JP7127518B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等には、インバータ、コンバータ等の電力変換装置が搭載されている。かかる電力変換装置は、金属等からなる筐体内に、電子部品を収容している。そして、例えば、特許文献1に開示された電力変換装置は、車体又は車体に固定されたブラケット等の被搭載部に固定するための被固定部を、筐体に設けてある。
特許第6055868号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電力変換装置において、被固定部は、筐体の外壁面よりも外側に突出した部分に形成されている。それゆえ、電力変換装置の搭載スペースが大きくなりやすい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、搭載スペースの小型化を図ることができる電源装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、被搭載部(61)に搭載される電源装置(1)であって、
電子部品(2)と、
該電子部品を収容する収容部(31)を備えた筐体(3)と、を有し、
上記筐体は、上記被搭載部に固定される被固定部(32)を有し、
上記被固定部は、上記筐体の外壁面(33)に開口すると共に、上記収容部側へ突出しており
上記収容部には、電力変換回路部(11)と、該電力変換回路部に入出力される電力に重畳するノイズを除去するノイズフィルタ回路部(12、13)と、が収容され、上記被固定部は、開口方向から見たとき、上記ノイズフィルタ回路部に重なる位置、又は上記ノイズフィルタ回路部と上記電力変換回路部との間に重なる位置に、配置されており、上記筐体は、導電性を有する、電源装置にある。
上記電源装置において、上記被固定部は、筐体の外壁面に開口すると共に、収容部側へ突出している。これにより、上記被固定部が筐体の外壁面よりも大きく突出することを防ぐことができる。その結果、被搭載部における電源装置の搭載スペースを小型化することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、搭載スペースの小型化を図ることができる電源装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決するための手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電源装置の斜視図。 実施形態1における、電源装置の平面図。 図2のIII-III線矢視断面図。 実施形態1における、蓋体を外した電源装置の平面図。 図3のV-V線矢視断面図。 実施形態1における、蓋体の斜視図。 実施形態1における、被固定部の拡大断面図。 実施形態1における、ブラケットを介して車体に固定された電源装置の正面図。 実施形態1における、被固定部にネジを螺合させた状態を示す断面図。 実施形態2における、電源装置の平面図。 実施形態3における、電源装置の平面図。 図11のXII-XII線矢視断面図。 図11のXIII-XIII線矢視断面図。 実施形態4における、電源装置の平面図。 図14のXV-XV線矢視断面図。 実施形態5における、電源装置の平面図。 図16のXVII-XVII線矢視断面図。
(実施形態1)
電源装置に係る実施形態について、図1~図9を参照して説明する。
本形態の電源装置1は、図8に示すごとく、被搭載部61(例えば、後述するブラケット)に搭載される。電源装置1は、図1~図5に示すごとく、電子部品2と筐体3とを有する。筐体3は、電子部品2を収容する収容部31を備える。図1~図3に示すごとく、筐体3は、被搭載部61に固定される被固定部32を有する。被固定部32は、筐体3の外壁面33に開口すると共に、収容部31側へ突出している。
図2~図5に示すごとく、収容部31には、電力変換回路部11と、ノイズフィルタ回路部12、13と、が収容されている。ノイズフィルタ回路部12、13は、電力変換回路部11に入出力される電力に重畳するノイズを除去する回路部である。図2に示すごとく、被固定部32は、開口方向から見たとき、ノイズフィルタ回路部12に重なる位置に配置されている。筐体3は、導電性を有する。
本形態の電源装置1は、入力電圧を異なる電圧の出力電圧に変換するDC-DCコンバータである。
図3~図5に示すごとく、電力変換回路部11は、電子部品2として、半導体素子21、22と、トランス23とを有する。トランス23の一次コイル側に、半導体素子として、スイッチング素子21が接続されている。また、トランス23の二次コイル側に、半導体素子として、整流素子22が接続されている。さらに、二次側には、チョークコイル24が接続されている。このように、電力変換回路部11は、半導体素子(すなわちスイッチング素子21及び整流素子22)と、トランス23と、チョークコイル24とを有する。
