JP7088122B2 - Power converter - Google Patents
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Description
本開示は、コンデンサを備えた電力変換装置に関する。 The present disclosure relates to a power conversion device including a capacitor.
特許文献1には、コンデンサと、コンデンサを他の部材と接続するためのバスバとを備えた電力変換装置が開示されている。特許文献1の電力変換装置1では、バスバは、溶接によりリアクトルと接続された溶接部と、締結によりコンデンサケースに固定された締結部とを有する。
電力変換装置の備える各部材の寸法や位置関係の公差により、締結前の配置において、締結部は、締結対象部材との間に隙間の生じた状態となりうる。こうした関係の締結部が締結対象部材と締結された場合、締結部の変位と共にバスバ全体が締結方向に変位する。こうして溶接部が変位した場合、溶接部と溶接対象部品との間の溶接個所に応力が発生し、溶接強度を低下させる恐れがあった。 Due to the dimensional and positional tolerances of each member provided in the power conversion device, the fastening portion may have a gap between it and the member to be fastened in the arrangement before fastening. When the fastening portion having such a relationship is fastened to the member to be fastened, the entire bus bar is displaced in the fastening direction together with the displacement of the fastening portion. When the welded portion is displaced in this way, stress is generated at the welded portion between the welded portion and the part to be welded, which may reduce the welding strength.
本開示は、溶接部に生じる応力を抑制可能な電力変換装置の提供を目的とする。 It is an object of the present disclosure to provide a power conversion device capable of suppressing stress generated in a welded portion.
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、本開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。 The above object is achieved by a combination of the features described in the independent claims, and the sub-claims provide for further advantageous embodiments of the present disclosure. The reference numerals in parentheses described in the claims indicate, as one embodiment, the correspondence with the specific means described in the embodiments described later, and do not limit the technical scope of the present disclosure. ..
上記目的を達成するための本開示の電力変換装置は、コンデンサケース(111)に充填された封止材(112)に埋設されたコンデンサ(10)と、コンデンサの一端と接続されたコンデンサバスバ(115)と、を備え、コンデンサバスバは、第一部材(131)と締結された締結部(115a)を含む締結側部位(115h)と、締結方向に沿って延伸する板状のバネ部(115c)と、第二部材(121)と溶接された溶接部(115f)を含み、バネ部を介して締結側部位と繋がれる溶接側部位(115i)と、を有し、締結側部位および溶接側部位は、共にバネ部の一面側に配置され、バネ部のうち、互いに締結方向に離れた位置に繋がれている。 The power conversion device of the present disclosure for achieving the above object is a capacitor (10) embedded in a sealing material (112) filled in a capacitor case (111) and a capacitor bus bar (10) connected to one end of the capacitor. 115), and the condenser bus bar has a fastening side portion (115h) including a fastening portion (115a) fastened to the first member (131), and a plate-shaped spring portion (115c) extending along the fastening direction. ), And a welded side portion (115i) including a welded portion (115f) welded to the second member (121) and connected to the fastening side portion via a spring portion, and has a fastening side portion and a welding side. The portions are both arranged on one side of the spring portion, and are connected to the spring portions at positions separated from each other in the fastening direction.
以上の構成によれば、締結側部位および溶接側部位は、バネ部の一面側に配置され、バネ部の締結方向に離れた位置にそれぞれ繋がれている。こうした構成によりバネ部は、締結部にコンデンサバスバを締結方向に変位させる力が印加された場合に、締結部と溶接部との締結方向の距離を変化させるように湾曲変形しうる。従って、締結に伴い締結部が変位する場合においても、第二部材との間に応力を発生させる溶接部の変位量が、締結部の変位量よりも軽減される。従って電力変換装置は、溶接部に生じる応力を抑制可能となる。 According to the above configuration, the fastening side portion and the welding side portion are arranged on one surface side of the spring portion and are connected to positions separated from each other in the fastening direction of the spring portion. With such a configuration, the spring portion can be curved and deformed so as to change the distance between the fastening portion and the welded portion in the fastening direction when a force that displaces the condenser bus bar in the fastening direction is applied to the fastening portion. Therefore, even when the fastening portion is displaced due to fastening, the amount of displacement of the welded portion that generates stress with the second member is smaller than the displacement amount of the fastening portion. Therefore, the power conversion device can suppress the stress generated in the welded portion.
