JP2018074497A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】色変換処理や濃度補正処理の設定が変更されても、同一の入力画像データであれば文字や線の太さを制御する画像処理が同じように適用されるようにする。【解決手段】色材を用いて記録媒体上に画像を形成する装置であって、入力画像についての前記色材の濃度を変化させる第1の画像処理を行う第1の画像処理手段と、前記入力画像に含まれる文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御する第2の画像処理を行う第2の画像処理手段と、前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定を取得し、当該設定に応じた前記第2の画像処理におけるパラメータを設定する設定手段と、を備え、前記第2の画像処理手段は、設定された前記パラメータに従って文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御することを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、文字や線の太さを調整する画像処理に関する。
SFP(Single Function Printer)やMFP(Multi Function Printer)といった画像形成装置における印刷処理においては、印刷対象の入力画像データに対して様々な画像処理が施される。この画像処理の中には、画素単位で線幅を制御することで入力画像データ内の文字や線の太さを調整する線幅調整処理がある(例えば特許文献1を参照)。この線幅調整処理は、画像形成装置の特性やその効果を最大限に活かすために、予め定めた濃度域の文字や線のみを対象にすることが行われる。
特開2012−121265号公報
通常、上述の線幅調整処理は、入力画像データの色空間を変換する色変換処理や各画素の濃度を補正する濃度補正処理の後に実行される。色変換処理や濃度補正処理は色版ごとの画素値が変化するところ、色変換時のインテント設定(マッチング方法の指定)や濃度補正時に使用する1次元LUTの設定を変更すると、処理後の画素値が、線幅調整処理の対象とする予め定めた濃度域から外れてしまうことがある。例えば、本来は線幅調整処理の対象とすべき文字が、色変換処理や濃度補正処理における設定変更の結果、線幅調整処理の対象濃度を規定する閾値を下回るようになってしまい、線幅調整処理の効果が得られないといったことが起こり得るのである。その結果、同一の入力画像データであるにも関わらず、色変換処理や濃度補正処理における上記設定の違いによって、文字や線の太さが変わってしまうという問題が生じてしまう。そして、同様の問題は、線幅調整処理と同様に文字や線の見た目の太さに影響を与える処理である、オブジェクトのエッジ部に対する処理との関係でも生じ得る。本発明は、色変換処理や濃度補正処理の設定が変更されても、同一の入力画像データであれば文字や線の太さを制御する画像処理が同じように適用されるようにすることを目的とする。
本発明に係る装置は、色材を用いて記録媒体上に画像を形成する装置であって、入力画像についての前記色材の濃度を変化させる第1の画像処理を行う第1の画像処理手段と、前記入力画像に含まれる文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御する第2の画像処理を行う第2の画像処理手段と、前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定を取得し、当該設定に応じた前記第2の画像処理におけるパラメータを設定する設定手段と、を備え、前記第2の画像処理手段は、設定された前記パラメータに従って文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御することを特徴とする。
色変換処理や濃度補正処理の設定が変更されても、同一の入力画像データであれば文字や線の太さを同じ幅に制御することができる。
印刷システムの全体構成図である。 画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 色変換処理の結果の一例を示す図である。 濃度補正用1次元LUTの一例を示す図である。 線幅調整処理の原理を説明する図である 線幅調整処理部の制御フローを示す図である。 オン画素を付加する場合の平滑化処理によって文字の輪郭部が滑らかになる様子を示す図である。 パターンマッチングに用いるパターンの一例を示す図である。 付加するオン画素の濃度の決定に使用する1次元LUTの一例である。 ジャギー低減処理によって文字のエッジ部が滑らかになる様子を示す図である。 エッジ処理部の制御フローを示す図である。 濃度決定用1次元LUTの一例を示す図である。 色変換処理の結果の一例を示す図である。 (a)は色変換処理の詳細設定用UI画面の一例、同(b)は濃度補正処理の詳細設定用UI画面の一例である。 平滑化処理とジャギー低減処理における調整レベルを設定するUI画面の一例である。
以下、添付の図面を参照して、本発明を実施する形態について説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
本実施例では、色変換処理や濃度補正処理の設定に応じて線幅調整処理におけるパラメータを動的に変更し、色変換処理や濃度補正処理の設定に関わらず入力画像データに対して最適な線幅調整を実現する態様について説明する。
《システム全体構成》
