JP7082532B2 - 衣類乾燥機及び洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、衣類乾燥機及び洗濯乾燥機に関する。
特許文献1には、空気を加熱する加熱装置と、加熱装置によって加熱される空気を浴室に送風するファンと、加熱装置、及び、ファンの動作を制御する制御部と、を備える浴室乾燥機が開示されている。浴室乾燥機の制御部は、加熱装置及びファンを駆動させる第1乾燥運転と、加熱装置の駆動を停止させさた状態でファンのみを駆動させる待機運転と、加熱装置及びファンを駆動させる第2乾燥運転と、を含む乾燥運転を実行可能に構成されている。第1乾燥運転は、衣類の乾燥率が第1乾燥指標値未満の時に実行される運転であり、第2乾燥運転は、衣類の乾燥率が第1乾燥指標値以上の時に実行される運転である。制御部は、乾燥運転の終了予定時刻を取得した場合に、取得した終了予定時刻を第1の終了予定時刻として記憶する。そして、制御部は、第1の終了予定時刻に基づいて、第1乾燥運転、待機運転、及び、第2乾燥運転を実行する。また、制御部は、第1乾燥運転を実行中において、第2の終了予定時刻を取得した場合に、乾燥運転が取得した第2の終了予定時刻に終了するように、待機運転の時間を調整する。
特開2016-129596号公報
特許文献1の浴室乾燥機では、制御部は、第1乾燥運転を実行した後に、必ず、加熱装置の駆動を停止させる待機運転を実行する。即ち、制御部は、第1乾燥運転を実行中において、第1の終了予定時刻よりも遅い時刻である第2の終了予定時刻を取得していない場合でも、加熱装置の駆動を停止する。加熱装置の駆動を停止する必要がない状況にも関わらず、加熱装置の駆動を停止させることで、浴室乾燥機のエネルギー効率が低下する。
本明細書では、最新の乾燥終了予定時刻に乾燥運転を終了させることができるとともに、乾燥運転中における衣類乾燥機のエネルギー効率を向上させることができる技術を提供する。
本明細書が開示する衣類乾燥機は、衣類が収容される回転槽と、前記回転槽を回転させるモータと、空気を加熱する加熱装置と、前記加熱装置によって加熱される空気を前記回転槽に送風するファンと、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記回転槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転であって、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる恒率乾燥工程と、前記恒率乾燥工程の後に実行され、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる減率乾燥工程と、を含む前記乾燥運転を実行可能に構成されており、前記乾燥運転の乾燥終了予定時刻を取得した場合に、取得した前記乾燥終了予定時刻を第1の前記乾燥終了予定時刻として記憶し、前記第1の乾燥終了予定時刻に基づいて、前記乾燥運転を開始し、前記乾燥運転を実行中において、外部装置から前記第1の乾燥終了予定時刻よりも遅い時刻である第2の前記乾燥終了予定時刻を含む要求信号を受信する場合に、前記第2の乾燥終了予定時刻に基づいて、前記加熱装置の駆動を停止させる時間である待機時間を特定し、前記乾燥運転を実行中において、前記加熱装置の駆動を停止させ、前記加熱装置の駆動を停止させてから、前記待機時間が経過した後に、前記加熱装置を駆動させ、前記乾燥運転を再開してもよい。
また、本明細書が開示する洗濯乾燥機は、衣類が収容される回転槽と、前記回転槽を回転させるモータと、空気を加熱する加熱装置と、前記加熱装置によって加熱される温風を前記回転槽に送風するファンと、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、洗濯運転と、乾燥運転と、を含む洗濯乾燥運転を実行可能に構成されており、前記乾燥運転は、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる恒率乾燥工程と、前記恒率乾燥工程の後に実行され、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる減率乾燥工程と、を含み、前記制御部は、前記洗濯乾燥運転の洗濯乾燥終了予定時刻を取得した場合に、取得した前記洗濯乾燥終了予定時刻を第1の前記洗濯乾燥終了予定時刻として記憶し、前記第1の洗濯乾燥終了予定時刻に基づいて、前記洗濯乾燥運転を開始し、前記洗濯乾燥運転に含まれる前記乾燥運転を実行中において、外部装置から前記第1の洗濯乾燥終了予定時刻よりも遅い時刻である第2の前記洗濯乾燥終了予定時刻を含む要求信号を受信する場合に、前記第2の洗濯乾燥終了予定時刻に基づいて、前記加熱装置の駆動を停止させる時間である待機時間を特定し、前記加熱装置の駆動を停止させ、前記加熱装置の駆動を停止させてから、前記待機時間が経過した後に、前記加熱装置を駆動させ、前記乾燥運転を再開してもよい。
