JP7074997B2 - 下衣 - Google Patents

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Description

本発明は、下腹を覆い、クロッチ部を有する下衣に関する。
ショーツの着用時において、足上げや屈伸等の運動に伴い、ショーツの裾がずれ上がり、臀裂に挟み込まれる食い込みが生じる場合がある。
またパンツを着用して歩いたりスポーツをしたりした際に、後身頃股ぐり縫合線が臀裂の溝に沿って食い込む課題を解決するために、左右前身頃と左右後身頃との、股ぐり縫合線と内股縫合線の交点より、前身頃側に3~5cm、後身頃側に14~20cmの範囲の略菱形形状のマチを設けることが開示されている(特許文献1参照)。
特開2002-88504号公報
特許文献1に記載のパンツは、スポーツ用のアウターパンツを想定しており、ショーツなどのクロッチ部を有する下衣の裾ずれを解決するものではない。
従って本発明の目的は、裾ずれを解消可能なクロッチ部を有する下衣を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の特徴は、下腹を覆い、クロッチ部を有する下衣に関する。本発明の特徴に係る下衣は、背側を覆う後身頃部と、クロッチを覆い、後身頃部よりも伸びにくいクロッチ部を備える。クロッチ部は、着用者の肛門位置よりも前方で、後身頃部に接続する。
ここで、後身頃部の後中心の下方部分において、後身頃部よりも伸びにくい難伸縮部を備えても良い。
後身頃部の左右方向の中央上方部分に、左右上方部分に比べて、左右方向に余剰を確保する余剰確保部が形成されても良い。
難伸縮部は、非着用状態で、後身頃部の上下方向の長さの約1/3ないし2/3の長さを有する。
余剰確保部は、非着用状態で、左右方向において、後身頃部の左右方向の約1/3ないし3/4の長さを有する。
余剰確保部は、非着用状態で、後身頃部の上下方向の長さの約1/3ないし2/3の長さを有する。
本発明によれば、裾ずれを解消可能なショーツを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るショーツを着用した状態を、背面から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るショーツの前身頃を上に平置きした状態を、観察した図である。 本発明の実施の形態に係るショーツを着用した状態を、斜め下方向から観察した図である。 本発明の実施の形態に係るショーツの後身頃を上に平置きした状態を、観察した図である。 本発明の実施の形態に係るショーツの着用状態と一般的なショーツの着用状態を、それぞれ横方向から観察し、模式的に説明する図である。 本発明の実施の形態に係るショーツの左右の足ぐりが重なるように横向きに重ね、ウエストラインが前後に傾かないように平置きした状態を、観察した図である。 本発明の実施の形態に係るショーツの左後身頃の型紙の一例を説明する図である。 図8(a)および(b)は、本発明の実施の形態に係るショーツを着用した背面の状態と、ショーツの着用後に運動した後の背面の状態を、説明する図であり、図8(c)および(d)は、一般的なショーツを着用した背面の状態と、ショーツの着用後に運動した後の背面の状態を説明する図である。 運動前後の裾の位置を測定した実験を説明する図である。 図9に示す実験結果を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る難伸縮部の変形例を説明する図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(実施の形態)
本発明の実施の形態に係るショーツ1は、着用者の肌に直接着用する下着であって、下腹を覆い、クロッチ部を有する。ショーツ1は、足上げや屈伸等の運動に伴い、ショーツの裾がずれ上がり、臀裂に挟み込まれる食い込みを防ぐ。
ショーツ1は、図1および図2に示すように、後身頃部2、前身頃部3およびクロッチ部4を備える。後身頃部2は、着用者の背側を覆う。前身頃部3は、着用者の腹側を覆う。クロッチ部4は、クロッチ(股)を覆う。
