JP7120806B2 - 原稿読取装置、画像形成装置、ガイダンス通知方法及び制御プログラム - Google Patents

原稿読取装置、画像形成装置、ガイダンス通知方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、原稿読取装置等に係り、特に、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置等に関する。
近年、原稿読取装置やこれを備えた画像形成装置等において、原稿を読取る際に、操作手順等のガイダンスを表示することによりユーザの操作を間違えないようしたものが知られている。
従来技術として、例えば、画像形成装置において、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードが選択された場合であって、画像形成装置の機械状態が特定機械状態でない場合に、その特定機械状態にすることを促す内容の表示情報を表示部に表示し、画像形成装置の機械状態が特定機械状態である場合に、その特定機械状態を維持することを促す内容の表示情報を表示部に表示するようにしたものが開示されている(特許文献1を参照。)。
このように構成することで、画像形成装置において、特定機械状態下において機能する画像形成動作モードに関して、熟知していないユーザが特定機械状態以外の状態にすることを防止し、操作性を向上させることができる。
特開2005-4039号公報
特許文献1にて提案されている技術では、画像形成装置の機械状態が特定機械状態でない場合に、その特定機械状態にすることを促すことを表示するようにしているが、例えば、仕様を正しく理解しているユーザの場合、これから正規の操作を行なおうとしているときに、正規の操作を行なうガイダンスが実行されると、ユーザにとってはお節介であり、煩わしい。
また、近年、原稿読取装置において、原稿台に複数の原稿をセットした場合、原稿台の上に置かれた複数の原稿の位置と大きさを自動的に検出し、各原稿の切り出しを行うという、いわゆるマルチクロップ技術が知られている。
マルチクロップ機能を用いる画像読取りでは、例えば、通常のコピー操作のように原稿カバーを閉じて原稿読取りを行なうものとは異なり、原稿カバーを開けた状態で原稿読取りを行なうようにするものがある。このように、原稿を読取る機能に応じて原稿を読取る状態が異なる場合は、原稿を読取る操作を行なう際に、原稿カバーを開けるように促す音声ガイドを行なうことで操作ミスを防止するようにしたものが知られている。
しかしながら、原稿を読取る操作を行なう際に、無条件に音声ガイダンスを実行すると、仕様を正しく理解しているユーザの場合は、これから原稿カバーを開けようとしているときに音声ガイドが実行されると、ユーザにとってはお節介であり、煩わしいという問題があった。
そこで、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、ユーザが原稿読取りの操作を理解していない場合や、操作を一時的に忘れている場合等に、ガイダンスの実行が適切に行なわれるようにした原稿読取装置が望まれていた。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、原稿読取装置において、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、適切なガイダンスを行なうことで、ユーザにとって煩わしさを感じることなく、有用性の高いガイダンスを実行できる原稿読取装置等を提供することを目的とする。
本発明は、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置であって、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知する通知部(例えば、音声の発話や画面表示)と、前記通知部の出力を制御する通知制御部と、を備え、前記通知制御部の構成として、特定機器状態下(例えば、原稿カバーが開放状態のとき)において機能する特定の原稿読取処理(例えば、マルチクロップ機能)が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には(例えば、原稿カバーが閉じている場合)、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にする(例えば、原稿カバーを開放状態にする)ことを促す通知情報を前記通知部に出力させ、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を前記通知部に出力しないようにする制御部と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置を備えて画像を形成することが可能な画像形成装置であって、前記原稿読取装置として、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知する通知部と、前記通知部の出力を制御する通知制御部と、を備え、前記通知制御部の構成として、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を前記通知部に出力させ、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を前記通知部に出力しないようにする制御部と、を備えた原稿読取装置を用いることを特徴とするものである。