第1実施例に係る乾燥システム2を示すブロック図である。 第1実施例に係る衣類乾燥機10を示す斜視図である。 第1実施例に係る予約乾燥処理を示すフローチャートである。 第1実施例において、衣類乾燥機10が、恒率乾燥工程を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合の吹出し温度等の推移を示すグラフである。 第1実施例において、衣類乾燥機10が、恒率乾燥工程を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信する場合の吹出し温度等の推移を示すグラフである。 第2実施例に係る洗濯乾燥システム202を示すブロック図である。 第2実施例に係る予約洗濯処理を示すフローチャートである。 第2実施例に係る乾燥処理を示すフローチャートである。
(第1実施例)
(乾燥システム2の構成)
図1を参照して、乾燥システム2について説明する。乾燥システム2は、衣類乾燥機10と、携帯端末100と、を備える。衣類乾燥機10と携帯端末100は、それぞれ、Wi-Fi(登録商標)方式に従ったWi-Fi通信を実行して、インターネット4に接続可能である。従って、衣類乾燥機10と携帯端末100は、インターネット4を介して、互いに通信可能である。
(衣類乾燥機10の構成)
図1、図2を参照して、衣類乾燥機10について説明する。図1、2に示すように、衣類乾燥機10は、筐体12と、表示部14と、操作部16と、通信I/F18と、制御部20と、回転槽ユニット30と、乾燥ユニット40と、を備える。
筐体12の上面には、表示部14及び操作部16が設けられている。筐体12は、通信I/F18、制御部20、回転槽ユニット30、及び、乾燥ユニット40を収容している。表示部14、操作部16、通信I/F18、回転槽ユニット30、乾燥ユニット40は、制御部20と通信可能に接続されている。表示部14は、液晶パネルを有する。表示部14は、制御部20によって制御され、衣類乾燥機10が実行する処理に関する情報(例えば後述する乾燥運転の残り時間、乾燥運転の乾燥終了予定時刻TD)を表示する。
使用者は、操作部16を利用して、乾燥運転の開始操作、乾燥運転の予約操作等の複数の操作を実行することができる。操作部16は、電源スイッチ、スタートボタン、停止ボタン等の複数のボタンを備える。操作部16は、ユーザによってボタンが操作されると、操作されたボタンに従った信号を制御部20に送信する。なお、変形例では、表示部14と操作部16は、タッチパネルを備えていてもよい。
通信I/F18は、外部機器とのWi-Fi通信を実行するための無線I/Fである。衣類乾燥機10は、通信I/F18を介して、インターネット4にアクセスすることができる。
回転槽ユニット30は、回転槽32と、モータ34と、温度センサ36a、36bと、を備える。回転槽32は、吸気口(図示省略)及び排気口(図示省略)を介して、乾燥ユニット40と接続されている。
回転槽32は、開口を有する有底の筒形状を有する。回転槽32は、鉛直方向に対して傾斜している。なお、変形例では、回転槽32は、鉛直方向に配置されていてもよい。回転槽32は、筐体12に対して回動可能に支持されている。回転槽32は、モータ34によって、筐体12に対して回動される。モータ34が制御部20から取得される信号に従って駆動することによって、回転槽32が回動する。温度センサ36aは、吸気口近傍の空気の温度、即ち乾燥ユニット40から吹出される温度(以下では、「吹出し温度」と記載することがある)を検出する。温度センサ36bは、排気口近傍の空気の温度(以下では、「回転槽出口温度」と記載することがある)を検出する。
乾燥ユニット40は、ファン42と、電気ヒータ44と、熱交換器46と、温度センサ48と、を備える。
ファン42は、吸気口と排気口との間に設けられている。電気ヒータ44は、排気口とファン42の間に設けられている。また、熱交換器46は、排気口と電気ヒータ44の間に設けられている。熱交換器46は、水冷除湿型の熱交換器である。熱交換器46には、熱交換器46内に水を注水する注水ダクト(図示省略)と、熱交換器46内の水を排水する排水ダクト(図示省略)と、が接続されている。熱交換器46内を通過する空気は、熱交換器46内に注水される水によって冷却され、除湿される。温度センサ48は、熱交換器46から排水される水の温度(以下では、「出口水温」と記載することがある)を検出する。
制御部20は、CPUとRAM、ROM等のメモリ22を含む。制御部20は、図示省略した配線によって、各部14、16、18、30、40に制御可能に接続されている。制御部20は、メモリ22に格納されているプログラム24に従って衣類乾燥機10の各部14、16、18、30、40の動作を制御する。制御部20は、CPUとメモリ22によって、乾燥運転を実行する。乾燥運転は、予熱工程と、恒率乾燥工程と、減率乾燥工程と、送風工程と、ソフトキープ工程と、を含む(図4参照)。
(携帯端末100の構成)
続いて、図1を参照して、携帯端末100について説明する。携帯端末100は、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等の可搬型の端末装置である。携帯端末100は、表示部102と、通信I/F104と、制御部110と、を備える。表示部102は、様々な情報を表示するためのディスプレイであり、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。通信I/F104は、外部機器とのWi-Fi通信を実行するための無線I/Fである。携帯端末100は、通信I/F104を介して、インターネット4にアクセスすることができる。制御部110は、携帯端末100の動作を制御する。また、制御部110は、メモリ112を備える。メモリ112には、乾燥運転アプリ114が格納されている。乾燥運転アプリ114は、例えば、インターネット4上のサーバ(図示省略)から携帯端末100にインストールされる。乾燥運転アプリ114は、衣類乾燥機10が実行する乾燥運転の乾燥終了予定時刻TDを設定するためのアプリである。
