JP7077451B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法、ならびにプログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法、ならびにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御方法、ならびにプログラムに関するものである。
プリンタ等の画像処理装置においては、文字や画像内の細い線がかすれてしまったり、途切れてしまったりする場合がある。そのため、印刷前に画像データ内の文字や線に対してその線幅を広げるための太らせ処理を行い、用紙に画像を印刷しても画像内の線がかすれたり、途切れたりしないようにすることが知られている。
白線や白文字についても、太らせ処理を行わずに印刷をすると白い領域にトナーがのり、白い領域がつぶれることでかすれたり、線画が途切れてしまったように見える場合がある。そこで、画像内の白線や白文字に対しても白い領域の太らせ処理を行い白い領域がつぶれてしまわないようにする。特許文献1には、入力された画像データの各画素の色の信号値が所定の値よりも小さい箇所を文字や線の領域として特定する。そして、特定された文字や線が白抜きの領域に対して太らせ処理を行うことが開示されている。
特開2015-171098号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、画像処理装置が白抜きの箇所を特定する処理を行うモジュールや、特定された白文字や白線に白画素を付加して、白線を太らせる処理を行うモジュールを追加しなくてはならない。本発明は、黒線/黒文字を太らせるための機能と白線/白文字の太らせ処理の両方をより簡易な構成で実現することを目的とする。
本発明に記載の画像処理装置は、入力画像を二値化した二値画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記二値画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する変換手段と、検出した黒線の線幅を太くする調整手段と、太さ調整を行う対象色を黒色または白色に設定する設定手段と、を備え、前記設定手段で白色に設定されていた場合、前記変換手段は、前記入力画像を二値化した二値画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記二値画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換し、前記調整手段は、前記変換手段により変換された変換画像において検出した黒線の線幅を太くし、前記設定手段で黒色に設定されていた場合、前記調整手段は、前記入力画像を二値化した二値画像で検出した黒線の線幅を太くすることを特徴とする。
本発明における画像形成装置は、黒線/黒文字の太らせ処理と白線/白文字の太らせ処理の両方をより簡易な構成で実現することができる。
本実施例における画像処理装置を含むシステムの構成を示す図である。 画像処理装置の構成を示す図である。 画像処理部のハードウェア構成を示す図である。 太さ調整処理部のハードウェア構成を示す図である。 UI部に表示される機能設定画面の一例を示す図である。 本実施例における印刷データ入力時の処理を示すフローチャートである。 本実施例における太さ調整の設定値とそのときの入力反転部、出力反転部のON,OFFおよび、太らせる方向や量を示すテーブルの一例である。 本実施例における太さ調整処理部の実行する処理を示すフローチャートである。 本実施例の中間調領域判定部で用いられるパターンマッチングの概略図である。 本実施例における中間調領域と非中間調領域の一例を示す図である。 本実施例における黒太らせ部で実施される黒太らせ処理において利用される参照ウインドウの一例を示す図である。 本実施例における黒線太らせ処理と白線太らせ処理の一例を示す模式図である。
(実施例)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
なお、本発明にかかる実施例として、記録材がトナーである電子写真方式の画像処理装置に適用する場合を説明するが、本発明の趣旨はこれに限られるものでない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で、インクを用いたインクジェット記録方式の画像処理装置に適用することも可能である。また、PC等の情報処理装置において以下に説明する画像処理を実行させ、当該情報処理装置を画像処理装置として動作させるとしてもよい。
