JP7122195B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、自動運転車両の誤作動を予測することによって、誤作動を抑制することができる技術が知られている。
特開2017-81382号公報
しかしながら、上述した従来技術では、外部からのハッキングなどのように故意に誤作動させられている場合には、自動運転車両の誤作動を検知することが困難であるという問題があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、自動運転車両が誤作動していることを検知することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、送信部と、受信部とを備える。送信部は、自車両の動作を示す動作情報を他車両に送信する。受信部は、前記動作の正当性を示す正当性情報を前記他車両から受信する。
実施形態の一態様によれば、自動運転車両が誤作動していることを検知することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係る正当性情報テーブルの一例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係る情報処理装置の制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法〕
まず、実施形態に係る情報処理装置1が行う情報処理方法について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の一例を示す説明図である。ここでは、自動運転車両である自車両C1に搭載された情報処理装置1(図2参照)において、自動運転の誤作動を抑制するために行う情報処理方法について説明する。
自車両C1に搭載される情報処理装置1は、インターネットなどのネットワークN(図2参照)を介して、他車両C2に搭載される端末装置2(図2参照)と各種情報の送受信を行う端末装置等の情報処理装置である。
自車両C1および他車両C2は、ユーザが搭乗する車やバイク等の車両である。また、自車両C1および他車両C2は、それぞれの車両に対する自動運転制御機能を備える自動運転車両である。
したがって、自車両C1の自動運転制御を行う自動運転制御部12(図3参照)は、図1に示すように、搭乗するユーザから目的地(例えば、スキー場X)を指示された場合、かかる目的地に向かう移動経路としてルートRを設定する。
ここで、実施形態では、自動運転制御部12により設定されたルートRが正当なものであり、自動運転制御部12が外部からのハッキング等で誤作動していないかを以下の工程により検出する。
まず、情報処理装置1は、自車両C1の動作を示す情報(以下、「動作情報」ともいう。)を他車両C2に送信する(ステップS1)。例えば、情報処理装置1は、自車両C1の次の動作を示すルートRに関する情報を周りの複数の他車両C21~C23に送信する。
なお、動作情報は自車両C1の次の動作を示す情報に限られず、自車両C1の過去の動作を示す情報を動作情報として他車両C2に送信してもよい。また、動作情報として自車両C1の次の動作を示す情報を送信する場合、任意の時間だけ先の動作を送信することができる。
そして、自動運転車両である複数の他車両C21~C23に対して、かかるルートRが正当であるか否か(例えば、他車両C21~C23であれば、そのようなルートRを設定するか否か)を判断してもらう。
次に、情報処理装置1は、上記のように他車両C21~C23で判断してもらった動作(ここでは、ルートR)の正当性を示す情報(以下、「正当性情報」ともいう。)を他車両C21~C23から受信する(ステップS2)。
そして、情報処理装置1は、他車両C21~C23から受信した正当性情報に基づいて、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する(ステップS3)。ここで、情報処理装置1は、複数の他車両C21~C23から受信した正当性情報の多数決(すなわち、複数の他車両C21~C23による投票制)によって、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出するとよい。
例えば、他車両C21およびC23がルートRの正当性を「OK」と判断し、他車両C22がルートRの正当性を「NG」と判断した場合、情報処理装置1は、かかる正当性を示す情報の多数決により、「自動運転制御部12は正常である」と検出することができる。
このように、複数の他車両C21~C23の多数決で自動運転制御部12が正常であるか否かを検出することにより、周囲の他車両C2の1台がたまたまハッキング等されていたとしても、自動運転制御部12の状態をより正確に検出することができる。
ここまで説明したように、実施形態では、自車両C1の動作を複数の他車両C2に知らせて、動作の正当性を自車両C1ではなく他車両C2に判断してもらうことにより、自動運転制御部12がハッキングされていたとしても、自車両C1が誤作動していることを検知することができる。
これにより、例えば、自動運転制御部12により設定されたルートRにおいて、軍事施設やインフラ施設などの重要施設に対して、目的地であるスキー場XへのルートRでは必然性のない迂回接近が無いかなどを検知することができる。すなわち、自動運転制御部12が乗っ取られて自車両C1が危険運転させられていないか否かを検知することができる。
したがって、自動運転制御部12が気づかないうちに乗っ取られて、自車両C1の鍵が開けられたり、自車両C1が動かされてしまうことなどを抑制することができる。
なお、図1の例では、自車両C1が誤作動している場合における動作の正当性について検出したが、検出対象は自車両C1の誤作動に限られない。例えば、自動運転制御部12が設定したルートRが最適なルートであるか否かなど、自動運転制御部12のアルゴリズムが効率的であるか否かを検出してもよい。
また、図1の例では、動作情報として自車両C1の移動経路(ルートR)を示す情報を他車両C2に送信した場合について示したが、動作情報として送信する情報はルートRに関する情報に限られない。例えば、自動運転制御部12が動作として「2秒後にブレーキを踏む」と判断した場合、情報処理装置1は、周りの他車両C2に「2秒後にブレーキを踏むという動作は正当か否か」について判断してもらってもよい。