(乾燥運転)
続いて、図4を参照して、衣類乾燥機10の制御部20によって実行される乾燥運転について説明する。図4に示すように、乾燥運転は、予熱工程、恒率乾燥工程、減率乾燥工程、送風工程、ソフトキープ工程の順に実行される。制御部20は、予熱工程、恒率乾燥工程、及び、減率乾燥工程において、モータ34、ファン42、電気ヒータ44、及び、熱交換器46を駆動させる。予熱工程は、温度センサ36bで検出される回転槽出口温度が第1所定温度になるまで衣類を乾燥させる工程である。恒率乾燥工程は、回転槽32内の衣類の乾燥率が約85~90[%]になるまで衣類を乾燥させる工程である。減率乾燥工程は、回転槽32内の衣類の乾燥率が約100[%]になるまで衣類を乾燥させる工程である。なお、衣類の乾燥率とは、水分を含んでいない状態の衣類の重量を、現在の衣類の重量で除算した値を百分率([%])で示した指標である。
制御部20は、送風工程において、モータ34、ファン42を駆動させる。送風工程は、所定時間の間、回転槽32と乾燥ユニット40の間で空気を循環させる工程である。また、制御部20は、ソフトキープ工程において、モータ34を所定時間毎に間欠的に駆動させる。ソフトキープ工程は、モータ34の間欠的な駆動によって、衣類にしわが発生しにくくさせるための工程である。
(予約乾燥処理;図3)
続いて、図3~図5を参照して、衣類乾燥機10の制御部20によって実行される予約乾燥処理について説明する。予約乾燥処理は、乾燥運転の乾燥終了予定時刻TDがメモリ22に記憶されている状態において、ユーザによってスタートボタンが操作される場合に実行される処理である。制御部20は、予約乾燥処理において、乾燥運転を実行する。なお、以下では、ユーザが衣類乾燥機10の操作部16を操作することによって乾燥終了予定時刻TDとして第1の乾燥終了予定時刻TD1を設定した場合、即ち、メモリ22に、第1の乾燥終了予定時刻TD1が記憶されている場合を例に説明する。なお、図4は、S34でNOと判断される場合の一例を示すグラフであり、図5は、S34でYESと判断される場合の一例を示すグラフである。また、図5では、時刻T11~時刻T12の間において、制御部20が携帯端末100から要求信号を受信する状況を想定している。制御部20が携帯端末100から要求信号を受信する場合とは、例えば、ユーザの帰宅時間が第1の乾燥終了予定時刻TD1よりも遅くなった場合である。
S10において、制御部20は、回転槽32に投入されている衣類の重量を検知する。具体的には、制御部20は、モータ34を駆動させ、回転槽32を回転させる。そして、制御部20は、モータ34にかかる荷重に基づいて、回転槽32に投入されている衣類の重量を特定し、特定済みの重量をメモリ22に記憶させる。
S12において、制御部20は、乾燥開始予定時刻TS1を特定する。乾燥開始予定時刻TS1は、S20の予熱工程を開始させるための時刻である、制御部20は、S10で検知した衣類の重量に基づいて、乾燥運転に要する乾燥運転時間を特定する。そして、制御部20は、第1の乾燥終了予定時刻TD1よりも乾燥運転時間だけ前の時刻を乾燥開始予定時刻TS1と特定する。そして、制御部20は、乾燥開始予定時刻TS1をメモリ22に記憶させる。
S14において、制御部20は、乾燥開始予定時刻TS1が到来することを監視する。制御部20は、現在時刻が乾燥開始予定時刻TS1となる場合に、S14でYESと判断し、S20に進む。
S20において、制御部20は、予熱工程を実行する(図4の時刻T0~時刻T1、図5の時刻T10~時刻T11)。予熱工程において、制御部20は、モータ34、ファン42、電気ヒータ44、及び、熱交換器46を駆動させる。ファン42の駆動により、回転槽32内の空気が排気口を介して乾燥ユニット40に取り込まれる。乾燥ユニット40に取り込まれた空気は、熱交換器46を通過することで、冷却され、除湿される。熱交換器46を通過した空気は、電気ヒータ44を通過することで、温められる。そして、電気ヒータ44によって温められた空気は、吸気口を介して回転槽32に供給される。図4、図5に示すように、予熱工程において、温度センサ36aで検出される吹き出し温度、温度センサ36bで検出される回転槽出口温度、及び、温度センサ48で検出される出口水温が上昇する。上述のように、制御部20は、温度センサ36bで検出される回転槽出口温度に基づいて、予熱工程と恒率乾燥工程と区分する。回転槽出口温度が第1所定温度(例えば50℃)未満の場合は予熱工程に該当し、回転槽出口温度が第1所定温度(例えば50℃)以上の場合は恒率乾燥工程に該当する。従って、制御部20は、回転槽出口温度が第1所定温度以上に到達する場合(図4の時刻T1、図5の時刻T11)に、予熱工程を終了し、S30に進む。
S30において、制御部20は、恒率乾燥工程を実行する(図4の時刻T1~時刻T2、図5の時刻T11~時刻T12)。恒率乾燥工程において、制御部20は、モータ34、ファン42、電気ヒータ44、及び、熱交換器46を駆動させる。
