JP7070868B2 - 通知システム - Google Patents
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Description
さらに、音声案内する構成の場合、所定時刻に所定のファイルの内容が所定のスピーカで出力されるため、所定時刻に所定の内容を簡単に音声出力して周囲に通知することができる。
また、センシング状況を通知する構成の場合、所定時刻に所定のセンサーのセンシング状況が所定の連絡先へ通知されるため、所定時刻のセンシング状況を簡単に通知することができる。
さらに、所定時刻として授業開始時刻や始業時刻になったとき、画像センサーが生徒や従業員の顔を撮影し、人工知能画像認識手段が、誰が出席・出勤しているかを推定し、制御端末が、人工知能画像認識手段からのフィードバック情報に基づいて、所定のコンピュータ端末に通知して、出欠席をデータとして記録することができる。
また、制御端末は、所定のセンサーと通信自在であればよく、スマートフォン端末、タブレット端末、コンピュータ端末など、如何なるものであっても構わない。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である通知システム100を示す概念図であり、図2(A)は、本発明の第1実施例の通知システム100の設置場所を示す図であり、図2(B)は、本発明の第1実施例の通知システム100の動作を示すチャート図である。
制御端末であるタブレット端末120は、時計機能である時間制御部を有し、所定時刻になったと判定した場合、所定のファイルの内容を所定のスピーカを用いて音声案内する、または所定のセンサーのセンシング状況を所定の連絡先へ通知するように構成されている。
例えば、所定のセンサーとタブレット端末120とを連携させる場合、先ず、タブレット端末120においてアプリケーションソフトウェアを起動させ、ボタンセンサー110Aと、タブレット端末120とを互いに認識させるペアリング操作をする。
次に、アプリケーションソフトウェアを用いてタブレット端末120の表示画面121で、センサーのタグやその他のタグを表示させる。
ここでは、時計タグを表示させる。
さらに、スピーカタグおよび電子メールタグを表示させる。
そして、タブレット端末120の表示画面121上において、時計タグと、スピーカタグおよび電子メールタグとをそれぞれ接続する。
また、時計タグで、条件設定として所定時刻を選択設定する。
電子メールタグで、条件設定として所定の連絡先の一例であるコンピュータ端末のメールアドレスを設定するとともに、送る内容を設定する。
これにより、所定時刻になったとき、設定された音声データの音声がタブレット端末120のスピーカから発せられる。
この際、非同期処理であってI/Oの結果を待たずに処理を進めるチャット用サーバを介してコンピュータから他のコンピュータへデータを送信し、所謂、プッシュ通知するチャットアプリケーションで通知する構成としてもよい。
なお、タブレット端末120には、内蔵画像センサー122が設けられている。
そして、画像センサー110Gと、内蔵画像センサー122とが選択自在に構成されている。
図2(A)に示すように、タブレット端末120が、オフィスに設置されている。
そして、所定の連絡先として、所定のコンピュータ端末のチャットIDや電子メールアドレスが設定されているとする。
そして、所定時刻になったと判定した場合はステップS2へ進み、否と判定した場合はステップS1を繰り返す。
ステップS2では、制御端末であるタブレット端末120が、所定の内容の一例として「みなさん、お疲れさまです! ちょっと一息ついて、音楽に合わせて体操をしましょう!」の旨の音声メッセージおよびラジオ体操の曲をタブレット端末120のスピーカを用いて出力する。
これにより、会社内や学校内において多数の人に対して同時に音声で通知される。
これにより、聴力の弱い(耳の不自由な)従業員にも体操タイムの旨が通知される。
例えば、所定時刻に音声通知される所定の内容は、チャイム、音楽、業務連絡でもよい。
ここで、図3(A)は、本発明の第2実施例の通知システム100の設置場所を示す図であり、図3(B)は、本発明の第2実施例の通知システム100の動作を示すチャート図である。
第2実施例の通知システム100は、第1実施例の通知システム100の用途を照明機器スイッチの消し忘れの確認としたものであり、多くの要素について第1実施例の通知システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
そして、照度センサー110Dは、タブレット端末120の求めに応じて、会議室MRの照度を検出して、タブレット端末120へセンシング状況(照度値)を送信するように構成されている。
さらに、タブレット端末120が、所定の連絡先の一例として所定のスマートフォン端末へセンシング状況(照度値)を送信する、または、照度値が所定の閾値を超えているか否かに基づいて照明ONまたは照明OFFを推定して照明ONの旨または照明OFFの旨を送信するように構成されている。
そして、午後10:00になったと判定した場合はステップS12へ進み、否と判定した場合はステップS11を繰り返す。
ステップS12では、タブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が、照度センサー110Dと無線通信して、照度センサー110Dから現在のセンシング状況(照度値)を取得し、ステップS13へ進む。
