JP7127459B2 - 画像投影装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、画像投影装置及びその制御方法に関する。
従来、投影光学系を光軸に直交する方向に移動させることにより、スクリーン上における画像の投影領域の位置を調整可能とするレンズシフト機能を有する画像投影装置が知られている。
このような画像投影装置では、ユーザは、操作部の操作により、投影領域の移動が許容される範囲(以下、移動許容範囲という。)内において、投影領域の形状を歪めることなく、投影領域を移動させることができる。
しかし、ユーザは、現在設定されている投影領域が移動許容範囲内のどの位置にあるのかを把握することが困難であった。そこで、投影領域と移動許容範囲との位置関係を表す画像を生成し、オンスクリーンディスプレイ(OSD)表示等によって表示することが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の装置によれば、ユーザは、移動許容範囲に対する投影領域の相対的な位置を把握することが可能であるが、実際に投影領域をスクリーン上のどこまで移動させることが可能であるかについて把握することができない。
開示の技術は、上記事情に鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、投影領域の実際の移動許容量をスクリーン上で認識可能とすることを目的とする。
開示の技術は、光源からの光を画像データに応じて変調して光学像を生成する光変調素子と、前記光学像を投影画像としてスクリーンに投影する投影光学系と、前記光変調素子と前記投影光学系との相対位置を変更することにより、前記投影画像の位置を移動させる移動機構と、前記移動機構による前記投影画像の移動量を検出する移動量検出部と、前記スクリーンまでの投影距離に基づいて前記スクリーン上における前記投影画像の大きさを算出する投影領域算出部と、前記投影画像の大きさと、前記投影画像の前記移動量によって定まる位置とに基づいて前記スクリーン上における前記投影画像の移動許容量を算出する移動許容量算出部と、前記画像データに前記移動許容量を表す情報画像を重畳させる画像重畳処理部と、を有する画像投影装置。
投影領域の実際の移動許容量をスクリーン上で認識することができる。
第1実施形態におけるプロジェクタを例示する斜視図である。 第1実施形態におけるプロジェクタの機能構成を例示するブロック図である。 投影領域の移動許容範囲を例示する図である。 制御部に構成される機能を示すブロック図である。 情報画像を例示する図である。 プロジェクタの動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態におけるプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<第1実施形態>
以下に、本発明の第1実施形態に係る画像投影装置ついて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるプロジェクタ1を例示する斜視図である。プロジェクタ1は、画像投影装置の一例であり、筐体の外部には、出射窓3、操作パネル7、外部I/F9等が設けられている。
プロジェクタ1は、例えば外部I/F9に接続されるパソコンやデジタルカメラ等の外部機器から画像データを受信すると、画像データに基づいて投影画像Pを生成し、図1に示されるように出射窓3からスクリーン(投影面)SCに投影する。
操作パネル7は、ユーザによる各種操作を受け付けるボタン等を含み、例えばプロジェクタ1の上面に設けられている。操作パネル7は、例えば、ズーム調整、レンズシフト調整、フォーカス調整、メニュー表示のオン/オフ等の操作を受け付ける。操作パネル7は、受け付けた操作に応じた操作信号を生成して、制御部40(図2参照)に入力する。
また、プロジェクタ1は、リモコン5(図2参照)により遠隔操作が可能である。リモコン5は、スイッチやボタンを有し、ユーザによるスイッチやボタンの操作に応じて赤外線信号を発する。
ズーム調整操作は、投影画像Pの大きさ(投影倍率)を調整する場合に行われる。レンズシフト調整操作は、例えばプロジェクタ1の設置後に、スクリーンSC上における投影画像Pの位置を上下又は左右に移動させる場合に行われる。メニュー表示は、OSD表示により行うことが可能とされている。
外部I/F9は、パソコンやデジタルカメラ等の外部機器に接続される接続端子(映像入力端子)を有する。
なお、以下に示す図面において、X方向はプロジェクタ1の幅方向、Y方向はプロジェクタ1の高さ方向、Z方向はプロジェクタ1の奥行き方向を表す。すなわち、X方向はスクリーンSCの水平方向(左右方向)である。Y方向はスクリーンSCの垂直方向(上下方向)である。