また、本発明は、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置におけるガイダンス通知方法であって、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知する工程と、前記情報の通知を制御する工程と、を備え、さらに、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を通知するように制御する工程と、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を通知しないように制御する工程と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータにより、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知するように機能させ、前記通知することを制御するように機能させ、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を通知するように機能させ、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を通知しないように機能させることを特徴とするものである。
本発明の原稿読取装置によれば、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置であって、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知する通知部と、前記通知部の出力を制御する通知制御部と、を備え、前記通知制御部の構成として、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を前記通知部に出力させ、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を前記通知部に出力しないようにする制御部と、を備えることで、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、適切なガイダンスを行なうことができ、ユーザにとって煩わしさを感じることなく、有用性の高いガイダンスを実行できる原稿読取装置を提供することができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置を備えて画像を形成することが可能な画像形成装置であって、前記原稿読取装置として、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知する通知部と、前記通知部の出力を制御する通知制御部と、を備え、前記通知制御部の構成として、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を前記通知部に出力させ、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を前記通知部に出力しないようにする制御部と、を備えた原稿読取装置を用いることで、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、適切なガイダンスを行なうことができ、ユーザにとって煩わしさを感じることなく、有用性の高いガイダンスを実行できる画像形成装置を提供することができる。
また、本発明のガイダンス通知方法によれば、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置におけるガイダンス通知方法であって、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知する工程と、前記情報の通知を制御する工程と、を備え、さらに、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を通知するように制御する工程と、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を通知しないように制御する工程と、を備えることで、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、適切なガイダンスを行なうことができ、ユーザにとって煩わしさを感じることなく、有用性の高いガイダンスを実行できる。
また、本発明の制御プログラムによれば、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータにより、選択された原稿読取処理に必要な情報を通知するように機能させ、前記通知することを制御するように機能させ、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態でない場合には、前記特定の原稿読取処理が選択されて所定の時間が経過後に、前記特定機器状態にすることを促す通知情報を通知するように機能させ、当該原稿読取装置の機器状態が前記特定機器状態である場合には、前記特定機器状態にすることを促す内容の通知情報を通知しないように機能させることで、画像形成装置において、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、適切なガイダンスを行なうことができ、ユーザにとって煩わしさを感じることなく、有用性の高いガイダンスを実行できる。