本開示の実施形態による電力変換装置1を、図面に沿って説明する。まず、電力変換装置1の回路構成を図1に沿って説明する。電力変換装置1は、ハイブリッド自動車や電気自動車などの、走行駆動源として回転電機2を備えた車両で用いられている。電力変換装置1は、車両において、回転電機2と、直流電源3との間の電力の変換を行う装置である。回転電機2は、例えば力行時には車両の走行駆動源として、回生時に発電機として用いられる三相交流式のモータジェネレータである。直流電源3は、例えばリチウムイオン電池などの充放電可能な二次電池を含む、直流電圧を出力する電源ユニットである。
The
電力変換装置1は、直流電源3からの直流電圧を三相交流に変換して回転電機2に出力し、回転電機2を駆動させる。また電力変換装置1は、回転電機2の発電による三相交流を直流電圧に変換し、直流電源3の充電に利用させる。電力変換装置1は、フィルタコンデンサ10、コンバータ20、平滑コンデンサ30、およびインバータ40を備える。
The
フィルタコンデンサ10は、直流電源3の正極に接続された正極ライン4Pと、直流電源3の負極に接続された負極ライン4Nとの間に設けられているコンデンサである。フィルタコンデンサ10は、直流電源3からコンバータ20に供給される直流電圧のノイズを除去するフィルタとして機能する。本実施形態ではフィルタコンデンサ10が「コンデンサ」に相当する。
The
コンバータ20は、半導体スイッチング素子などを含む、直流電圧を異なる値の直流電圧に変換する変換回路部である。なお、本実施形態では、半導体スイッチング素子として逆導通絶縁ゲートバイポーラトランジスタが用いられている。コンバータ20は、直流電源3と、インバータ40との間の直流電圧の変換に用いられている昇降圧回路である。
The
一例としてコンバータ20は、直流電源3から正極ライン4Pと負極ライン4Nの間の電圧として提供される直流電圧を昇圧する。コンバータ20は、昇圧した電圧を高電位ライン5Hと低電位ライン5Lとの間の電圧としてインバータ40に提供する。またコンバータ20は、回転電機2の発電により高電位ライン5Hと低電位ライン5Lとの間に提供される直流電圧を降圧する。コンバータ20は、降圧した電圧を正極ライン4Pと負極ライン4Nの間の電圧として直流電源3に提供する。
As an example, the
より具体的な回路構成として、コンバータ20は、高電位ライン5Hと低電位ライン5Lとの間に、直列に接続された二つの半導体スイッチング素子を有する。またコンバータ20は、半導体スイッチング素子同士の接続点と、正極ライン4Pとの間を接続するリアクトル21とを有する。すなわちリアクトル21は、一端を半導体スイッチング素子同士の接続点に、他端を直流電源3の正極およびフィルタコンデンサ10の一端と接続されている。低電位ライン5Lは、負極ライン4Nと接続され、同電位となっている。
As a more specific circuit configuration, the
平滑コンデンサ30は、高電位ライン5Hと低電位ライン5Lとの間に設けられているコンデンサである。平滑コンデンサ30は、コンバータ20の昇圧などにより高電位ライン5Hと低電位ライン5Lとの間に提供されている直流電圧を平滑化する機能を有する。
The
インバータ40は、複数の半導体スイッチング素子などを含む、直流電圧と三相交流との間で変換を行う変換回路部である。インバータ40は、各半導体スイッチング素子のオンオフの切替えを個別に制御されることにより、直流電圧と三相交流との間の変換を行う。具体的には、インバータ40は、コンバータ20から提供された直流電圧を、三相交流に変換して回転電機2に出力する。またインバータ40は、回生による発電で回転電機2から出力された三相交流を整流してコンバータ20に出力する。
The
次に、電力変換装置1の機械的な構成を説明する。以下において、互いに直交する三方向をそれぞれX方向、Y方向、Z方向と示す。図2に示すように、電力変換装置1は、コンデンサユニット110、リアクトルユニット120、コネクタ部130を備える。
Next, the mechanical configuration of the
コンデンサユニット110は、上述したフィルタコンデンサ10を、他部材との接続部材やセンサなどの付属部材と一体パッケージ化した略直方体状の装置である。コンデンサユニット110は、例えばフィルムコンデンサによるフィルタコンデンサ10を付属部材と共に一体パッケージ化している。本実施形態のコンデンサユニット110の各面は、X方向、Y方向、およびZ方向のいずれかに沿った方向を向く姿勢である。コンデンサユニット110の詳細な構成は後述する。
The
リアクトルユニット120は、上述したリアクトル21を、磁性体によるコアなどの付属部材と一体パッケージ化した装置である。例えばリアクトルユニット120は、銅などの金属材料による線材を巻き回して形成されたリアクトル21を、形状および付属部材に対する配置を維持されるように樹脂封止して形成されている。リアクトルユニット120は、コンデンサユニット110に対してY方向に並ぶ配置である。
