JP7085440B2 - 地中コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 - Google Patents
地中コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7085440B2 JP7085440B2 JP2018156405A JP2018156405A JP7085440B2 JP 7085440 B2 JP7085440 B2 JP 7085440B2 JP 2018156405 A JP2018156405 A JP 2018156405A JP 2018156405 A JP2018156405 A JP 2018156405A JP 7085440 B2 JP7085440 B2 JP 7085440B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- repair
- layer
- buffer layer
- removed portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Foundations (AREA)
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
以上のことから、可及的に工費が安価で、かつ剥離や剥落の危険性のない地中コンクリート構造物の補修構造や補修方法の開発が急務である。
前記地中コンクリート構造物の表面の撤去部において、該撤去部の地山側から表面側に向かって順に、緩衝層と補修セメント層とが積層されている積層体が形成されており、
前記緩衝層が、EVA樹脂の粉末と水硬性粉末との混合体であることを特徴とする。
本態様によれば、10MPa乃至500MPaのヤング係数の緩衝層を介して補修セメント層が付着されることにより、撤去部の表面と補修セメント層の間に、コンクリートの1/2500~1/50程度の変形性能に富む緩衝層を介在させることができる。
本態様によれば、撤去部の表面に対して、高い付着強度を有する緩衝層を介して補修セメント層が取り付けられていることにより、補修構造の剥離や剥落を効果的に解消することができる。
本態様によれば、高い付着強度を有する緩衝層を介して補修セメント層が取り付けられていることにより、3mm乃至100mmの広い厚み範囲の補修セメント層が、撤去部の表面に対して剥離や剥落の危険性のない態様にて取り付けられる。尚、緩衝層の厚みは、数mm程度(2mm乃至5mm程度)に設定できる。
前記撤去部の厚みが、前記二次コンクリートにおける厚み方向の一部もしくは全部であることを特徴とする。
本態様によれば、二次コンクリートが無筋コンクリートであれ鉄筋コンクリートであれ、補修構造を形成する緩衝層の有する遮水性により、一次コンクリートもしくは二次コンクリートの浸入水による中性化等を効果的に抑制することができる。また、海岸近くにあるトンネルや積雪地域で融雪剤が散布されるトンネルでは塩害が危惧されるが、遮塩性を有する緩衝層によって塩分(塩化物イオン)の浸入が遮断されることにより、地山側にある一次コンクリートの塩害を抑制することができる。
前記地中コンクリート構造物の表面において、該地中コンクリート構造物の所定深度までを撤去して撤去部を形成する撤去工程と、
前記撤去部に緩衝層を形成する緩衝層形成工程と、
前記緩衝層の表面に補修セメント層を形成する補修セメント層形成工程と、を有し、
前記緩衝層が、EVA樹脂の粉末と水硬性粉末との混合体であることを特徴とする。
本態様によれば、撤去工程において発生し、撤去面の凹部内に入り込んでいる撤去粉(斫り粉、削り粉)を先湿し(プレウェット)によって洗浄することにより、撤去粉が凹部に残ることに依拠した、撤去部表面と緩衝層との間の付着強度の低下を解消することができる。なお、撤去工程によるコンクリートの撤去面の凹部は、mmオーダーの深さを有している。また、先湿しにより、形成された撤去部に吹付け等された、EVA樹脂の粉末と水硬性粉末との混合材料が十分に撤去部に馴染む前に、混合材料中の水分が撤去部に吸水されることを防止できる。このことにより、混合材料の流動性の喪失防止を図ることができ、撤去部の凹部内に混合材料を効果的に浸透させることを可能にする。さらに、先湿しにより、撤去部の表面にある微細な穴を水分や吸湿防止材料にて塞ぐことができ、ピンホールの発生を防止することが可能になる。尚、撤去部の表面にある穴が水分や吸湿防止材料にて満たされていない場合、空気は膜に穴をあけて逃げようとする。また、混合材料が早強セメントを含有している場合は、先湿しによる水分や吸湿防止材料を混合材料に提供することにより、早強セメントの初期強度発現に寄与できる。
本態様によれば、撤去工程により形成された撤去部の表面の凹凸が大きい際に、不陸調整工程によるモルタル層や樹脂系のパテ層により、撤去部の表面を可及的に平滑にすることができる。ここで、平滑な表面とは、撤去部形成後の表面の凹凸が例えばmmオーダーであるのに対して、μmオーダーの凹凸を有する表面である。このように、可及的に平滑な表面を有するモルタル層や樹脂系のパテ層を形成し、このモルタル層や樹脂系のパテ層の上に緩衝層を形成することにより、緩衝層を全体として厚み分布のない態様で形成することができ、ひずみ分布の可及的に少ない緩衝層の形成に繋がる。また、mmオーダーの凹凸表面に緩衝層を形成する場合と比べて、結果的に混合材料の使用量を低減することが可能となり、工費の削減に繋がる。
はじめに、図1乃至図6を参照して、実施形態に係る地中コンクリート構造物の補修方法と補修構造の一例について説明する。ここで、図1乃至図6は順に、実施形態に係る地中コンクリート構造物の補修方法を示す工程図であり、図6はさらに実施形態に係る地中コンクリート構造物の補修構造の一例を共に示す図である。以下、地中コンクリート構造物として、一次コンクリートと二次コンクリートから形成されるトンネルとして山岳トンネルを取り上げて説明するが、本実施形態に係る補修方法や補修構造の対象である地中コンクリート構造物は、山岳トンネル以外の様々なコンクリート構造物が対象である。例えば、山岳トンネル以外にも、コンクリート製セグメントが適用されるシールドトンネルや、コンクリート函体が適用される沈埋トンネル等のトンネルの他、コンクリート製の沈埋函等を含むコンクリートカルバート、コンクリート擁壁、鉄筋コンクリート製建築物の地下室などが挙げられる。