S32において、制御部20は、恒率乾燥工程が終了したのか否かを判断する。本実施例では、制御部20は、恒率乾燥工程を開始してから第1所定時間が経過した場合に、S32でYESと判断し、S34に進む。第1所定時間は、回転槽32内の衣類の乾燥率が約85~90[%]に到達するのに要する時間である。
なお、変形例では、制御部20は、回転槽出口温度から出口水温を減算することによって算出される温度差(図4、図5参照)に基づいて、恒率乾燥工程が終了したのか否かを判断してもよい。本変形例では、制御部20は、恒率乾燥工程を開始してから第2所定時間(例えば7分)が経過した時点の温度差を基準温度差と特定する。そして、制御部20は、第2所定時間以降の温度差が基準温度差よりも第2所定温度(例えば、3℃)高くなる場合に、S32でYESと判断する。本変形例では、回転槽32内の衣類の乾燥率が約85~90[%]となるように第2所定温度が設定される。
また、別の変形例では、衣類乾燥機10が湿度センサを有し、当該湿度センサによって検出される湿度に基づいて、回転槽32内の衣類の乾燥率が約85~90[%]が到達したことを判断してもよい。即ち、S32では、制御部20が、衣類の乾燥率が約85~90[%]に到達したことを判定できればよい。
S34において、制御部20は、予熱工程、又は、恒率乾燥工程を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信したのか否かを判断する。要求信号は、ユーザによって乾燥終了予定時刻TDとして第2の乾燥終了予定時刻TD2を設定するための操作が携帯端末100の表示部102に実行される場合に、携帯端末100から送信される信号である。即ち、要求信号は、乾燥運転の乾燥終了予定時刻TDの変更を要求するための信号であり、第2の乾燥終了予定時刻TD2を含む信号である。制御部20は、携帯端末100から要求信号を受信した場合(S34でYES)に、S36に進み、携帯端末100から要求信号を受信していない場合(S34でNO)に、S50に進む。
S36において、制御部20は、乾燥待機時間を特定する。乾燥待機時間は、恒率乾燥工程を終了した後に、電気ヒータ44の駆動を停止させた状態を維持する時間である。制御部20は、要求信号内の第2の乾燥終了予定時刻TD2がメモリ22内の第1の乾燥終了予定時刻TD1よりも遅い時刻である場合に、第2の乾燥終了予定時刻TD2から第1の乾燥終了予定時刻TD1を減算することによって、乾燥待機時間を特定する。そして、制御部20は、乾燥待機時間、及び、要求信号内の第2の乾燥終了予定時刻TD2をメモリ22に記憶させる。第2の乾燥終了予定時刻TD2が第1の乾燥終了予定時刻TD1よりも遅い時刻である場合、ユーザによって変更された第2の乾燥終了予定時刻TD2に乾燥運転を終了させることが可能である。乾燥運転を第2の乾燥終了予定時刻TD2に終了させるには、乾燥運転(詳細には、電気ヒータ44の駆動)を一時的に中断させる必要がある。従って、制御部20は、乾燥運転を第2の乾燥終了予定時刻TD2に終了させるために、電気ヒータ44の駆動を停止させる時間である乾燥待機時間を特定する。例えば、ユーザが第1の乾燥終了予定時刻TD1として17:00を設定し、その後、帰宅が遅くなるために、第2の乾燥終了予定時刻TD2として17:30を設定した場合について説明する。この場合、制御部20は、17:30から17:00を減算することによって、乾燥待機時間を30分と特定する。なお、制御部20は、第2の乾燥終了予定時刻TD2が第1の乾燥終了予定時刻TD1よりも早い時刻である場合、乾燥待機時間を特定しない。乾燥運転を開始した後において、当該乾燥運転が終了する時刻を早めることは困難なためである。この場合、制御部20は、S36~S40を実行しない。
S38において、制御部20は、モータ34、ファン42の駆動を維持し、電気ヒータ44及び熱交換器46の駆動を停止させる(図5のT12)。これにより、乾燥ユニット40から回転槽32内に供給される空気の温度が低下する。
S40において、制御部20は、電気ヒータ44の駆動を停止させてから乾燥待機時間が経過することを監視する。制御部20は、電気ヒータ44の駆動を停止させてから乾燥待機時間が経過する場合(図5のT13)に、S40でYESと判断し、S50に進む。
S50において、制御部20は、減率乾燥工程を実行する(図4の時刻T2~時刻T3、図5のT13~時刻T14)。減率乾燥工程において、制御部20は、モータ34、ファン42、電気ヒータ44、及び、熱交換器46を駆動させる。S34でNOを経た後の場合、モータ34、ファン42、電気ヒータ44、及び、熱交換器46は駆動されている。一方、S34でYESを経た後の場合、電気ヒータ44及び熱交換器46の駆動は停止されている(S38参照)。従って、制御部20は、S34でYESを経た後のS50においては、電気ヒータ44及び熱交換器46を駆動させる(図4の時刻T13)。そして、制御部20は、減率乾燥工程を開始してから第3所定時間が経過する場合に、減率乾燥工程を終了し、S52に進む。
S52において、制御部20は、送風工程を実行する(図4の時刻T3~時刻T4、図5の時刻T14~時刻T15)。具体的には、制御部20は、モータ34、ファン42の駆動を維持するとともに、電気ヒータ44及び熱交換器46の駆動を停止させる。そして、制御部20は、送風工程を開始してか第4所定時間(例えば10分)が経過する場合に、送風工程を終了し、S54に進む。
