JP7123587B2 - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP7123587B2
JP7123587B2 JP2018051899A JP2018051899A JP7123587B2 JP 7123587 B2 JP7123587 B2 JP 7123587B2 JP 2018051899 A JP2018051899 A JP 2018051899A JP 2018051899 A JP2018051899 A JP 2018051899A JP 7123587 B2 JP7123587 B2 JP 7123587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
storage battery
mode
amount
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018051899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019165561A (ja
Inventor
伸太郎 村上
真宏 原田
昌作 門脇
竜太 西田
幸希 夜久
晋太朗 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP2018051899A priority Critical patent/JP7123587B2/ja
Publication of JP2019165561A publication Critical patent/JP2019165561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7123587B2 publication Critical patent/JP7123587B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E70/00Other energy conversion or management systems reducing GHG emissions
    • Y02E70/30Systems combining energy storage with energy generation of non-fossil origin

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、複数の蓄電池及び複数の発電部を備える電力供給システムの技術に関する。
従来、系統電源と負荷との間に、複数の蓄電池及び複数の発電部を設けた電力供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、商用電源と負荷とを接続する配電線に、蓄電装置及び太陽光発電装置を備える複数のユニットが接続された電力供給システムが記載されている。
上述した特許文献1に記載される電力供給システムは、配電線を流通する電力に基づいて各ユニットから電力を出力させる負荷追従運転が行なわれる。こうして、上記電力供給システムでは、負荷追従運転によって、まず、最も下流側に配置されたユニットから電力を出力させ、当該ユニットからの電力だけでは消費電力を賄えない場合、前記ユニットよりも上流側に配置されたユニットから電力を出力させる運転が行なわれる。
ここで、電力供給システムにおいては、発電部の発電電力を、負荷に供給する(自己消費する)ことが望まれる場合がある。
しかしながら、上述した特許文献1に記載された電力供給システムでは、自己消費を促進し難いことが考えられる。すなわち、上記電力供給システムでは、最も下流側のユニットの太陽光発電装置の発電電力では負荷の消費電力を賄えない場合、当該ユニットよりも上流側のユニットの太陽光発電装置の発電電力に優先して、下流側のユニットの蓄電装置からの放電電力が負荷に供給される。
ここで、上記電力供給システムにおいて、最も下流側のユニットから出力される電力で負荷の消費電力を賄えた場合、上流側のユニットの太陽光発電装置の発電電力は、当該ユニットの蓄電装置に充電される。ここで、上流側のユニットの太陽光発電装置の発電電力が、当該ユニットの蓄電装置に充電可能な電力量に対して余剰した場合、上記余剰分の電力は、商用電源側に逆潮流される。このように、上記電力供給システムでは、負荷に供給可能な太陽光発電装置の発電電力が、負荷でなく商用電源側に逆潮流されることから、自己消費の促進を図り難い。このため、発電部で発電した電力の自己消費の促進を図る制御が実行されることが望ましい。
特開2017-163747号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、発電部で発電した電力の自己消費の促進を図る制御が可能な電力供給システムを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、系統電源と負荷との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池と、前記蓄電池と接続されると共に、前記系統電源と前記負荷との間に発電電力を流通させる複数の発電部と、前記複数の蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、を具備する電力供給システムであって、前記制御部は、当該制御部の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードを前記蓄電池に設定可能であり、前記複数の発電部による発電量を合計した総発電量と、前記負荷が消費する消費電力量と、を比較した結果に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池の充放電を制御し、前記総発電量が、前記消費電力量よりも小さい場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して放電指示又は待機指示を行い、前記消費電力量と前記総発電量との差と、前記蓄電池の最大放電量と、に基づいて、放電させる前記蓄電池の台数を決定し、前記放電させる前記蓄電池の台数に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池のうち放電が可能な蓄電池の中から、放電指示を行う蓄電池を決定し、前記第一のモードに設定された蓄電池のうち、放電指示を行わない蓄電池に対して待機指示を行うものである。
請求項2においては、前記制御部は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して放電優先順位を設定し、前記放電優先順位に基づいて、放電指示を行う蓄電池を決定するものである。
請求項3においては、前記制御部は、前記総発電量が、前記消費電力量以上である場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して充電指示又は待機指示を行うものである。