本発明者等は、モルタル基板と緩衝層の間の付着引張強度を検証する実験を行った。以下、実験方法、実験結果の順に詳説する。
(実験に用いたモルタル基板)
BASFジャパン株式会社製の「マスターエマコS990」を使用してモルタル基板を製作した。マスターエマコS990は、セメント、砂、粉末ポリマー等の必要成分を予め調整混合したプレミックスタイプのポリマーセメントモルタル材である。マスターエマコS990は、吹付け工法及び左官工法による施工が可能であり、吹付け工法により、天井面20mm、垂直面40mmの施工が可能であり、左官工法により、天井面10mm、垂直面20mmの施工が可能である。また、ポンプ圧送性に優れ、跳ね返りや粉じんの発生が少ない吹付け施工が可能である。また、ポリマー成分の作用によりコンクリートとの付着性に優れ、硬化収縮が小さいポリマーセメントモルタルであり、プレミックス製品のために取扱いが容易で品質が安定している。
マスターシール345を材料に用いてモルタル基板上に吹付け施工を行うことにより、緩衝層を形成した。マスターシール345(以下、「MS345」と略記)は、速硬性の紛体系材料であり、プレミックスタイプのために水を加えるだけで取扱いが容易であり、簡単な機械で吹付け施工が可能である。また、-20℃乃至20℃の温度範囲での弾性は80乃至140%であり、有毒成分は一切含まれておらず、柔軟性に富む。
試験体の下地材であるモルタル基板を、マスターエマコS990を使用して、300mm×300mm×60mmの寸法の直方体に製作した。下地処理の方法として、モルタル基板の表面を平滑に仕上げたコテ仕上げと、吹付け面を模したホウキ目仕上げの試験体、の2種類を製作した。
試験体において、付着強さ試験(片引き、片面接着)の結果を、以下の表1と図7に示す。
MS345のショアA硬度、含水率、厚さの経時変化を確認した結果を、以下の表2、図8乃至図10に示す。
本発明者等はさらに、既設コンクリートと新設コンクリートの接合構造の種類に応じた、引張ひずみ、耐荷性能、及び特徴に関する考察を試みた。本考察に当たり、3種類のモデルを作成した。ケース1のモデルは重ね梁モデルであり、既設コンクリートと新設コンクリートの間に、例えば防水シート等の縁切り材が介在したモデルである。一方、ケース2のモデルは緩衝層有りモデルであり、既設コンクリートと新設コンクリートの間にMS345等の緩衝層が介在する本実施形態の補修構造を模擬している。さらに、ケース3のモデルは合成梁モデルであり、既設コンクリートと新設コンクリートが密着して全断面が外力に対して一体に抗するモデルである。
Claims (6)
- 地中コンクリート構造物の補修構造であって、
前記地中コンクリート構造物の表面の撤去部において、該撤去部の地山側から表面側に向かって順に、下地モルタル層と緩衝層と補修セメント層とが積層されている積層体が形成されており、
前記緩衝層が、EVA樹脂の粉末と水硬性粉末との混合体により形成され、
前記下地モルタル層が、セメントと砂と粉末ポリマーを含むポリマーセメントモルタル材により形成されて、前記撤去部におけるmmオーダーの表面の凹凸をμmオーダーの表面の凹凸に平滑化する層であることを特徴とする、地中コンクリート構造物の補修構造。 - 前記緩衝層のヤング係数は10MPa乃至500MPaの範囲にあり、前記補修セメント層のヤング係数よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の地中コンクリート構造物の補修構造。
- 前記緩衝層とコンクリートとの付着強度が1N/mm2乃至3.5N/mm2の範囲にあることを特徴とする、請求項1又は2に記載の地中コンクリート構造物の補修構造。
- 前記補修セメント層の厚みが3mm乃至100mmの範囲にあることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の地中コンクリート構造物の補修構造。
- 前記地中コンクリート構造物が、地山側から順に、一次コンクリートと、防水シートと、二次コンクリートとが積層されてなるトンネルであり、
前記撤去部の厚みが、前記二次コンクリートにおける厚み方向の一部もしくは全部であり、
前記緩衝層は、遮水性と遮塩性を有しており、
前記緩衝層が、少なくとも前記一次コンクリートの位置と前記二次コンクリートの位置の間に存在することにより、該一次コンクリートと該二次コンクリートの一方側からの浸入水の他方側への浸入が遮断されて、該他方側への浸入水の浸入によるコンクリートの中性化が抑制され、かつ、前記二次コンクリートから浸入する塩分の地山側に位置する前記一次コンクリートへの浸入が遮断されて、該一次コンクリートの塩害が抑制されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の地中コンクリート構造物の補修構造。 - 地中コンクリート構造物の補修方法であって、
前記地中コンクリート構造物の表面において、該地中コンクリート構造物の所定深度までを撤去して撤去部を形成する撤去工程と、
前記撤去部の表面に水や吸湿防止材料を噴霧する先湿し工程と、
前記撤去部の表面に下地処理用のモルタルを塗工して、下地モルタル層を形成する、不陸調整工程と、
前記撤去部に緩衝層を形成する緩衝層形成工程と、
前記緩衝層の表面に補修セメント層を形成する、補修セメント層形成工程とを有して、前記撤去部の地山側から表面側に向かって順に、前記下地モルタル層と前記緩衝層と前記補修セメント層とが積層されている積層体を形成し、
前記緩衝層が、EVA樹脂の粉末と水硬性粉末との混合体により形成され、
