JP7087821B2 - 制御システム、複合機、および制御プログラム - Google Patents
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Description
前記本体装置は、
表示面に操作画面を表示するとともに、前記表示面へのタッチを検出するタッチパネルと、
前記点字デバイスと無線通信する本体通信部と、
本体制御部と、を備え、
前記点字デバイスは、
ユーザーの指先を覆う指カバーと、
前記指カバーの内側に配置され、点字情報を表示可能な点字表示部と、
前記本体通信部との間で無線通信する点字デバイス通信部と、を備え、
前記本体制御部は、前記操作画面を表示した前記タッチパネルへのタッチを検出した場合に、前記点字デバイスによるタッチであるか否かを判定し、
前記点字デバイスによるタッチでないと判定した場合には、タッチに応じた処理を実行し、
前記点字デバイスによるタッチであると判定した場合、さらに、前記タッチのタッチ位置が、前記操作画面に予め設定した操作禁止エリア内であるか否かを判定し、前記操作禁止エリア内でのタッチである場合は、前記タッチ位置への操作を無効にする、制御システム。
前記操作禁止エリア外でのタッチである場合には、前記点字表示部による、タッチ位置にある前記操作画面の表示内容の表示を行い、
前記操作禁止エリア内でのタッチである場合には、前記点字表示部による、表示内容の表示を行わないように制御する、上記(1)に記載の制御システム。
前記本体制御部は、前記点字デバイスによるタッチを検出した場合に、
前記操作禁止エリア外でのタッチである場合には、前記点字表示部による、タッチ位置にある前記操作画面の表示内容の表示を行うともに、前記決定スイッチが操作されることによりタッチ位置の表示内容に応じた処理を実行する、上記(1)または上記(2)に記載の制御システム。
前記点字デバイスは、前記センサー部の検出信号に応じた、物体への接触タイミングを前記本体装置に送信し、
前記本体制御部は、前記タッチパネルへのタッチを検出した場合、前記点字デバイスから受信した物体への前記接触タイミングと比較することで、前記タッチが前記点字デバイスによるものか否かを判定する、上記(1)から上記(3)のいずれかに記載の制御システム。
前記操作禁止エリアの設定は、ユーザーにより変更可能である、上記(1)から上記(4)のいずれかに記載の制御システム。
前記本体制御部は、無線通信する前記点字デバイスから受信した前記点字デバイスの識別情報により、適用する前記操作禁止エリアの設定を変更する、上記(1)から上記(7)のいずれかに記載の制御システム。
上記(1)から上記(8)のいずれかに記載の制御システムと、
を備える複合機。
タッチパネルを通じた操作を受け付ける本体装置と、ユーザーの手に装着される点字デバイスであって、ユーザーの指先を覆う指カバー、および前記指カバーの内側に配置され、点字情報を表示可能な点字表示部を備える点字デバイスとを備えた、制御システムを制御するコンピューターで実行される制御プログラムであって、
操作画面を表示した前記タッチパネルへのタッチを検出した場合に、前記点字デバイスによるタッチであるか否かを判定するステップ(a)と、
前記ステップ(a)で、前記点字デバイスによるタッチでないと判定した場合には、タッチに応じた処理を実行するステップ(b)と、
前記ステップ(a)で、前記点字デバイスによるタッチであると判定した場合、さらに、前記タッチのタッチ位置が、前記操作画面に予め設定した操作禁止エリア内であるか否かを判定し、前記操作禁止エリア内でのタッチである場合は、前記タッチ位置への操作を無効にするステップ(c)と、
を含む処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
本体装置100は、例えば複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。図1に示すように本体装置100は、制御部110(本体制御部)、タッチパネル120、記憶部130、プリンター部140、スキャナー部150、ファックス部160、無線通信部170、およびスピーカー180を備える。
図2、図3A、図3B、図4に示すように、点字デバイス200は、制御部210(点字デバイス制御部)、点字表示部220、選択操作用の決定スイッチ230、接触センサー240、および無線通信部250を備える。
