JP7110582B2 - 画像検査装置、画像形成システムおよびプログラム - Google Patents

画像検査装置、画像形成システムおよびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、記録媒体上の画像の良否を判定することができる画像検査装置、画像形成システムおよびプログラムに関する。
複写機、プリンター、複合機などの画像形成装置の分野では、用紙の画像を読み取った画像読取データを用いて、画像の異常や画質調整の判定を行っている。例えば、読取画像と印刷用の画像データなどの正解画像とを比較して、正解画像と一致するか判定することによって、汚れや色ずれ、位置ずれ等の異常判定をしたり、故障診断機能によりスジの情報などを検出して機械の故障部分を診断したりすることが行われている。また、用紙の挿入紙や断裁代などに調整用画像を印刷し、これを読み取って画質の調整を行う装置が知られており、調整用画像を読み取る場合にも、調整不能などによって異常を判定することができる。画像が異常であると判定された場合はヤレとされ、ヤレ紙を通常とは異なる排出先へ排紙したりする処理などが行われている。
上記のような判定で異常の判定がなされると、異常の状態を容易に確認できるようにした装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1では、画像読取結果により、汚れや色ズレなどを示す異常情報を含む検査情報をPDFなどの汎用アプリケーションを用いて作成し、ユーザーが簡便に確認できるようにしている。
特開2016-146514号公報
ところで、読取結果に基づいて検査情報を作成する際に、CPUの使用率が検査情報の処理で占有されてしまい、画像の良否判定の生産性が低下したり、画像の良否判定を行うジョブを実行する際に、ジョブ実行のパフォーマンスが低下したりするという課題がある。一方で、画像の異常判定やジョブの実行などの処理が完了した後に、検査情報を作成するものとすると、画像の良否判定の結果をできるだけ早く把握したいというユーザーの要望に応えることができないという問題が発生する。特に画像に異常があるとする判定がなされた場合には、検査情報の内容に応じて異常に対応する処理を早く行いたいという要望がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、画像の良否判定結果に応じて検査情報を作成するタイミングを適切に定めることを可能にすることで、生産性の低下の防止やユーザーへの情報提供にできるだけ応えるという要望に対応可能な画像検査装置、画像形成システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像検査装置のうち、第1の形態は、画像の判定を行う画像検査装置であって、
画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
前記制御部は、異常ありの判定時に検査情報を作成する場合、異常ありの判定の後に画像の読み取りが行われる記録媒体が搬送される間隔をあける、または/および、記録媒体の搬送速度を低下させる。
他の形態の画像検査装置の発明は、
画像の判定を行う画像検査装置であって、
画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
前記制御部は、画像の良否判定時に検査情報を作成する設定がされている場合、画像の良否判定を行っているジョブの後続の実行待ちのジョブに画像良否判定を行う機能がオンになっているジョブと、画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブがある場合、後続の実行待ちのジョブの順番において後続のジョブとして画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブから優先してジョブの出力を行うように制御する。
他の形態の画像検査装置の発明は、
画像の判定を行う画像検査装置であって、
画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
前記制御部は、画像の良否判定を行う前に、記録媒体に画像を出力するジョブの印刷画像によって検査情報作成にかかる時間を算出し、検査情報作成までの時間が所定時間以内と判断した場合は、異常の有無に拘わらず画像の良否判定に連続して、または、ジョブの完了後、直ちに検査情報を作成する。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、検査情報作成にかかる時間をページ毎に算出可能である。
他の形態の画像検査装置の発明は、
画像の判定を行う画像検査装置であって、
画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
前記制御部は、作成された検査情報の作成状況を表示する制御を行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、操作指示に応じて前記表示の制御を行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、
画像の判定を行う画像検査装置であって、
画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
前記制御部は、検査情報が作成されていない場合、操作指示に応じて検査情報を作成する。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、検査情報を作成する指示があった場合、記録媒体がジョブの実行中のときにはジョブの実行パフォーマンスに影響があることを通知する制御を行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成する。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、ジョブの実行に伴って画像を形成した記録媒体が出力されている場合に異常なしの判定がされたときは、前記検査情報の作成を、ジョブが実行されていないタイミング、またはジョブを実行できないタイミングで行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、ジョブが実行されていないタイミング、またはジョブを実行できないタイミングが、ジョブ無しのアイドル時、ジョブの停止中、ジャム発生時、点検者呼出要求、副電源オフ時、資材交換のいずれか1つである。