JP2012216305A - ランプ装置および照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の実施形態は、照明光を放射する発光体の熱が放熱されるとともに光取出し効率が向上されるランプ装置およびこのランプ装置を用いた照明器具を提供する。
【解決手段】
ランプ装置1は、一端側16aに開口部19および他端側16bに平板部20を有する筒状の筐体16と、平板部20の中央部に外方に突出形成された筒状の突出体17と、突出体17の内側の平板部20に形成された挿通部18とを有する装置本体4と、放射光が挿通部18を通過して開口部19から出射するように突出体17内に配設された発光体2と、発光体2に正対するように装置本体4内に配設され、発光体2からの放射光を開口部19側に集光させるレンズ3と、装置本体4の平板部20の内側であって挿通部18周りに配設され、発光体2に電力を供給する点灯装置5と、装置本体4の開口部19に配設された透光性のカバー6とを具備している。
【選択図】図3
本発明の実施形態は、照明光を放射する発光体の熱が放熱されるとともに光取出し効率が向上されるランプ装置およびこのランプ装置を用いた照明器具を提供する。
【解決手段】
ランプ装置1は、一端側16aに開口部19および他端側16bに平板部20を有する筒状の筐体16と、平板部20の中央部に外方に突出形成された筒状の突出体17と、突出体17の内側の平板部20に形成された挿通部18とを有する装置本体4と、放射光が挿通部18を通過して開口部19から出射するように突出体17内に配設された発光体2と、発光体2に正対するように装置本体4内に配設され、発光体2からの放射光を開口部19側に集光させるレンズ3と、装置本体4の平板部20の内側であって挿通部18周りに配設され、発光体2に電力を供給する点灯装置5と、装置本体4の開口部19に配設された透光性のカバー6とを具備している。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、発光体の放射光が制御されるランプ装置およびこのランプ装置を用いた照明器具に関する。
従来、フラット形のランプ装置として、GX53形の口金を用いたランプ装置が提供されている。そして、ランプ装置には、ランプ装置から出射される光を制光体によって狭角配光にし、ダウンライトやスポットライトに適した配光としているものがある(例えば特許文献1参照。)。この従来技術のランプ装置は、一対のランプピンが設けられた環状の当接面およびこの当接面の中央側から一面側に突出した突出部を有し、この突出部の頂部側内壁面にLEDが実装されたモジュール基板が配置され、少なくとも他面側からLEDの光が出射する扁平なランプ装置本体(筐体)を備えていて、円筒状の反射面部を有する制光体がランプ装置本体に対して他面側方向に配設されている。
すなわち、モジュール基板は、LEDがランプ装置の中心に位置するように、基板の接触面が前記突出部の頂部側内壁面に面接触して熱的に接触した状態に固定されている。これにより、LEDが発生する熱を突出部から照明器具の器具本体に熱伝導させて放熱している。そして、LEDを点灯する点灯装置は、ランプ装置本体と制光体の反射面部の外周面との間の環状の空間部分に収納配置されている。
モジュール基板が突出部の頂部側内壁面に配置されていると、LEDの放射光の一部が制光体で反射を繰り返した場合、反射光が減衰し、光の取出し効率が低下するという欠点を有する。
本発明の実施形態は、照明光を放射する発光体の熱が放熱されるとともに光取出し効率が向上されるランプ装置およびこのランプ装置を用いた照明器具を提供することを目的とする。
実施形態のランプ装置は、装置本体、発光体、レンズ、点灯装置および透光性のカバーを具備して構成される。
装置本体は、筐体、突出体および挿通部を有して形成される。筐体は、一端側に開口部および他端側に平板部を有する筒状に形成される。突出体は、平板部の中央部に外方に突出形成された筒状に形成される。挿通部は、突出体の内側の平板部に形成される。
発光体は、その放射光が装置本体の挿通部を通過して開口部から出射するように突出体内に配設される。
レンズは、発光体に正対するように装置本体内に配設されていて、発光体からの放射光を装置本体の開口部側に集光させるように形成される。
点灯装置は、装置本体の平板部の内側であって挿通部周りに配設されていて、発光体に電力を供給するように形成される。
透光性のカバーは、装置本体の開口部に配設される。
本発明の実施形態によれば、発光体からの放射光がレンズにより装置本体の開口部側に集光されるので、放射光が装置本体の開口部から直接出射する割合を大きくすることができ、仮に制光体を設けたとしても放射光の減衰に伴う損失を少なくできて、これにより、光の取出し効率が向上することが期待できる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態のランプ装置1は、図1ないし図3に示すように構成される。図3において、ランプ装置1は、発光体2、レンズ3、装置本体4、点灯装置5およびカバー6を備えている。
