JP7086518B2 - 光源光学系およびこれを用いた投射型表示装置 - Google Patents

光源光学系およびこれを用いた投射型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源光学系およびこれを用いた投射型表示装置に関する。
近年、高出力レーザーダイオード(以後、LD)から発する光束を励起光として蛍光体に照射し、波長変換された蛍光光を光源光として用いるプロジェクターが開発されている。このようなプロジェクターではLDの個数を増やしたり、出力を上げたりすることによりプロジェクターとしての明るさを上げることが可能である。
しかしながら、蛍光体への入射光の強度を高めると、蛍光体面上の集光スポットの光密度が高くなりすぎて光変換効率が下がってしまうおそれがある。
このような問題を解決する技術として特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1は、複数のLDからの光束を圧縮する光学系の後に2枚のフライアイレンズを設けることで蛍光体上に形成される集光スポットの光密度を均一にする構成を開示している。
特開2012-118110号公報
前述の特許文献1に提示されていない問題として各LD自身が持つばらつきの影響がある。具体的には、LDの出力光の平行度はものによってばらつくことがある。このため、前述の特許文献1に記載の構成における第2のフライアイレンズ付近に形成される光源像は第2のフライアイレンズのうち所定のレンズセルからはみ出て隣のレンズセルに入ってしまう場合がある。その結果、後段の光学素子でけられてしまう光の量が増大し、光利用効率が低下してしまうおそれがある。
さらに、隣のレンズセルにはみ出てしまうことを抑制するために光源像に対してレンズセルを大きくしすぎると、光学系が大型化してしまうため好ましくない。
そこで、本発明は、光利用効率の低下と大型化を抑制することが可能な光源光学系およびこれを用いた投射型表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の光源光学系は、
光源からの光束を波長変換素子に導く光源光学系であって、
前記光源側の面が複数の第1のレンズ面を備える第1のレンズ面アレイであり、前記波長変換素子の側の面が複数の第2のレンズ面を備え、前記第1のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子に導く第2のレンズ面アレイであるレンズアレイと、
前記第2のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子の方向に導くとともに、前記波長変換素子からの光束を前記光源とは異なる方向に導く導光素子と、を備え、
前記第2のレンズ面の短手方向を第1の方向とし、前記第2のレンズ面の長手方向を第2の方向とするとき、前記第1のレンズ面によって前記第1のレンズ面アレイと前記波長変換素子との間に形成される光源像の前記第2の方向の幅は、前記光源像の前記第1の方向の幅よりも広いことを特徴とする。
本発明によれば、光利用効率の低下と大型化を抑制することが可能な光源光学系およびこれを用いた投射型表示装置を提供することができる。
本発明の第1実施例で示す光源装置の構成説明図 レーザーダイオードの模式図 本発明の第1実施例で用いる第2フライアイレンズと光源像の関係説明図 本発明の第1実施例で用いるフライアイレンズの説明図 本発明の第2実施例で用いるフライアイレンズの説明図 本発明の第2実施例で用いる第2フライアイレンズと光源像の関係説明図 本発明の第3実施例で用いるフライアイレンズの説明図 本発明の第3実施例で用いる第2フライアイレンズと光源像の関係説明図 本発明の第4実施例で示す光源装置の構成説明図 本発明の第5実施例で示す光源装置の構成説明図 本発明の各実施例で示す光源装置を搭載可能なプロジェクターの構成説明図 本発明の各実施例で用いるフライアイレンズの変形例
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、本発明は後述の実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施例〕
(光源光学系および光源装置の構成)
図1は、本発明の第1実施例としての光源装置の構成を示す図である。図1において、第2フライアイレンズ62の短手方向をx軸方向(第1の方向)とし、長手方向をy軸方向(第2の方向)とし、x軸方向およびy軸方向に直交する方向をz軸方向としている。
