JP7126620B2 - データ収集システム、補助電源装置、モニタ装置およびデータ収集方法 - Google Patents

データ収集システム、補助電源装置、モニタ装置およびデータ収集方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道車両に搭載されるデータ収集システム、補助電源装置、モニタ装置およびデータ収集方法に関する。
従来、鉄道車両については、運用中に故障が発生しないようにするため、定期的にメンテナンスを行って、故障を未然に防ぐことが行われている。しかしながら、鉄道車両には様々な機器が搭載されており、各機器の点検を定期的に行うためには、大きな労力とコストが必要となる。そのため、運用中の鉄道車両での機器の動作状態を測定して記録することで、定期的な点検を行う際の負担を軽減することが求められている。特許文献1には、鉄道車両の運転状況を含む信号を所定の周期で読み込んで記録する技術が開示されている。特許文献1に記載の記録装置は、電源投入時など状態が不安定で把握し難い状況でも、バッテリを搭載した機器で記録することで、安定して記録することができる。
特開2012-101602号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、鉄道車両の電源投入時など、特定の動作状態で動作している機器の状態を記録することはできるが、このとき動作していない機器の状態を記録することはできない。そのため、動作状態を記録できる機器は一部の機器に限定されてしまう、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所望のタイミングで鉄道車両に搭載された車載機器の状態を記録できるデータ収集システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、接続されている複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報をあらかじめ記憶し、鉄道車両に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令するモニタ装置と、接続されている複数の車載機器に対する指令順の情報をあらかじめ記憶し、モニタ装置の指令によって各車載機器が順番に動作しているときの、自装置が車載機器に対して供給する出力電圧および出力電流を順次測定し、測定結果を記録する補助電源装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、データ収集システムは、所望のタイミングで鉄道車両に搭載された車載機器の状態を記録できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る補助電源装置およびモニタ装置を備えた列車の構成例を示す図 実施の形態1に係る補助電源装置およびモニタ装置の構成例を示す図 実施の形態1に係るモニタ装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る補助電源装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る補助電源装置が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の例を示す図 実施の形態1に係る補助電源装置が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図 実施の形態2に係る補助電源装置の動作を示すフローチャート 実施の形態2に係るモニタ装置の動作を示すフローチャート 実施の形態3に係るモニタ装置の動作を示すフローチャート 実施の形態4に係る補助電源装置の動作を示すフローチャート 実施の形態4に係るモニタ装置の動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係るデータ収集システム、補助電源装置、モニタ装置およびデータ収集方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る補助電源装置1a,1bおよびモニタ装置2a,2bを備えた列車7の構成例を示す図である。列車7は、鉄道車両6a~6fによって構成されている。
鉄道車両6aには、モニタ装置2a、ブレーキコンプレッサ3a、および空調機4aが搭載されている。鉄道車両6bには、補助電源装置1a、ブレーキコンプレッサ3b、および空調機4bが搭載されている。鉄道車両6cには、ブレーキコンプレッサ3c、および空調機4cが搭載されている。鉄道車両6dには、ブレーキコンプレッサ3d、および空調機4dが搭載されている。鉄道車両6eには、補助電源装置1b、ブレーキコンプレッサ3e、および空調機4eが搭載されている。鉄道車両6fには、モニタ装置2b、ブレーキコンプレッサ3f、および空調機4fが搭載されている。なお、図1では、ブレーキコンプレッサを「CP」と表記している。図1に示すように、補助電源装置1a,1b、モニタ装置2a,2b、ブレーキコンプレッサ3a~3f、および空調機4a~4fの各車載機器は、通信線5によって接続され、通信線5経由で他の車載機器との間で通信を行うことができる。