後身頃部2および前身頃部3の水平方向の各端部が接続し、後身頃部2の下端とクロッチ部4の後端が接続し、前身頃部3の下端とクロッチ部4の前端が接続することにより、下腹部を覆う筒形状が形成される。後身頃部2および前身頃部3の上端の周方向に、はきこみ口11が形成される。後身頃部2および前身頃部3の下端であって、クロッチ部4と接続しない部分に、左右の足ぐり12が形成される。着用者は、ショーツ1の裾に形成された左右の足ぐり12に足を通して、ショーツ1を着用することが可能になる。はきこみ口11および足ぐり12に伸縮可能なテープが配設され、着用者の胴体および足にフィットするように形成される。
後身頃部2は、背面左側を覆う左後身頃部21と、着用者の背面右側を覆う右後身頃部22を備える。左後身頃部21および右後身頃部22は、難伸縮部23により接続される。難伸縮部23は、後身頃部2の後中心の下方部分において、後身頃部2よりも伸びにくく形成される。本発明の実施の形態において難伸縮部23は、左後身頃部21および右後身頃部22を縫着する縫いあわせである。本発明の実施の形態において、この縫い合わせには、左後身頃部21および右後身頃部22を形成する各生地を、糸で縫着することから、難伸縮部23は、後身頃部2の生地よりも伸縮性が低く、伸びにくくなるように形成される。
本発明の実施の形態に係る後身頃部2および前身頃部3は、ベア天竺、パワーネット、天竺、フライス、トリコット、ダブルラッセルなどの編物で形成されても良いし、伸びる糸で構成される織物で形成されても良いし、ゴム、ウレタンなどの非繊維の伸縮素材で構成されても良い。
後身頃部2および前身頃部3は、上下方向の伸び率が、90%から160%程度で、左右方向の伸び率が、140%から220%程度の素材が好ましい。後身頃部2および前身頃部3は、上下方向において、緊迫力が15cNから35cN程度であって、左右方向において、緊迫力が15cNから35cN程度の素材が好ましい。
本発明の実施の形態に係るショーツ1は、運動時においても、裾が伸びて皮膚の動きに追従し、着用者の臀部を広く覆うことが可能である。上下方向の伸び率が、90%よりも低い場合、裾ずれが生じやすくなる場合があり、160%よりも大きい場合、着用時に引き上げすぎてしまい、裾の位置がずれる場合がある。左右方向の伸び率が、140%よりも低い場合、動きに追従できずに裾ずれが生じやすくなる場合があり、220%よりも大きい場合、生地が容易に伸びることにより、ショーツ1が臀裂に挟み込まれる場合がある。また、上下方向と左右方向の両方向において、同様の緊迫力を有する素材を用いることが好ましい。
本発明の実施の形態において、伸び率、伸長力および緊迫力は、160mm×25mmの試験片を、上部つかみ25mm、下部つかみ35mmおよびつかみ間隔100mmで、定速伸長形引張試験機に取り付けて、測定される。生地の経方向および緯方向がそれぞれ長手方向(16mm側)になるように裁断された、複数の試験片が用いられる。
伸び率は、試験片を定速伸長形引張試験機に取り付け、試験片を左右方向および上下方向にそれぞれ荷重9.8Nをかけて測定されたものである。緊迫力は、試験片を定速伸長形引張試験機に取り付け、300mm/分程度の速度で伸長回復を複数回繰り返し、30%に回復した際のパワーである。
クロッチ部4は、着用者のクロッチ、より具体的には尿道部および膣口からの汚れを受け止め、後身頃部2よりも伸びにくくなるように形成される。クロッチ部4が難伸縮に形成されることにより、ショーツ1の位置がずれにくく快適な着用を可能とする。
本発明の実施の形態においてクロッチ部4は、後身頃部2および前身頃部3を形成する生地を二重に重ねることにより、後身頃部2よりも伸びにくくなるように形成されるが、これに限らない。例えば、クロッチ部4は、任意の生地を三重以上に重ねて用いても良いし、前身頃部3および後身頃部2よりも伸びにくい生地を一重にして用いても良い。また、クロッチ部4は、後身頃部2および前身頃部3を形成する生地に、さらに他の生地を重ねることにより形成されても良い。
クロッチ部4は、上下方向の伸び率が、20%から50%程度で、左右方向の伸び率が、80%から130%程度になるように形成されるのが好ましい。なお、クロッチ部4の上下方向の伸び率が大きすぎる場合、生地が伸びすぎることにより、クロッチ部4が股下に食い込んだり、後述の難伸縮部23の下端位置がずれたりする場合がある。またクロッチ部4の上下方向または左右方向の伸び率が小さすぎる場合、体への沿いが悪くなり、肌当たりが悪くなる場合がある。
本発明の実施の形態においては、図2に示すように、後身頃部2の上部が前側まで延伸し、着用者の下腹脇側で、後身頃部2と前身頃部3が接続する場合を説明するが、これに限られない。後身頃部2および前身頃部3は、着用者の左右端(脇端)で接続しても良い。また本発明の実施の形態においては、前身頃部3とクロッチ部4とが別体で形成される場合を説明するが、一体に形成されても良い。