第1実施形態に係る原稿読取装置を備えた画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記原稿読取装置の構成を示すブロック図である。 前記原稿読取装置による原稿読取モードに応じたガイダンスを行なう処理の一例を示すフローチャートである。 図3に続くフローチャートである。 前記原稿読取装置におけるユーザの操作パターンを分類する操作パターン分類テーブルである。 第2実施形態に係る原稿読取装置の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る原稿読取装置の構成を示すブロック図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、第1実施形態に係る原稿読取装置を備えた画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記原稿読取装置の構成を示すブロック図である。
第1実施形態は、図1に示すように、原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置1を備える画像形成装置100において、原稿読取装置1による原稿読取り操作を行なう際に、原稿読取モードに応じて、ユーザに対して適切なガイダンスを行なうようにしたことを特徴とするものである。
まず、第1実施形態に係る画像形成装置100の全体構成について説明する。
画像形成装置100は、図1に示すように、主に、原稿読取装置1、操作表示部3、画像形成部104、給紙部106、排紙処理装置108を備えて構成されている。
原稿読取装置1により入力された画像データに基づいて、画像形成部104において記録媒体上にトナー画像が形成される。画像が印刷された記録用紙は、排紙トレイ107または排紙処理装置108の方へと導かれて、排紙トレイ107に排出され、または排紙処理装置108の各排紙トレイ110のいずれかに排出される。
原稿読取装置1は、図2に示すように、主に、スキャナ部2、操作表示部3、音声出力部(通知部)4、記憶部6、通知制御部8及び制御部9を備えて構成されている。
第1実施形態では、スキャナ部2は、原稿読取を行なうものであって、画像が形成された原稿を読取る。備える機能として、普通に原稿を読取る機能に加えて、一度の読取動作で複数の原稿を読取る機能(マルチクロップ機能)を備え、それぞれの原稿に対して、原稿カバー(プラテンカバー)21を開放した状態で複数の原稿を読取った第1原稿読取情報と、原稿カバー21を閉じた状態で複数の原稿を読取った第2原稿読取情報と、を取得することを特徴としている。
また、スキャナ部2は、複数の原稿を連続的に読取ることができる自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)23を備えている。自動原稿送り装置は、原稿カバー21として機能するように構成されている。
原稿読取装置1は、普通に原稿を読取る通常モードと、マルチクロップ機能によるクロップモードとを備えている。
操作表示部3は、表示パネル31を備え、原稿の読取り操作を行なうための操作画面や、読込まれた原稿の読込み状態を示すプレビュー画像、ガイダンス表示などが表示される。
音声出力部4は、装置の操作に関するガイダンス等を音声で通知する。
記憶部6は、音声でガイダンスを行なうためのガイダンス情報61、装置に関する各種通知情報62などが収容されている。各種通知情報62には、音声情報に限らず、各種メッセージに対応する表示情報が含まれる。
通知制御部8は、カバー開閉判定部81と、モード判定部82とを備え、装置機器の状態に応じて、装置の操作に関するガイダンス等を音声出力部4より出力(通知)するように制御する。
カバー開閉判定部81は、原稿カバー21の開閉状態を判定する。
モード判定部82は、ユーザが選択した原稿読取モード(通常モード、クロップモード)を判定する。
制御部9は、原稿を読取る動作プログラムに基づいて原稿読取装置1の各部の動作制御を行なう。
(原稿読取装置による原稿の読取り)
次に、原稿読取装置1による原稿の読み取り操作について説明する。
第1実施形態では、原稿読取装置1において原稿を読取る場合には、通常モードまたはクロップモードを選択して原稿の読取りを行なう。
(通常モード)
まず、通常モードで原稿を読取る場合は、原稿を1枚ずつ読取るときは、図1に示すように、プラテン上に原稿を載置して原稿カバー21を閉じた状態で原稿を読取る。複数の原稿を連続的に読取る場合は、原稿カバー21として機能する自動原稿送り装置23をプラテン上に配置して閉じた状態として、自動原稿送り装置に原稿を載置して、原稿を1枚ずつ送出しながら原稿の読取りが行なわれる。
(クロップモード)
次に、クロップモードで原稿を読取る場合は、プラテン上に複数の読取り対象となる原稿を載置して、原稿カバー21を開放した状態で原稿読取りを行なう。このとき、走査光が反射されないため、スキャン画像の背景は黒くなり、それぞれの原稿の識別が可能となる。
(原稿読取装置によるガイダンスを実行する操作パターンの分類)
次に、原稿読取装置1によるガイダンスを実行するか否かを操作パターンを分類して判定する例について説明する。
図5は第1実施形態におけるユーザの操作パターンを分類する操作パターン分類テーブルである。
ここでは、原稿読取装置1において、クロップ機能による原稿読取りを行なう場合について、図5の操作パターン分類テーブルに基づいて、クロップ機能オン前の操作状態(原稿カバーの開放状態)と、クロップ機能オン後の操作とにより、ガイダンスを行なうか否かを判定する処理について説明する。