[内部構成]
図2は、プロジェクタ1の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プロジェクタ1は、光学像生成部10と、投影光学系20と、画像処理部30と、OSD処理部31と、画像制御部32と、制御部40とを有する。光学像生成部10は、光源11と、照明光学系12と、光変調素子13とを含み、画像データに対応する光学像を生成する。
光源11は、ランプ、LED(Light Emitting Diode)、半導体レーザ等の固体光源等の画像投影用の光源であり、制御部40により制御される。制御部40は、光源11の明るさ、点灯/消灯等の制御を行う。
照明光学系12は、カラーホイール、ライトトンネル、リレーレンズ等を含む。例えば、カラーホイールは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)等の3色に色分けされた円板状の回転体であり、光源11からの光を透過させることにより色づけを行う。照明光学系12は、透過光を光変調素子13に照明する。
光変調素子13は、照明光学系12により照明される光を、画像制御部32の制御に基づいて変調し、光学像を生成する。光変調素子13は、生成した光学像を投影光学系20に入射させる。例えば、光変調素子13は、多数の可動式の微小鏡面(マイクロミラー)が平面状に配列されたデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等の画像形成素子である。なお、光変調素子13は、透過型の液晶装置を用いたものであってもよく、また、反射型の液晶装置を用いたものであってもよい。
投影光学系20は、複数の投影レンズ、ミラー等を有し、光学像生成部10の光変調素子13から入射した光学像を拡大して、投影画像PとしてスクリーンSCに投影する。
画像処理部30は、制御部40の制御に基づき、外部I/F9から入力される画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の画像処理を施す。画像処理部30は、画像処理を施した画像データをOSD処理部31に入力する。
OSD処理部31は、制御部40の制御に基づき、メニュー画面やメッセージ画面等のOSD画像を、画像処理部30から入力される画像データに重畳する処理を行う画像重畳処理部である。OSD処理部31は、メモリを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。なお、OSD処理部31は、制御部40からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、画像処理部30から入力される画像データをそのまま画像制御部32に出力する。
画像制御部32は、OSD処理部31から入力される画像データに基づいて光変調素子13を制御する。例えば、光変調素子13がDMDである場合には、画像制御部32は、画像データに基づいて各マイクロミラーの傾斜角度を制御する。光変調素子13は、光源11から照明光学系12を介して入射する光を、各マイクロミラーにより変調して光学像を生成する。
投影光学系20は、例えば、複数の投影レンズ、ミラー等を有する。投影光学系20は、光学像生成部10の光変調素子13によって生成される光学像を拡大して、投影画像PとしてスクリーンSCに投影する。
投影光学系20は、ズームレンズ20aを有しており、ズーム状態を変更することで投影倍率を変更可能としている。また、投影光学系20には、フォーカスレンズも設けられており、フォーカス調整が可能とされている。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random-Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)等を有する。制御部40は、ROMに記憶されている制御プログラムに従ってCPUが動作することにより、プロジェクタ1の動作を統括的に制御する。
また、プロジェクタ1は、ズーム機構33と、ズーム制御部34と、レンズシフト機構35と、レンズシフト制御部36と、測距部37と、リモコン受光部38とを有する。
ズーム機構33は、モータ、ギヤ等により構成されている。ズーム機構33は、ズーム制御部34による制御に基づいて、ズームレンズ20aを駆動して移動させる。また、ズーム機構33は、ズームレンズ20aの位置をズーム量(投影倍率)として検出し、その検出値をズーム制御部34に入力する。エンコーダ等を用いてズームレンズ20aの位置を検出することにより、ズーム量を検出することが可能である。なお、ズーム機構33をステッピングモータとし、ステップ数をカウントすることによりズーム量を検出することも可能である。