また、図1の例では、3台の他車両C21~C23の多数決で自動運転制御部12が正常であるか否かを検出したが、多数決を行う他車両C2の台数は3台に限られない。例えば、短時間(例えば、2秒後まで)に他車両C2の判断が求められる場合には、多くの他車両C2に問い合わせることは困難であることから、限られた数の他車両C2に問い合わせるほうがよい。
一方で、他車両C2の判断が短時間である必要がない場合(例えば、ルートRの正当性の可否)には、より多くの他車両C2に問い合わせることにより、自動運転制御部12の状態をより正確に検出することができる。
また、図1の例では、自車両C1の動作を自車両C1の周囲にいる他車両C2に知らせて、動作の正当性を周囲の他車両C2に判断してもらったが、自車両C1の動作の正当性を判断してもらうのは自車両C1の周囲の他車両C2に限られず、自車両C1から離れた他車両C2に判断してもらってもよい。
一方で、自車両C1の周囲の他車両C2に動作の正当性を判断してもらうことにより、仮に自車両C1が乗っ取られて誤作動しそうになっている場合に、周囲の他車両C2は自車両C1が誤作動しそうな状況を容易に検知することができる。これにより、他車両C2は、自車両C1から離れるなど、想定される危険な自動運転による悪影響を低減することができる。
また、自車両C1の周囲の他車両C2に動作の正当性を判断してもらうことにより、自車両C1と類似のルートを自動運転している他車両C2に正当性を判断してもらうことができる。したがって、かかる他車両C2からさらに正確な正当性情報を得ることができる。
また、実施形態では、自車両C1から送信された動作情報によって、自車両C1で誤作動が生じていることを他車両C2が検知した場合、自車両C1に誤作動が生じた旨を他者(例えば、警察など)に通報してもよい。これにより、自車両C1が乗っ取られて危険な自動運転がされた場合などに、かかる危険な自動運転による悪影響を低減することができる。
〔2.情報処理システムの構成〕
次に、図2を参照して、実施形態に係る情報処理システム100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム100の構成の一例を示す説明図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置1を搭載した自車両C1および端末装置2を搭載した複数の他車両C2を含む。
自車両C1に搭載される情報処理装置1は、自車両C1の自動運転を制御する。また、情報処理装置1は、自車両C1の自動運転機能が誤作動しているか否かを検知することができる。
他車両C2に搭載される端末装置2は、他車両C2の自動運転を制御する。また、端末装置2は、自車両C1から動作を示す情報が送信された場合に、自ら備える自動運転機能に基づいて、自車両C1の動作の正当性を判断することができる。
これら情報処理装置1および複数の端末装置2は、例えば、無線LAN(Local Area Network)通信や、WAN(Wide Area Network)通信、携帯電話通信などによってネットワーク(例えば、インターネット)Nを介して接続され、双方の間で各種情報の通信が可能である。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図3を参照して、実施形態に係る情報処理装置1の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置1の構成の一例を示す説明図である。図3に示すように、情報処理装置1は、通信部11と、自動運転制御部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
(通信部11について)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置2との間で情報の送受信を行う。
(自動運転制御部12について)
自動運転制御部12は、例えば、自動運転に関する種々の従来技術を適宜用いて、自車両C1の自動運転を制御する。自動運転制御部12は、例えば、自車両C1に搭載される図示しないカメラやマイクロフォン、GPSセンサ、レーダー等の種々のセンサから入力される情報に基づいて、自車両C1の自動運転を制御することができる。
自動運転制御部12は、例えば、SAE(Society of Automotive Engineers)において定義されるレベル0~5のうち、運転手の乗車が必要ではないレベル4以上の高度な自動化がされた制御が可能である。なお、自動運転制御部12による自動化のレベルは、レベル4以上に限られず、レベル3以下であってもよい。
(記憶部13について)
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部13は、正当性情報テーブル131を有する。
(正当性情報テーブル131について)
正当性情報テーブル131は、複数の他車両C2から受信した正当性情報が登録されたテーブルである。図4は、実施形態に係る正当性情報テーブル131の一例を示す説明図である。図4に示すように、正当性情報テーブル131には、他車両IDと、正当性情報とが対応付けられて登録されている。
ここで、他車両IDとは、他車両C2を識別するための識別子である。なお、正当性情報テーブル131は、他車両IDと併せて、他車両C2のナンバーや車種等を記憶してもよい。
また、正当性情報とは、対応付けられた他車両IDが示す他車両C2から受信した正当性情報である。例えば、他車両C2が自車両C1の行動に正当性があると判断した場合、正当性情報には「OK」が登録され、他車両C2が自車両C1の行動に正当性がないと判断した場合、正当性情報には「NG」が登録される。
(制御部14について)
制御部14は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置1内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部14は、送信部141と、受信部142と、検出部143とを備え、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部14の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(送信部141について)
送信部141は、自動運転制御部12で設定された自車両C1の動作を示す動作情報を他車両C2に送信する。例えば、送信部141は、自動運転制御部12から動作を示す動作情報を受信し、受信した動作情報を周りの複数の他車両C2に送信する。
