を介して決済処理装置1に送信する。
操作受付部261は、特定した操作内容が、決済用コードを読み取るための操作である場合に、操作内容をトークン送信部263に通知する。トークン送信部263は、操作受付部261が決済用コードを読み取るための操作を受け付けた場合に、読取部23に、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取らせる。トークン送信部263は、読取部23が、決済用コードから抽出した情報を決済用トークンとして取得する。トークン送信部263は、取得した決済用トークンと、第1ユーザIDとを通信部22を介して決済処理装置1に送信する。
[店舗端末3の機能構成]
図5は、店舗端末3の機能構成を示す図である。店舗端末3は、操作部31と、読取部32と、通信部33と、表示部34と、記憶部35と、制御部36とを有する。
操作部31は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えばユーザが購入する商品を選択するためのボタンや、表示部34の表面に設けられたタッチパネルである。
読取部32は、例えば、バーコードリーダであり、ユーザが購入する商品に付されているバーコードを読み取る。読取部32は、読み取ったバーコードが示す情報を制御部36に出力する。
通信部33は、例えば決済処理装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部33は、制御部36の制御に応じて、決済用コードの発行要求、決済金額、店舗IDを決済処理装置1に送信する。また、通信部33は、決済処理装置1から決済用トークンを受信する。
表示部34は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部34は、例えば、決済金額や決済用コードを表示する。
記憶部35は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部35は、制御部36が実行するプログラムを記憶している。記憶部35は、制御部36を、決済用情報生成部361、決済用情報送信部362及びコード生成部363として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、商品IDと、商品の価格とを関連付けた商品DBを記憶する。
制御部36は、例えばCPUであり、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、決済用情報生成部361、決済用情報送信部362、及びコード生成部363として機能する。
決済用情報生成部361は、決済対象の一以上の商品を特定し、決済用情報を生成する。具体的には、決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得することにより、取得した商品IDの商品を決済対象の商品と特定する。決済用情報生成部361は、記憶部35に記憶されている商品DBを参照し、取得した商品IDに関連付けられている商品の価格を特定する。決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを一以上取得し、当該商品IDから特定した商品の価格を集計する。決済用情報生成部361は、操作部31において精算操作を受け付けると、集計した商品の価格を決済金額に決定する。
決済用情報送信部362は、決済用情報生成部361が決済金額を算出すると、通信部33を介して、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信する。
コード生成部363は、決済処理装置1から決済用トークンが送信されると、決済用トークンに基づく決済用コードを生成する。コード生成部363は、例えば、予め定められた規則に基づいて決済用コードを生成する。コード生成部363は、生成した決済用コードを表示部34に表示させる。
[ポイント管理装置4の機能構成]
図6は、ポイント管理装置4の機能構成を示す図である。ポイント管理装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。
通信部41は、例えば決済処理装置1及び店舗端末3との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部42は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部42は、制御部43が実行するプログラムを記憶している。記憶部42は、制御部43を、ポイント特定部431、有効性判定部432、決済金額更新部433、及びポイント更新部434として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、第2ユーザIDと、第2ユーザIDのユーザに付与されているポイントと、ポイントの有効期限とを関連付けたポイントDBを記憶する。
制御部43は、例えばCPUであり、記憶部42に記憶されたプログラムを実行することにより、ポイント特定部431、有効性判定部432、決済金額更新部433、及びポイント更新部434として機能する。
ポイント特定部431は、決済処理装置1から、第2ユーザIDを含むポイント情報の取得要求を受信すると、ポイントDBを参照して、当該第2ユーザIDに関連付けられているポイントを特定する。ポイント特定部431は、特定したポイントを示すポイント情報を決済処理装置1に送信する。
有効性判定部432は、決済処理装置1から第2ユーザIDと、使用ポイントと、決済金額とを受信すると、受信した使用ポイントが有効であるか否かを判定する。例えば、有効性判定部432は、受信した使用ポイントが、受信した第2ユーザIDに関連付けられているポイントを超えているか否かに基づいて、受信した使用ポイントが有効であるか否かを判定する。また、有効性判定部432は、受信した第2ユーザIDに関連付けられているポイントの有効期限に基づいて使用ポイントが有効であるか否かを判定する。