図1は、本発明の実施例に係る画像処理装置101を含むシステムの構成を説明する図である。画像処理装置101は、ネットワーク105を介してホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバ104、不図示の他の画像処理装置などから画像データを受信して印刷(画像形成)を実行する。また、画像処理装置101に付属する画像読取部(スキャナ)により原稿を読み取って得られた画像データを、ネットワーク105を介してホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバ104に送信する。また、画像読取部により原稿を読み取って得られた画像データを画像処理装置101に付属する印刷部を利用して印刷することにより、コピー機能を実現する。
なお、以下の説明では、画像処理装置101で画像データにハーフトーン処理を実施する構成例となっている。しかしながら、本発明はこのような構成に限定されず、ハーフトーン処理等の画像処理は、画像データの送信元であるホストコンピュータ102等が実行するようにしても良い。また当該画像処理を、画像処理装置101と画像データの送信元であるホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバ104等とが連携して行うとしてもよい。
次に、図2を用いて画像処理装置101の構成を説明する。図2は、実施例に係る画像処理装置101の構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置101は、データ入力部(受信部)201、画像読取部202、制御部203、記憶部204、UI部205、印刷部206、画像処理部207を有している。データ入力部201は、ネットワーク105を介してサーバ104から送信された印刷データを受信する。印刷データは印刷ジョブの設定と、描画用の画像データで構成される。画像読取部202はスキャナ等であり、原稿の画像を読み取って、その画像データを出力する。制御部203は、この画像処理装置101全体の動作を制御しており、CPU208、ROM209及びRAM210を有している。CPU208はROM209に記憶されているプログラムを実行し、画像処理装置101を制御する。記憶部204は例えばハードディスクドライブ(HDD)のような大容量のデータを記憶できる記憶媒体である。CPU208は、記憶部204に記憶されているプログラムをRAM210に展開して、後述する処理を実行する。UI部205は操作パネルや表示部を含み、ユーザへのメッセージ表示や、ユーザによる操作指示を受付ける。尚、このUI部205はタッチパネル機能を備えており、タッチパネルを用いてユーザからの入力を受け付ける。
印刷部206はプリンタエンジンであり、本実施例では説明の簡略化のため、電子写真方式かつ、用紙上に黒1色のトナーを用いてトナー像を形成するモノクロプリンタエンジンで説明を行うが、これに限るものではない。例えば、用紙上に複数色(例えば、Cyan/Magenta/Yellow/Black)のトナー像を重ね合わせた画像を形成するカラープリンタエンジンであっても良い。
画像処理部207は、入力した印刷データに含まれる画像データに対する画像処理を行う。尚、画像処理部207はそれぞれ処理に特化したハードウェアである。
次に実施例に係る画像処理装置101の画像処理部207の構成を説明する。
図3は、本実施例に係る画像処理装置101の画像処理部207のハードウェアブロック図である。画像処理部207は、入力部301、レンダリング処理部302、モノクロ変換処理部303、階調補正処理部304、ハーフトーン処理部305、出力部306、太さ調整処理部307を含んでいる。なお、本実施例では301~307をASIC等のハードウェアモジュールとするが、301~307の処理をソフトウェアで行ったり、ソフトウェアとハードウェアを協働させるとしてもよいことは言うまでもない。
入力部301は、例えばデータ入力部201で受信した印刷データに含まれるPDL(ページ記述言語)で記述された画像データを受け取り、後段のモジュールに対して出力する。
レンダリング処理部302は、受け取ったPDLデータをレンダリングしてラスターイメージデータを生成する。このとき、レンダリング処理部302は、データ入力部201で受信した印刷データに含まれる解像度設定の指示によって、生成する画像データの解像度を切り替えてラスターイメージデータを生成する。
モノクロ変換処理部303は、例えば、NTSC加重平均法等公知の方法を用いてラスター化されたRGB画像をGray画像にモノクロ変換する。モノクロ変換処理部303による変換処理により画像はRGBの3チャンネルの画像から輝度信号1チャンネルの画像となる。輝度信号は信号値が低いほど輝度が低く暗いことを示し、信号値が高いほど輝度が高く明るいことを示している。