The
リアクトルユニット120からは、リアクトル21の両端に相当する端子が、それぞれ突出している。すなわち、リアクトルユニット120は、コンデンサ側端子121と、スイッチ側端子122とを備える。コンデンサ側端子121は、リアクトル21を、フィルタコンデンサ10および直流電源3の正極と接続するための端子である。スイッチ側端子122は、リアクトル21を、半導体スイッチング素子同士の接続点と接続するための端子である。各端子は、例えばY方向に沿ってコンデンサユニット110に向けて延びる線材状または帯板状に形成されている。
Terminals corresponding to both ends of the
コネクタ部130は、直流電源3と電力変換装置1との間の接続用のケーブルを取り付けるための部材である。コネクタ部130には、例えば正極側の電線と負極側の電線とをそれぞれ含んだケーブルが接続される。コネクタ部130は、コンデンサユニット110に対してZ方向に並ぶ配置である。コネクタ部130は、コンデンサユニット110と接続するための正極端子台131および負極端子台132を有している。
The
正極端子台131および負極端子台132は、金属材料により、例えば両面をZ方向に向ける板状に形成されている。正極端子台131および負極端子台132には、Z方向の貫通孔がボルト等による締結のために形成されている。正極端子台131は正極ライン4Pの一部に相当しており、フィルタコンデンサ10の一端およびリアクトル21の一端に対して電気的に接続される。負極端子台132は負極ライン4Nの一部に相当しており、フィルタコンデンサ10の他端に電気的に接続される。
The positive
コンデンサユニット110の詳細な構成を図3および図4に沿って説明する。コンデンサユニット110は、フィルタコンデンサ10に加えて、コンデンサケース111、封止材112、コンバータバスバ113、負極側バスバ114、および正極側バスバ115を備えている。
The detailed configuration of the
コンデンサケース111は、コンデンサユニット110の各部材を収容する筐体である。本実施形態のコンデンサケース111は、絶縁性の樹脂材料により、内側に各部材を収容するための収容室を有する略直方体状の外観形状に形成されている。コンデンサケース111の各面はX方向、Y方向、およびZ方向のいずれかに沿った方向を向く姿勢である。
The
コンデンサケース111の各面のうち、Y方向を向くリアクトルユニット120側の一面には、収容室に充填された封止材112を露出させる開口111aが形成されている。またコンデンサケース111には、コネクタ部130を向く面の一部からコネクタ部130に向けて略矩形柱状に突出する支持台111bが形成されている。支持台111bは、Z方向に沿ってコネクタ部130に向かうにつれて、段階的にX方向の寸法の小さくなる形状である。支持台111bの基端付近の外周面、およびコネクタ部130を向く面のうち支持台111bの周辺部分は、正極側バスバ115に接触している。
Of each surface of the
封止材112は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂をコンデンサケース111内に充填、硬化させて形成された部材である。封止材112は、フィルタコンデンサ10および付属部材を保護および固定する機能を発揮する。封止材112を形成する樹脂は、ポッティング材などとも称される。コンデンサケース111の開口111aから露出する封止材112の表面は、Y方向に沿ってリアクトルユニット120を向く平面状となっている。
The sealing
コンバータバスバ113は、金属材料により形成されている導電部材である。コンバータバスバ113は、部分的に屈曲した帯板状に形成されている。コンバータバスバ113は、リアクトル21と、半導体スイッチング素子を収容した半導体装置とを電気的に接続するために用いられている。コンバータバスバ113を介してリアクトル21と半導体スイッチング素子とを接続することにより、コンバータ20が形成される。コンバータバスバ113は、フィルタコンデンサ10とは電気的に接続されていない。従ってコンバータバスバ113は、全体を封止材112の外部に配置された状態でコンデンサケース111に固定されている。コンバータバスバ113は、一端をリアクトルユニット120のスイッチ側端子122と溶接により接続され、他端を半導体装置と電流センサ装置を介して接続されている。
The
