JP7091942B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、空気入りタイヤのサイドプロテクターの改良に関する。
四輪駆動車、トラック等に装着されるタイヤは、頻繁に悪路を走行する。このタイヤには、耐カット性が要求される。プライの枚数が多いカーカスが採用されたタイヤは、耐カット性に優れる。一方でこのタイヤの質量は、大きい。このタイヤは、低燃費性能に劣る。大きなプライの枚数による耐カット性の向上には、限界がある。
バットレスの厚みが大きいタイヤは、耐カット性に優れる。一方でこのタイヤの質量は、大きい。このタイヤは、低燃費性能に劣る。厚みによる耐カット性の向上には、限界がある。
リムに装着されたタイヤでは、ビードの近傍部分がリムと嵌め合わされる。車両の走行時、このビードの近傍に、大きな荷重がかかる。このビードの近傍部分の耐久性向上が、望まれている。特に、四輪駆動車、ライトトラック等に装着されるタイヤにおいて、耐久性の向上は急務である。
特開2015-160490公報には、内側エイペックスと外側エイペックスとを有するビードが採用されたタイヤが提案されている。このタイヤでは、カーカスが内側エイペックスと外側エイペックスとに挟まれている。このタイヤでは、荷重を受けたときに歪みが集中する箇所が、カーカスと一致しない。このタイヤは、耐久性に優れている。
特開2015-160490公報
内側エイペックスと外側エイペックスとを有するビードが採用されたタイヤであっても、耐カット性は不十分である。本発明の目的は、耐久性及び耐カット性に優れた空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド、一対のサイドウォール、一対のビード及びカーカスを備える。このタイヤは、そのサイド面に、少なくとも一部がこのタイヤのプロファイルから突出してランドを形成するサイドプロテクターをさらに備える。それぞれのビードは、コアと、このコアから半径方向外向きに延びる第一エイペックスと、この第一エイペックスよりも軸方向外側に位置する第二エイペックスとを有する。カーカスは、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されている。カーカスは、第一エイペックスと上記第二エイペックスとに挟まれている。このタイヤは、下記数式(1)及び(2)を満たす。
R2 > R1 (1)
R2 > R3 (2)
この数式(1)においてR1は、サイド面のうち、サイドプロテクターの半径方向内側端の位置とタイヤの高さの70%の位置との間のゾーンにおける、ランドの占める比率を表す。これらの数式(1)及び(2)においてR2は、サイド面のうち、タイヤの高さの70%の位置とタイヤの高さの85%の位置との間のゾーンにおける、ランドの占める比率を表す。この数式(2)においてR3は、サイド面のうち、タイヤの高さの85%の位置とタイヤの高さの97%の位置との間のゾーンにおける、ランドの占める比率を表す。
好ましくは、サイドプロテクターの半径方向内側端の位置は、タイヤの高さの55%の位置と同じか、又はこの位置よりも半径方向外側である。
好ましくは、サイドプロテクターの半径方向外側端の位置は、タイヤの高さの97%の位置と同じか、又はこの位置よりも半径方向内側である。
好ましくは、比率R2は、60%以上である。好ましくは、比率R3は、比率R1よりも小さい。
好ましくは、サイドプロテクターは、複数の溝によって複数の要素にセパレートされている。好ましくは、溝の周方向における最大幅部分の中心角は、この溝を挟んで存在する2つの要素のピッチ角の、20%以上40%以下である。
本発明に係る空気入りタイヤは、第一エイペックス及び第二エイペックスを有しているので、耐久性に優れる。このタイヤには、過剰なカーカスプライ枚数は不要であり、過剰なバットレスの厚みも不要である。このタイヤは上記数式(1)及び(2)を満たすサイドプロテクターを有するので、カーカスプライ枚数及びバットレス厚みが過剰でない場合でも、耐カット性に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図3は、図1のタイヤの一部が示された側面図である。 図4は、図3のIV-IV線に沿った断面の展開図である。 図5は、図3のV-V線に沿った断面の展開図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び2に、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。図1において、実線BBLはビードベースラインである。ビードベースラインは、タイヤ2が装着されるリム(図示されず)のリム径(JATMA参照)を規定する線である。このビードベースラインは、軸方向に延びる。図1において矢印Hで示されているのは、ビードベースラインBBLからのタイヤ2の高さである。