階調補正処理部304は、モノクロ変換処理部303が出力したグレースケールの画像のそれぞれの箇所がプリンタ濃度特性に応じて、狙いの出力濃度になるよう信号値を補正する。階調補正処理部304は、モノクロ変換処理部303が出力する輝度信号1チャンネルの画像から黒トナーの出力に対応するBkの1チャンネルのBk画像を生成する。なお、ここで述べたプリンタ濃度特性は、多値の階調信号値に対してハーフトーン処理をかけた網点パッチをプリント出力して測定することで予め得られた特性である。本実施例において黒画素、白画素とは、Bk値が所定の信号値である画素である。各画素の信号値を8bitで表現する場合、白画素とはBk=0の画素であり、黒画素とはBk=255の画素である。モノクロ変換時に各画素の信号値を1bitに変換するとしてもよく、その場合、白画素はBk=0、黒画素はBk=1である。
ハーフトーン処理部305は、階調補正後のBk画像データに対してハーフトーン処理を行い、画像データの中間調を面積階調で表現した二値化された網点画像パターン画像(HalfTone画像:HT画像)に変換する。本実施例では白黒の二値画像であるHT画像に対して黒線/黒文字や白線/白文字の太らせ処理を実行する。
このとき、ハーフトーン処理部305は、データ入力部201で受信した印刷データに含まれる中間調設定の指示によって、生成する画像データのハーフトーン処理方法を切り替えることができる。なお、印刷データに含まれる中間調設定は、図5で後述する設定項目「中間調」の設定画面より設定できる。
太さ調整処理部307は、HT画像に対して、黒線/黒文字、もしくは白線/白文字を検出して線/文字の太さを太くしたり細くしたり調整する。このとき、太さ調整処理部307は、データ入力部201で受信した印刷データに含まれる太さ調整設定の設定に基づいて、生成する画像データの太さ調整処理を切り替える。なお、印刷データに含まれる太さ調整設定は、後述する図5の設定項目「太さ調整」の設定画面より設定できる。本発明の特徴である太さ調整処理部307については、詳細を後述する。
出力部306は、太さ調整処理部307で太さ調整済の画像データを印刷部206に渡す。
次に、図4を用いて、太さ調整処理部307の詳細を説明する。太さ調整処理部307は、入力反転部401、中間調領域判定部402、黒太らせ部403、出力反転部404で構成される。本実施例において、それぞれのモジュールはASIC等のハードウェアモジュールであるとするが、当該処理をソフトウェアモジュールが行ったり、ハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールが協働して実現するとしてもよい。
入力反転部401は、ハーフトーン処理後の画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に置き換え、黒画素の信号値を白画素の信号値に置き換えるモジュールである。黒線/黒文字を細らせる設定がされている場合や、白線/白文字を太らせる設定がなされているときに用いられる。
中間調領域判定部402は、入力されたハーフトーン後の画像、または、入力反転部401において白画素と黒画素が反転した画像に含まれる各画素について中間調領域の画素であるか否かを判定するモジュールである。中間調領域判定部402は各画素についての判定結果をフラグとして各画素に設定する。本モジュールの処理については後述する。
黒太らせ部403は、中間調領域判定部402で非中間調であると判定された注目画素に対して、周囲の画素が白画素であるか黒画素であるかを取得し、注目画素を白画素とするか黒画素とするかを決定する処理部である。
出力反転部404は黒太らせ部403による黒線や黒文字の太らせ処理が完了した後に、入力反転部401と同様に白画素を黒画素で置き換え、黒画素を白画素で置き換える処理を実行する処理部である。出力反転部404が出力した画像は図3の出力部306に入力される。なお、本実施例では入力反転部401と出力反転部404を異なるハードウェアモジュールとして記載した。入力反転部401と出力反転部404はいずれも白画素を黒画素に置き換え、黒画素を白画素に置き換えるモジュールであり、同一のモジュールであってもよい。入力反転部401と出力反転部404を同一のモジュールとする場合、黒太らせ部403から出力された画像は入力反転部401に再度入力され、入力反転部401を介して出力部306に出力される。
太さ調整処理部307に含まれるハードウェアモジュールのうち入力反転部401、出力反転部404はそれぞれのハードウェアモジュールが入力された画像に対して画像処理を行うか否かを切り替えるためのレジスタを有している。CPU208は後述の機能設定画面で設定された太さ設定に基づき、入力反転部401、出力反転部404のレジスタを設定する。レジスタの設定の詳細については後述する。
本実施例では、図3、図4に示すモジュールを動作させることで、画像処理装置に入力された画像の黒線/黒文字、または、白線/白文字に対する線幅の調整処理を実行する。
次に、図5を用いて本実施例においてユーザが印刷時の設定を行う方法を説明する。本実施例において、ユーザは印刷時の設定を行うときに黒線や黒文字、白線や白文字の線幅の調整処理の設定を行う。