なお、記憶部42に、ポイントを使用可能な決済金額の範囲をポイント使用条件として記憶させておき、有効性判定部432が、決済処理装置1から受信した決済金額に基づいて、使用ポイントの有効性を判定してもよい。
また、有効性判定部432は、決済処理装置1から、店舗IDや決済日時を示す情報をさらに受信し、これらの情報に基づいて、使用ポイントの有効性を判定してもよい。例えば、記憶部42に、ポイントを使用可能な店舗の店舗IDを記憶させておき、有効性判定部432が、受信した店舗IDが記憶部42に記憶されている場合に使用ポイントを使用可能かを判定してもよい。また、記憶部42に、ポイントを使用可能な決済日時(例えばポイントを使用可能なキャンペーン期間等)、又はポイントを使用できない決済日時を記憶させておき、これらの情報に基づいて、受信した決済日時において使用ポイントが使用可能かを判定してもよい。
決済金額更新部433は、有効性判定部432の判定結果に基づいて、受信した決済金額を更新する。具体的には、決済金額更新部433は、使用ポイントが有効であると有効性判定部432が判定すると、受信した使用ポイントに基づいて決済金額を更新する。例えば、決済金額更新部433は、使用ポイントを金額とみなし、決済金額から受信した使用ポイントを減額することにより決済金額を更新する。決済金額更新部433は、更新した決済金額を決済処理装置1に送信する。決済金額更新部433は、使用ポイントが無効であると有効性判定部432が判定すると、受信した決済金額を更新せずに、当該決済金額を決済処理装置1に送信する。
ポイント更新部434は、決済処理装置1から、決済金額の決済が完了し、支払が完了したことを示す情報を受信すると、第2ユーザIDに関連付けられているポイントを更新する。例えば、ポイント更新部434は、ポイントの有効性の判定の際に決済処理装置1から受信した第2ユーザIDに対応するポイントから、受信した使用ポイントを減算することにより、第2ユーザIDに対応するポイントを更新する。なお、ポイント更新部434は、ポイントの有効性の判定の際に決済処理装置1から受信した決済金額に基づいて、ユーザに付与するポイントを算出し、算出したポイントを、第2ユーザIDに対応するポイントに加算してもよい。
[制御部13の各部の動作]
続いて、制御部13の各部の動作について説明する。
ポイント情報送信部131は、ユーザ端末2から、第1ユーザIDを受信し、受信した第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDに対応するポイントを取得し、取得したポイントをユーザ端末2に送信する。
具体的には、まず、ポイント情報送信部131は、ユーザ端末2から、第1ユーザIDと、第2ユーザIDに対応する事業者IDと、ポイント情報の取得要求とを受信する。ポイント情報送信部131は、記憶部12に記憶されているユーザ連携情報を参照し、受信した第1ユーザIDと事業者IDとに関連付けられている第2ユーザIDを特定する。ポイント情報送信部131は、特定した第2ユーザIDを含み、ポイント情報の取得要求を、受信した事業者IDに対応するポイント管理装置4に送信する。そして、ポイント情報送信部131は、ポイント管理装置4から、特定した第2ユーザIDに関連付けられているポイントを示すポイント情報を受信する。ポイント情報送信部131は、ポイント情報をユーザ端末2に送信する。
なお、ポイント情報送信部131は、ユーザ端末2から、ポイント情報の取得要求の受信時に、第2ユーザIDに対応する事業者IDを受信しなくてもよい。この場合、ポイント情報送信部131は、記憶部12に記憶されているユーザ連携情報を参照し、受信した第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザID及び事業者IDを特定する。ポイント情報送信部131は、特定した第2ユーザIDを含み、ポイント情報の取得要求を、特定した一以上の事業者IDのそれぞれに対応するポイント管理装置4に送信する。そして、ポイント情報送信部131は、一以上のポイント管理装置4から、特定した第2ユーザIDに関連付けられているポイントを示すポイント情報を受信する。ポイント情報送信部131は、ポイント情報をユーザ端末2に送信する。この場合、ユーザ端末2において、事業者IDと、当該事業者IDに対応するポイントのうち、使用ポイントを選択するものとする。
使用ポイント取得部132は、ポイント情報送信部131がポイント情報をユーザ端末2に送信した後に、ユーザ端末2から、ポイント情報が示すポイントのうち、ユーザが使用するポイントである使用ポイントと、第1ユーザIDとを受信する。使用ポイント取得部132は、受信した使用ポイントと、第1ユーザIDとを関連付けて記憶部12に記憶させる。
発行要求取得部133は、店舗端末3から、店舗端末3に対応する店舗の店舗IDと、ユーザの店舗における決済金額と、決済用コードの発行要求とを取得する。
トークン送信部134は、発行要求取得部133が決済用コードの発行要求を取得すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを生成する。トークン送信部134は、発行要求取得部133が取得した店舗IDと、決済金額と、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。また、トークン送信部134は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末3に送信する。
決済用情報受信部135は、トークン送信部134が送信した決済用トークンに基づいて店舗端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを含む決済要求を受信する。