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、異常ありの判定がされた場合、検査情報に異常情報を含む。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、記録媒体に画像を形成する画像形成部を備える。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、画像形成部における画像形成を制御する。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、記録媒体に形成された画像を読み取る画像読取部を備える。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、画像読取部における画像読み取りを制御する。
本発明の画像形成システムのうち、第1の形態は、前記形態の発明において、前記形態のいずれかの画像検査装置と、画像形成装置と、画像読取装置と、を備える。
画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
異常ありの判定時に検査情報を作成する場合、異常ありの判定の後に画像の読み取りが行われる記録媒体が搬送される間隔をあける、または/および、記録媒体の搬送速度を低下させる。
他の形態のプログラムの発明は、前記形態の発明において、画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
画像の良否判定時に検査情報を作成する設定がされている場合、画像の良否判定を行っているジョブの後続の実行待ちのジョブに画像良否判定を行う機能がオンになっているジョブと、画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブがある場合、実行待ちのジョブの順番において後続のジョブとして画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブから優先してジョブの出力を行うように制御させる。
他の形態のプログラムの発明は、画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
画像の良否判定を行う前に、記録媒体に画像を出力するジョブの印刷画像によって検査情報作成にかかる時間を算出し、検査情報作成までの時間が所定時間以内と判断した場合は、異常の有無に拘わらず画像の良否判定に連続して、または、ジョブの完了後、直ちに検査情報を作成させる。
他の形態のプログラムの発明は、画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
作成された検査情報の作成状況を表示する制御を行わせる。
他の形態のプログラムの発明は、画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始を作成することを可能にさせ、
前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
検査情報が作成されていない場合、操作指示に応じて検査情報を作成させる。
以上説明したように本願発明によれば、検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、異なるタイミングで前記検査情報を作成するので、生産性の低下防止や情報の提供について的確なタイミングを選定して検査情報の作成作業を行うことを可能にする効果がある。
本発明の一実施形態における画像形成装置の機械的な概略を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、画像の良否判定を行った履歴情報を示す図である。 同じく、画像良否判定を行う手順を示すフローチャートである。 同じく、電源OFF時の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
画像形成装置1は、図1に示すように、上段側に装置本体10を備え、装置本体10の後段に中継装置20が位置し、中継装置の後段に読取装置30が位置している。各装置および装置本体は機械的および電気的に接続されており、装置および本体間での通信および用紙の搬送が可能となっている。
装置本体10は、筺体の下部側には、用紙を収納する給紙部12が備えられている。給紙部12は、収納された用紙を搬送路13に供給する。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。
なお、本発明としては、記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどからなる記録媒体を用いることができる。
装置本体10の内部には、搬送路13が設けられており、給紙部12から供給される用紙を下流側に搬送する。
搬送路13の中途には、画像形成部110が設けられている。画像形成部110は、各色用に、感光体11aを有している。各色用の感光体11aの周囲には、反時計回りの方向の順に、帯電部11b、露光部11c、現像部11d、およびクリーニング部11eが設けられている。感光体11aは、現像部11dとクリーニング部11eとの間で中間転写ベルト11fに接触している。なお、図では、1つの色用に備えられた感光体、帯電部、露光部、現像部について符号を付しており、他の色用においても同様の構造を有しており、中間転写ベルトに沿って備えられている。各色としては、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどを挙げることができる。
中間転写ベルト11fは、二次転写部11gにおいて搬送路13上の用紙に接触することができる。搬送路13において二次転写部11gの搬送方向下流側の位置に定着器11hが備えられている。