図5は、ホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバ104にインストールされたプリンタドライバやアプリケーション等により、不図示のUI部に表示される機能設定画面501の一例である。なお、当該機能設定画面が画像処理装置101のUI部205に表示されるとしてもよい。
「項目一覧」502は、オプションとして指定できる機能の設定項目と、現在の設定内容の一覧が表示される領域である。「項目一覧」502でユーザが選択した項目が「選択項目」503に表示され、その設定内容の詳細を変更することができるようになる。ここでは、「太さ調整」が選択されており、文字や線の太さを調整することができる。本実施例では、ユーザが調整対象を「黒線/黒文字」、「白線/黒文字」のいずれかを選択する。また、調整対象に対してどの程度線幅を変えるかを「標準」、「(調整)しない」、「細くする」、「太くする」からユーザが選択する。なお、太さ調整量「標準」は、黒線がかすれやすいプリンタなのか、白線が潰れやすいプリンタなのか、印刷を実行するプリンタの特性に応じて、あらかじめ決められた値で調整を行う項目である。太さ調整量「標準」は選択された色の線/文字を太らせる処理に限定されず、プリンタの特性によっては選択された色の線/文字を細らせる処理を実行する。機能設定画面501においては、ハッチングされている項目がユーザにより選択されている項目であり、ユーザが他の設定項目を選択するときに「選択項目」503の領域でハッチングされていた設定項目が設定内容として表示される。図5に記載のように、本実施例では黒線/黒文字の太らせ処理と、白線/白文字の太らせ処理の設定は排他であり、一方を有効に設定した場合、他方は無効に設定される。
図5の設定項目「解像度」では、PDLデータをレンダリングしてイメージデータを生成する際の解像度を変更することができ、ファイン(600dpi)とスーパーファイン(1200dpi)を選択できる。本実施例では、基本的にファイン(600dpi)設定における動作で説明を行うがこれに限るものではない。
また、図5の設定項目「中間調」では、PDLで記述された情報から生成されたオブジェクトの属性信号(Text,Graphics,Image等(不図示))に応じてハーフトーン処理方法のパターンを変更することができる。デフォルトの設定は、図示のように「パターン2」となっている。この「パターン2」では、細部の再現が重要なText属性に高線数(例えば、212線)、ドットの安定再現が重要なGraphics/Image属性に低線数(例えば、106線)を割り当てる。そして、このパターンの設定を他のパターンに変更することで、各属性に割り当てる線数の組合せや誤差拡散処理を割り当てが変更される。本実施例において、中間調領域とは、モノクロ変換されたラスタイメージ画像に対して網点パターンが重畳される領域である。一方で、非中間調領域とは、モノクロ変換されたラスタイメージ画像に対して網点パターンが重畳されない領域である。
ユーザは機能設定画面501を介して設定を行った後、「OK」504を選択し、表示されている設定を確定する。ユーザはジョブの設定をした後、不図示の画面を介して印刷開始を指示する。ホストコンピュータ102は、機能設定画面501で設定された設定値を反映した印刷データを生成し、当該印刷データを画像処理装置に送信する。
次に図6を用いて画像を印刷する際にCPU208が実行する処理を説明する。図6に記載のフローチャートを実行するための処理は記憶部204に記憶されており、CPU208が記憶部204に記憶されたプログラムをRAM210に展開し実行することで処理が実現される。
CPU208はデータ入力部にデータが入力されたか否かを判定する(S1001)。データ入力部201はネットワーク105を介して印刷データを受信すると、CPU208に対して割り込み信号を出力する。CPU208は当該割り込み信号を受信して印刷データが入力されたと判定する。印刷データが入力されるまではS1001の処理を継続する。
CPU208は印刷データから太さ調整の設定値を取得する(S1002)。CPU208は印刷データから太さ調整の調整対象が“黒線/黒文字”または“白線/白文字”のいずれが設定されているかを取得する。さらに、CPU208は調整量が“標準”、“(調整)しない”、“細くする”、“太くする”のいずれに設定されているかを取得する。CPU208は取得した設定をRAM210に格納する。
