JP7068710B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents
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Description
初めに、図1を参照して認証システム1の構成について説明する。認証システム1は、ユーザ端末2及び認証サーバ3を備える。ユーザ端末2及び認証サーバ3は、ネットワーク4を介して接続された構成を有する。なお、認証システム1が具備するユーザ端末2及び認証サーバ3の数は任意である。また、ネットワーク4は、ユーザ端末2及び認証サーバ3が通信できればよくどのような通信網で構成されていてもかまわない。
ユーザ端末2は、ユーザU(例えば、本人確認の認証を行いたいユーザ)が利用する端末(例えば、スマートフォン、タブレット型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC,ノート型PCなど)である。ユーザUは、ユーザ端末2を利用して、本人確認の認証を行う。
認証サーバ3は、ユーザ端末2から送信される情報(ユーザ端末2から送信された第1,第2撮像データ、動作指示のタイミング、動作ID)に基づいて、ユーザUの本人確認を行う。
(1)距離関係(目と目の間が離れている/近い など)
(2)角度関係(釣り目/たれ目 など)
(3)輪郭中における位置関係(パーツが中心に因っている顔 など)
以下、図4A及び図4Bを参照して、認証システム1の処理について説明する。
初めに、認証システム1のユーザ端末2での撮像処理について図4Aを参照して説明する。なお、図4Aには、ステップS101からステップS105の処理内容を示す参考図又は文(文字)を各ステップの左隣りに記載している。
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、本人確認書類の動画を撮像する(図4Aでは免許証の両面を撮像する動作を例示)。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して撮像する。撮像装置200Eにより撮像された本人確認書類の撮像データは、一旦、記憶装置制御部210により記憶装置200Bへ記憶される。
次いで、ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、動画の自撮り撮像を開始する(図4AではユーザUの顔を例示)。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して動画の撮像を開始する。撮像装置200Eにより開始された動画の撮像データ(第1撮像データ)は、一旦、記憶装置制御部210により記憶装置200Bへ記憶される。
動作抽出部206は、記憶装置200Bに記憶されている動作から、1以上の動作IDをランダムに抽出する(図4Aでは「3秒間目を閉じてください。」を例示)。
指示タイミング決定部207は、後述する動作指示部208がユーザUに対して動作を指示するタイミングをランダムに決定する(図4Aでは「3秒後」を例示)。
動作指示部208は、ユーザUに対して1以上の動作を指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで指示する(図4Aでは「3秒間目を閉じてください。」を例示)。表示装置制御部203は、動作指示部208による指示に基づいて、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応するテキストデータを読み出して、表示装置200Dに表示する。また、音声出力装置制御部209は、動作指示部208による指示に基づいて、動作抽出部206により抽出された動作IDに対応する音声データを読み出して、音声出力装置200Fから出力する。ユーザUは、指示に従い動作を行う(図4Aでは目を閉じたユーザUの顔を例示)。
次いで、ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、動画の撮像を終了する。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して動画の撮像を終了する。記憶装置制御部210は、撮像データ(第2撮像データ)の記憶装置200Bへの記憶を終了する。
送信部204は、記憶装置200Bに記憶された撮像データ(第1,第2撮像データ)、指示タイミング決定部207で決定された動作指示のタイミング、動作抽出部206により抽出された動作IDの情報を認証サーバ3へ送信する。
次に、認証システム1の認証サーバ3での認証処理について図4Bを参照して説明する。
受信部301は、ユーザ端末2から送信される情報、例えば、撮像データ(第1,第2撮像データ)、動作指示のタイミング、動作IDの情報を受信する。
動作指示タイミング認識部302は、ユーザ端末2から送信される動作指示のタイミングの情報に基づいて、自撮り動画の撮像開始から何秒後に動作が指示されたかを認識する。
静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信された撮像データ(第1,第2撮像データ)から静止画像データを抽出する。具体的には、静止画像データ抽出部303は、第1撮像データから本人確認書類(顔写真が写っているもの)の静止画像データ(第1画像データ)を抽出する。また、静止画像データ抽出部303は、受信部301で受信した第2撮像データから、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)及び動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)を抽出する。なお、静止画像データ抽出部303による第1,第2撮像データから第1乃至第3画像データを抽出する方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
