JP2019140422A - センサーシステム - Google Patents

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豊 原口
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Abstract

【課題】ユーザーの要望に対応して手軽にカスタマイズして導入するとともに、所定のセンサーを用いて所定の指示や注文などの内容を予め登録した連絡先へ簡単に知らせる、または、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができるセンサーシステムを提供する。【解決手段】センサーシステム100は、所定のセンサー(110A〜110F)と、所定のセンサー(110A〜110F)と通信自在である制御端末(120)とを備え、制御端末(120)が、所定のセンサー(110A〜110F)のセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録する構成であり、所定の内容および所定の連絡先または所定のファイルが、制御端末(120)の表示画面121上において設定自在な構成である。【選択図】図1

Description

本発明は、所定のセンサーと、所定のセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録する通知・記録手段とを有しているセンサーシステムに関する。
従来、1又は複数のセンサーと、複数の位置各々と報知タイミングとの対応を示す予め定められたタイミング情報を記憶する記憶部と、センサーにより検知された、住宅に設置されたコンロの状態を示すコンロ情報と居住者の所在位置を示す位置情報とを取得する取得部と、タイミング情報に従い、取得部により取得されたコンロ情報及び位置情報に基づいて、コンロが点火している場合に居住者の所在位置に応じた報知タイミングで報知が行われるように制御する制御部とを含み、住宅の居住者を見守り、一定条件下で報知を行う見守りシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016−103083号公報
しかしながら、上述した従来の見守りシステムは、ユーザーの要望に応じてカスタマイズすることが困難であったため、ユーザーの要望に対応して手軽に導入することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ユーザーの要望に対応して手軽にカスタマイズして導入するとともに、所定のセンサーを用いて所定の指示や注文などの内容を予め登録した連絡先へ簡単に知らせる、または、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができるセンサーシステムを提供することである。
本請求項1に係る発明は、所定のセンサーと、所定のセンサーと通信自在である制御端末とを備えたセンサーシステムであって、前記制御端末が、前記所定のセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録する構成であり、前記所定の内容および所定の連絡先または所定のファイルが、前記制御端末の表示画面上において設定自在な構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、ボタンセンサーであり、前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、アンケートの質問に対する回答の選択肢と対応した複数のボタンセンサーであり、前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のファイルに記録する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、加速度センサーまたはジャイロセンサーであり、前記制御端末が、前記加速度センサーまたはジャイロセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のファイルに記録する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、焦電センサーであり、前記制御端末が、前記焦電センサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のスピーカを用いて音声で通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、ボタンセンサーであり、前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のスピーカを用いて音声で通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、個人識別手段をさらに有し、前記所定のセンサーが、ボタンセンサーであり、前記個人識別手段がユーザーを特定するとともに、前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して出退勤の内容をユーザーと対応させて所定のファイルに記録する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項8に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、焦電センサーであり、前記制御端末が、前記焦電センサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のファイルに記録する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項9に係る発明は、請求項1に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記所定のセンサーが、照度センサーまたは温度・湿度センサーであり、前記制御端末が、前記照度センサーまたは温度・湿度センサーのセンシング状況の変化に起因して変化した旨を所定の連絡先へ通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項10に係る発明は、請求項9に記載されたセンサーシステムの構成に加えて、前記制御端末が、時間制御部をさらに有し、所定時刻になったとき、前記制御端末が、前記照度センサーまたは温度・湿度センサーのセンシング状況を所定の連絡先へ通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明のセンサーシステムは、所定のセンサーを有していることにより、センシング状況の変化を検知することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明のセンサーシステムによれば、所定の内容、所定の連絡先や所定のファイルが制御端末の表示画面上において設定自在なため、ユーザーの要望に対応して手軽にカスタマイズして導入することができる。