S54において、制御部20は、ソフトキープ工程を実行する(図4の時刻T4~時刻T5、図5の時刻T15~時刻T16)。ソフトキープ工程において、制御部20は、モータ34を第5所定時間毎に間欠的に駆動させる。制御部20は、モータ34を第5所定時間ごとに駆動させることで、回転槽32内の衣類を周期的に攪拌し、これにより、回転槽32内の衣類が撹拌され、衣類にしわが発生し難くなる。そして、制御部20は、現在時刻がメモリ22内の乾燥終了予定時刻TD(即ち第1の乾燥終了予定時刻TD1又は第2の乾燥終了予定時刻TD2)に到達すると、ソフトキープ工程を終了し、図3の処理を終了する。なお、図4では、時刻T5が第1の乾燥終了予定時刻TD1に対応し、図5では、時刻T16が第2の乾燥終了予定時刻TD2に対応する。
上記の構成によると、衣類乾燥機10の制御部20は、乾燥運転を実行中に、携帯端末100から第2の乾燥終了予定時刻TD2を含む要求信号を受信した場合(図3のS34でYES)に、第2の乾燥終了予定時刻TD2に基づいて乾燥待機時間を特定する(S36)。そして、制御部20は、電気ヒータ44の駆動を停止させ(S38)、電気ヒータ44の駆動を停止させてから乾燥待機時間が経過する場合(S40でYES)に、電気ヒータ44を駆動させる(S50)。この場合、乾燥運転は、第2の乾燥終了予定時刻TD2に終了する。一方、制御部20は、乾燥運転を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合(S34でNO)に、乾燥待機時間を特定しない。このため、制御部20は、乾燥運転中(詳細には、恒率乾燥工程から減率乾燥工程の間)に、電気ヒータ44の駆動を停止させない。この場合、乾燥運転は、第1の乾燥終了予定時刻TD1に終了する。従って、制御部20は、最新の乾燥終了予定時刻TD(第1の乾燥終了予定時刻TD1又は第2の乾燥終了予定時刻TD2)に乾燥運転を終了させることができる。
また、上述のように、制御部20は、乾燥運転を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合(S34でNO)に、電気ヒータ44の駆動を停止させない。従って、乾燥運転を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合であっても、電気ヒータ44の駆動を必ず停止させる場合と比較して、衣類乾燥機10のエネルギー効率を向上させることができる。
また、制御部20は、恒率乾燥工程が完了した後に電気ヒータ44を停止させる(S38)。即ち、制御部20は、減率乾燥工程を実行する前に電気ヒータ44を停止させる。恒率乾燥工程が完了した後における衣類の乾燥率は比較的に高い。即ち、衣類に含まれている水分量は比較的に少ない。この場合、電気ヒータ44の駆動が再開すると、衣類に含まれている水分量が比較的に多い場合よりも、衣類の温度の上昇速度が速い。従って、電気ヒータ44の駆動を停止させても、衣類を比較的速やかに乾燥させることができる。また、上述のように、恒率乾燥工程が終了した時点における回転槽32内の衣類の乾燥率は約85~90[%]となっている。衣類に水分が含まれている状態においては、乾燥運転完了後などの衣類に水分が含まれていない状態(即ち、衣類の乾燥率が100[%])と比較して、衣類を放置しても、衣類にしわが付きにくい。従って、恒率乾燥工程が完了した後に電気ヒータ44を停止させる(S38)ことで、衣類を放置しても、衣類にしわが付くことを抑制することができる。
(対応関係)
電気ヒータ44が、「加熱装置」の一例である。乾燥待機時間が、「待機時間」の一例である。衣類乾燥機10の制御部20が、「制御部」の一例である。
(第2実施例)
上記の第1実施例では、衣類乾燥機10を備える乾燥システム2について説明したが、この構成に限定されるものではない。本明細書に開示する技術は、第2実施例の洗濯乾燥システム202に適用することもできる。第2実施例の洗濯乾燥システム202は、第1実施例の衣類乾燥機10に代えて洗濯乾燥機210を備えている。なお、洗濯乾燥機210は、筐体12に収容され、回転槽32を収容する水槽(図示省略)を備えている。第2実施例の洗濯乾燥システム202では、洗濯運転と、乾燥運転と、含む洗濯乾燥運転が実行される。
図6を参照して、第2実施例の洗濯乾燥システム202について説明する。なお、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
(洗濯乾燥システム202の構成)
図6に示すように、洗濯乾燥システム202は、洗濯乾燥機210と、携帯端末100と、を備える。洗濯乾燥機210と携帯端末100は、それぞれ、Wi-Fi方式に従ったWi-Fi通信を実行して、インターネット4に接続可能である。従って、洗濯乾燥機210と携帯端末100は、インターネット4を介して、互いに通信可能である。
(洗濯乾燥機210の構成)
制御部220は、CPUとRAM、ROM等のメモリ222を含む。制御部220は、図示省略した配線によって、各部14、16、18、30、40に制御可能に接続されている。制御部220は、メモリ222に格納されているプログラム224に従って洗濯乾燥機210の各部14、16、18、30、40の動作を制御する。制御部220は、CPUとメモリ222によって、洗濯乾燥運転を含む様々な運転を実行する。洗濯乾燥運転は、洗濯運転と、乾燥運転と、で構成される。洗濯運転は、洗い工程と、すすぎ工程と、脱水工程と、を含む。また、乾燥運転は、予熱工程と、恒率乾燥工程と、減率乾燥工程と、送風工程と、ソフトキープ工程と、を含む。
