JP7124119B2 - 自動分析装置、及び分析方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検体に含まれる成分量を分析する自動分析装置に係り、特に、異なる検査分野の項目を同時測定可能な自動分析技術に関する。
血液や尿等の検体を扱う検体検査は、生化学的検査、免疫学的検査、血液凝固検査、血球算定検査など複数の検査分野に分類され、これら複数の検査結果を総合して診断や治療効果の確認に使用する。複数の検査結果を得るために、同じ患者の検体を、血清分離用採血管、抗凝固剤(クエン酸Na)入り採血管、抗凝固剤(フッ化Na)入り採血管、抗凝固剤(EDTA)入り採血管など、異なる採血管に同じタイミングで採血する必要がある。
従来、このような異なる採血管は別々の自動分析装置で測定していた。しかし、近年では、異なる検査分野の分析を実行する複数の分析ユニットを備えた単独の複合型の自動分析装置によって、これらの異なる採血管に対する測定が可能な場合がある。このような複合型の自動分析装置により同一患者から得られた複数の異なる検体を測定する場合に、一つの分析ユニットにおいて測定が停滞した場合には、他の分析ユニットにおける測定が完了していても、患者単位として結果が揃わず、臨床側への測定結果の報告ができない。
このような技術に係る特許文献1には、同一患者であることを示す識別情報を有する複数の検体が、さらに検査に関する同一の識別情報を有する場合には、一方の検体の測定が行われるタイミング、あるいは測定が完了するタイミングに基づいて、他方の検体の測定が行われるタイミングを決定するように分析スケジュールを決定する技術を開示している。
国際公開番号W02017/159359
同一患者から採取され、異なる採血管に収容された各々の検体においては、分析の種類によっては事前に遠心分離処理などの前処理が必要な検体がある。そのため、上述した異なる検査分野の分析を実行する自動分析装置では、採血後直ぐに自動分析装置に設置できる検体や、遠心分離などの前処理処理が必要だが、比較的短時間で分析開始することができる検体、あるいは長時間の前処理が必要な検体などが分析対象となることがある。
その結果、同一患者の検体ではあっても、検査分野に対応して異なる採血管に収容された検体は、自動分析装置に設置できる時刻が大きく異なるものがある。例えば、生化学検査及び血液凝固検査が依頼された患者の検体について、生化学検査の測定を開始しようとしたときには、既に同じ患者の別の検体についての血液凝固検査の測定は完了している、という状況も生じ得る。このような状況下においては、検体の中に緊急検査依頼の検体が含まれている場合であっても、結果として測定結果の報告が遅れてしまう、ということがあった。
特許文献1では、異なる採血管に収容された同一患者からの検体を連続的に分析する場合において、血液凝固検査が測定済みか否かに基づき、生化学検査の測定のタイミングの決定を行うことの記載はあるが、上述のように、前処理に要する時間の違い等によって測定開始時間自体に大きく差が生じるという状況についての対応が十分になされていない。
さらに、同じ患者の同じ種類の検査についても、例えば糖尿病の診断などに必要な検査である血糖負荷試験のように、所定の時間間隔において1日に複数回の検査を行う必要がある場合には、臨床側としてはこれらの複数の測定の結果を用いて総合的に判断する必要があるが、特許文献1では、このような結果の報告について考慮がなされていない。そのため、ユーザーは装置からその都度別々に出力された結果をマニュアルで整理する必要があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、測定開始時刻に大きな差が生じる状況であっても、同一患者の複数の検体測定結果の出力時間差を最小限にすることが可能な自動分析装置、及び分析方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明においては、複数の検査分野を検査する自動分析装置であって、検体を収容する検体容器を保持する検体容器保持部と、試薬を収容する試薬容器を保持する試薬容器保持部と、検体と試薬を分注する分注機構と、検体と試薬との混合液を収容する反応セルを複数保持する反応セル保持部と、混合液に照射された光を検出する第1の測定部と、混合液を収容する反応容器を保持する測定チャンネルを複数有し、測定チャンネル各々に保持された反応容器に照射された光を検出する第2の測定部と、検体容器から読み取った検体識別情報に基づいて検体の検査を制御する制御部と、を備え、制御部は、検体識別情報から読み取った患者番号と、検体の検査の測定完了時刻とを含む検体情報を記憶し、記憶した患者番号と測定完了時刻に基づき、測定待ち検体の測定順を決定する自動分析装置を提供する。