このタイヤ2は、トレッド4、一対のサイドウォール6、一対のクリンチ8、一対のビード10、カーカス12、ベルト14、バンド16、一対のエッジバンド18、インナーライナー20、一対のチェーファー22及び一対のストリップ24を有している。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、ピックアップトラックに装着される。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接地するトレッド面を形成する。トレッド4には、溝26が刻まれている。この溝26により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4は、ベース層28とキャップ層30とを有している。キャップ層30は、ベース層28の半径方向外側に位置している。キャップ層30は、ベース層28に積層されている。ベース層28は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。キャップ層30は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
それぞれのサイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス12の損傷を防止する。
それぞれのクリンチ8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。このクリンチ8は、サイドウォール6の半径方向内側端と接合されている。クリンチ8は、サイドウォール6の内側端から半径方向略内向きに延びている。クリンチ8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。クリンチ8は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ8は、リムのフランジと当接する。
それぞれのビード10は、クリンチ8よりも軸方向内側に位置している。図2に示されるように、ビード10は、コア32と、第一エイペックス34と、第二エイペックス36とを備えている。コア32はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。
第一エイペックス34は、コア32から半径方向外向きに延びている。第一エイペックス34は、半径方向外向きに先細りである。第一エイペックス34は、高硬度な架橋ゴムからなる。第一エイペックス34の複素弾性率は、60MPa以上が好ましい。複素弾性率が60MPa以上である第一エイペックス34は、ビード10の剛性に寄与する。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、複素弾性率は63MPa以上が特に好ましい。複素弾性率は、70MPa以下が好ましい。複素弾性率が70MPa以下である第一エイペックス34は、タイヤ2の縦バネ定数を抑制しうる。このタイヤ2では、良好な乗り心地が維持される。この観点から、複素弾性率は67MPa以下が特に好ましい。
第二エイペックス36は、軸方向において第一エイペックス34よりも外側に位置している。第二エイペックス36は、軸方向においてクリンチ8とカーカス12との間に位置している。第二エイペックス36は、半径方向外向きに先細りである。第二エイペックス36は、半径方向内向きにも先細りである。本実施形態では、第二エイペックス36の外側端は半径方向において第一エイペックス34の外側端よりも外側に位置している。第二エイペックス36は、高硬度な架橋ゴムからなる。第二エイペックス36の複素弾性率は、60MPa以上が好ましい。複素弾性率が60MPa以上である第二エイペックス36は、ビード10の剛性に寄与する。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、複素弾性率は63MPa以上が特に好ましい。複素弾性率は、70MPa以下が好ましい。複素弾性率が70MPa以下である第二エイペックス36は、タイヤ2の縦バネ定数を抑制しうる。このタイヤ2では、良好な乗り心地が維持される。この観点から、複素弾性率は67MPa以下が特に好ましい。
第一エイペックス34、第二エイペックス36及びストリップ24の複素弾性率は、「JIS K 6394」の規定に準拠して測定される。測定条件は、以下の通りである。
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF-3」
初期歪み:10%
動歪み:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