(後身頃部とクロッチ部との接続)
本発明の実施の形態に係るショーツ1において、後身頃部2とクロッチ部4とは、一般的なショーツと比べて前方で接続するように形成される。一般的なショーツにおいて、後身頃部2とクロッチ部4とは、肛門Kよりも後方で接続するのに対し、本発明の実施の形態に係るクロッチ部4は、図3に示すように、着用者の肛門Kの位置よりも前方で、後身頃部2に接続する。
クロッチ部4の後端41は、会陰近傍に設けられる。クロッチ部4は、着用者のクロッチ、より具体的には尿道部および膣口からの汚れを受け止めるので、クロッチ部4の後端41は、少なくとも、膣口の位置よりも後方、かつ、肛門Kの位置よりも前方に設けられる。
図2に示すように、クロッチ部4の後端41は、前身頃3を上においた平置き状態において、確認できる。また図2において、前身頃部3とともに、左後身頃部21および右後身頃部22を接続する難伸縮部23とクロッチ部4の後端41との接続部分が確認できる。一方図1に示すように、ショーツ1の着用状態を背面から観察した場合、クロッチ部4の後端41は、肛門Kより上方(後方)に確認することはできず、図3に示すように斜め下方向から観察すると、クロッチ部4の後端41を確認できる。またクロッチ部4の後端41は、図4に示すように、後身頃部2を上に置いた平置き状態において、確認することはできない。
図5(a)を参照して、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した状態を、図5(b)を参照して、一般的なショーツを着用した状態を、それぞれ横から観察して説明する。
図5において、左側が着用者の前で、右側が着用者の後である。図5の半円形状を有する実線は、着用者の左右中心線上の輪郭であり、背面において臀裂を通る。半円形状外の下方および右方に示される実線は、着用者を左側から観察した際の輪郭であり、足ないし臀部の輪郭を示す。また、一点鎖線は、ヒップトップ高さT、より具体的には、ヒップトップ位置の高さを有する仮想の水平面を示す。本発明の実施の形態においてヒップトップは、臀部が前後方向において最も盛り上がる位置である。
図5(a)に示すように、ショーツ1のクロッチ部4の後端41は、肛門Kの位置よりも前方に設けられ、肛門Kの位置近傍において後身頃部2が形成される。一方、図5(b)に示すように、一般的なショーツのクロッチ部40の後端410は、肛門Kの位置よりも後方に設けられ、肛門Kの位置近傍においてクロッチ部40が設けられる。
発明者らの知見によると、足上げ運動などの足の動きは股関節を動かすものであることから、足の動きにより、股関節上の肉に動きが生じる。また股関節と肛門Kは近く配設されることから、足の動きにより、肛門K近傍の肉に動きが生じ、肛門K近傍の皮膚が動きやすい。図5(b)に示す従来のショーツように、肛門K近傍にクロッチ部40が設けられる場合、クロッチ部40が難伸縮に形成されるので、足の動きに伴う皮膚の動きに、クロッチ部40が追従できずに留まり、裾のずれが生じやすい。
本発明の実施の形態に係るショーツ1は、図5(a)に示すように、クロッチ部4の後端41を、肛門Kの位置よりも前方に設け、肛門K近傍に、クロッチ部4よりも伸縮しやすい後身頃部2が配設される。これにより、足の動きにより肛門K近傍の肉の動きが生じたとしても、伸縮しやすい後身頃部2が、その肉の動きに追従し、裾のずれを回避することが可能になる。
またクロッチ部4の後端41は、足の動きによっても皮膚の動きの少ない部分に配設されるので、クロッチ部4が伸縮しにくく形成される場合でも、裾のずれを生じさせることはない。
図6を参照して、後身頃部2とクロッチ部4との接続位置を、異なる視点から説明する。図6(a)は、本発明の実施の形態に係るショーツ1の左右の足ぐり12が重なるように横向きに重ね、ウエストラインが前後に傾かないように平置きした状態であって、図6(b)は、一般的なショーツを図6(a)と同様に平置きした状態である。図6の左側は着用者の前側で、右側は背面側である。
図6(a)において、位置P11は、クロッチ部4の後端41である。位置P12は、ショーツ1を図2に示すように、ショーツ1の正面と背面とを重ねるように平置きした際の足ぐり12の最下点である。本発明の実施の形態に係るショーツ1は、図6(a)に示すように置くと、肛門Kに対応するショーツ1の位置よりも前方に、クロッチ部4の後端41の位置P11が設けられる。さらにクロッチ部4の後端41と同様の位置ないし後方の位置に、足ぐり12の最下点の位置P12が設けられる。