さらに、通知する構成の場合、所定のセンサーのセンシング状況が変化すると所定の内容が所定の連絡先へ通知されるため、所定の指示や注文などの内容を予め登録した連絡先へ簡単に知らせることができる。
また、記録する構成の場合、所定のセンサーのセンシング状況が変化すると所定の内容が所定のファイルに記録されるため、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができる。
本請求項2に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、ユーザーによってボタンセンサーが押されると所定の内容が所定の連絡先へ通知されるため、所謂、ワンタッチで所定の指示、呼び出しや注文などの内容を予め登録した連絡先へ直ちに知らせることができる。
本請求項3に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、匿名アンケートの質問に対して回答がボタンセンサーで押されることで選択肢の内容が所定のファイルに記録されるため、匿名アンケートの回答を簡単に集計することができる。
本請求項4に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、加速度センサーまたはジャイロセンサーが取り付けられたもの、例えばドアが動くと、その度に動いた旨が所定のファイルに記録されるため、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができる。
本請求項5に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、人が近づいたときに音声で所定の内容のお知らせが通知されるため、その人にお知らせや注意を簡単に伝えることができる。
本請求項6に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、ユーザーによってボタンセンサーが押されると所定の内容がスピーカを用いて音声で通知されるため、所謂、ワンタッチで所定の連絡事項などの内容を多数の人に知らせることができる。
本請求項7に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、ボタンセンサーを押すだけで出退勤が記録されるとともに個人が特定されるため、特定された個人と対応させて出退勤情報を簡単に記録することができる。
本請求項8に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、人が近くを通過すると所定のファイルにその旨が記録されるため、通行人を簡単にカウントすることができる。
本請求項9に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、所定のセンサーが照度センサーである場合、部屋の照明機器のスイッチが操作されて照度が変化すると通知されるため、管理者は照明の使用状況を把握することができる。
また、所定のセンサーが温度・湿度センサーである場合、部屋のエアコン機器(空気調和設備)のスイッチが操作されて温度・湿度が変化すると通知されるため、管理者はエアコン機器の使用状況を把握することができる。
本請求項10に係る発明のセンサーシステムによれば、請求項9に係る発明が奏する効果に加えて、所定のセンサーが照度センサーである場合、所定時刻になったときに照度センサーのセンシング状況が通知されるため、照明機器がONになったままか否かを管理者が知ることができ照明機器の消し忘れの確認をすることができる。
また、所定のセンサーが温度・湿度センサーである場合、所定時刻になったときに温度・湿度センサーのセンシング状況が通知されるため、エアコン機器がONになったままか否かを管理者が知ることができエアコン機器の消し忘れの確認をすることができる。
本発明の第1実施例であるセンサーシステムを示す概念図。 (A)(B)は本発明の第1実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第2実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第3実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第4実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第5実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第6実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第7実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第8実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。 (A)(B)は本発明の第9実施例のセンサーシステムの設置場所を示す図および動作を示すチャート図。
本発明のセンサーシステムは、所定のセンサーと、所定のセンサーと通信自在である制御端末とを備え、制御端末が、所定のセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録する構成であり、所定の内容および所定の連絡先または所定のファイルが、制御端末の表示画面上において設定自在な構成であることにより、ユーザーの要望に対応して手軽にカスタマイズして導入することができ、所定の指示や注文などの内容を予め登録した連絡先へ簡単に知らせることができる、または、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、所定のセンサーは、入力信号に変換できるものであれば、ボタンセンサー、所謂、人感センサーである焦電センサー、所謂、動きセンサーである加速度センサーやジャイロセンサー、照度センサー、温度・湿度センサー、所謂、マイクである音声センサー、外部接続可能でセンサー機能を拡張する外部接続拡張センサーなど、如何なるものであっても構わない。
また、制御端末は、所定のセンサーと通信自在であればよく、スマートフォン端末、タブレット端末、コンピュータ端末など、如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の第1実施例であるセンサーシステム100について、図1乃至図2(B)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例であるセンサーシステム100を示す概念図であり、図2(A)は、本発明の第1実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図2(B)は、本発明の第1実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