カーカス12は、第一プライ38及び第二プライ40からなる。第一プライ38及び第二プライ40は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6に沿っている。第一プライ38は、コア32の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一プライ38には、主部42と折り返し部44とが形成されている。第二プライ40は、コア32の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二プライ40には、主部46と折り返し部48とが形成されている。第一プライ38の折り返し部44の端は、半径方向において、第二プライ40の折り返し部の端よりも外側に位置している。図2から明らかな通り、第一エイペックス34と第二エイペックス36との間には、カーカス12が存在している。換言すれば、カーカス12は、第一エイペックス34と第二エイペックス36とに挟まれている。本実施形態では、折り返し部44及び折り返し部48が、第一エイペックス34と第二エイペックス36とに挟まれている。
それぞれのカーカスプライは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス12が、1枚のプライから形成されてもよい。カーカス12が、3枚以上のプライから形成されてもよい。カーカスプライの好ましい枚数は、1枚又は2枚である。1枚又は2枚のプライからなるカーカス12を有するタイヤ2は、軽量である。このタイヤ2は、低燃費性能に優れる。耐カット性と低燃費性能との観点から、理想的なカーカスプライの枚数は、2である。
ベルト14は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト14は、カーカス12と積層されている。ベルト14は、カーカス12を補強する。ベルト14は、内側層47及び外側層49からなる。図1から明らかなように、軸方向において、内側層47の幅は外側層49の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層47及び外側層49のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の一般的な絶対値は、10°以上35°以下である。内側層47のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層49のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト14の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト14が、3以上の層を備えてもよい。
バンド16は、ベルト14の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド16の幅はベルト14の幅よりも大きい。図示されていないが、このバンド16は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下である。好ましくは、この角度は、2°以下である。このコードによりベルト14が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト14及びバンド16は、補強層を構成している。補強層は、カーカス12を補強する。ベルト14のみから、補強層が構成されてもよい。バンド16のみから、補強層が構成されてもよい。
それぞれのエッジバンド18は、ベルト14の半径方向外側であって、かつベルト14の端の近傍に位置している。図示されていないが、このエッジバンド18は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下である。好ましくは、この角度は、2°以下である。このコードによりベルト14の端が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
インナーライナー20は、カーカス12の内側に位置している。インナーライナー20は、カーカス12の内面に接合されている。インナーライナー20は、空気遮蔽性に優れた架橋ゴムからなる。インナーライナー20の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー20は、タイヤ2の内圧を保持する。
それぞれのチェーファー22は、ビード10の近傍に位置している。図1及び2から明らかなように、チェーファー22はビード10の周りにて軸方向内側から外側に向かって折り返されている。チェーファー22の一端は、カーカス12よりも軸方向外側に位置している。この一端は、軸方向において、折り返し部と第二エイペックス36との間に位置している。チェーファー22の他端は、カーカス12よりも軸方向内側に位置している。この他端は、半径方向において第一エイペックス34の外側端よりも内側に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー22がリムと当接する。この当接により、ビード10の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー22は布とこの布に含浸したゴムとからなる。