また、上記の目的を達成するため、本発明においては、検体と試薬との混合液に照射された光を検出する第1の測定部と、混合液を収容する反応容器を保持する測定チャンネルを複数有し、測定チャンネル各々に保持された反応容器に照射された光を検出する第2の測定部と、検体を収容する検体容器から読み取った検体識別情報に基づき検体の検査を制御する制御部と、を備えた自動分析装置により複数の検査分野を検査する分析方法であって、制御部は、検体識別情報から読み取った患者番号と、検体の検査の測定完了時刻を含む検体情報に基づき、測定待ち検体の測定順を決定することにより、同一患者の複数の検体の測定結果出力タイミングの時間差を最小限にする分析方法を提供する。
本発明によれば、測定開始時間自体に大きく差が生じる状況においても、臨床側への報告が遅延することを最小限に抑えることができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1に係る、自動分析装置の基本構成を示す図。 実施例1に係る、検体容器の一例を示す図。 実施例1に係る、自動分析装置が扱う検体識別情報等を示す図。 実施例1に係る、検体毎の検体情報に情報を入力するタイミングを示す図。 実施例1に係る、今回認識した検体の他検体測定完了最古時刻入力フローチャートを示す図。 実施例1に係る、測定待ち順情報再設定対象検体抽出フローチャートを示す図。 実施例1に係る、今回認識した検体の緊急検査情報が緊急のときの測定待ち順情報再設定処理フローチャートを示す図。 実施例1に係る、今回認識した検体の緊急検査情報が緊急でないときの測定待ち順情報再設定処理フローチャートを示す図。 実施例1に係る、測定順モニター画面例を示す図。 実施例1に係る、同一患者検体モニター画面例を示す図。 実施例1に係る、サンプルディスクポジションモニター画面例を示す図。 実施例1に係る、同一患者検体設定画面例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態としての実施例を図面に従い順次説明する。なお、本明細書において、測定完了時刻には、特に断らない限り、測定完了予定時刻を含むものとする。
実施例1は、新たに認識した検体の測定順を決定する際、同一患者の他検体の測定完了時刻を参照して測定待ち検体の測定順を変更し、同一患者の複数の検体測定結果の出力タイミングの時間差を最小限とすることが可能な自動分析装置、分析方法の実施例である。
図1に、本実施例に係る複合型の自動分析装置の基本構成を示す。同図に示すように、自動分析装置1は、主として、反応ディスク10、検体用のサンプルディスク20、第1試薬ディスク30-1、第2試薬ディスク30-2、吸光光度計40、散乱光度計41、血液凝固時間測定ユニット50、および操作画面65をその表示部に表示するコンピューター60等から構成されている。
反応容器保持部である反応ディスク10は、左右方向に間欠回転可能なディスク状のユニットであり、反応ディスク10上には透光性材料からなる多数の反応セル11を周方向に沿って複数個配置できる。反応セル11は、恒温槽12により例えば37℃などの所定温度に維持されている。
検体容器保持部であるサンプルディスク20上には、血液、尿等の生体サンプルを収容する多数の検体容器21を、本図に示す構成の例では内側、外側の二つの円に対し、それぞれ周方向に沿って配置できる。サンプルディスク20の近傍には、サンプル分注機構22が配置されている。サンプル分注機構22は、サンプルディスク20上の分注(吸引)位置20bに位置する検体容器21から所定量のサンプルを吸引し、そのサンプルを反応ディスク10上の分注(吐出)位置10aにある反応セル11内に吐出する。
試薬容器保持部である、第1試薬ディスク30‐1、第2試薬ディスク30‐2には、試薬識別情報を表示したラベルが貼られた複数の第1試薬ボトル31‐1、第2試薬ボトル31‐2が、第1試薬ディスク30-1、第2試薬ディスク30-2の周方向に沿ってそれぞれ配置される。試薬識別情報にはバーコードやRFIDなどがあるが、ここでは一例としてバーコードを用いる場合について説明する。これらの第1試薬ボトル31‐1、第2試薬ボトル31‐2には、自動分析装置1により分析される分析項目に対応する試薬液が収容されている。
第1試薬バーコード読み取り装置32‐1、第2試薬バーコード読み取り装置32‐2は、試薬登録時に第1試薬ボトル31‐1、第2試薬ボトル31‐2の外壁に付されている試薬バーコードを読み取る。読み取られた試薬情報は、第1試薬ディスク30‐1、第2試薬ディスク30‐2上のポジションの情報とともにメモリー64に登録される。また、第1試薬ディスク30‐1、第2試薬ディスク30‐2の近傍には、第1試薬分注機構33‐1、第2試薬分注機構33‐2がそれぞれ配置されている。試薬分注時には、これらが備えるピペットノズルにより、第1試薬ディスク30-1、第2試薬ディスク30-2上のそれぞれの分注(吸引)位置30-1a、30-2aに位置する、検査項目に応じた第1試薬ボトル31‐1、第2試薬ボトル31‐2から試薬を吸入し、反応ディスク10上の分注(吐出)位置10b、10cにそれぞれ位置する該当する反応セル11内へ吐出する。反応ディスク10は恒温槽12に格納されており、約37℃の一定温度に保たれている。