本発明の第1実施例であるセンサーシステム100は、図1に示すように、所定のセンサーの一例であるボタンセンサー110A、人感センサー110B、動きセンサー110C、照度センサー110D、温度・湿度センサー110E、外部接続可能でセンサー機能を拡張する外部接続拡張センサー110Fと、制御端末(通知・記録手段)の一例であるタブレット端末120とを有している。
制御端末であるタブレット端末120は、所定のセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録するように構成されている。
例えば、所定のセンサーの一例としてボタンセンサー110Aを使用し、ボタンセンサー110Aが押されたときに、通知音を発するとともに、所定の端末に電子メールで通知するように構成にする場合、先ず、タブレット端末120においてアプリケーションソフトウェアを起動させ、ボタンセンサー110Aと、タブレット端末120とを互いに認識させるペアリング操作をする。
各センサー110A〜110Fおよびタブレット端末120は、通信手段および電源をそれぞれ有しているため、センサー110A〜110Fとタブレット端末120との間でデータ通信を行うことができる。
次に、アプリケーションソフトウェアを用いてタブレット端末120の表示画面121で、ボタンセンサー110Aのタグを表示させる。
さらに、スピーカタグおよび電子メールタグを表示させる。
そして、タブレット端末120の表示画面121上において、ボタンセンサー110Aのタグと、スピーカタグおよび電子メールタグとをそれぞれ接続する。
また、ボタンセンサー110Aのタグで、条件設定として「Pressed(押されたら)」を選択設定する。
スピーカタグで、条件設定としてタブレット端末120のスピーカを選択設定するとともに、再生する音声データを選択設定する。
電子メールタグで、条件設定として所定の連絡先の一例であるコンピュータ端末130のメールアドレスを設定するとともに、送る内容を設定する。
これにより、ユーザーがボタンセンサー110Aを押したとき、設定された音声データの音声がタブレット端末120のスピーカから発せられる。
さらに、コンピュータ端末130に所定のメッセージの電子メールが送られる。
この際、非同期処理であってI/Oの結果を待たずに処理を進めるチャット用サーバを介してコンピュータから他のコンピュータへデータを送信し、所謂、プッシュ通知するチャットアプリケーションで通知する構成としてもよい。
続いて、センサーシステム100を一例として会社の受付に設置した場合について説明する。
図2(A)に示すように、ボタンセンサー110Aおよびタブレット端末120が、受付に設置されている。
そして、所定の連絡先として、受付担当者のコンピュータ端末130のチャットIDや電子メールアドレスが設定されているとする。
また、ボタンセンサー110Aは、ボタンが押されたとき、押された旨をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
図2(B)に示すように、ステップS1では、ボタンセンサー110Aが押されたか否かを、タブレット端末120の制御部(アプリケーションソフトウェア)が判定する。
そして、ボタンセンサー110Aが押されたと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだ押されていないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
ステップS2では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、所定の連絡先の一例であるコンピュータ端末130へ所定の内容の一例として「受付にお客様がおみえです!」の旨のメッセージをチャットアプリケーションで送信する。
これにより、図2(A)に示すように、コンピュータ端末130の表示モニタに「受付にお客様がおみえです!」の旨が表示され、受付担当者に通知される。
ステップS3では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、スピーカを用いて、所定の内容の一例として「こんにちは! 係りの者を呼び出していますので、少々お待ちください!」の旨を話す。
これにより、来客者は、受付担当者への連絡があったことを確認し、待っていればよいことを理解する。
なお、一例として受付機能について説明したが、所定の消耗品を注文する注文機能、所定の指示をする指示機能、タクシーを呼び出すタクシー呼び出し機能として用いてもよい。
また、ボタンセンサー110Aのボタンが押されたとき、タブレット端末120が、他のシステムを起動させるように構成してもよい。
例えば、本日の売り上げの集計システムを起動させて集計を開始させるように構成してもよい。その他、商品の在庫を確認するために基幹系システムなどを起動させるように構成してもよい。また、ボタン一つで、営業マンへの指示を出すように構成してもよい。さらに、ボタン一つで、全店舗への作業指示を出すように構成してもよい。
このようにして得られた本発明の第1実施例であるセンサーシステム100は、所定のセンサーと、所定のセンサーと通信自在である制御端末の一例であるタブレット端末120とを備え、タブレット端末120が、所定のセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録する構成であり、所定の内容および所定の連絡先または所定のファイルが、タブレット端末120の表示画面121上において設定自在な構成であることにより、ユーザーの要望に対応して手軽にカスタマイズして導入することができ、通知する構成の場合、所定の指示や注文などの内容を予め登録した連絡先へ簡単に知らせることができ、記録する構成の場合、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができる。
さらに、所定のセンサーが、ボタンセンサー110Aであり、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ボタンセンサー110Aのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する構成であることにより、所謂、ワンタッチで所定の指示、呼び出しや注文などの内容を予め登録した連絡先へ直ちに知らせることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例であるセンサーシステム100について、図3(A)および図3(B)に基づいて説明する。