スイッチング素子21としては、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタの略)や、MOSFET(MOS型電界効果トランジスタの略)を用いることができる。本形態において、スイッチング素子21は、複数個が一体化されて、半導体モジュールを構成している。また、整流素子22も、複数個が一体化されて、半導体モジュールを構成している。図3、図5等においては、これらの半導体モジュールを、半導体素子21、22として示している。ただし、複数のスイッチング素子21、複数の整流素子22は、それぞれ、個別に、すなわち、ディスクリートの半導体素子として、設けてあってもよい。
ノイズフィルタ回路部としては、電力変換回路部11に対して、入力側(すなわち一次側)に接続された入力フィルタ部13と、出力側(すなわち二次側)に接続された出力フィルタ部12と、を有する。出力フィルタ部12は、インダクタ25とコンデンサ(図示略)とを有する。本形態において、インダクタ25は、複数個配設されている。入力フィルタ13も、インダクタ及びコンデンサを有する。ただし、これらの図示は省略する。
上述した構成の、電力変換回路部11、出力フィルタ部12、及び入力フィルタ部13は、筐体3の収容部31に収容配置されている。入力フィルタ部13と電力変換回路部11と出力フィルタ12とは、この順に並んで配置されている。この並び方向を、適宜、X方向という。本形態において、筐体3は、X方向に長尺の形状を有する。これに伴い、収容部31も、X方向に長尺の形状を有する。
図1、図3に示すごとく、筐体3は、第1構成体301と第2構成体302とを有する。第1構成体301は、被固定部32が設けられた構成体である。第2構成体302は、第1構成体301とともに収容部31を形成する構成体である。そして、第2構成体302に、電子部品2としての半導体素子21、22が搭載されている。
本形態においては、第2構成体302は、一つの面が開口した略直方体形状の筐体本体3Bである。そして、第1構成体301は、筐体本体3Bの開口面を覆う蓋体3Cである。蓋体3Cは、筐体本体3Bに対して、筐体本体3Bの開口面の周囲において、ネジ35にて締結固定されている。筐体本体3Bと蓋体3Cとの並び方向を、適宜、Z方向という。さらに、Z方向及びX方向の双方に直交する方向を、適宜、Y方向という。
筐体本体3Bは、開口面と反対側の位置に形成された底壁部341と、底壁部341の外周部からZ方向へ立設した周壁部342とを有する。本形態において、半導体素子21、22は、底壁部341の内側面に面して、筐体本体3Bに固定されている。
トランス23、チョークコイル24、インダクタ25を含む、大半の電子部品2は、筐体本体3Bに固定されている。
トランス23及びチョークコイル24は、筐体3の収容部31内に、Z方向において、底壁部341から離れた位置に配されている。トランス23及びチョークコイル24は、Z方向において、蓋体3Cに近い位置に配されている。
出力フィルタ部12においては、インダクタ25が、筐体3の収容部31内に、底壁部341の内側面に面して配されている。
図1~図3、図6に示すごとく、第1構成体301である蓋体3Cに、被固定部32が形成されている。本形態において、被固定部32は、図2に示すごとく、Z方向から見て、異なる4箇所に形成されている。
図7に示すごとく、被固定部32は、Z方向の外側に開口した開口凹部321を有する。本形態において、被固定部32は、雌ネジ部である。すなわち、被固定部32の開口凹部321の内側面に、螺旋状に雌ネジが形成されている。
図3、図6、図7に示すごとく、被固定部32は、外壁面33に開口する開口凹部321が、収容部31に貫通していない。つまり、被固定部32は、袋ネジ状に形成されている。換言すると、被固定部32は、Z方向において収容部31側へ突出した側の端部に、雌ネジ孔である開口凹部321の底部を閉塞する閉塞突出端部322を有する。
被固定部32は、蓋体3Cの内側面から、収容部31側に突出している。また、図1、図3、図7~図9に示すごとく、本形態においては、被固定部32における開口側の面には、開口凹部321の周囲に、突出座面323が形成されている。突出座面323は、その周囲における蓋体3Cの外表面よりも、Z方向に突出している。蓋体3Cの外表面、すなわち筐体3Cの外壁面33からの突出座面323の突出量は、少なくとも、収容部31側への被固定部32の突出量よりも小さい。例えば、突出座面323の突出量は、蓋体3Cの板厚以下とすることができる。また、収容部31側への被固定部32の突出量は、例えば、蓋体3Cの板厚以上とすることができる。
図2に示すごとく、複数の被固定部32のうちの一部は、Z方向から見たとき、出力フィルタ部12の形成領域と重なる位置に、形成されている。本形態においては、2つの被固定部32が、出力フィルタ部12の形成領域と重なる位置に、形成されている。また、他の2つの被固定部32は、Z方向から見たとき、入力フィルタ部13における、電力変換部11と反対側の位置に、配されている。