図1は、本実施例に係る印刷システムの全体構成図である。図1に示す印刷システムは、コピー処理も可能なプリンタである画像形成装置101とPC102とで構成され、LAN103によって相互に接続されている。そして、PC102から、ページ記述言語(Page Description Language:PDL)で記述された印刷対象の画像データ(以降、「PDLデータ」と呼ぶ)が、LAN103を介して画像形成装置101に送信され、印刷出力される。また、図1には、画像形成装置101の内部構成(ハードウェア構成)も示されている。以下、画像形成装置101の内部構成について説明する。
CPU111を含む制御部110は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU111は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。CPU111は単独のプロセッサでもよいし、複数のプロセッサで構成されてもよい。RAM113は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD114は、画像データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶する。操作部I/F115は、操作部120と制御部110とを接続するインタフェースである。操作部120には、タッチパネル機能を有する液晶ディスプレイやキーボードが含まれ、ユーザからの各種入力操作を受け付けるユーザインタフェース機能を担う。また、IDカード等でユーザ認証を行う場合、認証操作を受け付けるユーザ認証部(不図示)を備える。
プリンタI/F116は、プリンタ部130と制御部110とを接続するインタフェースである。プリンタ部130で印刷処理される画像データは、プリンタI/F116を介して制御部110から入力される。そして、プリンタ部130において、入力された画像データに従った画像が所定の方式(ここでは電子写真方式)によって紙等の記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F117は、スキャナ部140と制御部110とを接続するインタフェースである。スキャナ部140は、不図示の原稿台やADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿上の画像を読み取って画像データ(スキャン画像データ)を生成する。生成されたスキャン画像データは、スキャナI/F117を介して制御部110に入力される。
ネットワークI/F118は、制御部110(画像形成装置101)をLAN103に接続するインタフェースである。ネットワークI/F118は、LAN103上の不図示の外部装置(例えば、クラウドサービスサーバ)に画像データや情報を送信したり、LAN103上の外部装置から各種情報を受信したりする。
《画像形成装置のソフトウェア構成》
図2は、画像形成装置101のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置101は、画像入力部210、設定管理部220、画像処理部230、画像出力部240の各機能部を備える。これら各機能部は、画像形成装置101が有しているCPU111が制御プログラムを実行することにより実現される。以下、各機能部について説明する。
画像入力部210は、画像形成装置101が有するコピー機能やプリント機能に応じた画像データの入力を受け付ける。例えば、コピー機能が実行される場合はスキャナ部140からスキャン画像データを取得し、プリント機能が実行される場合はPC102からPDLデータを取得する。
設定管理部220は、画像処理部230で実行される各種画像処理についての様々な設定値を管理する。さらに、設定管理部220は、操作部120に表示されるユーザインタフェース画面(UI画面)上での各種設定値の表示制御も行う。
画像処理部230は、画像入力部210が取得した画像データに対し、利用される機能に応じた様々な画像処理を行う。画像処理部230は、スキャナ画像処理部231、プリンタ画像処理部232、色変換処理部233、濃度補正処理部234、線幅調整処理部235、載り量制御処理部236、ガンマ処理部237、ハーフトーン処理部238、エッジ処理部239で構成される。スキャナ画像処理部231は、コピー機能の実行時に必要な画像処理、例えば読取速度によって変化する読取のMTFを補正するMTF補正処理や、画像内の各オブジェクトの属性を判定して属性情報を生成する像域判定処理などを行う。ここで「属性」には、イメージ(写真)、グラフィック(図形)、テキスト(文字)、ライン(線)などがある。プリント画像処理部232は、プリント機能の実行時に必要な画像処理、例えばPDLデータを解釈して中間データを生成する処理や、当該中間データをプリンタ部130で解釈可能なビットマップ形式のデータに変換するRIP処理などを行う。このRIP処理の際に、上述の属性情報を生成する処理も行われる。色変換処理部233は、入力画像データの色空間(例えばRGB)を、プリンタ部130に対応する色空間(例えばCMYK)に変換する処理を行う。なお、色変換処理部233に入力される時点で色空間がCMYKの画像データは、そのまま濃度補正処理部234に送られる。濃度補正処理部234は、CMYK色空間の画像データにおけるCMYK各色の濃度を示す値(画素値)を補正する処理を行う。線幅調整処理部235は、画像内の文字オブジェクトや線オブジェクトにおける線の幅方向の画素数を調整することで線幅を太らせたり細らせたりする処理を行う。載り量制御処理部236は、画像形成に使用される単位面積あたりの色材量(トナー量)を制御する処理を行う。ガンマ処理部237は、プリンタ部130の濃度階調を予め定めた特性となるように補正する処理を行う。ハーフトーン処理部238は、入力画像データの階調値(例えば、256階調)を、プリンタ部130で出力可能な階調であるN値(例えば2値)の画像データ(ハーフトーン画像データ)に変換する処理を行う。エッジ処理部239は、文字オブジェクトや線オブジェクトのエッジ部に対し、平滑化やジャギー低減を行って、文字や線の輪郭を滑らかにする処理を行う。