決済処理部136は、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、当該第1ユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶されている使用ポイントと、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済金額及び店舗IDとに基づいて決済を実行する。
具体的には、決済処理部136は、決済用情報受信部135が決済要求を受信すると、当該決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部136は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、当該決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済金額と、店舗IDとを取得する。
また、決済処理部136は、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDに関連付けられて記憶部12に記憶されている使用ポイントを取得するとともに、ユーザ連携情報において第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDを取得する。
そして、決済処理部136は、取得した第2ユーザID及び使用ポイントと、決済金額とをポイント管理装置4に送信し、当該使用ポイントが有効であるか否かを問い合わせる。また、決済処理部136は、決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている店舗IDや決済日時を示す情報をポイント管理装置4にさらに送信し、これらの情報に基づいて、使用ポイントが有効であるか否かをポイント管理装置4に問い合わせてもよい。
決済処理部136は、第2ユーザIDに対応する事業者IDと、決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている店舗IDとの関係に基づいて、決済を行う店舗で使用ポイントが使用可能であるか否かを判定してもよい。例えば、記憶部12に、事業者IDと、当該事業者IDの事業者のポイントを使用可能な店舗の店舗IDとを関連付けた情報を記憶させておき、決済処理部136が、決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている店舗IDと、第2ユーザIDに対応する事業者IDとが関連付けられている場合に、使用ポイントが使用可能であると判定してもよい。決済処理部136は、使用ポイントが使用可能であると判定した場合に、使用ポイントが有効であるか否かをポイント管理装置4に問い合わせてもよい。
決済処理部136は、使用ポイントが有効であるとポイント管理装置4が判定した場合、使用ポイントが適用された決済金額をポイント管理装置4から受信する。決済処理部136は、使用ポイントが無効であるとポイント管理装置4が判定した場合、使用ポイントが適用されなかった決済金額、すなわち、ポイント管理装置4に送信した決済金額と同じ金額の決済金額をポイント管理装置4から受信する。なお、決済処理部136は、ポイント管理装置4から決済金額を受信したが、これに限らない。決済処理部136は、有効性の判定結果を受信し、判定結果に基づいて決済金額から使用ポイントを減算するか否かを決定してもよい。例えば、決済処理部136は、使用ポイントが有効であるとの判定結果を受信した場合に、決済金額から使用ポイントを減算してもよい。
決済処理部136は、ポイント管理装置4から受信した決済金額を、受信した第1ユーザIDで特定されるユーザの口座から引き落とす処理を実行する。また、決済処理部136は、受信した決済用トークンに対応する店舗IDで特定される店舗の口座にポイント管理装置4から受信した決済金額を入金する処理を実行する。決済処理部136は、決済金額から、決済処理装置1における決済手数料を差し引いた金額を、店舗の口座に入金してもよい。決済処理部136は、決済金額の決済が完了した場合、支払いが完了したことをユーザ端末2及び店舗端末3に通知する。また、決済処理部136は、決済金額の決済が完了した場合、支払が完了したことをポイント管理装置4にも送信する。
[動作シーケンス]
図7は、決済システムSの動作シーケンス図である。図8は、図7に続く動作シーケンス図である。
図7に示すシーケンス図は、ユーザがユーザ端末2においてポイント情報の表示操作をしたところから開始している(S1)。要求送信部262は、第1ユーザIDと、ユーザが使用を予定する第2ポイントに対応する事業者IDと、ポイント情報の取得要求とを決済処理装置1に送信する(S2)。
決済処理装置1のポイント情報送信部131は、第1ユーザIDと、事業者IDと、ポイント情報の取得要求とを受信すると、記憶部12に記憶されているユーザ連携情報を参照し、受信した第1ユーザID及び事業者IDに関連付けられている第2ユーザIDを特定する(S3)。ポイント情報送信部131は、特定した第2ユーザIDを含み、ポイント情報の取得要求を、受信した事業者IDに対応するポイント管理装置4に送信する(S4)。
ポイント管理装置4のポイント特定部431は、決済処理装置1から、ポイント情報の取得要求を受信すると、ポイントDBを参照して、ポイント情報の取得要求に含まれている第2ユーザIDに関連付けられているポイントを特定する(S5)。ポイント特定部431は、特定したポイントを示すポイント情報を決済処理装置1に送信する(S6)。
決済処理装置1のポイント情報送信部131は、ポイント管理装置4から受信したポイント情報をユーザ端末2に送信する(S7)。