第1判定部304は、静止画像データ抽出部303で抽出された第1画像データ及び第2画像データ(本人確認書類の顔写真の静止画像データと、ユーザUの静止画像データ)に基づいて、本人確認書類の顔写真の人物と、ユーザUとが同一人物であるか否かを判定する。なお、第1判定部304による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する
第1判定部304が、本人確認書類の顔写真の人物と、ユーザUとが同一人物であると判定した場合(S204のYES)、第2判定部305は、第2判定部305は、静止画像データ抽出部303で抽出された第1画像データ及び第2画像データ(本人確認書類の顔写真の静止画像データと、ユーザUの静止画像データ)に基づいて、第2画像データがユーザUを撮像した撮像画像であるか否か(顔写真の画像を流用していないか否か)を判定する。なお、第2判定部305による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
第2判定部305が、撮像データがユーザUを撮像した撮像画像であると判定した場合(S205のYES)、第3判定部306は、静止画像データ抽出部303により抽出された動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)と動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)とに基づいて、受信部301で受信した動作IDに対応する動作、換言すると、ユーザUが指示された動作を行ったか否かを判定する。なお、第3判定部306による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
第3判定部306が、ユーザUが指示された動作を行ったと判定した場合(ステップS205のYES)、第4判定部307は、動作の指示前の静止画像データ(第2画像データ)と動作の指示後の静止画像データ(第3画像データ)とに基づいて、動作の指示前及び動作の指示後の静止画像データに写ったユーザUが同一人物であるか否かを判定する。なお、第4判定部307による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
第1判定処理(S204)、第2判定処理(S205)、第3判定処理(S206)又は第4判定処理(S207)のいずれかでの判定結果がNOである場合、認証サーバ3は、認証エラー処理を行う。具体的には、認証サーバ3は、認証処理を停止するとともに、送信部309は、認証できなかった旨(認証エラー)をユーザ端末2へ送信する。また、第4判定部307が、ユーザUが指示された動作を行ったと判定した場合(S207のYES)、認証サーバ3は、認証処理を終了する。
なお、上記第1実施形態においては、認証サーバ3が、第1判定部304、第2判定部305、静止画像データ抽出部303、第3判定部306、第4判定部307の機能を有し、認証サーバ3において、認証処理を行っているが、ユーザ端末2が、第1判定部304、第2判定部305、静止画像データ抽出部303、第3判定部306、第4判定部307の機能を有し、ユーザ端末2において、認証処理を行うようにしてもよい。上記第1実施形態においては、ユーザ端末2が、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208の機能を有しているが、認証サーバ3が、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208の機能を有し、指示タイミング決定部207で決定されたタイミングで動作抽出部206により抽出された動作を動作指示部208が認証サーバ3の送信部309からユーザ端末2へ送信するようにしてもよい。
以上のように、第1実施形態に係る認証システム1は、本人確認のための認証システム1であって、本人確認書類の顔写真の撮像データ及びユーザの撮像データを取得する受信部301(第1,第2取得部)と、第1取得部により取得された撮像データと、第2取得部により取得された撮像データとに基づいて、本人確認書類の顔写真の人物と、前記ユーザとが同一人物であるか否かを判定する第1判定部304と、第1取得部により取得された撮像データと、第2取得部により取得された撮像データとに基づいて、第2取得部により取得された撮像データがユーザUを撮像した他の撮像画像の流用でないか否かを判定する第2判定部305と、を備えている。
第2実施形態では、さらに本人確認の信頼性を高めた認証システムについて説明する。以下、図面を参照して、第2実施形態に係る認証システムについて説明するが、図1から図4Bを参照して説明した第1実施形態及び変形例に係る認証システムと異なる構成について説明し、前記第1実施形態に係る認証システム及び変形例と同一の構成については重複する説明を省略する。