本実施例で示す光源光学系は、放物面ミラーアレイ3、平面ミラー4、凹レンズ5を有する導光光学系を備えている。さらに光源光学系は、第1のレンズ面アレイとしての第1のフライアイレンズ61、第2のレンズ面アレイとしての第2のフライアイレンズ62と、導光素子としてのダイクロイックミラー7と、集光光学系としての集光レンズユニット8を備えている。
そして、本実施例で示す光源装置は、前述の光源光学系に加えて、光源1、コリメータレンズ2、蛍光体9を備えており、蛍光体9が反射した蛍光光を集光レンズユニット8が取込んで平行光化して不図示の照明光学系へ導く構成となっている。
(光源1から照明光学系までの光路)
光源1は青色光を発するLDである。光源1から射出された光束は発散光束であり、光源1からの光束の進行方向には光源1と同数のコリメータレンズ2が設けられている。コリメータレンズ2は正のパワーを有するため光源1からの発散光束はコリメータレンズ2によって平行光束となる。
ここで、光源1の詳細な構成について図2を用いて説明する。図2は本実施例で光源1として用いるLDの構成を示す模式図である。図2(a)は図1と同じxz断面についてその内部構造を描いた図である。
LDはそのパッケージ11の内部にダブルヘテロ構造の光学半導体を備えている。この光学半導体は複数のクラッド層12が活性層13を挟む構造になっており、電界が加えられることにより原子が活性化されて誘導放射を行い、活性層13内で共振状態になった光が、ハーフミラーとなっている側のへき開面から放射される。14は光が放射される側のへき開面であり、光源としての発光分布(発光面)14Aはへき開面14に沿った形状となる。
図2(b)は光源1のyz断面の模式図であり、図2(c)は光源1のxy断面における模式図である。図2(b)および図2(c)は、前述のように光源の発光分布がへき開面14に沿ってy方向に細長く伸びた形状であることを示している。
本実施例では、光源の発光分布の長手方向がy軸方向と平行になるように光源1を配置している。このように配置することで光源1からの光束の偏光方向がy軸方向と平行となり、その方向は放物面ミラーアレイ3や平面ミラー4などの反射面に対してS偏光の方向となる。一般にS偏光はP偏光よりも反射率が高いため、本実施例で示す光源光学系のようにある断面において反射を繰り返す系においては、光源1の発光分布はy軸方向と平行であることが好ましい。
言い換えれば、正レンズとしてのコリメータレンズ2の光軸と、コリメータレンズ2からの光束を反射する反射面の法線とに平行な面を基準面とする。このとき、光源1の基準面における放射角は、コリメータレンズ2の光軸を含み基準面と直交する面における光源1の放射角よりも小さい。なお、ここでいう放射角とは光源1からの光束の強度分布のうち最大強度の50%の強度となる発散角のことをいう。
コリメータレンズ2を射出した後の複数の光束はz軸方向に向けて進行したのち放物面ミラーアレイ3によって互いの距離を縮めながら平面ミラー4へ向かう。平面ミラー4によって反射された光束は凹レンズ5に入射する。凹レンズ5は、その焦点位置を放物ミラーアレイ3の焦点と共有しているため、凹レンズ5は平行光束として光束を射出する。
凹レンズ5を射出した平行光束は、第1のフライアイレンズ61に入射し、複数の光束に分割される。第2のフライアイレンズ62を射出した分割光束は、ダイクロイックミラー7により反射されて集光レンズユニット8に向かう。ダイクロイックミラー7は第2のフライアイレンズ62からの光束を反射する必要最小限の大きさになっており、その表面には光源1からの青色光は反射するが、後述の蛍光光の波長は透過する特性の誘電体多層膜(ダイクロイック膜)がコーティングされている。
ダイクロイックミラー7で反射された分割光束は正のパワーを有する集光レンズユニット8によって蛍光体9上に集光および重畳される。その結果、蛍光体9上に集光スポットが形成される。蛍光体9上に形成される集光スポットは、第1のフライアイレンズ61の各レンズセルと共役であるため、矩形で均一な分布になっている。
蛍光体9に入射した光束の一部は赤色および緑色のスペクトルを主とする蛍光光に変換されて反射されるとともに、一部は変換されずにまま青色光のまま反射される。すなわち、蛍光体9は、光源からの光束の一部の波長を変換する波長変換素子である。反射された赤、緑、青の3原色で構成される白色光束は再び集光レンズユニット8によって平行光化され照明光学系に向かう。
以上の構成および光路によって、照明光学系に白色光束を導くことができる。
(光利用効率が低下する理由)