そして、送信部141は、自動運転車両である複数の他車両C2に対して、かかる自車両C1の動作が正当であるか否か(例えば、他車両C2であれば、同じ状況で同様の動作を行うか否か)を判断してもらう。
送信部141は、動作情報として自車両C1の挙動を示す情報を他車両C2に送信することができる。例えば、送信部141は、自車両C1におけるハンドルの操作や、ブレーキの有無、ブレーキの強度、アクセルの有無、アクセルの強度などの挙動を示す情報を動作情報として送信することができる。
また、送信部141は、動作情報として自車両C1の移動経路を示す情報を他車両C2に送信してもよい。例えば、送信部141は、自車両C1の目的地および次にたどるルートRなどの移動経路を示す情報を動作情報として送信してもよい。
さらに、送信部141は、動作情報として自車両C1が車線変更するか否かを示す情報を他車両C2に送信してもよい。
(受信部142について)
受信部142は、他車両C2で判断してもらった動作の正当性を示す正当性情報を他車両C2から受信する。例えば、受信部142は、自動運転制御部12で設定されたルートRが正当であるか否かについての判断を示す正当性情報を複数の他車両C2から受信する。そして、受信部142は、複数の他車両C2から受信した正当性情報を正当性情報テーブル131に登録する。
(検出部143について)
検出部143は、他車両C2から受信した正当性情報に基づいて、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する。例えば、検出部143は、正当性情報テーブル131に登録された他車両C2からの正当性情報の多数決により、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する。
なお、正当性情報に基づいて自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する方法は多数決に限られず、例えば、過去の統計情報を利用して自動運転制御部12が正常であるか否かを検出してもよい。
また、実施形態では、自動運転制御部12と、記憶部13および制御部14(送信部141、受信部142および検出部143)とが別系統で構成されているとよい。すなわち、自動運転制御部12と、記憶部13および制御部14とは、CPUや電源などが全く別系統のシステムで構成されているとよい。
これにより、仮に自動運転制御部12がハッキングされたとしても、記憶部13および制御部14とが一緒にハッキングされることを抑制することができる。したがって、実施形態によれば、自動運転制御部12がハッキングされたとしても、かかる自動運転制御部12の正当性をより確実に判断することができる。
〔4.変形例〕
上述した実施形態に係る情報処理装置1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置1の他の実施形態について説明する。
〔4-1.他車両の技術レベルに応じた重み付け〕
また、情報処理装置1は、正当性情報の単純な多数決により自動運転制御部12が正常であるか否かを検出した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報処理装置1は、他車両C2ごとの自動運転機能やセキュリティ機能のレベルに応じた重み付けを用いて、正常であるか否かを検出してもよい。
ここで、自動運転機能のレベルが高い他車両C2の判断は、自動運転機能のレベルが低い他車両C2の判断より妥当性が高いと推定することができる。したがって、情報処理装置1は、自動運転機能のレベルが低い他車両C2の正当性情報より、自動運転機能のレベルが高い他車両C2の正当性情報に大きい重み付けを行った上で多数決することにより、自動運転制御部12の状態をさらに正確に検出することができる。
また、セキュリティ機能のレベルが高い他車両C2は、セキュリティ機能のレベルが低い他車両C2よりハッキングされる可能性が低いことから、判断の妥当性がより高いと推定することができる。したがって、情報処理装置1は、セキュリティ機能のレベルが低い他車両C2の正当性情報より、セキュリティ機能のレベルが高い他車両C2の正当性情報に大きい重み付けを行った上で多数決することにより、自動運転制御部12の状態をさらに正確に検出することができる。
〔4-2.他の装置による検出〕
また、実施形態では、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する検出部143が、情報処理装置1内に設けられた例について示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、自車両C1に搭乗するユーザのスマートフォンなどが正当性情報テーブル131を参照するなどして、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出してもよい。
これにより、検出部143がハッキングされた場合などでも、自動運転制御部12が正常であるか否かをより正確に検出することができる。
〔4-3.送信された動作情報の真偽の判断〕
また、実施形態では、自車両C1の実際の走行状態を監視することにより、周囲の他車両C2が自車両C1から送信された動作情報の真偽を判断してもよい。例えば、自車両C1から周囲の他車両C2に対して「これから右折する」という動作情報が送信された場合、かかる周囲の他車両C2は、かかる動作情報を送信した自車両C1を車載カメラなどで監視する。
そして、自車両C1が右ウインカーを出した場合、他車両C2は、送信された動作情報が真であると判断することができる。一方で、自車両C1が左ウインカーを出したり、ウインカーを出さずにそのまま直進しようとした場合、他車両C2は、送信された動作情報が偽であると判断することができる。このように、自車両C1の実際の走行状態を他車両C2が監視することにより、送信された動作情報の真偽を判断することができる。
これにより、自車両C1がハッキングされて、かかる自車両C1から送信された動作情報自体が偽の情報であったとしても、かかる動作情報の真偽を他車両C2が判断することができる。なお、自車両C1の実際の走行状態を監視する手法は他車両C2の車載カメラに限られず、自車両C1の実際の走行状態を監視することができればどのような手法を用いてもよい。
〔5.処理手順〕