負極側バスバ114は、金属材料により形成されている導電部材である。負極側バスバ114は、部分的に屈曲していると共に、分岐を有する帯板状に形成されている。負極側バスバ114は、三つの他の部材と接続するため、分岐による三か所の端部のそれぞれを他の部材の接続部とされている。第一の端部は封止材112に埋設され、フィルタコンデンサ10の両端のうち、直流電源3の負極と接続される側に接続されている。第二の端部は、負極端子台132と接続されている。第三の端部は、低電位ライン5Lに相当する導電部材と接続されている。
The negative electrode
正極側バスバ115は、金属材料により形成されている導電部材である。正極側バスバ115は、図3、図4、および図5に示すように、部分的に屈曲していると共に、分岐を有する帯板状に形成されている。正極側バスバ115は、正極端子台131の厚さ寸法よりも小さい厚さ寸法で形成されている。正極側バスバ115は、フィルタコンデンサ10の両端のうち、直流電源3の正極と接続される側の一端に接続される。正極側バスバ115は「コンデンサバスバ」に相当する。従って、負極側バスバ114が「他端側バスバ」に相当する。正極側バスバ115は、負極側バスバ114に対してX方向に並んでいる。
The positive electrode
正極側バスバ115は、例えば平板状の母材をプレス加工で打ち抜きおよび屈曲させることにより形成された一体の部材である。正極側バスバ115は、略垂直に屈曲した屈曲部分を挟んで繋がる複数の平板状の部位を有している。具体的には、正極側バスバ115は、締結部115a、締結側繋ぎ部115b、バネ部115c、溶接側繋ぎ部115d、埋設部115e、および溶接部115fを有している。正極側バスバ115のうち、締結部115a、および締結側繋ぎ部115bを合わせた部分が、締結側部位115hである。正極側バスバ115のうち、溶接側繋ぎ部115d、埋設部115e、および溶接部115fを合わせた部分が、溶接側部位115iである。
The positive electrode
締結部115aは、両面をZ方向に向ける略矩形平板状の部分である。締結部115aの各辺は、X方向またはY方向のいずれかに沿っている。締結部115aには、ボルトなどによる締結のためにZ方向に貫通する締結孔が形成されている。締結部115aは、正極端子台131が締結される。従って正極端子台131が、「第一部材」に相当し、Z方向が「締結方向」に相当する。締結部115aは、支持台111bのうち、Z方向に沿ってコネクタ部130を向く面に沿って配置されている。締結部115aのうち、Y方向においてリアクトルユニット120側に位置する辺には、締結側繋ぎ部115bが繋がっている。締結部115aは、例えば母材の一部を、締結側繋ぎ部115bに対してリアクトルユニット120と反対側に向けて屈曲させることにより形成されている。
The
締結側繋ぎ部115bは、両面をY方向に向ける略矩形平板状の部分である。締結側繋ぎ部115bのうち、Z方向においてコネクタ部130側に位置する辺には、屈曲部位を挟んで締結部115aが繋がっている。すなわち締結側繋ぎ部115bは、締結部115aのうちY方向においてリアクトルユニット120側から、Z方向においてコネクタ部130と反対側に向けて延びる配置である。締結側繋ぎ部115bは、X方向において、締結部115aよりも負極側バスバ114から離れた位置まで伸びている。締結側繋ぎ部115bのうちX方向において負極側バスバ114と反対側に位置する辺は、バネ部115cと繋がっている。従って、バネ部115cのうち締結側繋ぎ部115bの繋がれている位置が、締結側部位115hの繋がれている位置に相当する。
The fastening
バネ部115cは、両面をX方向に向ける略矩形平板状の部分である。バネ部115cは、Z方向に沿って延伸する帯板状を呈している。バネ部115cのコネクタ部130側の端部付近は、屈曲部分を挟んで締結側繋ぎ部115bと繋がっている。より具体的には、バネ部115cのY方向においてリアクトルユニット120側の辺のうち、コネクタ部130側の端部付近が締結側繋ぎ部115bと繋がっている。バネ部115cは、例えば母材の一部を、締結側繋ぎ部115bおよび溶接側繋ぎ部115dに対してリアクトルユニット120と反対側に屈曲させることにより形成されている。
The
バネ部115cは、X方向において、締結部115aに対して負極側バスバ114と反対側に位置している。換言すれば、締結部115aおよび負極側バスバ114は、X方向においてバネ部115cの一面側に共に配置されている。バネ部115cは、Y方向の投影視において、コンバータバスバ113と部分的に重なりを生じる配置である。
The
バネ部115cの一面側の一部は、支持台111bに接触している。具体的には、バネ部115cのうち、溶接側繋ぎ部115d側の端部から中央付近までが、支持台111bと接触している。これにより、バネ部115cのうちZ方向における一部の区間の変位が規制されている。具体的には、図5に斜線部分として示す溶接側区間115gの、X方向に沿って溶接部115fに向かう変位が規制されている。溶接側区間115gは、バネ部115cのうち、溶接側部位115iのうち溶接側繋ぎ部115dが繋がれている部分と言える。またバネ部115cのうち溶接側繋ぎ部115d側の端部は、コンデンサケース111のコネクタ部130を向く面に当接している。この結果バネ部115cは、Z方向に沿ってコネクタ部130から離れる変位を規制されている。