画像出力部240は、入力画像データに対して各種画像処理を施した結果としてのハーフトーン画像データを、プリンタ部130に出力する。
《設定によって出力画素値が変化する画像処理》
続いて、入力画像データを印刷出力する際に用いる色材の濃度を示す画素値が設定に応じて変化する、色変換処理部233及び濃度補正処理部234の処理について詳しく説明する。
<色変換処理>
まず、色変換処理部233における、色空間の変換処理について詳しく説明する。この処理では、入力画像の色空間であるRGBを、プリンタ部130が扱う色空間であるCMYKへと変換する。ここでは、RGBをデバイス非依存の色空間Labへ変換し、さらにLabからCMYKへ変換している。RGBからLabへの変換及びLabからCMYKへの変換には、それぞれ3次元のルックアップテーブル(以下、LUT)が用いられる。そして、RGBからLabへの変換においては、インテントの内容に応じて異なるLUTが用意され、様々な特性の色変換が実現できるようになっている。ここで、「インテント」には、知覚優先(Perceptual)、彩度優先(Saturation)、相対的な色彩を保持(Relative Colormetric)、絶対的な色彩を保持(Absolute Colormetric)などが存在する。よって、色変換処理の結果は、入力画像のRGB値が同じであっても、インテントの設定によって出力されるCMYK値が異なることになる。なお、本実施例ではLabからCMYKへの変換はインテントに拠らず共通のLUTを使用するものとする。ここで、インテントの設定は、例えば入力画像データがPDLデータの場合であれば、プリンタドライバにおいて印刷指示と併せてなされる。或いは、操作部120のUI画面上で指定することもできる。色変換処理部233は、プリンタドライバ等を介して設定されたインテントに従って色変換処理を実行し、入力画像データのRGB値をプリンタ部130に対応したCMYK値に変換する。図3に色変換処理の結果の一例を示す。図3(a)は、色変換処理を行う前の、(R,G,B)=(255,0,255)の濃度を持つ文字オブジェクトを示している。そして、図3(b)及び(c)は、図3(a)に示す文字オブジェクトを、それぞれ“彩度優先”と“知覚優先”で色変換処理を行った結果を示している。“彩度優先”では(C,M,Y,K)=(0,240,0,0)に変換され、“知覚優先”では(C,M,Y,K)=(0,219,0,0)に変換されて、インテントの内容に応じて、同じRGB値に対して異なる色変換結果が得られるのが分かる。
<濃度補正処理>
次に、濃度補正処理部234における色変化後のCMYK濃度の補正処理ついて詳しく説明する。この処理では、色変換後のCMYK各色(各色版)について、1次元のLUTを用いて濃度(画素値)が変更される。図4は、特性の異なる濃度補正用1次元LUTの一例を示す図であり、横軸が入力画素値、縦軸が出力画素値を示している。図4において、直線401は、入力画像データの濃度を維持する場合(濃くも薄くもしない場合)に用いる1次元LUTを示している。そして、曲線402は入力画像データの濃度を濃くする場合、曲線403は濃度を薄くする場合に用いる1次元LUTをそれぞれ示している。このように、使用する1次元LUTによって、濃度補正後の画素値が異なるものになる。
《線幅調整処理》
次に、線幅調整処理部235における文字や線の太さを調整する処理について詳しく説明する。図5は、線幅調整処理の原理を説明する図であり、(a)は太らせる場合、同(b)は細らせる場合をそれぞれ示している。図5の(a)及び(b)において、黒で示す領域500は、属性が文字の画素で構成される領域(文字領域)を示し、白で示す領域510は、属性が文字ではない画素(背景画素)で構成される領域(背景領域)を示している。
図5(a)の線幅を太らせるケースでは、文字領域500に接する背景領域510内の各画素を注目画素とし、当該注目画素に隣接する文字領域500内の画素の濃度を所定の閾値と比較する。比較の結果、隣接画素の濃度が閾値以上であれば、注目画素の濃度を文字領域500内の隣接画素の濃度に変更する(画素値の置き換え)。図5(a)の例では、注目画素520の画素値とその隣接画素530の画素値とが置き換えられる。これにより、背景領域510を構成していた画素が文字領域500を構成する画素へと変化し、文字領域500が広がる(=文字の線幅が太くなる)ことになる。一方、図5(b)の線幅を細らせるケースでは、背景領域510に接する文字領域500内の各画素を注目画素とし、当該注目画素の濃度を所定の閾値と比較する。比較の結果、注目画素の濃度が閾値以上であれば、注目画素の濃度を背景領域510内の画素の濃度に変更する。図5(b)の例では、注目画素540の画素値とその隣接画素550の画素値とが置き換えられる。これにより、文字領域500を構成していた画素が背景領域510を構成する画素へと変化し、文字領域500が狭まる(=文字の線幅が細くなる)ことになる。以上のような制御によって、特定の濃度の文字や線だけを太らせたり細らせたりすることができる。なお、線幅調整処理において太らせる処理を行うのか細らせる処理を行うのかは、プリンタドライバ上で設定可能である。
続いて、線幅調整処理部235における制御の流れを説明する。上述のとおり本実施例では、色変換処理におけるインテントの設定に応じて、線幅調整処理で使用するパラメータが動的に変更される。図6は、線幅調整処理部235の制御フローを示す図である。ここでは、ユーザがPC102のプリンタドライバを介してインテントの設定と印刷指示を行なって、当該印刷指示に係る入力画像の文字を太らせる場合の制御を説明するものとする。この一連の処理は、HDD114に記憶された制御プログラムをRAM113に展開し、これをCPU111が実行することにより実現される。また、図6の制御フローでは省略されているが、以下に述べる一連の処理はCMYKの各色版について実行される。