前記下地モルタル層が、セメントと砂と粉末ポリマーを含むポリマーセメントモルタル材により形成されて、前記撤去部におけるmmオーダーの表面の凹凸をμmオーダーの表面の凹凸に平滑化する層であることを特徴とする、地中コンクリート構造物の補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156405A JP7085440B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 地中コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156405A JP7085440B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 地中コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020029724A JP2020029724A (ja) | 2020-02-27 |
JP7085440B2 true JP7085440B2 (ja) | 2022-06-16 |
Family
ID=69624020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018156405A Active JP7085440B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 地中コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7085440B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113605929B (zh) * | 2021-07-12 | 2023-05-09 | 中交路桥建设有限公司 | 一种岩层盾构地铁隧道被意外击穿后的修补方法 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000202820A (ja) | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Dainichi Concrete Kogyo Kk | 発熱体内蔵セメント系マット状製品 |
JP2000203916A (ja) | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Dainichi Concrete Kogyo Kk | 弾塑性を有するセメント系成形板材 |
JP2006225906A (ja) | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Public Works Research Institute | トンネル覆工コンクリートの補強方法 |
JP2007297900A (ja) | 2005-12-26 | 2007-11-15 | Nippon Electric Glass Co Ltd | コンクリート製水路壁の補修工法とコンクリート製水路壁構造体 |
JP2008037704A (ja) | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Sho Bond Constr Co Ltd | コンクリート水路補修工法 |
JP2011179249A (ja) | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sho-Bond Corp | 鉄筋コンクリート構造物の補強構造及び補強方法 |
JP2013203559A (ja) | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Ube Industries Ltd | コンクリート構造物の補修方法 |
JP2014156742A (ja) | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Nippon Kasei Chem Co Ltd | コンクリート構造体の補修方法、及び、補修されたコンクリート構造体 |
JP2014218401A (ja) | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 太平洋マテリアル株式会社 | コンクリート床の補修方法 |
JP2016204224A (ja) | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 太平洋マテリアル株式会社 | 弾性タイル下地調整材 |
JP2017226557A (ja) | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 宇部興産株式会社 | コンクリート構造物の補修方法 |
US20180106003A1 (en) | 2016-10-07 | 2018-04-19 | Paver Technologies Llc | Paver adhesive and method of laying pavers |
-
2018
- 2018-08-23 JP JP2018156405A patent/JP7085440B2/ja active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000202820A (ja) | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Dainichi Concrete Kogyo Kk | 発熱体内蔵セメント系マット状製品 |
JP2000203916A (ja) | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Dainichi Concrete Kogyo Kk | 弾塑性を有するセメント系成形板材 |
JP2006225906A (ja) | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Public Works Research Institute | トンネル覆工コンクリートの補強方法 |
JP2007297900A (ja) | 2005-12-26 | 2007-11-15 | Nippon Electric Glass Co Ltd | コンクリート製水路壁の補修工法とコンクリート製水路壁構造体 |