A part of the
バネ部115cの形状は、曲げ変形を生じる場合に、溶接側繋ぎ部115d側の端部を基準として、図5に破線矢印として示す曲げ変形を最も容易とする形状である。すなわち、曲げ変形のうち、締結側繋ぎ部115b側に向かうにつれて負極側バスバ114から離れるように湾曲する曲げ変形を相対的に生じやすい。こうした曲げ変形は、締結側繋ぎ部115bおよび締結部115aを、バネ部115cから離れるにつれて溶接側繋ぎ部115dから離れるように傾斜させる。従って上述した曲げ変形は、溶接側繋ぎ部115dと締結側繋ぎ部115bとのZ方向における距離の増大、すなわち白抜き矢印として示す締結部115aの変位に対応する。換言すればバネ部115cは、締結部115aの変位を自身の変形として吸収することにより、締結部115aに共連れした溶接部115fの変位を抑制しやすい形状および配置である。
The shape of the
溶接側繋ぎ部115dは、両面をY方向に向ける平板状の部分である。溶接側繋ぎ部115dは、X方向に沿って延びる帯板状を呈している。溶接側繋ぎ部115dのうち負極側バスバ114と反対側に位置する辺は、屈曲部位を挟んでバネ部115cと繋がっている。溶接側繋ぎ部115dのうち負極側バスバ114側に位置する辺は、屈曲部位を挟んで溶接部115fと繋がっている。従って、バネ部115cのうち溶接側繋ぎ部115dの繋がれている位置が、溶接側部位115iの繋がれている位置に相当する。また溶接側繋ぎ部115dのうち、Z方向においてコネクタ部130と反対側の辺の中間部分は、埋設部115eと繋がっている。
The welded
溶接側繋ぎ部115dは、Z方向において締結側繋ぎ部115bから離間している。溶接側繋ぎ部115dおよび締結側繋ぎ部115bは、Z方向およびX方向により規定される同一平面に沿って配置されている。すなわち溶接側繋ぎ部115dは、Z方向において直接には締結側繋ぎ部115bと繋がれておらず、バネ部115cを介して迂回するように繋がれた状態である。
The weld-
埋設部115eは、全体としてY方向に延びる帯板状の部分であり、部分的に封止材112に埋設された状態となっている。埋設部115eの一端は、封止材112に埋設され、フィルタコンデンサ10の一端に接続されている。埋設部115eの他端は、封止材112から露出しており、屈曲部分を挟んで溶接側繋ぎ部115dと繋がっている。従って埋設部115eは、バネ部115cのうち締結部115aの繋がれている位置からZ方向に離れた位置に、溶接側繋ぎ部115dを介して繋がれた状態と言える。
The buried
埋設部115eのうち、封止材112の表面を貫通する部分におけるX方向に沿った幅寸法W1は、バネ部115cのY方向に沿った幅寸法よりも大きい。具体的には、バネ部115cのうち、締結側繋ぎ部115bの繋がれた部分と溶接側繋ぎ部115dの繋がれた部分との中間における幅寸法W2よりも大きい。従って、埋設部115eの封止材112の表面を貫通している部分は、バネ部115cよりも変形を生じにくい。埋設部115eは、例えば母材の一部を、溶接側繋ぎ部115dに対してリアクトルユニット120と反対側に屈曲させることにより形成されている。
The width dimension W1 along the X direction in the portion of the buried
溶接部115fは、両面をX方向に向ける平板状の部分である。溶接部115fの両面のうち、負極側バスバ114側の面には、Y方向に延びるコンデンサ側端子121が溶接されている。従って、コンデンサ側端子121が「第二部材」に相当する。また、X方向が、溶接部115fに対する溶接方向と言える。X方向を向いた溶接部115fの面のうち、コンデンサ側端子121と溶接された状態の領域は、Z方向の寸法がY方向の寸法よりも小さい帯状となっている。
The welded
溶接部115fのうち、リアクトルユニット120と反対側の辺が、屈曲部分を挟んで溶接側繋ぎ部115dと繋がっている。従って溶接部115fは、溶接側繋ぎ部115dを介してバネ部115cと繋がっている。
Of the welded
溶接部115fは、X方向において、バネ部115cに対して負極側バスバ114側に配置されている。溶接部115fは、溶接側繋ぎ部115dのうち、埋設部115eの繋がれている位置よりも、バネ部115cの繋がれている位置から遠い位置に繋がれている。従って溶接部115fは、X方向において、埋設部115eよりもバネ部115cから離れて配置されている。