ここで、図3(A)は、本発明の第2実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図3(B)は、本発明の第2実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第2実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途を匿名のアンケート回答としたものであり、多くの要素について第1実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図3(A)に示すように、センサーシステム100の3つのボタンセンサー110Aおよびタブレット端末120が、一例として展示会のブースに設置されている。
そして、タブレット端末120が、スピーカを用いて「こんにちは! アンケートを実施しています!」の旨を来場者に呼びかけている。
タブレット端末120の表示画面121には、アンケート回答の選択肢A〜Cが表示され、3つのボタンセンサー110AのボタンのA〜Cと対応している。
つまり、3つのボタンセンサー110Aは、それぞれのボタンが押されたとき、押された旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
図3(B)に示すように、ステップS11では、ボタンセンサー110Aが押されたか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、ボタンセンサー110Aが押されたと判定した場合はステップS12へ進み、他方、まだ押されていないと判定した場合はステップS11を繰り返す。
ステップS12では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ボタンセンサー110AのボタンA〜Cに対応させてサーバ140の所定のファイルに記録するとともに、このステップをカウントする。
つまり、アンケート回答の選択肢Aのボタンセンサー110Aが押された場合は、選択肢Aが選択された旨を所定のファイルに記録するとともに、選択肢Aとしてのこのステップをカウントする。
これにより、匿名アンケートの質問に対して回答がボタンセンサー110Aで押されることで選択肢の内容が所定のファイルに記録される。
なお、3つのボタンセンサー110Aを用いてアンケート回答の選択肢をA〜Cの三択としたが、2つのボタンセンサー110Aを用いて二択や4つ以上のボタンセンサー110Aを用いて四択以上でもよいのは言うまでもない。
このようにして得られた本発明の第2実施例であるセンサーシステム100では、所定のセンサーが、アンケートの質問に対する回答の選択肢と対応した複数のボタンセンサー110Aであり、制御端末であるタブレット端末120が、ボタンセンサー110Aのセンシング状況の変化に起因して所定の内容をサーバ140の所定のファイルに記録する構成であることにより、匿名アンケートの回答を簡単に集計することができるなど、その効果は甚大である。
以下に、本発明の第3実施例であるセンサーシステム100について、図4(A)および図4(B)に基づいて説明する。
ここで、図4(A)は、本発明の第3実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図4(B)は、本発明の第3実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第3実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途をドアの開閉ログ収集としたものであり、多くの要素について第1実施例および第2実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図4(A)に示すように、センサーシステム100の動きセンサー110Cが、一例として揺動開閉式のドアの上部の自由端側に設置されている。
動きセンサー110Cは、動きを検出したとき、タブレット端末120へその旨の信号を送信するように構成されている。
図4(B)に示すように、ステップS21では、動きセンサー110Cのセンシング状況に変化があったか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
つまり、動きセンサー110Cが動きを検出したか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、動きを検出したと判定した場合はステップS22へ進み、他方、まだ検出していないと判定した場合はステップS21を繰り返す。
ステップS22では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ドア操作があった旨をサーバ140の所定のファイルに記録するとともに、このステップをカウントする。
また、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ドア操作があった旨のメッセージを所定の連絡先の一例として管理者のコンピュータ端末130へ送信して通知する。
これにより、ドアが動くと、その度に動いた旨が所定のファイルに記録されるとともに、所定の連絡先であるコンピュータ端末130の表示パネルに通知される。
なお、揺動開閉式のドアに動きセンサー110Cを取り付けたが、スライド開閉式のドアでもよいのは言うまでもない。
さらに、ドアの開閉を検知したときに、カメラで撮影するように構成してもよい。
また、ドアの動きを検知したときに、スピーカで「ドアを閉めて下さい!」の旨を話すように構成してもよい。
このようにして得られた本発明の第3実施例であるセンサーシステム100では、所定のセンサーが、加速度センサーまたはジャイロセンサーである動きセンサー110Cであり、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、動きセンサー110Cのセンシング状況の変化に起因して所定の内容をサーバ140の所定のファイルに記録する構成であることにより、所定のファイルに履歴を簡単に記録することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第4実施例であるセンサーシステム100について、図5(A)および図5(B)に基づいて説明する。
ここで、図5(A)は、本発明の第4実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図5(B)は、本発明の第4実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第4実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途をメンバーへのお知らせ・注意としたものであり、多くの要素について第1実施例〜第3実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図5(A)に示すように、センサーシステム100の人感センサー110Bおよびタブレット端末120が、一例として複数のゴミ箱から構成される所謂、屋内ゴミステーションの近傍に設置されている。