ここで、吸光光度計40や散乱光度計41などの光度計は反応ディスク10の外周側に配置されている。反応ディスク10の内周側の中心部付近に配置された光源42、43から照射された光が、反応セル11を通って吸光光度計40や散乱光度計41でそれぞれ測定される。このように、反応ディスク10を間に介して対向するように配置される光度計と光源とから構成される測定部は第1の測定部を構成する。
サンプルと試薬との混合液である反応液を収容した各反応セル11は、反応ディスク10の回転動作中に吸光光度計40や散乱光度計41の前を横切る度に測光される。サンプル毎に光度計で測定された吸光や散乱光のアナログ信号は、アナログ/デジタル(A/D)変換器62に入力される。使用済みの反応セル11は、反応ディスク10の近傍に配置された反応セル洗浄機構34により、内部が洗浄されて繰り返しの使用を可能にする。
次に、本実施例の自動分析装置1における制御系及び信号処理系について説明する。なお、本明細書において、制御系及び信号処理系を総称して制御部と呼ぶ場合がある。コンピューター60は、インターフェイス61を介して、A/D変換器62や制御用コンピューター63に接続されている。コンピューター60は制御用コンピューター63に対して、サンプル分注機構22や第1試薬分注機構33-1、第2試薬分注機構33-2等の各機構動作を制御する制御プログラムを実行するよう指示する。また、コンピューター60は検査情報システム70に接続され、自動分析システムを構成する。
なお、本図において制御用コンピューター63は各々の構成部に接続され、自動分析装置の全体を制御するものとしたが、各構成部にて各々独立した制御部を備えるように構成することもできる。
インターフェイス61に接続されたA/D変換器62によってデジタル信号に変換された測光値は、コンピューター60に取り込まれる。またインターフェイス61には、記憶装置であるメモリー64が接続されており、試薬識別情報、検体識別情報、分析パラメータ、分析項目依頼内容、キャリブレーション結果、測光値に基づく分析結果等の情報が記憶される。
次に、図1の自動分析装置1の第1の測定部の光度計を用いたサンプルの生化学検査、及び血液凝固検査のうち、DダイマーやFDPなどの血液凝固線溶マーカーに関する第1の測定項目の分析動作について説明する。自動分析装置1によって分析可能な項目に関する分析パラメータは、予めオペレーターによりキーボード66等の入力部やコンピューター60の表示部の操作画面65を介して入力され、メモリー64に記憶されている。各サンプルに対して依頼、指示された検査項目を分析するために、サンプル分注機構22は、分析パラメータに従って、分注位置10aにて検体容器21から反応セル11へ所定量のサンプルを分注する。
サンプルが分注された反応セル11は、反応ディスク10の回転によって移送され、分注(吐出)位置10bまたは10cにて停止する。第1試薬分注機構33‐1、第2試薬分注機構33‐2は、該当する検査項目の分析パラメータにしたがって、反応セル11に所定量の試薬液を分注する。ここで、サンプルと試薬の分注順序は、上述した例とは逆に、サンプルより試薬が先であってもよい。
反応セル11が測光位置を横切る際、吸光光度計40、散乱光度計41により測光され、A/D変換器62によって吸光、散乱光の光量に比例した信号値である数値に変換される。その後、変換されたデータはインターフェイス61を経由して、コンピューター60に取り込まれる。このようなターンテーブル方式の反応ディスク10を用いた構成によれば、ディスクの回転動作によって連続して検体を分注することができるため、高い処理能力を得ることができる。
次に、コンピューター60では、上述の通り信号値に変換された数値のデータと、検査項目毎に指定された分析法によって予め測定、記憶されている検量線のデータとに基づき、濃度データを算出し、操作画面65に出力する。
なお、上述した濃度データの算出は、コンピューター60に代えて、制御用コンピューター63において行うことも可能である。
続いて、本実施例の自動分析装置1における、止血機能検査項目の測定、すなわち、血液凝固時間の測定に関する分析動作について説明する。反応容器収容部53に収容された反応容器であるディスポーザブル反応容器52は、反応容器移送機構55によりサンプル分注ステーション54に移送される。サンプル分注機構22は、検体容器21からサンプルを吸引し、上述の通りサンプル分注ステーション54に移送されたディスポーザブル反応容器52に分注する。
次に、サンプルが分注されたディスポーザブル反応容器52は、反応容器移送機構55によって、第2の測定部を構成する血液凝固時間測定ユニット50へ運ばれ、37℃へ昇温される。一方、第1試薬ディスク30-1にて保冷された試薬は、第1試薬分注機構33‐1により、検査項目に応じた第1試薬ボトル31‐1から試薬を吸入し、反応ディスク10上に設置された該当する空の反応セル11内へ吐出され、約37℃に昇温される。なお、ここでは一例として、第1試薬ディスク30-1に配置された第1試薬ボトル31-1内の試薬を分析に用いる場合について説明したが、分析の条件によっては、第2試薬ディスク30-2に配置された第2試薬ボトル31-2内の試薬を血液凝固時間の測定に使用することもできる。