用紙に画像を形成する場合、感光体11aの表面を帯電部11bによって帯電した後に、露光部11cによって感光体11aの表面に、画像データに応じた潜像を形成する。その後、形成された潜像を現像部11dによって現像してトナー像とする。感光体11a上のトナー像は、中間転写ベルト11fに転写される。これらの動作は他色用の感光体11a上においても行われ、各色のトナー像が重ねて中間転写ベルト11fに転写される。中間転写ベルト11f上のトナー像は、二次転写部11gにおいて用紙に転写され、転写された用紙の画像は定着器11hにより加熱されて定着される。
定着器11hの下流側では、搬送路13から反転搬送路13aが分岐している。反転搬送路13aには待避経路13bが設けられており、反転部に送り込まれた用紙の先後が変わって表裏面が反転する。反転搬送路13aの下流側は、画像形成部110よりも上流側の位置で搬送路13に合流している。
用紙の裏面へ画像を形成する場合は、定着器11hを経た用紙が反転搬送路13aに導入され、待避経路13bに送られて用紙の先後を入れ替えて用紙の表裏が反転された状態で搬送路13の上流側に環流され、画像形成部110において用紙の裏面側に画像形成が行われる。
用紙の表裏の反転のみを行う場合は、用紙を反転搬送路13aに導入し、表裏が反転された状態でそのまま定着器11hの下流側の搬送路13に搬送する。
用紙の表裏の反転または裏面への画像形成を行わない場合は、用紙を反転搬送路13aに送ることなくそのままストレートで搬送する。
装置本体10は、筐体の上部に、情報の表示および操作入力の受付を行う操作部140を備えている。操作部140は、各種の操作画面を表示可能なタッチパネル式のLCDを有しており、LCDは表示部141としても機能する。
装置本体10の筐体の上部には、さらに、自動原稿給送部(ADF)135を備えている。自動原稿給送部(ADF)135は、セットされた原稿を自動で給送することができ、給送される原稿はスキャナー部130のCCDによって読み取りが行われる。
また、装置本体10の上部にはプラテンガラス137が備えられており、原稿の読み取りは、プラテンガラス上に原稿をセットすることによっても行うことができる。
なお、スキャナー部130は、原稿を読み込むために用いられるが、出力された印刷部の画像を読み込むものに使用することができる。この場合、スキャナー部130は本発明の画像読取部に相当する。
搬送路13は後段の中継装置20の搬送路23に接続されており、装置本体10から排出される用紙は中継装置20の搬送路23に搬送される。中継装置20では搬送路23に後段の読取装置30の搬送路33が接続されており、中継装置20を経た用紙は、搬送路23を介して後段の読取装置30に導入される。
装置本体10には、画像形成装置1全体の制御を行う画像制御部100を有している。画像制御部100は、CPUやCPUで動作するプログラム、各種の設定パラメータやワークエリアなどとなる記憶部などによって構成されている。
画像制御部100では、後述する画像読取部の読取結果を取得して画像の良否判定を行うことができる。さらには、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、異なるタイミングで前記検査情報を作成することができる。
読取装置30は、搬送路33の途中に、用紙の上面の画像を読み取る画像読取部32が備えられている。画像読取部32は、搬送路33で送られる用紙の上面の画像を読み取る。
画像読取部32は、例えば、CMOSセンサーやCCDセンサー等のラインセンサーにより構成することができる。
搬送路33は、画像読取部32の下流側で反転搬送路34が分岐しており、反転搬送路34の途中には、待避搬送路34Aが分岐している。反転搬送路34は、待避搬送路34Aの分岐位置よりも下流側で画像読取部32の上流側となる位置で搬送路33に接続されている。
用紙の裏面側の読み取りを行う場合は、画像読取部32を過ぎた位置で反転搬送路34に用紙を導入し、待避搬送路34Aに一端用紙を送った後、用紙の先後を入れ替えた状態で反転搬送路34の下流側に用紙を搬送する。反転搬送路34を経た用紙は、用紙の表裏が反転した状態で搬送路33に環流し、先に画像を読み取った面と反対側の用紙面において画像の読み取りを行うことができる。これら一連の動作によって用紙の表裏の画像を読み込むことができる。
また、用紙の表裏反転を行わず、搬送路33の上下に少なくとも二つの画像読取部を設けることで、搬送路33を搬送される用紙の表裏面の画像を読み取ることを可能にしてもよい。
なお、本実施形態では、読取装置30内に画像読取部32が設けられているが、画像読取部の位置は読取装置に設けられているものに限定されず、例えば装置本体10や中継装置20内に画像読取部が設けられていてもよい。
読取装置30には、画像の読み取りなど、読取装置30全体の制御を行う読取制御部300を有している。読取制御部300は、CPUやCPUで動作するプログラム、各種の設定パラメータやワークエリアなどとなる記憶部などによって構成されている。
画像読取部32で取得した読み取りデータは、読取結果として読取装置30に備えられている読取制御部300に送られ、画像制御部100に送られる。画像の良否判定や各種の調整に用いられる。読取装置30から排出される用紙は、排紙トレイ35に排紙される。
この実施形態では、少なくとも画像制御部100は、本発明の画像検査装置に含まれており、本発明の制御部に相当する。画像制御部100では、画像の良否判定に応じて検査情報を作成することができる。検査情報としては、読取結果を可視化できるPDFなどとして作成するものとしてもよいが、検査情報の内容が特定のものに限定されるものではない。検査情報では、画像の良否判定で異常ありの判定がされた場合に、異常情報を含むものとしてもよい。異常情報は、テキストや画像などで示すことができ、異常部分を顕在化させたり、強調したりする処理を行ったものであってもよい。なお、画像検査装置は、読取装置を含むものとしてもよく、さらに、装置本体を含む構成としてもよい。
なお、この実施形態では、画像の良否判定は、画像制御部100で行うものとして説明しているが、読取結果に基づいて、読取制御部300で画像の良否判定および検査情報の作成を行ってもよい。この場合、読取制御部300が画像検査装置の構成の少なくとも一部となり、読取制御部300は、本発明の制御部に相当することになる。なお、画像検査装置は、読取装置を含む構成としてもよく、さらに装置本体を含むものとしてもよい。
なお、読取制御部300で、画像の良否判定を行い、読取結果を装置本体10に送信して、画像制御部100で検査情報を作成するものとしてもよい。この場合、読取制御部300と、画像制御部100とは協働して本発明の制御部として機能する。