The welded
[実施形態のまとめ]
以上、説明した実施形態によれば、締結部115aおよび溶接部115fは、バネ部115cの一面側に配置され、バネ部115cのZ方向に離れた位置にそれぞれ繋がれている。こうした構成によりバネ部115cは、締結部115aに正極側バスバ115をZ方向に変位させる力が印加された場合に、締結部115aと溶接部115fとのZ方向の距離を変化させるように湾曲変形しうる。従って、締結に伴い締結部115aが変位する場合においても、コンデンサ側端子121との間に応力を発生させる溶接部115fの変位量が、締結部115aの変位量よりも軽減される。従って電力変換装置1は、溶接部115fに生じる応力を抑制可能となる。
[Summary of embodiments]
According to the embodiment described above, the
また本実施形態では、負極側バスバ114は、バネ部115cに対して、締結部115aおよび溶接部115fと同じ一面側に位置している。上述の構成に反して負極側バスバ114が他面側に位置している場合、X方向におけるバネ部115cからの締結部115aおよび溶接部115fの距離が制限される。具体的には、それらの距離が、正極端子台131と負極端子台132との距離に従って定まる、正極側バスバ115と負極側バスバ114との距離により制限される。締結部115aおよび溶接部115fのバネ部115cからの距離が小さくなるほど、バネ部115cを同様に湾曲させた場合における締結部115aと溶接部115fとのZ方向における距離の変化が小さくなる。すなわち、正極端子台131と負極端子台132との距離によっては、応力を生じさせる溶接部115fの変位量を抑制しにくくなりうる。
Further, in the present embodiment, the negative electrode
こうした懸念に対し本実施形態では、負極側バスバ114との距離に拘わらず、締結部115aおよび溶接部115fのX方向におけるバネ部115cからの距離を設定可能となる。従って電力変換装置1は、正極端子台131と負極端子台132との距離に拘わらず、溶接部115fに発生する応力を抑制可能となる。
In response to such concerns, in the present embodiment, the distances of the
さらに本実施形態では、コンデンサケース111は、バネ部115cとの接触により、バネ部115cのうち溶接部115fの接続される側の端部の変位を規制している。この結果、バネ部115cの湾曲により締結部115aと溶接部115fとの距離が変動する場合に、溶接部115fの変位量を抑制して距離を変動させうる。従って電力変換装置1は、より溶接部115fに発生する応力を抑制可能となる。
Further, in the present embodiment, the
加えて本実施形態では、溶接部115fは、溶接側繋ぎ部115dを介してバネ部115cに繋がれている。溶接側繋ぎ部115dには、埋設により封止材112に固定された状態の埋設部115eが繋がれている。この結果、締結部115aが変位する場合に、溶接側繋ぎ部115dのうち埋設部115eよりバネ部115cから離れた部分の変位が抑制される。従って電力変換装置1は、溶接部115fに生じる応力をより抑制可能となる。
In addition, in the present embodiment, the welded
また本実施形態では、埋設部115eの幅が、バネ部115cの幅よりも大きい。故に、締結部115aの封止材112に対する変位により埋設部115eおよびバネ部115cに変形が生じる場合に、埋設部115eは、バネ部115cよりも変形しにくい。この結果、締結部115aが、埋設部115eの変形ではなく、主としてバネ部115cの変形により変位しうる。すなわち、締結部115aの変位により埋設部115eに生じる変形が、バネ部115cの変形により抑制されやすくなる。従ってバネ部115cは、封止材112に発生する応力も抑制可能となる。
Further, in the present embodiment, the width of the embedded
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本開示の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<Other embodiments>