一定時間経過後、上述の通り昇温された反応セル11内に収容される試薬は、試薬昇温機能付き試薬分注機構56によって吸引されたのち、この機構内にてさらに昇温(例えば40℃)される。ここで、上述の通り37℃に昇温された、サンプルを収容するディスポーザブル反応容器52は、反応容器移送機構55によって後述する血液凝固時間測定ユニット50内の測定チャンネル51に移送される。その後、試薬昇温機能付き試薬分注機構56は、昇温された試薬を反応容器(ディスポーザブル反応容器)52に吐出する。この試薬の吐出により、反応容器52内にてサンプルと試薬との血液凝固反応が開始する。
第2の測定部である血液凝固時間測定ユニット50は、各々が光源と受光部から構成された測定チャンネル51を複数備えており、上述のようにして試薬が吐出された後、受光部は所定の短い測定時間間隔(例えば0.1秒)ごとに測定データを収集する。収集された測定データは、上述したようにA/D変換器62により光量に比例した数値に変換された後、インターフェイス61を経由して、コンピューター60に取り込まれる。
コンピューター60は、このように変換された数値のデータを用いて、血液凝固時間を求める。その後、求めた血液凝固時間と、検査項目によって予め作成、記憶しておいた検量線のデータと、に基づき、目的の検査項目の濃度データを求め、コンピューター60の操作画面65に出力される。また、使用済のディスポーザブル反応容器52は、反応容器移送機構55によって移送され、反応容器廃棄部57に廃棄される。ここで、上述した血液凝固時間、濃度データは、制御用コンピューター63により算出することもできる。
ここで、血液凝固時間測定ユニット50では、上述したように所定の短い測定時間間隔(例えば0.1秒ごと)で測定データを収集しなければならないため、1つの測定チャンネル51に対しては1つの反応しか分析することができない。
図1では、一例として、6つの測定チャンネル51を有する血液凝固時間測定ユニット50について示したが、測定チャンネル51のいずれにも空きが無い場合には、自動分析装置1は、血液凝固時間の測定項目については、次の測定を受け付けることができず、待機状態となる。そのため、当然のことながら分析条件によってはより多くの測定チャンネル51を有する構成とすることもできる。
続いて、本実施例の自動分析装置における検体の識別と測定オーダーの受け付けについて説明する。図2は、本実施例に係る自動分析装置に設置される検体容器の一例を示す図である。同図に示すように、検体容器21には検体識別子24が貼付されており、個体識別が可能である。検体識別子24にはバーコードやRFIDなどが用いられるが、ここでは一例として、バーコードを用いた場合について説明する。サンプルディスク20は分析を開始すると、時計周りまたは反時計回りに回転する。ここで、各々の検体容器21が図1に示したサンプルバーコード読み取り装置23の前を通過するときに、サンプルバーコード読み取り装置23は検体容器21に付された検体識別子24であるバーコードの情報を読み取る。読み取られたバーコードの情報はインターフェイス61を介してコンピューター60のメモリー64に記憶され、検体を個別に認識するための情報として管理される。ここで、バーコードの情報としては、検体のID番号がある。あるいは、患者毎に固有の識別子、採血日時、年齢、性別、生年月日、のうちの少なくとも一つ以上の情報であってもよい。
上述したように、自動分析装置1のコンピューター60は検査情報システム70に接続され、自動分析システムを構成している。まず、検査情報システム70では、自動分析装置1のコンピューター60からバーコード情報を受け取ると、検査情報システム70内で予め記憶、管理されている検体情報との照合を行う。
ここで、検査情報システム70内にて記憶、管理されている検体情報には、後述する緊急検査情報、患者番号、オーダー番号、検体検査情報、検体種別情報等の情報が含まれている。これらの情報は、ユーザー側で予め設定することができ、検体識別情報と緊急検査情報、患者番号、オーダー番号、検体検査情報、検体種別情報等との対応関係について入力されることで記憶、管理されることとなる。
照合の結果、検査情報システム70内にて管理している情報と、コンピューター60により受け取ったバーコード情報とが一致した場合、管理されている検体情報に付された緊急検査情報、患者番号、オーダー番号、検体検査情報、検体種別情報等のうちの一部または全部をコンピューター60に送信する。一方、検査情報システム70内で管理している情報と、コンピューター60より受け取ったバーコード情報とが一致しない場合には、通信異常のエラーを出力する。
図3は、本実施例に係る自動分析装置が扱う検体識別情報や検体情報などの情報を示す。自動分析装置300に、検体毎に検体情報301を保持する。同図に示すように、検体情報301は、緊急検査対象か否かを示す緊急検査情報302、同一患者を識別する患者番号303、同一患者でも1日に複数回検査を行う場合などの検査依頼タイミングを区別するオーダー番号304、検体の自動分析装置上の設置場所を示す設置場所情報305、測定項目、測定結果を示す検体検査情報306、検体の種別を示す検体種別情報307を含む。
