JP7128235B2 - エレベータの遠隔監視システム - Google Patents

エレベータの遠隔監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP7128235B2
JP7128235B2 JP2020108558A JP2020108558A JP7128235B2 JP 7128235 B2 JP7128235 B2 JP 7128235B2 JP 2020108558 A JP2020108558 A JP 2020108558A JP 2020108558 A JP2020108558 A JP 2020108558A JP 7128235 B2 JP7128235 B2 JP 7128235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
door
floor
control microcomputer
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020108558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020152578A (ja
Inventor
行宏 宮川
正一 若林
文隆 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2020108558A priority Critical patent/JP7128235B2/ja
Publication of JP2020152578A publication Critical patent/JP2020152578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7128235B2 publication Critical patent/JP7128235B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベータを遠隔監視可能な遠隔監視システムに関する。
従来から、エレベータの動作状況を監視する遠隔監視システムが提供されている。遠隔監視システムは、動作を制御するための制御マイコンを含むエレベータと、エレベータの制御マイコンに対して通信可能に接続され、エレベータの動作を遠隔で監視するための監視端末とを備える(特許文献1参照)。
かかる遠隔監視システムにおいて、エレベータの動作を確認するために、遠隔でエレベータの試運転を行うことがある。この試運転において、エレベータのドアの開閉を遠隔で点険すると、エレベータのかご内の監視カメラ等では乗場(階層)におけるドア付近に滞在している人の挙動を把握できないため、例えば、乗場で戸閉状態のドアに手をかけている人がいるにもかかわらずこのドアを開けてしまい、戸開を予測していない人を驚かせてしまうおそれがある。そのため、ドアの開閉を伴う試運転は遠隔では行われなかった。
特開2016-44054号公報
そこで、本発明は、エレベータを遠隔で点険する際に、階層におけるドア付近に滞在している人にかごの到着及びその後の戸開を予測させ、ドアの開閉を伴う試運転を行うことができる遠隔監視システムを提供する。
本発明のエレベータの遠隔監視システムは、建物の複数の階層で停止可能で且つ停止した階層で開閉するドアを有するかご、及びかごの動作を制御可能で且つ少なくともドアの開閉についての異常に関する情報を記憶する制御マイコンを有するエレベータと、前記複数の階層のそれぞれに設置される報知装置と、前記制御マイコンに接続可能な端末と、を備え、前記端末は、前記エレベータを点検する点検モードに設定でき、該点検モードに設定されたときに前記制御マイコンに対して前記かごを停止させる階層を前記複数の階層から指示し、前記報知装置は、少なくとも前記点検モードにおいて、自身の設置された階層に停止する前記かごのドアが開くときに報知を行うことを特徴とする。
上記エレベータの遠隔監視システムでは、点検モードにおいて、報知装置の設置されている階層にかごが停止し、このかごのドアが開く際に報知装置が報知を行うため、この階層におけるドア付近に滞在している人は、この報知によってかごの到着及び戸開(例えば、階層にかごのドアと連動して開閉する階層ドアが設けられている場合には、この階層ドアが開くこと)を予測できる。これにより、エレベータを遠隔で点険する際に、階層におけるドア付近に滞在している人にかごの到着及びその後の戸開を予測させ、ドアの開閉を伴う試運転を行うことができる。
前記エレベータの遠隔監視システムは、前記複数の階層のそれぞれに設置される乗場呼び装置を備え、前記端末は、前記点検モードの間は、前記乗場呼び装置によって前記かごが呼ばれ且つこの呼びによって前記かごのドアが開閉した階層を除いて、前記かごを停止させる階層を前記複数の階層から指示してもよい。
かかる構成によれば、乗場呼び装置によりかごが呼ばれていない階層についてのみ、かごの停止を指示して点検を行い、乗場呼び装置によりかごが呼ばれ且つかごのドアが開閉した階層について、かごの停止を指示せずこの開閉結果を点検に利用することで、建物に設けられた階層全てについて、ドアの開閉の点検を行うことができる。
前記エレベータの遠隔監視システムでは、前記点検モード中に異常に関する情報が前記制御マイコンに記憶される場合に、該制御マイコンに記憶される前記異常に関する情報を前記制御マイコンから取得してもよい。
かかる構成によれば、点検モードにおいてエレベータに異常が生じると、端末が制御マイコンに記憶される異常に関する情報を自動的に取得するため、端末からこの異常に関する情報を確認することができる。
前記エレベータの遠隔監視システムでは、前記複数の階層のそれぞれにおけるドアの開閉状態を撮像可能な撮像装置を備え、前記端末は、少なくとも、前記制御マイコンにおいて前記異常に関する情報を記憶したときのタイミングで前記撮像装置により撮像された画像を取得してもよい。
