JP7106987B2 - 内燃機関のインテークマニホールド - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のインテークマニホールドに関する。
共鳴効果を利用して所定周波数の騒音を低減するレゾネータが知られている。例えば特許文献1に記載のものでは、車室下方に内燃機関を備える車両において、内燃機関の上方に配設されるエンジンカバーにレゾネータの連通孔を接続するとともに、レゾネータの共鳴室を車室内において左右に配設されるシートの間に設置することにより、エンジンコンパートメント内で発生する特定周波数域の騒音を低減するようにしている。
特開平7-242150号公報
ところで、エンジンコンパートメント内の騒音を低減するために同エンジンコンパートメント内にレゾネータを配設しようとすると、そうしたレゾネータを配設するための空間をエンジンコンパートメント内に用意しなければならない。そのため、レゾネータの配設空間の分だけエンジンコンパートメント内は容積が減少して狭くなってしまう。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、レゾネータの配設に伴うエンジンコンパートメント内の容積減少を抑えることのできる内燃機関のインテークマニホールドを提供することにある。
上記課題を解決する内燃機関のインテークマニホールドは、内燃機関の気筒配列方向に延びるサージタンクと、前記サージタンク内の空気を各気筒に分配する湾曲した分配通路と、前記分配通路の湾曲部位よりも内側の位置に形成された共鳴室と、前記共鳴室の内部を外部に連通させる連通孔とを有している。
同構成によれば、上記共鳴室や上記連通孔を有するレゾネータがインテークマニホールドと一体になっており、エンジンコンパートメント内に配置される内燃機関にこのインテークマニホールドを取り付けることによって、エンジンコンパートメント内にレゾネータが配設される。ここで、同構成では、上記分配通路の湾曲部位よりも内側の位置にレゾネータを設けているため、インテークマニホールドの形状を大型化させることなく当該インテークマニホールドにレゾネータを設けることができる。従って、同構成によれば、レゾネータの配設に伴うエンジンコンパートメント内の容積減少を抑えることができる。
一実施形態におけるインテークマニホールドを備える車両の前部を示す模式図。 同実施形態のインテークマニホールドの正面図。 図2に示す3-3線に沿ったインテークマニホールドの断面図。 図3に示す4-4線に沿ったインテークマニホールドの断面図。
以下、内燃機関のインテークマニホールドの一実施形態について、図1~図4を参照して説明する。なお、本実施形態のインテークマニホールド10は、直列4気筒の内燃機関に組み付けられる樹脂製のインテークマニホールドである。
図1に示すように、車両100の前部に設けられるエンジンコンパートメント110内には、複数の気筒を有する内燃機関1が横置きで搭載される。この内燃機関1の吸気ポートには、当該内燃機関1の各気筒に空気を供給するインテークマニホールド10が組み付けられる。
図2に示すように、インテークマニホールド10には、組み付け対象の内燃機関1の気筒配列方向(図2及び図4に示す矢印L方向)に延びるサージタンク30が設けられている。
気筒配列方向に延びるサージタンク30の長手方向(図2及び図4に示す矢印L方向と同一方向)における一方の端部にはスロットル用フランジ32が設けられており、同スロットル用フランジ32には、サージタンク30に空気を導入する空気導入口33が形成されている(図4参照)。このスロットル用フランジ32には、スロットルバルブを備えたスロットルボディ(図示略)が接続される。
図2及び図3に示すように、インテークマニホールド10には、サージタンク30から分岐した湾曲状の通路であって、サージタンク30内の空気を内燃機関1の各気筒に分配供給する分配通路20が気筒の数だけ設けられている。また、図2に示すように、分配通路20の吸気下流側には、分配通路20を内燃機関1の吸気ポートに接続するためのポート用フランジ21が設けられている。
図3や図4に示すように、分配通路20にあってその湾曲部位よりも内側の位置には、レゾネータ70の共鳴室71が形成されている。より詳細には、サージタンク30と分配通路20との間に形成される空間であって、サージタンク30の下部の壁面39と、湾曲した分配通路20の内周側の壁面24との間に形成される空間が共鳴室71となっている。