図1に示すように、列車7は、2つの補助電源装置1a,1bおよび2つのモニタ装置2a,2bを備えた冗長構成である。運用中の列車7では、2つの補助電源装置1a,1bのうちの少なくとも1つが動作していればよく、2つのモニタ装置2a,2bのうちの少なくとも1つが動作していればよい。
以降の説明において、補助電源装置1a,1bを区別しない場合は補助電源装置1と称し、モニタ装置2a,2bを区別しない場合はモニタ装置2と称することがある。また、以降の説明において、ブレーキコンプレッサ3a~3fを区別しない場合はブレーキコンプレッサ3と称し、空調機4a~4fを区別しない場合は空調機4と称し、鉄道車両6a~6fを区別しない場合は鉄道車両6と称することがある。なお、列車7の各鉄道車両6には、ブレーキコンプレッサ3および空調機4以外の車載機器が搭載されていてもよい。また、図1の例では、列車7が6両編成で構成されているが、一例であり、これに限定されない。列車7は、5両以下の編成であってもよいし、7両以上の編成であってもよい。
本実施の形態では、補助電源装置1が、モニタ装置2と連携して動作し、規定されたタイミングまたはユーザから指定されたタイミングで、各車載機器を動作させたときの補助電源装置1からの出力電圧および出力電流を測定し、記録する。ここで、補助電源装置1は、出力電圧および出力電流を測定するとともに、図示しないサーミスタなどを用いて補助電源装置1の周辺の温度を同時に測定してもよい。この場合、補助電源装置1は、出力電圧および出力電流と関連付けて温度を記録する。モニタ装置2は、鉄道車両6に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する。補助電源装置1は、モニタ装置2の指令によって各車載機器が順番に動作しているときの、出力電圧および出力電流を順次測定し、測定した結果である測定結果を記録する。補助電源装置1およびモニタ装置2の具体的な構成および動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る補助電源装置1およびモニタ装置2の構成例を示す図である。列車7では、補助電源装置1およびモニタ装置2によってデータ収集システム8を構成している。
まず、補助電源装置1の構成について説明する。図2に示すように、補助電源装置1は、通信部11と、記録部12と、制御部13と、電力供給部14と、測定部15と、を備える。
通信部11は、通信線5経由で、モニタ装置2との間で通信を行う。通信線5を経由した通信方式については、一般的な鉄道車両で使用されている既存の通信方式でよい。
記録部12は、測定部15において測定された結果である測定結果、およびモニタ装置2が複数の車載機器に指令する指令順の情報が記録される。指令順の情報については、ユーザなどが設定し、あらかじめ記録部12に記録させておく。
制御部13は、測定部15に対して測定のタイミングを指示し、指令順の情報に基づいて、測定部15で測定された測定結果を記録部12に記録する。
電力供給部14は、複数の車載機器に対して電力を供給する。実際には、電力供給部14は、図示しない架線からパンタグラフを介して取得した電力を、複数の車載機器で使用可能な電力に変換して、各車載機器に供給する。
測定部15は、モニタ装置2の指令によって各車載機器が順番に動作しているときの、電力供給部14からの出力電圧および出力電流を順次測定する。
つぎに、モニタ装置2の構成について説明する。図2に示すように、モニタ装置2は、通信部21と、記録部22と、制御部23と、操作部24と、表示部25と、を備える。
通信部21は、通信線5経由で、補助電源装置1および複数の車載機器との間で通信を行う。
記録部22は、鉄道車両6に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報が記録される。指令順の情報については、ユーザなどが設定し、あらかじめ記録部22に記録させておく。
制御部23は、記録部22に記録されている指令順の情報に基づいて、複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する。
操作部24は、ユーザからの操作、具体的には、各車載機器に対する測定開始の指示を受け付ける。
表示部25は、複数の車載機器の動作状態を表示する。また、表示部25は、補助電源装置1から取得した測定結果を表示する。
つづいて、列車7において、モニタ装置2が各車載機器を動作させたときに、補助電源装置1が、電力供給部14からの出力電圧および出力電流を測定する動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係るモニタ装置2の動作を示すフローチャートである。モニタ装置2において、制御部23は、規定されたイベントが発生した場合、またはユーザからの指示があった場合、または補助電源装置1からの指示があった場合、複数の車載機器に対する指令を開始する(ステップS101)。規定されたイベントとは、鉄道車両6の電源が投入された場合、または鉄道車両6が留置された場合、または鉄道車両6の運用中において測定対象の車載機器の動作条件が規定された動作条件に合致した場合である。モニタ装置2で対象とする規定されたイベントを第1のイベントと称することがある。
