JP5525276B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気装置に関し、特に防音性を高めるための吸気系のレイアウトに関するものである。
従来、自動車の車室内での静音性を高めて高品質化を促進するために、種々の構造が提案されている。例えば、エンジンルームと車室との間のバルクヘッドに遮音材などを配設したものがあるが、遮音性を高めるためには素材が高価になったり、大量に用いて重量増になったりするという問題がある。また、エンジンからの放射音を低減することは有効であるが、エンジン自体の設計変更には膨大な費用と時間とが掛かってしまうという問題がある。
一方、エンジンの車室側に吸気装置が配置されているものがあり、その場合には、吸気装置が遮音壁の代わりになり得ることが期待できる(例えば特許文献1参照)。
特開2003−161155号公報
上記特許文献1のものでは、エンジンの側方に吸気マニホールドが配置され、吸気マニホールドの上方にエアクリーナが配置されており、それらにより遮音が期待される。しかしながら、特許文献1のものでは、スロットルを挟んで二分されて気筒列方向に並べられた複数の分岐管の上方を覆う広さのエアクリーナが配置されている。したがって、エアクリーナの上面は広い面となり、その広い面から音が放出されてしまう、という問題がある。
このような課題を解決して、防音材などを用いることなくエンジンの車室側への防音性を高めることができるために、本発明に於いては、エアクリーナ(8)の上流側に接続された第1吸気管(4)と、前記エアクリーナ(8)の下流側とスロットル(12)とを接続する第2吸気管(11)と、前記スロットル(12)の下流側に接続された吸気チャンバ(13)と、前記吸気チャンバ(13)の下流側とエンジン(1)の各気筒(CL)とを接続すると共に気筒列方向に前記第2吸気管(11)によって、第1の分岐管(6a)と第2の分岐管(6b)とに分けるように、前記第2吸気管(11)を挟んで配置された複数の分岐管(6)と、前記第1吸気管(4)または前記第2吸気管(11)に接続されたレゾネータ(9a)とを有し、前記エアクリーナ(8)は、前記第2吸気管(11)の一方の側かつ前記第1の分岐管(6a)の上方に配置され、前記レゾネータ(9a)は、前記第2吸気管(11)の他方の側かつ前記第2の分岐管(6b)の上方に配置されているものとした。これによれば、複数の分岐管の上方にエアクリーナおよびレゾネータを配置したことから、分岐管の上方に放射される放射音を低減することができる。
特に、前記複数の分岐管(6)は前記エンジン(1)の車室側に配置されていると良く、これによれば、分岐管がエンジンの車室側に配置されている後方吸気のエンジンの場合に、シリンダブロックからの放射音や機関弁の動作音が車室側へ伝わることを抑制し得る。また、前記エンジン(1)が車両の幅方向に延在する横置きに配置され、前記第1吸気管(4)は、前記エンジン(1)の気筒列方向一端側にて前記車両の前後方向に延在する管上流部分(4a)を備え、前記レゾネータ(9a)とは別に、前記管上流部分(4a)に連通しかつ前記管上流部分(4a)の下方に配置された上流レゾネータ(9c・9d)をさらに有すると良く、これによれば、複数のレゾネータをコンパクトに配置することができ、省スペースかつ高いNV低減効果が得られる。また、前記エアクリーナ(8)と前記レゾネータ(9a)とは同一の基材(5a・5b)の上に配設されていると良く、これによれば、エアクリーナとレゾネータとが同一の基材により一体化されるため、基材の剛性が上がり、放射音低減効果が大となる。
また、前記複数の分岐管(6)のそれぞれの下流に各燃料噴射弁(14)が配設され、前記各燃料噴射弁(14)に燃料を供給する燃料配管(15)が前記複数の分岐管(6)の上方で気筒列方向に延在し、前記エアクリーナ(8)と前記レゾネータ(9a)とが、前記燃料配管(15)を上方から覆うように配置されていると良く、これによれば、燃料配管からの放射音をも低減することができる。さらに、前記エアクリーナ(8)と前記レゾネータ(9a)とが、前記燃料配管(15)の車室(2)側を覆うように配置されていると良く、これによれば、燃料配管からの車室側へ向かう放射音を低減することができる。