かかる構成によれば、点検モードにおいてエレベータに異常が生じると、端末がドアの開閉状態の撮像画像を自動的に取得するため、端末からこの撮像画像を確認することができる。
前記エレベータの遠隔監視システムでは、前記端末は、前記点検モードにおいて、前記階層に停止中の前記かごのドアを開閉させる旨を前記制御マイコンに指示でき、前記報知装置は、該報知装置が設置された前記階層に前記かごが到着する旨の報知が可能であり、前記点検モードにおいて前記停止中の前記かごのドアが開くときにも前記かごが到着する旨の報知を行ってもよい。
かかる構成によれば、停止中のかごのドアを開くときにも報知装置が報知を行うため、階層におけるドア付近に滞在している人は、この報知によってかごの戸開を予測できる。これにより、エレベータを遠隔で点険する際に、階層のドアの付近に滞在している人にかごの戸開を予測させ、ドアの開閉を伴う試運転を行うことができる。
以上より、本発明によれば、エレベータを遠隔で点険する際に階層のドアの付近に滞在している人にかごの到着及びその後の戸開を予測させ、ドアの開閉を伴う試運転を行うことができる遠隔監視システムを提供することが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベータの遠隔監視システムのブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るエレベータの遠隔監視システムにおける階層(乗場)のブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るエレベータの遠隔監視システムにおける階層(乗場)を示す図である。 図4は、本発明の変形例に係るエレベータの遠隔監視システムのブロック図である。 図5は、本発明の変形例に係るエレベータの遠隔監視システムのブロック図である。
以下、本発明に係るエレベータの遠隔監視システム(以下、単に遠隔監視システムという)について説明する。遠隔監視システムは、エレベータの動作状況を遠隔で監視すると共に、エレベータの動作を点検する際に、遠隔でエレベータの試運転を行うシステムである。この遠隔監視システムでは、エレベータのドアの開閉の点検中において、かごのドアを開くときに、インジケータ等の報知装置が通常の運転中にかごのドアを開くときと同様に報知を行う。これにより、この遠隔監視システムでは、エレベータのドアの開閉の点検中に、乗場(階層)におけるドア付近に滞在している人に対し、かご到着及びその後の戸開(例えば、階層にかごのドアと連動して開閉する階層ドアが設けられている場合、この階層ドアが開くこと)を予測させることができる。
遠隔監視システムは、図1に示すように、制御マイコン20及びかご21を有するエレベータ2と、制御マイコン20に接続可能な監視端末(端末)4と、を備える。本実施形態の遠隔監視システム1は、制御マイコン20及び監視端末4の間に設けられた遠隔監視ユニット5を備える。
本実施形態の遠隔監視システム1では、エレベータ2が設置されている建物3は、例えば、三階建ての建物である。建物3における各階層(各乗場)30(図1の建物3における各階層30のブロック図である図2、各階層30を示す図である図3参照)には、インジケータ(報知装置)300、乗場呼び釦(乗場呼び装置)310、及び、かごドア210と連動して開閉する階層ドア(乗場ドア)320が設けられている。
尚、図1では、一台の監視端末4が示されているが、本実施形態の遠隔監視システム1には、複数台の監視端末4が備えられている。また、各監視端末4には、それぞれ、通信系統R1を介してエレベータ2が接続されているため、本実施形態の遠隔監視システム1は、複数台のエレベータを備える。通信系統R1は、例えば、制御マイコン20から順に遠隔監視ユニット5と電話回線とを介して監視端末4に通信可能であり、且つ、監視端末4から逆に電話回線と遠隔監視ユニット5とを介してエレベータ2に通信可能な通信系統である。
エレベータ2は、制御マイコン20、及び、制御マイコン20に接続されたかご21を有する。
かご21は、エレベータ2が設置されている建物3内に設けられた昇降路内を昇降し、建物3の複数の階層30(例えば、建物3に設けられた全ての階層30)で停止可能である。また、かご21には、停止した階層30で開閉するかごドア210と、複数の階層30におけるドア(以下、単なる「ドア」については「かごドア210や階層ドア320」を示すこととする。)の開閉状態を撮像可能なカメラ(撮像装置)211とが設けられている。本実施形態の遠隔監視システム1では、かご21には、かごドア210及びカメラ211に加えて、操作によりかご21の昇降やかごドア210の開閉が可能な釦(図示なし。)と、エレベータ2の動作状況を検知すると共にこの検知結果をエレベータ2の動作状況に関する信号として出力可能な各種センサ(図示なし。)と、が設けられている。このセンサは、エレベータ2の動作状況(例えば、かご21の昇降、かごドア210の開閉、及び、かご21の位置等)に対応した種々の信号を出力可能である。
カメラ211は、例えば、かご21内に設置されている。具体的に、カメラ211は、かご21内の天井に配置され、かご21内やかご21の出入口及び階層を経時的に撮像する。尚、カメラ211が階層30を撮像できるのは、かご21が階層に停止し且つかごドア210及び階層ドア320が開いているときである。
また、カメラ211は、遠隔監視ユニット5を介して監視端末4に接続されている。これにより、カメラ211は、ドアの開閉等を撮像した画像(動画又は静止画)に関する情報を、監視端末4に出力可能である。かご21内には、例えば、かご21内やかご21の出入口及び階層30を監視するために一台の監視カメラが設けられており、本実施形態の遠隔監視システム1では、カメラ211として、この監視カメラが用いられる。
本実施形態の遠隔監視システム1では、カメラ211は、撮像画像を記憶する画像記憶部(図示なし。)を有する。カメラ211の画像記憶部は書き換え可能である。