ズーム制御部34は、制御部40の指示に基づいて、ズーム機構33を制御してズームレンズ20aを移動させることによりズーム調整を行う。また、ズーム制御部34は、ズーム機構33からズーム量を検出して制御部40に入力する。
レンズシフト機構35は、モータ、ギヤ等により構成され、投影光学系20を移動させる移動機構である。レンズシフト機構35は、レンズシフト制御部36による制御に基づいて、投影光学系20を光軸AXに直交する方向に移動させ、スクリーンSC上における投影画像Pの位置を上下又は左右に移動させる。
また、レンズシフト制御部36は、投影光学系20の位置をレンズシフト量として検出し、その検出値を制御部40に入力する。エンコーダ等を用いて投影光学系20の位置を検出することにより、レンズシフト量を検出することが可能である。なお、レンズシフト機構35をステッピングモータとし、ステップ数をカウントすることによりレンズシフト量を検出することも可能である。
レンズシフト制御部36は、制御部40の指示に基づいて、レンズシフト機構35を制御して投影光学系20を移動させることによりレンズシフト調整を行う。また、レンズシフト制御部36は、レンズシフト機構35からレンズシフト量を検出して制御部40に入力する。
測距部37は、例えば、赤外LED等の発光素子、及び受光素子を有する。測距部37は、制御部40の指示に基づいて、発光素子から光をスクリーンSCに向けて射出し、スクリーンSCからの反射光を受光素子により受光する。受光素子は、例えば、PSD(Position sensitive Detector)である。測距部37は、受光素子の受光面上における反射光の受光位置に基づいて、プロジェクタ1の出射窓3からスクリーンSCまでの距離、すなわち投影距離Lを計測し、計測値を制御部40に入力する。
なお、測距部37は、発光素子から射出された光が、スクリーンSCにより反射されて受光素子で受光されるまでに要した時間に基づいて投影距離Lを計測するものであってもよい。
リモコン受光部38は、リモコン5が発する赤外線信号を受光して、デコードすることにより、操作内容を示す操作信号を生成して制御部40に入力する。
制御部40は、操作パネル7又はリモコン受光部38から入力される操作信号に基づいて各部の動作を制御する。
[投影領域の移動許容範囲]
次に、投影領域の移動許容範囲について説明する。
図3は、スクリーンSC上において投影画像Pが投影される投影領域PRと、レンズシフト調整により移動する投影領域PRの移動許容範囲MRとの関係を例示する図である。
投影領域PRは、矩形状である。投影領域PRの水平方向(X方向)への長さを幅H、垂直方向(Y方向)への長さを高さVという。幅Hと高さVとの比率は、操作パネル7又はリモコン5によるアスペクト比の設定値に依存する。
図3は、ズーム調整及びレンズシフト調整が行われていない状態における投影領域PRと移動許容範囲MRとの関係を示す。投影領域PR及び移動許容範囲MRの大きさは、ズーム調整によるズーム量(投影倍率)及び投影距離Lに応じて変化する。また、移動許容範囲MR内における投影領域PRの位置は、レンズシフト調整によるレンズシフト量に応じて変化する。
投影領域PRは、移動許容範囲MRで移動可能である。HS,HS,VS,VSは、現在の投影領域PRの位置からの移動許容量を表す。具体的には、HSは、右方向(+X方向)への移動許容量を表す。HSは、左方向(-X方向)への移動許容量を表す。VSは、上方向(+Y方向)への移動許容量を表す。VSは、下方向(-Y方向)への移動許容量を表す。
なお、移動許容範囲MRの形状は、矩形状には限られず、レンズシフト機構35の構成に依存して他の形状でもあり得る。
[制御部の機能]
次に、制御部40に構成される機能について説明する。
図4は、制御部40に構成される機能を示すブロック図である。制御部40は、アスペクト比算出部41と、投影倍率取得部42と、投影距離取得部43と、レンズシフト量取得部44と、投影領域算出部45と、移動許容量算出部46と、情報画像生成部47とを有する。制御部40は、CPUが、ROMからプログラムを読み込み、読み込んだプログラムに基づいた処理を行うことにより、各機能部を実現する。
アスペクト比算出部41は、外部I/F9から入力される画像データのアスペクト比と、操作パネル7やリモコン5により設定される画面のアスペクト比に基づいて、投影領域PRのアスペクト比(H:V)を算出する。
投影倍率取得部42は、前述のズーム制御部34により検出される投影倍率を取得する。なお、投影倍率取得部42は、操作パネル7やリモコン5等の操作部により操作されるズーム操作量に基づいて投影倍率を取得してもよい。
投影距離取得部43は、測距部37により検出される投影距離Lを取得する。なお、操作パネル7やリモコン5等の操作部によりユーザが投影距離Lを設定することを可能とし、投影距離取得部43が操作部により設定された投影距離Lを取得するように構成してもよい。