更に、検体情報301は、自動分析装置300が検体を認識した順番を示す設置順情報308、検体の測定完了時刻、または測定完了予定時刻を示す測定完了時刻309、測定を開始したか、測定が完了したかを示す測定完了情報310、同一患者他検体の最古の測定完了時刻、または測定完了予定時刻を示す他検体測定完了最古時刻311、測定を開始していない検体の測定順を示す測定待ち順情報312を含む。これらの検体情報301はコンピューター60などに記憶される。
検体情報301の内、緊急検査情報302、患者番号303、オーダー番号304、設置場所情報305、検体検査情報306、検体種別情報307は、採血管に添付された検体識別情報313を基に、画面、外部システム、または外部メディアから取得する。
図4に、検体毎の検体情報301に情報を入力するタイミングを模式的に示す。検体毎の検体識別情報313を基に、画面、外部システム、または外部メディアから、緊急検査情報302、患者番号303、オーダー番号304、設置場所情報305、検体検査情報306、検体種別情報307を入力する。入力のタイミングは、自動分析装置が検体を認識した時点でもよいし、自動分析装置が検体を認識する以前でもよい。自動分析装置が検体を認識した時点で、設置順情報308を入力する。
各検体の測定を開始した時点で、測定完了情報310に測定開始を入力し、測定完了時刻309に測定完了予定時刻を入力する。また、設置順情報308、測定待ち順情報312をクリアする。各検体の測定が完了した時点で、測定完了情報310に完了情報、測定完了時刻309に測定完了時刻、検体検査情報306に測定結果を入力する。
自動分析装置が検体を認識した時点で、測定順を決定する。検体情報301の測定待ち順情報312が測定順となる。測定順の決定方法を説明する。なお、以降の測定完了時刻309、他検体測定完了最古時刻311の比較の際、測定完了時刻309、他検体測定完了最古時刻311が未入力の場合は、最新時刻として扱う。
最初に患者番号303、オーダー番号304をキー情報として、同一患者他検体の最古の測定完了時刻309を他検体最古測定完了時刻311に入力する。同一患者他検体である対象がなければ入力しない。
図5は、他検体測定完了最古時刻311の入力フローの一例を示す。全検体情報を対象に(501)、患者番号303を比較し(502)、またオーダー番号304の比較を行い(503)、患者番号303とオーダー番号304が同じ検体情報を同一患者他検体とする。そして、同一患者他検体の検体情報301の測定完了時刻309と、今回認識した検体の検体情報301の他検体測定完了最古時刻311を比較し(504)、古い方の時刻を今回認識した検体の検体情報301の他検体測定完了最古時刻311に入力する(505)。
すなわち、コンピューター60は、新たな検体を認識した際、検体情報301に基づき、新たな検体と、同一患者同一オーダーの他検体の他検体測定完了最古時刻311を比較し、古い方の時刻を新たな検体の検体情報301の他検体測定完了最古時刻311に入力するよう制御する。
次に測定待ち順情報312の再設定を行う対象の検体情報301を抽出する。図6は、測定待ち順情報再設定対象検体抽出フローの一例を示す。全検体情報を対象に(601)、設置順情報308が入力済か確認し(602)、入力済の場合、測定完了情報310が未入力か確認する(603)。設置順情報308が入力済、かつ測定完了情報310が未入力の検体情報301を、測定待ち順情報312の再設定を行う対象とする(604)。全検体情報の確認後、今回認識した検体を含む、測定待ち順情報再設定対象検体の測定待ち順情報312の再設定を行う。すなわち、コンピューター60は、記憶した全ての検体情報の設置順情報が入力済、かつ測定完了情報が未入力の検体情報と、新たな検体の検体情報を、測定待ち順情報の再設定を行う対象とするよう制御する。
更に、今回認識した検体の緊急検査情報302が、緊急の場合と、緊急でない場合で処理フローが異なる。今回認識した検体の緊急検査情報302が緊急の場合は、図7に示す測定待ち順情報再設定処理フローにおいて、緊急でない場合は、図8に示す測定待ち順情報再設定処理フローで再設定が実行される。
図7において、測定待ち順情報再設定対象検体があるか確認し(701)、ない場合、今回認識した緊急の検体の測定待ち順情報312を1とし(702)、処理を終了する。測定待ち順情報再設定対象検体がある場合、測定待ち順情報312が1の対象検体から(703)、今回認識した緊急の検体と比較する。緊急検査情報302が緊急の測定待ち順情報再設定対象検体について比較する(704)。今回認識した検体の他検体測定完了最古時刻311と、比較検体の他検体測定完了最古時刻311を比較し(705)、今回認識した検体が古い場合、今回認識した検体の測定待ち順情報312を、比較検体の測定待ち順情報312とし(706)、測定待ち順情報312が、比較検体以降の測定待ち順情報312を+1する。緊急検査情報302が緊急でない測定待ち順情報再設定対象検体も同様に測定待ち順情報312を+1し、処理を終了する(707)。