前述のように凹レンズ5からの平行光束は第1のフライアイレンズ61が備える複数の第1のレンズセル(第1のレンズ面)61Aによって複数の光束に分割される。そして、この複数の光束は第2のフライアイレンズ62が備える複数の第2のレンズセル(第2のレンズ面)62Aのうち対応するレンズセルに導かれる。この結果、第2フライアイ62の各レンズセルには光源1の光源像14´が形成される。より詳細には、第2のレンズセル62Aの光軸方向視において、光源像14´は第2のレンズセル62Aの内側に形成されている。さらに、光源像14´の第1の方向の幅は第2のレンズセル62Aの第1の方向の幅よりも狭く、光源像14´の第2の方向の幅は第2のレンズセル62Aの第2の方向の幅よりも狭い。
この光源像が対応したレンズセルとは違うレンズセルに入射した場合、対応したレンズセルとは違うレンズセルに入射した光束の分だけ蛍光体9上に形成される集光スポットが大きくなってしまう。蛍光体9上の集光スポットが大きくなることは、後述の照明光学系200中の第3のフライアイレンズ18a及び第4のフライアイレンズ18bにとって光源の発光点が大きくなることに等しい。
蛍光体9上の集光スポットを大きくした光束は、第4のフライアイレンズ18bが備える複数のレンズセルのうち対応するレンズセルからはみ出て対応するレンズセルとは違うレンズセルに入射するおそれがある。その結果、第4のフライアイレンズ18bからの光束のうち一部は後段の光学素子でけられてしまったり、後述の液晶パネル25の外側に導かれてしまったりする。つまり、このように有効に利用されない光束が増加してしまって光利用効率が低下してしまう。
(光源像と第2のレンズセルとの関係)
そこで、本発明の各実施例においては、第2のレンズセルを、第2のレンズセルの長手方向と光源像の長手方向とが一致するような形状にした。言い換えれば、第2のレンズセルの短手方向を第1の方向とし、第2のレンズセルの長手方向を第2の方向とする。このとき、第1のレンズセルによって第1のフライアイレンズ61と蛍光体9との間に形成される光源像の第2の方向の幅は光源像の第1の方向の幅よりも広い。
具体的には、図3(b)に示すように、第2のレンズセル62Aの長手方向がy軸方向であり、光源像14´の長手方向もy軸方向となっている。このような構成にすることで前述の光利用効率の低下を抑制することができる。さらに、図3(a)に示すように第2のレンズセル62Aを正方形にして光源像14´に対して充分に大きな形状とすることによる第2のフライアイレンズ62の大型化を抑制することが可能となる。
(第1のフライアイレンズ61と第2のフライアイレンズ62の構成)
次に、本実施例における第1のフライアイレンズ61および第2のフライアイレンズ62の詳細な構成について図4を用いて説明する。
図4は本実施例における第1および第2のフライアイレンズ61、62を拡大して図示したものである。図4(a)は図1と同じxz断面を図示したものであり、yz断面を図4(b)に、xy断面を図4(c)に図示した。
図4に示すように、本実施例においてはx軸方向に光束を圧縮する一方、y軸方向においては光束を圧縮していない。言い換えれば、第2のフライアイレンズ62の第1の方向の幅は、第1のフライアイレンズ61の第1の方向の幅よりも狭い。そして、第2の方向において第2のフライアイレンズ62の幅と第1のフライアイレンズ61の幅は等しい。
このような構成にする理由は次の通りである。前述のようにダイクロイックミラー7は光源1からの青色光を反射して蛍光体9に導く特性を有しており、蛍光体9はダイクロイックミラー7を介した光源1からの青色光の一部を緑色光および赤色光を含む蛍光光に変換して蛍光光と非変換光を発する。ダイクロイックミラー7に入射した非変換光は後段の照明光学系には導かれず、光源1側へ戻ってしまう。つまり、ダイクロイックミラー7が大きいほど光利用効率が低下してしまう。
そこで、本実施例においては前述のようにx方向に光束を圧縮して第2のフライアイレンズ62の第1の方向の幅を第1のフライアイレンズ61の第1の方向の幅よりも小さくしている。これにより、x方向に光束を圧縮しない場合と比べてダイクロイックミラー7の幅を第2のフライアイレンズ62の幅に合わせて小さくすることが可能となる。
つまり、x軸方向においてダイクロイックミラー7の幅と第2のフライアイレンズ62の幅は略等しい。言い換えれば、ダイクロイックミラー7の法線と集光レンズユニット8の光軸とに平行な面(第1の断面)における第2のフライアイレンズ62の光軸と直交する方向を考える。この方向におけるダイクロイックミラー7の幅Wdと、第2のフライアイレンズ62の幅Wf2が、少なくとも0.8<Wd/Wf2<1.2の関係を満たしており、より好ましくは0.9<Wd/Wf2<1.1の関係を満たしている。そして、第1の断面において、第2のフライアイレンズ62の第1の方向の幅Wf2は、第1のフライアイレンズ61の第1の方向の幅Wf1よりも狭くなっている。