また、本実施形態では、画像の良否判定における異常あり、異常なしの判定に応じて、検査情報を作成するタイミングを変更する。通常は、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成するタイミングよりも早いタイミングで前記検査情報を作成する。
例えば、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、または現ジョブの完了に伴って検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成する。読取制御部で画像の良否判定および検査情報の作成を行う場合、異常なしの判定の場合は、画像の読み取りが行われていないタイミングで検査情報の作成を行うことができる。
なお、異常ありの判定時に検査情報を作成する場合、画像の読み取りが行われる記録媒体が搬送される間隔をあける、または/および、記録媒体の搬送速度を低下させる処理を行って、検査情報の作成を確実に行うものとすることができる。このタイミングで間隔や搬送速度を低下させる場合、異常なしの判定の場合には、通常の間隔や搬送速度に変更するのが望ましい。
また、異常なしの判定の際には、例えば画像の形成を行っていないタイミングで検査情報を作成することができる。画像形成を行っていないタイミングとしては、ジョブが実行されていないタイミング、またはジョブを実行できないタイミングが挙げられる。また、これらの場合の具体例としては、ジョブ無しのアイドル時、ジョブの停止中、ジャム発生時、点検者呼出要求、副電源オフ時、資材交換などが例示される。
また、ジョブの出力に際し、画像の良否判定時に検査情報を作成する設定がされている場合、後続のジョブに画像良否判定を行う機能がオンになっているジョブと、画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブがある場合、画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブから優先してジョブの出力を行うようにして、検査情報を作成するタイミングを増やすようにしてもよい。
さらに、画像の良否判定を行う前に、記録媒体に画像を出力するジョブの印刷画像によって検査情報作成にかかる時間を算出することができる。印刷画像としてはRIP画像やプルーフ画像などを用いることができる。この算出によって検査情報作成までにそれほど時間がかからない場合には、良否判定に連続してすぐに、またはジョブ完了後にすぐに検査情報を作成することができる。算出では、画像の内容、複雑度、データ量などに応じて時間を算出することができる。時間がかかるかは、予め所定時間を定めておき、その時間との比較によって、異常の有無に拘わらず画像の良否判定に連続して、または、ジョブの完了後、直ちに検査情報を作成することができる。所定の時間は適宜設定が可能である。また、用紙の紙間などに応じて所定時間を定めるものとしてもよい。
上記算出は、ジョブ全体で算出してもよく、また、ページ毎に算出をしてページ毎に処理を決定するものとしてもよい。
また、異常判定の場合にのみ上記比較によって良否判定に連続してすぐに、またはジョブ完了後にすぐに検査情報を作成するようにしてもよい。
なお、本発明の画像形成装置1の構成は上記構成に限定されず、他の装置をさらに備えるものであってもよい。例えば、装置本体10の前段に用紙を給紙する給紙装置が備えられていてもよく、読取装置30の後段に後処理装置が備えられていてもよい。また、装置本体10のみによって画像形成装置1を構成し、中継装置20と読取装置30とともに画像形成システムを構成するとしてもよい。また、中継装置20を有していない構成としてもよい。
また、本実施形態では、読取装置が画像形成装置にインラインで機械的に接続されているものであるが、読取装置が画像形成装置に機械的に接続されていないものであってもよい。この場合、読取装置の読取制御部で、画像の良否判定と検査情報の作成を行うことができ、また、読取結果を通信線やネットワークで接続して画像形成装置に送ってもよく、また、移動可能な記録媒体によって読取結果を画像形成装置に導入してもよい。
なお、本実施形態の画像検査装置は、画像形成装置1には含まれず、画像形成装置1に接続された外部の管理装置や端末において、画像検査装置としての機能を与えるものとしてもよい。
次に、画像形成装置1および周辺装置の制御ブロックを図2に基づいて説明する。
図2に示すように、画像形成装置1は、装置本体10において、画像制御部100、記憶部101、画像生成部108、画像処理部109、画像形成部110、履歴保存部120、操作部140、表示部141、通信部160を備えている。
読取装置30では、画像読取部32、読取制御部300を備えている。
また、画像形成装置に接続される装置として、外部装置4を有しており、外部装置4には、記憶部40と外部装置制御部400とを有している。外部装置4は、通信部160に接続されたネットワーク3によって接続されている。
画像制御部100は、前述したように、CPUと、作業領域であるRAMなどを備えて構成され、記憶部101から各種プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。記憶部101には、画像制御部100により読み取り可能であり、プログラムや、プログラムの実行時に用いられる設定ファイル、画像データなどを記憶しており、画像メモリや不揮発メモリ、HDDなどが備えられている。記憶部101が画像制御部100に含まれるものであってもよい。
画像制御部100の制御では、画像生成部108やスキャナー部130により生成され、記憶部101に保持されたRIP画像データなどの原画像を、画像処理部109により画像処理して、画像処理後の印刷画像データに基づいて、画像形成部110により用紙上に画像を形成する。
操作部140は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、画像制御部100に出力する。操作部140としては、キーパッド、表示部141と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部141は、画像制御部100の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部141としては、LCD、OELD(Organic Electro Luminescence Display)などを用いることができる。表示部141では、読取結果であるスキャン画像や検出情報等を表示することができる。