請求項4においては、系統電源と負荷との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池と、前記蓄電池と接続されると共に、前記系統電源と前記負荷との間に発電電力を流通させる複数の発電部と、前記複数の蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、を具備する電力供給システムであって、前記制御部は、当該制御部の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードを前記蓄電池に設定可能であり、前記複数の発電部による発電量を合計した総発電量と、前記負荷が消費する消費電力量と、を比較した結果に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池の充放電を制御し、前記総発電量が、前記消費電力量以上である場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して充電指示又は待機指示を行い、前記総発電量と前記消費電力量との差と、前記蓄電池の最大充電量と、に基づいて、充電させる前記蓄電池の台数を決定し、前記充電させる前記蓄電池の台数に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池のうち、充電指示を行う蓄電池を決定し、前記第一のモードに設定された蓄電池のうち、充電指示を行わない蓄電池に対して待機指示を行うものである。
請求項5においては、前記制御部は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して充電優先順位を設定し、前記充電優先順位に基づいて、充電指示を行う蓄電池を決定するものである。
請求項6においては、前記制御部は、前記系統電源と前記負荷との間を流通する電力に基づいて充放電の制御を行う第二のモードを前記蓄電池に設定可能であり、前記複数の蓄電池のうち、少なくとも1台の蓄電池に対して前記第二のモードを設定すると共に、残余の蓄電池に対して前記第一のモードを設定するものである。
請求項7においては、前記制御部は、前記複数の蓄電池のうち最も系統電源側に接続された最上流の蓄電池に対して前記第二のモードを設定するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、発電部で発電した電力の自己消費の促進を図る制御を実行することができる。また、請求項1においては、総発電量が消費電力量に対して不足する場合、上記不足した電力量に基づいて蓄電池を制御することができる。また、請求項1においては、放電させる蓄電池の台数と、実際に放電が可能な蓄電池の台数と、に基づいて放電指示を行う蓄電池及び待機指示を行う蓄電池を決定することができる。
請求項2においては、各蓄電池における放電量の偏りを抑制することができる。
請求項3においては、総発電量が消費電力量に対して余剰する場合、上記余剰した電力量に基づいて蓄電池を制御することができる。
請求項4においては、発電部で発電した電力の自己消費の促進を図る制御を実行することができる。また、請求項4においては、総発電量が消費電力量に対して余剰する場合、上記余剰した電力量に基づいて蓄電池を制御することができる。また、請求項4においては、充電させる蓄電池の台数と、実際に充電が可能な蓄電池の台数と、に基づいて充電指示を行う蓄電池及び待機指示を行う蓄電池を決定することができる。
請求項5においては、各蓄電池における蓄電残量の偏りを抑制することができる。
請求項6においては、発電量や消費電力量の急激な変化に対応させることができる。
請求項7においては、発電量や消費電力量の急激な変化に対応させる為の電力を最上流の蓄電池に確保することができる。
本発明の一実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 電力の供給態様の一例を示したブロック図。 蓄電池に対して、第一のモード及び第二のモードを設定した電力供給システムの一例を示したブロック図。 充放電制御処理を示したフローチャート。
以下では、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る電力供給システム1について説明する。
電力供給システム1は、複数の戸建住宅(住宅H)や各種の施設を有する住宅街区Tに適用される。本実施形態において、住宅街区Tには、複数の(戸建)住宅Hとして、4つの住宅H(第一住宅H1、第二住宅H2、第三住宅H3及び第四住宅H4)が設けられる。住宅街区Tにおいては、電力小売事業者が電力会社(系統電源S)から電力を一括購入し、当該購入した電力が各住宅Hに適宜供給(売却)される。
電力供給システム1は、電力小売事業者が電力会社から一括購入した電力を、複数の住宅H(第一住宅H1、第二住宅H2、第三住宅H3及び第四住宅H4)で適宜供給(融通)するためのシステムである。
電力供給システム1は、系統電源Sから各住宅Hの負荷H10(適宜の電気製品等)へと電力を供給する電力経路L(系統電源Sと各住宅Hの負荷H10との間)に、複数の蓄電システムH20が接続されている。蓄電システムH20は、複数の住宅H(第一住宅H1、第二住宅H2、第三住宅H3及び第四住宅H4)にそれぞれ所有される。電力供給システム1は、電力経路Lにおいて、第一住宅H1の蓄電システムH20、第二住宅H2の蓄電システムH20、第三住宅H3の蓄電システムH20、第四住宅H4の蓄電システムH20が、上流側から下流側へと順番に、互いに直列となるように接続される。
電力供給システム1は、蓄電システムH20を所有する住宅間において、一の住宅で蓄電している電力を、他の住宅に融通可能とされている。本実施形態において、電力供給システム1は、複数の蓄電システムH20及び、EMS60を具備する。
蓄電システムH20は、太陽光を利用して発電された電力を蓄電したり、負荷H10へと供給するものである。蓄電システムH20は、太陽光発電部H30、蓄電池H40及びハイブリッドパワコンH50を具備する。
太陽光発電部H30は、太陽光を利用して発電する装置である。太陽光発電部H30は、太陽電池パネル等により構成される。太陽光発電部H30は、同じ住宅Hに同様に設けられた蓄電池H40と接続される。太陽光発電部H30は、例えば、住宅Hの屋根の上等の日当たりの良い場所に設置される。太陽光発電部H30の発電電力は、対応する(同じ住宅Hに同様に設けられた)蓄電池H40に充電することができる。
蓄電池H40は、系統電源Sからの電力や、太陽光発電部H30からの電力(発電電力)を適宜充放電するものである。蓄電池H40は、例えば、リチウムイオン電池により構成される。蓄電池H40は、後述するハイブリッドパワコンH50等を介して、所定の配電線によって太陽光発電部H30と接続される。
蓄電池H40は、本実施形態において、その最大放電量が2000(W)であるものとする。最大放電量とは、蓄電池H40が単位時間当たりに放電可能な最大の電力量を指す。また、蓄電池H40は、最大充電量(蓄電池H40が単位時間当たりに充電可能な最大の電力量)についても2000(W)であるものとする。