これにより、所定時刻になったときに照度センサー110Dのセンシング状況が通知される。
また、照明ONを推定した場合のみ、消し忘れの旨を所定の連絡先である所定のスマートフォン端末へ通知するように構成してもよい。
また、照度センサー110Dを用いて会議室MRの照度値が変化したことを検知したが、照度センサー110Dを温度・湿度センサー110Eに変えて会議室MRの温度・湿度の変化を検知するように構成してもよい。
温度・湿度センサー110Eの場合、エアコン機器(空気調和設備ともいう)の運転の有無を推定することができる。
さらに、タブレット端末120が、所定時刻に照明機器ONであると推定した場合、照明機器LTの制御部に対してスイッチOFFの指令を送信するように構成してもよい。
同様に、タブレット端末120が、所定時刻にエアコン機器ONであると推定した場合、エアコン機器の制御部に対してスイッチOFFの指令を送信するように構成してもよい。
ここで、図4(A)は、本発明の第3実施例の通知システム100の設置場所を示す図であり、図4(B)は、本発明の第3実施例の通知システム100の動作を示すチャート図である。
第3実施例の通知システム100は、第1実施例の通知システム100の用途を商品在庫の確認および発注としたものであり、多くの要素について第1実施例および第2実施例の通知システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
そして、画像センサー110Gは、商品棚に置かれた商品Aの包装箱BXを撮影自在に構成され、タブレット端末120の求めに応じて、商品Aの包装箱BXを撮影して、タブレット端末120へセンシング状況(画像データ)を送信するように構成されている。
さらに、タブレット端末120が、受信した画像データを、所定の連絡先の一例としてサーバにある人工知能画像認識手段に伝えるように構成されている。
人工知能画像認識手段には、クラウド(サーバ)上で提供されているアプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface、以下APIという)で、写真に写っている人物の感情を認識するものや、写真に写っている人物の顔から性別、年齢、服装、行っている動作、著名人や登録されている人物であれば名前、などを認識するもの、写真に写っている物、個数を認識するものがある。
予め撮影した商品Aの包装箱BXの画像データをデータベースに登録してあるものとする。
すると、タブレット端末120の制御部は、瞬時にAPIからフィードバック情報を受け取る。
具体的には、APIに伝えた画像データに何が写っているかについての情報を受ける。
つまり、何の商品がいくつあるかについての推定情報がフィードバックされる。
その結果、商品棚に何の商品がいくつあるかを簡単に特定することができる。
そして、午後3:00になったと判定した場合はステップS22へ進み、否と判定した場合はステップS21を繰り返す。
ステップS22では、タブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が、画像センサー110Gと無線通信して、画像センサー110Gから現在のセンシング状況(画像データ)を取得する。
そして、取得した画像データをクラウド(サーバ)上のAPIへアップロードして画像データを人工知能画像認識手段に伝え、瞬時にAPIからフィードバック情報を受け取り、ステップS23へ進む。
フィードバック情報に基づいた商品Aの包装箱BXの個数が、所定数より少ないとタブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が判定した場合はステップS24へ進み、所定数以上であると判定した場合はプロセス(シーケンス)を終了する。
この際、フィードバック情報に基づいた商品Aの包装箱BXの個数と、望ましい在庫数として設定された閾値である所定数との差分を発注数とすることが望ましい。
これにより、所定時刻になったときに発注するか否かを制御端末が決定する。
その結果、重複発注や発注漏れなどの発注ミスを回避することができる。
さらに、商品のおおよその個数を人工知能画像認識手段によって判定してもらい、設定された条件より少なかった場合、発注先へ発注の連絡が自動で送信される。
その結果、簡単に自動で発注させることができる。
例えば、学校の教室の教壇側に画像センサー110Gを設置して、画像センサー110Gが生徒の顔を撮影自在にする。
そして、所定時刻として授業開始時刻に、画像センサー110Gが生徒の顔を撮影し、タブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が、撮影した画像データを人工知能画像認識手段に伝え、瞬時にAPIからフィードバック情報を受け取り、誰が出席しているかを推定して出欠席を所定のコンピュータ端末に通知したり、出欠席をデータとして記録してもよい。
そして、授業開始時刻から所定時間として例えば30分経過した後に再度、画像センサー110Gが生徒の顔を撮影し、遅刻した生徒の有無を推定し、遅刻した生徒がいる場合は、その生徒が誰であるかを推定し、タブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が、遅刻した旨を所定のコンピュータ端末に通知したり、遅刻した旨をデータとして記録してもよい。