制御部210は、CPU、RAM、およびROMを備える。無線通信部250は、「点字デバイス通信部」として機能し、無線通信により、本体装置100の無線通信部170と通信を行う。これらの機能は、それぞれ制御部110、および無線通信部170と同様であり、説明を省略する。
点字表示部220は、指カバー282の内側に配置され、ユーザーに点字の感触を生じさせる立体的な点字模様を表示(具現)する。図4の指カバー282周辺の断面模式図に示すように点字表示部220は、指先に触覚を感じさせる多数のピンが設けられており、このピンの高さ方向の突き出し量は、圧電素子により個別に変更できる。ピンの密度(解像度)は、一般的な点字のピッチ(2~3mm)よりも高い密度で構成しており、点字模様以外にもテキスト情報や簡単な画像も表示可能である。
決定スイッチ230は、点字表示部220に重畳して配置した圧力センサーである。ユーザーが指Fを下方に押し込むことで、圧力センサーにより所定以上の圧力が検知された場合に、制御部210は、ユーザーによって、決定スイッチ230がONされたと判定する。なお決定スイッチ230としては、これに限られず、空いている方の手で操作するタクトスイッチであってもよい。また、その場合、このタクトスイッチをユニットケース283の上部に配置してもよい。
接触センサー240は、「センサー部」として機能する。接触センサー240は、指カバー282の指の腹に対応する位置に配置され、指カバー282の外側が、タッチパネル120の表面等の物体に接触したことを検知する。接触センサー240は、例えばマイクロスイッチまたは圧力センサーなどの機械的なセンサーであってもよく、光学的なセンサーであってもよい。また圧力センサーを用いた場合には、所定以上の圧力で物体に接触した場合に、接触したと判定するようにしてもよい。点字デバイス200を装着したユーザーが、指カバー282の先端でタッチパネル120等の何らかの物体にタッチした場合には、接触センサー240はそのタッチを検知する。
図7~図9Bを参照し、第1の実施形態に係る制御システム500で実行される視覚障害者モードにおける制御方法について説明する。図7は本体装置100側で実行される制御を示すフローチャートであり、図8は点字デバイス200側で実行される制御を示すフローチャートである。図9A、9Bは、タッチパネル120に表示する操作画面の例である。
(ステップS11)
図7に示すように本体装置100の制御部110は、タッチパネル120へタッチがなされたかを判定する。タッチセンサー122によりタッチを検出した場合(YES)、処理をステップS12に進める。
制御部110は、点字デバイス200によるタッチであるか否かを判定する。タッチが、点字デバイス200によるものか否かの判定は、上述のように点字デバイス200から送信されてくるセンサー情報(後述のステップS22)の接触タイミングを示す波形と、タッチパネル120へのタッチのタイミングを示す波形が同一であるか否かにより行える。
図9Aと図9Bには、同じ操作画面12bを示しており、図9Bでは、操作画面12b内に複数の操作禁止エリア81~83を設定している。この操作禁止エリア81~83には、1つまたは複数のボタンが含まれている。また、1つの操作禁止エリアを、1つのボタンに対応するように設定し、ボタン毎に操作禁止の設定をするようにしてもよい(後述の第4の実施形態)。この操作禁止エリアは、操作画面毎に設定されており、その設定情報は、記憶部130に記憶されている。制御部110は、記憶部130から、この操作画面の操作禁止エリアの設定を呼び出し、操作禁止エリアの設定を行う。
本実施形態においては、健常者が使用する操作画面12a、12bを、視覚障害者がそのまま共通に使用している。このように健常者(通常モード)と視覚障害者(視覚障害者モード)で、操作画面の表示内容を共通にしている。これは、視覚障害者向けに新たな操作画面の準備を不要とすることで、表示用のデータ作成に関する工数を削減するためである。
制御部110は、ステップS11でのタッチ位置が、ステップS13で呼び出した、いずれかの操作禁止エリア81~83内にあるか否かを判定する。操作禁止エリア内であれば(YES)、処理を終了する(エンド)。この場合、タッチ位置の表示情報を点字デバイス200には送信しない。例えば、操作禁止エリア83(図9Aの「ジョブメモリ」ボタンに対応)へのタッチがなされたとしても、この操作禁止エリア81内のボタンの表示情報を点字デバイス200に送信しない。すなわち、点字デバイス200を使用するユーザーには、なにも表示されていない(空白)と認識される。一方で、操作禁止エリア内でなければ(NO)、処理をステップS15に進める。