図5(a)に示すように、第2実施形態に係るユーザ端末2は、撮像装置制御部201、入力受付部202、表示装置制御部203、送信部204、受信部205、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、音声出力装置制御部209、記憶装置制御部210及び撮像方法指示部211などの機能を有する。なお、図5(a)に示す機能は、ユーザ端末2のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU200Gが実行することにより実現される。以下、図5(a)を参照して、第2実施形態に係るユーザ端末2の機能について説明するが撮像方法指示部211以外の機能については、第1実施形態に係るユーザ端末2と同じであるため重複する説明を省略する。
また、音声出力装置制御部209は、撮像方法指示部211による指示に基づいて、指示IDに対応する音声データを所定間隔で昇順に読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。
図5(b)に示すように、第2実施形態に係る認証サーバ3は、受信部301(第1,第2取得部)、動作指示タイミング認識部302、静止画像データ抽出部303、第1判定部304、第2判定部305、第3判定部306、第4判定部307、記憶装置制御部308、送信部309及び第5判定部310などの機能を有する。なお、図5(b)に示す機能は、認証サーバ3のROM(不図示)に記憶された管理プログラムをCPU300Cが実行することにより実現される。以下、図5(b)を参照して、第2実施形態に係る認証サーバ3の機能について説明するが静止画像データ抽出部303及び第5判定部310以外の機能については、第1実施形態に係る認証サーバ3と同じであるため重複する説明を省略する。
図6Aは、第2実施形態に係る認証システム1の処理を示すフローチャート図である(撮像処理)。以下、図6Aを参照して第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理について説明する。なお、第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理のS101E以降の処理は、図4Aを参照して説明した第1実施形態に係る認証システム1の撮像処理のステップS102以降の処理と同じであるため、ステップS102以降の処理については重複する説明を省略する。なお、図6Aには、ステップS101AからステップS101Eの処理内容を示す参考図又は文(文字)を各ステップの左隣りに記載している。
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、本人確認書類の動画の撮像を開始する。入力受付部202は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。撮像装置制御部201は、入力受付部202で受け付けられた入力操作に基づいて、撮像装置200Eを制御して撮像処理を開始する。具体的には、撮像方法指示部211は、撮像処理が開始されると、指示ID「B001」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。また、撮像方法指示部211は、撮像処理が開始されると、指示ID「B001」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B002」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B002」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B002」に対応するテキストデータ(例えば、「本人確認書類の表面を撮影してください。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B002」に対応する音声データ(例えば、「本人確認書類の表面を撮影してください。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に基づいて、本人確認書類の表面を撮像する。
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B003」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B003」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B003」に対応するテキストデータ(例えば、「表面の撮影が終わりましたら本人確認書類をひっくり返してください。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B003」に対応する音声データ(例えば、「表面の撮影が終わりましたら本人確認書類をひっくり返してください。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に基づいて、撮像を続けたまま、本人確認書類を表面から裏面へひっくり返す。
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B004」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B004」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B004」に対応するテキストデータ(例えば、「本人確認書類の裏面(うらめん)を撮影してください。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B004」に対応する音声データ(例えば、「本人確認書類の裏面(うらめん)を撮影してください。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。ユーザUは、指示に基づいて、撮像を続けたまま、本人確認書類の裏面を撮像する。