それぞれのストリップ24は、軸方向においてカーカス12の2つの主部42、46の外側に位置している。ストリップ24は、ビード10から主部46に沿って半径方向略外向きに延びている。ストリップ24の外側端は、半径方向において、クリンチ8の外側端よりも外側に位置している。ストリップ24の内側端は、軸方向において主部46と第一エイペックス34との間に位置している。ストリップ24は、架橋ゴムからなる。ストリップ24は、コードを含んでいない。
ストリップ24の複素弾性率は、60MPa以上が好ましい。複素弾性率が60MPa以上であるストリップ24は、ビード10の近傍における局所的な歪みを抑制する。この観点から、複素弾性率は63MPa以上が特に好ましい。複素弾性率は、70MPa以下が好ましい。複素弾性率が70MPa以下であるストリップ24は、タイヤ2の縦バネ定数を抑制しうる。このタイヤ2では、良好な乗り心地が維持される。この観点から、複素弾性率は67MPa以下が特に好ましい。
図3は、図1のタイヤ2の一部が示された側面図である。図3では、タイヤ2の軸上の無限遠にある点から、タイヤ2が見られている。図3において符号SLで示されているのは、シームラインである。シームラインSLは、タイヤ2のためのモールドのパーティングラインに対応する。
図1及び3に示される通り、このタイヤ2は、サイド面にサイドプロテクター50を有している。サイド面とは、タイヤ2の表面のうち、タイヤ2の軸上の無限遠にある点から見える面である。図3から明らかな通り、サイドプロテクター50はリング状である。このサイドプロテクター50は、サイド面の耐カット性に寄与する。サイドプロテクター50は、架橋ゴムからなる。図1から明らかな通り、サイドプロテクター50の一部はトレッド4と一体である。サイドプロテクター50の他の一部は、サイドウォール6と一体である。
図4は、図3のIV-IV線に沿った断面の展開図である。図5は、図3のV-V線に沿った断面の展開図である。図3-5に示されるように、サイドプロテクター50は、複数の要素52、複数の溝54及び複数の凹陥部56を有している。要素52と溝54とは、周方向に沿って交互に配置されている。従って、溝54の総数は、要素52の総数と同じである。1つの凹陥部56は、その軸方向両側及び半径方向内側を、1つの要素52に囲まれている。従って、凹陥部56の総数は、要素52の総数と同じである。タイヤ2が、溝54を有さないサイドプロテクター50を備えてもよい。タイヤ2が、凹陥部56を有さないサイドプロテクター50を備えてもよい。
図3に示されるように、それぞれの要素52は、シームラインSLを跨いで存在している。換言すれば、要素52の一部はシームラインSLよりも半径方向外側に位置しており、要素52の残余の部分はシームラインSLよりも半径方向内側に位置している。
図3に示されるように、それぞれの溝54は、シームラインSLを跨いで存在している。換言すれば、溝54の一部はシームラインSLよりも半径方向外側に位置しており、溝54の残余の部分はシームラインSLよりも半径方向内側に位置している。
図3-5には、第一要素52a、第二要素52b、第三要素52c、第一溝54a、第二溝54b、第三溝54c、第一凹陥部56a、第二凹陥部56b及び第三凹陥部56cが示されている。第一要素52aと第二要素52bとの間には、第二溝54bが存在している。第一要素52aと第二要素52bとは、連続していない。第二要素52bと第三要素52cとの間には、第三溝54cが存在している。第二要素52bと第三要素52cとは、連続していない。同様に、サイドプロテクター50の全周にわたり、連続していない多数の要素52が並んでいる。このサイドプロテクター50は、複数の溝54によって複数の要素52にセパレートされている。1つのサイド面における溝54の数は、12以上60以下が好ましく、16以上48以下が特に好ましい。従って、1つのサイド面における要素52の数は、12以上60以下が好ましく、16以上48以下が特に好ましい。
図1、4及び5に示されるように、要素52はプロファイルから突出している。換言すれば、サイドプロテクター50の一部は、タイヤ2のプロファイルから突出している。要素52は、ランド58と壁60とを有している。一方、溝54の表面は、プロファイルと一致している。溝54の表面が、プロファイルから突出してもよい。この場合、プロファイルからの溝54の高さは、プロファイルからの要素52の高さよりも小さい。本発明においてプロファイルは、タイヤ2の外面の輪郭である。その外面に突起、凹み等の凹凸を有するタイヤ2では、この凹凸がないと仮定された輪郭が、プロファイルである。
図3において符号C1で示されるのは、円である。便宜上、円C1の一部である円弧が、図3に示されている。この円C1は、要素52の半径方向内側端62(サイドプロテクター50の半径方向内側端)を通過する。この円C1の中心は、タイヤ2の軸と一致している。
図3において符号C2で示されるのは、他の円である。便宜上、円C2の一部である円弧が、図3に示されている。この円C2は、その高さがタイヤ2の高さH(図1も参照)の70%である位置を通過する。この円C2の中心は、タイヤ2の軸と一致している。