これに対し一般的なショーツを図6(a)と同様においた場合を説明する。図6(b)において、位置P16は、図6(a)の位置P11に対応し、クロッチ部40の後端410である。位置P17は、図6(a)の位置P12に対応し、一般的なショーツを図2に示すように、ショーツの正面と背面とを重ねるように平置きした際の足ぐりの最下点である。一般的なショーツは、図6(b)に示すように置くと、肛門Kに対応するショーツ1の位置よりも後方に、クロッチ部4の後端41の位置P16が設けられる。さらにクロッチ部40の後端410よりも前方に、足ぐりの最下点の位置P17が設けられる。
このように本発明の実施の形態に係るショーツ1は、クロッチ部4の後端41を肛門Kよりも前方に設けられる。また、ショーツ1の左右の足ぐり12が重なるように横向きに重ね、ウエストラインが前後に傾かないように平置きした状態で、クロッチ部4の後端41の位置P11は、足ぐりの最下点P12より前方または同様の位置に配置される。これにより、肛門K近傍位置に、クロッチ部4よりも伸縮しやすい後身頃部2を配設することができる。足を動かす運動により、肛門K近傍の臀部の肉が動き皮膚が伸びるのに伴って、ショーツ1の肛門K近傍の生地が伸びて、皮膚の動きに追従することが可能になるので、ショーツ1は、足の動きに伴う裾のずり上がりを防止することが可能になる。
(難伸縮部)
本発明の実施の形態に係る難伸縮部23は、クロッチ部4の後端41から後身頃部2の上端にかけて、左右中心線上に配設される。難伸縮部23は、左後身頃部21および右後身頃部22の接ぎ線である。難伸縮部23は、移動しづらく、かつ、皮膚に密着するように形成されるので、裾のずれを回避する役割を担う。
難伸縮部23は、足の動きによっても皮膚の動きの少ないクロッチ部4の後端41から配設される。従って、難伸縮部23とクロッチ部4との接続部分は、着用者の動きによっても移動しづらく、難伸縮部23の下端部は、着用者の皮膚に安定して配設される。
例えば図5(b)に示すように従来のクロッチ部40の後端410は、肛門Kよりも後方に形成される。左後身頃部と右後身頃部の接ぎ線230は、着用者を側面から観察した際に、クロッチ部40の後端410からヒップトップ高さTにかけて、ほぼ垂直方向に、着用者の皮膚とほぼ並行に配設されるので、従来の接ぎ線230は、皮膚に沿いにくく皮膚との密着度が低い。また従来のショーツにおいて、クロッチ部40の後端410は本発明の実施の形態に係るクロッチ部4の後端410と比べて後方にあるので、着用者の動きに伴って接ぎ線230の下端は左右にずれやすく、接ぎ線230がずれやすくなる。
これに対し本発明の実施の形態に係る難伸縮部23は、図5(a)に示すように、クロッチ部4の後端41が位置する胴体の底部分を起点に、図5(b)と比較して大きなカーブを描きながら臀裂に沿って配設される。この結果、着用者を左から観察した際に、難伸縮部23は、クロッチ部4の後端41からヒップトップ高さTにかけて、皮膚にパワーPw1をかけながら、着用者の皮膚に安定して配設される。難伸縮部23が皮膚にかけるパワーPw1は、従来の接ぎ線230が皮膚にかけるパワーPw10よりも大きく、難伸縮部23は、従来のショーツと比較して、より皮膚により密着するように形成されることがわかる。
このように、本発明の実施の形態に係る難伸縮部23は、肛門Kよりも前方を起点に、左後身頃部21および右後身頃部22の各生地よりも伸縮しにくく形成されるので、皮膚に安定して配設される。従って一方の足の動きによって後身頃部の裾に動きが生じても、その裾の動きによる影響を、動きのない方の足の裾に伝播させず、動きのない方の足の裾が乱れるのを回避する。
例えば、左の足の動きによって臀部の左側下方の皮膚に動きが生じ、左後身頃部21の下方において、皮膚の動きに伴って生地のずれが広がる。しかしながら難伸縮部23は、皮膚に安定して配設され、また伸縮しにくいので、左後身頃部21の下方において生じた生地のずれを堰き止め、右後身頃部22の下方において、生地のずれを生じにくくする。