通信部160は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等と通信可能にする。
通信部160は、ユーザー端末からネットワークを介して、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたベクトルデータなどを受信することができ、また、画像形成装置を管理する管理装置から制御信号を受信するようにしてもよい。
画像生成部108は、通信部160により受信したベクトルデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の原画像データを生成する。原画像データは、上記したようにスキャナー部130による原稿読取によっても取得できる。原画像データは、各画素がC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色の画素値を有する。画素値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8bitのデータ値は0~255階調の濃淡を表す。
画像処理部109は、記憶部101などから原画像データを読み出して、画像の回転、拡大、縮小、ページ番号の付加、ページ集約等のレイアウト処理、細線化処理、濃度補正処理、疑似的に中間調を再現する中間調処理等の各種画像処理を施す。
画像形成部110は、画像処理部109により画像処理された原画像データの各画素の4色の画素値に応じて、C、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部110は、図1に示すように、4つの書込みユニット、中間転写ベルト11f、二次転写部11g、定着器11hを備えている。
4つの書込みユニットは、中間転写ベルト11fのベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各書込みユニットは形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図1に示すように、感光体11a、帯電部11b、露光部11c、現像部11d、クリーニング部11eを備えている。
画像形成時、各書込みユニットでは、帯電部11bにより感光体11aを帯電させた後、原画像データに基づいて露光部11cにより静電潜像を形成する。現像部によりトナー等の色材を供給して現像すると、感光体11a上に画像が形成される。
4つの書込みユニットの感光体11a上にそれぞれ形成した画像を、中間転写ベルト11f上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト11f上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部11eにより感光体11a上に残留する色材を除去する。
画像形成部110は、給紙部12から用紙を給紙して搬送路13で搬送し、二次転写部11gにより中間転写ベルト11fから用紙上に画像を転写(二次転写)した後、用紙を定着器11hにより加熱および加圧して、定着処理を施す。
用紙の両面に画像を形成する場合は、反転搬送路13a、待避経路13bに用紙を搬送してその表裏を反転した後、再度、二次転写部11gへ用紙を搬送する。
履歴保存部120では、画像読取部32により生成された読取結果を用いて履歴情報および検査情報を保存する。履歴情報は、画像形成の実施のエビデンスであり、画像形成により得られた印刷物の検品、確認等にも利用することができる。
履歴保存部120では、少なくとも1つの異常が検出された場合、各異常が検出されたことを示す検出情報を生成し、生成した検出情報をスキャン画像に埋め込むことにより履歴画像を生成し、履歴情報に含むものとすることができる。履歴情報は、この実施形態では、履歴保存部120に保存するが、通信部160を介して読取装置やユーザー端末やサーバー等のネットワーク上の外部装置4に送信し、当該外部装置4の記憶装置に保存してもよい。
読取装置30は、読取制御部300で制御される画像読取部32を有している。
画像形成部110において画像が形成された用紙面を読み取り、ビットマップ形式の読取画像データを生成する。画像読取部32としては、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いたラインセンサー、エリアセンサー、デジタルカメラ等を用いることができる。
画像制御部100は、画像読取部32により生成された読取画像データを読取結果として取得して解析し、用紙上に形成された画像が異常か正常かの良否を判定することができる。この画像制御部100が行う検査は、CPUにより検査用のプログラムを読み込み、実行するソフトウェア処理により、実現することができる。
例えば、画像制御部100は、読取画像データを原画像データや検品済みの正常画像データと比較し、その差分が許容範囲を超える画像領域を異常と判定することができる。または、画像制御部100は、原画像データと読取画像データの1又は複数の特徴点とその特徴量を決定し、決定した特徴量から判別分析法により類似すると判別した特徴点が位置する画像領域を異常と判定することもできる。特徴量としては、特に限定されず、勾配方向ヒストグラム、スピードアップロバスト特性 、局所2値パターン、Haarウェーブレット、カラーヒストグラム等が挙げられる。また、判別分析法としても特に限定されず、ニューラルネットワーク、サポートベクターマシン等が挙げられる。
画像制御部100は、異常の種類とそのレベルを判定することもできる。異常の種類としては、用紙上に形成された画像中のスジ、しわ、画像の誤り、消失等の欠陥、トナー散り等の汚れ、色ずれ等がある。
例えば、画像の特徴量は異常の種類が同じであると類似してくるため、画像制御部100は、異常と判定した特徴点の特徴量と、あらかじめ求めておいたスジやトナー散り等の各種類の異常の特徴量との類似性を判別することにより、異常の種類を判定することができる。