CPU208はS1002で取得した設定に基づいて、入力反転部401、黒太らせ部403、出力反転部404のレジスタを設定する(S1003)。CPU208はS1002で取得した設定と、ROM209に格納されている図7に示すテーブルを参照し、入力反転部401をON、OFFのいずれに設定するか、および、出力反転部404をON、OFFのいずれに設定する。また、CPU208は調整量が“(調整)しない”に設定されているか否かを示す値を上記のレジスタと異なる入力反転部401のレジスタに設定する。さらに、CPU208は、S1002で取得した調整量の情報を黒太らせ部403のレジスタに設定する。黒太らせ部403のレジスタにはいずれの方向にどの量だけ太らせるかを示す値を設定してもよいし、決められたパターンのうちいずれのパターンで太らせるかを示す値を設定してもよい。図7では、太らせ方のパターンごとに設定をしており、“黒太らせ1”は黒線/黒文字を下に1画素、右に1画素太らせるパターンを示している。“黒太らせ2”は、黒線/黒文字を上下左右それぞれ1画素ずつ太らせることを示している。
図7は、機能設定画面501で設定することのできる太さ調整の設定と、それぞれの設定がなされたときに入力反転部401をON,OFFのいずれに設定するか、また、出力反転部404をON、OFFのいずれに設定するかを示したテーブルである。入力反転部401がONとは、入力反転部401が入力画像に対して白画素を黒画素に置き換え、黒画素を白画素に置き換える処理を実行することを示している。また、入力反転部401がOFFとは、入力画像に対して白画素を黒画素に置き換え、黒画素を白画素に置き換える処理を行わないことを示している。出力反転部404のON、OFFについても入力反転部401のON、OFFと同様である。
さらに当該テーブルには、それぞれの設定がなされたときに、注目画素に対してどの位置にある画素を黒画素にするかが示されている。たとえば、機能設定画面501において、調整対象として“黒線/黒文字”が設定され、さらに、調整量として“太くする”が設定されている場合、CPU208は入力反転部401のレジスタをOFF、すなわち、入力画像の反転を行わない値に設定する。さらに、CPU208は出力反転部404のレジスタもOFF,すなわち、入力画像を反転せずに出力する値に設定する。
CPU208はS1003に記載の処理を完了した後、図6に記載の処理を終了する。図6に記載の処理が完了した後、ネットワーク105を介してデータ入力部201に入力された画像データが画像処理部207に入力され、印刷用の画像の生成が開始される。
画像処理部207に入力された画像データは画像処理部207内の301~305のモジュールに順番に入力され、ハーフトーン画像が生成される。図8を用いて生成されたハーフトーン画像に対して実行される太さ調整処理を説明する。
図8は太さ調整処理部307に入力された画像データに対する処理を示すフローチャートである。本フローチャートに記載の処理は太さ調整処理部307に含まれるハードウェアモジュール401~404により実行される。
入力反転部401はレジスタに設定されている調整量を参照し、太さ調整処理が有効に設定されているか否かを判定する(S1101)。ここで参照される調整量はS1003においてCPU208により設定されたレジスタである。入力反転部401は調整量のレジスタを参照し、調整量が“(調整)しない”に設定されている場合、太さ調整処理が無効に設定されていると判定する。一方で、調整量が“(調整)しない”以外に設定されている場合、太さ調整処理が有効に設定されていると判定する。S1101において、太さ調整処理が無効に設定されている場合、入力反転部401は入力された画像を反転することなく出力部306に出力し、本フローチャートに記載の処理を終了する。
太さ調整処理が有効に設定されている場合、入力反転部401は動作のON/OFFを制御するレジスタを参照し、反転処理を行うか否かを判定する(S1102)。レジスタにOFFが設定されている場合、入力反転部401は画像を反転することなく中間調領域判定部402に出力し、S1104に処理を進める。一方で、レジスタがONに設定されている場合、入力反転部401は入力画像の黒画素を白画素に置き換え、白画素を黒画素に置き換える(S1103)。そして、画素の置き換えが完了した反転画像を中間調領域判定部402に出力し、S1104に処理を進める。図12は本実施例における入力画像とそれに対する太さ調整処理の過程を示す模式図である。図12(a)は太さ調整の調整対象を“黒線/黒文字”、調整量を“太くする”に設定した場合の模式図である。図12(b)は太さ調整の調整対象を“白線/白文字”、調整量を“太くする”に設定した場合の模式図である。図12(a)では入力反転部401による反転は行われないため、入力画像がそのまま中間調領域判定部402に入力される。図12(b)では入力反転部401による反転が行われるため、白画素と黒画素が反転した画像1301が中間調領域判定部402に入力される。