また、蓄電池H40は、停電時に備えて、蓄電残量が容量に対して所定の値(本実施形態においては、30%以下)となった場合に、放電可能な状態であっても放電しないように設定される。
蓄電池H40は、電力の充放電に関して、複数の態様(モード)を有する。前記複数の態様には、第一のモード(充放電制御モード)と、第二のモード(エコモード)と、が含まれる。第一のモード及び第二のモードは、後述するEMS60により設定される(切り替えられる)。
第一のモードが実行された場合、蓄電池H40は、後述するEMS60から指示された動作を実行可能な状態となる。具体的には、蓄電池H40は、放電指示が行われた場合、放電可能な状態となり、負荷H10の電力の需要に応じて放電状態又は待機状態となる。また、蓄電池H40は、待機指示が行われた場合、充放電を行わない待機状態となる。また、蓄電池H40は、充電指示が行われた場合、充電可能な状態となり、自身の蓄電残量や太陽光発電部H30の余剰電力量に応じて充電状態又は待機状態となる。
また、第二のモードが実行された場合、蓄電池H40は、電力経路Lを流通する電力に基づいて負荷追従運転による充放電の制御を行う。本実施形態においては、蓄電池H40は、電力経路Lを流通する電力を検出する所定のセンサ(不図示)の検出結果に応じて、調整した電力量の充放電を行う。なお、前記所定のセンサは、電力経路Lにおいて、上記接続点Pを流通する電力を検出可能に構成される。
具体的には、第二のモードが実行された場合、蓄電池H40は、負荷H10の消費電力量に対して、太陽光発電部H30の発電電力だけでは電力が不足する場合に、上記所定のセンサの検出結果に応じた電力を放電する。また、蓄電池H40は、上記太陽光発電部H30の発電電力のうち余剰した電力(負荷H10の消費電力量に対して余剰した電力、以下では単に「余剰電力」という場合もある)があれば、上記余剰電力を充電する。また、余剰電力があって、かつ、当該蓄電池H40が満充電の場合には、当該余剰電力は系統電源Sへ逆潮流する。
なお、上記第一のモードにおいても、放電指示が行われた場合、蓄電池H40は、負荷追従運転を行う。負荷追従運転を行った場合には、蓄電池H40は、上記所定のセンサの検出結果に応じて、調整した電力量の放電を行う。
ハイブリッドパワコンH50は、電力を適宜変換するもの(ハイブリッドパワーコンディショナ)である。ハイブリッドパワコンH50は、太陽光発電部H30で発電された電力及び蓄電池H40から放電された電力を負荷H10に出力可能であると共に、太陽光発電部H30で発電された電力及び系統電源Sからの電力を蓄電池H40に出力可能に構成される。また、ハイブリッドパワコンH50は、所定の配電線を介して電力経路Lの接続点Pと接続される。
ハイブリッドパワコンH50は、蓄電池H40の動作を制御可能とされている。また、本実施形態において、後述するEMS60による蓄電池H40に対する態様の設定(第一のモードや第二のモード等)は、ハイブリッドパワコンH50を介して行われる。
EMS60は、電力供給システム1の動作を管理するエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)である。EMS60は、RAMやROM等の記憶部や、CPU等の演算処理部、I/O等の入出力部等を具備する。EMS60は、所定の演算処理や記憶処理等を行うことができる。EMS60には、電力供給システム1の動作を制御する際に用いられる種々の情報やプログラム等が、予め記憶される。
具体的には、EMS60は、各住宅HのハイブリッドパワコンH50と(有線又は無線を問わず)電気的に接続される。EMS60は、蓄電池H40の運転状況(例えば、設定されたモードや、放電しているか否か等)や蓄電残量、放電電力量、充電可能量等の種々の情報を取得することができる。また、EMS60は、ハイブリッドパワコンH50を介して、太陽光発電部H30の運転状況や、発電電力量等の種々の情報を取得することができる。なお、EMS60は、ハイブリッドパワコンH50を介してではなく、太陽光発電部H30から前記情報を直接取得するようにしてもよい。
また、EMS60は、取得した情報等に基づいて、各住宅Hの蓄電池H40のモードを決定すると共に、当該決定したモードを蓄電池H40に実行させることができる。
EMS60は、第一のモードを蓄電池H40に実行させる場合に、取得した情報等に基づいて、放電指示や、充電指示、待機指示を行うことができる。
また、EMS60は、図1においてAに示す全ての太陽光発電部H30の発電量の合計(以下では「総発電量」と称する)と、Bに示す全ての負荷H10の消費電力量の合計(以下では「総消費電力量」と称する)と、に基づいて、放電指示や充電指示、待機指示を行うことができる。
また、EMS60は、取得した情報等に基づいて、蓄電池H40に対して後述する放電優先順位を決定することができる。放電優先順位とは、主として第一のモードが実行される場合に使用されるものであり、当該第一のモードが実行される蓄電池H40の中での放電の優先順位である。
放電優先順位の設定においては、第一のモードが実行される蓄電池H40のうち、前日の放電量が小さいものほど、優先順位が高いものとして決定することができる。なお、放電優先順位は、前日の放電量に基づいて決定されるものに限られず、種々の情報に基づいて決定可能である。例えば、第一のモードが実行される蓄電池H40のうち、積算放電電力量が小さいものほど、優先順位が高いものとして決定してもよい。積算放電電力量とは、所定の期間(例えば、各蓄電池H40が設置された時点から前日の23時まで)の総積算値である。なお、所定の期間は、これに限らず任意の期間とすることができる。また、放電優先順位は、第一のモードが実行される蓄電池H40のうち、蓄電残量が多いものほど、優先順位が高いものとして決定してもよい。
また、EMS60は、取得した情報等に基づいて、蓄電池H40に対して後述する充電優先順位を決定することができる。充電優先順位とは、主として第一のモードが実行される場合に使用されるものであり、当該第一のモードが実行される蓄電池H40の中での充電の優先順位である。
充電優先順位の設定においては、第一のモードが実行される蓄電池H40のうち、蓄電残量が少ないものほど、優先順位が高いものとして決定することができる。なお、充電優先順位は、蓄電残量に基づいて決定されるものに限られず、種々の情報に基づいて決定可能である。
以下では、図2を用いて、電力供給システム1における電力の供給態様の一例について説明する。
なお以下では、図2においてCで示す全ての住宅H(第一住宅H1、第二住宅H2、第三住宅H3及び第四住宅H4)の蓄電池H40に、EMS60による放電指示や充電指示、待機指示が行われない(第一のモードでなく第二のモードが設定されている)場合について説明する。
各住宅Hの負荷H10において、電力の需要が発生した場合(例えば、負荷H10が電力を消費する場合)には、電力の供給元からの電力が、電力経路Lを介して各住宅Hの負荷H10へ供給される。