本発明の実施の形態において、左後身頃部21および右後身頃部22の各生地を難伸縮部23で縫着することにより、後身頃部2が形成される場合を説明するが、これに限らない。たとえば、後身頃を一体に形成する生地に、難伸縮部23の位置に伸縮を規制可能なテープを貼付して、後身頃部2を形成しても良い。また後身頃を一体に形成する生地の難伸縮部23の位置において伸縮しにくく、それ以外の位置において伸縮しやすくなるように、編み方を変更して、後身頃部2を形成しても良い。
このように本発明の実施の形態に係るショーツ1は、後身頃部2のクロッチ部4の後端41から左右中心線上に、後身頃部2よりも伸びにくい難伸縮部23を備える。難伸縮部23は、臀裂に沿って配設されるので、一方の足の裾の動きを、もう一方の足の裾に伝播させず、食い止めることが可能になる。ショーツ1において、左右の裾において独立した裾の動きを実現することで、裾のずれの拡大を防止し裾のずれの解消に寄与する。
(余剰確保部)
図4に示すように、本発明の実施の形態に係るショーツ1の後身頃部2に、後身頃部2の左右方向の中央上方部分に、左右上方部分に比べて、左右方向に余剰を確保する余剰確保部24が形成される。余剰確保部24は、はきこみ口11において、後身頃部2の上端を縫い縮めたギャザーにより形成される。
発明者らの知見によると、ショーツの裾のずれは、成人女性の体型になるまでの10代(特に13-18才)の女子で多く観察される。この年代の女子は、成人女性に比べて骨盤が前傾し、大臀筋の上部(ヒップトップより上方の大臀筋)が盛り上がる傾向がある。このような大臀筋上部に盛り上がりのある女子が一般的なショーツを着用し引き上げると、大臀筋の上部の盛り上がりを覆うため、ショーツの後身頃が上下方向に引き延ばされ、ショーツの下方において生地が足りなくなる、または生地の伸びを確保できなくなる場合がある。ショーツの下方において生地が足りなくなる、または生地の伸びを確保できない状態で足上げ運動などを行うと、生地のゆとりがないために、臀部の皮膚の動きに生地が追従できず、ショーツの裾が食い込み、裾のずれが生じる場合がある。
そこで本発明の実施の形態に係るショーツ1は、余剰確保部24により、後身頃部2の左右方向の中央上方部分に余剰を確保することで、大臀筋上部の盛り上がりを覆う生地を確保し、後身頃部2の下方における生地および伸び不足を解消する。また、後身頃部2の下方において、臀部の皮膚の動きに追従できる生地または生地の伸びを確保できるので、ショーツの裾の食い込みや裾のずれを回避することができる。
なお上記説明においては、成人女性の体型になるまでの10代の女子の例を挙げたが、本発明の実施の形態に係る余剰確保部24は、年代・性別に限らず、ヒップ上部のボリュームのある着用者に効果的である。
余剰確保部24は、臀部の上部の盛り上がりに対応する位置に設けられ、より具体的には、非着用状態で、左右方向において、後身頃部2の左右方向の約1/3ないし3/4の長さを有し、後身頃部2の上下方向の長さの約1/3ないし2/3の長さを有する。本発明の実施の形態において「非着用状態」は、後身頃部2が着用等により伸ばされずに、所定の台上で、後身頃部2の上端および下端を確認できる状態である。
余剰確保部24は、図4に示すように、ショーツ1の平置き状態の左右幅をLとしたときに、余剰確保部24の左右方向の長さL1は、Lの1/3ないし3/4程度となる。また、後身頃部2の上下幅をHとしたときに(図示せず)、余剰確保部24の上下方向の長さH1は、Hの1/3ないし2/3程度となる。
余剰確保部24が、上記の範囲よりも狭い場合、臀部上部の盛り上がりに十分に対応できない場合がある。また余剰確保部24が、上記範囲よりも広い場合、生地の余剰が生じ、たわみやずれが生じる場合がある。
ここで、余剰確保部24は、ショーツ1の左右中心近傍に設けられ、脇側には設けられない。これにより、ショーツ1の脇が着用者の肌にフィットして、ショーツ1が周方向にずれるのを回避することができる。
図7の左後身頃部21の型紙を参照して、左後身頃部21を平置きした形状を説明する。なお、図7に示す図は、説明のためにデフォルメして示しており、左後身頃部21の形状は、図7と同様とは限らない。
図7において、位置P21、P22およびP23は、それぞれ、ショーツ1を着用した着用者の左右中心線上に位置するように形成される。位置P21は、クロッチ部4の後端41と左右中心線上の交点に対応する。位置P22は、後身頃部2の上端と左右中心線上の交点に対応する。位置P23は、ヒップトップ高さを通る水平面と左右中心線の交点に対応する。