本実施形態の遠隔監視システム1では、制御マイコン20は、常時、センサ(かご21に設けられたセンサ)によるエレベータ2の動作状況に関する情報の出力を受け付けている。制御マイコン20は、センサ(かご21に設けられたセンサ)によるエレベータ2の動作状況に関する情報の出力により、かご21の上昇、かご21の下降、かごドア210の開閉、及び、かご21の階層30への到着等を認識できる。
また、制御マイコン20は、センサから情報が出力されると、この出力された情報に基づいて、必要に応じて、例えば、かごドアの開閉情報、かご内での釦操作、及び、かごの位置情報等を示すイベントコードを記憶する。具体的に、制御マイコン20は、イベントコードをその発生日時に関連付けて記憶する。イベントコードは、故障を示すイベントコード(例えば、かごドアや階層ドアの故障等のエレベータ2の異常を示すイベントコード)を含む。
さらに、本実施形態の遠隔監視システム1では、制御マイコン20は、監視端末4の指示により、通常運転モードと、エレベータ2を点検する点検モードとで切り替え可能である。通常運転モードでは、制御マイコン20は、例えば、利用者の操作(階層3における乗場呼び操作や、かご21内における目的階の指示操作等)に応じてかご21等を制御する。尚、乗場呼び操作は、利用者等が階層(乗場30)に設けられた乗場呼び釦(乗場呼び装置)310を用いてかご21を呼ぶことで、利用者等が滞在している階層30までかご21を移動させる操作である。点検モードでは、制御マイコン20は、例えば、利用者の操作に加えて、監視端末4の指示に応じてかご21等を制御する。これにより、点検モードでは、ドアの開閉に異常が生じているか否かを点検することができる。
制御マイコン20は、通常運転モードに設定されると、乗場呼び釦310の操作により、必要に応じて、操作された乗場呼び釦310に対応する階層30(以下、「呼び階層30」と称する。)に向かってかご21を移動させる。具体的に、制御マイコン20は、通常運転モードにおいて、呼び階層30とかご21が停止している階層30とが異なる場合には、呼び階層30に向かってかご21を移動させ、呼び階層30とかご21が停止している階層30とが一致する場合には、呼び階層30でかご21を停止させたままとする。また、制御マイコン20は、かご21を呼び階層30に停止させた状態で、かごドア210を開く。この際に、かごドア210が開くことに伴い(かごドア210が開くことに連動して)、階層ドア320も開くことになる。尚、制御マイコン20は、利用者がかご21に乗り込み且つ釦を操作すると、ドアを閉じる。
制御マイコン20は、点検モードに設定されると、監視端末4から指示を受けた場合、必要に応じて、かご21を目的の階層に向かって移動させる。具体的に、制御マイコン20は、点検モードにおいて、監視端末4の指示する目的の階層30と、現在かご21が停止している階層30とが異なる場合には、かご21を目的の階層30に向かって移動させ、監視端末4の指示する目的の階層30とかご21が停止している階層30とが一致する場合には、目的の階層30でかご21を停止させたままとする。また、制御マイコン20は、かご21が目的の階層に停止した状態で、かごドア210を開いた後に閉じる。この際に、かごドア210の開閉に連動して、階層ドア320も開閉する。言い換えると、かごドア210が開くことに伴い階層ドア320も開き、かごドア210が閉じることに伴い階層ドア320も閉じる。
また、制御マイコン20は、少なくとも点検モードにおいて、かごドア210を開くときに、その旨の信号をインジケータ300に出力する。本実施形態の遠隔監視システム1では、制御マイコン20は、通常運転モード及び点検モードのいずれにおいても、かごドア210を開くときに、その旨の信号をインジケータ300に出力する。具体的に、制御マイコン20は、かごドア210を開くときに加えて、かご21の昇降中、かご21の停止中、及び、かごドア210を閉じるときに、その旨の信号をそれぞれインジケータ300に出力する。
より具体的に、制御マイコン20は、かご21が上昇している場合にはその旨の信号を、かご21が降下している場合にはその旨の信号を、かご21が停止している場合にはその旨の信号を、それぞれインジケータ300に出力する。また、制御マイコン20は、ドアを開く場合にはその旨の信号を、ドアを閉じる場合にはその旨の信号を、それぞれインジケータ300に出力する。さらに、制御マイコン20は、階層30にかご21が到着する場合には、その旨の信号をインジケータ300に出力する。
尚、制御マイコン20は、通常運転モード及び点検モードのいずれにおいても、自身に異常に関する情報を記憶する。具体的に、制御マイコン20は、点検モードにおいて、かご21に設けられたセンサがドアの開閉に関する異常が生じた旨を検知すると、自身に「かごドア210や階層ドア320の故障等を示すイベントコード」を記憶する。
遠隔監視ユニット5は、制御マイコン20からの信号(例えば、イベントコード)の出力を常時受け付けており、制御マイコン20から信号が出力されると、この信号、及び、この信号の出力元のエレベータに関する情報(例えば、エレベータ2のエレベータ識別番号)を監視端末4に出力する。
本実施形態の監視端末4は、例えば、複数の地域に設置された多数のエレベータの監視を行うと共に、対象となるエレベータと離れた建物である監視センター等に設置されている。本実施形態の監視センターには、監視員(オペレータ)が常駐している。
監視端末4には、制御マイコン20から通信系統R1を介して、出力元のエレベータに関する情報(例えば、エレベータ機番)及び信号が出力される。また、監視端末4は、例えば、出力元のエレベータ2の情報(例えば、エレベータ機番)及び制御マイコン20からの信号の内容(例えば、イベントコード)を表示可能な表示部40を有する。表示部40は、例えば、ディスプレイである。さらに、監視端末4は、監視員により操作可能な入力部41を有する。入力部41は、例えば、キーボードである。