また、前記第1吸気管(4)は前記第2分岐管(11)の上方に位置する管下流部分(4b)を備え、前記レゾネータ(9a)が、前記管下流部分(4b)の上方に配置されていると良く、これによれば、第2分岐管の上方に、第1吸気管の管下流部分とレゾネータとが積層状態に配置されることにより第2分岐管からの放射音の抑制効果をより一層大とすることができる。さらに、前記レゾネータ(9a)が、前記管下流部分(4b)の車室側を覆うように配置されていると良く、これによれば、管下流部分からの車室側へ向かう放射音をさらに抑制することができる。また、前記レゾネータ(9a)とは別に、前記第2吸気管(11)と連通しかつ前記エアクリーナ(8)の車室側に配置されたサブレゾネータ(9f)をさらに有すると良く、これによれば、エアクリーナとサブレゾネータとの積層構造により、第1分岐管からの車室側へ向かう放射音をさらに抑制することができる。
また、前記レゾネータ(9a)とは別に、前記第2吸気管(11)と連通しかつ前記レゾネータ(9a)の車室側に配置されたサブレゾネータ(9f)をさらに有すると良い。これによれば、レゾネータを積層構造とすることができ、レゾネータによる音抑制効果をより一層大きくすることができる。
このように本発明によれば、吸気分岐管からの放射音を、別個の遮音材などを用いることなく、吸気系構造に用いられるエアクリーナやレゾネータの配置を適切化することにより抑制することができる。さらに、燃料配管や機関弁等から発せられる音の抑制も可能である。
本発明が適用された自動車のエンジンの要部を示す平面図である。 エンジンの気筒列方向の一端側から見た要部正面図である。 (a)は図1の矢印III線から見たエアケースの全体図であり、(b)は(a)の矢印IIIb線から見た上面図である。 吸気の流れを示す模式的吸気経路図である。 吸気分岐管を示す上面図である。 (a)は第2の実施形態示すエンジンの要部の平面図であり、(b)は(a)の矢印VIb線から見た図である。 (a)は第2の実施形態におけるエアケースのカバーを外して見た平面図であり、(b)は(a)の矢印VIIb線から見たエアケース全体の側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用された自動車のエンジンの要部を示す平面図である。なお、図において上側を車両前側とし、下側を車室側(車両後側)とする。
図1において、エンジン1は、車室2の車両前側に設けられているエンジンルーム3内に車両の前後方向に対してクランク軸が直交する横置きに設けられている。エンジン1のクランク軸方向すなわち気筒(CL)列方向の一端側(図1の右側)には、車両の前後方向に沿うように第1吸気管4が延在している。
第1吸気管4は、図2に併せて示されるように、エンジン1のヘッドカバー1aの上面とほぼ同じ高さ位置に上縁部分が位置すると共に、エンジン1の気筒列方向端面に沿うように設けられ、図示されないブラケットを介してエンジン1に組み付けられている。なお、以下に示す吸気系の各部品についてもブラケットを介して、または直接的にエンジン1の外面にボルト等により組み付けられていて良く、その組み付けの説明は省略する。
エンジン1の車室側には、第1吸気管4の下流端が結合されたエアケース5が配置されている。エアケース5は、例えば合成樹脂材をインジェクション成形して形成され、図3に併せて示されるように、エンジン1の各吸気ポート(図示省略)に連通する複数の分岐管6の上方に配置されており、平面視(図1参照)で複数の吸気分岐管6のほぼ全域を覆っている。エアケース5は、その下部となるロアケース5aと、中間部となるミドルケース5bと、上部となるエアクリーナカバー5c及びレゾネータカバー5dとにより構成されている。
ここで、図4に示される模式的吸気経路図を参照して、吸気の流れ及び吸気系の各部品の相対的位置関係を説明する。基材としてのロアケース5a及びミドルケース5bにより、第1吸気管4の管下流部分4bが形成されている。管下流部分4bの上流側の一部がレゾネータカバー5dにより形成された第1レゾネータ9aと連通している。
ミドルケース5bにおける管下流部分4bの下流端となる部分にはエアクリーナ8が収容されており、管下流部分4b内を流入してくる吸気はエアクリーナ8を介してエアクリーナカバー5c内に流れるようになっている。なお、エアクリーナカバー5cにより、エアクリーナ8の下流側の吸気通路を含むクリーナ下流側室9bが形成されている。
エアクリーナ8の下流側であるクリーナ下流側室9bの吸気出口には第2吸気管11が接続されている。クリーナ下流側室9bは、エンジン1の高さ方向でヘッドカバー1aよりも高く形成されており、第2吸気管11はクリーナ下流側室9bとの接続部分から下方に曲げられかつ延出されている。