ステップ601では、プリンタドライバを介して設定されたインテントの情報が取得される。続くステップ602では、設定されたインテントに対応するパラメータとしての閾値(太らせ処理を適用する濃度の下限値)が設定される。具体的には、例えばインテントの種類と最適な閾値とが対応付けられたテーブルを参照することで、インテントに応じた閾値が設定される。以下に本実施例で参照されるテーブルの一例を示す。
上記のようなテーブルは、基準画像データ(表現可能な階調を段階的に表したRGB画像データ)に対して色変換処理を行って得られたCMYK値に基づき、インテント毎の最適な閾値を求めることによって作成し、HDD114に記憶しておけばよい。通常、このようなテーブルをCMYKの各色版について作成するが、全色版で共通のテーブルとしてもよい。
ステップ603では、印刷指示にかかる入力画像データについて注目する画素(以下、注目画素)が決定される。そして、ステップ604では、注目画素の画素値とステップ602で設定された閾値との比較によって、注目画素が一定以上の濃度を有するかどうかが判定される。注目画素の画素値が、ステップ602で設定された閾値より大きい場合はステップ605へ進み、閾値より小さい場合はステップ606へ進む。例えば、前述の図3の具体例におけるM版が処理対象の場合、設定されたインテントが“彩度優先”であれば、注目画素の画素値は“240”である(図3(b)を参照)。この場合にステップ602で設定される閾値は“230”で注目画素の画素値の方が大きいので、ステップ605へ進むことになる。一方、設定されたインテントが“知覚優先”であれば、注目画素の画素値は“219”である(図3(c)を参照)。この場合にステップ602で設定される閾値は“209”で注目画素の画素値の方がやはり大きいので、ステップ605へ進むことになる。そして、ステップ605で、前述した画素単位の太らせ処理が実行される。
ステップ606では、入力画像内に未処理の画素があるかどうかが判定される。未処理の画素があればステップ603に戻って次の画素を注目画素とした処理が繰り返される。一方、入力画像内の全ての画素について処理が完了していれば、本処理を終える。
以上が、本実施例における線幅調整処理の制御フローである。上述のとおり、入力画像データ内の文字オブジェクトの濃度が(R,G,B)=(255,0,255)近辺であれば、どのインテントをユーザが指定しても、同じように文字の線幅を太らせることができることになる。これがインテントに拠らず同じ閾値を用いる従来の手法であれば、このような結果は得られない。仮に閾値がどのインテントであっても“230”の固定値であったとする。図3の例の場合、インテントが“彩度優先”であれば注目画素の画素値が“240”であるので閾値よりも大きくなるが、“知覚優先”の場合は注目画素の画素値が“219”であるため閾値よりも小さくなる。こうなると、設定されるインテントによって太らせ処理の適用の有無が変わり、出力される文字等の太さが変わってしまうことになる。
<変形例>
上述の実施例では、色変換処理におけるインテントの設定に応じて線幅調整処理におけるパラメータを動的に変更する場合について説明した。次に、濃度補正処理で使用する1次元LUTの特性に応じて線幅調整処理におけるパラメータを動的に変更する態様を、本実施例の変形例として説明する。この場合は、例えば前述の図4に示した複数の特性の1次元LUTそれぞれと、最適な閾値とを対応付けたテーブルを用意しておけばよい。そして、前述の図6の制御フローにおいて、インテントの情報に代えて濃度補正処理で使用する1次元LUTの特性の情報を取得し(S601)、取得した特性に応じた閾値を上述のテーブルを参照して設定するようにすればよい(S602)。
さらに、例えばプリント画像処理部232内でCMYKをC’M’Y’K’に色変換する場合のプロファイルに応じて、線幅調整処理における閾値を変えることでも、同様の効果を得ることができる。
以上のとおり本実施例によれば、色変換処理や濃度補正処理の設定に応じて、線幅調整処理における最適な閾値が設定される。これにより、入力画像データが同じであれば、色変換処理や濃度補正処理の設定に関わらず同じように線幅調整処理が適用されるので、文字や線の太さを適切に制御することができる。
実施例1では、色変換処理や濃度補正処理における設定に応じて、線幅調整処理におけるパラメータ設定を動的に変更する態様について説明した。しかしながら、エッジ処理部239における文字等の輪郭を滑らかにする処理によっても文字や線の見た目の太さを制御可能である。そこで、色変換処理や濃度補正処理における設定に応じて、エッジ処理部239におけるパラメータ設定を動的に変更する態様について、実施例2として説明する。なお、実施例1と共通する部分については説明を省略ないしは簡略化し、以下では差異点を中心に説明するものとする。
まず、エッジ処理部239における文字等の輪郭を滑らかにする処理である平滑化処理とジャギー低減処理が、文字や線の太さに与える影響について説明する。ここで、平滑化処理は、文字や斜め線の輪郭部において画素を付加したり削除したりすることで輪郭部を滑らかにする処理である。そして、ジャギー低減処理は、文字や線のエッジ部を構成するドットとドットの空隙に画素を付加することで、ハーフトーン処理に伴って生じたエッジ部の凸凹(ジャギー)を低減する処理である。以下、それぞれの処理について詳しく説明する。
<平滑化処理>