監視端末4は、エレベータ2を点検モードに設定できる。本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、監視員により入力部41を介して通常運転モードと点検モードとの切り替え操作が行われると、この切り替えを制御マイコン20に指示する。具体的に、監視員は、任意のタイミングで、入力部41を介して通常運転モードから点検モードへの切り替え操作を行う。また、監視員は、後述する処理によりドアの開閉についての点検が完了すれば、入力部41を介して点検モードから通常運転モードに切り替え操作を行う。監視端末4は、点検モード又は通常運転モードへの切り替え操作が行われると、この切り替えを制御マイコン20に指示する。
監視端末4は、通常運転モードにおいて、制御マイコン20から出力元のエレベータ2の情報(例えば、エレベータ機番)及び異常信号が出力されると、表示部40で出力元のエレベータ2の情報(例えば、エレベータ機番)及び異常信号の内容(例えば、異常を示すイベントコード等)を表示することで、エレベータ2に関する異常を監視員に報知する。監視員は、この報知を確認することで、エレベータ2の異常を把握することができ、必要に応じて、入力部41を操作して技術員に出向を要請することができる。
監視端末4は、点検モードにおいて(エレベータ2が点検モードに設定されたときに)、制御マイコン20に対して、かご21を停止させる階層30を指示する。具体的に、監視端末4は、点検モードにおいて、監視員により入力部41を介して「ドアの点検」を行うよう操作されると、建物3の全ての階層30でドア210の開閉が完了するまで、「かご21を一階層移動させた後に停止させ、かごドア210を開閉する」よう制御マイコン20に指示を繰り返す。また、監視端末4は、各階層30において、かごドア210の開閉が完了する度に、乗場呼び釦310からの乗場呼びの有無を確認する。
より具体的に、監視端末4は、かご21が一階の階層30Aに停止している状態において、建物3に設置されたエレベータ2を点検モードに設定した場合、かごドア210を開閉するよう制御マイコン20に指示し、次に、かご21を二階の階層30Bに移動させた後に停止させ、かごドア210を開閉するよう制御マイコン20に指示し、最後に、かご21を三階の階層30Cに移動させた後に停止させ、かごドア210を開閉するよう制御マイコン20に指示する。これら一連の処理により、各階層30A、30B、30Cにおいて、ドアの開閉についての点検が完了する。
本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、点検モードにおいて、階層30に停止中のかご21のかごドア210を開閉させる旨を制御マイコン20に指示できる。また、本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、点検モードの間に、乗場呼び釦310によってかご21が呼ばれると、乗場呼び釦310によってかご21が呼ばれ且つ呼びによってドアが開閉する階層30を除いてかご21を停止させる階層30を指示する。
具体的に、監視端末4は、点検モードの間に、利用者による乗場呼び釦310の操作によってかご21が呼ばれ且つ呼びによってドアが開閉する階層30(例えば、かご21内に利用者が乗り込む階層、及び、かご21内に乗り込んだ利用者の操作によりかご21が移動した階層30の両方)を除いて、かご21を停止させる階層30を指示する。言い換えると、監視端末4は、乗場呼び釦310によってかご21が呼ばれ且つ呼びによってドアが開閉する階層30については、このドアの開閉結果を点検に用いると共に、この階層30以外の階層30についてかご21を停止させドアを開閉することで点検を行う。これにより、建物3に設けられた全ての階層ドア30について、ドアの開閉についての点検が完了する。
尚、本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、「かご21を一階層移動させた後に停止させ、かごドア210を開閉する」よう制御マイコン20に指示を繰り返し、各階層30において、かごドア210の開閉が完了する度に、乗場呼び釦310からの乗場呼びの有無を確認する。
より具体的に、監視端末4は、かご21が一階の階層30Aに停止している状態において、建物3に設置されたエレベータ2を点検モードに設定した場合、乗場呼びの有無を確認し、三階の階層30Cに設置された乗場呼び釦310によってかご21が呼ばれると、一旦、かご21を三階の階層30Cに移動させた後に停止させ、かごドア210を開けるよう制御マイコン20に指示する。この場合、三階の階層30Cからかご21に乗り込んだ利用者が、かご21を一階に移動させるようかご21内の釦を操作すると、監視端末4は、再びかご21を一階の階層30Aに移動させた後に停止させ、かごドア210を開けるよう制御マイコン20に指示する。その後、乗場呼びの有無を確認し、乗場呼び釦310によってかご21が呼ばれなければ、かご21を二階の階層30Bに移動させた後に停止させ、かごドア210を開閉するよう制御マイコン20に指示する。これにより、ドアの開閉についての点検が完了する。
一方、監視端末4は、かご21が一階の階層30Aに停止している状態において、三階建ての建物3に設置されたエレベータ2を点検モードに設定した場合、三階の階層30Cに設置された乗場呼び釦310によってかご21が呼ばれると、かご21を三階の階層30Cに移動させた後に停止させ、かごドア210を開けるよう制御マイコン20に指示する。その後、監視端末4は、三階の階層30Cからかご21に乗り込んだ利用者が、かご21内でかご21を二階に移動させるよう釦を操作すると、かご21を二階の階層30Bに移動させた後に停止させ、かごドア210を開けるよう制御マイコン20に指示する。これにより、ドアの開閉についての点検が完了する。