タッチされているボタンの内容に応じた点字情報を点字デバイス200に送信する。例えば、図9Bにおいて「らくらくコピー」ボタンへのタッチであれば、この「らくらくコピー」ボタンのテキストデータに対応する点字情報を点字デバイス200に送信する。
ここでは、点字デバイス200の処理(後述のステップS26)に応じて、点字デバイス200からの決定スイッチ230のON信号を受信したか否かを判定する。ON信号を受信した場合(YES)、処理をステップS17に進め、そうでなければ(NO)処理を終了する(エンド)。
制御部110は、ボタンへのタッチ(S11)があり、かつ、ON信号を受信(S16)した場合に、選択操作が行われたと判定し、現時点で、点字デバイス200によりタッチされている位置(例えばボタン)に応じた機能の処理を実行する。
次に、本体装置100側の図7で示した制御に並行して行われる点字デバイス200側の制御について説明する。
図8に示すように点字デバイス200の制御部210は、指カバー282の指の腹側に配置された接触センサー240により、物体へのタッチを検知した場合(YES)、ユーザーが点字デバイス200でタッチを行ったと判定し、処理をステップS22に進める。
制御部210は、接触センサー240の出力をモニターし、センサー情報、すなわち何らかの物体への接触タイミングの情報をリアルタイムで、本体装置100に送信する。この送信するデータは、例えば、接触センサー240の出力を数十Hz周期の信号に変換している。
ここでは、制御部210は、本体装置100から点字情報を受信したか否かを判断する。本体装置100のステップS15の処理に応じて、点字情報を受信した場合(YES)には、処理をステップS24に進める。
点字表示部220に、受信した点字情報に対応する点字画像を表示する。ボタンへのタッチに応じた点字情報であれば、ユーザーは、ステップ21(ステップS11)でタッチしたボタンの内容を認識できる。
ユーザーは、点字表示部220の表示内容から認識したボタンが、所望のボタンであれば、決定スイッチ230をONする(押し下げる)。制御部210は、決定スイッチ230がONされた場合(YES)には、処理をステップS26に進める。ONされない場合(NO)には、処理を終了する(エンド)。
点字デバイス200は、決定スイッチ230のON信号を本体装置100に送信して、終了する(エンド)。このとき、本体装置100側は、このON信号を受信することに応じて、タッチ位置に応じた処理を実行する(ステップS16、S17(図7))。
図10は、第1の変形例における操作禁止エリアの設定変更を説明する図である。図10(a)は、図9Bにそのまま対応する。図10(a)の操作画面12bでは、操作禁止エリア81~83が設定されており、この設定は、工場出荷時のデフォルト設定(以下「標準」設定ともいう)である。一方で図10(b)の操作画面12bでは、操作禁止エリア82のみが設定されており、他の操作禁止エリア81、83は解除されている(以下「type1」設定ともいう)。
次に、図11、図12を参照し、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態においては、点字デバイス200による操作禁止エリアへのタッチがあった場合には、タッチ位置への操作を無効とし、何ら点字情報を送信しなかった。以下に説明する第2の実施形態では、このような状況の場合にユーザーを誘導する誘導制御を実行する。
図11のステップS31は、図7のステップS13に続いて行われる処理である。このステップS31は、ステップS14と同様の処理である。すなわち、制御部110はステップS11でのタッチ位置が、ステップS13で設定した、いずれかの操作禁止エリア81~83内にあるか否かを判定する。操作禁止エリア内であれば(YES)、処理をステップS32に進める。一方で、操作禁止エリア内でなければ(NO)、処理をステップS34に進める。
制御部110は、操作禁止エリア外の所定領域まで、ユーザーを誘導するための点字情報を点字表示部220に表示させる誘導制御を行う。例えば図12に示すように、ユーザーが、操作禁止エリア82内を、タッチしていた場合には、制御部110は、所定領域91まで誘導する。
制御部110は、点字デバイス200のタッチ位置が誘導先の所定領域91まで到達したか否かを判定する。所定領域91まで達した場合には(YES)、処理をステップS34に進め、達していなければ(NO)、処理をステップS32に戻す。
ここでは、図7のステップS15~S17と同様の処理を行い、制御部110は、決定スイッチON信号を受信することに応じて、タッチ位置に応じた処理を実行する。