このように、第1の断面で光束を圧縮することで、第1の断面におけるダイクロイックミラー7のx軸方向の幅を小さくすることができ、光利用効率の低下を抑制しつつ、光源光学系を小型にすることが可能となる。仮に、集光レンズユニット8の光軸と直交する面(yz断面)においてダイクロイックミラー7のy軸方向の幅を小さくした場合、照明光学系に導かれる蛍光体9からの非変換光が増えることによる光利用効率の低下を抑制することは可能となる。
しかしながら、この場合にはダイクロイックミラー7と集光レンズユニット8との間の距離を短くすることができない。また、ダイクロイックミラー7のy軸方向の幅を小さくできても集光レンズユニット8の径は変わらないため、光源光学系を充分に小さくすることができない。このため、前述のように図1に示すx軸方向においてダイクロイックミラー7の幅を小さくすることが好ましい。
なお、前述のダイクロイックミラー7の幅Wdは次のように定義してもよい。すなわち、ダイクロイックミラー7が透明基板の一部分にダイクロイック膜を塗布した構成であった場合、ダイクロイック膜が塗布されている領域の幅をWdと定義してもよい。
また、本実施例における光束圧縮は図4(a)に示す通り、複数の第1のレンズセルの一部及び複数の第2のレンズセルの一部の偏心によって実現されている。具体的には、図4(a)中のz軸方向視において両フライアイレンズの中心にあるレンズセル61C及び62Cとy軸方向の位置が変わらない複数のレンズセルと、x軸方向の位置が変わらない複数のレンズセル以外のレンズセルが偏心している。なお、ここでいう偏心とはレンズセルの光軸方向視において、レンズセルの重心に対してレンズセルの光軸が偏心していることをいう。
偏心によって光束圧縮を行った場合、第2のフライアイレンズ62に形成される光源像が大きくなることはない。ただし偏心量が大きすぎると、球面レンズの場合は傾斜がきつくなり、レンズ形状が維持できないかまたは成形が困難になる場合がある。この際にはレンズセル毎に曲率半径を変化させることで傾斜の度合いを緩和することが可能である。なお、曲率半径の変化は必ずしも回転対称に行われる必要はない。すなわち、偏心量の大きい断面についてのみ曲率半径を緩くすればよく、所謂トーリック面形状とすることも可能である。
このように第1のレンズセル61Aおよび第2のレンズセル62Aの形状は適宜変更が可能である。第1のレンズセル61Aおよび第2のレンズセル62Aのうち少なくとも一つの曲率半径をその他のレンズセルの曲率半径と異ならせてもよく、前述のように少なくとも一つのレンズセルをトーリックレンズとしてもよい。
また、光束圧縮率は以下の条件を満足すると好ましい。
図4(c)に示す第1のレンズセル61Aのx軸方向(第1の方向)の幅をx1とし、y軸方向(第2の方向)の幅をy1とする。さらに、第2のレンズセル62Aのx軸方向の幅をx2とし、y軸方向の幅をy2とする。
このとき、光源光学系は、
0.2<x2/x1<0.8
を少なくとも満足することが好ましい。より好ましくは、0.3<x2/x1<0.7を満足し、さらに好ましくは0.4<x2/x1<0.6を満足するとよい。
上記の条件式の下限値を逸脱すると圧縮率が高すぎて第1のレンズセル61Aの偏心量が増大した結果、収差も増大するために好ましくない。一方上限値を逸脱すると圧縮率が低すぎてダイクロイックミラー7を充分に小さくできず、前述の光利用効率の低下を充分に抑制することができないために好ましくない。
なお、y軸方向への圧縮率も考慮すると圧縮率の好ましい範囲は以下のように表現することもできる。すなわち、光源光学系は、
0.1<(x2/y2)/(x1/y1)<0.8
を少なくとも満足することが好ましい。より好ましくは0.2<(x2/y2)/(x1/y1)<0.7を満足し、さらに好ましくは0.3≦(x2/y2)/(x1/y1)≦0.6を満足すると良い。
本実施例においては、x2/x1=0.5であり、y2/y1=1.0であるため、
(x2/y2)/(x1/y1)=0.5
となっている。
〔第2実施例〕
図5は本発明の第2実施例としての光源光学系における第1のフライアイレンズ61および第2のフライアイレンズ62のxy断面の形状を示す図である。第1のフライアイレンズ61および第2のフライアイレンズ62以外の構成については前述の第1実施例と変わらないので説明を省略する。
本実施例では、第1のフライアイレンズ61がx方向での光束圧縮を行っている点は前述の第1実施例と同様だが、y方向において光束幅を拡張している点で前述の第1実施例と異なる。言い換えれば、第2のフライアイレンズ62の第2の方向の幅は、第1のフライアイレンズ61の第2の方向の幅よりも広い。この結果、第2のレンズセル62Aと光源像14´との関係は図6に示すようになる。