平滑化処理では、高濃度(例えば、画素値を0〜255の8bitで表す場合、画素値が200以上)の文字や線のオブジェクトに対し、レンダリングによって生じた輪郭部の凸凹を、オン画素を付加したり或いは逆に削除したりして滑らかにする。濃度が一定以上の場合だけに限定するのは、濃度が薄い文字や線に対してオン画素の付加を行うと当該画素が目立ってしまい却って画質が劣化するためである。図7は、オン画素を付加する場合の平滑化処理によって文字の輪郭部が滑らかになる様子を示す図である。図7(a)は、例えば600DPIの解像度でレンダリングされた、平滑化処理を施す前の画像を示している。そして、図7(b)は、平滑化処理を施した後の画像であり、オン画素701が数字“2”を構成するオン画素群の最外輪郭部に付加されているのが分かる。
オン画素を付加することで平滑化を実現する場合の処理の概要は以下の通りである。まず、載り量制御処理部236から受け取った画像を用いて、オン画素を付加するか否かの判定がなされる。具体的には、文字領域に隣接する背景領域内の注目画素を中心とした3×3のブロック内に、上述の閾値以上の濃度(画素値)を持つ画素があるかどうかが判定される。そして、閾値以上の画素値を持つ画素がある場合、注目画素を中心とした3×3の上記ブロックについて、パターンマッチングによる判定を行う。このパターンマッチングにおいて、注目画素を中心とした3×3のブロックが予め用意したパターンに合致すれば、注目画素に対するオン画素の付加が決定される。このパターンマッチングの判定は、CMYKの色版毎に行ってもよいし、CMYKの各版に重みづけをして行ってもよい。図8の(a)及び(b)は、パターンマッチングに用いるパターンの一例を示しており、図中の白の矩形801と802がそれぞれ注目画素を示している。ここでは2種類のパターンを例示したが、さらに異なるパターンを用いてもよい。オン画素を付加する位置が決定すると、次に、ガンマ処理部237から受け取った画像に基づき、付加するオン画素の濃度が決定される。例えば、上記3×3のブロック内の注目画素を除く8画素におけるオン画素とオフ画素の割合から、付加するオン画素の濃度を求めることができる。図8の例で、黒の矩形で示すオン画素の画素値が“255”で白の矩形で示すオフ画素の画素値が“0”の場合、8画素中5画素がオン画素であるため、付加するオン画素の画素値(濃度)は、255×5÷8≒160となる。さらに、こうして求めた画素値を入力値とする1次元のLUTを用いて、付加するオン画素の濃度を決定してもよい。図9は、付加するオン画素の濃度決定に使用する1次元LUTの一例である。このLUTの場合、入力画素値よりも濃い濃度が出力画素値として決定されるので、文字の輪郭が強調される結果、見た目が太い文字になる。このとき、特性の異なる複数のLUTを用意しておき、使用するLUTを目的に応じて使い分けることで、見た目の文字の太さを制御することができる。こうして、オン画素を付加するか否かだけでなく、付加するオン画素の濃淡を制御することによっても文字の見た目の太さ(線幅)を制御することができる。こうして決定された濃度のオン画素が、上記決定された画素位置に付加される。一方、画素を削除する場合は、文字領域内の各画素を注目画素とし、当該注目画素を中心とした3×3のブロック内に画素値が閾値以上の画素があるかどうかをまず判定する。閾値以上の画素があれば、上述したオン画素を付加する場合と同様にパターンマッチングの判定を行い、パターンに合致すればその注目画素をオフ画素に変更(或いは濃度を薄く)する。
以上が、平滑化処理の内容である。これにより、濃度が一定以上の文字オブジェクトや線オブジェクトの輪郭を滑らかにすると共に、その見た目の太さ(線幅)も制御することができる。
<ジャギー低減処理>
ジャギー低減処理では、中間調(例えば、画素値を0〜255の8bitで表す場合、画素値が100以上200未満)の文字や線のオブジェクトのエッジ部におけるドットとドットの空隙、つまり網点間の隙間が埋められる。図10は、ジャギー低減処理によって網点間の隙間がオン画素によって埋められることで、文字のエッジ部が滑らかになる様子を説明する図である。図10(a)は、ハーフトーン処理を行なう前のグレーの多値文字(コントーン画像)を示し、同(b)はハーフトーン処理を行った後の2値文字(ハーフトーン画像)を示している。そして、図10(c)は、図10(b)の一部領域1001を拡大した図であり、符号1002は網点間の隙間を示している。そして、図10(d)は、エッジ部における網点間の隙間1002に対して、オン画素1003が付加された状態を示している。この図10の場合におけるジャギー低減処理の概要は以下の通りである。まず、載り量制御処理部236から受け取った画像を用いて、オン画素を付加するか否かの判定がなされる。具体的には、文字領域のエッジ部の各画素を注目画素とし、当該注目画素の画素値が閾値以上であるかどうかがまず判定される。そして、閾値以上であれば、当該注目画素に関して、網点間の隙間になっているか否かが判定される。具体的には、ガンマ処理部237から受け取ったハーフトーン処理前の画像とハーフトーン処理部238から受け取ったハーフトーン処理後の画像とを比較することで、エッジ部で網点間の隙間が生じているかどうかが判定される。具体的には、色版毎に1画素ずつ比較を行って、ハーフトーン画像において画素値が“0”で、かつ、コントーン画像において画素値が“0以外”であれば隙間ありと判定する。そして、網点間の隙間があれば、コントーン画像における当該注目画素の画素値を、付加するオン画素の画素値として決定する。さらに、上述の平滑化処理の時と同様に、決定した画素値を入力値とする1次元のLUTを用いて、付加するオン画素の濃度を決定してもよい。このとき、特性の異なる複数のLUTを用意しておき、使用するLUTを目的に応じて使い分けることで、見た目の文字の太さを制御することができる。例えば、入力値よりも濃い濃度を出力値とするLUTを用いることで、見た目の文字の太さをより太くすることができる。こうして、エッジ部にオン画素を付加するだけでなく、付加するオン画素の濃淡を制御することによっても見た目の文字の太さ(線幅)を制御することができる。