レンズシフト量取得部44は、レンズシフト制御部36により検出されるレンズシフト量を取得する。なお、レンズシフト量取得部44は、操作パネル7やリモコン5等の操作部により設定されるレンズシフト量を取得してもよい。操作部によるレンズシフト調整は、±X方向及び±Y方向にそれぞれ可能であり、レンズシフト量は、±X方向及び±Y方向への成分を有する。レンズシフト量取得部44は、投影画像Pの移動量(レンズシフト量に対応)を検出する移動量検出部として機能する。
投影領域算出部45は、アスペクト比算出部41により得られるアスペクト比と、投影倍率取得部42により得られる投影倍率と、投影距離取得部43により得られる投影距離Lとに基づいて、スクリーンSC上における投影領域PRの形状及び大きさを算出する。
移動許容量算出部46は、投影領域算出部45により算出される投影領域PRの形状及び大きさと、レンズシフト量取得部44により得られるレンズシフト量により決まる投影領域PRの位置と、投影倍率及び投影距離により決まる移動許容範囲MRとに基づき、スクリーンSC上における投影領域PRの移動許容量HS,HS,VS,VSを算出する。
なお、移動許容量算出部46は、必ずしも移動許容範囲MRの大きさを算出する必要はなく、投影領域PRの初期位置からの移動許容量と投影領域PRの大きさとの割合を予め保持しておき、この割合に投影倍率や投影距離を適用して、スクリーンSC上における投影領域PRの移動許容量を算出してもよい。
情報画像生成部47は、投影領域算出部45により算出される投影領域PRの形状及び大きさと、移動許容量算出部46により算出された移動許容量とに基づき、図5に例示する情報画像50を生成する。情報画像50は、投影領域PRと移動許容範囲MRとの位置関係と、スクリーンSC上における投影領域PRの移動許容量の実際の大きさを示す画像である。情報画像は、少なくとも当該移動許容量を表す画像であればよい。
情報画像生成部47により生成された情報画像50は、画像重畳処理部としてのOSD処理部31に入力されて、OSD画像として画像データに重畳される。これにより、情報画像50は、単独、又は投影画像Pに重畳されてスクリーンSCに投影(すなわちOSD表示)される。
なお、情報画像50は、図5に示す形態に限られず、投影領域PRと移動許容範囲MRとの位置関係と、スクリーンSC上における移動許容量の実際の大きさを表すことを可能とする形態であればよい。
[レンズシフト調整動作]
次に、プロジェクタ1のレンズシフト調整に関する動作について説明する。
図6は、プロジェクタ1の動作を説明するフローチャートである。プロジェクタ1が起動して投影画像PをスクリーンSCに投影している状態において、ユーザによる操作部の操作によりレンズシフト調整が行われると、制御部40は、当該レンズシフト調整操作に対応する操作信号を取得する(ステップS101)。
制御部40は、操作信号に基づいてレンズシフト制御部36に指示を与え、投影領域PRを移動させるレンズシフト調整動作を行わせる(ステップS102)。このとき、制御部40は、現在の投影倍率、投影距離L、レンズシフト量の値を取得し、前述の情報画像50を生成する(ステップS103)。そして、制御部40は、OSD処理部31に指示を与え、情報画像50を画像データに重畳させることにより、情報画像50をOSD表示させる(ステップS104)。ユーザは、スクリーンSCに投影された情報画像50のOSD表示を確認しながら、操作部によりさらにレンズシフト調整を行うことができる。
次に、制御部40は、調整操作が終了されたか否かを判定する(ステップS105)。調整操作が終了されていなければ(ステップS105:No)、制御部40は、処理をステップS101に戻して、再び操作信号の取得を行う。一方、調整操作が終了されていれば(ステップS105:Yes)、OSD処理部31に指示を与え、情報画像50のOSD表示を終了する(ステップS106)。
[効果]
上記実施形態のプロジェクタ1によれば、ユーザは、投影領域PRの位置調整を行う際に、OSD表示された情報画像50を確認することにより、投影領域PRの実際の移動許容量をスクリーンSC上で認識することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る画像投影装置ついて説明する。
第1実施形態では、投影光学系20を移動させることにより投影画像Pの位置調整を可能としているが、第2実施形態では、画像形成素子としての光変調素子13を移動させることにより投影画像Pの位置調整を可能とする。
図7は、第2実施形態に係るプロジェクタ1aの内部構成を示すブロック図である。図7に示すように、プロジェクタ1aは、レンズシフト機構35に代えて、光変調素子13を移動させる移動機構として可動ユニット60を設けたこと以外、第1実施形態のプロジェクタ1と同様の構成である。