第1実施形態では、原稿読取装置1によるガイダンスを実行する操作パターンの分類は、図5に示すように、主に9パターンに分類される。
パターン1は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが閉状態、原稿の有無が不明、クロップ機能オン後の操作は、直ぐに原稿カバー開、原稿載置、原稿カバー開維持)であるため、この判定は、ジョブ実行は「可」となり、ガイダンスは実行されない。
パターン2は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが閉状態、原稿の有無が不明、クロップ機能オン後の操作は、直ぐに原稿カバー開、原稿載置、原稿カバー閉)であるため、この判定は、ジョブ実行は「不可」となる。これは、明らかに誤操作であり、ガイダンスが実行される。
パターン3は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが閉状態、原稿の有無が不明、クロップ機能オン後の操作は、直ぐに原稿カバーを開けない)であるため、この判定は、ジョブ実行は「不可」となる。これは、すでに原稿が置かれている可能性が高く、誤操作のおそれがあるため、ガイダンスが実行される。
パターン4は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが閉状態、原稿検知済、クロップ機能オン後の操作は、直ぐに原稿カバー開)であるため、この判定は、ジョブ実行は「可」となり、ガイダンスは実行されない。
パターン5は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが閉状態、原稿検知済、クロップ機能オン後の操作は、直ぐに原稿カバーを開けない)であるため、この判定は、ジョブ実行は「不可」となる。誤操作の可能性が高いため、ガイダンスは実行される。
パターン6は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが開状態、原稿検知済、クロップ機能オン後の操作は、原稿カバー開維持)であるため、この判定は、ジョブ実行は「可」となり、ガイダンスは実行されない。
パターン7は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが開状態、原稿検知済、クロップ機能オン後の操作は、原稿カバー閉)であるため、この判定は、ジョブ実行は「不可」となる。これは、明らかに誤操作であり、ガイダンスが実行される。
パターン8は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが開状態、原稿未検知、クロップ機能オン後の操作は、原稿載置、原稿カバー開維持)であるため、この判定は、ジョブ実行は「可」となり、ガイダンスは実行されない。
パターン9は、(クロップ機能オン前の状態は、原稿カバーが開状態、原稿未検知、クロップ機能オン後の操作は、原稿載置、原稿カバー閉)であるため、この判定は、ジョブ実行は「不可」となる。これは、明らかに誤操作であり、ガイダンスが実行される。
このように、機器の状態と操作状態に応じて、原稿読取処理が実行可能か否かを操作パターン分類に基づいて判定して、実行可能な場合にはガイダンスは行なわず、実行不可能な場合にはガイダンスを実行するようにしている。
(原稿読取りの処理工程)
次に、第1実施形態の原稿読取装置1による原稿読取モードに応じたガイダンスを行なう処理についてフローチャートに沿って説明する。
図3は第1実施形態の原稿読取装置による原稿読取モードに応じたガイダンスを行なう処理の一例を示すフローチャート、図4は図3に続くフローチャートである。
図3に示すように、原稿読取装置1により原稿読取処理が開始されると(ステップS101)、原稿読取りを開始(ジョブスタート)するか否かが判定される(ステップS103)。
ステップS103において、原稿読取りを開始すると判定された場合は、会話待ちタイマをオフにして(ステップS105)、原稿を読取るジョブが実行されて(ステップS107)、原稿読取処理は終了する。
ここで、第1実施形態では、会話待ちタイマの時間は3秒とするものとする。この時間の長さは適宜に設定可能なものとする。また、ユーザに対するガイダンスは、音声による会話で行なうものとする。
会話待ちタイマは、カウントの開始後、予め設定された時間内に原稿カバー21が開かれなかった場合にタイムアップし、音声メッセージを発話する。会話待ちタイマは、クロップ機能がオフされた場合、ジョブが実行された場合、原稿カバー21が開かれた場合、タイムアップした場合に停止する。
一方、ステップS103において、原稿読取りを開始しないと判定された場合は、クロップ機能がオンされたか否かが判定される(ステップS109)。そして、クロップ機能がオンされていないと判定された場合は、クロップ機能がオン状態からオフ状態に切替えられたか否かが判定される(ステップS115)。
ステップS109において、クロップ機能がオンされたと判定された場合は、原稿カバー21が開放されているか否かが判定される(ステップS111)。原稿カバーが開放されていないと判定された場合は、会話待ちタイマを初期化してスタートし(ステップS113)、ステップS101に戻り、再び原稿読取処理の操作が行なわれる。
ステップS111で原稿カバー21が開放されていると判定された場合は、そのままステップS101に戻り、再び原稿読取処理の操作が行なわれる。
ステップS115において、クロップ機能がオン状態からオフ状態に切替えられたと判定された場合は、会話待ちタイマをオフして(ステップS117)、ステップS101に戻り、再び原稿読取処理の操作が行なわれる。