次に、図5を参照して、情報処理装置1の制御部14が実行する処理について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置1の制御部14が実行する処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御部14は、まず、自車両C1の動作を示す動作情報を他車両C2に送信する(ステップS101)。そして、制御部14は、自車両C1における動作の正当性を示す正当性情報を他車両C2から受信する(ステップS102)。
最後に、制御部14は、受信した正当性情報に基づいて、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出し(ステップS103)、処理を終了する。
〔6.ハードウェア構成〕
なお、実施形態における情報処理装置1は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ50によって実現される。図6は、情報処理装置1の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)53、HDD(Hard Disk Drive)54、通信インターフェイス(I/F)55、入出力インターフェイス(I/F)56、およびメディアインターフェイス(I/F)57を備える。
CPU51は、ROM53またはHDD54に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM53は、コンピュータ50の起動時にCPU51によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ50のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD54は、CPU51によって実行されるプログラム、および当該プログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス55は、通信部11に対応し、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU51へ送り、CPU51が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU51は、生成したデータを、入出力インターフェイス56を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス57は、記録媒体58に記憶されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM52を介してCPU51に提供する。CPU51は、当該プログラムを、メディアインターフェイス57を介して記録媒体58からRAM52上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体58は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ50が実施形態に係る情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ50のCPU51は、RAM52上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14の機能を実現する。また、HDD54には、記憶部13内のデータが記憶される。コンピュータ50のCPU51は、これらのプログラムを記録媒体58から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、送信部141と、受信部142とを備える。送信部141は、自車両C1の動作を示す動作情報を他車両C2に送信する。受信部142は、動作の正当性を示す正当性情報を他車両C2から受信する。
これにより、情報処理装置1は、自車両C1が誤作動していることを検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、送信部141は、動作情報を自車両C1の周囲の他車両C2に送信する。
これにより、他車両C2は、自車両C1から離れるなど、想定される危険な自動運転による悪影響を低減することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、送信部141は、自車両C1の次の動作を示す動作情報を他車両C2に送信する。
これにより、情報処理装置1は、自車両C1が次の動作で誤作動することを事前に検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、送信部141は、動作情報として自車両C1の挙動を示す情報を他車両C2に送信する。
これにより、情報処理装置1は、自車両C1の挙動に関して誤作動することを検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、送信部141は、動作情報として自車両C1の移動経路を示す情報を他車両C2に送信する。
これにより、情報処理装置1は、自車両C1の移動経路に関して誤作動することを検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、送信部141は、動作情報として自車両C1が車線変更するか否かを示す情報を他車両C2に送信する。
これにより、情報処理装置1は、自車両C1が車線変更するか否かに関して誤作動することを検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1は、自車両C1の自動運転制御を行う自動運転制御部12をさらに備える。
これにより、情報処理装置1は、自動運転車両である自車両C1が誤作動していることを検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、送信部141および受信部142と、自動運転制御部12とは別系統で構成される。
これにより、自動運転制御部12がハッキングされたとしても、かかる自動運転制御部12の正当性をより確実に判断することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1は、正当性情報に基づいて、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する検出部143をさらに備える。