ゴミ箱には、一例として、もえるゴミ用、もえないゴミ用、プラスチック用、びん・カン用、ペットボトル用がある。
屋内ゴミステーションに人が近づいて人感センサー110Bが人を検知したとき、人感センサー110Bは、人が近づいた旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
図5(B)に示すように、ステップS31では、人感センサー110Bのセンシング状況に変化があったか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
つまり、人感センサー110Bが人を検知したか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、人感センサー110Bが人を検知した場合はステップS32へ進み、他方、まだ人を検知していないと判定した場合はステップS31を繰り返す。
ステップS32では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、タブレット端末120のスピーカを用いて、一例として「こんにちは! ゴミの分別お願いします!」の旨を話す。
これにより、人が近づいたときに音声で所定の内容のお知らせが通知される。
さらに、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、タブレット端末120の表示画面121に、一例として「ゴミの分別お願いします!」の旨を表示する。
これにより、メンバーに聴力の弱い人がいる場合であっても、視覚により通知することができる。
なお、屋内ゴミステーションにおいてゴミの分別の注意について説明したが、他の場所で他の内容を音声で通知する構成でもよい。
例えば、コピー機の近くに人が来たときに「個人情報の印刷物はシュレッターして下さい!」と伝えることができる。
さらに、社員食堂で注文場所の近くに社員が来たときに「本日のお勧めメニューはハンバーグ定食です!」と伝えることができる。
通路で人が近くに来たときに「インフルエンザが流行っています。手洗いして予防しましょう!」と伝えることができる。
トイレの近くに人が来たときに「終了時、電気を消して下さい!」と伝えることができる。
社内の植物の近くに人が来たときに「私(植物)にお水を下さい!」と伝えることができる。
ドアの近くに人が来たときに「ドアを必ず閉めて下さい!」と伝えることができる。監視機能として侵入禁止の場所付近に人が来たときに「侵入禁止の場所です。担当者に連絡しました!」と警告することができる。
店頭付近に人が来たときに「いらっしゃいませ! ボタンと押して店員を呼んで下さい!」と伝えることができる。
人が通過したとき、数回に一度の割合で「営業頑張って下さいね! 今日の運勢は大吉です!」と励ますことができる。この場合、所定回数だけ人を検知したら、1回音声を発するように構成すればよい。
また、タブレット端末120においてスイッチタグを用いてプロセスルートを定期的に変更して音声の内容を定期的に変更してもよいし、プロセスルートを毎回変更して音声の内容を毎回変更してもよい。メッセージの内容だけでなく、声を変えることもでき、メンバーの声がその都度、順番に再生させるように構成してもよい。
このようにして得られた本発明の第4実施例であるセンサーシステム100では、所定のセンサーが、焦電センサーである人感センサー110Bであり、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、人感センサー110Bのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のスピーカを用いて音声で通知する構成であることにより、人感センサー110Bに接近した人にお知らせや注意を簡単に伝えることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第5実施例であるセンサーシステム100について、図6(A)および図6(B)に基づいて説明する。
ここで、図6(A)は、本発明の第5実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図6(B)は、本発明の第5実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第5実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途を社内体操タイムとしたものであり、多くの要素について第1実施例〜第4実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図6(A)に示すように、センサーシステム100のボタンセンサー110Aおよびタブレット端末120が、一例として会社のオフィスに設置されている。
ボタンセンサー110Aは、ボタンが押されたとき、押された旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
図6(B)に示すように、ステップS41では、ボタンセンサー110Aが押されたか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、ボタンセンサー110Aが押されたと判定した場合はステップS42へ進み、他方、まだ押されていないと判定した場合はステップS41を繰り返す。
ステップS42では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、タブレット端末120のスピーカを用いて、所定の音声データの一例として「みなさん、お疲れさまです! ちょっと一息ついて、音楽に合わせて体操をしましょう!」の旨を再生し、その後、所定の音楽やラジオ体操の音声・音楽を再生する。
これにより、ユーザーがボタンセンサー110Aを押すだけで、所定の内容がスピーカを用いて音声で通知される。
さらに、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、タブレット端末120の表示画面121に、「体操タイム!」の旨を表示する。
これにより、社員に聴力の弱い人がいる場合であっても、視覚により通知することができる。
なお、本実施例では、一例として社内体操の内容を通知したが、場所や内容を他の場所や内容に変えてもよいのは言うまでもない。