第2吸気管11の下方に延びる部分の下流側にはスロットル12が設けられており、第2吸気管11の下流端は吸気チャンバ13に接続されている。吸気チャンバ13は、エンジン1の気筒列方向に延在する扁平な横長の箱形状に形成されており、エンジン1のシリンダブロックの側方となる位置に配置されている。その吸気チャンバ13の中央部分に第2吸気管11の下流端(スロットル12の下流側)が接続されており、吸気チャンバ13から複数の分岐管として図示例では4本の分岐管6が延出している。各分岐管6は、吸気チャンバ13からエンジン1に対して遠ざかりかつ上方に湾曲してエンジン1の各吸気ポートに至るように曲成されている。
また、複数の分岐管6は、エンジン1の気筒列方向で、第2吸気管11を挟んで半数ずつ分けられており、第2吸気管11の一方の側に図示例では2本からなる第1分岐管6aが配置され、第2吸気管11の他方の側に図示例では2本からなる第2分岐管6bが配置されている。上記したように、第1分岐管6aの上方にはエアクリーナ8が平面視で第1分岐管6aの全体を覆うように配置され、第2分岐管6bの上方には第1レゾネータ9aが平面視で第2分岐管6bの全体を覆うように配置されている。
これにより、第1分岐管6aから上方への放射音をエアクリーナ8により遮ることができ、第2分岐管6bから上方への放射音を第1レゾネータ9aにより遮ることができるため、分岐管6からの放射音を低減することができる。したがって、例えば車室2とエンジンルーム3との間のバルクヘッドに設ける防音材を低減することができ、静音化のためのコスト高を抑制し得ると共に、自動車としての軽量化も達成できる。
また、上記したように分岐管6と吸気チャンバ13とがエンジン1に対して車室2側に配置され、それぞれエンジン1の気筒列方向長さに近い長さで存在する形状に形成されている。これにより、エンジン1の車室2側の面からの放射音が遮られるため、エンジン1のシリンダブロックからの放射音や機関弁の動作音が車室側へ伝わる大きさが低減される。
また、上記したようにエンジン1は気筒列方向を車幅方向に向けた横置きにされ、そのエンジン1の気筒列方向一端側に第1吸気管4の管上流部分4aが車両の前後方向に延在するように配置されている。その管上流部分4aの下方には、管上流部分4aの任意の各位置でそれぞれ連通する上流レゾネータ9c・9dが配置されている(図2参照)。尚、図示例では上流レゾネータ9c・9dを2つとしたが、いずれか1つであっても良い。これにより、複数のレゾネータ9a・9c・9dをコンパクトに配置することができ、また、車室側に吸気ポートを備えるエンジン1において車両前方から吸気するために第1吸気管4を上記したように配置した場合に、その下方の空きスペースを好適に利用して上流レゾネータ9c・9dを配置することができ、省スペースかつ高いNV(振動騒音)低減効果が得られる。
また、上記したロアケース5a及びミドルケース5bの合わせ部分は例えばインジェクション成形後に振動溶着されている。これにより、エンジン1の気筒列方向長さのほぼ全長に亘って延在する長さを有するエアケース5の基材としてのロアケース5a及びミドルケース5bは高い剛性を有する一体物として形成されており、その上にエアクリーナカバー5cとレゾネータカバー5dとが設けられている。したがって、図示例のようにエアクリーナカバー5cとレゾネータカバー5dとが離れていても、エアケース5の全体としての高い剛性が得られ、放射音低減効果が大となる。なお、エアクリーナカバー5cはエアクリーナ(エレメント)8の交換のため着脱自在な構造にするが、レゾネータカバー5dは上記と同様に振動溶着されていて良い。
また、図2及び図5に示されるように、各分岐管6の吸気ポート近傍にはそれぞれ燃料噴射弁14が設けられており、各燃料噴射弁14には燃料を供給するための燃料配管15が接続されている。燃料配管15は、燃料噴射弁14が分岐管6の上側に取り付けられていることにより、複数の分岐管6の上方にてエンジン1の気筒列方向に延在し、かつエアケース5により上方を覆われている。これにより、燃料配管15や燃料噴射弁14から上方に放射される放射音をも低減することができる。
また、エアケース5(ロアケース5a及びミドルケース5b)のエアクリーナ8(クリーナ下流側室9b)と第1レゾネータ9aとに対応する部分が燃料配管15及び各燃料噴射弁14の車室2側を覆うように設けられている。これにより、燃料配管15や燃料噴射弁14からの放射音が車室2に伝達されるのを遮ることができ、燃料配管15や燃料噴射弁14から車室2側へ向かう放射音を低減することができ、上記上方への放射音の抑制効果と併せて、車室2へ伝達される放射音をより一層抑制し得る。