(携帯端末100の構成)
携帯端末100のメモリ112には、第1実施例の乾燥運転アプリ114に代えて、洗濯乾燥運転アプリ314が格納されている。洗濯乾燥運転アプリ314は、例えば、インターネット4上のサーバ(図示省略)から携帯端末100にインストールされる。洗濯乾燥運転アプリ314は、洗濯乾燥機210が実行する洗濯乾燥運転の洗濯乾燥終了予定時刻TWを設定するためのアプリである。
(予約洗濯処理;図7)
図7を参照して、洗濯乾燥機210の制御部220によって実行される予約洗濯処理について説明する。予約洗濯処理は、洗濯乾燥運転の洗濯乾燥終了予定時刻TWがメモリ222に記憶されている状態において、ユーザによってスタートボタンが操作される場合に実行される処理である。制御部220は、予約洗濯処理において、洗濯乾燥運転を実行する。なお、予約洗濯処理で実行される洗い工程(S220)、すすぎ工程(S230)、及び、脱水工程(S240)は、公知の工程である。従って、以下では、S220、S230、S240の詳細な説明については省略する。なお、以下では、ユーザが洗濯乾燥機210の操作部16を操作することによって洗濯乾燥終了予定時刻TWとして第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1を設定した場合、即ち、メモリ222に、第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1が記憶されている場合を例に説明する。
S210において、制御部220は、回転槽32に投入されている衣類の重量を検知する。重量の検知方法は、図3のS10と同様である。制御部220は、S210において、さらに、特定済みの重量に基づいて、洗剤の使用量、水量などを特定し、特定済みの洗剤の使用量、水量を表示部14に表示させる。これにより、ユーザは、回転槽32に投入するべき洗剤の量を知ることができる。
S212において、制御部220は、洗濯開始予定時刻TS2を特定する。洗濯開始予定時刻TS2は、S220の洗い工程を開始させるための時刻である、制御部220は、S210で検知した衣類の重量に基づいて、洗濯運転、及び、乾燥運転に要する洗濯乾燥運転時間を特定する。そして、制御部220は、第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1よりも洗濯乾燥運転時間だけ前の時刻を洗濯開始予定時刻TS2と特定する。そして、制御部220は、洗濯開始予定時刻TS2をメモリ222に記憶させる。
S214において、制御部220は、洗濯開始予定時刻TS2が到来することを監視する。制御部220は、現在時刻が洗濯開始予定時刻TS2となる場合に、S214でYESと判断し、S220に進む。
S220において、制御部220は、洗い工程を実行し、洗い工程が終了すると、S222に進む。
S222において、制御部220は、洗い工程を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信したのか否かを判断する。要求信号は、ユーザによって洗濯乾燥終了予定時刻TWとして第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2を設定するための操作が携帯端末100の表示部102に実行されることによって携帯端末100から送信される信号である。即ち、要求信号は、洗濯乾燥運転の洗濯乾燥終了予定時刻TWの変更を要求するための信号であり、第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2を含む信号である。制御部220は、携帯端末100から要求信号を受信した場合(S222でYES)に、S224に進み、携帯端末100から要求信号を受信していない場合(S222でNO)に、S230に進む。
S224において、制御部220は、洗い待機時間を特定する。洗い待機時間は、洗い工程を終了した後に待機する時間である。洗い待機時間の特定方法は、第1実施例の乾燥待機時間の特定方法と同様である(図3のS36参照)。制御部220は、洗い待機時間、及び、要求信号内の第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2をメモリ222に記憶させる。なお、制御部220は、受信済みの要求信号内の第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2がメモリ222内の第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1よりも早い時刻である場合、洗い待機時間を特定しない。この場合、制御部220は、S224、S226を実行しない。
S226において、制御部220は、洗い待機時間が経過することを監視する。制御部220は、洗い待機時間が経過する場合に、S226でYESと判断し、S230に進む。
S230において、制御部220は、すすぎ工程を実行し、すすぎ工程が終了すると、S232に進む。