このようにして得られた本発明の第5実施例であるセンサーシステム100では、所定のセンサーが、ボタンセンサー110Aであり、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ボタンセンサー110Aのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のスピーカを用いて音声で通知する構成であることにより、所謂、ワンタッチで所定の連絡事項などの内容を多数の人に知らせることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第6実施例であるセンサーシステム100について、図7(A)および図7(B)に基づいて説明する。
ここで、図7(A)は、本発明の第6実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図7(B)は、本発明の第6実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第6実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途を出退勤タイム管理としたものであり、多くの要素について第1実施例〜第5実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図7(A)に示すように、センサーシステム100の2つのボタンセンサー110Aおよびタブレット端末120が、一例として会社の従業員用出入り口近傍に設置されている。
ボタンセンサー110Aは、出勤用と退勤用とがあり、それぞれのボタンが押されたとき、押された旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
また、タブレット端末120のカメラ122(画像センサー)が、目の前の人物を撮影し、タブレット端末120が、撮影した画像データをサーバ140にある個人識別手段の一例である人工知能画像認識手段に伝えるように構成されている。
人工知能画像認識手段には、クラウド(サーバ)上で提供されているアプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface、以下APIという)で、写真に写っている人物の感情を認識するものや、写真に写っている人物の顔から性別、年齢、服装、行っている動作、著名人や登録されている人物であれば名前、などを認識するものがある。
予め撮影した社員の顔の画像データをデータベースに登録してあるものとする。
より具体的に、タブレット端末120の制御部は、無線通信を用いて、画像データをクラウド(サーバ)上のAPIへアップロードして画像データを伝える。
すると、タブレット端末120の制御部は、瞬時にAPIからフィードバック情報を受け取る。
具体的には、APIに伝えた画像データに誰が写っているかについての情報を受ける。
つまり、社員の誰であるかについての推定情報がフィードバックされる。
その結果、社員の誰であるかを簡単に特定することができる。
なお、個人識別手段は、人工知能画像認識手段に限らず、例えば、ICカードタイプの社員証や定期券をICカードリーダーで読み取って個人を識別する構成でもよい。
図7(B)に示すように、ステップS51では、個人識別手段の一例である人工知能画像認識手段がユーザーを特定する。
具体的には、上述したように、タブレット端末120が、人感センサー110Bによって目の前に人が来たことを検知したときに目の前の人を撮影した画像データをサーバ140にある個人識別手段の一例である人工知能画像認識手段に伝え、人工知能画像認識手段から例えば「社員の鈴木さん」の旨の情報のフィードバックを受ける。
ステップS52では、ボタンセンサー110Aが押されたか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、ボタンセンサー110Aが押されたと判定した場合はステップS53へ進み、他方、まだ押されていないと判定した場合はステップS52を繰り返す。
ステップS53では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ボタンセンサー110Aの出勤ボタン、退勤ボタンによる出勤・退勤情報とユーザー特定情報である鈴木さんと対応させてサーバ140の所定のファイルに記録する。
これにより、ボタンセンサー110Aを押すだけで出退勤が記録されるとともに個人が特定される。
このようにして得られた本発明の第6実施例であるセンサーシステム100は、個人識別手段の一例として人工知能画像認識手段をさらに有し、所定のセンサーが、ボタンセンサー110Aであり、人工知能画像認識手段がユーザーを特定するとともに、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、ボタンセンサー110Aのセンシング状況の変化に起因して出退勤の内容をユーザーと対応させてサーバ140の所定のファイルに記録する構成であることにより、特定された個人と対応させて出退勤情報を簡単に記録することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第7実施例であるセンサーシステム100について、図8(A)および図8(B)に基づいて説明する。
ここで、図8(A)は、本発明の第7実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図8(B)は、本発明の第7実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第7実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途を通行人のカウントとしたものであり、多くの要素について第1実施例〜第6実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図8(A)に示すように、センサーシステム100の人感センサー110Bが、一例として廊下に設置されている。
廊下を通る人が人感センサー110Bに近づいて人感センサー110Bが人を検知したとき、人感センサー110Bは、人が通過した旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
図8(B)に示すように、ステップS61では、人感センサー110Bのセンシング状況に変化があったか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
つまり、人感センサー110Bが人を検知したか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、人感センサー110Bが人を検知した場合はステップS62へ進み、他方、まだ人を検知していないと判定した場合はステップS61を繰り返す。