本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、ドアの点検が完了すると、例えば、監視員の操作により、点検モードから通常運転モードへ切り替えるよう、制御マイコン20に指示する。具体的に、この監視員の操作は、ドアの点検が完了した際に、表示部40で表示される完了メッセージ(例えば、「ドアの点検が完了しました。通常運転モードに切り替えますか?」との完了メッセージ)に対する、通常運転モードに切り替える旨の入力操作(例えば、「はい」との入力操作)である。
また、本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、点検モード中に、異常に関する情報(例えば、異常を示すイベントコード)が制御マイコン20に記憶される場合に、その記憶される異常に関する情報(例えば、異常を示すイベントコード)を制御マイコン20から取得する。具体的に、監視端末4は、点検モードが完了すると、点検モードの開始から点検モードの完了までの間に、制御マイコン20に記憶されているイベントコードを全て取得し、例えば、表示部40に取得されたイベントコードの内容を表示する。
さらに、本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、点検モード中に、異常に関する情報(例えば、異常を示すイベントコード)が制御マイコン20に記憶される場合に、その記憶されるタイミングで撮像された画像をカメラ211から取得する。具体的に、監視端末4は、点検モードが完了すると、点検モードの開始から点検モードの完了までの間に、カメラ211に記憶されている画像を取得し、例えば、表示部40にイベントコードと併せて画像を表示する。
本実施形態の遠隔監視システム1では、各階層30におけるインジケータ300は、図3に示すように、階層ドア320の上方に位置する壁面に配置されている。インジケータ300は、例えば、ディスプレイであり、制御マイコン20と通信可能である。また、インジケータ300は、少なくとも点検モードにおいて、自身の設置された階層30に停止するかご21のかごドア210が開くときに報知を行う。
具体的に、インジケータ300は、制御マイコン20からドアの開閉を行う旨の信号が出力されると、ドア開閉に関するメッセージ(例えば、「ドアが開きますのでご注意ください。」とのメッセージや「ドアが閉まりますのでご注意ください。」とのメッセージ)を表示する。また、インジケータ300は、制御マイコン20からかご21が上昇又は下降している旨の信号が出力されると、上向き矢印又は下向き矢印と最寄りの階層30(例えば、最寄りの階層30が二階である場合には「2」)を表示する。インジケータ300は、制御マイコン20からかご21が階層30に停止している旨の信号が出力されると、この階層30(例えば、二階に停止している場合には「2」)を表示する。
さらに、インジケータ300は、制御マイコン20から階層30にかご21が到着する旨の信号が出力されると、かご21が到着する旨のメッセージ(例えば、「かごが到着します。」とのメッセージ)を表示する。また、インジケータ300は、点検モードにおいて、制御マイコン20からかご21が階層30に停止中である旨の信号が出力された直後に、かごドア210を開く旨の信号が出力されるときにも、かご21が到着する旨のメッセージ(例えば、「かごが到着します。」とのメッセージ)を表示する。
本実施形態の遠隔監視システム1では、各階層30における乗場呼び釦310は、図3に示すように、階層ドア320の右隣の壁面に配置されている。
以上の遠隔監視システム1では、点検モードにおいて、インジケータ300の設置されている階層30にかご21が停止し、かごドア210が開く際にインジケータ300が報知を行うため、階層30におけるドア付近に滞在している人は、インジケータ300の報知によってかご21の到着及び戸開(例えば、階層ドア320が開くこと)を予測できる。これにより、エレベータ2を遠隔で点険する際に、階層30におけるドア付近に滞在している人にかご21の到着及びその後の戸開を予測させ、かごドア210や階層ドア320の開閉を伴う試運転を行うことができる。
本実施形態の遠隔監視システム1では、かご21が呼ばれた階層30以外の階層30について、この階層30に停止させる指示を行い、ドア開閉の点検を行うと共に、かご21が呼ばれた階層30について、この階層30に停止させる指示を行わず、かご21の呼びによるかごドア210や階層ドア320の開閉結果を利用して点検を行うことで、建物3に設けられた全ての階層30について、ドア開閉の点検を行うことができる。
また、本実施形態の遠隔監視システム1では、点検モードにおいてエレベータ2に異常が生じると、監視端末4が制御マイコン20に記憶される異常を示すイベントコード(異常に関する情報)を自動的に取得するため、監視端末4からこの異常を示すイベントコード(異常に関する情報)を確認することができる。これにより、例えば、監視員が、このイベントコードを確認することで、異常の内容を把握することができる。その結果、監視員が、必要に応じて、技術員等を現場(異常の生じているエレベータ2)に出向させて、エレベータ2のトラブルに対応させることができる。
さらに、本実施形態の遠隔監視システム1では、点検モードにおいてエレベータ2に異常が生じると、監視端末4がかごドア210や階層ドア320の開閉状態の撮像画像を自動的に取得するため、監視端末4からこの撮像画像を確認することができる。これにより、例えば、監視員が、この撮像画像に基づき、異常が生じた原因を分析することができる。
本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末4は、ドア開閉の点検を行う際に、建物3の全ての階層30でドア210の開閉が完了するまで、「かご21を一階層移動させた後に停止させ、かごドア210を開閉する」よう制御マイコン20に指示を繰り返し、各階層30において、かごドア210の開閉が完了する度に、乗場呼び釦310からの乗場呼びの有無を確認している。そのため、点検モードにおいても、利用者がエレベータ2を利用することができる。