S232において、制御部220は、すすぎ工程を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信したのか否かを判断する。制御部220は、携帯端末100から要求信号を受信した場合(S232でYES)に、S234に進み、携帯端末100から要求信号を受信していない場合(S232でNO)に、S240に進む。
S234において、制御部220は、すすぎ待機時間を特定する。すすぎ待機時間は、すすぎ工程を終了した後に、待機する時間である。すすぎ待機時間の特定方法は、第1実施例の乾燥待機時間の特定方法と同様である(図3のS36参照)。制御部220は、すすぎ待機時間、及び、要求信号内の第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2をメモリ222に記憶させる。なお、制御部220は、受信済みの要求信号内の第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2がメモリ222内の第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1よりも早い時刻である場合、すすぎ待機時間を特定しない。この場合、制御部220は、S234、S236を実行しない。
S236において、制御部220は、すすぎ待機時間が経過することを監視する。制御部220は、すすぎ待機時間が経過する場合に、S236でYESと判断し、S240に進む。
S240において、制御部220は、脱水工程を実行し、脱水工程が終了すると、S250に進む。
S250において、制御部220は、乾燥処理(図8)を実行する。制御部220は、乾燥処理において、乾燥運転を実行する。乾燥処理が終了すると、図7の処理が終了する。
(乾燥処理;図8)
続いて、図8を参照して、図7のS250で実行される乾燥処理について説明する。図8で実行される処理は、図3のS12、S14を含まない点を除いて、図3の処理と同様である。S260、S270~S304が、それぞれ、図3のS10、S20~S54に対応する。
上記の構成によると、洗濯乾燥機210の制御部220は、洗濯乾燥運転に含まれる乾燥運転を実行中に、携帯端末100から第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2を含む要求信号を受信する場合(図8のS284でYES)に、第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2に基づいて乾燥待機時間を特定する(S286)。そして、制御部220は、電気ヒータ44の駆動を停止させ(S288)、電気ヒータ44の駆動を停止させてから乾燥待機時間が経過する場合(S290でYES)に、電気ヒータ44を駆動させる(S300)。この場合、洗濯乾燥運転は、第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2に終了する。一方、制御部220は、乾燥運転を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合(S284でNO)に、乾燥待機時間特定しない。このため、制御部220は、乾燥運転中(詳細には、恒率乾燥工程から減率乾燥工程の間)に、電気ヒータ44の駆動を停止させない。この場合、洗濯乾燥運転は、第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1に終了する。従って、制御部220は、最新の洗濯乾燥終了予定時刻TW(第1の洗濯乾燥終了予定時刻TW1又は第2の洗濯乾燥終了予定時刻TW2)に洗濯乾燥運転を終了させることができる。
また、上述のように、制御部220は、洗濯乾燥運転を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合(S284でNO)に、電気ヒータ44の駆動を停止させない。従って、乾燥運転を実行中に、携帯端末100から要求信号を受信しない場合であっても、電気ヒータ44の駆動を必ず停止させる場合と比較して、洗濯乾燥機210のエネルギー効率を向上させることができる。
また、制御部220は、恒率乾燥工程が完了した後に電気ヒータ44を停止させる(S288)。即ち、制御部220は、減率乾燥工程を実行する前に電気ヒータ44を停止させる。恒率乾燥工程が完了した後における衣類の乾燥率は比較的に高い。即ち、衣類に含まれている水分量は比較的に少ない。この場合、電気ヒータ44の駆動が再開すると、衣類に含まれている水分量が比較的に多い場合よりも、衣類の温度の上昇速度が速い。従って、電気ヒータ44の駆動を停止させても、衣類を比較的速やかに乾燥させることができる。
(対応関係)
洗濯乾燥機210の制御部220が、「制御部」の一例である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
(第1変形例)図3において、制御部20は、S50の減率乾燥工程を実行中に、S54の処理を実行するように構成されていてもよい。本変形例では、制御部20は、減率乾燥工程を実行中に携帯端末100から要求信号を受信すると、電気ヒータ44及び熱交換器46の駆動を停止させ、乾燥待機時間の間、減率乾燥工程を中断する。そして、制御部20は、乾燥待機時間が経過すると、電気ヒータ44及び熱交換器46を駆動させ、減率乾燥工程を再開する。