一方、ステップS115において、クロップ機能がオン状態からオフ状態に切替えられていないと判定された場合は、原稿カバー21が閉状態から開状態にされたか否かが判定される(ステップS119)。
ステップS119において、原稿カバー21が閉状態から開状態にされたと判断された場合は、会話待ちタイマをオフして(ステップS117)、ステップS101に戻り、再び原稿読取処理の操作が行なわれる。
一方、ステップS119において、原稿カバー21が閉状態から開状態にされていないと判断された場合は、原稿カバー21が開状態から閉状態にされているか否かが判定される(ステップS121)。
ステップS121において、原稿カバー21が開状態から閉状態にされていると判定された場合は、クロップ機能がオン状態か否かが判定される(ステップS123)。
ステップS123において、クロップ機能がオン状態ではないと判定された場合は、ステップS101に戻り、再び原稿読取の操作が行なわれる。
一方、ステップS123において、クロップ機能がオン状態であると判定された場合は、会話待ちタイマをオフにして(ステップS127)、ガイダンスが発話される(ステップS129)。そして、ステップS101に戻り、再び原稿読取操作が行なわれる。
ステップS121において、原稿カバー21が開状態から閉状態にされていないと判定された場合は、会話待ちタイマがタイムアップしたか否かが判定される(ステップS125)。
ステップS125において、会話待ちタイマがタイムアップしていないと判定された場合は、ステップS101に戻り、再び原稿読取処理の操作が行なわれる。
一方、ステップS125において、会話待ちタイマがタイムアップしたと判定された場合は、会話待ちタイマをオフして(ステップS127)、ガイダンスが発話される(ステップS129)。そして、ステップS101に戻り、再び原稿読取操作が行なわれる。
このようにして、原稿読取操作か開始されると、原稿読取装置の操作状態に応じてガイダンスを行なうか否かが判定される。ガイダンスが必要でない場合は、ガイダンスは行なわず、ガイダンスが必要な場合は、最適なタイミングでガイダンスを実行するようにしている。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、原稿読取装置1において、特定機器状態下において機能する特定の原稿読取処理、例えば、原稿カバー21の開放状態で原稿読取を開始するマルチクロップ機能による原稿読取が行なわれる原稿読取処理が選択されたときに、当該原稿読取装置1の機器状態が、原稿カバー21が開放状態ではない場合には、マルチクロップ機能が選択されて所定の時間(3秒間)が経過後に、原稿カバー21を開放状態にすることを促すガイダンスを音声出力部4から発話させ、当該原稿読取装置1の機器状態が、原稿カバー21が開放状態である場合には、原稿カバー21を開放状態にすることを促す内容のガイダンスを発話しないように制御することで、原稿読取りを行なう操作の状況に応じて、適切なガイダンスを行なうことができ、ユーザにとって煩わしさを感じることなく、有用性の高いガイダンスを実行できる。
なお、第1実施形態では、音声出力部4を備えることで、音声によりガイダンスを発話するようにしているが、ガイダンスの通知は、これに限定されることなく、表示パネル31に、ガイダンスを表示するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図面を参照して説明する。
なお、説明の便宜上、第1実施形態と同一の機能を有する構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
図6は第2実施形態に係る原稿読取装置の構成を示すブロック図である。
第2実施形態の原稿読取装置201は、図6に示すように、原稿読取装置1による原稿読取り操作を行なう際に、原稿読取モードに応じて、ユーザに対して適切なガイダンスを行なうようにされており、さらに、その通知態様を段階的に変化させて行なうようにしたことを特徴とするものである。
原稿読取装置201は、図6に示すように、主に、スキャナ部2、操作表示部3、音声出力部4、記憶部206、通知制御部8及び制御部9を備えて構成されている。
第2実施形態では、記憶部206は、音声でガイダンスを行なうためのガイダンス情報261、装置に関する各種通知情報62などが収容されている。
ガイダンス情報は261、通知情報として、第1の通知情報611と、第2の通知情報612とを備えている。
第1の通知情報611は、特定の原稿読取処理が選択された後に所定の時間が経過後に、所定の時間が経過したこと報知する通知情報である。
第2の通知情報612は、第1の通知情報611による報知が行なわれた後に、原稿読取装置201を特定機器状態、例えば、クロップ機能による原稿読取りを行なう場合には、原稿カバー21を開放状態にすることを促す旨を報知する通知情報である。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、原稿読取装置201において、ガイダンスを行なう場合に、突然ガイダンスを実行することなく、まず、第1の通知情報を通知することで、ユーザに対してガイダンスを行なう旨を通知して、その後に第2の通知情報を通知することで、ユーザに対して煩わしさを感じさせることなく、正しい操作を促すことができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図面を参照して説明する。