今回認識した検体の他検体測定完了最古時刻311と、比較検体の他検体測定完了最古時刻311を比較し(705)、今回認識した検体が新しい場合、測定待ち順情報312が次の測定待ち順情報再設定対象検体(708)について比較する。全ての、緊急検査情報302が緊急の測定待ち順情報再設定対象検体の比較が完了後は、今回認識した検体の測定待ち順情報312を、緊急検査情報302が緊急の測定待ち順情報再設定対象検体の最後とする(709)。その後、緊急検査情報302が緊急でない測定待ち順情報再設定対象検体の、測定待ち順情報312を+1する(710)。
このように、コンピューター60は、新たな検体の緊急検査情報が緊急の場合、測定待ち順情報の再設定を行う対象があるか否かを確認し、ない場合、新たな検体の検体情報301の測定待ち順情報312を1とし、ある場合、緊急検査情報が緊急の測定待ち順情報の再設定対象検体と、新たな検体との他検体測定完了最古時刻を比較し、新たな検体が古い場合、新たな検体の測定待ち順情報を、比較した検体の測定待ち順情報とするよう制御する。
今回認識した検体の緊急検査情報302が緊急でない場合は、図8の処理フローに従い、測定待ち順情報312が、緊急検査情報302が緊急でない測定待ち順情報再設定対象検体で一番小さな対象検体から(801)、今回認識した検体を比較する。緊急検査情報302が緊急でない測定待ち順情報再設定対象検体について比較する(802)。今回認識した検体の他検体測定完了最古時刻311と、比較検体の他検体測定完了最古時刻311を比較し(803)、今回認識した検体が古い場合、今回認識した検体の測定待ち順情報312を、比較検体の測定待ち順情報312とし(804)、測定待ち順情報312が、比較検体以降の測定待ち順情報312を+1して、処理を終了する(805)。
すなわち、コンピューター60は、新たな検体の緊急検査情報302が緊急でない場合、測定待ち順情報312が、緊急でない測定待ち順情報再設定対象検体で一番小さな対象検体から順に、新たな検体と他検体測定完了最古時刻311を比較し、新たな検体が古い場合、新たな検体の測定待ち順情報を、比較する検体の測定待ち順情報とする。
また、今回認識した検体の他検体測定完了最古時刻311と、比較検体の他検体測定完了最古時刻311を比較し(803)、今回認識した検体が新しい場合、測定待ち順情報312が次の測定待ち順情報再設定対象検体(806)について比較する。緊急検査情報302が緊急でない測定待ち順情報再設定対象検体の比較が全て終了した場合は、今回認識した検体の測定待ち順情報312を、最後とする(807)。
図9は、本実施例の自動分析装置のコンピューター60において、検体の測定待ち順をモニターする画面の一例としての測定順モニター画面900を示す。すなわち、制御部としてのコンピューター60は、その操作画面65に、検体の測定待ち順を表示するよう制御する。更に、測定順モニター画面900のタイトル部901をクリックすると、患者番号などクリックした列の情報をキー情報としてソート表示する。更に、同図の同一患者検体モニターボタン903をクリックすると、データ部902で選択している、例えば測定順3の検体を対象に、図10に示す画面に遷移する。
図10は、コンピューター60が、測定順3の患者番号(000101)、オーダー番号(003)を基に、同一患者同一オーダーの、検体の測定状況をモニターする画面例を同一患者検体モニター画面1000として操作画面65に表示した一例を示す。すなわち、コンピューター60は、その操作画面65に同一患者同一オーダーの検体の測定状況を表示するよう制御する。そして、測定結果ボタン1002をクリックすると、同一患者同一オーダーの検体の測定結果を纏めて出力することができる。これにより、同一患者の検体について同じ種類の検査を所定時間間隔で複数回測定する必要がある場合にも、記憶した患者番号や測定完了時刻などの検体情報を用いて、制御部であるコンピューターが測定結果を整理して出力することができるため、ユーザーの負担を軽減することができる。更に、サンプルディスクポジションモニターボタン1001をクリックすると、サンプルディスクポジションモニター画面に遷移する。
図11は、本実施例の自動分析装置のコンピューター60において、患者番号(000101)、オーダー番号(003)を基に、同一患者同一オーダーの、検体のサンプルディスク上のポジションをモニターする画面の一例として、サンプルディスクポジションモニター画面1100を示す。同図の3つの黒丸の表示位置が検体のポジションを示す。すなわち、コンピューター60は、その操作画面65に検体容器保持部上の検体のポジションを表示するよう制御する。
図12は、本実施例の自動分析装置のコンピューター60の操作画面上の、同一患者検体設定画面例を示す。すなわち、測定待ち順の決定において、同一患者の他検体を検索する際、対象とする検体種別、検査項目を設定する同一患者検体設定画面1200を表示する。言い換えると、コンピューター60は、操作画面65に、測定待ち検体の測定順決定時の、同一患者の他検体を検索する際、対象とする検体種別、検査項目を設定できる画面を表示するよう制御する。