(第2変形例)図3において、制御部20は、S30の恒率乾燥工程を実行中に、S34の処理を実行するように構成されていてもよい。本変形例では、制御部20は、恒率乾燥工程を実行中に要求信号を受信すると、電気ヒータ44及び熱交換器46の駆動を停止させ、乾燥待機時間の間、恒率乾燥工程を中断する。そして、制御部20は、乾燥待機時間が経過すると、電気ヒータ44及び熱交換器46を駆動させ、恒率乾燥工程を再開する。衣類が完全に乾いている状態で放置されると、衣類にしわが付きやすい。上記の構成によれば、制御部20は、恒率乾燥工程を実行中に電気ヒータ44を停止させる。恒率乾燥工程を実行中において、衣類には水分が含まれている。この状態において、電気ヒータ44の駆動を停止、即ち、衣類を放置しても、衣類にしわが付きにくい。そして、制御部20は、待機時間が経過する場合に、恒率乾燥工程、及び、減率乾燥工程(S50)を実行する。従って、恒率乾燥工程を実行中に電気ヒータ44の駆動を停止させることで、衣類にしわが付くことを抑制することができる。
(第3変形例)「加熱装置」は、電気ヒータ44に限られず、ヒートポンプ等であってもよい。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2 :乾燥システム
4 :インターネット
10 :衣類乾燥機
12 :筐体
14 :表示部
16 :操作部
18 :通信I/F
20 :制御部
22 :メモリ
24 :プログラム
30 :回転槽ユニット
32 :回転槽
34 :モータ
36a :温度センサ
36b :温度センサ
40 :乾燥ユニット
42 :ファン
44 :電気ヒータ
46 :熱交換器
48 :温度センサ
70 :制御部
100 :携帯端末
102 :表示部
104 :通信I/F
110 :制御部
112 :メモリ
114 :乾燥運転アプリ
202 :洗濯乾燥システム
210 :洗濯乾燥機
314 :洗濯乾燥運転アプリ

Claims (2)

  1. 衣類が収容される回転槽と、
    前記回転槽を回転させるモータと、
    空気を加熱する加熱装置と、
    前記加熱装置によって加熱される空気を前記回転槽に送風するファンと、
    前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記回転槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転であって、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる恒率乾燥工程と、前記恒率乾燥工程の後に実行され、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる減率乾燥工程と、を含む前記乾燥運転を実行可能に構成されており、
    前記乾燥運転の乾燥終了予定時刻を取得した場合に、取得した前記乾燥終了予定時刻を第1の前記乾燥終了予定時刻として記憶し、前記第1の乾燥終了予定時刻に基づいて、前記乾燥運転を開始し、
    前記乾燥運転を実行中において、外部装置から前記第1の乾燥終了予定時刻よりも遅い時刻である第2の前記乾燥終了予定時刻を含む要求信号を受信する場合に、前記第2の乾燥終了予定時刻に基づいて、前記加熱装置の駆動を停止させる時間である待機時間を特定し、
    前記乾燥運転の前記恒率乾燥工程を実行中において、前記外部装置から前記要求信号を受信する場合に、前記恒率乾燥工程が終了した後に前記加熱装置の駆動を停止させ、
    前記加熱装置の駆動を停止させてから、前記待機時間が経過した後に、前記加熱装置を駆動させ、前記乾燥運転を再開する、
    衣類乾燥機。
  2. 衣類が収容される回転槽と、
    前記回転槽を回転させるモータと、
    空気を加熱する加熱装置と、
    前記加熱装置によって加熱される温風を前記回転槽に送風するファンと、
    前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    洗濯運転と、乾燥運転と、を含む洗濯乾燥運転を実行可能に構成されており、
    前記乾燥運転は、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる恒率乾燥工程と、前記恒率乾燥工程の後に実行され、前記モータ、前記加熱装置、及び、前記ファンを駆動させる減率乾燥工程と、を含み、
    前記制御部は、
    前記洗濯乾燥運転の洗濯乾燥終了予定時刻を取得した場合に、取得した前記洗濯乾燥終了予定時刻を第1の前記洗濯乾燥終了予定時刻として記憶し、前記第1の洗濯乾燥終了予定時刻に基づいて、前記洗濯乾燥運転を開始し、
    前記洗濯乾燥運転に含まれる前記乾燥運転の前記恒率乾燥工程を実行中において、外部装置から前記第1の洗濯乾燥終了予定時刻よりも遅い時刻である第2の前記洗濯乾燥終了予定時刻を含む要求信号を受信する場合に、前記第2の洗濯乾燥終了予定時刻に基づいて、前記加熱装置の駆動を停止させる時間である待機時間を特定し、
    前記恒率乾燥工程が終了した後に前記加熱装置の駆動を停止させ、
    前記加熱装置の駆動を停止させてから、前記待機時間が経過した後に、前記加熱装置を駆動させ、前記乾燥運転を再開する、
    洗濯乾燥機。
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