発光体2は、平板状の基板7、この基板7の一面7aに複数個が設けられたLEDベアチップ8およびLEDベアチップ8を覆う封止樹脂9を有して形成されている。基板7は、例えばアルミニウム(Al)板からなり、略長方形状に形成されて、一面7aに図示しない絶縁層を介してLEDベアチップ8を実装し、図示しない配線パターンを形成している。LEDベアチップ8は、配線パターンにより直列接続されている。また、基板7の一面7aには、コネクタ10が配設されており、このコネクタ10に点灯装置5の出力コード11が接続されている。
LEDベアチップ8は、平板状の基板7の一面7aに実装されることにより、平面状に設けられているとともに、その複数個が例えばマトリックス状に実装されている。LEDベアチップ8は、例えば青色光を放射する。そして、基板7の一面7aには、複数個のLEDベアチップ8を包囲して、例えばシリコーン樹脂の土手12が長方形状に形成されている。この土手12の内側に封止樹脂9が充填されて、LEDベアチップ8が埋められている。封止樹脂9の外表面は、平坦状に形成されている。
封止樹脂9は、透光性の例えばシリコーン樹脂であり、黄色蛍光体13が混入されている。黄色蛍光体13は、LEDベアチップ8から放射された青色光が入射されると、青色光を黄色光に波長変換する。この黄色光と、LEDベアチップ8から放射された青色光が封止樹脂9の外表面から出射し混色(混光)することにより、発光体2から白色光が放射される。封止樹脂8の外表面は、発光体2の発光面となっている。
レンズ3は、例えばガラスからなり、内側に発光体2の長方形の土手12を収容する凹部14を有する半球状に形成され、その底面側に外側に突出する一対の耳部15,15を有して形成されている。レンズ3は、凹部14に長方形の土手12を収容するようにして、一対の耳部15,15が基板7の一面7a側に例えば接着材により固着されている。すなわち、レンズ3は、発光体2に対向するように装置本体4内に配設されている。そして、レンズ3は、発光体2の放射光をカバー6の中心6c側や装置本体4の開口部19側に集光するように形成されている。
装置本体4は、筐体16、突出体17および挿通部18を有して形成されている。筐体16および突出体17は、合成樹脂例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂により一体に形成されている。
筐体16は、一端側16aに開口部19および他端側16bに平板部20を有する円筒状に形成されている。突出体17は、平板部20の中央部に外方に略円筒状に突出形成されている。挿通部18は、突出体17の内側の平板部20に円形状に形成されている。そして、平板部20の上面20aには、突出体17に隣接する一対のランプピン21,21(図中、一方のみを示す。)が配設されている。
また、突出体17の上面には、例えばアルミダイキャストによって成型された放熱部材22が取り付けられている。放熱部材22は、挿通部18に対向するように設けられている。放熱部材22の内面22b側には、肉厚であって直方体形状の取付部23が突出形成されている。この取付部23に発光体2が図示しない絶縁材を介して図示しないねじにより面接触して取り付けられている。
そして、取付部23から放熱部材22の外周縁に向かって略直方体の固定部24が形成されている。この固定部24の先端には、キー部25が設けられている。また、固定部24には、ねじ孔26が設けられている。固定部24は、図2(a)に示すように、放熱部材22の中心22cに対して120°間隔で3個形成されている。
図3に示すように、平板部20の上面20aには、段付きの貫通孔27を有する円柱状のダボ28が固定部24に当接するように突出形成されている。そして、平板部20の下面20bから貫通孔27に挿入されたねじ29が固定部24のねじ孔26に螺着されている。これにより、放熱部材22は、突出体17に取り付けられている。突出体17は、固定部24に対応する部位が切り欠きされている。
そして、放熱部材22は、突出体17の外周面よりも当該外周面の法線方向に若干突出し、さらにキー部25が突出している。放熱部材22は、突出体17を略密閉する。キー部25は、ランプ装置1が取り付けられるソケットのキー溝に挿入されて取り付けられる。
なお、放熱部材22の上面22aには、図示しない放熱シートが配設される。放熱部材22のねじ孔26は、放熱シートにより、上面22a側が閉じられる。
一対のランプピン21,21は、金属製であり、その頂部側が略半球状に形成された略円筒状に形成され、突出体17に隣接するとともに、平板部20の上面20aから上方に突出するように設けられている。そして、ランプピン21,21は、点灯装置5の回路基板30に設けられた電源入力端子31,31(図中、一方のみを示す。)に対応して設けられ、点灯装置5が装置本体4の筐体16内に収納されたときに、電源入力端子31,31の近傍に位置する部位に設けられている。