各住宅Hにおいては、図2に示すように、太陽光発電部H30の発電電力が、所定の配電線を介して負荷H10に供給される。また、太陽光発電部H30の発電電力が負荷H10に対して不足する場合には、系統電源S等からの電力が、電力経路Lを介して各住宅Hの負荷H10に供給される。上記系統電源S等からの電力が電力経路Lを流通すると、当該電力経路Lを流通する電力に応じて、各住宅Hの蓄電池H40が負荷追従運転により放電を行う。こうして、各住宅Hの蓄電池H40から放電された電力は、所定の配電線を介して各住宅Hの負荷H10に供給される。これにより、各住宅Hの蓄電池H40から放電された電力が負荷H10に供給されると、系統電源S等からの電力が減少する。
具体的には、図2では、系統電源S等から各住宅Hの負荷H10に供給される電力(負荷H10の消費電力量に対して第四住宅H4の太陽光発電部H30の発電電力だけでは不足する電力)に応じて、第四住宅H4の蓄電池H40の発電電力の全てを負荷H10に供給させた例を示している。また、図2では、第四住宅H4の太陽光発電部H30及び蓄電池H40が出力した電力だけでは不足する電力に応じて、第三住宅H3の太陽光発電部H30の発電電力の一部を負荷H10に供給させた例を示している。
また、図2に示すように、太陽光発電部H30の発電電力が負荷H10に対して余剰する場合は、余剰した電力が住宅Hの蓄電池H40に充電される。
具体的には、図2では、第三住宅H3の太陽光発電部H30の発電電力のうち、負荷H10に対して余剰する電力を、第三住宅H3の蓄電池H40に充電させた例を示している。また、図2では、上記第四住宅H4及び第三住宅H3の出力する電力によって負荷H10の消費電力量を賄えているので、第二住宅H2の太陽光発電部H30の発電電力を、最大充電量で第二住宅H2の蓄電池H40に充電させた例を示している。
また、前記余剰した電力がそれ以上蓄電池H40に充電させることができない場合には、当該余剰した電力は、所定の配電線を介して系統電源Sへと逆潮流される。
具体的には、図2では、第二住宅H2の太陽光発電部H30の発電電力のうち、蓄電池H40の最大充電量を超えたものを系統電源Sへと逆潮流させた例を示している。また、図2では、第一住宅H1の蓄電池H40が満充電であるため、第一住宅H1の発電電力の全てを系統電源Sへと逆潮流させた例を示している。
上述したような電力の供給態様により、電力供給システム1においては、各住宅Hの太陽光発電部H30及び蓄電池H40からの電力を、自分の住宅Hの負荷H10だけでなく、他の住宅Hの負荷H10へも供給(融通)することができる。
また、本実施形態においては、系統電源Sからの電力を用いて、各住宅Hの蓄電池H40の充電を行う場合には、各住宅Hの住民が電力小売事業者から電力を購入することとなる。こうして、各住宅Hの住民は、一般的な価格よりも比較的安価な電力を購入して使用することができる。また、各住宅Hの太陽光発電部H30の発電電力及び蓄電池H40から放電された電力は、各住宅Hの住民から電力小売事業者が当該電力を購入することとなる。また、各住宅Hの太陽光発電部H30の発電電力であって余剰した電力(すなわち、逆潮流した電力)は、電力会社が電力小売事業者から購入することとなる。
ここで、上述したように、第一住宅H1の蓄電システムH20、第二住宅H2の蓄電システムH20、第三住宅H3の蓄電システムH20、第四住宅H4の蓄電システムH20は、上流側から下流側へと順番に、互いに直列となるように接続される。
したがって、全ての蓄電池が負荷追従運転により放電を行う場合には、最も下流側に接続された第四住宅H4の蓄電池H40が最も放電し易く構成される。また、当該第四住宅H4の蓄電池H40の上流側に接続された第三住宅H3の蓄電池H40が、その次に放電し易く構成される。また、当該第三住宅H3の蓄電池H40の上流側に接続された第二住宅H2の蓄電池H40が、その次に放電し易く構成される。また、当該第二住宅H2の蓄電池H40の上流側に接続された第一住宅H1の蓄電池H40が、その次に放電し易く(すなわち、最も放電し難く)構成される。
なお、各蓄電池の放電し易さ(し難さ)が互いに異なる場合、各蓄電池における放電量に偏りが発生し易い。このように、各蓄電池における放電量に偏りが発生すると、各蓄電池における劣化度合いが異なったり、電力小売業者への売電量が異なることとなり、望ましくない。
また、電力供給システム1においては、太陽光発電部H30の発電電力を、負荷H10に供給する(自己消費する)ことが望まれる場合がある。なお、上記自己消費において「負荷H10に供給する」とは、太陽光発電部H30の発電電力を直接的に負荷H10に供給することだけでなく、蓄電池H40に充電された発電電力放電することにより間接的に負荷H10に供給することが含まれる。
この場合、負荷H10の消費電力量に対して、優先的に太陽光発電部H30の発電電力を用いることが望ましい。また、発電電力について、系統電源Sへと逆潮流させることに優先して、蓄電池H40に充電させることが望ましい。換言すれば、自己消費することができる電力を、系統電源Sへと逆潮流させるようなことは望ましくない。
しかしながら、図2で示すように、全ての住宅Hの蓄電池H40について第二のモードを設定した場合、上述の通り負荷追従運転がなされることから、太陽光発電部H30の発電電力の自己消費の促進を図り難い。すなわち、全ての住宅Hの蓄電池H40について第二のモードが設定した場合においては、上述したように、最も下流側に接続された第四住宅H4の太陽光発電部H30の発電電力が負荷H10に対して不足する場合には、上記第四住宅H4よりも上流側に接続された住宅Hの太陽光発電部H30の発電電力に優先して、第四住宅H4の蓄電池H40の放電による電力が負荷H10へ供給される。
上記のような場合において、図2で示すように、上記第四住宅H4及び第三住宅H3の出力する電力によって負荷H10の消費電力量を賄えている場合、第二住宅H2及び第一住宅H1の太陽光発電部H30の発電電力は、負荷H10に対して余剰するので、それぞれの蓄電池H40に充電される。ここで、上記発電電力が蓄電池H40の最大充電量を超えた場合や、蓄電池H40が満充電である場合、余剰する発電電力は、系統電源Sへと逆潮流される。このことから、上述した例においては、太陽光発電部H30の発電電力の自己消費の促進を図り難いこととなり、望ましくない。
そこで、電力供給システム1においては、上述したような偏りの発生を防止し、また、太陽光発電部H30の発電電力の自己消費の促進を実現すべく、各住宅Hの蓄電池H40に、第一のモードを設定すると共に、特定の処理(以下では「充放電制御処理」と称する)を実行することができる。以下では、充放電制御処理について説明する。
充放電制御処理においては、全ての太陽光発電部H30の発電電力を可能な限り負荷H10に対して供給すると共に、総発電量と消費電力量とを比較した結果に基づいて、第一のモードに設定された蓄電池H40の充放電を制御する。
図3は、充放電制御処理が実行される電力供給システム1の一例を示したものである。当該図3に示す例では、Dで示す住宅H(第二住宅H2、第三住宅H3、第四住宅H4)の蓄電池H40に第一のモードを設定し、Eで示す住宅H(第一住宅H1)の蓄電池H40に第二のモードを設定している。