また、画像制御部100は、正常画像データとの差や、異常と判定された領域が大きいほど、異常が視認されやすくなるため、これらの大きさによって、異常のレベルを決定することができる。
画像制御部100では画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する。その際に、異常ありの判定の場合は、検査情報に異常情報を含むものとしてもよい。異常情報は、異常を強調したり、マークを付加したりする。マークは、異常の部分の他、用紙の余白などに設けてもよく、作成場所は特に限定されない。なお、検査情報等は、上記したように履歴保存部120に格納される。
なお、前記したように、読取制御部で画像の良否判定や検査情報の作成を行ってもよく、読取制御部で画像の良否を行い、画像制御部で検査情報の作成を行うようにしてもよい。
検査情報の作成では、前記したように、異常ありの場合と、異常なしの場合に異なるタイミングで作成を行う。
通信部160では、ネットワーク3を介して外部装置4に接続されている。外部装置4としては、ユーザー端末や、画像形成装置1を管理する管理装置などを用いることができ、両方が備えられていてもよい。
外部装置4では、画像データを画像形成装置1に送信したり、画像形成装置1を管理するための制御を行ったりするものであってもよい。
外部装置4では、記憶部40と、外部装置制御部400とを有している。記憶部40では、画像データや設定パラメータなどを格納することができる。外部装置制御部400は、CPUやCPUで動作するプログラム、作業領域となるRAMなどによって構成されている。
外部装置4では、外部装置制御部400において画像読取部で読み取った読取結果を取得して、画像の良否判定および検査情報の作成を行うものとしてもよく、この場合、外部装置制御部400は、本発明の画像検査装置の少なくとも一部を構成する。画像の良否判定を行う正解画像などは、記憶部40に格納されているものを用いてもよく、また、画像形成装置や他の端末などから取得するものであってもよい。検査情報は、図示しない外部装置4の表示部で表示してもよく、また、画像形成装置などの他の装置に表示情報を送信して、他の装置で検査情報に関する表示を行うように制御するものであってもよい。また、画像の良否判定の結果、検査情報を画像形成装置などで作成させるものとしてもよい。その場合、外部装置制御部400と、画像制御部100とは協働して本発明の画像検査装置の少なくとも一部を構成する。
次に、画像の良否判定の結果、履歴を表示部に表示する例を図3に基づいて説明する。
なお、この例では、画像形成装置1の表示部141に表示するものとして説明しているが、表示する装置などはこれに限定されないことは前記したとおりであり、端末などで表示するものとしてもよい。
履歴情報画面1400では、履歴リスト1410が表示されており、履歴リスト1410には、選択欄1411、日付欄、時間欄、ファイルネーム欄、判定結果欄1412、検査情報項目としてPDF DATA欄1420、PDFに対する削除欄が設けられている。
履歴情報画面1400は、ジョブの完了などに伴って自動的に表示されるものであってもよく、また、ユーザーの操作などによって表示されるようにしてもよい。
履歴リスト1410中の選択欄1411では、所望のファイル履歴を選択して操作を行うことを可能にするものであり、チェックボックスへの押下が可能になっている。選択されると、選択欄のチェックボックスにチェック表示がされる。判定結果欄1412では、画像に異常なしの判定の場合は、正常の表示がされ、異常ありの判定の場合は、異常の要因が表示される。図では、位置ずれ、ホタルが表示されており、このファイルの読み取りではヤレの判定がされている。複数の異常が表示されるものであってもよい。
PDF DATA欄1420では、Create釦1421、Show釦1422、Download釦1423がファイル履歴毎に、それぞれ押下可能に設けられている。Create釦1421は、検査情報が作成されていないタイミングで、ユーザーの手動により検査情報作成を指示することができる。この際に、ジョブ出力中の場合は、ジョブ出力のパフォーマンスに影響が生じることを表示するようにしてもよい。この表示に伴って検査情報作成を継続するか、取りやめるかをユーザーに問い合わせるようにしてもよい。
Show釦1422は、押下によって既に作成されている検査情報を表示部などに表示する。表示は、表示部141でもよく、また、他の装置の表示部に表示を行うようにしてもよい。Download釦1423は、作成された検査情報を履歴保存部120から呼び出して、記憶部101などに保存することを可能にする。保存先は、他の装置の記憶部などであってもよい。履歴情報は、適宜の時期に削除される場合があるため、所定のファイルの履歴について保存を確保することができる。
Delete釦1424は、所定のファイル履歴を削除することができる。判定結果が正常であるなどの場合に履歴は不要であるとして削除することができる。
リスト番号欄1430は、ファイル履歴の範囲を示すものである。Prev釦1431は、押下によって前ページ呼出しによる表示、Next釦1432は、押下によって次ページの呼出しによる表示を行うことができる。
なお、検査情報の作成が完了すると、Create釦1421は、Show釦1422とDownload釦1423の表示に切り替わる。これにより検査情報の作成状況が表示されるため、ユーザーは、処理状況を容易に把握することができる。
次に、画像の良否判定、すなわち、異常検知モードONのジョブによる判定の手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
処理の開始に先だって異常検知フラグはOFFにしておく。処理開始に伴って、画像検査装置による画像読み取りを行う(ステップs1)。この実施形態では、画像制御部において、画像読取装置に対し画像の読み取りを指示する。
制御部では、画像読取装置から読取結果を取得すると、正解画像との比較を行う(ステップs2)。
比較の結果、異常ありの判定(異常検知)がなされたかを判断する(ステップs3)。異常なしの判定がされていると判断されると(ステップs3、No)、現ジョブが終了したかを判定する(ステップs5)。
比較の結果、異常ありの判断がされている場合(ステップs3、Yes)、異常検知フラグをONに設定し(ステップs4)、現ジョブが終了したかの判定を行う(ステップs5)。