平板部20の下面20bには、下方に小さい突出長で突出する図示しない貫通孔を有するダボ32が一対形成されている。このダボ32にランプピン21が圧入されて取り付けられている。ランプピン21は、電源入力端子31に接続されているリード線33を挿通して、その頂部側でリード線33をはんだ付けしている。こうして、一対のランプピン21,21は、点灯装置5の一対の電源入力端子31,31に電気接続されている。
また、平板部20の下面20bには、挿通部18の周回において、下方に小さく突出する筒状の突出部34が形成されている。挿通部18は、回路基板30の円形状の中央開口35よりも若干小さくなるように形成されている。そして、突出部34には、点灯装置5の出力コード11が挿通される図示しない切り欠き部が設けられている。
図1に示すように、筐体16の平板部20側の外周面には、放熱面積を増加させるために、三角形状の凹部36が一定の間隔で形成されている。
図3において、装置本体4内には、制光体37が配設されている。制光体37は、例えばアルミダイキャストにより成型され、一端側37aから他端側37bに向かうにつれ連続的にかつ段階的に狭開する円錐台状の筒状であって、一端側37aに円形状のフランジ部38を形成している。制光体37は、一端側37aに円形状の一端側開口39、他端側37bに円形状の他端側開口40を有し、その内面37dは反射面に形成されている。
制光体37は、他端側37bが点灯装置5の回路基板30の中央開口35を挿通するとともに、突出体17に挿入されている。そして、カバー6が筐体16の開口部19に取り付けられることにより、他端側開口40が発光体2に正対するように向かい、一端側開口40が開口部19に位置し、フランジ部38がカバー6の内面6bに接している。
点灯装置5は、回路基板30およびこの回路基板30に実装された点灯回路部品41等により形成される点灯回路42を有して形成されている。回路基板30は、例えばガラスエポキシ材からなり、略円形状に形成されているとともに、その中央部に図示しない切り欠き部を有する円形状の中央開口35が設けられている。この中央開口35周りの一面30aに抵抗R1,R2、コンデンサC1、トランスT1など、多種類かつ多数の電子部品等からなる点灯回路部品43を実装している。また、回路基板30の他面30bは、点灯回路部品41のはんだ面になっているとともに、スイッチング素子Q1などの小型の面実装部品を実装している。
点灯回路部品41および回路基板30に形成された図示しない配線パターンにより、点灯回路42が形成されている。点灯回路42は、発光体2のLEDベアチップ8に電力を供給する既知の構成により形成されている。そして、回路基板30は、その中央開口35が筐体16の平板部20に形成された突出部34(挿通部18)に正対するようにして、平板部20の内側であって挿通部18周りに配設されている。すなわち、点灯装置5は、その回路基板30が突出部34および制光体37に挟まれるようにして、装置本体4内に収納されている。
カバー6は、装置本体4の筐体16の開口部19に配設されている。カバー6は、透光性および光拡散性を有する例えばポリカーボネート(PC)樹脂にて成型されている。その外面6aは、平面であって円形状に形成されている。その内面6bには、開口部19の内面19bに沿う起立体43が断続的に複数設けられている。その起立体43には、係止爪44が設けられたものがあり、係止爪44が開口部19の内面19bに形成された係止溝45に係止される。これにより、カバー6は、装置本体4の開口部19に取り付けられている。そして、カバー6は、装置本体3内をほぼ閉塞するように取り付けられている。
そして、カバー6の外面6aの周縁側には、直方体状の指掛け部46,46が突出形成されている。図2(b)に示すように、指掛け部46,46は、180°回転対称に設けられている。また、外面6aの周縁側には、照明器具への装着位置を表示する三角形のマーク47が設けられている。
次に、第1の実施形態の作用について述べる。
装置本体4の突出体17が図示しないソケット装置の挿通部に挿入され、一対のランプピン21,21がソケット装置の接続孔に挿入されて、装置本体4が回動されることにより、一対のランプピン21,21がソケット装置の一対の受金に電気接続される。これにより、点灯装置5は、ソケット装置を介して外部電源が供給可能となる。
なお、突出体17をソケット装置の挿通部に挿入するときに、カバー6のマーク47が照明器具またはソケット装置に設けられる位置合わせマークに合わされる。そして、放熱部材22のキー部25は、突出体17がソケット装置の挿通部に挿入されたときに、ソケット装置のキー溝に挿入され、装置本体4が回動されたときに、キー溝に固定される。