なお、説明の便宜上、第1実施形態と同一の機能を有する構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
図7は第3実施形態に係る原稿読取装置の構成を示すブロック図である。
第3実施形態の原稿読取装置301は、図7に示すように、原稿読取装置1による原稿読取り操作を行なう際に、原稿読取モードに応じて、ユーザに対して適切なガイダンスを行なうようにされており、さらに、その通知態様を段階的に変化させて、異なる通知部により通知を行なうようにしたことを特徴とするものである。
原稿読取装置301は、図7に示すように、主に、スキャナ部2、操作表示部3、通知部304、記憶部306、通知制御部8及び制御部9を備えて構成されている。
第3実施形態では、記憶部306は、音声でガイダンスを行なうためのガイダンス情報361、装置に関する各種通知情報62などが収容されている。
ガイダンス情報361は、通知情報として、第1の通知情報611と、第2の通知情報612とを備えている。
第1の通知情報611は、特定の原稿読取処理が選択された後に所定の時間が経過後に、所定の時間が経過したこと報知する通知情報である。
第2の通知情報612は、第1の通知情報611による報知が行なわれた後に、原稿読取装置301を特定機器状態、例えば、クロップ機能による原稿読取りを行なう場合には、原稿カバー21を開放状態にすることを促す旨を報知する通知情報である。
また、第3実施形態では、通知部304として、第1の通知情報611を通知する第1の通知部341と、第2の通知情報612を通知する第2の通知部342とを備えている。
第1の通知部341は、装置に備わる音声出力部4により発話するようにしてもよい。また、表示パネル31にメッセージを表示するようにしてもよい。さらに、別途ライトを設けて発光させるようにしてもよい。
第2の通知部342は、音声出力部4により発話するようにしてもよい。また、表示パネル31にメッセージを表示するようにしてもよい。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、原稿読取装置301において、ガイダンスを行なう場合に、突然ガイダンスを実行することなく、まず、第1の通知情報を第1の通知部341により通知することで、ユーザに対してガイダンスを行なう旨を通知して、その後に第2の通知情報を第2の通知部342により通知することで、ユーザに対して煩わしさを感じさせることなく、正しい操作を促すことができる。
なお、上述した実施形態では、ガイダンス情報や各種通知情報は、予め装置内の記憶部6等に内蔵されているが、これに限定されるものではなく、ガイダンス情報等は、外部のファイルシステムやサーバー、又はサービスから取得してもよく、また、外部から取得するタイミングはリアルタイムまたは事前にダウンロードして装置内に格納しておいてもよい。
また、ガイダンスを実行する制御に関する設定は、例えば、通知を保留する所定時間等の設定を、管理者やユーザが変更できるようにしてもよい。
また、通知を保留する所定時間等の設定を、ユーザごとや使用状況に応じて原稿読取装置が自動的に変更するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイダンス情報の通知の出力先は、原稿読取装置または画像形成装置の装置本体に備えた音声出力部4や表示パネル31等に出力するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、スマートフォンやスマートスピーカーなどの外部の機器の画面やランプ等の外部デバイスでもよく、その接続方法は有線でも無線でもよい。
さらに、上述した実施形態では、原稿読取装置の装置状態を自ら検出して判定してガイダンスを通知するようにしているが、外部の制御ソフトウェアが原稿読取装置の状態を取得し、通知内容と通知タイミングの制御を行うようにしてもよい。
例えば、外部のアプリでMFP(多機能プリンタ等の複合機)のUIを制御するようにしたり、いわゆるスマートフォン等の端末機からWebアプリに接続してWebアプリ側から制御するようにしたり、端末機にインストールしたMFPの操作アプリから操作するようにしたものであっても、本制御方法は適用できる。
以上のように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,201,301 原稿読取装置
2 スキャナ部
3 操作表示部
4 音声出力部
6,206,306 記憶部
8 通知制御部
9 制御部
21 原稿カバー(プラテンカバー)
23 自動原稿送り装置
31 表示パネル
61,261,361 ガイダンス情報(通知情報)
62 各種通知情報
81 カバー開閉判定部
82 モード判定部
100 画像形成装置
304 通知部
341 第1の通知部
342 第2の通知部
611 第1の通知情報
612 第2の通知情報

Claims (11)

  1. 原稿が載置されるプラテンと、前記プラテン上に開閉可能に載置されたプラテンカバーとを用いた原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置であって、
    選択された前記原稿読取処理に必要な情報を通知する通知部と、
    前記通知部の出力を制御する通知制御部と、を備え、
    前記通知制御部は、
    前記プラテンカバーが開状態下において機能する前記原稿読取処理が選択された後に、