鉄道車両6の電源が投入された場合とは、鉄道車両6すなわち列車7の運用開始時である。鉄道車両6が留置された場合とは、鉄道車両6すなわち列車7の運用開始後、当日の運用が終了する前に一時的に留置線などに留置された場合である。鉄道車両6の運用中において測定対象の車載機器の動作条件が規定された動作条件に合致した場合とは、例えば、鉄道車両6すなわち列車7の運用中の気温が、低温時の運転状態の把握のため設定された温度以下、または高温時の運転状態の把握のため設定された温度以上になった場合である。規定された動作条件については、例えば、列車7が走行する急カーブ、急勾配などの走行地点で設定してもよい。
制御部23は、複数の車載機器に対する指令を開始する際、通信部21を介して、補助電源装置1に対して、複数の車載機器に対する指令を開始する旨を通知する(ステップS102)。
制御部23は、記録部22に記録されている、鉄道車両6に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報に基づいて、指令順に車載機器を選択する(ステップS103)。図1に示す列車7の場合、指令順の情報は、例えば、空調機4a→空調機4b→空調機4c→空調機4d→空調機4e→空調機4f→ブレーキコンプレッサ3a→ブレーキコンプレッサ3b→ブレーキコンプレッサ3c→ブレーキコンプレッサ3d→ブレーキコンプレッサ3e→ブレーキコンプレッサ3fの順番となる。制御部23は、空調機4aから1つずつ車載機器を選択する。
制御部23は、通信部21を介して、選択した車載機器に対して動作の開始を指令する(ステップS104)。制御部23は、上記の例では、最初に空調機4aに対して動作の開始を指令する。制御部23は、規定された期間経過後、すなわち規定された期間、選択した車載機器を動作させた後、通信部21を介して、選択した車載機器に対して動作の停止を指令する(ステップS105)。制御部23は、通信部21を介して、補助電源装置1から、選択した車載機器が動作中に補助電源装置1が出力した電力に対する出力電圧および出力電流の測定結果を受信する(ステップS106)。制御部23は、全ての車載機器を選択していない場合(ステップS107:No)、指令順の情報に従って次の車載機器を選択する(ステップS103)。以降の動作は前述の通りである。
制御部23は、全ての車載機器を選択した場合(ステップS107:Yes)、すなわち上記の例ではブレーキコンプレッサ3fまでの選択が終了した場合、受信した測定結果を出力する(ステップS108)。制御部23は、例えば、測定結果を表示部25に表示してもよいし、図示しない地上装置に測定結果を送信してもよい。また、制御部23は、測定結果を記録部22に記録し、ユーザが図示しない記憶媒体経由で記録部22から測定結果を取り出せるようにしてもよい。すなわち、制御部23は、測定結果を記録部22に記録する、測定結果を表示部25に表示する、および測定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する。このとき、制御部23は、測定結果とともに、列車7の走行位置、列車7の周囲の気温などの情報も、記録部22に記録してもよいし、表示部25に表示してもよいし、地上装置に送信してもよい。なお、モニタ装置2は、1つの車載機器についての動作が終了する毎に補助電源装置1から測定結果を受信せず、ステップS107:Yesの場合に、補助電源装置1から測定結果をまとめて受信するようにしてもよい。
図4は、実施の形態1に係る補助電源装置1の動作を示すフローチャートである。補助電源装置1において、制御部13は、通信部11を介してモニタ装置2から、複数の車載機器に対する指令を開始する旨の通知を取得すると(ステップS201)、記録部12から、鉄道車両6に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報を読み出す。制御部13は、指令順の情報に基づいて、測定部15の動作を制御する。測定部15は、制御部13の制御に基づいて、モニタ装置2で選択された車載機器が動作中に電力供給部14から出力される電力の出力電圧および出力電流を測定する(ステップS202)。制御部13は、測定部15で測定された出力電圧および出力電流の測定結果を、記録部12に記録する(ステップS203)。制御部13は、測定部15で測定され、記録部12に記録されている出力電圧および出力電流の測定結果を、通信部11を介して、モニタ装置2に送信する(ステップS204)。補助電源装置1からモニタ装置2に測定結果を送信する際の信号のフォーマットについては、ユーザなどが、あらかじめ補助電源装置1およびモニタ装置2に設定しておく。なお、制御部13は、測定結果をモニタ装置2に送信する際、図示しない地上装置に測定結果を送信するようにしてもよい。制御部13は、全ての車載機器について測定終了していない場合(ステップS205:No)、指令順の情報に従って次の車載機器について、電力供給部14から出力される電力の出力電圧および出力電流を測定する(ステップS202)。以降の動作は前述の通りである。
制御部13は、全ての車載機器について測定終了した場合(ステップS205:Yes)、動作を終了する。なお、補助電源装置1は、1つの車載機器についての測定が終了する毎にモニタ装置2に測定結果を送信せず、ステップS205:Yesの場合に、測定結果をまとめて送信するようにしてもよい。