同図の同一患者検体設定画面1200においては、検体種別として血清が設定された状態を示している。検体種別名を表示したタブ部1202で選択した検体種別の設定情報を、検体種別有効無効設定部1201に表示する。すなわち、検体種別有効無効設定部1201のクリックで、有効、無効を切り替える。
そして、検体種別名を表示したタブ部1202で選択した検体種別の対象検査項目を、検査項目一覧リスト1203に表示する。各項目の設定情報は、検査項目有効無効設定部1204に表示する。ユーザーは検査項目有効無効設定部1204のクリックで、有効、無効を切り替えることができる。
以上詳述した本実施例の自動分析装置によれば、新たに認識した検体の測定順を決定する際、患者番号が同一の患者の他検体の測定完了時刻や緊急検査情報を参照し、測定待ち検体の測定順を変更して、同一患者の複数検体の測定結果の出力タイミングの時間差を最小限とすることが可能となる。そして、前処理に要する時間の違い等によって測定開始時間自体に大きく差が生じる状況においても、臨床側への報告が遅延することを最小限に抑えることが可能となる。
更に、糖尿病の診断などに必要な検査である血糖負荷試験のように、同一患者の検体について同じ種類の検査を所定時間間隔で複数回測定する必要がある場合にも、記憶した患者番号や測定完了時刻などの検体情報を用いて、制御部であるコンピューターが測定結果を整理して出力することができるため、ユーザーの負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
更に、上述した各構成、機能、コンピューター等は、それらの一部又は全部を実現するプログラムを作成する例を中心に説明したが、それらの一部又は全部を例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良いことは言うまでもない。すなわち、処理部の全部または一部の機能は、プログラムに代え、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路などにより実現してもよい。
1、300 自動分析装置
10 反応ディスク
11 反応セル
12 恒温槽
20 サンプルディスク
21 検体容器
22 サンプル分注機構
23 サンプルバーコード読み取り装置
24、313 検体識別子
30 試薬ディスク
31 試薬ボトル
32 試薬バーコード読み取り装置
33 試薬分注機構
34 反応セル洗浄機構
40 吸光光度計
41 散乱光度計
42、43 光源
50 血液凝固時間測定ユニット
51 測定チャンネル
52 ディスポーザブル反応容器
53 反応容器収容部
54 サンプル分注ステーション
55 反応容器移送機構
56 昇温機能付き試薬分注機構
57 反応容器廃棄部
60 コンピューター
61 インターフェイス
62 A/D変換器
63 制御用コンピューター
64 メモリー
65 操作画面
66 キーボード
70 検査情報システム
301 検体情報
302 緊急検査情報
303 患者番号
304 オーダー番号
305 設置場所情報
306 検体検査情報
307 検体種別情報
308 設置順情報
309 測定完了時刻
310 測定完了情報
311 他検体測定完了最古時刻
312 測定待ち順情報
900 測定順モニター画面
901 タイトル部
902 データ部
903 同一患者検体モニターボタン
1000 同一患者検体モニター画面
1001 サンプルディスクポジションモニターボタン
1002 測定結果ボタン
1100 サンプルディスクポジションモニター画面
1200 同一患者検体設定画面
1201 検体種別有効無効設定部
1202 タブ部
1203 検査項目一覧リスト
1204 検査項目有効無効設定部

Claims (15)

  1. 複数の検査分野を検査する自動分析装置であって、
    検体を収容する検体容器を保持する検体容器保持部と、
    試薬を収容する試薬容器を保持する試薬容器保持部と、
    前記検体と前記試薬を分注する分注機構と、
    前記検体と前記試薬との混合液を収容する反応セルを複数保持する反応セル保持部と、
    前記混合液に照射された光を検出する第1の測定部と、
    前記混合液を収容する反応容器を保持する測定チャンネルを複数有し、前記測定チャンネル各々に保持された前記反応容器に照射された光を検出する第2の測定部と、
    前記検体容器から読み取った検体識別情報に基づいて前記検体の検査を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記検体識別情報から読み取った患者番号と、前記検体の検査の測定完了時刻を含む検体情報を記憶し、
    記憶した前記患者番号と前記測定完了時刻に基づき、測定待ち検体の測定順を決定し、
    前記検体情報は、オーダー番号、並びに他検体測定完了最古時刻を更に含む、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1に記載の自動分析装置であって、
    前記複数の検査分野は、生化学的検査、免疫学的検査、血液凝固検査を含む、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  3. (削除)