本実施形態の遠隔監視システム1では、停止中のかご21のかごドア210を開く際にもインジケータ300が報知を行うため、階層30におけるドア付近に滞在している人は、この報知によってかご21の戸開を予測できる。これにより、エレベータ2を遠隔で点険する際に、階層30におけるドア付近に滞在している人にかご21の戸開を予測させ、かごドア210や階層ドア320の開閉を伴う試運転を行うことができる。
尚、本発明の遠隔監視システムは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
例えば、監視端末4は、点検モードにおいて、複数の階層30の全て(乗場呼び釦310によりかご21が呼ばれ且つ呼びによってドアが開閉した階層30を含む複数の階層30の全て)について、かご21を停止させる階層30とする指示を行ってもよく、さらに、この複数の階層30の全てについてドア開閉の点検を行ってもよい。
また、監視端末4は、点検モード中に異常に関する情報が制御マイコン20に記憶される場合に、この異常に関する情報を制御マイコン20から取得したり、カメラ211により撮像された画像を取得したりしていたが、この異常に関する情報や画像の取得を行わなくてもよい。監視端末4は、例えば、異常に関する情報を表示部40により確認した監視員が必要と判断したときに、監視員の指示に応じて、画像を取得してもよいし、異常に関する情報のうち特定の情報が制御マイコン20に記憶される場合に、異常に関する情報や画像を取得してもよい。
さらに、監視端末4は、点検モードにおいて、「かご21を全階層に一階層ずつ移動及び停止させ、かご21が停止する度に、かごドア210を開閉する」よう制御マイコン20に指示すると共に、建物3に設けられた全ての階層30におけるかごドア210の開閉が完了するまで、乗場呼びの有無を確認しなくてもよい。
インジケータ300は、点検モードにおいて、制御マイコン20からかご21が階層30に停止中である旨の信号が出力された直後に、かごドア210を開く旨の信号が出力されるときにも、かご21が到着する旨のメッセージ(例えば、「かごが到着します。」とのメッセージ)を表示していたが、このメッセージの代わりに、ドア開閉に関するメッセージ(例えば、「ドアが開きますのでご注意ください。」とのメッセージ)を表示してもよい。
階層30に設けられる報知装置は、インジケータ300、スピーカー、及びホールランタン等の少なくとも一つであってもよい。スピーカーは、例えば、かご21の昇降、かご21の到着、及び、ドアの開閉のうち少なくとも一つを報知する。報知装置にスピーカーが含まれる場合、報知される情報は、音声アナウンス、ゴング音、チャイム音等の音声情報である。ホールランタンは、かご21の到着を報知する。また、インジケータ300は、かご飛び釦310の上方等に配置されていてもよい。報知装置が如何なるもので構成されていても、点検モードにおいて、自身の設置された階層30に停止するかごドア210が開くときに報知を行うことで、エレベータ2を遠隔で点険する際に、階層30におけるドア付近に滞在している人にかご21の到着及びその後の戸開(例えば、かごドア210と連動して開閉する階層ドア320)を予測させ、かごドア210や階層ドア320の開閉を伴う試運転を行うことができる。
また、乗場呼び釦(乗場呼び装置)310は、各階層30のそれぞれに設置される以外に、建物3における複数の階層30の一部に設置されていてもよい。
制御マイコン20は、点検モード中において、異常に関する情報を自身に記憶していたが、かご21に設けられたセンサからエレベータ2に異常が生じた旨が入力されると、異常に関する情報を、制御マイコン20とは異なる監視端末4や記憶サーバー等に出力してもよい。この場合、制御マイコン20が異常に関する情報を記憶する代わりに、監視端末4等が制御マイコン20から出力された異常に関する情報を記憶してもよい。また、この場合、監視端末4は、自身に記憶されている点検モード中の異常に関する情報を抽出すればよい。
同様に、カメラ211も、点検モード中における撮像画像を監視端末4や記憶サーバー等に出力してもよい。この場合、カメラ211自身が撮像画像を記憶する代わりに、監視端末4等がカメラ211から出力された画像を記憶してもよい。また、この場合、監視端末4は、自身に記憶されている「点検モード中の異常に関する情報を記憶したときのタイミングで撮像された画像」を取得すればよい。
カメラ211は、監視カメラに限らず、別のカメラであってもよい。また、カメラ211はかご21内と異なる別の場所(例えば、各階層30)に設置されていてもよい。
上記実施形態の遠隔監視システム1では、監視員により入力部41を介して点検モードに切り替えると共に「ドアの点検」を行うよう操作されることで、ドア開閉の点検を行っていたが、予め点検モードに切り替える日時及び点検の内容(「ドアの点検」等)をスケジュール登録しておき、予定された日時に自動的に点検モードに切り替えると共にドア開閉の点検を行ってもよい。
また、監視端末4は、ドア開閉の点検が完了し、監視員が通常運転モードへの切り替え操作を行うと、この切り替えを制御マイコン20に指示していたが、ドアの点検が完了すると自動的に通常運転モードに切り替えるよう、予め設定されていてもよい。
さらに、上記実施形態の遠隔監視システム1では、特に設定されていなかったが、建物3における複数の階層30のうち、ドア開閉の自動点検を行わない階層30が設定されていてもよい。この場合、ドア開閉の自動点検を行わない階層30について、現場(建物3)に出向した技術員がドア開閉の点検を行ってもよいし、ドア開閉の点検自体を行わなくてもよい。
上記実施形態の遠隔監視システム1は、複数の遠隔監視ユニット5を備えていたが、一台の遠隔監視ユニット5を備えていてもよい。この場合、遠隔監視システム1は、一台のエレベータを備えていてもよい。
通信系統R1は、電話回線の代わりにインターネットを含んでもよい。通信系統R1は、例えば、図4に示すように、エレベータ2から順に遠隔監視ユニット5とインターネットとを介して監視端末4に通信可能であり、且つ、監視端末4から逆にインターネットと遠隔監視ユニット5とを介してエレベータ2に通信可能な通信系統であってもよい。