上述した第1の変形例(図10)においては、操作禁止エリアを変更する実施形態について説明した。第3の実施形態においては、点字デバイス200の識別情報(ID情報)毎に操作禁止エリアを設定する。そして、この設定情報を用いて、点字デバイス200を使用するユーザー毎に、操作禁止エリアを変更するものである。
ここでは、図7のステップS11、S12と同様の処理を行い、制御部110は、タッチパネル120へのタッチがあれば、点字デバイス200によるタッチであるか否かを判定する。点字デバイス200によるタッチであれば(YES)、処理をステップS43に進め、点字デバイス200によるタッチでなければ(NO)、処理を図7のステップS17に進める(丸数字の10)。
制御部110は無線通信により、ステップS41でタッチを行い、無線通信している点字デバイス200のID情報を取得する。なお、このID情報の取得は、これよりも前の段階で行ってもよい。例えば、点字デバイス200間との無線通信が確立した段階で取得する。
制御部110は、取得したID情報に紐付けられた、操作禁止エリアがあるか否かを判定する。具体的には、図13に示したような、記憶部130に記憶されている設定テーブルに、ステップS43で取得したID情報が含まれているか否かを判定する。設定テーブルにID情報があれば(YES)、処理をステップS46に進め、ID情報がなければ(NO)、処理をステップS45に進める。
制御部110は、点字デバイス200に共通に適用する標準の操作禁止エリア設定を呼び出す。例えば図10(a)の操作禁止エリア設定である。
制御部110は、ID情報に紐付けられた操作禁止エリア設定を呼び出す。例えば、ステップS43で取得したID情報がデバイスID「0002」で、操作画面12bを表示している場合を想定する。この場合、図13の設定テーブルを参照し、type1の操作禁止エリア設定を呼び出す。例えば図10(b)の操作禁止エリア設定である。
上述した各実施形態においては、操作画面において、操作禁止をエリア単位で行った。しかしながらこれに限られず、以下に説明する第4の実施形態のように、操作画面のボタン単位で行うようにしてもよい。
ここでは、図7のステップS11、S12と同じ処理を行い、制御部110は、タッチパネル120へのタッチがあれば、点字デバイス200によるタッチであるか否かを判定し、そうであれば(YES)、処理をステップS53に進め、そうでなければ(NO)、処理をステップS57に進める(丸数字の20)。
ここでは、制御部110は、記憶部130に記憶されている、操作禁止の設定情報を用い、ボタン毎に操作禁止か否かを判定し、図7のステップS13~S15と同様の処理を行う。すなわち、タッチ位置のボタンが操作禁止ボタン(ステップS54:「操作禁止ボタン」)であればタッチ位置のボタンの情報を点字デバイス200には送信せずに終了する(エンド)。一方で操作禁止ボタンでなければ(ステップS54:「操作(許可)ボタン」)、処理をステップS55に進め、タッチ位置のボタンの情報を点字デバイス200に送信する。
制御部110は、図7のステップS16、S17と同様の処理を行い、点字デバイス200から受信した決定スイッチON信号に応じて、タッチ位置にあるボタンに応じた処理を行い終了する(エンド)。
100 本体装置
110 制御部
120 タッチパネル
130 記憶部
140 プリンター部
150 スキャナー部
160 ファックス部
170 無線通信部
180 スピーカー
200 点字デバイス
210 制御部
220 点字表示部
230 決定スイッチ
240 接触センサー
250 無線通信部
281 手袋本体部
282 指カバー
283 ユニットケース
81、82、83 操作禁止エリア
91 所定領域
Claims (10)
- 操作を受け付ける本体装置、およびユーザーの手に装着される点字デバイスを備える制御システムであって、
前記本体装置は、
表示面に操作画面を表示するとともに、前記表示面へのタッチを検出するタッチパネルと、
前記点字デバイスと無線通信する本体通信部と、
本体制御部と、を備え、
前記点字デバイスは、
ユーザーの指先を覆う指カバーと、
前記指カバーの内側に配置され、点字情報を表示可能な点字表示部と、
前記本体通信部との間で無線通信する点字デバイス通信部と、を備え、
前記本体制御部は、前記操作画面を表示した前記タッチパネルへのタッチを検出した場合に、前記点字デバイスによるタッチであるか否かを判定し、
前記点字デバイスによるタッチでないと判定した場合には、タッチに応じた処理を実行し、