補助電源装置1は、鉄道車両6すなわち列車7の運用開始時に複数の車載機器に対する測定を行うことで、運用開始の直前に各車載機器の状態を把握することができ、運用中に車載機器が故障する可能性を低減することができる。
また、補助電源装置1は、鉄道車両6すなわち列車7が留置されているときに複数の車載機器に対する測定を行うことで、各車載機器についてメンテナンスのメニューを考慮する参考となる情報を取得でき、メンテナンスの省力化を実現することができる。
また、補助電源装置1は、鉄道車両6の運用中において測定対象の車載機器の動作条件が規定された動作条件に合致した場合に複数の車載機器に対する測定を行うことで、実動作の条件にて測定を行うことができる。補助電源装置1は、モニタ装置2と連携することで、車載機器が特定の状態になった時に測定を行う、または特定の気温など故障の可能性が高い条件で測定を行うなど、特定の車載機器を重点的に監視し、運用者のニーズに応じて情報収集することができる。なお、補助電源装置1は、鉄道車両6の運用中において測定対象の車載機器の動作条件が規定された動作条件に合致した場合については、特定の車載機器に対してのみ測定を行うようにしてもよい。この場合、補助電源装置1は、測定値が前回までに測定された値と異なる傾向にあっても、どの車載機器に異常があったかまでは特定できない。ただし、補助電源装置1は、複数の車載機器のいずれかで異常が発生していることを検知できるため、ユーザなどに故障の予兆を知らせる警報を出すことができる。警報に気が付いたユーザは、該当する列車7を詳細に検査することができる。
このように、補助電源装置1およびモニタ装置2が連携して動作することにより、データ収集システム8は、定期的に一定の期間毎に測定を行う場合と比較して、能動的に鉄道車両6に搭載された車載機器の状態を把握することができる。なお、補助電源装置1が測定を行う場合を想定した上記の3パターンでは、各パターンでの列車7の動作状態が異なるため、パターンによって補助電源装置1の測定結果が異なる場合も考えられる。このような場合、ユーザは、正常な状態のときの測定値から最も離れた測定値に基づいて、列車7に異常が発生していないか否かを判定するように運用すればよい。
つづいて、補助電源装置1のハードウェア構成について説明する。補助電源装置1において、通信部11は通信機である。記録部12はメモリである。電力供給部14は電力変換回路である。測定部15は電圧および電流を測定可能な測定器である。制御部13は処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
図5は、実施の形態1に係る補助電源装置1が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の例を示す図である。処理回路がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、補助電源装置1の処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路は、補助電源装置1の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。また、これらのプログラムは、補助電源装置1の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図6は、実施の形態1に係る補助電源装置1が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図である。処理回路が専用のハードウェアで構成される場合、図6に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。補助電源装置1の各機能を機能別に処理回路93で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路93で実現してもよい。
なお、補助電源装置1の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
モニタ装置2のハードウェア構成について説明する。モニタ装置2において、通信部21は通信機である。記録部22はメモリである。操作部24は、スイッチ、キーボードなどの入力インタフェースである。表示部25はLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイである。制御部23は処理回路により実現される。処理回路は、補助電源装置1の場合と同様、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、モニタ装置2は、列車7において規定されたイベントが発生した場合、各車載機器を順次動作させ、補助電源装置1は、各車載機器が動作中の補助電源装置1からの出力電圧および出力電流を測定し、記録することとした。これにより、補助電源装置1は、所望のタイミングで鉄道車両6に搭載された車載機器の状態を自動的に記録することができる。また、モニタ装置2がユーザからの操作、具体的には、各車載機器に対する測定開始の指示を受け付けることで、補助電源装置1は、ユーザが所望のタイミングで鉄道車両6に搭載された車載機器の状態を自動的に記録することができる。また、モニタ装置2が補助電源装置1の測定結果を表示することで、ユーザは、列車7に搭載されている複数の車載機器の状態をリアルタイムに監視することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、モニタ装置2が起点となって補助電源装置1が測定を行う場合について説明した。実施の形態2では、補助電源装置1が起点となって測定を行う場合について説明する。