監視端末4の代わりに、監視端末4と異なる端末(例えば、図5に示すように、インターネットを介して制御マイコン20に接続可能な携帯端末(端末)6)が、点検モードの設定や制御マイコン20に対するかご21を停止させる階層30の指示を行ってもよい。携帯端末6は、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)や、スマートフォン、ノートパソコン等の端末であり、エレベータ2の異常に対応可能な技術員により所持される。
携帯端末6は、監視端末4から出力された情報(例えば、監視端末4からの出向や遠隔対応の要請に関する情報)、異常を示すイベントコード、及び、イベントコードが記憶されたタイミングにおけるカメラ211に撮像された画像等を表示可能な表示部60と、技術員により仕様情報を入力可能な入力部61とを有する。表示部60は、例えば、ディスプレイである。入力部61は、例えば、入力キーやキーボード等である。尚、携帯端末6がタッチパネル式ディスプレイを備える場合、このディスプレイが表示部60及び入力部61を兼ねる。
尚、携帯端末6が、点検モードの設定等を行う場合、かご21内の釦の操作を遠隔で登録することで、ドアを開閉させてもよい。
1…遠隔監視システム、2…エレベータ、20…制御マイコン、21…かご、210…かごドア、211…カメラ、3…建物、30,30A,30B,30C…階層、300…インジケータ(報知装置)、310…乗場呼び釦(乗場呼び装置)、320…階層ドア、4…監視端末、40,60…表示部、41,61…入力部、5…遠隔監視ユニット、6…携帯端末、R1…通信系統

Claims (4)

  1. 建物の複数の階層で停止可能で且つ停止した階層で開閉するドアを有するかご、及びかごの動作を制御可能で且つ少なくともドアの開閉についての異常に関する情報を記憶する制御マイコンを有するエレベータと、
    前記複数の階層のそれぞれに設置される報知装置と、
    前記制御マイコンに接続可能な端末と、
    前記複数の階層のそれぞれにおけるドアの開閉状態を撮像可能な撮像装置と、
    前記撮像装置に接続可能な記憶サーバーと、
    前記複数の階層のそれぞれに設置される乗場呼び装置と、を備え、
    前記端末は、前記エレベータを点検する点検モードに設定でき、該点検モードに設定されたときに前記制御マイコンに対して前記かごを停止させる階層を前記複数の階層から指示し、
    少なくとも前記点検モードにおいて、前記報知装置は、自身の設置された階層に停止する前記かごのドアが開くときに報知を行い、前記撮像装置は、前記撮像された画像を前記端末及び前記記憶サーバーの少なくとも一方に出力し、
    前記点検モードの間は、
    前記乗場呼び装置によって前記かごが呼ばれ且つこの呼びによって前記かごのドアが開閉した階層を除いて、前記かごを停止させる階層を前記複数の階層から指示することで、前記かごを停止させ前記かごのドアを開閉することで点検を行い、
    前記乗場呼び装置によって前記かごが呼ばれ且つこの呼びによって前記かごのドアが開閉した階層について、この呼びによる前記かごのドアの開閉結果を点検に用いる、ことを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 前記端末は、前記点検モード中に異常に関する情報が前記制御マイコンに記憶される場合に、該制御マイコンに記憶される前記異常に関する情報を前記制御マイコンから取得する、請求項1に記載の遠隔監視システム。
  3. 前記端末は、少なくとも、前記制御マイコンにおいて前記異常に関する情報を記憶したときのタイミングで前記撮像装置により撮像された画像を取得する、請求項に記載の遠隔監視システム。
  4. 前記端末は、前記点検モードにおいて、前記階層に停止中の前記かごのドアを開閉させる旨を前記制御マイコンに指示でき、
    前記報知装置は、該報知装置が設置された前記階層に前記かごが到着する旨の報知が可能であり、前記点検モードにおいて前記停止中の前記かごのドアが開くときにも前記かごが到着する旨の報知を行う、請求項1~のいずれか1項に記載の遠隔監視システム。
JP2020108558A 2020-06-24 2020-06-24 エレベータの遠隔監視システム Active JP7128235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020108558A JP7128235B2 (ja) 2020-06-24 2020-06-24 エレベータの遠隔監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020108558A JP7128235B2 (ja) 2020-06-24 2020-06-24 エレベータの遠隔監視システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017097119A Division JP2018193166A (ja) 2017-05-16 2017-05-16 エレベータの遠隔監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020152578A JP2020152578A (ja) 2020-09-24
JP7128235B2 true JP7128235B2 (ja) 2022-08-30

Family