また、第1吸気管4の管下流部分4bは、図示例ではエアケース5の一部(5a・5b)を用いて形成されており、第2分岐管6bの上方に位置している。そして、第1レゾネータ9aが管下流部分4bの上方に位置しており、管下流部分4bと第1レゾネータ9aとが第2分岐管6bの上方に積層状態に配置されていることになり、第2分岐管6bからの放射音の抑制効果をより一層大とすることができる。
また、管下流部分4bを形成するエアケース5の一部(5a・5b)により、第1レゾネータ9aの下方延長室9eが、エアケース5を車両の後方側から見た車両前後方向視で管下流部分4bを跨ぐ(換言すれば覆う)ように形成されている。これら第1レゾネータ9aと下方延長室9eとは相互に連通して1つの共鳴空間を形成している。そして、管下流部分4bの車室2側に位置する下方延長室9eにより、管下流部分4bの車室2側が覆われるようになり、これにより、管下流部分4bからの車室2側へ向かう放射音をさらに抑制することができる。なお、上記図示例では第1レゾネータ9aを第1吸気管4に接続したが、第2吸気管11に接続しても良い。この場合でも上記と同様のレイアウトとすることができ、同様の作用効果を奏し得る。
また、エアクリーナ8の車室2側には、ロアケース5aの成形時に一体成形されたサブレゾネータ9fが設けられている。サブレゾネータ9fは第2吸気管11のスロットル1の上流側と連通している。このようにして設けられたサブレゾネータ9fは、第1分岐管6aに対しては車室側にエアクリーナ8と積層構造になり、第1分岐管6aからの車室2側へ向かう放射音をさらに抑制することができる。
本実施形態では、第1レゾネータ9aが複数のレゾネータ(9a・9c〜9f)のうち、最も容積の大きいものに設定されており、その第1レゾネータ9aは吸気開口端からスロットル12に至るまでの吸気通路長(すなわち第1吸気管4の上流端から第2吸気管11の下流端に至るまでの距離)の略中間位置に配設される。低音域の消音効果を高めるためには通常レゾネータ(9a)の容積を大きくする必要があるが、吸気開口端からスロットル12に至るまでの吸気通路長の略中間位置に第1レゾネータ9aが配置されることで、その第1レゾネータ9aの消音効果が向上して結果的に第1レゾネータ9aの容積を小さく設定することができている。これにより、吸気系全体をコンパクト化かつ軽量化し得る。
次に、図6及び図7を参照して本発明が適用された第2の実施形態について説明する。なお、上記と同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。平面図を示す図6(a)に示されるように、上記第1の実施形態と同じく横置きエンジン1において、その気筒列方向一端側にて第1吸気管4が車両前後方向に延在し、上記エアケース5に対応するエアケース15がエンジン1の車室側に配置されている。
図6(a)の矢印VIb線から見た側面図を示す図6(b)に併せて示されるように、エアケース15は、複数の分岐管6の上方にてエンジン1の気筒列方向長さのほぼ全長に亘って延在するように配置された本体ケース15aと、本体ケース15aの上側にて第1分岐管6aの上方に配置されたレゾネータカバー15bと、本体ケース15aの上側にて第2分岐管6bの上方に配置されたエアクリーナカバー15cとにより構成されている。
次に、エアケース15の内部について、レゾネータカバー15bとエアクリーナカバー15cとを外して本体ケース15aの内部を示す平面図である図7(a)、及び図7(a)の矢印VIIb線から見たエアケース15の側断面図を参照して説明する。本体ケース15aには、第1吸気管4と連通しかつ本体ケース15aの延在方向(気筒列方向)に延在する連通管路16が形成されている。
連通管1の第1吸気管4接続側とは相反する開口側には、本体ケース15aの一部と上記レゾネータカバー15bとにより形成された上流側レゾネータとしての第1レゾネータ9aが形成されている。連通管路16の中間部の上側には上記したエアクリーナカバー15cが着脱自在な構造で取り付けられており、連通管路16とエアクリーナカバー15c内とを連通するべく本体ケース15aに形成された開口部分にエアクリーナ8が収容されている。
エアクリーナカバー15cに第2吸気管11が接続されており、その第2吸気管11の下流側では上記と同様の部品レイアウトであり、本体ケース15aの第1レゾネータ9aの車室側には、本体ケース15aの成形時に一体成形された下流側レゾネータとしてのサブレゾネータ9fが設けられている。