中間調領域判定部402は、注目画素が中間調領域にある画素であるか否かを判定する(S1104)。注目画素が中間調領域であるか否はある特定のハーフトーンパターンのパターンマッチングを用いて判定する。中間調領域判定部402は注目画素が中間調領域にある注目画素であるか否かを示すフラグを設定する。図9(a)は中間調領域判定部402により用いられる参照ウインドウ601の一例である。本実施例において利用する参照ウインドウ601は11×11画素で構成されている。中間調領域判定部402は、機能設定画面501の「中間調」505の設定を参照し、当該設定項目で設定されたパターンで用いられるパターンのうち最も線数の低いパターンに基づいてウインドウサイズを決定する。中間調を表現するのに用いられる線数が低いほど、中間調領域の判定に用いられるウインドウサイズは大きくなる。
図9(b)は印刷解像度が600dpiにおいて106線ディザを適用した場合のハーフトーンパターンを示したものである。参照ウインドウ602は本実施例におけるパターンマッチングで用いられる参照ウインドウである。図9(b)より11×11画素のウインドウサイズがあれば、ドットの点灯の少ないハイライト部でも当該領域が中間調の領域であることを判定することができる。このように、中間調領域判定部402は、当該二値画像が中間調を表現するために用いられる網点パターンよりも大きなウインドウサイズのパターンを用いて非中間調領域を特定する。
なお判定の際には、印刷解像度及び適用されたディザ線数に応じて参照するウインドウサイズは変更する必要がある。より高い印刷解像度で印刷する場合や、より低い線数のディザが適用された中間調領域を判定する場合、よりウインドウサイズの大きな参照ウインドウが必要となる。
中間調領域判定部402における中間調領域の判定は以下のように行われる。図9(a)において“0”の画素を注目画素とし、“1”の領域の画素が全て白画素である場合、中間調領域判定部402は注目画素が非中間調にある画素であると判定する。同様に“2”の領域の画素が全て白画素である場合、“3”の領域の画素が全て白画素である場合、“4”の領域の画素が全て白画素である場合も、中間調領域判定部402は注目画素が非中間調であると判定する。“1”“2”“3”“4”の領域のいずれの領域にも黒画素がある場合、中間調領域判定部402は注目画素が中間調の領域にある画素であると判定する。
なお、本実施例の中間調領域判定によれば、図10(a)のように、白地にある黒線の境界にある注目画素は非中間調領域にあると判定される。一方で、図10(b)のように、白い細線を構成する黒線の境界にある注目画素は中間調領域にあると判定される。
後述する黒太らせ処理では、中間調領域の黒線を太らせないため、図10(b)のような白抜き細線を構成する黒線部分が太らない。このようにすることで、黒太らせ処理をしても白い領域がつぶれないようにすることができる。
中間調領域判定部402は、ページ内の全ての画素について中間調領域にあるか否かの判定を完了したか否かを判定する(S1105)。中間調領域にあるか否かを判定していない画素がある場合にはS1104に処理を戻し、判定を行っていない画素を注目画素としてS1104、S1105に記載の処理を実行する。
全ての画素について中間調領域にある画素か否かの判定を終えた後、黒太らせ部403は注目画素が非中間調領域の画素であるか否かを判定する(S1106)。黒太らせ部403は、S1104で各注目画素に付加されたフラグを参照し、当該注目画素が非中間調領域にある画素であるか否かを判定する。注目画素が非中間調領域にある画素でない場合、黒太らせ部403は太らせ処理を行わずにS1108に処理を進める。一方、注目画素が非中間調領域にある画素である場合、黒太らせ部403は調整量を示すレジスタの値と注目画素の周囲の画素の画素値を参照し、注目画素の画素値を設定する(S1107)。
S1107において、黒太らせ部403は、入力反転部401から出力された画像に対してパターンマッチングを行い注目画素の画素値を設定する。
図11は、黒太らせ部403で行われる、太らせ処理において利用される参照ウインドウである。
黒太らせ部403による黒太らせ処理は以下のように行われる。注目画素を0番として、1番から4番の画素がそれぞれ白画素か黒画素かを判定し、その結果に基づいて注目画素(0番)を白画素にするか黒画素にするかを決める。上に1画素太らせる設定がなされている場合、太らせ部403は0番と1番の画素が白画素、かつ、2番の画素が黒画素であれば、注目画素を黒画素に設定する。下に1画素太らせる設定がなされている場合、太らせ部403は、0番と2番の画素が白画素、かつ、1番の画素が黒画素であれば、注目画素を黒画素とする。左に1画素太らせる設定がなされている場合、0番と3番が白画素、かつ、4番が黒画素であれば、注目画素を黒画素に設定する。右に1画素太らせる設定がなされている場合、0番と4番が白画素、かつ、3番が黒画素であれば注目画素を黒画素に設定する。図7のように調整対象が“黒線/黒文字”、調整量“太くする”に設定されており、“黒太らせ1(下・右1画素太らせ)”が設定されている場合、黒太らせ部403は以下のように動作する。黒太らせ部403は、注目画素とその周囲の画素が下に1画素太らせの条件、または、右に1画素太らせの条件の何れかを満たしている場合、注目画素を黒画素に設定する。すなわち、黒太らせ部403は、“0番と1番が白画素かつ2番が黒画素”または“0番と4番が白画素かつ3番が黒画素”のいずれかを満たす場合に注目画素を黒画素に設定する。上述のように、黒太らせ部403は、黒画素に隣接する白画素を黒画素に置き換えることで黒線や黒文字の太らせ処理を実現する。