以下では、図4のフローチャートを用いて、EMS60により実行される充放電制御処理について説明する。
ステップS10において、EMS60は、総消費電力量が総発電量よりも大きいか否かを判定する。EMS60は、総消費電力量が、総発電量よりも大きいと判断した場合(ステップS10:YES)には、ステップS11の処理へ移行する。一方、EMS60は、総消費電力量が、総発電量以下であると判断した場合(ステップS10:NO)には、ステップS18の処理へ移行する。
ステップS11において、EMS60は、総発電量だけでは総消費電力量に対して不足する場合に、各住宅Hの蓄電池H40に要求される放電量(以下では、「放電要求量」と称する)を算出する。放電要求量は、総消費電力量から総発電量を減算して求められる。EMS60は、次にステップS12の処理へ移行する。
ステップS12において、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、放電要求量に応じて放電させる蓄電池H40の台数(以下では、「放電要求台数」と称する)を算出する。放電要求台数は、放電要求量を、蓄電池H40の最大放電量で除算して求められる。EMS60は、次にステップS13の処理へ移行する。
ここで、放電要求台数は、放電要求量を蓄電池H40の最大放電量で除算した結果が小数を含む場合、小数点以下を切り上げ又は切り捨てて算出することが可能である。小数点以下を切り上げて算出する場合、放電要求台数における蓄電池H40が放電する電力の合計は、放電要求量よりも大きくなる。上記台数の蓄電池H40を放電させた場合には、系統電源Sまたは第二のモードが設定された第一住宅H1の蓄電池H40からの電力の供給を抑制することができる。
また、小数点以下を切り捨てて算出する場合、放電要求台数における蓄電池H40が放電する電力の合計は、放電要求量よりも小さくなる。上記台数の蓄電池H40を放電させた場合には、当該蓄電池H40の放電電力だけでは放電要求量に対して不足することから、系統電源Sまたは第二のモードが設定された第一住宅H1の蓄電池H40からの電力の供給が必要となるが、このような電力の供給を最小限とすることができる。EMS60は、放電要求台数を算出した後、次にステップS13の処理へ移行する。
ステップS13において、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、放電が可能な蓄電池H40の台数(以下では、「放電可能台数」と称する)を算出する。放電可能台数は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、蓄電残量が容量に対して所定の値以上(本実施形態においては、30%以上)である蓄電池H40の合計により求められる。EMS60は、次にステップS14の処理へ移行する。
ステップS14において、EMS60は、放電可能台数が、放電要求台数以上であるか否かを判定する。EMS60は、放電可能台数が、放電要求台数以上であると判断した場合(ステップS14:YES)には、ステップS15の処理へ移行する。一方、EMS60は、放電可能台数が、放電要求台数より少ないと判断した場合(ステップS14:NO)には、ステップS16の処理へ移行する。
ステップS15において、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、放電指示を行う蓄電池H40の台数(以下では、「放電指示台数」と称する)を算出する。ステップS15においては、放電要求台数を放電指示台数とする。EMS60は、次にステップS17の処理へ移行する。
ステップS16において、EMS60は、放電指示台数を算出する。ステップS16においては、放電可能台数を放電指示台数とする。EMS60は、次にステップS17の処理へ移行する。
ステップS17において、EMS60は、放電優先順位が高いものから順番に、放電指示台数分の蓄電池H40に対して放電指示を行う。また、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、放電指示を行わない蓄電池H40について、待機指示を行う。EMS60は、ステップS17の処理の後、充放電制御処理を一旦終了する。
上述の如くステップS10において、総消費電力量が、総発電量以下であると判定された場合(ステップS10:NO)に移行するステップS18においては、総発電量のうち、総消費電力量に対して余剰する電力量(以下では、「総余剰電力量」と称する)を算出する。総余剰電力量は、総発電量から総消費電力量を減算して求められる。EMS60は、次にステップS19の処理へ移行する。
ステップS19において、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、総余剰電力量に応じて充電させる蓄電池H40の台数(以下では、「充電要求台数」と称する)を算出する。充電要求台数は、総余剰電力量を、蓄電池H40の最大充電量で除算して求められる。
ここで、充電要求台数は、総余剰電力量を蓄電池H40の最大充電量で除算した結果が小数を含む場合、小数点以下を切り上げ又は切り捨てて算出することが可能である。小数点以下を切り捨てて算出する場合、総余剰電力量は、充電要求台数における蓄電池H40に充電される電力の合計よりも大きくなる。上記台数の蓄電池H40を充電させた場合には、系統電源Sまたは第二のモードが設定された第一住宅H1の蓄電池H40からの電力の供給を抑制することができる。
小数点以下を切り上げて算出する場合、総余剰電力量は、充電要求台数における蓄電池H40に充電される電力の合計よりも小さくなる。上記台数の蓄電池H40を充電させた場合には、総余剰電力量だけでは、当該蓄電池H40に充電させる電力に対して不足することから、系統電源Sまたは第二のモードが設定された第一住宅H1の蓄電池H40からの電力の供給が必要となるが、このような電力の供給を最小限とすることができる。EMS60は、充電要求台数を算出した後、次にステップS20の処理へ移行する。
ステップS20において、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、充電が可能な蓄電池H40の台数(以下では、「充電可能台数」と称する)を算出する。充電可能台数は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、蓄電残量が容量に対して所定の値未満(本実施形態においては、100%未満)である蓄電池H40の合計により求められる。EMS60は、次にステップS21の処理へ移行する。
ステップS21において、EMS60は、充電可能台数が、充電要求台数以上であるか否かを判定する。EMS60は、充電可能台数が、充電要求台数以上であると判断した場合(ステップS21:YES)には、ステップS22の処理へ移行する。一方、EMS60は、充電可能台数が、充電要求台数より少ないと判断した場合(ステップS21:NO)には、ステップS23の処理へ移行する。