前記点字デバイスによるタッチであると判定した場合、さらに、前記タッチのタッチ位置が、前記操作画面に予め設定した操作禁止エリア内であるか否かを判定し、前記操作禁止エリア内でのタッチである場合は、前記タッチ位置への操作を無効にする、制御システム。 - 前記本体制御部は、前記点字デバイスによるタッチを検出した場合に、
前記操作禁止エリア外でのタッチである場合には、前記点字表示部による、タッチ位置にある前記操作画面の表示内容の表示を行い、
前記操作禁止エリア内でのタッチである場合には、前記点字表示部による、表示内容の表示を行わないように制御する、請求項1に記載の制御システム。 - 前記点字デバイスは、さらに、決定スイッチを備え、
前記本体制御部は、前記点字デバイスによるタッチを検出した場合に、
前記操作禁止エリア外でのタッチである場合には、前記点字表示部による、タッチ位置にある前記操作画面の表示内容の表示を行うともに、前記決定スイッチが操作されることによりタッチ位置の表示内容に応じた処理を実行する、請求項1または請求項2に記載の制御システム。 - 前記点字デバイスは、さらに、前記指カバーの指の腹に対応する位置に配置され、前記指カバーの外側が物体に接触したことを検知するセンサー部を備え、
前記点字デバイスは、前記センサー部の検出信号に応じた、物体への接触タイミングを前記本体装置に送信し、
前記本体制御部は、前記タッチパネルへのタッチを検出した場合、前記点字デバイスから受信した物体への前記接触タイミングと比較することで、前記タッチが前記点字デバイスによるものか否かを判定する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御システム。 - 前記操作画面、および前記操作画面の前記操作禁止エリアの設定は、記憶部に記憶されており、
前記操作禁止エリアの設定は、ユーザーにより変更可能である、請求項1から請求項4のいずれかに記載の制御システム。 - 前記本体制御部は、前記点字デバイスにより、前記操作禁止エリア内でのタッチがなされた場合に、前記操作禁止エリア外の所定領域まで、ユーザーを誘導するための前記点字情報を前記点字表示部に表示させる、請求項1から請求項5のいずれかに記載の制御システム。
- 前記操作禁止エリアには、視覚障害者にとって有用でない機能に関連する操作を行うボタンが含まれる、請求項1から請求項6のいずれかに記載の制御システム。
- 前記操作禁止エリアは、予め前記点字デバイスの識別情報毎に設定されており、
前記本体制御部は、無線通信する前記点字デバイスから受信した前記点字デバイスの識別情報により、適用する前記操作禁止エリアの設定を変更する、請求項1から請求項7のいずれかに記載の制御システム。 - 用紙に画像を形成するプリンター部と、
請求項1から請求項8のいずれかに記載の制御システムと、
を備える複合機。 - タッチパネルを通じた操作を受け付ける本体装置と、ユーザーの手に装着される点字デバイスであって、ユーザーの指先を覆う指カバー、および前記指カバーの内側に配置され、点字情報を表示可能な点字表示部を備える点字デバイスとを備えた、制御システムを制御するコンピューターで実行される制御プログラムであって、
操作画面を表示した前記タッチパネルへのタッチを検出した場合に、前記点字デバイスによるタッチであるか否かを判定するステップ(a)と、
前記ステップ(a)で、前記点字デバイスによるタッチでないと判定した場合には、タッチに応じた処理を実行するステップ(b)と、
前記ステップ(a)で、前記点字デバイスによるタッチであると判定した場合、さらに、前記タッチのタッチ位置が、前記操作画面に予め設定した操作禁止エリア内であるか否かを判定し、前記操作禁止エリア内でのタッチである場合は、前記タッチ位置への操作を無効にするステップ(c)と、
を含む処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
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JP2018155759A JP7087821B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | 制御システム、複合機、および制御プログラム |
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2018
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