なお、太らせる幅として設定されている画素数に応じて、図11に示す参照ウインドウの大きさを変えてもよい。
黒太らせ部403は全ての画素を注目画素としてS1106~S1107の処理を実行したか否かを判定する(S1108)。全ての画素を注目画素としてS1106、S1107の処理を完了していない場合、黒太らせ部403は処理をS1106に戻す。全ての画素を注目画素としてS1106、S1107の処理を完了した場合、黒太らせ部403は黒太らせ後の画像を出力反転部404に入力する。
黒太らせ部403が処理を完了すると図12(a)1302や図12(b)1303のように画像の黒線が太くなり、黒線がより明確に見えるようになる。
出力反転部404はS1003で設定されたレジスタの値を参照し、黒太らせ部403が出力した画像の反転処理を行うか否かを判定する(S1109)。反転出力を行わないと判定した場合、出力反転部404は黒太らせ部403から入力された画像をそのまま出力部306に出力し、本フローチャートに記載の処理を完了する。図12(a)では、出力反転部404がOFFに設定されているため、1304が出力部306に対して出力される。
反転出力を行うと判定した場合、出力反転部404は画像の黒画素を白画素に置き換え、白画素を黒画素に置き換える(S1110)。そして、出力反転部404は全ての画素の画素値が反転した画像を出力部306に出力し、本フローチャートに記載の処理を終了する。図12(b)では出力反転部404がONに設定されているため、黒太らせ処理後の画像の白画素と黒画素が反転した1305が出力部306に出力される。
このように、図8に記載の処理のように、入力画像の白画素領域と黒画素領域を反転させ、黒太らせ部403を用いて黒線/黒文字を太らせ、再度、白画素領域と黒画素領域を反転させ出力することで、白線/白文字を太らせることができる。上記の構成を有することで、白線/白文字を特定し、当該白線/白文字を太らせるモジュールを有さない画像処理装置でも、簡易な構成で白線/白文字の太らせ処理を行うことができる。
なお、本実施例では、画像処理部207を構成する全てのモジュールがハードウェアモジュールであるとした。しかしながら、その一部、または全てのモジュールをソフトウェアにより実現するとしても構わない。
また、本実施例では非中間調領域に対して、黒太らせ処理を実行するとした。非中間調領域か否かに関わらず、テキスト属性を有するオブジェクトに対して太らせ処理を実行したり、属性情報に基づいて太らせ量を変える等としてもよい。
(その他の実施例)
なお、上記の実施例では、外部のホストコンピュータ等から入力された印刷データに対する処理を説明した。画像読取部202により原稿を読み取ることで得られた画像に対して同様の処理を行うとしてもよい。
また、上記の実施例では、画像処理装置が黒線の線幅を変えるモジュールを有し、入力画像の白黒を反転させてから上記モジュールによる処理を実行することで黒線太らせモジュールで白線太らせを行うこととした。画像処理装置が白線太らせモジュールを有し、入力画像の白黒を反転させてから当該モジュールを用いることで白線太らせモジュールを用いて黒線を太らせるとしてもよい。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (12)

  1. 入力画像を二値化した二値画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記二値画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する変換手段と、
    検出した黒線の線幅を太くする調整手段と、
    太さ調整を行う対象色を黒色または白色に設定する設定手段と、を備え、
    前記設定手段で白色に設定されていた場合、
    前記変換手段は、前記入力画像を二値化した二値画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記二値画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換し、前記調整手段は、前記変換手段により変換された変換画像において検出した黒線の線幅を太くし、
    前記設定手段で黒色に設定されていた場合、
    前記調整手段は、前記入力画像を二値化した二値画像で検出した黒線の線幅を太くする特徴を有する画像形成装置。