図7(a)および(b)に示すように、位置P21からP23は、直線状に形成され、左右中心線上に難伸縮部23が形成される部分である。位置P23ないしP22は、脇側にカーブして形成される。左後身頃部21と、左右対称に同様に形成された右後身頃部22とを縫い合わせることにより、位置P23を頂点とする膨らみを形成し、ヒップトップを覆うことが可能になる。
図7(b)に示すように、左後身頃部21の左右中心線近傍において、位置P21からP23は、直線状に形成されるのに対し、位置P23ないしP22は、直線ではなく、右側(左脇に対向する方向)に膨らむカーブを描くように形成される。このように左後身頃部21が、ヒップトップ高さ位置P23より上方で、膨らむカーブを描くように形成されることで、余剰確保部24でギャザーを形成するための布地の余裕(図7(b)のハッチ部分)を確保することが可能になる。
なお、図7(b)を参照して説明した余剰確保部24でギャザーを形成するための布地の余裕を確保する方法は、一例であり、これ以外の方法も考えられる。
このように本発明の実施の形態に係るショーツ1は、後身頃部2の左右中心線近傍かつヒップトップの高さ位置よりも上方に、余剰確保部24が形成される。臀部上方に盛り上がりのある着用者が一般的なショーツを着用すると、ショーツの後身頃が臀部上方の盛り上がりを覆うために、ショーツの裾の生地が不足し、裾のずれ上がりを助長する。一方本発明の実施の形態に係るショーツ1は、余剰確保部24により、臀部上方の盛り上がりを覆うことができるので、ショーツ1の後身頃部2の裾における生地不足を回避することが可能になる。
(評価)
図8ないし図10を参照して、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した効果を説明する。
図8は、本発明の実施の形態に係るショーツ1と、従来のショーツをそれぞれ着用した状態と、各ショーツの着用後に所定の運動をした状態とを示す。図8(a)は、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した状態であり、図8(b)は、ショーツ1を着用後に、所定の運動をした状態である。図8(c)は、一般的なショーツ1を着用した状態であり、図8(d)は、一般的なショーツの着用後に、図8(b)と同様の所定の運動をした状態である。ここで、所定の運動は、深めの屈伸を2回と、足上げ運動を4回である。
図8(b)は、図8(a)に比べて、後身頃部2の左脇側の裾において、若干のずれが観察される。しかしながら、図8(a)に比べて、図8(b)において左右中心線近傍の裾に目立った皺はなく、ショーツ1が臀溝を覆っており、図8(a)の運動前と同様の着用状態を保っている。
一方図8(d)は、図8(c)に比べて、後身頃部2の左右脇側の裾において、ずれが観察される。また、図8(c)に比べて、図8(d)の左右中心線の裾に皺が生じ、ショーツのずり上がりにより、ショーツ1が臀溝を覆うことができず、臀溝が露出している。
図8(b)に示すように、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した運動後において、運動前と同様の着用状態を保っているのに対し、図8(d)に示すように、従来のショーツを着用した運動後において、大きく着くずれている。このことから、本発明の実施の形態に係るショーツ1は、ショーツのすそのずれを解消できることがわかる。
また本発明の実施の形態に係るショーツ1の着用者から、「お尻に挟まらない」、「履くときに伸びて、しっかりフィットする」、「お尻の下あたりがぴたっとする感じ」などの好意的なコメントが得られた。一方、一般的なショーツの着用者から、「裾がずれて気になる」、「お尻に布が食い込み、入ってくる」などのコメントも得られた。
図9を参照して、本発明の実施の形態に係るショーツ1と、一般的なショーツについて、運動前後の裾の位置を測定した実験を説明する。図9(a)および(b)は、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した立位状態と運動時の図であって、図9(c)および(d)は、一般的なショーツを着用した立位状態と運動時の図である。図9(a)および(c)は、立位状態を背面から観察した図であり、図9(b)および(d)における運動は、屈曲である。図9(b)および(d)は、屈曲状態の臀部を斜め下方向から観察した図である。