ユーザ端末2の操作受付部261は、通信部22が決済処理装置1から受信したポイント情報を表示部24に表示させ、ユーザから使用ポイントを受け付ける(S8)。要求送信部262は、操作受付部261が、ユーザから使用ポイントを受け付けると、第1ユーザIDと使用ポイントとを決済処理装置1に送信する(S9)。
使用ポイント取得部132は、ユーザ端末2から、使用ポイントと、第1ユーザIDとを受信する。使用ポイント取得部132は、受信した使用ポイントと、第1ユーザIDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S10)。
その後、ユーザ端末2が店舗に移動し、店舗端末3を使用する店員に選択した商品を持ち込む。店舗端末3の決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得し、当該商品IDに関連付けられている商品の価格を特定することにより、決済金額を算出する(S11)。決済用情報送信部362は、決済用コードの発行要求と、算出した決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信する(S12)。
図8に説明を移す。決済処理装置1のトークン送信部134は、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを取得すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを生成する(S13)。トークン送信部134は、生成した決済用トークンと、決済金額と、店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S14)。トークン送信部134は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末3に送信する(S15)。
店舗端末3のコード生成部363は、決済処理装置1から受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部34に表示させる(S16)。ユーザは、ユーザ端末2を操作して、店舗端末3に表示された決済用コードをユーザ端末2に読み取らせる(S17)。ユーザ端末2のトークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、第1ユーザIDとを決済処理装置1に送信する(S18)。
続いて、決済用情報受信部135は、ユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを受信する。決済処理部136は、受信した決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済金額と店舗IDとを特定する(S19)。
決済処理部136は、受信した第1ユーザIDに関連付けられて記憶部12に記憶されている使用ポイントを特定するとともに、ユーザ連携情報を参照し、受信した第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDを特定する(S20)。決済処理部136は、特定した第2ユーザIDと、使用ポイントと、決済金額とをポイント管理装置4に送信し、当該使用ポイントが有効であるか否かを問い合わせる(S21)。
続いて、ポイント管理装置4の有効性判定部432は、決済処理装置1から第2ユーザIDと、使用ポイントと、決済金額とを受信すると、受信した使用ポイントが有効であるか否かを判定する(S22)。決済金額更新部433は、有効性判定部432の判定結果に基づいて、受信した決済金額を更新し(S23)、更新した決済金額を決済処理装置1に送信する(S24)。
続いて、決済処理装置1の決済処理部136は、S19において特定した店舗IDと、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、ポイント管理装置4から受信した決済金額とに基づいて決済処理を行う(S25)。
[変形例]
以上の説明においては、店舗端末3は、ユーザが商品を購入する際に決済用コードの発行要求を決済処理装置1に行ったが、これに限らない。例えば、店舗において、金額が同じ商品のみ取り扱われ、ユーザの商品の購入金額が一定である場合には、ユーザが商品を購入する前に、店舗端末3が、決済情報と、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に予め送信してもよい。
図9は、ユーザが商品を購入する前に、店舗端末3が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムSの動作シーケンス図である。図10は、図9に続く動作シーケンス図である。
図9に示すように、まず、決済用情報送信部362は、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信する(S31)。
決済処理装置1のトークン送信部134は、店舗端末3から、決済金額と、店舗IDと、決済用コードの発行要求を受け付けると、決済用トークンを生成する(S32)。トークン送信部134は、生成した決済用トークンと、決済金額と、店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S33)。また、トークン送信部134は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末3に送信する(S34)。
コード生成部363は、決済処理装置1から決済用トークンを受信すると、決済用トークンを記憶部35に記憶させる(S35)。
図10に説明を移す。S36からS45までの処理は、図7に示すS1からS10までの処理と同じであるので説明を省略する。