  4. 請求項1記載の自動分析装置であって、
    前記制御部は、
    新たな検体を認識した際、前記検体情報に基づき、前記新たな検体と、同一患者同一オーダーの同一患者他検体の前記検体情報の前記他検体測定完了最古時刻を比較し、古い方の時刻を前記新たな検体の前記検体情報の他検体測定完了最古時刻に入力するよう制御する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項4記載の自動分析装置であって、
    前記検体情報は、設置順情報、測定完了情報、並びに測定待ち順情報を更に含み、
    前記制御部は、
    記憶した全ての前記検体情報の前記設置順情報が入力済、かつ前記測定完了情報が未入力の前記検体情報と、前記新たな検体の前記検体情報を、前記測定待ち順情報の再設定を行う対象とする、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項5記載の自動分析装置であって、
    前記検体情報は、緊急検査情報を更に含み、
    前記制御部は、
    前記新たな検体の前記緊急検査情報が緊急の場合、前記測定待ち順情報の再設定を行う対象があるか否かを確認し、
    ない場合、前記新たな検体の前記検体情報の前記測定待ち順情報を1とし、
    ある場合、前記緊急検査情報が緊急の前記測定待ち順の再設定対象検体と、前記新たな検体と前記他検体測定完了最古時刻を比較し、前記新たな検体が古い場合、前記新たな検体の前記測定待ち順情報を、比較する前記検体の前記測定待ち順情報とする、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項6記載の自動分析装置であって、
    前記制御部は、
    前記新たな検体の前記緊急検査情報が緊急でない場合、前記測定待ち順情報が、緊急でない前記測定待ち順情報再設定対象検体で一番小さな対象検体から順に、前記新たな検体と前記他検体測定完了最古時刻を比較し、前記新たな検体が古い場合、前記新たな検体の前記測定待ち順情報を、比較する前記検体の前記測定待ち順情報とする、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項1に記載の自動分析装置であって、
    前記制御部は、
    前記検体の測定待ち順を表示する表示部を有する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項8記載の自動分析装置であって、
    前記制御部は、
    前記表示部に、同一患者同一オーダーの検体の測定状況、並びに前記検体容器保持部上のポジションを表示するよう制御する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  10. 請求項8記載の自動分析装置であって、
    前記制御部は、
    前記表示部に、測定待ち検体の測定順決定時の、同一患者の他検体を検索する際、対象とする検体種別、検査項目を設定できる画面を表示するよう制御する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  11. 検体と試薬との混合液に照射された光を検出する第1の測定部と、前記混合液を収容する反応容器を保持する測定チャンネルを複数有し、前記測定チャンネル各々に保持された前記反応容器に照射された光を検出する第2の測定部と、前記検体を収容する検体容器から読み取った検体識別情報に基づき前記検体の検査を制御する制御部と、を備えた自動分析装置により複数の検査分野を検査する分析方法であって、
    前記制御部は、前記検体識別情報から読み取った患者番号と、前記検体の検査の測定完了時刻を含む検体情報に基づき、測定待ち検体の測定順を決定することにより、同一患者の複数の検体の測定結果出力タイミングの時間差を最小限にし、
    前記検体情報は、オーダー番号、並びに他検体測定完了最古時刻を更に含む、
    ことを特徴とする分析方法。
  12. (削除)
  13. 請求項11記載の分析方法であって、
    前記制御部は、
    新たな検体を認識した際、前記検体情報に基づき、前記新たな検体と、同一患者同一オーダーの同一患者他検体の前記検体情報の前記他検体測定完了最古時刻を比較し、古い方の時刻を前記新たな検体の前記検体情報の他検体測定完了最古時刻に入力するよう制御する、
    ことを特徴とする分析方法。
  14. 請求項13に記載の分析方法であって、
    前記制御部は表示部を有し、
    前記表示部に前記検体の測定待ち順を表示するよう制御する、
    ことを特徴とする分析方法。
  15. 請求項14記載の分析方法であって、
    前記制御部は、
    前記表示部に同一患者同一オーダーの検体の測定状況を表示するよう制御する、
    ことを特徴とする分析方法。
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