実施の形態2において、列車7の構成は、図1に示す実施の形態1のときの構成と同様である。また、データ収集システム8の構成は、図2に示す実施の形態1のときの構成と同様である。
図7は、実施の形態2に係る補助電源装置1の動作を示すフローチャートである。補助電源装置1において、制御部13は、規定されたイベントが発生した場合、複数の車載機器に対する測定の開始を決定する(ステップS211)。規定されたイベントとは、鉄道車両6の電源が投入された場合、または鉄道車両6が留置された場合である。補助電源装置1で対象とする規定されたイベントを第2のイベントと称することがある。制御部13は、通信部11を介して、複数の車載機器に対する測定の開始の指示をモニタ装置2に通知する(ステップS212)。以降のステップS202からステップS205の動作は、図4に示す実施の形態1のときの動作と同様である。
図8は、実施の形態2に係るモニタ装置2の動作を示すフローチャートである。モニタ装置2において、制御部23は、通信部21を介して、補助電源装置1から、複数の車載機器に対する測定の開始を決定した旨の通知を取得する(ステップS111)。以降のステップS103からステップS108の動作は、図3に示す実施の形態1のときの動作と同様である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、補助電源装置1が起点になって、出力電圧および出力電流の測定を行うこととした。この場合においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、モニタ装置2が、補助電源装置1から取得した測定結果が規定された範囲内にあるか否かを判定する。実施の形態1を例にして説明するが、実施の形態2にも適用可能である。
実施の形態3において、列車7の構成は、図1に示す実施の形態1のときの構成と同様である。また、データ収集システム8の構成は、図2に示す実施の形態1のときの構成と同様である。
図9は、実施の形態3に係るモニタ装置2の動作を示すフローチャートである。ステップS101からステップS107の動作は、図3に示す実施の形態1のときの動作と同様である。モニタ装置2において、制御部23は、補助電源装置1から受信した測定結果が規定された範囲内か否かを判定する(ステップS121)。前述のように、補助電源装置1は、鉄道車両6すなわち列車7に搭載されたブレーキコンプレッサ3および空調機4が動作中の出力電圧および出力電流を計測している。ブレーキコンプレッサ3および空調機4については、正常動作時に補助電源装置1から出力される電力の出力電圧および出力電流の範囲を定義することが可能である。そのため、モニタ装置2は、ブレーキコンプレッサ3の正常動作時に想定される補助電源装置1の出力電圧および出力電流の範囲、および、空調機4の正常動作時に想定される補助電源装置1の出力電圧および出力電流の範囲の情報を記録部22に記録しておく。
制御部23は、受信した測定結果、および判定した結果である判定結果を出力する(ステップS122)。制御部23は、例えば、測定結果および判定結果を表示部25に表示してもよいし、図示しない地上装置に測定結果および判定結果を送信してもよい。また、制御部23は、測定結果および判定結果を記録部22に記録し、ユーザが図示しない記憶媒体経由で記録部22から測定結果および判定結果を取り出せるようにしてもよい。すなわち、制御部23は、測定結果および判定結果を記録部22に記録する、測定結果および判定結果を表示部25に表示する、および、測定結果および判定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する。
なお、実施の形態3において、補助電源装置1の動作は、図4に示す実施の形態1のときの動作と同様である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、モニタ装置2は、補助電源装置1から受信した測定結果が良好な状態のものか、すなわち規定された範囲内か否かを判定することとした。これにより、モニタ装置2は、ユーザに対して、列車7に搭載されている複数の車載機器がどのような状態にあるのかを容易に表示することができる。なお、モニタ装置2の制御部23における測定結果の判定方法については、測定結果が規定された範囲内、すなわち閾値との比較以外の方法で行ってもよい。モニタ装置2の制御部23は、例えば、出力電圧および出力電流を時系列的に表した波形の形状から測定結果を判定してもよいし、過去の出力電圧および出力電流の測定結果を用いて算出した特異値の分布から測定結果を判定してもよいし、測定結果が時系列的に増加または減少する場合の傾きから測定結果を判定してもよい。
実施の形態4.