図9に示す実験において、肛門Kの位置から、一般的なショーツのクロッチの後端と足ぐりの交点の位置Pの着用者の皮膚上の位置P’1との距離を測定する。図9(a)および(c)において、運動前においては、一般的なショーツのクロッチの後端と足ぐりの交点の位置Pと、位置Pの着用者の皮膚上の位置P’とは一致する。なお、図9(a)の位置P(位置P’)は、一般的なショーツのクロッチの後端と足ぐりの交点であり、ショーツ1のクロッチ部の後端と足ぐりとの交点とは一致しない。
図9(a)および(c)の立位状態から、屈曲状態となると、臀部の皮膚が伸び、位置Pと、位置P’(立位時の位置Pの皮膚上の位置)とは、乖離する。しかしながら、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した図9(b)においては、一般的なショーツを着用した図9(d)と比べて、位置Pと位置P’との距離は短い。ショーツ1において、臀部の皮膚に伴って、生地が追従していることがわかる。
図10を参照して、図9の実験結果を説明する。図10(a)は、Mサイズを着用した数名の実験結果を示し、図10(b)は、Lサイズを着用した数名の実験結果を示す。図10(a)および(b)の各グラフにおいて、上段は、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した実験結果を示し、下段は、従来のショーツを着用した実験結果を示す。図10のグラフ内の白抜き部分は、立位状態における肛門Kから位置P(位置P’)の距離であり、薄いハッチ部分は、肛門Kから位置Pの距離の運動時と立位時の差分であり、濃いハッチ部分は、運動時における位置Pから位置P’の距離である。
図10(a)および(b)ともに、肛門Kから位置Pの距離の運動時と立位時の差分(薄いハッチ部分)は、従来のショーツを着用した場合よりも、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した場合に長くなっている。これにより、屈曲運動に伴った皮膚の伸びにあわせて、ショーツ1の裾も伸びていることが確認できる。
また運動時における位置Pから位置P’の距離(濃いハッチ部分)は、本発明の実施の形態に係るショーツ1を着用した際に短くなっており、屈曲時に不足する生地量を削減できていることがわかる。図10から、本発明の実施の形態に係るショーツ1は、運動時においても、裾が伸びて皮膚の動きに追従し、着用者の臀部を広く覆うことが確認できる。
(難伸縮部の変形例)
本発明の実施の形態に係るショーツ1について、難伸縮部23が、クロッチ部4の後端41中心から、左右中心線上に後身頃部2の上端まで延伸する場合を説明したが、これに限られない。本発明の実施の形態に係るショーツ1において、難伸縮部23は、左後身頃部21および右後身頃部22の各生地の縫着部分により形成される場合を説明したがこれに限られない。身頃生地を重ね合わせて接着する方法を用いて、左後身頃部21および右後身頃部22を後中心で重ねて接着することで、難伸縮部23が形成されても良い。
また難伸縮部23は、クロッチ部4の後端41の左右中心線上を起点として、上下方向において、後身頃部2の上下方向の約1/3ないし2/3の長さを有するように形成されれば良い。難伸縮部23は、一方の足の動きによって生じた後身頃の裾のずれの影響を、動きのない方の足の裾に伝播させない役割を担うので、裾のずれが生じるヒップトップよりも下方において設けられれば良い。
図11(a)に示すように、ショーツ1aの難伸縮部23aは、少なくとも、クロッチ部4の後端左右中心から、ヒップトップ高さTの近傍まで、後中心線上に設けられればよい。難伸縮部23aは、非着用状態で、後身頃部2aの上下方向の長さの約1/3ないし2/3の長さを有する。なお、図11において、一点鎖線は、ヒップトップ位置の高さTであって、ヒップトップ位置の高さを有する仮想の水平面を示す。
また、ヒップトップ位置の高さTよりも上方において難伸縮部23の形状は問わない。例えば、図11(b)に示すように、ショーツ1bの難伸縮部23bは、ヒップトップの位置の高さで分岐して、左右端にそれぞれ延伸し、V字形状を形成するように配設される。図11(c)に示すように、ショーツ1cの難伸縮部23cは、ヒップトップの位置の高さで分岐して、左右上方にそれぞれ延伸し、U字形状を形成するように配設される。
難伸縮部23について、ヒップトップ位置の高さで分岐した後、前身頃の上端で終端する形状、後身頃の上端で終端する形状、後身頃の左右端で終端する形状、ヒップトップの位置の高さより上方の任意の位置で終端する形状など、様々なバリエーションが考えられる。