店舗において、ユーザは、購入する商品を選択し、店舗端末3を使用する店員に選択した商品を持ち込む。ここで、上述したように、店舗において、金額が同じ商品のみ取り扱い、ユーザの購入金額が商品の種別にかかわらず常に一定であることから、店舗端末3のコード生成部363は、記憶部35に記憶されている決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部34に表示させる(S46)。ユーザは、ユーザ端末2を操作して、店舗端末3に表示された決済用コードをユーザ端末2に読み取らせる(S47)。ユーザ端末2のトークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、ユーザIDとを決済処理装置1に送信する(S48)。以降、決済処理部136、有効性判定部432、決済金額更新部433は、図8に示すS19~S25の処理と同じ処理を行う。
なお、本シーケンスにおいて、決済用情報送信部362が、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信し、トークン送信部134が、生成した決済用トークンと、受信した決済金額と、店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させることとしたが、これに限らない。決済用情報送信部362が、決済金額を送信せずに、決済用コードの発行要求と店舗IDとを決済処理装置1に送信し、トークン送信部134が、生成した決済用トークンと、受信した店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。そして、ユーザ端末2のトークン送信部263は、ユーザから決済金額を受け付け、読み取った決済用コードから得られる決済用トークンと、ユーザIDと、受け付けた決済金額とを決済処理装置1に送信するようにしてもよい。
また、本シーケンスにおいて、コード生成部363が、ユーザが商品を購入する際に、記憶部35に記憶されている決済用トークンに基づいて決済用コードを生成し、表示部34に表示させたが、これに限らない。店舗端末3の店員は、店舗端末3に決済用コードを表示させる代わりに、決済用コードを予め紙等に印刷しておき、ユーザが商品を購入する際に、紙等に印刷された決済用コードをユーザに提示してもよい。
[決済システムSによる効果]
以上説明したように、決済処理装置1は、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDに対応する特典を取得してユーザ端末2に送信し、ユーザ端末2から、ユーザが使用する特典である使用特典を受信し、第1ユーザIDと関連付けて記憶部12に記憶させる。決済処理装置1は、店舗端末3から、店舗端末3に対応する店舗を識別するための店舗IDと、ユーザの店舗における決済金額と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを受信すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを店舗端末3に送信し、決済用トークンに基づいて店舗端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを受信する。決済処理装置1は、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、当該第1ユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶されている使用特典と、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済金額及び店舗IDとに基づいて決済を実行する。このようにすることで、決済処理装置1は、会計時におけるユーザの作業負荷を軽減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 決済処理装置
2 ユーザ端末
3 店舗端末
4 ポイント管理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 操作部
22 通信部
23 読取部
24 表示部
25 記憶部
26 制御部
31 操作部
32 読取部
33 通信部
34 表示部
35 記憶部
36 制御部
41 通信部
42 記憶部
43 制御部
131 ポイント情報送信部
132 使用ポイント取得部
133 発行要求取得部
134 トークン送信部
135 決済用情報受信部
136 決済処理部
261 操作受付部
262 要求送信部
263 トークン送信部
361 決済用情報生成部
362 トークン生成部
363 決済用情報送信部
431 ポイント特定部
432 有効性判定部
433 決済金額更新部
434 ポイント更新部

Claims (8)

  1. コンピュータが実行する、
    ユーザを識別し、コード決済を運営する事業者が前記ユーザに付与した第1ユーザ識別情報と、前記ユーザを識別し、特典を管理する事業者が前記ユーザに付与した第2ユーザ識別情報に対応する前記特典のうち、ユーザが使用する前記特典である使用特典と、を関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    店舗端末から、前記店舗端末に対応する店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザの前記店舗における決済金額と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得するステップと、
    前記決済用コードの発行要求を取得すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを前記店舗端末に送信するステップと、