Although the embodiments of the present disclosure have been described above, the present disclosure is not limited to the above-described embodiments, and the following modifications are also included in the technical scope of the present disclosure. Various changes can be made within the range that does not deviate. In the following description, the element having the same number as the code used so far is the same as the element having the same code in the previous embodiments, unless otherwise specified. Further, when only a part of the configuration is described, the embodiment described above can be applied to the other parts of the configuration.
上述の実施形態においては、負極側バスバ114は、バネ部115cの一面側に配置されていた。換言すれば、バネ部115cは、締結部115aおよび溶接部115fに対して、負極側バスバ114と反対側に配置されていた。しかし、各構成の配置関係は上述のものに限られない。すなわち、負極側バスバ114は、バネ部115cの他面側に配置されていてもよい。換言すれば、バネ部115cが、負極側バスバ114と、締結部115aおよび溶接部115fとの間に位置していてもよい。
In the above-described embodiment, the negative electrode
上述の実施形態においては、締結部115aは、締結側繋ぎ部115bを介してバネ部115cと繋がれていた。しかし、締結側繋ぎ部115bを介さず直接つながれていてもよい。すなわち、バネ部115cのコネクタ部130側の辺と、締結部115aの負極側バスバ114と反対側の辺とが、屈曲部分を挟んで接続される形状としてもよい。またこれに限られず、他の部分の繋がりについても適宜変更可能である。換言すれば、締結側部位115hは、締結部115aを含んでいれば、締結側繋ぎ部115bを含まない形状でもよい。同様に溶接側部位115iも、溶接部115fを含んでいれば、他の部分を含まない形状でもよい。
In the above-described embodiment, the
上述の実施形態においては、バネ部115cのうち、溶接側繋ぎ部115dの繋がれている側の端部、および一面側のうち端部周辺がコンデンサケース111に接触して、その部分が変位を規制されていた。しかし、コンデンサケース111の形状やバネ部115cの接触位置はこれに限られず、またバネ部115cが変位の規制を受けない構成でもよい。例えばバネ部115cが、コンデンサケース111に形成された溝への差込みなどにより挟持されて変位を規制されるなど、その他の支持方法により変位を規制される構成でもよい。また、溶接部115f側の端部付近の変位を規制可能であれば、接触部分がその部分でなくてもよい。あるいは、バネ部115cが、母材をリアクトルユニット120側に屈曲させて形成されることにより、コンデンサケース111と接触しない配置とされていてもよい。
In the above-described embodiment, the end of the
上述の実施形態においては、溶接部115fは、埋設部115eよりもバネ部115cから離れた配置とされていた。しかし、溶接部115fが埋設部115eよりもバネ部115cに近い配置とされていてもよい。例えば、溶接側繋ぎ部115dのうちX方向に延びる辺の中間付近に溶接部115fを繋ぎ、同じ辺のうちバネ部115cと反対側の端部に埋設部115eを繋ぐ配置が可能である。
In the above-described embodiment, the welded
上述の実施形態においては、埋設部115eは、バネ部115cよりも幅を広く形成されていた。しかし、埋設部115eは、バネ部115cよりも幅を狭く形成されていてもよい。
In the above-described embodiment, the embedded