(余剰確保部の変形例)
本発明の実施の形態に係るショーツ1について、余剰確保部24がギャザーで生成される場合を説明したが、これに限られない。余剰確保部24において、生地の余裕を生じさせることができればよく、例えば、タックを形成する方法が考えられる。また余剰確保部24において伸びやすく、余剰確保部24以外において伸びにくくなるように、編み立てのパワーを切り替える方法も考えられる。余剰確保部24は、プリーツ加工によって生地の余裕を生じさせても良い。余剰確保部24は、さらに、孔、切込み、スリット等を設けることで、生地の動きを許容する構造により形成されても良い。
(ショーツ形状の変形例)
本発明の実施の形態に係るショーツ1について、脚の付け根に沿って裾がカットされ、はきこみがやや浅いビキニタイプで説明したが、これに限られない。裾のカット形状として、例えば、脚の付け根よりも高く、腰の高い位置にカットが設けられるハイレッグタイプ、ヒップの下で水平にカットされたボーイレングスタイプ、1分丈、3分丈などの、前身頃および後身頃で脚まで覆うタイプなどにも適用することができる。またはきこみ丈として、股上の浅いローウエストタイプ、ウエストまで丈があり、股上が深めのジャストウエストタイプなどにも適用することができる。
(クロッチ部を有する下衣の変形例)
本発明の実施の形態は、着用者の肌に直接着用するショーツ(下着)である場合を説明したが、これに限られず、肌とのフィット感の強いクロッチ部を有する下衣に適用することが可能である。本発明の実施の形態を、例えば、ガードル、ソフトガードル、サニタリーショーツ等に適用しても良い。また、本発明の実施の形態を、例えば、肌に直接着用するショーツの上かつアウターの下に着用するインナーパンツ、水着、レオタードなどに適用しても良い。
また本発明の実施の形態において、ショーツ1は、右後身頃部22、左後身頃部21、前身頃部3およびクロッチ部4の各生地を縫い合わせたカットソーである場合を説明したが、縫着に限らず、接着、融着、その他の接合方法により接続されても良い。また本発明の実施の形態において、前身頃脇側で、後身頃と前身頃とが接続する場合を説明したが、前身頃と後身頃とを一体の生地で形成し、後中心で接続することにより難伸縮部23を形成するようにしても良い。またショーツ1の全体を一体として編み上げて形成されてもよいし、筒状に編み上げた後にクロッチ部で連結させて形成されても良い。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 ショーツ
2 後身頃部
3 前身頃部
4 クロッチ部
11 はきこみ口
12 足ぐり
21 左後身頃部
22 右後身頃部
23 難伸縮部
24 余剰確保部
41 後端
K 肛門

Claims (3)

  1. 下腹を覆い、クロッチ部を有する下衣であって、
    背側を覆う後身頃部と、
    クロッチを覆い、前記後身頃部よりも伸びにくいクロッチ部と、
    前記後身頃部の後中心において、前記クロッチ部の後端から、前記後身頃部の上端まで延伸し、前記後身頃部よりも伸びにくい難伸縮部と、
    前記後身頃部の左右方向の中央上方部分に、左右上方部分に比べて、左右方向に余剰を確保する余剰確保部を備え、
    前記クロッチ部は、着用者の肛門位置よりも前方で、前記後身頃部に接続し、
    前記後身頃部は、左後身頃部と右後身頃部を備え、
    前記難伸縮部は、前記左後身頃部と前記右後身頃部の接ぎ線であり、
    前記左後身頃部および前記右後身頃部の左右中心線側はそれぞれ、ヒップトップ高さ位置から後身頃部の上端において膨らむカーブを形成し、
    前記余剰確保部は、左右中心線近傍に設けられ、脇側には設けられない
    ことを特徴とする下衣。
  2. 前記余剰確保部は、非着用状態で、左右方向において、後身頃部の左右方向の約1/3
    ないし3/4の長さを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の下衣。
  3. 前記余剰確保部は、非着用状態で、後身頃部の上下方向の長さの約1/3ないし2/3
    の長さを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の下衣。
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