    前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザ識別情報とを含む決済要求を受信するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記決済要求に含まれる前記第1ユーザ識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記使用特典を使用して、前記決済要求に含まれる前記決済用トークンに対応する前記決済金額を更新するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記決済要求に含まれる前記第1ユーザ識別情報と、前記更新するステップにおいて更新された後の前記決済金額と、前記ユーザ端末から受信した前記決済要求に含まれる前記決済用トークンに対応する前記店舗識別情報とに基づいて決済を実行するステップと、
    を有する決済処理方法。
  2. コンピュータが実行する、
    ユーザを識別し、コード決済を運営する事業者が前記ユーザに付与した第1ユーザ識別情報と、前記ユーザを識別し、特典を管理する事業者が前記ユーザに付与した第2ユーザ識別情報に対応する前記特典のうち、ユーザが使用する前記特典である使用特典と、を関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    店舗を識別するための店舗識別情報と、決済を行うための決済用コードを生成するための決済用トークンとを対応付けるステップと、
    前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記ユーザの前記店舗における決済金額と、前記第1ユーザ識別情報とを含む決済要求を受信するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記決済要求に含まれる前記第1ユーザ識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記使用特典を使用して、前記決済要求に含まれる前記決済金額を更新するステップと、
    前前記ユーザ端末から受信した前記決済要求に含まれる前記第1ユーザ識別情報と、前記更新するステップにおいて更新された後の前記決済金額と、前記ユーザ端末から受信した前記決済要求に含まれる前記決済用トークンに対応する前記店舗識別情報とに基づいて決済を実行するステップと、
    を有する決済処理方法。
  3. 前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から、前記第1ユーザ識別情報と、前記使用特典とを受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記使用特典とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1又は2に記載の決済処理方法。
  4. コンピュータが実行する、
    前記ユーザ端末から、前記第1ユーザ識別情報を受信するステップと、
    前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている前記第2ユーザ識別情報に対応する前記特典を取得するステップと、
    取得した前記特典を前記ユーザ端末に送信するステップと、
    を有し、
    前記記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から、前記特典のうち、ユーザが使用する前記使用特典を受信し、前記第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶部に記憶させる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  5. 前記特典を取得するステップは、前記第1ユーザ識別情報と、前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、取得した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている前記第2ユーザ識別情報を特定し、特定した前記第2ユーザ識別情報に対応する特典を取得する、
    請求項4に記載の決済処理方法。
  6. 前記第1ユーザ識別情報を受信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から前記第2ユーザ識別情報に対応する事業者を識別する事業者識別情報をさらに受信し、
    前記特典を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ識別情報に関連付けられており、受信した前記事業者識別情報に対応する前記第2ユーザ識別情報の前記特典を取得する、
    請求項4又は5に記載の決済処理方法。
  7. 前記特典を管理する特典管理装置が、前記コンピュータから前記第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第2ユーザ識別情報に対応する前記特典を前記コンピュータに送信するステップをさらに有する、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  8. 前記コンピュータが実行する、前記ユーザ端末から前記決済用トークンを受信すると、前記使用特典が有効であるか否かを、前記特典を管理する特典管理装置に問い合わせるステップをさらに有し、
    前記決済金額を更新するステップにおいて、前記コンピュータは、前記使用特典が有効であると前記特典管理装置が判定すると、前記使用特典を使用して前記決済金額を更新する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の決済処理方法。
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