図3において符号C3で示されるのは、さらに他の円である。便宜上、円C3の一部である円弧が、図3に示されている。この円C3は、その高さがタイヤ2の高さH(図1も参照)の85%である位置を通過する。この円C3の中心は、タイヤ2の軸と一致している。
図3において符号C4で示されるのは、さらに他の円である。便宜上、円C4の一部である円弧が、図3に示されている。この円C4は、その高さがタイヤ2の高さH(図1も参照)の97%である位置を通過する。この円C3の中心は、タイヤ2の軸と一致している。
本発明では、比率R1は、下記の数式によって算出される。
R1 = (L1 / S1) * 100
この数式において、S1はサイド面のうち円C1と円C2とに囲まれた第一ゾーンZ1の面積を表し、L1はこの第一ゾーンZ1に存在するランド58の合計面積を表す。面積S1及びL1は、タイヤ2の軸上の無限遠にある点からサイド面が見られた状態で測定される。
本発明では、比率R2は、下記の数式によって算出される。
R2 = (L2 / S2) * 100
この数式において、S2はサイド面のうち円C2と円C3とに囲まれた第二ゾーンZ2の面積を表し、L2はこの第二ゾーンZ2に存在するランド58の合計面積を表す。面積S2及びL2は、タイヤ2の軸上の無限遠にある点からサイド面が見られた状態で測定される。
本発明では、比率R3は、下記の数式によって算出される。
R3 = (L3 / S3) * 100
この数式において、S3はサイド面のうち円C3と円C4とに囲まれた第三ゾーンZ3の面積を表し、L3はこの第三ゾーンZ3に存在するランド58の合計面積を表す。面積S3及びL3は、タイヤ2の軸上の無限遠にある点からサイド面が見られた状態で測定される。
このタイヤ2は、下記数式(1)及び(2)を満たす。
R2 > R1 (1)
R2 > R3 (2)
換言すれば、第二ゾーンZ2におけるランド58の比率R2は、第一ゾーンZ1におけるランド58の比率R1よりも大きく、第三ゾーンZ3におけるランド58の比率R3よりも大きい。
タイヤ2が転動するとき、第二ゾーンZ2には歪みが集中する。この第二ゾーンZ2におけるランド58の比率R2が大きなタイヤ2では、サイドプロテクター50が耐カット性に大きく寄与しうる。耐カット性の観点から、比率R2は40%以上が好ましく、60%以上がより好ましく、70%以上が特に好ましい。低燃費性能及び乗り心地の観点から、比率R2は95%以下が好ましく、90%以下がより好ましく、85%以下が特に好ましい。
第一ゾーンZ1のランド58の比率R1は、第二ゾーンZ2のランド58の比率R2より小さい。従って、このタイヤ2は軽量である。このタイヤ2は、低燃費性能に優れる。低燃費性能の観点から、比率R1は70%以下が好ましく、65%以下が特に好ましい。耐カット性の観点から、比率R1は40%以上が好ましく、50%以上が特に好ましい。
第三ゾーンZ3のランド58の比率R3は、第二ゾーンZ2のランド58の比率R2より小さい。従って、このタイヤ2は軽量である。さらに、このタイヤ2の転がり抵抗は、小さい。このタイヤ2は、低燃費性能に優れる。低燃費性能の観点から、比率R3は65%以下が好ましく、55%以下が特に好ましい。耐カット性の観点から、比率R3は25%以上が好ましく、35%以上が特に好ましい。
第三ゾーンZ3は、トレッド4に近い。この第三ゾーンZ3の比率R3が比率R2よりも小さく、かつ比率R1よりも小さいことが好ましい。このタイヤ2の転がり抵抗は、小さい。このタイヤ2は、低燃費性能に優れる。本実施形態では、凹陥部56により、小さな比率R3が達成されている。
比率R2と比率R1との差(R2-R1)は、5%以上が好ましく、10%以上が特に好ましい。差(R2-R1)は、40%以下が好ましい。
比率R2と比率R3との差(R2-R3)は、10%以上が好ましく、15%以上が特に好ましい。差(R2-R3)は、45%以下が好ましい。
比率R1と比率R3との差(R1-R3)は、5%以上が好ましく、10%以上が特に好ましい。差(R1-R3)は、30%以下が好ましい。
前述の通り、円C1の位置は、サイドプロテクター50の半径方向内側端62の位置である。円C1までのビード10ベースラインからの高さが、タイヤ2の高さHの55%の位置と同じか、又はこの位置よりも半径方向外側であることが好ましい。換言すれば、タイヤ2の高さHの55%の位置よりも半径方向内側には、サイドプロテクター50が存在しないことが好ましい。このタイヤ2は、軽量である。従ってこのタイヤ2は、低燃費性能に優れる。
サイドプロテクター50の半径方向外側端の位置が、タイヤ2の高さHの97%の位置と同じか、又はこの位置よりも半径方向内側であることが好ましい。換言すれば、タイヤ2の高さHの97%の位置よりも半径方向外側には、サイドプロテクター50が存在しないことが好ましい。このタイヤ2の転がり抵抗は、小さい。従ってこのタイヤ2は、低燃費性能に優れる。