図3に示すごとく、被固定部32の閉塞突出端部322は、Z方向の位置が、インダクタ25の一部よりも、底壁部341に近い側にある。つまり、インダクタ25における蓋体3C側の端部よりも、閉塞突出端部322は、底壁部341に近い側に配置されている。
被固定部32を含めた蓋体3Cは、導電性を有する金属からなる。また、筐体本体3Bも、導電性を有する金属からなる。筐体本体3B及び蓋体3Cは、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼等からなる。
電源装置1は、図8に示すごとく、被搭載部に固定される。本形態において、被搭載部は、車両の車体60に固定されたブラケット61である。ブラケット61は、複数のネジ62によって、車体60に固定されている。そして、電源装置1は、複数のネジ63によって、ブラケット61に固定されている。すなわち、筐体3に設けた複数の被固定部32において、ネジ63によってブラケット61に締結することにより、電源装置1がブラケット61に固定されている。
ブラケット61は、平板部611と、一対の立設部612と、一対のフランジ部613とを有する。一対の立設部612は、X方向における平板部611の両側において、それぞれZ方向に立設している。一対のフランジ部613は、立設部612における平板部611と反対側の端部から、平板部611と略平行に、X方向の外側へ突出している。
ブラケット61は、フランジ部612において、ネジ62によって、車体60の一部に固定されている。そして、ブラケット61の平板部611における、車体60と対向する側に、電源装置1が配置される。筐体3の蓋体3C(すなわち、第1構成体301)が平板部611に対向するように配置される。そして、図8、図9に示すごとく、被固定部32に設けた突出座面323を平板部611に当接させる。そして、ネジ63を、平板部611の所定箇所に設けた貫通孔614に挿通させると共に、被固定部32に螺合させる。これにより、電源装置1をブラケット61に固定する。
電源装置1は、車体60とブラケット61との間の空間に配されることとなるが、この空間は、例えばY方向に開口している。
また、電源装置1の筐体3は、例えば、筐体本体3Bの底壁部341に、外側へ突出した複数のフィンを設けることもできる(図示略)。この場合、電源装置1における電子部品2等の熱を、フィンを介して放熱することができる。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
電源装置1において、被固定部32は、筐体3の外壁面33に開口すると共に、収容部31側へ突出している。これにより、被固定部32が筐体3の外壁面33よりも大きく突出することを防ぐことができる。その結果、被搭載部61における電源装置1の搭載スペースを小型化することができる。
つまり、例えば、筐体からフランジ状に突出した部位を設けて、当該部位において被搭載部にねじ締結することで、電源装置を被搭載部に固定することが考えられる。すなわち、筐体から突出した部位に、突出方向に直交する方向の孔を設け、その孔にネジを通して被搭載部にネジを螺合することが考えられる。しかし、この場合、筐体から突出する部位を、ある程度大きくする必要がある。そうすると、その分、電源装置の搭載スペースが、大きくなることになる。
本形態においては、被搭載部61への固定のために大きく突出させる部位を特に設けていない。それゆえ、当該部位を設けることによる搭載スペースの大型化を防ぎ、省スペース化を図ることができる。
また、被固定部32が筐体3から突出する部位を、小さく、若しくは無くすことも可能となることは、搭載前の電源装置1の取扱いを容易にしやすい。例えば、被搭載部61への組付け時、或いは電源装置1の搬送時、製造時等における取扱いを容易にしやすい。また、電源装置1の外観意匠性を向上させることもできる。
また、筐体3の一部である被固定部32が収容部31側に突出していることにより、収容部31内の熱を、被固定部32を介して放熱することができる。それゆえ、電源装置1の放熱性を向上させることができる。
被固定部32は、Z方向から見たとき、ノイズフィルタ回路部12に重なる位置に配置されている。つまり、導電性を有する被固定部32がノイズフィルタ回路部12の近傍に配置されることとなる。これにより、電力変換回路部11から放射されたノイズを、被固定部32にて遮蔽して、ノイズフィルタ回路部12(本形態においては、出力フィルタ部12)の一部への放射ノイズの影響を抑制することができる。その結果、電源装置1の低ノイズ化を図りやすい。
また、本形態においては、筐体3の第2構成体302に、半導体素子21、22が搭載されている。それゆえ、収容部31における、第1構成体301側に、デッドスペースが形成されやすい。そこで、第1構成体301に形成される被固定部32の配置自由度を向上させることができる。その結果、電源装置1の小型化を容易にすることができる。