ID=72557690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020108558A Active JP7128235B2 (ja) 2020-06-24 2020-06-24 エレベータの遠隔監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7128235B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000272856A (ja) 1999-03-24 2000-10-03 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの戸開閉自動チェック装置
JP2007230685A (ja) 2006-02-28 2007-09-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの戸開閉異常監視装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4936419A (en) * 1988-10-26 1990-06-26 Montgomery Elevator Co. Elevator diagnostic display system
JPH1149445A (ja) * 1997-08-04 1999-02-23 Hitachi Building Syst Co Ltd エレベータの異常監視装置
JP2005314082A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ点検装置
JP6400497B2 (ja) * 2015-02-02 2018-10-03 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベータ乗りかごの異常確認システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000272856A (ja) 1999-03-24 2000-10-03 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの戸開閉自動チェック装置
JP2007230685A (ja) 2006-02-28 2007-09-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの戸開閉異常監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020152578A (ja) 2020-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5452505B2 (ja) エレベータシステム
CN102712445B (zh) 紧急状态下操作升降机的方法
EP2610203B1 (en) Monitor control device
CN114728758B (zh) 电梯控制***和电梯控制方法
JP5871461B2 (ja) エレベータ制御システム
JP2017043462A (ja) エレベータ用ドア開閉異常判定装置
JP2018030721A (ja) 輸送システムに閉じ込められた乗客との通信
JP6567195B1 (ja) エレベーターと自立走行車との連携運行システム
JP2018193166A (ja) エレベータの遠隔監視システム
JP7128235B2 (ja) エレベータの遠隔監視システム
JP6624522B2 (ja) 昇降装置の遠隔監視システム
JP4130094B2 (ja) エレベータ遠隔監視システム
JP6674664B2 (ja) 昇降装置の遠隔監視システム
JP6874111B1 (ja) 遠隔診断運転方法及びエレベータ制御装置
JP2008120581A (ja) エレベータの遠隔監視システム
JP2009214964A (ja) 昇降機の保守管理システム
CN115367579A (zh) 电梯***以及电梯***的维护方法
JP6522999B2 (ja) エレベーターの通話管理システム
JP2021109765A (ja) エレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法
JP2012197170A (ja) エレベータの安全装置
JP7168804B2 (ja) エレベーター、エレベーターの通話管理方法およびエレベーターの通話管理プログラム
JP7434452B1 (ja) エレベータシステム、エレベータ遠隔制御方法
WO2019064371A1 (ja) エレベーターの乗場行先階入力装置、エレベーターの制御システムおよびエレベーターシステム
JP2009107816A (ja) 昇降機の保守管理システム
JP6729978B1 (ja) エレベータおよびエレベータ制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211210

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20211217

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20211221

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220114

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220121

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220520

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220701

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220805

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7128235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150