図6に示すように、本実施例ではy方向において光束幅を拡張しているために、前述の第1実施例と比較してy方向においてはLDのばらつきによる光利用効率の低下をより抑制することが可能となる。
さらに、x方向においては前述の第1実施例と比べて光束幅をより圧縮することで光源像14´のアスペクト比と第2のレンズセル62Aのアスペクト比がほぼ同じになるようにしている。これにより、LDのばらつきによって光源像14´の位置が移動したとしても、x方向とy方向で同等の敏感度特性になっている。さらに、第2のフライアイレンズ62全体の面積は前述の第1実施例と同じにすることで大型化を抑制している。
なお、本実施例においては、
(x2/y2)/(x1/y1)=0.3
となっている。
〔第3実施例〕
図7は本発明の第3実施例としての光源光学系における第1のフライアイレンズ61および第2のフライアイレンズ62のxy断面の形状を示す図である。第1のフライアイレンズ61および第2のフライアイレンズ62以外の構成については前述の第1実施例と変わらないので説明を省略する。
本実施例では、前述の第1実施例とは異なり、第1のフライアイレンズ61はx方向での光束圧縮を行わず、その代わりにy方向において光束幅を拡張している。この結果、第2のレンズセル62Aと光源像14´との関係は図8に示すようになる。
図8に示すように、前述の第1実施例に比べて、第2のフライアイレンズ62全体の大きさは大きくなってしまっているが、光源像14´に対して第2のレンズセル62Aの余裕量をより多く確保することができる。このため、前述の第1実施例と比べて本実施例の方がLDのばらつきによる光利用効率の低下をより抑制することが可能となる。その結果、後段の光学系において光がけられてしまうことを抑制するために光学素子を敢えて大きくする必要がなくなり、結果的に光学系の大型化を抑制することが可能となる。
なお、本実施例においては、
(x2/y2)/(x1/y1)=0.5
となっている。
〔第4実施例〕
図9は本発明の第4実施例に示す光源光学系の構成を示す図である。
前述の第1実施例と異なる点は、凹レンズ5が省略されており、第1のフライアイレンズ61に平行光束ではなく収束光束が入射する点である。
第1のフライアイレンズ61が、x方向に光束を圧縮しながら第2のフライアイレンズ62に光を導く点は前述の第1実施例と同様であるが、本実施例においては収束光束が第1のフライアイレンズ61に入射している。このため、平行光束が入射した場合と比べて第1のフライアイレンズ61の各レンズセルの偏心量を減じることができ、より成形しやすいレンズにすることが可能である。
つまり、複数の第1のレンズセル61Aのうち所定のレンズセルの偏心量は、複数の第2のレンズセル62Aのうち上記の所定のレンズセルの偏心量よりも小さい。なお、ここでいう偏心量とは、各レンズセルの光軸方向視において各レンズセルの重心と各レンズセルの光軸との距離である。
さらに、凹レンズ5が不要であるため、より小型な光源光学系および光源装置を実現することが可能となる。
〔第5実施例〕
図10は本発明の第5実施例としての光源光学系および光源装置の概略図である。
本構成は第1実施例で示した光源装置100を2つ用いて高輝度化を図った例であり、光源装置13からの光束を、複数のレンズ15、合成プリズム16、レンズ17を有する合成光学系によって合成してから不図示の照明光学系に導いている。
このとき、第1のフライアイレンズ61が行う光束の圧縮の方向をx軸方向とすることで、光源装置100を複数並べた場合に生じるx軸方向への大型化を抑制することが可能となる。言い換えれば、ダイクロイックミラー7の法線および集光レンズユニット8の光軸に平行な面において、第2のフライアイレンズ62のx軸方向の幅は、第1のフライアイレンズ61のx軸方向の幅よりも狭い。
〔第6実施例〕
図11は前述の各実施例で示す光源光学系および光源装置を搭載したプロジェクター(投射型表示装置)の構成を示す図である。
100は前述の第1実施例で示した光源装置であり、もちろん第1実施例以外の実施例で示した光源装置を用いても良い。
200は光源装置100からの光束を用いて後述の液晶パネル25(光変調素子)を照明する照明光学系である。照明光学系200は、第3のフライアイレンズ18a、第4のフライアイレンズ18b、偏光変換素子19、コンデンサーレンズ20を備えている。
光源装置100からの光束は第3のフライアイレンズ18aによって複数の光束に分割して第4のフライアイレンズ18bと偏光変換素子19との間に光源像を形成する。偏光変換素子19は入射した光束の偏光方向を所定の方向に揃えるように構成されており、偏光変換素子19からの光束はコンデンサーレンズ20によって色分離合成部300に導かれる。