以上が、ジャギー低減処理の内容である。これにより、中間調の文字オブジェクトや線オブジェクトのエッジ部に生じる網点間の隙間を埋めるだけでなく、文字や線の見た目の太さ(線幅)も制御することができる。
続いて、本実施例に係る、色変換処理におけるインテントの設定に応じて、使用するパラメータを動的に変更して設定する、エッジ処理部239における制御の流れを説明する。図11は、エッジ処理部239の制御フローを示す図である。この一連の処理は、HDD114に記憶された制御プログラムをRAM113に展開し、これをCPU111が実行することにより実現される。また、図11の制御フローでは省略しているが、CMYKの各色版について実行される。
ステップ1101では、プリンタドライバを介して設定されたインテントの情報が取得される。続くステップ1102では、設定されたインテントに応じたパラメータが設定される。具体的には、平滑化処理とジャギー低減処理の適用対象となる濃度の下限値を規定する2つの閾値(第1の閾値及び第2の閾値)に加え、両処理において付加されるオン画素の濃度を決定するための1次元LUTが設定される。この際、例えばインテントの内容と、第1/第2の閾値及び1次元LUTとを対応付けたテーブルを参照して、インテントに応じた2つの閾値と濃度決定に用いる1次元LUTが設定される。以下に本実施例のテーブルの一例を示す。
図12は、濃度決定用1次元LUTの一例を示す図である。図12において、直線1201は、入力画素値と出力画素値とが等しくなるリニア特性を示している。これに対し、曲線1202は中間濃度において入力画素値に対して出力画素値が大きくなる上凸特性を示し、曲線1203は中間濃度において入力画素値に対して出力画素値が小さくなる下凸特性を示している。例えば、上凸特性の1次元LUTを用いる場合、エッジがより濃く描かれるため、文字等の見た目を太くすることができる。上記のテーブルも、インテント毎の最適な閾値を求めるなどして予め作成し、HDD114に記憶しておけばよい。
ステップ1103では、印刷指示に係る入力画像データについて注目画素が決定される。そして、ステップ1104では、注目画素の画素値と、ステップ1102で設定された第1の閾値との比較によって、注目画素が平滑化処理に適した一定以上の濃度を有するかどうかが判定される。注目画素の画素値が第1の閾値より小さい場合はステップ1105へ進む。一方、注目画素の画素値が第1の閾値より大きい場合は、平滑化処理を行うべくステップ1106へ進む。ステップ1105では、注目画素の画素値と第2の閾値との比較によって、注目画素がジャギー低減処理に適した一定以上の濃度を有するかどうかが判定される。注目画素の画素値が第2の閾値より大きい場合はジャギー低減処理を行うべくステップ1107へ進む。一方、注目画素の画素値が第2の閾値より小さい場合はステップ1108へ進む。すなわち、画素値が第2の閾値よりも小さい注目画素については、平滑化処理もジャギー低減処理も行われない。
ステップ1106では、注目画素について前述の平滑化処理が実行され、オン画素が付加される。この際に付加されるオン画素の濃度は、注目画素を中心とした3×3のブロック内の濃度値に基づき、ステップ1102で設定された1次元LUTを用いて決定される。
ステップ1107では、注目画素について前述のジャギー低減処理が実行され、オン画素が付加される。この際に付加されるオン画素の濃度は、注目画素を中心とした3×3のブロック内の濃度値に基づき、ステップ1102で設定された1次元LUTを用いて決定される。
ステップ1108では、入力画像内に未処理の画素があるかどうかが判定される。未処理の画素があればステップ1103に戻って次の画素を注目画素とした処理が繰り返される。一方、入力画像内の全ての画素について処理が完了していれば、本処理を終える。
以上が、本実施例における線幅調整処理の制御である。
ここで、具体例を用いて説明する。例えば、色変換処理において、図13(a)〜(c)に示す結果が得られていたとする。ここでは、色変換処理を行う前の(R,G,B)=(0,255,255)が、“彩度優先”では(C,M,Y,K)=(210,0,30,0)と変換され、“知覚優先”では(C,M,Y,K)=(181,0,60,0)と変換されている。この具体例においてC版が処理対象の場合、設定されたインテントが“彩度優先”であれば、注目画素の画素値は“210”である(図13(b)を参照)。前述のテーブルに基づきステップ1102で設定される第1の閾値は、“彩度優先”の場合“200”である。この場合、注目画素の画素値の方が第1の閾値より大きいので、ステップ1106へ進んで平滑化処理が実行されることになる。この平滑処理において付加されるオン画素の濃度は、リニアな特性を持つ1次元LUT(図12の直線1201)に基づき決定される。
一方、設定されたインテントが“知覚優先”であれば、注目画素の画素値は“181”である(図13(c)を参照)。前述のテーブルに基づきステップ1102で設定される閾値は“知覚優先”の場合も“200”である。この場合、注目画素の画素値の方が第1の閾値より小さいので、ステップ1105へ進んで第2の閾値との比較が行われる。前述のテーブルに従って設定される第2の閾値は“100”であり、注目画素の画素値“181”の方が大きいので、ステップ1107に進んでジャギー低減処理が実行されることになる。そして、このジャギー低減処理において付加されるオン画素の濃度は、上凸の特性を持つ1次元LUT(図12の曲線1202)に基づき決定される。
このように本実施例では、エッジ処理部239における平滑化処理とジャギー低減処理においても、文字や線の見た目の太さ調整が可能である。そして、例えばインテントに“知覚優先”を指定した結果、平滑化処理の対象外となるような濃度の文字等であっても、ジャギー低減処理において線幅を適切に制御することが可能となる。