ステップS62では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、人の検知があった旨をサーバ140の所定のファイルに記録するとともに、このステップをカウントする。
これにより、人が近くを通過すると所定のファイルにその旨が記録される。
なお、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、人の検知があった旨のメッセージを所定の連絡先の一例として管理者のコンピュータ端末130へ送信して通知してもよい。
これにより、人が近くを通過すると、人の通過の旨が所定のファイルに記録されるとともに、所定の連絡先であるコンピュータ端末130の表示パネルに通知される。
このようにして得られた本発明の第7実施例であるセンサーシステム100では、所定のセンサーが、焦電センサーである人感センサー110Bであり、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、人感センサー110Bのセンシング状況の変化に起因して所定の内容をサーバ140の所定のファイルに記録する構成であることにより、通行人を簡単にカウントすることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第8実施例であるセンサーシステム100について、図9(A)および図9(B)に基づいて説明する。
ここで、図9(A)は、本発明の第8実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図9(B)は、本発明の第8実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第8実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途を照明機器利用状況確認としたものであり、多くの要素について第1実施例〜第7実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図9(A)に示すように、センサーシステム100の所定のセンサーの一例である照度センサー110Dが、一例として会社のオフィスの会議室MR内に設置されている。
照明機器LTのスイッチのON・OFFが切り替わって照明がついたり消えたりして照度の値が所定量以上変化した場合、または、所定の閾値を超えたとき、照度センサー110Dは、変化後の照度値に基づいて照明ONの旨または照明OFFの旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成されている。
図9(B)に示すように、ステップS71では、照度センサー110Dのセンシング状況の変化があったか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
つまり、照度センサー110Dが照明ONまたは照明OFFを検知したか否かを、タブレット端末120の制御部が判定する。
そして、照度センサー110Dが照明ONまたは照明OFFを検知した場合はステップS72へ進み、他方、まだ照明ONまたは照明OFFを検知していないと判定した場合はステップS71を繰り返す。
ステップS72では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、所定の連絡先の一例である管理者のコンピュータ端末130へ所定の内容の一例として「照明がONになりました!」の旨のメッセージをチャットアプリケーションで送信する。
これにより、会議室MR(部屋)の照明機器LTのスイッチが操作されて照度が変化すると管理者のコンピュータ端末130に通知される。
さらに、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、履歴としてサーバ140の所定のファイルに「照明がONになりました!」の旨を記録する。
これにより、会議室MRのスイッチ操作があると所定のファイルにその旨が記録される。
なお、照度センサー110Dを用いて会議室MRの照度値が変化したことを検知したが、照度センサー110Dを温度・湿度センサー110Eに変えて会議室MRの温度・湿度の変化を検知するように構成してもよい。
温度・湿度センサー110Eの場合、エアコン機器AC(空気調和設備ともいう)のスイッチのON・OFFが切り替わって室温度・湿度の値が所定量以上変化した場合、または、所定の閾値を超えたとき、温度・湿度センサー110Eは、変化後の温度・湿度値に基づいてエアコンONの旨またはエアコンOFFの旨の信号をタブレット端末120へ送信するように構成すればよい。
このようにして得られた本発明の第8実施例であるセンサーシステム100では、所定のセンサーが、照度センサー110Dまたは温度・湿度センサー110Eであり、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、照度センサー110Dまたは温度・湿度センサー110Eのセンシング状況の変化に起因して変化した旨を所定の連絡先の一例であるコンピュータ端末130へ通知する構成であることにより、所定のセンサーが照度センサー110Dである場合、管理者は照明の使用状況を把握することができ、所定のセンサーが温度・湿度センサー110Eである場合、管理者はエアコン機器ACの使用状況を把握することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第9実施例であるセンサーシステム100について、図10(A)および図10(B)に基づいて説明する。
ここで、図10(A)は、本発明の第9実施例のセンサーシステム100の設置場所を示す図であり、図10(B)は、本発明の第9実施例のセンサーシステム100の動作を示すチャート図である。
第9実施例のセンサーシステム100は、第1実施例のセンサーシステム100の用途をエアコン機器ACの消し忘れ確認としたものであり、多くの要素について第1実施例〜第8実施例のセンサーシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図10(A)に示すように、センサーシステム100の所定のセンサーの一例である温度・湿度センサー110Eが、一例として会社のオフィスの会議室MR内に設置されている。
また、タブレット端末120が、現在時刻が所定時刻の一例として午後10:00になったか否かを判定する時間制御部を有している。
そして、所定時刻である午後10:00になったと判定したとき、タブレット端末120が、温度・湿度センサー110Eのセンシング状況として温度・湿度値を温度・湿度センサー110Eから取得し、温度・湿度値の情報を所定の連絡先の一例である管理者のコンピュータ端末130へ通知するように構成されている。
図10(B)に示すように、ステップS81では、タブレット端末120の時間制御部が、現在時刻が所定時刻である午後10:00になったか否かを判定する。