色分離合成部300は、偏光板21、ダイクロイックミラー22、波長選択性位相差板23、赤色用液晶パネル25r、緑色用液晶パネル25g、青色用液晶パネル25bを備えており、各液晶パネル25r、25g、25bをまとめて液晶パネル25とする。さらに、赤色用λ/4板24r、緑色用λ/4板24g、青色用λ/4板24b、第1の偏光ビームスプリッター26a、第2の偏光ビームスプリッター26b、合成プリズム27を備えている。赤色用λ/4板24r、緑色用λ/4板24g、青色用λ/4板24bをまとめてλ/4板24とする。また、色分離合成部300のうち液晶パネル25を除く部分を色分離合成系とする。
偏光板21は偏光変換素子19によって整えられた偏光方向の光のみを透過する偏光板であり、ダイクロイックミラー22によって偏光板21からの光のうち青色光および赤色光は第2の偏光ビームスプリッター26bの方向に導かれる。一方、緑色光は第1の偏光ビームスプリッター26aの方向に導かれる。
第1の偏光ビームスプリッター26aおよび第2の偏光ビームスプリッター26bは偏光方向に応じてダイクロイックミラー22からの光を液晶パネル25に導くとともに、液晶パネル25からの光を合成プリズム27へ導くように構成されている。また、λ/4板24は、液晶パネル25での反射による往復においてλ/2の位相差を与えることで、検光効果を高める作用を有する。
合成プリズム27は、第2の偏光ビームスプリッター26aからの青色光および赤色光と、第2の偏光ビームスプリッター26bからの緑色光を合成して投射光学系28へ導く。
このような構成により、図11に示すプロジェクターはカラー画像をスクリーン等の被投射面に投射することが可能となる。
なお、図11中の光源装置100が設けられている位置に、光源装置100の代わりに図10に示した光源装置100を複数有する構成を設けてもよい。この場合、図10に示したレンズ17からの平行光束が照明光学系200に入射するようにすればよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(他の実施形態)
前述の各実施例においては第1のフライアイレンズ61および第2のフライアイレンズ62は別々の光学素子であった。言い換えれば、光源光学系は、光源1側から順に、第1のレンズ面アレイを備える第1のレンズアレイとしての第1のフライアイレンズ61と、第2のレンズ面アレイを備える第2のレンズアレイとしての第2のフライアイレンズ62を備えていた。
しかしながら、本発明の各実施例は上記の構成に限定されず、図12に示すように第1と第2のフライアイレンズを一つの素子の両面に形成した構成であってもよい。言い換えれば、光源1側の面が第1のレンズ面アレイ61Sであり、蛍光体9側の面が第2のレンズ面アレイ62Sであるマイクロレンズアレイ60を、光源1と蛍光体9との間に備える構成であってもよい。図12に示すように一体成型とすることで両面レンズセルの相対的なズレを最小限に抑えることが出来るため好ましい。
また、前述の各実施例においては詳細に述べていないが、光源1とコリメータレンズ2は別々の保持部材に保持されていても、同一の保持部材に保持されていてもよい。例えば、8個の光源1と8枚のコリメータレンズ2が一体となったLDバンクを用いても良い。
また、前述の各実施例で示した平面ミラー4の代わりにプリズムを用いて放物面ミラーアレイ3からの光束を凹レンズ5に導いても良い。
また、前述の各実施例では第1のフライアイレンズ61によって第2のフライアイレンズ62上に光源像が形成される構成を例示したが、光源像が第2のフライアイレンズ62の近傍に形成されればよい。言い換えれば、光源像は第2のフライアイレンズ62と蛍光体9との間あるいは、第2のフライアイレンズ62とダイクロイックミラー7との間に形成されればよい。
なお、前述の各実施例における光源像の幅は次のように定義してもよい。すなわち、各光源像が形成されている各領域での強度分布における最大強度の所定の割合までの領域の幅を光源像の幅としてもよく、例えば、前述の強度分布における半値全幅を光源像の幅としてもよい。この定義は光源像の長辺方向及び短辺方向の幅の双方に適用してもよい。
1 光源
9 蛍光体(波長変換素子)
14´ 光源像
61 第1のフライアイレンズ(第1のレンズ面アレイ)
61A 第1のレンズセル(第1のレンズ面)
62 第2のフライアイレンズ(第2のレンズ面アレイ)
62A 第2のレンズセル(第2のレンズ面)

Claims (17)

  1. 光源からの光束を波長変換素子に導く光源光学系であって、