外部電源が投入されると、点灯装置5に一対のランプピン21,21およびリード線33,33を介して外部電源の交流電圧(例えばAC100V)が入力する。点灯装置5は、その点灯回路43が動作して、出力コード線11を介して発光体2に電力を供給する。これにより、LEDベアチップ8は、点灯し、発光体2から白色光が放射される。
レンズ3は、発光体2に正対するように装置本体4内に配設されている。このレンズ3には発光体2の放射光が入射し、レンズ3内を通過して、レンズ3の外面3a側から放射される。そして、レンズ3の外面3aから出射するときにカバー6の中心6c側に集光されるように屈折される。すなわち、当該放射光は、その大部分が制光体37の一端側開口39側(筐体16の開口部19側)に屈折されて、開口部19側に向かって放射されるので、制光体37側に向かう割合が少なくなる。
そして、放射光は、筐体16の開口部19に配設されているカバー6に入射し、カバー6内で光拡散されて、カバー6の外面6aから外方に出射される。この出射光により、外方の被照射面や被照射物などが照明される。
また、LEDベアチップ8の点灯により、発光体2に熱が発生する。この熱は、装置本体4の突出体17に取り付けられた放熱部材22の取付部23に伝熱される。そして、放熱部材22から放熱部材22に接触している照明器具の器具本体などに伝熱されて放熱される。放熱部材22は、熱伝導性を有する金属例えばアルミニウム(Al)により形成されているとともに、発光体2が面接触して取り付けられているので、発光体2の発生熱は、迅速に熱伝導されてランプ装置1の外部に放出される。
本実施形態によれば、ランプ装置1は、発光体2に発生した熱を放熱部材22に熱伝導させて放熱部材22から放熱させることができるとともに、発光体2の放射光がレンズ3により制光体37の一端側開口29側(装置本体4の開口部19側)に集光するように放射されるので、制光体37の一端側開口39から直接出射する割合を大きくすることができて、制光体37による放射光の減衰に伴う損失を少なくでき、これにより、カバー6からの光の取出し効率が向上できるという効果を有する。
そして、装置本体4の開口部19に光拡散性を有するカバー6を設けることにより、装置本体4の開口部19側に集光された発光体2の放射光を光拡散させることができて、光の取出し効率が向上した拡散光で被照射面や被照射物などを照明できるという効果を有する。
また、発光体2の放射光が制光体37で反射される割合が少なくなることにより、制光体37の内面37dに反射膜を形成しなくても光損失を最小限にすることができ、制光体37に反射膜を設けない分、ランプ装置1を安価に形成できるという効果を有する。
なお、本実施形態において、カバー6は、光拡散性を有しないものであってもよい。また、カバー6の内面6a側にフレネルレンズを形成して、筐体16の開口部19に放射した光をさらに集光させるようにしてもよい。
また、レンズ3は、発光体2の基板7に設けたが、発光体2に正対するように、他端側開口40側の制光体37内に配設してもよい。
また、制光体37は、設けなくてもよく、この場合、点灯装置5などがカバー6を介して外方から見えないように、目隠し板などを設けるとよい。
また、発光体2は、基板7を用いて形成したが、基板7を用いずに、LEDベアチップ8を放熱部材22の取付部23に設けるようにして形成してもよい。この場合、放熱部材22は、金属であるので、取付部23に絶縁層が形成され、この絶縁層上にLEDベアチップ8などが実装される。
そして、装置本体4は、その平板部20にランプピン21,21の他に調光ピンを設けてもよく、この調光ピンを点灯回路43に接続して、発光体2のLEDベアチップ8を調光点灯させるように形成してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態のLEDランプ48は、図4に示すように、図3に示すランプ装置1のレンズ3に替えて、レンズとしてのフレネルレンズ49が設けられたものである。なお、ランプ装置1と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
発光体2の基板7は、フレネルレンズ49が正対される配光部材50を配設している。この配光部材50は、例えば長方形または円形状に形成された平面部51と、この平面部51の両側からほぼ直角に起立するように設けられ、互いに反対側を向くように形成された断面略L形の一対の取付け片52,52とを有している。
配光部材50は、透光性を有する例えばポリカーボネート(PC)樹脂により形成されている。そして、フレネルレンズ49は、平面部51の外面側に中心51cから外側に向かって複数個が同心円状に形成され、その形成領域が発光体2の土手12内の形成領域(発光体2の発光面)よりも可能な限り大きくなるように形成されている。そして、フレネルレンズ49は、発光体2の放射光をその中心51c側へ集光させるように形成されている。フレネルレンズ49は、切削加工または型材による成型などにより形成することができる。
そして、配光部材50は、フレネルレンズ49が発光体2に正対するように、一対の取付け片52,52が発光体2の基板7に例えば接着材により固着されている。