この第2の実施形態は、上記第1の実施の形態に対して、エアクリーナ8と第1レゾネータ9aとの側面視における左右勝手違いであり、そのようにしても上記と同様の作用効果が得られる。そして、サブレゾネータ9fは図7(a)の二点鎖線で示されるように、第1レゾネータ9aとサブレゾネータ9fとがエンジン1の車室2側に対して積層構造となる大きさに形成されており、この積層構造のレゾネータ9a・9fにより、音抑制効果がより一層大きくなる。
また、上記各実施の形態では複数のレゾネータを設け、エアクリーナ8と共に複数の分岐管6の上方、また車室2側を覆うようにしたレゾネータを第1レゾネータ9aとして説明したが、第1は区別のために付けたものであり、吸気管に対する接続順序を限定するものではない。
1 エンジン
4 第1吸気管、4a 管上流部分、4b 管下流部分
5a ロアケース(基材)、5b ミドルケース(基材)
6 分岐管、6a 第1の分岐管、6b 第2の分岐管
8 エアクリーナ
9a レゾネータ(上流側レゾネータ)
9c・9d 上流レゾネータ
9f サブレゾネータ(下流側レゾネータ)
11 第2吸気管
12 スロットル
13 吸気チャンバ
14 燃料噴射弁
15 燃料配管

Claims (10)

  1. エアクリーナの上流側に接続された第1吸気管と、前記エアクリーナの下流側とスロットルとを接続する第2吸気管と、前記スロットルの下流側に接続された吸気チャンバと、前記吸気チャンバの下流側とエンジンの各気筒とを接続すると共に気筒列方向に前記第2吸気管によって、第1の分岐管と第2の分岐管とに分けるように、前記第2吸気管を挟んで配置された複数の分岐管と、前記第1吸気管または前記第2吸気管に接続されたレゾネータとを有し、
    前記エアクリーナは、前記第2吸気管の一方の側かつ前記第1の分岐管の上方に配置され、
    前記レゾネータは、前記第2吸気管の他方の側かつ前記第2の分岐管の上方に配置されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 記複数の分岐管は前記エンジンの車室側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 前記エンジンが車両の幅方向に延在する横置きに配置され、
    前記第1吸気管は、前記エンジンの気筒列方向一端側にて前記車両の前後方向に延在する管上流部分を備え、
    前記レゾネータとは別に、前記管上流部分に連通しかつ前記管上流部分の下方に配置された上流レゾネータをさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 前記エアクリーナと前記レゾネータとは同一の基材の上に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 前記複数の分岐管のそれぞれの下流に各燃料噴射弁が配設され、
    前記各燃料噴射弁に燃料を供給する燃料配管が前記複数の分岐管の上方で気筒列方向に延在し、
    前記エアクリーナと前記レゾネータとが、前記燃料配管を上方から覆うように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の内燃機関の吸気装置。
  6. 前記エアクリーナと前記レゾネータとが、前記燃料配管の車室側を覆うように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の吸気装置。
  7. 前記第1吸気管は前記第2の分岐管の上方に位置する管下流部分を備え、
    前記レゾネータが、前記管下流部分の上方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の内燃機関の吸気装置。
  8. 前記レゾネータが、前記管下流部分の車室側を覆うように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の内燃機関の吸気装置。
  9. 前記レゾネータとは別に、前記第2吸気管と連通しかつ前記エアクリーナの車室側に配置されたサブレゾネータをさらに有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の内燃機関の吸気装置。
  10. 前記レゾネータとは別に、前記第2吸気管と連通しかつ前記レゾネータの車室側に配置されたサブレゾネータをさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の内燃機関の吸気装置。
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