以上のとおり本実施例によれば、色変換処理や濃度補正処理の設定に応じて、平滑化処理やジャギー低減処理における最適なパラメータが設定される。これにより、入力画像データが同じであれば、色変換処理や濃度補正処理の設定に関わらず、文字や線の見た目の太さを適切に制御することができる。また、本実施例に拠れば、濃度の薄い文字等に対しては平滑化処理の対象外にできるので前述した平滑化処理による弊害も生じない。
実施例1及び2では、線幅調整処理部235やエッジ処理部239における設定を動的に変更する際に使用する、最適な閾値や1次元LUTを対応付けたテーブルを予め作成して保持しておく必要があった。しかし、色変換処理や濃度補正処理で設定が可能なすべての選択肢について上述のようなテーブルを作成・保持する場合、画像形成装置101が備える記憶手段の容量を圧迫し、制御や設計上の負荷を大きく増すことになりかねない。そこで、色変換処理や濃度補正処理の設定変更に連動して線幅調整処理部235やエッジ処理部239における設定が自動的に変更されるようにする態様について、実施例3として説明する。なお、実施例1及び2と共通する部分については説明を省略ないしは簡略化し、以下では差異点を中心に説明するものとする。
以下では、実施例2をベースとし、色変換処理や濃度補正処理の設定変更に伴って、エッジ処理部239における設定が自動的に変更される例を説明する。この場合において、説明を簡単にするため、エッジ処理部239が行う画素を抜くことによる平滑化処理については説明を省略する。
ここで、平滑化処理の対象とする文字等の濃度の下限値を規定する閾値として、「低」、「中」、「高」の3段階を設けるとする。例えば、「低」は“200”、「中」は“220”、「高」は“240”といった具合である。この場合、「低」が設定されると画素値が“200”以上の文字や線に対してオン画素が付加されることを意味する。したがって、色変換処理におけるインテントの設定によって濃度がかなり薄くなる(画素値がかなり小さくなる)のであれば、平滑化処理の閾値レベルを「低」に設定することでオン画素を付加されやすくすることができる。また、付加するオン画素の濃度を、前述した下凸、リニア、上凸の3種類の1次元LUTで決定するものとする。前述のとおり、上凸の1次元LUTは濃度が薄く(画素値が小さく)なって線幅を広げたい場合に最適であり、濃度が十分で(画素値が十分に大きく)線幅が確保されていて幅を太らせる必要のない場合は下凸の1次元LUTが最適である。ジャギー低減処理も同様で、処理対象とする文字等の濃度の下限値を規定する閾値として、「低」が“80”、「中」が“100”、「高」が“120”といった具合に3段階設けるとする。また、付加するオン画素の濃度も、下凸、リニア、上凸の3種類の1次元LUTで決定するものとする。
上記の前提に立つと、例えば以下の3種類の調整レベルを用意することで、大まかな線幅のコントロールが可能である。
・調整レベル1:色変換処理や濃度補正処理で濃度が大きく下がる場合の調整レベルで、平滑化処理とジャギー低減処理における閾値を共に「低」とし、付加するオン画素の濃度を上凸特性の1次元LUTで決定する組合せ
・調整レベル2:色変換処理や濃度補正処理で濃度が少し下がる場合の調整レベルで、平滑化処理とジャギー低減処理における閾値を共に「中」とし、付加するオン画素の濃度をリニア特性の1次元LUTで決定する組合せ
・調整レベル3:色変換処理や濃度補正処理で濃度が上がる場合の調整レベルで、平滑化処理とジャギー低減処理における閾値を共に「高」、付加するオン画素の濃度を下凸特性の1次元LUTで決定する組合せ
上記3種類の調整レベルにおいて、調整レベル1は、線幅を太くする必要性が高く、かつ、その程度も大きい場合に有効である。調整レベル2は、線幅を太くする必要性がそれほど高くなく、かつ、その程度も大きくない場合に有効である。調整レベル3は、線幅を太くする必要性がほとんどなく、かつ、その程度が小さくてよい場合に有効である。そして、上記3種類の調整レベルをエッジ処理部239における選択肢として用意し、色変換処理や濃度補正処理における設定と連動して、設定内容が切り替わるようにする。以下、具体例を用いて説明する。
図14(a)は色変換処理の詳細設定用UI画面の一例であり、同(b)は濃度補正処理の詳細設定用UI画面の一例である。そして、図15は、平滑化処理とジャギー低減処理における上述の3種類の調整レベルを設定するUI画面の一例である。図15のUI画面にあるドロップダウンリスト中の選択肢において、“調整しない”は調整レベル3に対応し、“調整する(小)”は調整レベル2に対応し、“調整する(大)”は調整レベル1に対応している。そして本実施例では、例えばユーザが、図14(a)のUI画面上で入力画像の濃度が大きく下がる“知覚優先”を選択した場合には、その操作に連動して図15のUI画面で設定されている調整レベルが、“調整する(大)”に自動で切り替わるようにする。同様に、入力画像の濃度があまり下がらない“彩度優先”を選択した場合には、調整レベルが“調整する(小)”に自動で切り替わるようにする。或いは、図14(b)のUI画面にあるスライドバー上のつまみを移動させた位置に応じて、薄くする程度が大きければ“調整する(大)”、濃くする程度が大きければ“調整しない”といった具合に自動で切り替わるようにする。このように、色変換処理のインテント設定などに従って文字や線の太さを制御する画像処理の設定が自動的に切り替わるようにすることで、ユーザは線幅調整のための設定を行う手間を省くことができる。また、処理対象とする文字等の濃度の下限値を規定する閾値と、付加するオン画素の濃度決定に用いる1次元LUTとを組み合わせた数種類の調整レベルを用意すれば済むので、制御や設計上の負荷の軽減にも繋がる。
なお、本実施例では、エッジ処理部239が行う平滑化処理とジャギー低減処理の双方における設定を動的に変更していたが、いずれか一方のみであってもよい。