そして、現在時刻が午後10:00になったと判定した場合はステップS82へ進み、他方、まだ午後10:00になっていないと判定した場合はステップS81を繰り返す。
ステップS82では、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、温度・湿度値を温度・湿度センサー110Eから取得し、温度・湿度値の情報を所定の連絡先の一例である管理者のコンピュータ端末130へ通知する。
これにより、所定時刻になったときに温度・湿度センサー110Eのセンシング状況が管理者のコンピュータ端末130に通知される。
なお、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、履歴としてサーバ140の所定のファイルに温度・湿度値を記録してもよい。
さらに、温度・湿度値の情報をコンピュータ端末130へ通知したが、温度・湿度値に基づいて、エアコンONかエアコンOFFかを判定して判定結果をコンピュータ端末130へ通知するように構成してもよい。
また、温度・湿度センサー110Eを用いて会議室MRの温度・湿度値を取得して通知したが、温度・湿度センサー110Eを照度センサー110Dに変更して会議室MRの照明機器LTの消し忘れを確認するように構成してもよい。
このようにして得られた本発明の第9実施例であるセンサーシステム100は、制御端末(通知・記録手段)が、時間制御部をさらに有し、所定時刻になったとき、制御端末(通知・記録手段)であるタブレット端末120が、照度センサー110Dまたは温度・湿度センサー110Eのセンシング状況を所定の連絡先へ通知する構成であることにより、所定のセンサーが照度センサー110Dである場合、照明機器LTがONになったままか否かを管理者が知ることができ照明機器LTの消し忘れの確認をすることができ、所定のセンサーが温度・湿度センサー110Eである場合、エアコン機器ACがONになったままか否かを管理者が知ることができエアコン機器ACの消し忘れの確認をすることができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ センサーシステム
110A・・・ ボタンセンサー
110B・・・ 人感センサー(焦電センサー)
110C・・・ 動きセンサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)
110D・・・ 照度センサー
110E・・・ 温度・湿度センサー
110F・・・ 外部接続拡張センサー
120 ・・・ タブレット端末(制御端末、通知・記録手段、音声センサー、スピーカ、個人識別手段)
121 ・・・ 表示画面
122 ・・・ カメラ(画像センサー)
130 ・・・ 所定のコンピュータ端末
140 ・・・ サーバ(記録手段)
MR ・・・ 会議室(部屋)
LT ・・・ 照明機器
AC ・・・ エアコン機器(空気調和設備)

Claims (10)

  1. 所定のセンサーと、所定のセンサーと通信自在である制御端末とを備えたセンサーシステムであって、
    前記制御端末が、前記所定のセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する、または所定の内容を所定のファイルに記録する構成であり、
    前記所定の内容および所定の連絡先または所定のファイルが、前記制御端末の表示画面上において設定自在な構成であることを特徴とするセンサーシステム。
  2. 前記所定のセンサーが、ボタンセンサーであり、
    前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定の連絡先へ通知する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  3. 前記所定のセンサーが、アンケートの質問に対する回答の選択肢と対応した複数のボタンセンサーであり、
    前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のファイルに記録する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  4. 前記所定のセンサーが、加速度センサーまたはジャイロセンサーであり、
    前記制御端末が、前記加速度センサーまたはジャイロセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のファイルに記録する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  5. 前記所定のセンサーが、焦電センサーであり、
    前記制御端末が、前記焦電センサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のスピーカを用いて音声で通知する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  6. 前記所定のセンサーが、ボタンセンサーであり、
    前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のスピーカを用いて音声で通知する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  7. 個人識別手段をさらに有し、
    前記所定のセンサーが、ボタンセンサーであり、
    前記個人識別手段がユーザーを特定するとともに、前記制御端末が、前記ボタンセンサーのセンシング状況の変化に起因して出退勤の内容をユーザーと対応させて所定のファイルに記録する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  8. 前記所定のセンサーが、焦電センサーであり、
    前記制御端末が、前記焦電センサーのセンシング状況の変化に起因して所定の内容を所定のファイルに記録する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  9. 前記所定のセンサーが、照度センサーまたは温度・湿度センサーであり、
    前記制御端末が、前記照度センサーまたは温度・湿度センサーのセンシング状況の変化に起因して変化した旨を所定の連絡先へ通知する構成であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  10. 前記制御端末が、時間制御部をさらに有し、
    所定時刻になったとき、前記制御端末が、前記照度センサーまたは温度・湿度センサーのセンシング状況を所定の連絡先へ通知する構成であることを特徴とする請求項9に記載のセンサーシステム。
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