    当該原稿読取装置の機器状態が所定の時間が経過するまでに前記プラテンカバーが開状態に遷移しない場合、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す通知情報を前記通知部に出力させ、
    当該原稿読取装置の機器状態が前記プラテンカバーが開状態に遷移した場合又は前記プラテンカバーの開状態が維持されている場合、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す内容の通知情報を前記通知部に出力しないよう制御することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記通知制御部は、前記原稿読取処理が選択され、かつ、前記プラテンカバーが開状態である場合において、前記プラテンカバーが開状態でなくなった場合には、直ちに前記通知情報を前記通知部により出力するようにすることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記通知情報は、当該原稿読取装置に備わる表示パネルへ表示される表示情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記通知部として、前記原稿読取処理に必要な情報を音声で通知する音声出力部を備え、
    前記通知情報は、前記音声出力部により出力される音声情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装置。
  5. 前記通知情報の通知は、通知態様を変えて段階的に行われることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装置。
  6. 前記通知情報は、
    前記原稿読取処理が選択された後に所定の時間が経過後に、所定の時間が経過したことを報知する第1の通知情報と、
    前記第1の通知情報による報知が行われた後に、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す第2の通知情報と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の原稿読取装置。
  7. 前記通知部は、
    前記第1の通知情報を出力する第1の通知部と、
    前記第1の通知部を実行後に前記第2の通知情報を出力する第2の通知部と、を備えることを特徴とする請求項6に記載の原稿読取装置。
  8. 前記通知部の出力先が当該原稿読取装置の外部に接続された機器又はサービスであることを特徴とする請求項1から7のうち何れか一項に記載の原稿読取装置。
  9. 原稿が載置されるプラテンと、前記プラテン上に開閉可能に載置されたプラテンカバーとを用いた原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置を備えて画像を形成することが可能な画像形成装置であって、
    前記原稿読取装置として、請求項1から8のうち何れか一項に記載の原稿読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 原稿が載置されるプラテンと、前記プラテン上に開閉可能に載置されたプラテンカバーとを用いた原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置におけるガイダンス通知方法であって、
    選択された前記原稿読取処理に必要な情報を通知する工程と、
    前記情報の通知を制御する工程と、を備え、
    さらに、前記プラテンカバーが開状態下において機能する前記原稿読取処理が選択された後に、
    当該原稿読取装置の機器状態が所定の時間が経過するまでに前記プラテンカバーが開状態に遷移しない場合、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す通知情報を通知するように制御する工程と、
    当該原稿読取装置の機器状態が前記プラテンカバーが開状態に遷移した場合又は前記プラテンカバーの開状態が維持されている場合、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す内容の通知情報を通知しないように制御する工程と、を備えることを特徴とするガイダンス通知方法。
  11. 原稿が載置されるプラテンと、前記プラテン上に開閉可能に載置されたプラテンカバーとを用いた原稿読取処理を選択的に指定することができる原稿読取装置を動作させる制御プログラムであって、
    コンピュータにより、
    選択された前記原稿読取処理に必要な情報を通知するように機能させ、
    前記通知することを制御するように機能させ、
    さらに、前記プラテンカバーが開状態下において機能する前記原稿読取処理が選択された後に、
    当該原稿読取装置の機器状態が所定の時間が経過するまでに前記プラテンカバーが開状態に遷移しない場合、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す通知情報を通知するように制御するように機能させ、
    当該原稿読取装置の機器状態が、前記プラテンカバーが開状態に遷移した場合又は前記プラテンカバーの開状態が維持されている場合、前記プラテンカバーを開状態にすることを促す内容の通知情報を通知しないように制御するように機能させることを特徴とする制御プログラム。
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