この共鳴室71は、サージタンク30の長手方向(図4に示す矢印L方向と同一方向)に延びており、その一端は第1壁部72によって閉塞されている。また、共鳴室71の他端側には、共鳴室71の内部を外部(より詳細にはインテークマニホールド10の外部空間)に連通させる連通孔74を有した第2壁部73が設けられている。
本実施形態では、第1壁部72や第2壁部73が板状の別部材で用意されており、これら第1壁部72及び第2壁部73をインテークマニホールド10に振動溶着などで固定しているが、他の方法で第1壁部72及び第2壁部73をインテークマニホールド10に設けてもよい。例えば、第1壁部72や第2壁部73をインテークマニホールド10に一体形成してもよい。
共鳴室71の内部は上記連通孔74を介してインテークマニホールド10の外部空間、つまりエンジンコンパートメント110内の空間と連通する。エンジンコンパートメント110内で発生する特定周波数の音波が連通孔74を介して共鳴室71に入射すると、入射した音波と同一周波数であって逆位相の共鳴音波が共鳴室71から発生する。そして、この共鳴音波によってエンジンコンパートメント110内で発生する特定周波数の音波の音圧レベルが低減される。
上記第2壁部73の連通孔74は、レゾネータ70の首部として機能する。つまり、第2壁部73の厚さtがレゾネータ70の首部の長さになり、連通孔74の直径Dがレゾネータ70の首部の直径になる。そして、サージタンク30の長手方向における第1壁部72の固定位置を変更すれば共鳴室71の容積Vは変化する。また、サージタンク30の長手方向における第2壁部73の固定位置を変更しても共鳴室71の容積Vは変化する。
本実施形態では、レゾネータ70の共鳴周波数がエンジンコンパートメント110内において低減したい騒音の周波数帯域と合うように、第2壁部73の厚さt、連通孔74の直径D、及び共鳴室71の容積Vはそれぞれ最適化されている。
以上説明した本実施形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)共鳴室71や連通孔74を有するレゾネータ70がインテークマニホールド10と一体になっており、エンジンコンパートメント110内に配置される内燃機関1にこのインテークマニホールド10を取り付けることによって、エンジンコンパートメント110内にレゾネータ70が配設される。
ここで、本実施形態では、上記分配通路20の湾曲部位よりも内側の位置にレゾネータ70を設けているため、インテークマニホールド10の形状を大型化させることなく当該インテークマニホールド10にレゾネータ70を設けることができる。従って、レゾネータ70の配設に伴うエンジンコンパートメント110内の容積減少を抑えることができる。
(2)インテークマニホールド10とレゾネータ70とが一体になっており、エンジンコンパートメント110内に配置される内燃機関1にインテークマニホールド10を組み付けるだけで、エンジンコンパートメント110内へのレゾネータ70の設置が完了する。従って、エンジンコンパートメント110内に別途レゾネータを組み付ける作業は不要になる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・インテークマニホールド10は、直列4気筒の内燃機関に組み付けられるインテークマニホールドであったが、他の気筒配列や気筒数を有する内燃機関のインテークマニホールドでもよい。また、インテークマニホールド10は樹脂製であったが、他の材質でもよい。
1…内燃機関、10…インテークマニホールド、20…分配通路、21…ポート用フランジ、24…壁面、30…サージタンク、32…スロットル用フランジ、33…空気導入口、39…壁面、70…レゾネータ、71…共鳴室、72…第1壁部、73…第2壁部、74…連通孔、100…車両、110…エンジンコンパートメント。

Claims (2)

  1. 車両のエンジンコンパートメント内に位置しており、
    内燃機関の気筒配列方向に延びるサージタンクと、
    前記サージタンク内の空気を各気筒に分配する湾曲した分配通路と、
    前記分配通路の湾曲部位よりも内側の位置に形成された共鳴室と、
    前記共鳴室の内部を、前記エンジンコンパートメント内の空間に連通させる連通孔とを有する
    内燃機関のインテークマニホールド。
  2. 前記共鳴室は、前記サージタンクの壁面と、前記分配通路の内周側の壁面と、で区画された空間である
    請求項1に記載の内燃機関のインテークマニホールド。
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