ステップS22において、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、充電指示を行う蓄電池H40の台数(以下では、「充電指示台数」と称する)を算出する。ステップS22においては、充電要求台数を充電指示台数とする。EMS60は、次にステップS24の処理へ移行する。
ステップS23において、EMS60は、充電指示台数を算出する。ステップS22においては、充電可能台数を充電指示台数とする。EMS60は、次にステップS24の処理へ移行する。
ステップS24において、EMS60は、充電優先順位が高いものから順番に、充電指示台数分の蓄電池H40に対して充電指示を行う。また、EMS60は、第一のモードが設定された蓄電池H40のうち、充電指示を行わない蓄電池H40について、待機指示を行う。EMS60は、ステップS24の処理の後、充放電制御処理を一旦終了する。
本実施形態において、充放電制御処理は、所定時間毎(例えば1分毎)に、EMS60により繰り返し実行される。
このような処理を実行することにより、上述したように、総発電量だけでは総消費電力量に対して不足する場合には、上記不足分の電力を賄うべく、放電指示が行われた蓄電池H40を放電させることができる。また、総消費電力量に対して総発電量が余剰する場合には、上記余剰分の電力を充電指示が行われた蓄電池H40に充電させることができる。これにより、太陽光発電部H30の発電電力(総発電量)を負荷H10に供給することで自己消費の促進を図ることができ、ひいては電力供給システム1における電力の自給率の向上を図ることができる。
また、放電要求量に対して、放電優先順位の高い蓄電池H40から放電指示を行うことで、各住宅Hの蓄電池H40の放電量の偏りを抑制することができる。すなわち、本実施形態のように、蓄電池H40について、前日の放電量が小さいものほど、優先順位が高いものとして決定することで、蓄電池H40の放電量の均等化を図ることができる。
また、充電要求量に対して、充電優先順位の高い蓄電池H40から充電指示を行うことで、各住宅Hの蓄電池H40の蓄電残量の偏りを抑制することができる。すなわち、本実施形態のように、蓄電池H40について、蓄電残量が少ないものほど、優先順位が高いものとして決定することで、蓄電池H40の蓄電残量の均等化を図ることができる。
また、本実施形態においては、最も上流側に接続された第一住宅H1の蓄電池H40については、第一のモードではなく、第二のモードが設定される。すなわち、第一住宅H1の蓄電池H40は、EMS60による放電指示や充電指示、待機指示がされず、電力経路Lを流通する電力に応じて、負荷追従運転により放電を行うこととなる。
これにより、第一住宅H1の蓄電池H40が、総消費電力量や総発電量の急激な変化に対応し、系統電源Sからの買電を抑制することができる。すなわち、例えば、上述したようなEMS60による充放電制御処理の制御の間隔によっては、総消費電力量や総発電量の急な変化に対応できず、総発電量及び放電指示が行われた蓄電池H40の放電量では、総消費電力量を賄えないことから、系統電源Sからの買電が発生するおそれがある。
しかし、第一住宅H1の蓄電池H40について、電力経路Lを流通する電力に応じて負荷追従運転を実行させることで、上記総発電量及び放電指示が行われた蓄電池H40の放電量では賄えない分の電力を、迅速に放電することができる。これにより、系統電源Sからの買電を抑制することができる。
また、本実施形態では、負荷追従運転による放電が最もし難い、最も上流側に接続された第一住宅H1の蓄電池H40について第二のモードが設定しているので、上述のような場合に放電する電力を確保することができる。
以上のように、本発明の一実施形態に係る電力供給システム1は、
系統電源Sと負荷H10との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池H40と、
前記蓄電池H40と接続されると共に、前記系統電源Sと前記負荷H10との間に発電電力を流通させる複数の太陽光発電部H30(発電部)と、
前記複数の蓄電池H40の充放電を制御可能なEMS60(制御部)と、
を具備する電力供給システム1であって、
前記EMS60(制御部)は、
当該EMS60(制御部)の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードを前記蓄電池H40に設定可能であり、
前記複数の太陽光発電部H30(発電部)による発電量を合計した総発電量と、前記負荷が消費する総消費電力量(消費電力量)と、を比較した結果に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池H40の充放電を制御するものである。
このような構成により、例えば、総発電量だけでは総消費電力量に対して不足する場合には、上記不足分の電力を賄うべく、放電指示が行われた蓄電池H40を放電させることができる。また、例えば、総消費電力量に対して総発電量が余剰する場合には、上記余剰分の電力を充電指示が行われた蓄電池H40に充電させることができる。これにより、太陽光発電部H30の発電電力(総発電量)を負荷H10に供給することで自己消費の促進を図ることができ、ひいては電力供給システム1における電力の自給率の向上を図ることができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記総発電量が、前記総消費電力量(消費電力量)よりも小さい場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池H40に対して放電指示又は待機指示を行うものである。
このような構成により、総発電量が総消費電力量に対して不足する場合、上記不足した電力量に基づいて蓄電池H40を制御することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記総消費電力量(消費電力量)と前記総発電量との差と、前記蓄電池H40の最大放電量と、に基づいて、放電させる前記蓄電池H40の台数を決定し、
前記放電させる前記蓄電池H40の台数に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池H40のうち放電が可能な蓄電池H40の中から、放電指示を行う蓄電池H40を決定し、
前記第一のモードに設定された蓄電池H40のうち、放電指示を行わない蓄電池H40に対して待機指示を行うものである。
このような構成により、放電要求量に応じて決定された、放電させる蓄電池H40の台数(放電要求台数)と、実際に放電が可能な蓄電池H40の台数(放電可能台数)と、に基づいて放電指示を行う蓄電池H40及び待機指示を行う蓄電池H40を決定することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記第一のモードに設定された蓄電池H40に対して放電優先順位を設定し、
前記放電優先順位に基づいて、放電指示を行う蓄電池H40を決定するものである。
このような構成により、各蓄電池H40における放電量の偏りを抑制することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記総発電量が、前記総消費電力量(消費電力量)以上である場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池H40に対して充電指示又は待機指示を行うものである。