図3において符号αで示されているのは、溝54の周方向における最大幅部分の中心角である。図3の例では、第二溝54bの中心角αが示されている。図3において符号βで示されているのは、この溝54を挟んで存在する2つの要素52のピッチ角である。図3の例では、第一要素52aと第二要素52bとのピッチ角βが示されている。中心角αのピッチ角βに対する比率は、20%以上40%以下が好ましい。この比率が20%以上であるタイヤ2の転がり抵抗は、小さい。従ってこのタイヤ2は、低燃費性能に優れる。低燃費性能の観点から、この比率は25%以上が特に好ましい。この比率が40%以下であるタイヤ2は、耐カット性に優れる。耐カット性の観点から、この比率は35%以下が特に好ましい。角度α又は角度βが一定でないタイヤでは、サイド面にある全ての中心角の平均値が角度αであり、サイド面にある全てのピッチ角の平均値が角度βである。
図4において矢印Tで示されているのは、サイドプロテクター50の厚みである。厚みTは、1.0mm以上5.0mm以下が好ましい。厚みTが1.0mm以上であるサイドプロテクター50は、耐カット性に寄与しうる。この観点から、厚みTは1.5mm以上がより好ましく、2.0mm以上が特に好ましい。厚みが5.0mm以下であるサイドプロテクター50を有するタイヤは、軽量である。さらにこのタイヤの転がり抵抗は、小さい。これらの観点から、厚みTは4.5mm以下がより好ましく、4.0mm以下が特に好ましい。
サイドプロテクター50の硬度は、40以上80以下が好ましい。硬度が40以上であるサイドプロテクター50は、耐カット性に寄与しうる。この観点から、硬度は50以上がより好ましく、60以上が特に好ましい。硬度が80以下であるサイドプロテクター50を有するタイヤでは、転がり抵抗が小さい。この観点から、硬度は75以下がより好ましく、70以下が特に好ましい。硬度は、図3に示されたサイド面にJIS-A硬度計が押し付けられることで測定される。測定時の温度は、23℃である。
本発明では、特別な言及がない場合、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITSAT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。このタイヤ2が乗用車用である場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1-5に示された構成を有する空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、LT265/70R17であった。このタイヤは、いわゆるダブルタイプのエイペックスを有する。ダブルタイプのエイペックスは、図2に示されるように、第一エイペックス及び第二エイペックスからなる。このタイヤのカーカスプライの枚数は、2である。このタイヤは、サイドプロテクターを有する。サイドプロテクターの半径方向内側端を通過する円C1までの、ビードベースラインからの高さの、タイヤ高さHに対する比率は、40%である。比率R1は60%であり、比率R2は70%であり、比率R3は50%である。
[実施例2-8及び比較例1]
比率R1、R2及びR3を下記の表1及び2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2-8及び比較例1の空気入りタイヤを得た。
[実施例9及び10]
円C1までのビードベースラインからの高さの、タイヤ高さHに対する比率を下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例9及び10の空気入りタイヤを得た。
[比較例2]
サイドプロテクターを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例2の空気入りタイヤを得た。
[比較例3]
サイドプロテクターを設けず、カーカスプライの枚数を3とし、かつエイペックスをシングルタイプとした他は実施例1と同様にして、比較例3の空気入りタイヤを得た。このタイヤのビードは、1つのエイペックスを有する。このエイペックスは、カーカスの主部と折り返し部とに挟まれている。このタイヤは、市販品と同様の構成を有する。
[耐久性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を550kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、14.22kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを、100km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤに損傷が確認されるまでの走行距離を、測定した。この結果が、指数として、下記の表1-3に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