ステップs5では、ジョブが終了していなければ(ステップs5、No)、ステップs1に戻って画像読み取りを繰り返す。ジョブが終了していれば(ステップs5、Yes)、異常検知フラグがONかの判断を行う(ステップs6)。
異常検知フラグがONであれば(ステップs6、Yes)、検査情報としてPDFを作成し(ステップs7)、異常検知モードONのジョブ処理を終了する。この際には、連続ジョブがあっても早期に検査ジョブが作成されることになる。
異常検知フラグがONでなければ(ステップs6、No)、連続ジョブがあるかを判定する(ステップs8)。次ジョブがあれば(ステップs8、Yes)、ステップs1に移行して次ジョブについて画像の読み取りを行う。
連続ジョブがない場合(ステップs8、No)、ジョブがないかの判定を行う(ステップs9)。ジョブなしの判定は、ジョブなしのアイドル状態か、JAM、資材補給などによってジョブの実行できない状態か、SC(サービスマンコール)によって点検者呼出し要求時か、電源OFFモードかにより判定することができる。
ジョブがない状態でない場合(ステップs9、No)は待機し、ジョブがない状態になると(ステップs9、Yes)、ステップs7に移行してPDF作成を行う。
なお、異常検知モードONのジョブを出力する場合、後続にある、異常検知モードOFFのジョブを優先して出力するようにしてもよい。
なお、上記手順では、ステップs5でジョブが終了しているかで処理手順を定めているものとしているが、ステップs5においてページ毎で処理手順を変えるような手順としてもよい。
また、上記では、異常がある場合、ジョブの完了後に検査情報を作成するものとしたが、異常があって検査情報を直ちに作成する場合、一時的に、用紙間隔を広げたり、搬送速度を落としたりして検査情報の作成を行うようにしてもよい。
また、予め印刷画像に基づいて異常の良否判定と検査情報の作成に要する時間をページ毎などで算出しておき、その時間が所定時間、例えば紙間時間に、間に合う場合には、ジョブ完了を待つことなく直ちに検査情報を作成したり、現ジョブ完了後に検査情報を作成するようにしてもよい。
次に、電源OFF時の手順について図5のフローチャートに基づいて説明する。
処理開始に伴って、未成作成のPDFがあるかの判定を行う(ステップs10)。
未作成のPDFがない場合(ステップs10、No)、CPUなどの電源OFFを行う(ステップs12)。未作成のPDFがある場合(ステップs10、Yes)、PDFを作成し(ステップs11)、次いでCPUなどの電源をOFFにし(ステップs11)、手順を終了する。電源OFFは、待機状態となる副電源OFFであってもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施形態で説明した内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは上記実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
3 ネットワーク
4 外部装置
10 装置本体
30 読取装置
32 画像読取部
40 記憶部
100 画像制御部
110 画像形成部
120 履歴保存部
130 スキャナー部
140 操作部
141 表示部
160 通信部
300 読取制御部
400 外部装置制御部
1400 履歴情報画面
1410 履歴リスト
1412 判定結果欄
1420 PDF DATA欄
1421 Create釦
1422 Show釦
1423 Download釦

Claims (21)

  1. 画像の判定を行う画像検査装置であって、
    画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
    前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
    前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
    前記制御部は、異常ありの判定時に検査情報を作成する場合、異常ありの判定の後に画像の読み取りが行われる記録媒体が搬送される間隔をあける、または/および、記録媒体の搬送速度を低下させる画像検査装置。
  2. 画像の判定を行う画像検査装置であって、
    画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
    前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
    前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
    前記制御部は、画像の良否判定時に検査情報を作成する設定がされている場合、画像の良否判定を行っているジョブの後続の実行待ちのジョブに画像良否判定を行う機能がオンになっているジョブと、画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブがある場合、後続の実行待ちのジョブの順番において後続のジョブとして画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブから優先してジョブの出力を行うように制御する画像検査装置。
  3. 画像の判定を行う画像検査装置であって、
    画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
    前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
    前記制御部は、画像の良否判定を行う前に、記録媒体に画像を出力するジョブの印刷画像によって検査情報作成にかかる時間を算出し、検査情報作成までの時間が所定時間以内と判断した場合は、異常の有無に拘わらず画像の良否判定に連続して、または、ジョブの完了後、直ちに検査情報を作成する画像検査装置。
  4. 前記制御部は、検査情報作成にかかる時間をページ毎に算出可能である請求項3記載の画像検査装置。
  5. 画像の判定を行う画像検査装置であって、
    画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
    前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