このような構成により、総発電量が総消費電力量に対して余剰する場合、上記余剰した電力量に基づいて蓄電池H40を制御することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記総発電量と前記総消費電力量(消費電力量)との差と、前記蓄電池の最大充電量と、に基づいて、充電させる前記蓄電池H40の台数を決定し、
前記充電させる前記蓄電池H40の台数に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池H40のうち、充電指示を行う蓄電池H40を決定し、
前記第一のモードに設定された蓄電池H40のうち、充電指示を行わない蓄電池H40に対して待機指示を行うものである。
このような構成により、総余剰電力量に応じて決定された、充電させる蓄電池H40の台数(充電要求台数)と、実際に充電が可能な蓄電池H40の台数(充電可能台数)と、に基づいて充電指示を行う蓄電池H40及び待機指示を行う蓄電池H40を決定することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記第一のモードに設定された蓄電池H40に対して充電優先順位を設定し、
前記充電優先順位に基づいて、充電指示を行う蓄電池H40を決定するものである。
このような構成により、各蓄電池における蓄電残量の偏りを抑制することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記系統電源Sと前記負荷H10との間を流通する電力に基づいて充放電の制御を行う第二のモードを前記蓄電池H40に設定可能であり、
前記複数の蓄電池H40のうち、少なくとも1台の蓄電池H40に対して前記第二のモードを設定すると共に、残余の蓄電池H40に対して前記第一のモードを設定するものである。
このような構成により、総発電量や総消費電力量の急激な変化に対応させることができる。すなわち、総発電量や総消費電力量の急激な変化により、総消費電力量に対して総発電量及び放電指示が行われた蓄電池H40の放電量だけでは不足する場合、第二のモードが設定された蓄電池H40によって上記不足分の電力を、迅速に放電することができる。これにより、系統電源Sからの買電を抑制することができる。
また、電力供給システム1において、
前記EMS60(制御部)は、
前記複数の蓄電池H40のうち最も系統電源S側に接続された最上流の蓄電池H40に対して前記第二のモードを設定するものである。
このような構成により、総発電量や総消費電力量の急激な変化に対応させる為の電力を最上流の蓄電池H40に確保することができる。
なお、本実施形態に係る太陽光発電部H30は、発電部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るEMS60は、制御部の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、電力小売事業者が電力会社から一括購入した電力を、複数の住宅H間で適宜供給(融通)するとしたが、電力小売事業者が電力会社から一括購入するものでなくともよい。
また、EMS60は、例えば図示せぬホームサーバや、蓄電池の制御部、(電力供給システム1の適用対象が住宅である場合に)住宅に設けられたHEMS等により構成されてもよい。
また、発電部は、自然エネルギーとして太陽光を利用するものとしたが、水力、風力、潮力等を利用してもよく、また自然エネルギーを利用しないものであってもよい。
また、本実施形態においては、充放電制御処理を実行する場合、3台の蓄電池H40に第一のモードを設定しているが、このような態様に限られず、適宜の台数に第一のモードを設定してもよい。また、全ての住宅Hの蓄電池H40に対して第一のモードを設定してもよい。
また、本実施形態においては、充放電制御処理を実行する場合、住宅街区T内における住宅H(第一住宅H1)に設置された最上流の蓄電池H40に第二のモードを設定した例を示したが、上記第二のモードが設定される蓄電池H40(最上流の蓄電池H40)は、住宅Hに設置されるものに限られない。例えば、住宅街区T内における集会所等の共用施設に最上流の蓄電池H40を設置してもよい。
また、本実施形態においては、充放電制御処理を実行する場合、第二のモードが設定される蓄電池H40を1台としているが、第二のモードが設定される蓄電池H40は1台に限られず、複数の蓄電池H40を第二のモードに設定してもよい。この場合は、複数の蓄電池H40のうち、上流側に配置されるものから順番に、適宜の台数の蓄電池H40を第二のモードに設定してもよい。
1 電力供給システム
60 EMS
H10 負荷
H30 太陽光発電部
H40 蓄電池
S 系統電源

Claims (7)

  1. 系統電源と負荷との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池と、
    前記蓄電池と接続されると共に、前記系統電源と前記負荷との間に発電電力を流通させる複数の発電部と、
    前記複数の蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、
    を具備する電力供給システムであって、
    前記制御部は、
    当該制御部の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードを前記蓄電池に設定可能であり、
    前記複数の発電部による発電量を合計した総発電量と、前記負荷が消費する消費電力量と、を比較した結果に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池の充放電を制御し、
    前記総発電量が、前記消費電力量よりも小さい場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して放電指示又は待機指示を行い、
    前記消費電力量と前記総発電量との差と、前記蓄電池の最大放電量と、に基づいて、放電させる前記蓄電池の台数を決定し、
    前記放電させる前記蓄電池の台数に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池のうち放電が可能な蓄電池の中から、放電指示を行う蓄電池を決定し、
    前記第一のモードに設定された蓄電池のうち、放電指示を行わない蓄電池に対して待機指示を行う、
    電力供給システム。
  2. 前記制御部は、
    前記第一のモードに設定された蓄電池に対して放電優先順位を設定し、
    前記放電優先順位に基づいて、放電指示を行う蓄電池を決定する、
    請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記制御部は、
    前記総発電量が、前記消費電力量以上である場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して充電指示又は待機指示を行う、