実施の形態4では、補助電源装置1が、測定結果が規定された範囲内にあるか否かを判定する。実施の形態1を例にして説明するが、実施の形態2にも適用可能である。
実施の形態4において、列車7の構成は、図1に示す実施の形態1のときの構成と同様である。また、データ収集システム8の構成は、図2に示す実施の形態1のときの構成と同様である。
図10は、実施の形態4に係る補助電源装置1の動作を示すフローチャートである。ステップS201からステップS203の動作は、図4に示す実施の形態1のときの動作と同様である。補助電源装置1において、制御部13は、測定結果が規定された範囲内か否かを判定する(ステップS231)。制御部13における判定方法は、前述の実施の形態3のモニタ装置2の制御部23における判定方法と同様である。制御部13は、判定した結果である判定結果を、記録部12に記録する(ステップS232)。制御部13は、測定部15で測定された出力電圧および出力電流の測定結果、および判定結果を、通信部11を介して、モニタ装置2に送信する(ステップS233)。補助電源装置1からモニタ装置2に測定結果および判定結果を送信する際の信号のフォーマットについては、ユーザなどが、あらかじめ補助電源装置1およびモニタ装置2に設定しておく。なお、制御部13は、測定結果および判定結果をモニタ装置2に送信する際、図示しない地上装置に測定結果および判定結果を送信するようにしてもよい。判定結果については、OKまたはNGの情報を1ビット分の情報、すなわち「0」または「1」で表すことができる。以降のステップS205の動作は、図4に示す実施の形態1のときの動作と同様である。
図11は、実施の形態4に係るモニタ装置2の動作を示すフローチャートである。ステップS101からステップS105の動作は、図3に示す実施の形態1のときの動作と同様である。制御部23は、通信部21を介して、補助電源装置1から、選択した車載機器が動作中に補助電源装置1が出力した電力に対する出力電圧および出力電流の測定結果、および測定結果が規定された範囲内になるか否かの判定結果を受信する(ステップS131)。制御部23は、全ての車載機器を選択していない場合(ステップS107:No)、指令順の情報に従って次の車載機器を選択する(ステップS103)。以降の動作は前述の通りである。制御部23は、全ての車載機器を選択した場合(ステップS107:Yes)、すなわち上記の例ではブレーキコンプレッサ3fまでの選択が終了した場合、受信した測定結果および判定結果を出力する(ステップS132)。制御部23は、例えば、測定結果および判定結果を表示部25に表示してもよいし、図示しない地上装置に測定結果および判定結果を送信してもよい。また、制御部23は、測定結果および判定結果を記録部22に記録し、ユーザが図示しない記憶媒体経由で記録部22から測定結果および判定結果を取り出せるようにしてもよい。すなわち、制御部23は、測定結果および判定結果を記録部22に記録する、測定結果および判定結果を表示部25に表示する、および、測定結果および判定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する。このとき、制御部23は、測定結果および判定結果とともに、列車7の走行位置、列車7の周囲の気温などの情報も、記録部22に記録してもよいし、表示部25に表示してもよいし、地上装置に送信してもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、補助電源装置1は、測定結果が良好な状態のものか、すなわち規定された範囲内か否かを判定し、判定結果をモニタ装置2に送信することとした。この場合においても、実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a,1b 補助電源装置、2,2a,2b モニタ装置、3a~3f ブレーキコンプレッサ、4a~4f 空調機、5 通信線、6a~6f 鉄道車両、7 列車、8 データ収集システム、11,21 通信部、12,22 記録部、13,23 制御部、14 電力供給部、15 測定部、24 操作部、25 表示部。

Claims (20)

  1. 接続されている複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報をあらかじめ記憶し、鉄道車両に搭載された前記複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令するモニタ装置と、
    接続されている前記複数の車載機器に対する前記指令順の情報をあらかじめ記憶し、前記モニタ装置の指令によって各車載機器が順番に動作しているときの、自装置が前記車載機器に対して供給する出力電圧および出力電流を順次測定し、測定結果を記録する補助電源装置と、
    を備えることを特徴とするデータ収集システム。
  2. 前記モニタ装置は、規定された第1のイベントが発生した場合、またはユーザからの指示があった場合、または前記補助電源装置からの指示があった場合、前記複数の車載機器に対する指令を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集システム。
  3. 前記第1のイベントは、前記鉄道車両の電源が投入された場合、または前記鉄道車両が留置された場合、または前記鉄道車両の運用中において測定対象の車載機器の動作条件が規定された動作条件に合致した場合である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ収集システム。
  4. 前記補助電源装置は、規定された第2のイベントが発生した場合、前記モニタ装置に対して、前記複数の車載機器に対する指令の開始を指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集システム。
  5. 前記第2のイベントは、前記鉄道車両の電源が投入された場合、または前記鉄道車両が留置された場合である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ収集システム。
  6. 前記補助電源装置は、前記測定結果を前記モニタ装置に送信し、