これにより、情報処理装置1は、自動運転車両である自車両C1が誤作動していることを検知することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、検出部143は、複数の他車両C2からそれぞれ受信した複数の正当性情報の多数決により自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する。
これにより、周囲の他車両C2の1台がたまたまハッキング等されていたとしても、自動運転制御部12の状態をより正確に検出することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、検出部143は、他車両C2の自動運転機能のレベルに応じた重み付けを用いて、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する。
これにより、自動運転制御部12の状態をさらに正確に検出することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、検出部143は、他車両C2のセキュリティ機能のレベルに応じた重み付けを用いて、自動運転制御部12が正常であるか否かを検出する。
これにより、自動運転制御部12の状態をさらに正確に検出することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置1において、他車両C2は、自車両C1の走行状態を監視することにより、動作情報の真偽を判断する。
これにより、自車両C1がハッキングされて、かかる自車両C1から送信された動作情報自体が偽の情報であったとしても、かかる動作情報の真偽を他車両C2が判断することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検出部は、検出手段や検出回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
11 通信部
12 自動運転制御部
13 記憶部
14 制御部
131 正当性情報テーブル
141 送信部
142 受信部
143 検出部
C1 自車両
C2、C21~C23 他車両

Claims (12)

  1. 自車両の動作を示す動作情報を他車両に送信する送信部と、
    前記動作の正当性を示す正当性情報を前記他車両から受信する受信部と、
    前記自車両の自動運転制御を行う自動運転制御部と、
    前記正当性情報に基づいて、前記自動運転制御部が正常であるか否かを検出する検出部と、
    を備え、
    前記検出部は、複数の前記他車両からそれぞれ受信した複数の前記正当性情報の多数決により前記自動運転制御部が正常であるか否かを検出する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信部は、前記動作情報を前記自車両の周囲の他車両に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信部は、前記自車両の次の動作を示す前記動作情報を前記他車両に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信部は、前記動作情報として前記自車両の挙動を示す情報を前記他車両に送信する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記送信部は、前記動作情報として前記自車両の移動経路を示す情報を前記他車両に送信する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記送信部は、前記動作情報として前記自車両が車線変更するか否かを示す情報を前記他車両に送信する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記送信部および前記受信部と、前記自動運転制御部とは別系統で構成される
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記検出部は、前記他車両の自動運転機能のレベルに応じた重み付けを用いて、前記自動運転制御部が正常であるか否かを検出する
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記検出部は、前記他車両のセキュリティ機能のレベルに応じた重み付けを用いて、前記自動運転制御部が正常であるか否かを検出する
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記他車両は、前記自車両の走行状態を監視することにより、前記動作情報の真偽を判断する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  11. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    自車両の動作を示す動作情報を他車両に送信する送信工程と、
    前記動作の正当性を示す正当性情報を前記他車両から受信する受信工程と、
    前記自車両の自動運転制御を行う自動運転制御工程と、
    前記正当性情報に基づいて、前記自動運転制御工程を行う自動運転制御部が正常であるか否かを検出する検出工程と、
    を含み、
    前記検出工程は、複数の前記他車両からそれぞれ受信した複数の前記正当性情報の多数決により前記自動運転制御部が正常であるか否かを検出する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  12. 自車両の動作を示す動作情報を他車両に送信する送信手順と、
    前記動作の正当性を示す正当性情報を前記他車両から受信する受信手順と、
    前記自車両の自動運転制御を行う自動運転制御手順と、
    前記正当性情報に基づいて、前記自動運転制御手順を行う自動運転制御部が正常であるか否かを検出する検出手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記検出手順は、複数の前記他車両からそれぞれ受信した複数の前記正当性情報の多数決により前記自動運転制御部が正常であるか否かを検出する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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