    請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 系統電源と負荷との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池と、
    前記蓄電池と接続されると共に、前記系統電源と前記負荷との間に発電電力を流通させる複数の発電部と、
    前記複数の蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、
    を具備する電力供給システムであって、
    前記制御部は、
    当該制御部の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードを前記蓄電池に設定可能であり、
    前記複数の発電部による発電量を合計した総発電量と、前記負荷が消費する消費電力量と、を比較した結果に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池の充放電を制御し、
    前記総発電量が、前記消費電力量以上である場合は、前記第一のモードに設定された蓄電池に対して充電指示又は待機指示を行い、
    前記総発電量と前記消費電力量との差と、前記蓄電池の最大充電量と、に基づいて、充電させる前記蓄電池の台数を決定し、
    前記充電させる前記蓄電池の台数に基づいて、前記第一のモードに設定された蓄電池のうち、充電指示を行う蓄電池を決定し、
    前記第一のモードに設定された蓄電池のうち、充電指示を行わない蓄電池に対して待機指示を行う、
    力供給システム。
  5. 前記制御部は、
    前記第一のモードに設定された蓄電池に対して充電優先順位を設定し、
    前記充電優先順位に基づいて、充電指示を行う蓄電池を決定する、
    請求項4に記載の電力供給システム。
  6. 前記制御部は、
    前記系統電源と前記負荷との間を流通する電力に基づいて充放電の制御を行う第二のモードを前記蓄電池に設定可能であり、
    前記複数の蓄電池のうち、少なくとも1台の蓄電池に対して前記第二のモードを設定すると共に、残余の蓄電池に対して前記第一のモードを設定する、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
  7. 前記制御部は、
    前記複数の蓄電池のうち最も系統電源側に接続された最上流の蓄電池に対して前記第二のモードを設定する、
    請求項6に記載の電力供給システム。
JP2018051899A 2018-03-20 2018-03-20 電力供給システム Active JP7123587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051899A JP7123587B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051899A JP7123587B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 電力供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019165561A JP2019165561A (ja) 2019-09-26
JP7123587B2 true JP7123587B2 (ja) 2022-08-23

Family

ID=68066381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018051899A Active JP7123587B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7123587B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017108507A (ja) 2015-12-08 2017-06-15 積水化学工業株式会社 電力管理システムおよび電力管理方法
JP2017127129A (ja) 2016-01-14 2017-07-20 積水化学工業株式会社 蓄電池制御方法
JP2017221051A (ja) 2016-06-09 2017-12-14 大和ハウス工業株式会社 電力供給システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017108507A (ja) 2015-12-08 2017-06-15 積水化学工業株式会社 電力管理システムおよび電力管理方法
JP2017127129A (ja) 2016-01-14 2017-07-20 積水化学工業株式会社 蓄電池制御方法
JP2017221051A (ja) 2016-06-09 2017-12-14 大和ハウス工業株式会社 電力供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019165561A (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5944269B2 (ja) 電力供給システム
JP6109209B2 (ja) 電力供給システム
JP6143821B2 (ja) 電力供給システム
JP6796402B2 (ja) 電力供給システム
JP7386028B2 (ja) 電力供給システム
JP7312661B2 (ja) 電力融通システム
TWI725606B (zh) 電動車充電站分散式電能管理方法
JP6756952B2 (ja) 電力融通システム
JP7123587B2 (ja) 電力供給システム
JP2017175785A (ja) 蓄電システム、充放電制御装置、その制御方法、およびプログラム
JP6846149B2 (ja) 電力供給システム
JP2012060829A (ja) 電力供給システム、及び電力供給方法
JP7386029B2 (ja) 電力供給システム
JP7426278B2 (ja) 電力供給システム
JP7273555B2 (ja) 電力供給システム
JP6109208B2 (ja) 電力供給システム
JP7181036B2 (ja) 電力供給システム
JP7219572B2 (ja) 電力供給システム
JP7426279B2 (ja) 電力供給システム
JP7438826B2 (ja) 電力供給システム
JP7236862B2 (ja) 電力供給システム
JP7203503B2 (ja) 電力供給システム
JP6378955B2 (ja) 電力供給システム
JP7303717B2 (ja) 電力融通システム
JP7174579B2 (ja) 電力供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7123587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150