    前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
    前記制御部は、作成された検査情報の作成状況を表示する制御を行う画像検査装置。
  6. 前記制御部は、操作指示に応じて前記表示の制御を行う請求項5記載の画像検査装置。
  7. 画像の判定を行う画像検査装置であって、
    画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定を行う制御部を有し、
    前記制御部は、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成する機能を有し、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にし、
    前記制御部は、前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成し、
    前記制御部は、検査情報が作成されていない場合、操作指示に応じて検査情報を作成する画像検査装置。
  8. 前記制御部は、検査情報を作成する指示があった場合、記録媒体がジョブの実行中のときにはジョブの実行パフォーマンスに影響があることを通知する制御を行う請求項7記載の画像検査装置。
  9. 前記制御部は、ジョブの実行に伴って画像を形成した記録媒体が出力されている場合に異常なしの判定がされたときは、前記検査情報の作成を、ジョブが実行されていないタイミング、またはジョブを実行できないタイミングで行う請求項1~のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  10. ジョブが実行されていないタイミング、またはジョブを実行できないタイミングが、ジョブ無しのアイドル時、ジョブの停止中、ジャム発生時、点検者呼出要求、副電源オフ時、資材交換のいずれか1つである請求項に記載の画像検査装置。
  11. 前記制御部は、異常ありの判定がされた場合、検査情報に異常情報を含む請求項1~10のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  12. 記録媒体に画像を形成する画像形成部を備える請求項1~11のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  13. 前記制御部は、画像形成部における画像形成を制御する請求項1~12のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  14. 記録媒体に形成された画像を読み取る画像読取部を備える請求項1~13のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  15. 前記制御部は、画像読取部における画像読み取りを制御する請求項14に記載の画像検査装置。
  16. 請求項1~15のいずれか1項に記載の画像検査装置と、画像形成装置と、画像読取装置と、を備える画像形成システム。
  17. 画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
    前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
    異常ありの判定時に検査情報を作成する場合、異常ありの判定の後に画像の読み取りが行われる記録媒体が搬送される間隔をあける、または/および、記録媒体の搬送速度を低下させるプログラム。
  18. 画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
    前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
    画像の良否判定時に検査情報を作成する設定がされている場合、画像の良否判定を行っているジョブの後続の実行待ちのジョブに画像良否判定を行う機能がオンになっているジョブと、画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブがある場合、実行待ちのジョブの順番において後続のジョブとして画像良否判定を行う機能がオフになっているジョブから優先してジョブの出力を行うように制御させるプログラム。
  19. 画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
    画像の良否判定を行う前に、記録媒体に画像を出力するジョブの印刷画像によって検査情報作成にかかる時間を算出し、検査情報作成までの時間が所定時間以内と判断した場合は、異常の有無に拘わらず画像の良否判定に連続して、または、ジョブの完了後、直ちに検査情報を作成させるプログラム。
  20. 画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始することを可能にさせ、
    前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
    作成された検査情報の作成状況を表示する制御を行わせるプログラム。
  21. 画像が形成された記録媒体上の画像読取結果を取得して、画像の良否を判定する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、画像の良否判定に基づいて検査情報を作成させ、
    前記検査情報の作成では、異常ありの判定がされた場合と、異常なしの判定がされた場合とで、判定からの異なるタイミングで前記検査情報を作成開始するものであり、異常ありの判定がされた場合は、異常なしの判定がされたときに検査情報を作成する時期よりも早い時期に前記検査情報を作成開始を作成することを可能にさせ、
    前記画像の良否判定で、異常ありの判定がされた場合、異常ありの判定に連続して、またはジョブの完了とともに検査情報を作成し、異常なしの判定がされた場合、制御部による画像の良否判定に係わる動作以外の動作がされていない時期に検査情報を作成させ、
    検査情報が作成されていない場合、操作指示に応じて検査情報を作成させるプログラム。
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