発光体2の放射光は、フレネルレンズ49により、制光体37の一端側開口39側(筐体16の開口部19側)に集光され、一端側開口39からカバー6に入射し、カバー6内で光拡散されて外方に出射される。
本実施形態によれば、発光体2の放射光がフレネルレンズ49により制光体37の一端側開口39側(装置本体4の開口部19側)に集光するように放射されるので、制光体37の一端側開口39から直接出射する割合を大きくすることができて、制光体37による放射光の減衰に伴う損失を少なくでき、これにより、カバー6からの光の取出し効率が向上できるという効果を有する。
また、フレネルレンズ49が形成される配光部材50は、合成樹脂により形成されるので、比較的軽量であり、これにより、ランプ装置48の軽量化を図ることができるという効果を有する。
なお、本実施形態において、フレネルレンズ49は、発光体2に正対するように、他端側開口40側の制光体37内に配設してもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、本発明の照明器具53であり、図5および図6に示すように構成されている。なお、図1および図2と同一部分には、同一符号を付している。
照明器具53は、天井等に埋設されるダウンライトである。図6において、照明器具53は、ソケットとしてのソケット装置54を有する器具本体55および図1に示すランプ装置1を具備して構成されている。
器具本体55は、アルミダイキャストによって成型され、下端側55aに開口部56および外方に突出する環状のフランジ部57を有し、上端側55bに上端側55bを閉塞するとともに平坦状に形成された上板部58を有する略円筒状の箱体に形成されている。また、器具本体55の外面55cには、複数の放熱フィンを兼ねる補強片59,60などが形成されている。さらに、外面55cの下端側55aには、フランジ部57との間で天井等を挟持する一対の取付けばね61,61が設けられている。そして、器具本体55の内面55dは、例えば白色塗装により反射面に形成されている。
上板部58の外面には、天板62がねじ63等により取り付けられている。天板62は、図5に示すように、その下面62aに端子台64を取り付けている。端子台64には、外部電源からの図示しない電源線およびソケット装置54に接続される図示しないリード線がそれぞれ接続されている。そして、器具本体55の内面55dには、ランプ装置1のマーク47と位置合わせをするための三角形の位置合わせマーク65が設けられている。
図6に示すように、上板部58の内面には、ソケット装置54が図示しないねじにより取り付けられている。ソケット装置54は、装置本体4の突出体17を装着する周知の構成で形成されている。そして、ソケット装置54にランプ装置1が装着されている。ランプ装置1は、その突出体17(図示しない。)がソケット装置54の図示しない挿通部に挿入され、その一対のランプピン21,21(図示しない。)がソケット装置54の図示しない一対の接続孔に挿入された後、回動されることにより、ソケット装置54に固定されるとともに、一対のランプピン21,21がソケット装置54の図示しない一対の受金に電気接続している。
照明器具53は、端子台64に外部電源が供給されると、ランプ装置1のLEDベアチップ8(図示しない。)が点灯して発光体2(図示しない。)から白色光が放射され、当該白色光がカバー6を透過する。白色光は、器具本体55の開口部56から外方に出射され、被照射面例えば床面を照明する。
照明器具53は、光取出し効率が向上しているランプ装置1を装着するので、被照射面例えば床面を所定値以上の照度で照明できるという効果を有する。
1,46…ランプ装置、 2…発光体、 3…レンズ、 4…装置本体、 5…点灯装置、 6…カバー、 16…筐体、 17…突出体、 18…挿通部、 19…開口部、 20…平板部、 49…レンズとしてのフレネルレンズ、 53…照明器具、 54…ソケット、 55…器具本体
Claims (2)
- 一端側に開口部および他端側に平板部を有する筒状の筐体、前記平板部の中央部に外方に突出形成された筒状の突出体およびこの突出体の内側の前記平板部に形成された挿通部を有する装置本体と;
放射光が前記挿通部を通過して前記開口部から出射するように前記突出体内に配設された発光体と;
この発光体に正対するように前記装置本体内に配設され、前記発光体からの放射光を前記開口部側に集光させるレンズと;
前記装置本体の平板部の内側であって挿通部周りに配設され、前記発光体に電力を供給する点灯装置と;
前記装置本体の開口部に配設された透光性のカバーと;
を具備していることを特徴とするランプ装置。 - 請求項1記載のランプ装置と;
このランプ装置が接続されるソケットを有する器具本体と;
を具備していることを特徴とする照明器具。
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