    前記モニタ装置は、前記測定結果を記録する、前記測定結果を表示する、および前記測定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ収集システム。
  7. 前記モニタ装置は、前記測定結果が規定された範囲内か否かを判定し、判定結果を記録する、前記判定結果を表示する、および前記判定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ収集システム。
  8. 前記補助電源装置は、前記測定結果が規定された範囲内か否かを判定し、判定結果を前記モニタ装置に送信し、
    前記モニタ装置は、前記判定結果を記録する、前記判定結果を表示する、および前記判定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ収集システム。
  9. 鉄道車両に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令するモニタ装置との間で通信を行う通信部と、
    前記複数の車載機器に対して電力を供給する電力供給部と、
    前記モニタ装置の指令によって各車載機器が順番に動作しているときの、前記電力供給部が前記車載機器に対して供給する前記電力供給部からの出力電圧および出力電流を順次測定する測定部と、
    前記測定部において測定された結果である測定結果が記録され前記モニタ装置にも記録される情報であって前記モニタ装置が接続されている前記複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報があらかじめ記録される記録部と、
    前記測定部に対して測定のタイミングを指示し、前記指令順の情報に基づいて、前記測定部で測定された前記測定結果を前記記録部に記録する制御部と、
    を備えることを特徴とする補助電源装置。
  10. 前記制御部は、規定されたイベントが発生した場合、前記モニタ装置に対して、前記複数の車載機器に対する指令の開始を指示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の補助電源装置。
  11. 前記イベントは、前記鉄道車両の電源が投入された場合、または前記鉄道車両が留置された場合である、
    ことを特徴とする請求項10に記載の補助電源装置。
  12. 前記制御部は、前記記録部に記録されている前記測定結果を、前記通信部を介して前記モニタ装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1つに記載の補助電源装置。
  13. 前記制御部は、前記測定結果が規定された範囲内か否かを判定し、判定結果を、前記通信部を介して前記モニタ装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の補助電源装置。
  14. 補助電源装置にも記録される情報であって鉄道車両に搭載された複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報があらかじめ記録される記録部と、
    前記指令順の情報に基づいて、前記複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する制御部と、
    各車載機器が順番に動作しているときの、前記補助電源装置が前記車載機器に対して供給する出力電圧および出力電流を順次測定して測定結果を記録する前記補助電源装置との間で通信を行う通信部と、
    を備えることを特徴とするモニタ装置。
  15. 前記制御部は、規定されたイベントが発生した場合、またはユーザからの指示があった場合、または前記補助電源装置からの指示があった場合、前記複数の車載機器に対する指令を開始する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のモニタ装置。
  16. 前記イベントは、前記鉄道車両の電源が投入された場合、または前記鉄道車両が留置された場合、または前記鉄道車両の運用中において測定対象の車載機器の動作条件が規定された動作条件に合致した場合である、
    ことを特徴とする請求項15に記載のモニタ装置。
  17. 前記制御部は、前記通信部を介して前記補助電源装置から前記測定結果を受信し、前記測定結果を前記記録部に記録する、前記測定結果を表示部に表示する、および前記測定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する、
    ことを特徴とする請求項14から16のいずれか1つに記載のモニタ装置。
  18. 前記制御部は、前記測定結果が規定された範囲内か否かを判定し、判定結果を前記記録部に記録する、前記判定結果を表示部に表示する、および前記判定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する、
    ことを特徴とする請求項17に記載のモニタ装置。
  19. 前記制御部は、前記通信部を介して前記補助電源装置から前記測定結果が規定された範囲内か否かを判定した判定結果を受信し、前記判定結果を前記記録部に記録する、前記判定結果を表示部に表示する、および前記判定結果を地上装置に送信する、のうち少なくとも1つを実施する、
    ことを特徴とする請求項17に記載のモニタ装置。
  20. モニタ装置が、接続されている複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令順の情報をあらかじめ記憶し、鉄道車両に搭載された前記複数の車載機器に対して動作の開始および停止を順次指令する指令ステップと、
    補助電源装置が、接続されている前記複数の車載機器に対する前記指令順の情報をあらかじめ記憶し、前記モニタ装置の指令によって各車載機器が順番に動作しているときの、自装置が前記車載機器に対して供給する出力電圧および出力電流を順次測定し、測定結果を記録する測定ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ収集方法。
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