  2. 前記設定手段で白色に設定されていた場合、
    前記変換手段は、前記変換画像において検出した黒線の線幅を太くした画像に対して白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記変換画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する特徴を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記黒線の線幅を太くする際に、前記黒線の線幅を太くする処理の対象となる画像に対してそれぞれの画素が非中間調の領域の画素であるか否かを判定する判定手段と、
    非中間調の領域であると判定された前記画素に隣接する画素の画素値から、非中間調の領域であると判定された前記画素の画素値を決定する決定手段とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定手段は、特定のパターンを用いて、当該画素が非中間調の領域の画素であるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記特定のパターンは、前記入力画像を二値化した二値画像の中間調領域を表現するために用いられる網点のパターンよりも大きなパターンであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記二値画像は、前記入力画像をハーフトーン処理により二値化した二値画像であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記変換画像は、二値画像であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記調整手段により検出した黒線の線幅を太くした画像は、二値画像であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 太さ調整を行う対象色を黒色または白色に設定する設定ステップと、
    前記設定ステップで白色が設定されていた場合、
    入力画像を二値化した二値画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記二値画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する第1変換ステップと、前記第1変換ステップにより変換された変換画像において検出した黒線の線幅を太くする第1調整ステップと、前記第1調整ステップで前記黒線の線幅を太くした画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記第1調整ステップで前記黒線の線幅を太くした画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する第2変換ステップと、
    前記設定ステップで黒色が設定されていた場合、
    入力画像を二値化した二値画像において検出した黒線の線幅を太くする第2調整ステップと、
    を有する画像形成装置の制御方法。
  10. 前記第1変換ステップと、前記第2変換ステップは、同一のハードウェアモジュールにより実行されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記第1調整ステップと、前記第2調整ステップは、同一のハードウェアモジュールにより実行されることを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. コンピュータに
    太さ調整を行う対象色を黒色または白色に設定する設定手順と、
    前記設定手順で白色が設定されていた場合、
    入力画像を二値化した二値画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記二値画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する第1変換手順と、前記第1変換手順で変換された変換画像において検出した黒線の線幅を太くする第1調整手順と、前記第1調整手順で前記黒線の線幅を太くした画像の白画素の信号値を黒画素の信号値に変換し、かつ、前記第1調整手順で前記黒線の線幅を太くした画像における黒画素の信号値を白画素の信号値に変換する第2変換手順と、
    前記設定手順で黒色が設定されていた場合、
    入力画像を二値化した二値画像において検出した黒線の線幅を太くする第2調整手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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