JP2008037704A (ja) | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Sho Bond Constr Co Ltd | コンクリート水路補修工法 |
JP2011179249A (ja) | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sho-Bond Corp | 鉄筋コンクリート構造物の補強構造及び補強方法 |
JP2013203559A (ja) | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Ube Industries Ltd | コンクリート構造物の補修方法 |
JP2014156742A (ja) | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Nippon Kasei Chem Co Ltd | コンクリート構造体の補修方法、及び、補修されたコンクリート構造体 |
JP2014218401A (ja) | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 太平洋マテリアル株式会社 | コンクリート床の補修方法 |
JP2016204224A (ja) | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 太平洋マテリアル株式会社 | 弾性タイル下地調整材 |
JP2017226557A (ja) | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 宇部興産株式会社 | コンクリート構造物の補修方法 |
US20180106003A1 (en) | 2016-10-07 | 2018-04-19 | Paver Technologies Llc | Paver adhesive and method of laying pavers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020029724A (ja) | 2020-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104594387A (zh) | 改进的后浇带超前止水施工方法 | |
KR100909349B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 단면 복구 공법 | |
Smoak | Guide to concrete repair | |
JP7085440B2 (ja) | 地中コンクリート構造物の補修構造及び補修方法 | |
KR100356104B1 (ko) | 스프레이공법을 이용한 폴리머시멘트 모르터 단면수복 보수공법 | |
KR101636030B1 (ko) | 탄화규소(SiC) 섬유가 혼합된 고강도 폴리머 모르타르 조성물과 결속 정착 핀을 이용한 중성화방지 및 콘크리트 단면보수 보강 공법 | |
CN112469876A (zh) | 混凝土的改性方法及改性材料 | |
KR20050030924A (ko) | 표면열화 및 피복이 미 확보된 기존 구조물에 대한 보강재매입보강공법 | |
KR102081856B1 (ko) | 맨홀 보수용 속경성 모르타르 및 이를 이용한 맨홀 보수공법 | |
CN112408851A (zh) | 一种抗辐射半永久纳米渗透结晶密封致密剂及其使用方法 | |
KR100927867B1 (ko) | 나선형 보강재를 이용한 폴리머 모르타르 단면 수복 보수방법 | |
KR100335826B1 (ko) | 철근이 노출된 콘크리트구조물의 결함부 재생보수 공법 | |
KR100412783B1 (ko) | 스프레이 공법을 이용한 폴리머 모르터 단면수복 보수공법 | |
KR102072273B1 (ko) | 탄성을 가지는 방수막 시공방법 | |
KR100597176B1 (ko) | 콘크리트 표면 탄성방수도장 보수보강 방법 | |
KR102058181B1 (ko) | 콘크리트 구조물 단면복구공법 | |
US10689869B1 (en) | System method and device for structural repair | |
JP3636427B2 (ja) | 躯体補修方法 | |
JP4726437B2 (ja) | 基礎コンクリートの改善方法 | |
JP2007162233A (ja) | 基礎の補修方法 | |
JP5194705B2 (ja) | コンクリート構造物の補修・補強工法 | |
JP2016199904A (ja) | 床版構造体の施工方法 | |
KR200386862Y1 (ko) | 스터드 고정형 콘크리트 보수/보강시트 | |
KR102515493B1 (ko) | 액상에멀젼과 광물계 혼합분체를 이용한 옥상방수재 및 상기 옥상방수재를 이용한 시공방법 | |
Rubaratuka et al. | Defects in Reinforced Concrete due to Environmental Conditions and Concrete Treatment: a Case Study at the University of Dar es Salaam |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20200622 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220412 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7085440 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |