JP7093923B2 - 電動機 - Google Patents
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Description
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
回転軸に支持されて、複数のティースに対して径方向に配置され、かつ円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
回転軸の第1軸線が第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
複数の相コイルに第1交流電流を流して複数の磁極との間でロータに第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
電流制御部は、複数の相コイルのうちいずれかコイルに第2交流電流を流して複数の磁極との間で回転軸の第1軸線を第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに複数の相コイルは、複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
複数のティースのそれぞれには、複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
複数の磁極の個数は、10であり、
複数のティースの個数は、12であり、
複数の相コイルの個数は、4であり、
複数の相コイルのうち、第1の相コイルが複数のティースのうち円周方向にて隣り合う3つのティースに巻かれることにより3つの巻線部を形成し、かつ3つの巻線部のうち円周方向にて隣り合う任意の2つの巻線部は、第1の相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、
複数の相コイルのうち第1の相コイル以外の第2の相コイルが、複数のティースのうち円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ2つの巻線部は、第2の相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに第2の相コイルが、2つのティースから円周方向にて3つのティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している。
本実施形態の電動機10は、図1、図2、および図3に示すように、回転軸30、センターピース31、軸受け32、抑え部33、永久磁石34a、34b、ステータ35、ロータ36、およびホールセンサ37a、37b、37c、37dを備える。
制御回路72がトランジスタSW1、SW2・・SW10を制御して共通接続端子T1、T2、T3、T4、T5および相コイル50A、50B、50C、50Dの間に流れる交流電流をコイル毎に制御する。このため、係数K1、K2、K3、K4が制御されることにより、軸支持力Fの大きさ、および方向を制御することができる。
ホールセンサ37dの出力信号Hdの理論値とは、軸線Tに回転軸30の軸線Taが一致した状態で回転軸30が回転した際のホールセンサ37dの出力信号Hdである。
相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっている。
「0.911」とは、「(a)、(b)の場合において「これら3つの巻線部に発生する誘起電圧のベクトルを合成した値」と「理想値」との比を示している。
上記第1実施形態では、上記(b)を構成するために2つのティース54d、54eにB相コイル50Bが巻かれて巻線部56d、56eを構成する例について説明した。しかし、これに代えて、上記(b)を構成するために2つのティース54k、54lにB相コイル50Bが巻かれて巻線部56k、56lを構成する本第2実施形態について図22を参照して説明する。
上記第1実施形態では、(a)(b)の組み合わせによってステータ35を構成した例について説明したが、これに代えて、(b)によってステータ35を構成した本第3実施形態について図23を参照して説明する。
上記第3実施形態では、上記(b)を構成するために2つのティース54e、54fにD相コイル50Dが巻かれて巻線部56e、56fを構成する例について説明した。しかし、これに代えて、上記(b)を構成するために2つのティース54i、54jにD相コイル50Dが巻かれて巻線部56i、56jを構成する本第4実施形態について図24を参照して説明する。
上記第1実施形態では、(a)(b)の組み合わせによってステータ35を構成した例について説明したが、これに代えて、(b)(c)の組み合わせによってステータ35を構成した本第5実施形態について図25を参照して説明する。
上記第5実施形態では、上記(c)を構成する2つのティース54g、54hにD相コイル50Dが巻かれて巻線部56g、56hを構成する例について説明した。しかし、これに代えて、上記(c)を構成する2つのティース54h、54iにD相コイル50Dが巻かれて巻線部56h、56iを構成する本第6実施形態について図26を参照して説明する。
が巻かれる方向が逆方向になっている。
上記第1実施形態では、(a)(b)の組み合わせによってステータ35を構成した例について説明したが、これに代えて、(c)によってステータ35を構成した本第7実施形態について図27を参照して説明する。
(1)上記第1~6実施形態では、相コイルとして、4相コイル50A~50Dを用いた例について説明したが、これに代えて、相コイルとして、5相以上の相コイルを用いてもよい。
(まとめ)
上記第1~6実施形態、および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、電動機は、回転軸、ステータ、およびロータを備える。回転軸は、第1軸線に沿って延びるように形成されている。
第1ティース、第2ティース、および第9ティースのそれぞれに、A相コイルが巻かれている。第7ティース、第8ティース、および第3ティースのそれぞれに、B相コイルが巻かれている。第4ティース、第11ティース、および第12ティースのそれぞれに、C相コイルが巻かれている。第5ティース、第6ティース、および第10ティースのそれぞれに、D相コイルが巻かれている。
第7ティース、第8ティース、および第3ティースのそれぞれに、B相コイルが巻かれている。第4ティース、第11ティース、および第12ティースのそれぞれに、C相コイルが巻かれている。第5ティース、第9ティース、および第10ティースのそれぞれに、D相コイルが巻かれている。
30 回転軸
35 ステータ
36 ロータ
50A A相コイル
50B B相コイル
50C C相コイル
50D D相コイル
54a、54b・・・・54k、54l ティース
Claims (13)
- 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルのうち、第1の相コイルが前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う3つのティースに巻かれることにより3つの巻線部を形成し、かつ前記3つの巻線部のうち前記円周方向にて隣り合う任意の2つの巻線部は、前記第1の相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、