1 電力変換装置、 10 フィルタコンデンサ(コンデンサ)、 111 コンデンサケース、 112 封止材、 114 負極側バスバ(他端側バスバ)、 115 正極側バスバ(コンデンサバスバ)、 115a 締結部、 115c バネ部、 115d 溶接側繋ぎ部、 115e 埋設部、 115f 溶接部、 115h 締結側部位、 115i 溶接側部位、 121 コンデンサ側端子(第二部材)、 131 正極端子台(第一部材) 1 Power converter, 10 Filter capacitor (capacitor), 111 Condenser case, 112 Encapsulant, 114 Negative electrode side bus bar (other end side bus bar), 115 Positive electrode side bus bar (capacitor bus bar), 115a Fastening part, 115c Spring part, 115d Welded side joint, 115e buried part, 115f Welded part, 115h Fastened side part, 115i Welded side part, 121 Capacitor side terminal (second member), 131 Positive electrode terminal block (first member)
Claims (5)
前記コンデンサの一端と接続されたコンデンサバスバ(115)と、を備え、
前記コンデンサバスバは、第一部材(131)と締結された締結部(115a)を含む締結側部位(115h)と、締結方向に沿って延伸する板状のバネ部(115c)と、第二部材(121)と溶接された溶接部(115f)を含み、前記バネ部を介して前記締結側部位と繋がれる溶接側部位(115i)と、を有し、
前記締結側部位および前記溶接側部位は、共に前記バネ部の一面側に配置され、前記バネ部のうち、互いに前記締結方向に離れた位置に繋がれている電力変換装置。 A capacitor (10) embedded in a sealing material (112) filled in a capacitor case (111), and a capacitor (10).
A capacitor bus bar (115) connected to one end of the capacitor is provided.
The condenser bus bar has a fastening side portion (115h) including a fastening portion (115a) fastened to the first member (131), a plate-shaped spring portion (115c) extending along the fastening direction, and a second member. It includes a welded portion (115f) welded to (121), and has a welded side portion (115i) connected to the fastening side portion via the spring portion.
A power conversion device in which both the fastening side portion and the welding side portion are arranged on one surface side of the spring portion, and are connected to positions of the spring portion that are separated from each other in the fastening direction.
前記他端側バスバは、前記バネ部に対して前記一面側に位置している請求項1に記載の電力変換装置。 A bus bar (114) on the other end side connected to the other end of the capacitor is provided.
The power conversion device according to claim 1, wherein the other end side bus bar is located on the one side of the spring portion.
前記埋設部の幅は、前記バネ部の幅よりも広い請求項1~3のいずれか1項に記載の電力変換装置。 The weld side portion includes a buried portion (115e) stretched in a strip shape and partially embedded in the sealing material.
The power conversion device according to any one of claims 1 to 3, wherein the width of the embedded portion is wider than the width of the spring portion.
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