可動ユニット60は、光変調素子13を移動可能に支持している。可動ユニット60は、特開2016-85363号公報に開示された可動ユニットと同様の構成である。本実施形態では、レンズシフト制御部36は、可動ユニット60の動作を制御する。可動ユニット60が、光変調素子13を投影光学系20の光軸AXに対して移動させることにより、スクリーンSC上における投影領域PRの位置が移動する。
光変調素子13を移動させる動作は、光変調素子13に対する投影光学系20の相対位置を変更する動作であるので、レンズシフト動作と言える。
本実施形態は、投影光学系20に代えて光変調素子13を移動させること以外について、第1実施形態と同様であるので、詳しい説明は省略する。
移動機構は、第1及び第2実施形態に例示するものに限られず、光変調素子13と投影光学系20の相対位置を変更可能とするものであればよい。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1,1a プロジェクタ
3 出射窓
5 リモコン(操作部)
7 操作パネル(操作部)
10 光学像生成部
11 光源
12 照明光学系
13 光変調素子
20 投影光学系
20a ズームレンズ
30 画像処理部
31 OSD処理部(画像重畳処理部)
32 画像制御部
33 ズーム機構
34 ズーム制御部
35 レンズシフト機構(移動機構)
36 レンズシフト制御部
37 測距部
38 リモコン受光部
40 制御部
41 アスペクト比算出部
42 投影倍率取得部
43 投影距離取得部
44 レンズシフト量取得部(移動量検出部)
45 投影領域算出部
46 移動許容量算出部
47 情報画像生成部
50 情報画像
60 可動ユニット(移動機構)
特開2013-109185号公報

Claims (7)

  1. 光源からの光を画像データに応じて変調して光学像を生成する光変調素子と、
    前記光学像を投影画像としてスクリーンに投影する投影光学系と、
    前記光変調素子と前記投影光学系との相対位置を変更することにより、前記投影画像の位置を移動させる移動機構と、
    前記移動機構による前記投影画像の移動量を検出する移動量検出部と、
    前記スクリーンまでの投影距離に基づいて前記スクリーン上における前記投影画像の大きさを算出する投影領域算出部と、
    前記投影画像の大きさと、前記投影画像の前記移動量によって定まる位置とに基づいて前記スクリーン上における前記投影画像の移動許容量を算出する移動許容量算出部と、
    前記画像データに前記移動許容量を表す情報画像を重畳させる画像重畳処理部と、
    を有する画像投影装置。
  2. 前記投影距離を計測する測距部を有し、
    前記投影領域算出部は、前記測距部により計測された前記投影距離に基づいて前記投影画像の大きさを算出する請求項1に記載の画像投影装置。
  3. ユーザにより操作される操作部を有し、
    前記投影領域算出部は、前記操作部により設定された前記投影距離に基づいて前記投影画像の大きさを算出する請求項1に記載の画像投影装置。
  4. 前記投影画像の投影倍率を変更するズーム機構を有し、
    前記投影領域算出部は、前記投影倍率と前記投影距離とに基づいて前記投影画像の大きさを算出する請求項1ないし3いずれか1項に記載の画像投影装置。
  5. 前記投影画像のアスペクト比を算出するアスペクト比算出部を有し、
    前記投影領域算出部は、前記アスペクト比と前記投影距離とに基づいて前記投影画像の形状及び大きさを算出し、
    前記移動許容量算出部は、前記投影画像の形状、大きさ、及び位置に基づいて前記移動許容量を算出する請求項1ないし4いずれか1項に記載の画像投影装置。
  6. 前記移動機構は、前記投影光学系を光軸に直交する方向に移動させる請求項1ないし5いずれか1項に記載の画像投影装置。
  7. 光源からの光を画像データに応じて変調して光学像を生成する光変調素子と、
    前記光学像を投影画像としてスクリーンに投影する投影光学系と、
    前記光変調素子と前記投影光学系との相対位置を変更することにより、前記投影画像の位置を移動させる移動機構と、
    を有する画像投影装置の制御方法において、
    前記スクリーンまでの投影距離に基づいて前記スクリーン上における前記投影画像の大きさを算出し、前記投影画像の大きさと位置とに基づいて前記スクリーン上における前記投影画像の移動許容量を算出し、前記画像データに前記移動許容量を表す情報画像を重畳させる制御を行う画像投影装置の制御方法。
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