前記複数の相コイルのうち前記第1の相コイル以外の第2の相コイルが、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記第2の相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記第2の相コイルが、前記2つのティースから前記円周方向にて3つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルのうち2つの相コイル(50A、50D)が、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う3つのティースに巻かれることにより3つの巻線部を相コイル毎に形成し、かつ前記3つの巻線部のうち前記円周方向にて隣り合う任意の2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記2つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、
前記複数の相コイルのうち前記2つの相コイル以外の2つの相コイル(50B、50C)が、前記相コイル毎に、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記残りの2つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記残りの2つの相コイルが、前記相コイル毎に、前記2つのティースから前記円周方向にて3つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルが、前記相コイル毎に、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記残りの2つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、
さらに前記複数の相コイルが、前記相コイル毎に、前記2つのティースから前記円周方向にて3つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 前記複数のティースのうち所定のティースから円周方向に並べられている複数のティースを第1ティース、第2ティース、第3ティース、第4ティース、第5ティース、第6ティース、第7ティース、第8ティース、第9ティース、第10ティース、第11ティース、第12ティースとし、
前記複数の相コイルが、A相コイル、B相コイル、C相コイル、およびD相コイルを備えており、
前記A相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記D相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記B相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記A相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記C相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記B相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記D相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記C相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、 前記第1ティース、前記第2ティース、および前記第9ティースのそれぞれに、前記A相コイルが巻かれており、 前記第7ティース、前記第8ティース、および前記第3ティースのそれぞれに、前記B相コイルが巻かれており、 前記第4ティース、前記第11ティース、および前記第12ティースのそれぞれに、前記C相コイルが巻かれており、 前記第5ティース、前記第6ティース、および前記第10ティースのそれぞれに、前記D相コイルが巻かれている請求項3に記載の電動機。 - 前記複数のティースのうち所定のティースから円周方向に並べられている複数のティースを第1ティース、第2ティース、第3ティース、第4ティース、第5ティース、第6ティース、第7ティース、第8ティース、第9ティース、第10ティース、第11ティース、第12ティースとし、
前記複数の相コイルが、A相コイル、B相コイル、C相コイル、およびD相コイルを備えており、
前記A相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記D相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記B相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記A相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記C相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記B相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記D相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記C相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、 前記第1ティース、前記第2ティース、および前記第6ティースのそれぞれに、前記A相コイルが巻かれており、 前記第7ティース、前記第8ティース、および前記第3ティースのそれぞれに、前記B相コイルが巻かれており、 前記第4ティース、前記第11ティース、および前記第12ティースのそれぞれに、前記C相コイルが巻かれており、 前記第5ティース、前記第9ティース、および前記第10ティースのそれぞれに、前記D相コイルが巻かれている請求項3に記載の電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルのうち、第1の相コイルが、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースのそれぞれに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記第1の相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記2つのティースから前記円周方向にて3つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに前記第1のコイルが巻かれることにより1つの巻線部を形成し、
前記複数の相コイルのうち前記第1のコイル以外の第2の相コイルは、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記第2の相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記第2の相コイルは、前記2つのティースから前記円周方向にて2つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルのうち1つの相コイル(50C)が、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースのそれぞれに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記1つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記2つのティースから前記円周方向にて3つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに前記1つの相コイルが巻かれることにより1つの巻線部を形成し、