所定時間(例えば、数秒)経過後、撮像方法指示部211は、指示ID「B005」に対応するテキストデータを表示するように表示装置制御部203に指示する。同様に、撮像方法指示部211は、指示ID「B005」に対応する音声データを出力するように音声出力装置制御部209に指示する。撮像方法指示部211による指示に基づいて、表示装置制御部203は、指示ID「B005」に対応するテキストデータ(例えば、「続いて、本人動画を撮影します。」)を読み出して、表示装置200Dに表示する。また、撮像方法指示部211による指示に基づいて、音声出力装置制御部209は、指示ID「B005」に対応する音声データ(例えば、「続いて、本人動画を撮影します。」)を読み出して、音声出力装置200Fから出力する。音声出力装置200Fからは、音声データが音声として出力される。
図6Bは、第2実施形態に係る認証システム1の処理を示すフローチャート図である(撮像処理)。以下、図6Bを参照して第2実施形態に係る認証システム1の認証処理について説明するが、第1実施形態に係る認証システム1の認証処理と同じ処理については同一のステップ番号を付して重複する説明を省略する(図6BのステップS203は、「第1抽出処理」となっているが、図4BのステップS203「抽出処理」と処理内容は同じである)。
静止画像データ抽出部303は、1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)を抽出する。
第5判定部310は、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する。なお、第5判定部310による判定方法については既に述べたので重複する説明を省略する
以上のように、第2実施形態では、ユーザ端末2に本人確認書類の両面の撮影を指示する撮像方法指示部211を備え、認証サーバ3に第1撮像データから1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)を抽出する静止画像データ抽出部303と、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する第5判定部310とを備えている。
なお、第2実施形態では、静止画像データ抽出部303は、第1撮像データ、換言すると本人確認書類を表面から裏面へと裏返すところを撮像した動画から1以上の第4画像データ、換言すると、本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(例えば、本人確認書類に厚みがあることを確認可能な本人確認書類を厚み方向に斜めに傾けた画像データ)を抽出している。しかしながら、静止画像データ抽出部303は、本人確認書類を厚み方向に斜めに傾けた画像データを抽出することが難しい場合、以下のようにして対処してもよい。
また、第2実施形態及びその変形例1では、認証サーバ3に第1撮像データから1以上の本人確認書類を裏返す際の静止画像データ(以下、第4画像データともいう)を抽出する静止画像データ抽出部303と、静止画像データ抽出部303で抽出された1以上の第4画像データから本人確認書類に厚みがあるか否かを判定する第5判定部310の機能を備えることにより、本人確認書類がユーザU本人の手元にあり、ユーザU本人が指示通り本人確認書類を裏返す動作を行っているか否かを判定している。
認証サーバ3の受信部301は、ステップS303において、認証システム1のシステム管理者等からの本人確認書類に厚みがあることが確認できた旨の信号(確認OKの信号)を受信したか否かを判定する。受信部301が確認OKの信号を受信した場合(YES)、第1判定部304は、ステップS204の第1判定処理を行う。また、受信部301が確認OKの信号を受信していない場合(NO)、認証サーバ3は、ステップS208の認証エラー処理を行う。
第3実施形態では、さらに本人確認の信頼性を高めた認証システムについて説明する。以下、図面を参照して、第3実施形態に係る認証システムについて説明するが、第2実施形態及びその変形例1,2に係る認証システムと異なる構成について説明し、第2実施形態及びその変形例1,2と同一の構成については重複する説明を省略する。
図7は、第3実施形態に係るユーザ端末2の機能ブロック図である。第3実施形態に係るユーザ端末2は、撮像装置制御部201、入力受付部202、表示装置制御部203、送信部204、受信部205、動作抽出部206、指示タイミング決定部207、動作指示部208、音声出力装置制御部209、記憶装置制御部210、撮像方法指示部211及び撮像位置抽選部212などの機能を有する。
図9は、第3実施形態に係る認証システムの処理を示すフローチャート図である(撮像処理)。以下、図9を参照して第3実施形態に係る認証システム1の撮像処理について説明する。なお、第3実施形態に係る認証システム1の撮像処理のS100B以降の処理は、図6Aを参照して説明した第2実施形態に係る認証システム1の撮像処理のステップS101A以降の処理と同じであるため、ステップS101A以降の処理については重複する説明を省略する。
撮像位置抽選部212は、図8に示した画面のうちいずれの画面でユーザUに本人確認書類を撮像させるかをランダムに抽選する。換言すると、撮像位置抽選部212は、位置IDをランダムに抽選する。