    前記光源側の面が複数の第1のレンズ面を備える第1のレンズ面アレイであり、前記波長変換素子の側の面が複数の第2のレンズ面を備え、前記第1のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子に導く第2のレンズ面アレイであるレンズアレイと、
    前記第2のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子の方向へ導くとともに、前記波長変換素子からの光束を前記光源とは異なる方向に導く導光素子と、を備え、
    前記第2のレンズ面の短手方向を第1の方向とし、前記第2のレンズ面の長手方向を第2の方向とするとき、前記第1のレンズ面によって前記第1のレンズ面アレイと前記波長変換素子との間に形成される光源像の前記第2の方向の幅は、前記光源像の前記第1の方向の幅よりも広いことを特徴とする光源光学系。
  2. 前記第2のレンズ面の光軸方向視において、前記光源像は前記第2のレンズ面の内側に形成されており、
    前記光源像の前記第1の方向の幅は前記第2のレンズ面の前記第1の方向の幅よりも狭く、前記光源像の前記第2の方向の幅は前記第2のレンズ面の前記第2の方向の幅よりも狭い、ことを特徴とする請求項1に記載の光源光学系。
  3. 前記第2のレンズ面アレイの前記第1の方向の幅は、前記第1のレンズ面アレイの前記第1の方向の幅よりも狭い、ことを特徴とする請求項1または2に記載の光源光学系。
  4. 前記第1のレンズ面の前記第1の方向の幅をx1とし、前記第2のレンズ面の前記第1の方向の幅をx2とするとき、
    0.2<x2/x1<0.8
    を満足することを特徴とする請求項3に記載の光源光学系。
  5. 前記第2のレンズ面アレイの前記第2の方向の幅は、前記第1のレンズ面アレイの前記第2の方向の幅よりも広い、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光源光学系。
  6. 前記第1のレンズ面の前記第1の方向の幅をx1とし、前記第1のレンズ面の前記第2の方向の幅をy1とし、
    前記第2のレンズ面の前記第1の方向の幅をx2とし、前記第2のレンズ面の前記第2の方向の幅をy2とするとき、
    0.1<(x2/y2)/(x1/y1)<0.8
    を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光源光学系。
  7. 前記複数の第1のレンズ面のうち少なくとも一つは、前記第1のレンズ面の重心に対して光軸が偏心している、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光源光学系。
  8. 前記複数の第2のレンズ面のうち少なくとも一つは、前記第2のレンズ面の重心に対して光軸が偏心している、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光源光学系。
  9. 前記光源から前記第1のレンズ面アレイに入射する光束は収束光束であって、前記複数の第1のレンズ面のうち所定のレンズ面の偏心量は、前記複数の第2のレンズ面のうち前記所定のレンズ面に対応するレンズ面の偏心量よりも小さい、ことを特徴とする請求項7または8に記載の光源光学系。
  10. 前記複数の第1のレンズ面および前記複数の第2のレンズ面のうち少なくとも一つはトーリックレンズである、こと特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光源光学系。
  11. 前記導光素子からの光束を前記波長変換素子に導くとともに正のパワーを有する集光光学系と、をさらに備え、
    前記導光素子の法線と前記集光光学系の光軸とに平行な面を第1の断面とするとき、
    前記第1の断面において、前記第2のレンズ面アレイの前記第1の方向の幅は、前記第1のレンズ面アレイの前記第1の方向の幅よりも狭い、ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の光源光学系。
  12. 前記第1の断面において、前記導光素子の前記集光光学系の光軸と直交する方向の幅は、前記集光光学系の径よりも小さい、ことを特徴とする請求項11に記載の光源光学系。
  13. 光源からの光束を波長変換素子に導く光源光学系であって、
    複数の第1のレンズ面を備える第1のレンズ面アレイと、
    複数の第2のレンズ面を備え、前記第1のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子に導く第2のレンズ面アレイと、