前記複数の相コイルのうち前記1つの相コイル以外の3つの相コイル(50A、50B、50D)は、相コイル毎に、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記3つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記3つの相コイルは、前記相コイル毎に、前記2つのティースから前記円周方向にて2つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルのうち2つの相コイル(50A、50C)が、相コイル毎に、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースのそれぞれに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記2つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記2つのティースから前記円周方向にて3つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに前記2つの相コイルが巻かれることにより1つの巻線部を前記相コイル毎に形成し、
前記複数の相コイルのうち前記2つの相コイル以外の2つの相コイル(50B、50D)は、相コイル毎に、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記2つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記2つの相コイルは、前記相コイル毎に、前記2つのティースから前記円周方向にて2つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記複数の磁極の個数は、10であり、
前記複数のティースの個数は、12であり、
前記複数の相コイルの個数は、4であり、
前記複数の相コイルは、相コイル毎に、前記複数のティースのうち前記円周方向にて隣り合う2つのティースに巻かれることにより2つの巻線部を形成し、かつ前記2つの巻線部は、前記相コイル毎に、前記2つの相コイルが巻かれる方向が互いに逆方向になっており、さらに前記2つの相コイルは、前記相コイル毎に、前記2つのティースから前記円周方向にて2つの前記ティースを空けて配置されている1つのティースに巻かれることにより1つの巻線部を形成している電動機。 - 前記複数のティースのうち所定のティースから円周方向に並べられている複数のティースを第1ティース、第2ティース、第3ティース、第4ティース、第5ティース、第6ティース、第7ティース、第8ティース、第9ティース、第10ティース、第11ティース、第12ティースとし、
前記複数の相コイルが、A相コイル、B相コイル、C相コイル、およびD相コイルを備えており、
前記A相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記D相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記B相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記A相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記C相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記B相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、
前記D相コイルに流れる前記第1交流電流は、前記C相コイルに流れる前記第1交流電流よりも位相が遅れており、 前記第1ティース、前記第2ティース、および前記第5ティースのそれぞれに、前記A相コイルが巻かれており、 前記第3ティース、前記第4ティース、および前記第7ティースのそれぞれに、前記B相コイルが巻かれており、 前記第6ティース、前記第9ティース、および前記第10ティースのそれぞれに、前記C相コイルが巻かれており、 前記第8ティース、前記第11ティース、および前記第12ティースのそれぞれに、前記D相コイルが巻かれている請求項9に記載の電動機。 - 前記電流制御部は、
前記4つの相コイルに流れる交流電流を独立して制御するインバータ回路(71)と、
前記インバータ回路を制御して、前記第2交流電流の周波数を前記第1交流電流の周波数と異なる周波数とし、かつ前記第1交流電流と前記第2交流電流とを互いに独立して制御する制御回路(72)と、
を備える請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電動機。 - 前記電流制御部が前記複数の相コイルに前記第1交流電流を流して前記回転軸を1回転させるのに要する時間をTNとし、TNを5で割り算した値をTAとしたとき、前記第1交流電流は、1/TAを周波数とする交流電流であり、
TNを4で割り算した値をTBとしたとき、前記第2交流電流は、1/TBを周波数とする交流電流である請求項1ないし11のいずれか1つに記載の電動機。 - 第1軸線(Ta)に沿って延びる回転軸(30)と、
第2軸線(T)を中心とする径方向に突起し、かつ前記第2軸線を中心とする円周方向に並べられている複数のティース(54a・・・54l)を備えるステータコア(52)と、前記複数のティースに巻かれている複数の相コイル(50A~50D)とを備えるステータ(35)と、
前記回転軸に支持されて、前記複数のティースに対して前記径方向に配置され、かつ前記円周方向に並べられている複数の磁極を形成するロータ(36)と、を備え、
前記回転軸の前記第1軸線が前記第2軸線から傾くことが可能に構成されている電動機であって、
前記複数の相コイルに第1交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記ロータに前記第2軸線を中心として回転させる回転力としての電磁力を発生させる電流制御部(70)を備え、
前記電流制御部は、前記複数の相コイルに第2交流電流を流して前記複数の磁極との間で前記回転軸の前記第1軸線を前記第2軸線に近づける電磁力としての軸支持力を発生させ、
前記複数の相コイルは、4つ以上の相コイルであり、
さらに前記複数の相コイルは、前記複数のティースに対して集中巻にて巻かれており、
前記複数のティースのそれぞれには、前記複数の相コイルのうち対応する1つの相コイルのみが巻かれており、
前記電流制御部が前記複数の相コイルに前記第1交流電流を流して前記回転軸を1回転させるのに要する時間をTNとし、TNを5で割り算した値をTAとしたとき、前記第1交流電流は、1/TAを周波数とする交流電流であり、
TNを4で割り算した値をTBとしたとき、前記第2交流電流は、1/TBを周波数とする交流電流である電動機。
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