以上の通り本実施例によれば、実施例1及び2と同様の効果を、より簡便な構成によって得ることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、前記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (12)

  1. 色材を用いて記録媒体上に画像を形成する装置であって、
    入力画像についての前記色材の濃度を変化させる第1の画像処理を行う第1の画像処理手段と、
    前記入力画像に含まれる文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御する第2の画像処理を行う第2の画像処理手段と、
    前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定を取得し、当該設定に応じた前記第2の画像処理におけるパラメータを設定する設定手段と、
    を備え、
    前記第2の画像処理手段は、設定された前記パラメータに従って文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御する
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記設定手段は、前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定と前記第2の画像処理におけるパラメータとを対応付けたテーブルを用いて、前記前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定に応じた前記第2の画像処理におけるパラメータを設定することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の画像処理は、前記入力画像の色空間を前記色材の色空間に変換する色変換処理であり、
    前記第1の画像処理の特性を表す情報は、前記色変換の特性を表すインテントである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記第1の画像処理は、前記色変換後の前記色材の濃度を補正する濃度補正処理であり、
    前記第1の画像処理の特性を表す情報は、前記濃度の補正に用いる1次元LUTである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  5. 前記第2の画像処理は、前記文字オブジェクト又は線オブジェクトにおける線の幅方向の画素数を調整する線幅調整処理であり、
    前記パラメータは、前記線幅調整処理を適用する濃度の下限値を規定する閾値である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記第2の画像処理は、前記入力画像に対してハーフトーン処理を行った後の画像における文字オブジェクト又は線オブジェクトのエッジを滑らかにする処理であり、
    前記パラメータは、前記エッジを滑らかにする処理を適用する濃度の下限値を規定する閾値である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記エッジを滑らかにする処理は、平滑化処理又はジャギー低減処理のいずれか一方、或いは双方であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記パラメータとして、前記平滑化処理又はジャギー低減処理において前記文字オブジェクト又は線オブジェクトの見た目の太さを太くする場合に付加されるオン画素の濃度決定に用いる1次元LUTをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. UI画面を介してユーザの操作を受け付けるユーザインタフェース手段をさらに備え、
    前記ユーザインタフェース手段は、前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定を行うためのUI画面において設定が変更されると、前記第2の画像処理におけるパラメータの設定を行うためのUI画面上の当該パラメータの選択肢を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記選択肢は、前記第1の画像処理の特性が前記色材の濃度を小さくするものであるほど前記第2の画像処理で線幅を太くするような、予め用意された複数の調整レベルであることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 色材を用いて記録媒体上に画像を形成する方法であって、
    入力画像についての前記色材の濃度を変化させる第1の画像処理を行うステップと、
    前記入力画像に含まれる文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御する第2の画像処理を行うステップと、
    前記第1の画像処理の特性を表す情報の設定を取得し、当該設定に応じた前記第2の画像処理におけるパラメータを設定するステップと、
    を含み、
    前記第2の画像処理では、設定された前記パラメータに従って文字オブジェクト又は線オブジェクトの太さを制御する
    ことを特徴とする方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の装置として機能させるためのプログラム。
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JP2020102675A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理装置の制御方法、ならびにプログラム

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