    前記第2のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子の方向へ導くとともに、前記波長変換素子からの光束を前記光源とは異なる方向に導く導光素子と、を備え、
    前記第2のレンズ面の短手方向を第1の方向とし、前記第2のレンズ面の長手方向を第2の方向とするとき、前記第1のレンズ面によって前記第1のレンズ面アレイと前記波長変換素子との間に形成される光源像の前記第2の方向の幅は、前記光源像の前記第1の方向の幅よりも広く、
    前記第2のレンズ面アレイの前記第2の方向の幅は、前記第1のレンズ面アレイの前記第2の方向の幅よりも広いことを特徴とする光源光学系。
  14. 光源からの光束を波長変換素子に導く光源光学系であって、
    複数の第1のレンズ面を備える第1のレンズ面アレイと、
    複数の第2のレンズ面を備え、前記第1のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子に導く第2のレンズ面アレイと、
    前記第2のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子の方向へ導くとともに、前記波長変換素子からの光束を前記光源とは異なる方向に導く導光素子と、を備え、
    前記第2のレンズ面の短手方向を第1の方向とし、前記第2のレンズ面の長手方向を第2の方向とするとき、前記第1のレンズ面によって前記第1のレンズ面アレイと前記波長変換素子との間に形成される光源像の前記第2の方向の幅は、前記光源像の前記第1の方向の幅よりも広く、
    前記複数の第2のレンズ面のうち少なくとも一つは、前記第2のレンズ面の重心に対して光軸が偏心していることを特徴とする光源光学系。
  15. 光源からの光束を波長変換素子に導く光源光学系であって、
    複数の第1のレンズ面を備える第1のレンズ面アレイと、
    複数の第2のレンズ面を備え、前記第1のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子に導く第2のレンズ面アレイと、
    前記第2のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子の方向へ導くとともに、前記波長変換素子からの光束を前記光源とは異なる方向に導く導光素子と、を備え、
    前記第2のレンズ面の短手方向を第1の方向とし、前記第2のレンズ面の長手方向を第2の方向とするとき、前記第1のレンズ面によって前記第1のレンズ面アレイと前記波長変換素子との間に形成される光源像の前記第2の方向の幅は、前記光源像の前記第1の方向の幅よりも広く、
    前記複数の第1のレンズ面および前記複数の第2のレンズ面のうち少なくとも一つはトーリックレンズであることを特徴とする光源光学系。
  16. 光源からの光束を波長変換素子に導く光源光学系であって、
    複数の第1のレンズ面を備える第1のレンズ面アレイと、
    複数の第2のレンズ面を備え、前記第1のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子に導く第2のレンズ面アレイと、
    前記第2のレンズ面アレイからの光束を前記波長変換素子の方向へ導くとともに、前記波長変換素子からの光束を前記光源とは異なる方向に導く導光素子と、
    前記導光素子からの光束を前記波長変換素子に導くとともに正のパワーを有する集光光学系と、を備え、
    前記第2のレンズ面の短手方向を第1の方向とし、前記第2のレンズ面の長手方向を第2の方向とするとき、前記第1のレンズ面によって前記第1のレンズ面アレイと前記波長変換素子との間に形成される光源像の前記第2の方向の幅は、前記光源像の前記第1の方向の幅よりも広く、
    前記導光素子の法線と前記集光光学系の光軸とに平行な面を第1の断面とするとき、前記第1の断面において、前記第2のレンズ面アレイの前記第1の方向の幅は、前記第1のレンズ面アレイの前記第1の方向の幅よりも狭いことを特徴とする光源光学系。
  17. 前記光源と、
    前記光源からの光束の進行方向に設けられた正レンズと、
    前記波長変換素子と、
    請求項1乃至16のいずれか一項に記載の光源光学系と、
    光変調素子と、
    前記光源光学系からの光束を用いて前記光変調素子を照明する照明光学系と、
    前記光源光学系からの光束を前記光変調素子に導くとともに、前記光変調素子からの光束を投射光学系に導く色分離合成系と、を備える、ことを特徴とする投射型表示装置。
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