[耐カット性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を550kPaとした。このタイヤを、四輪駆動車に装着した。この四輪駆動車を、瓦礫が散乱する路面上で、走行させた。走行距離は、1500kmであった。このタイヤのカット傷のサイズ(長さ×深さ)を測定した。全てのカット傷のサイズの合計値の、逆数を算出した。この結果が、指数として、下記の表1-3に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
[低燃費性能]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を550kPaとした。このタイヤを、四輪駆動車に装着した。この四輪駆動車を、サーキット上で、50km/hの時速で走行させた。走行距離が1000kmであるときの、単位燃料あたりの走行距離(km/L)を算出した。この結果が、指数として、下記の表1-3に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
[質量]
タイヤの質量を測定し、この値の逆数を算出した。この結果が、指数として下記の表1-3に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
Figure 0007091942000001
Figure 0007091942000002
Figure 0007091942000003
表1-3に示されるように、各実施例の空気入りタイヤは、諸性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の車両に装着されうる。
2・・・空気入りタイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・バンド
18・・・エッジバンド
20・・・インナーライナー
22・・・チェーファー
24・・・ストリップ
32・・・コア
34・・・第一エイペックス
36・・・第二エイペックス
38・・・第一プライ
40・・・第二プライ
50・・・サイドプロテクター
52・・・要素
54・・・溝
56・・・凹陥部
58・・・ランド
60・・・壁

Claims (7)

  1. トレッド、一対のサイドウォール、一対のビード及びカーカスを備えたタイヤであって、
    上記タイヤが、そのサイド面に、少なくとも一部が上記タイヤのプロファイルから突出してランドを形成するサイドプロテクターをさらに備えており、
    それぞれのビードが、コアと、このコアから半径方向外向きに延びる第一エイペックスと、この第一エイペックスよりも軸方向外側に位置する第二エイペックスとを有しており、
    上記カーカスが、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されており、
    上記カーカスが、上記第一エイペックスと上記第二エイペックスとに挟まれており、
    下記数式(1)及び(2)を満たす空気入りタイヤ。
    R2 > R1 (1)
    R2 > R3 (2)
    (上記数式(1)においてR1は、上記サイド面のうち、上記サイドプロテクターの半径方向内側端の位置と上記タイヤの高さの70%の位置との間のゾーンにおける、上記ランドの占める比率を表す。上記数式(1)及び(2)においてR2は、上記サイド面のうち、上記タイヤの高さの70%の位置と上記タイヤの高さの85%の位置との間のゾーンにおける、上記ランドの占める比率を表す。上記数式(2)においてR3は、上記サイド面のうち、上記タイヤの高さの85%の位置と上記タイヤの高さの97%の位置との間のゾーンにおける、上記ランドの占める比率を表す。)
  2. 上記サイドプロテクターの半径方向内側端の位置が、上記タイヤの高さの55%の位置と同じか、又はこの位置よりも半径方向外側である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記サイドプロテクターの半径方向外側端の位置が、上記タイヤの高さの97%の位置と同じか、又はこの位置よりも半径方向内側である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記比率R2が60%以上である請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 上記比率R3が上記比率R1よりも小さい請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 上記サイドプロテクターが、複数の溝によって複数の要素にセパレートされている請求項1から5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 上記溝の周方向における最大幅部分の中心角が、この溝を挟んで存在する2つの要素のピッチ角の、20%以上40%以下である請求項6に記載の空気入りタイヤ。
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