表示装置制御部203は、本人確認書類の撮像において、撮像位置抽選部212でランダムに抽選された位置IDに対応する画面100を表示装置200Dに表示させる。
以上のように、第3実施形態に係る認証システム1では、図8に示した画面のうちいずれの画面でユーザUに本人確認書類を撮像させるかをランダムに抽選する撮像位置抽選部212を備え、本人確認書類の撮像において、撮像位置抽選部212でランダムに抽選された位置IDに対応する画面100を表示装置200Dに表示させている。そして、送信部204は、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像のうち、撮像枠F1の領域内の撮像データだけ、もしくは撮像枠F1以外の領域がマスキングされた撮像データを第1撮像データとして認証サーバ3へ送信している。
なお、第3実施形態では、ユーザ端末2の送信部204は、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像のうち、撮像枠F1の領域内の撮像データだけ、もしくは撮像枠F1以外の領域がマスキングされた撮像データを第1撮像データとして認証サーバ3へ送信しているが、本人確認書類の撮像において、撮像装置200Eで撮像された映像を撮像位置抽選部212で抽選された位置IDとともに送信するようにしてもよい。そして、認証サーバ3の静止画像データ抽出部303は、ユーザ端末2から送信された位置IDに応じて、第1撮像データから静止画像データを抽出(切り出す)する位置を変化させるようにしてもよい。
2 ユーザ端末
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C 入力装置
200D 表示装置
200E 撮像装置(カメラ)
200F 音声出力装置(スピーカ)
200G CPU
200H バス(BUS)
201 撮像装置制御部
202 入力受付部
203 表示装置制御部
204 送信部
205 受信部
206 動作抽出部
207 指示タイミング決定部
208 動作指示部
209 音声出力装置制御部
210 記憶装置制御部
211 撮像方法指示部
212 撮像位置抽選部
3 認証サーバ
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C CPU
300D バス(BUS)
301 受信部(第1,第2取得部)
302 動作指示タイミング認識部
303 静止画像データ抽出部
304 第1判定部
305 第2判定部
306 第3判定部
307 第4判定部
308 記憶装置制御部
309 送信部
310 第5判定部
4 ネットワーク
Claims (7)
- 本人確認書類の画像データを取得する情報処理装置であって、
撮像位置の異なる本人確認書類撮像用の画面データが複数格納された記憶部を参照し、前記撮像位置の異なる本人確認書類撮像用の画面データのいずれで前記本人確認書類を撮像させるかを抽選する撮像位置抽選部と、
前記撮像位置抽選部で抽選された位置で前記本人確認書類を撮像するように指示する撮像方法指示部と、
前記撮像方法指示部による指示に基づいて撮像された前記本人確認書類の撮像データを取得する撮像データ取得部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記撮像方法指示部は、
前記本人確認書類の表面及び裏面を撮像するように指示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記撮像方法指示部は、
前記本人確認書類の表面及び裏面を撮像する際に、前記本人確認書類をひっくり返すよう指示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記撮像方法指示部は、
前記本人確認書類の厚みがわかるように、前記本人確認書類を斜めに傾けた状態で撮像するよう指示することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記撮像方法指示部は、
動画により前記本人確認書類を撮像するよう指示することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。 - 本人確認書類の画像データを取得する情報処理方法であって、
撮像位置抽選部が、撮像位置の異なる本人確認書類撮像用の画面データが複数格納された記憶部を参照し、前記撮像位置の異なる本人確認書類撮像用の画面データのいずれで前記本人確認書類を撮像させるかを抽選する工程と、
撮像方法指示部が、前記撮像位置抽選部で抽選された位置で前記本人確認書類を撮像するように指示する工程と、
撮像データ取得部が、前記撮像方法指示部による指示に基づいて撮像された前記本人確認書類の撮像データを取得する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 本人確認書類の画像データを取得する情報処理プログラムであって、
コンピュータを、
撮像位置の異なる本人確認書類撮像用の画面データが複数格納された記憶部を参照し、前記撮像位置の異なる本人確認書類撮像用の画面データのいずれで前記本人確認書類を撮像させるかを抽選する撮像位置抽選部、
前記撮像位置抽選部で抽選された位置で前記本人確認書類を撮像するように指示する撮像方法指示部、
前記撮像方法指示部による指示に基づいて撮像された前記本人確認書類の撮像データを取得する撮像データ取得部、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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