また、学校の教室の入り口に画像センサー110Gを設置して、教室に入ってくる生徒を動画撮影して、認証される人が意識せずとも認証される所謂、非積極的認証を行ってもよい。
画像の端から順に矩形領域で顔を探索し、顔と合致する領域をすべて抽出することで、複数人の同時認証を実現することができ、さらに、歩きながらの顔認証を行うことができる。
ここで、画像において、先ず、目、鼻、口などから顔の位置が検出され、次に、目、鼻、口などその人の顔のポイント(特徴点)が検出され、その特徴点をもとに特徴量を計算して、登録された人物と照合されて画像に写っている人物が誰であるかが推定される。
またさらに、会社のオフィスに画像センサー110Gを設置して、所定時刻として始業時刻になったとき、画像センサー110Gがオフィスの従業員の顔を撮影し、人工知能画像認識手段が、誰が出勤しているかを推定し、タブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が、人工知能画像認識手段からのフィードバック情報に基づいて、所定のコンピュータ端末に通知したり、出勤者をデータとして記録してもよい。
そして、始業時刻から所定時間として例えば30分経過した後に再度、画像センサー110Gがオフィスの従業員の顔を撮影し、遅刻した従業員の有無を推定し、遅刻した従業員がいる場合は、その従業員が誰であるかを推定し、タブレット端末120(アプリケーションソフトウェア)が、所定のコンピュータ端末に通知したり、遅刻した旨をデータとして記録してもよい。
またさらに、例えば、レンタル物品を取り扱う倉庫に画像センサー110Gを設置して、所定時刻として返却予定時刻に所定位置にあるはずのレンタル物品を撮影して、人工知能画像認識手段がレンタル物品の有無を推定するように構成してもよい。
110A・・・ ボタンセンサー
110B・・・ 人感センサー(焦電センサー)
110C・・・ 動きセンサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)
110D・・・ 照度センサー
110E・・・ 温度・湿度センサー
110F・・・ 外部接続拡張センサー
110G・・・ 画像センサー(カメラ)
120 ・・・ タブレット端末(制御端末、通知・記録手段、音声センサー、スピーカ)
121 ・・・ 表示画面
122 ・・・ 内蔵画像センサー(カメラ)
MR ・・・ 会議室(部屋)
LT ・・・ 照明機器
BX ・・・ (商品Aの)包装箱
Claims (3)
- 所定のセンサーである画像センサーと、画像センサーと通信自在である制御端末とを備えた通知システムであって、
制御端末と通信自在なサーバにある人工知能画像認識手段をさらに有し、
前記制御端末が、時間制御部を有し、
所定時刻、所定のセンサーおよび所定の連絡先が、前記制御端末の表示画面上において設定自在であり、
前記制御端末が、所定時刻になったと判定した場合、画像センサーにより撮影した画像データを人工知能画像認識手段へ伝え、人工知能画像認識手段からのフィードバック情報を受け取り、フィードバック情報が所定の条件を満たしている、または満たしていない場合、所定の連絡先へ所定の内容を通知する構成であり、
生徒の顔または従業員の顔のデータが、サーバのデータベースに予め登録され、所定時刻として授業開始時刻または始業時刻に、画像センサーが、生徒の顔または従業員の顔を撮影し、
前記制御端末が、画像センサーにより撮影した画像データをサーバの人工知能画像認識手段に伝え、人工知能画像認識手段からフィードバック情報を受け取り、所定の内容として誰が出席しているかを推定した出欠席情報を所定の連絡先である所定のコンピュータ端末に通知し、
前記所定のコンピュータ端末が、生徒または従業員の出欠席情報をデータとして記録する構成であることを特徴とする通知システム。 - 前記所定時刻から所定時間経過後に再度、画像センサーにより生徒の顔または従業員の顔を撮影し、
前記制御端末が、画像センサーにより再度撮影した画像データをサーバの人工知能画像認識手段に伝え、人工知能画像認識手段からフィードバック情報を受け取り、所定の内容として遅刻した生徒、従業員の有無を推定して、遅刻者ありの場合はそれが誰かを推定した遅刻者情報を所定の連絡先である所定のコンピュータ端末に通知し、
前記所定のコンピュータ端末が、生徒または従業員の遅刻した旨をデータとして記録する構成であることを特徴とする請求項1に記載の通知システム。 - 前記所定時刻から所定時間毎に、画像センサーにより生徒の顔または従業員の顔を動画で撮影し、
前記制御端末が、画像センサーにより撮影した動画の画像データをサーバの人工知能画像認識手段に伝え、人工知能画像認識手段からフィードバック情報を受け取り、所定の内容として入室または退出した生徒、従業員の有無を推定して、入室者または退出者ありの場合はそれが誰かを推定した入室者・退出者情報を所定の連絡先である所定のコンピュータ端末に通知し、
前記所定のコンピュータ端末が、誰が何時何分に入室・退出したかをデータとして記録する構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通知システム。
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