また、被固定部32は、外壁面33に開口する開口凹部321が、収容部31に貫通していない。これにより、筐体3の水密性を向上させることができる。つまり、被固定部32が仮に収容部31に貫通していると、その貫通部から水等が浸入する可能性が懸念される。これに対し、被固定部32の開口凹部321が、収容部31に貫通していない構成とすることで、被固定部32からの水等の浸入を防止することができる。
また、図8に示すごとく、電源装置1は、ブラケット61と車体60との間の空間に配される。これにより、外部からの衝撃等に対して、電源装置1を保護することができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、搭載スペースの小型化を図ることができる電源装置を提供することができる。
(実施形態2)
本形態は、図10に示すごとく、Z方向から見たとき、被固定部32が、ノイズフィルタ回路部の一つである出力フィルタ部12と電力変換回路部11との間に重なる位置に配された形態である。
本形態においては、Z方向からみたとき、2つの被固定部32が、出力フィルタ部12の形成領域と、電力変換回路部11の形成領域との間に重なる位置に、形成されている。また、他の2つの被固定部32は、Z方向から見たとき、入力フィルタ部13における、電力変換部11と反対側の位置に、形成されている。その他の構成は実施形態1と同様である。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
導電性を有する被固定部32が、電力変換回路部11と出力フィルタ部12との間に重なる位置に配されている。これにより、電力変換回路部11から放射されたノイズを、被固定部32にて遮蔽することができる。これにより、ノイズフィルタ回路部12(本形態においては、出力フィルタ部12)の一部への、放射ノイズの影響を抑制することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
(実施形態3)
本形態は、図11~図13に示すごとく、筐体3内の仕切壁36と被固定部32とを一体化させた電源装置1の形態である。本実施形態の電源装置1においては、蓋体3Cの内側面から底壁部341へ向かって、Z方向に仕切壁36が延設されている。仕切壁36は、収容部31をX方向に仕切るように、設けられている。仕切壁36は、収容部31を完全に仕切るわけではなく、底壁部341から離れている。本形態において、図13に示すごとく、蓋体3Cからの仕切壁36の突出量は、被固定部32の突出量よりも小さい。ただし、仕切壁36の突出量は、被固定部32の突出量以上とすることもできる。蓋体3Cから延設された仕切壁36は、熱伝導性、及び導電性を有する。
また、図11に示すごとく、仕切壁36のX方向における厚さは、被固定部32のX方向における幅よりも薄くすることができる。
また、図13に示すごとく、仕切壁36と被固定部32とは、一体となって形成されている。例えば、仕切壁36は、Y方向に向けて、被固定部32に螺合されるネジの回転軸の軸線を通るように設けることができる。
図12に示すごとく、仕切壁36の底壁部341側の端部、すなわち突出端部361は、Z方向の位置が、インダクタ25の一部よりも、底壁部341に近い側にある。つまり、インダクタ25における蓋体3C側の端部よりも、仕切壁36の突出端部361は、底壁部341に近い側に配置されている。また、仕切壁36の突出端部361は、トランス23及びチョークコイル24の蓋体3C側の端部よりも、底壁部341に近い側に配置されている。
その他は、実施形態2と同様である。
本実施形態の電源装置1は、Z方向から見て、電力変換回路部11とノイズフィルタ回路部12との間に仕切壁36を有する。これにより、電力変換回路部11からノイズフィルタ回路部12へ向かう放射ノイズを遮蔽することができる。
そして、被固定部32が仕切壁36と一体的に形成されている。これにより、仕切壁36が被固定部32と一体的にノイズ遮蔽の機能を発揮し、仕切壁36と被固定部32とによるノイズ遮蔽効果を効果的に得ることができる。
また、被固定部32が仕切壁36の一部として形成されていることにより、収容部31における被固定部32の配置スペースを確保しやすい。その結果、電源装置1の大型化を効果的に抑制することができる。
また、筐体3の一部である被固定部32及び仕切壁36が収容部31側に突出していることにより、収容部31内の熱を、被固定部32及び仕切壁36を介して、効果的に放熱することができる。それゆえ、電源装置1の放熱性を向上させることができる。
その他、実施形態2と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本形態は、図14、図15に示すごとく、Z方向から見たとき、被固定部32が、電力変換回路部11の形成領域と重なる位置に配された形態である。
本形態においては、Z方向からみたとき、2つの被固定部32が、電力変換回路部11の形成領域と重なる位置に、形成されている。また、他の2つの被固定部32は、Z方向から見たとき、入力フィルタ部13における、電力変換部11と反対側の位置に、形成されている。
また、図15に示すごとく、被固定部32の閉塞突出端部322は、Z方向の位置が、トランス23及びチョークコイル24の一部よりも、底壁部341に近い位置にある。つまり、トランス23及びチョークコイル24における蓋体3C側の端部よりも、閉塞突出端部322は、底壁部341に近い側に配置されている。
その他の構成は実施形態1と同様である。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
本形態は、被固定部32が、電力変換回路部11に重なる位置に配されている。これにより、発熱しやすい半導体素子21、22に近い位置に被固定部32を配置することが可能となる。それゆえ、半導体素子21、22の放熱を、より効果的に行うことができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態5)
本実施形態は、図17に示すごとく、筐体3のうち、被固定部32が設けられた第1構成体301に、電子部品2としての半導体素子21、22を搭載した電源装置1の形態である。本形態において、筐体3は、被固定部32が設けられた第1構成体301と、第1構成体301とともに収容部31を形成する第2構成体302とを有する。そして、第1構成体301は熱伝導性を有する。
本実施形態においては、第1構成体301が筐体本体3Bとなっている。また、第2構成体302が、筐体本体3Bの開口面を覆う蓋体3Cとなっている。つまり、本形態においては、筐体本体3Bに、被固定部32が設けてある。被固定部32は、筐体本体3Bの底壁部341に設けられている。
被固定部32は、図16に示すごとく、Z方向から見て、異なる4箇所に設けられている。そして、被固定部32は、図17に示すごとく、筐体本体3Bの内側面から、収容部31側に突出している。
図16に示すごとく、本形態においては、Z方向から見たとき、2つの被固定部32は、ノイズフィルタ回路部12の形成領域と重なる位置に形成されている。また、他の2つの被固定部32は、Z方向から見たとき、入力フィルタ部13における、電力変換部11と反対側の位置に、形成されている。
また、図17に示すごとく、被固定部32の閉塞突出端部322は、Z方向の位置が、インダクタ25の一部よりも、蓋体3Cに近い側にある。
また、突出座面323は、筐体3の外壁面33の一つである、底壁部341の外側面からZ方向に突出している。
その他は、実施形態1と同様である。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
本形態は、被固定部32を設けた第1構成体301に、半導体素子21、22を搭載している。そのため、本実施形態を採用することで、発熱しやすい半導体素子21、22に、被固定部32を近づけることが可能となる。そのため、熱伝導性を有する被固定部32を介し、半導体素子21、22から発せられる熱を、効率よく外部へ放熱することができる。
また、実施形態1、実施形態4及び実施形態5において、実施形態3に示した仕切壁36を被固定部32と一体的に形成した構成とすることもできる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 電源装置
2 電子部品
3 筐体
31 収容部
32 被固定部
33 外壁面
61 被搭載部

Claims (4)

  1. 被搭載部(61)に搭載される電源装置(1)であって、
    電子部品(2)と、
    該電子部品を収容する収容部(31)を備えた筐体(3)と、を有し、
    上記筐体は、上記被搭載部に固定される被固定部(32)を有し、
    上記被固定部は、上記筐体の外壁面(33)に開口すると共に、上記収容部側へ突出しており
    上記収容部には、電力変換回路部(11)と、該電力変換回路部に入出力される電力に重畳するノイズを除去するノイズフィルタ回路部(12、13)と、が収容され、上記被固定部は、開口方向から見たとき、上記ノイズフィルタ回路部に重なる位置、又は上記ノイズフィルタ回路部と上記電力変換回路部との間に重なる位置に、配置されており、上記筐体は、導電性を有する、電源装置。
  2. 上記筐体は、上記被固定部が設けられた第1構成体(301)と、該第1構成体とともに上記収容部を形成する第2構成体(302)とを有し、該第2構成体に、上記電子部品としての半導体素子(21、22)が搭載されている、請求項1に記載の電源装置。
  3. 上記筐体は、上記被固定部が設けられた第1構成体(301)と、該第1構成体とともに上記収容部を形成する第2構成体(302)とを有し、上記第1構成体に、上記電子部品としての半導体素子(21、22)が搭載されており、上記第1構成体は熱伝導性を有する、請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 上記被固定部は、上記外壁面に開口する開口凹部(321)が、上記収容部に貫通していない、請求項1~のいずれか一項に記載の電源装置。
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