JP2003317100A - 情報端末装置、認証システム、及び登録・認証方法 - Google Patents

情報端末装置、認証システム、及び登録・認証方法

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JP2003317100A
JP2003317100A JP2002224573A JP2002224573A JP2003317100A JP 2003317100 A JP2003317100 A JP 2003317100A JP 2002224573 A JP2002224573 A JP 2002224573A JP 2002224573 A JP2002224573 A JP 2002224573A JP 2003317100 A JP2003317100 A JP 2003317100A
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伸 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末装置を用いた個人認証において、カ
メラを用いて生体情報を抽出する際に、撮影条件が変わ
ったときでも、認証結果が異ならないようにする。 【解決手段】 ユーザーの生体情報を入力する入力手段
1と、入力した生体情報を表示する生体情報確認手段5
と、入力した生体情報をもとに予め登録されたユーザー
を認証するための認証手段4を備える。生体情報確認手
段5は、表示手段2と、入力した生体情報の大きさや位
置を指定するための指標を表示する指標表示手段3を備
える。この指標表示手段3は、ユーザーが入力した生体
情報の状況を確認する機能と、生体情報を入力する際に
入力する生体情報の大きさや位置を指定する機能を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーの生体情
報を用いて個人認証を行う機能を有する情報端末装置、
認証システム、及び登録・認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の個人認証を行う機能を有する情報
端末装置及び認証システムにおけるユーザー認証の手段
は、アクセストークン型と記憶データ型の2つに分類さ
れる。アクセストークン型には、スマートカード、クレ
ジットカード、キー等があり、記憶データ型にはパスワ
ード、ユーザー名、個人認証番号等がある。
【0003】アクセストークン型の問題点は容易に紛失
したり、盗まれることにある。一方、記憶データ型の問
題点は忘れる、あるいは忘れるのを恐れて安易なデータ
を設定することにある。両者を組み合せた手段を用いる
ことによって安全性は高まるが、同様の問題点は残る。
【0004】バイオメトリクス技術は身体の特徴(生体
情報)を個人認証の手段とする技術であり、上記のよう
な紛失の問題、記憶の問題の解決が可能となる。具体的
な生体情報として、指紋、手形、顔、虹彩、網膜、声紋
等が知られている。
【0005】顔画像を利用したユーザー認証としては、
テレビ電話装置のように装置本来の機能実現のために必
要な撮像手段(テレビカメラ)を装備した携帯型情報処
理装置で、この撮像手段から取り込まれる画像データを
利用してセキュリティ機能を実現する携帯型情報処理装
置(特開2000−137809号公報)などが知られ
ている。
【0006】また、近年、急速に普及している携帯電
話、あるいは携帯型パソコンにおいても、画像の入出力
機能と画像伝送機能を付加することにより、上記従来例
のユーザー認証技術を利用することも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では予め登録されたユーザーの顔画像データ(また
は顔画像データから抽出した特徴パラメータ)と、認証
する際に入力するユーザーの顔画像データ(または顔画
像データから抽出した特徴パラメータ)とを照合するこ
とによりユーザー認証を行うため以下のような課題が存
在する。
【0008】(1)認識精度の課題 例えば、携帯端末に取り付けたカメラを使って顔といっ
た生体情報を抽出する場合、照明条件が変わる、背景が
変わる、あるいは自分の顔を取り込むカメラの方向、距
離が変わるため、登録した画像と同一人物であるという
認識結果を得ることが難しくなる。つまり、本人が認証
拒否される機会が従来のアクセストークン型、記憶デー
タ型に比べ増えるという問題が発生する。
【0009】(2)生体情報の認識にかかるセキュリテ
ィの課題 例えば顔認識を行うための顔画像を入力する際、本人で
はなく、他人が本人の写真を用いて本人になりすますと
いった問題が考えられる。
【0010】本発明は上記2つの課題を解決するため
の、顔画像などの生体情報入力インタフェースを有する
情報端末装置、認証システム、及び登録・認証方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの従来の課題を解
決する本発明に係る情報端末装置は、ユーザーの生体情
報を入力するための入力手段と、その入力した生体情報
を表示する表示手段と、その入力した生体情報をもとに
予め登録されたユーザーを個人認証するための認証手段
とを有し、その表示手段は入力した生体情報の大きさや
位置を指定するための指標を表示することを特徴とす
る。
【0012】そのように入力する生体情報の大きさや位
置を指定するための指標を表示するとともに入力した生
体情報の結果を表示することによって、ユーザーが、照
明の当たり方、および入力した顔の大きさ、向きなどの
ずれを確認できる入力インタフェースを提供することに
より、簡単に照明条件、カメラの方向、距離、顔などの
位置を調節することができ、ユーザーの認証に適した条
件で生体情報を取り込むことが可能となる。
【0013】また、上記情報端末装置と、その情報端末
から通信網を介して入力した生体情報をデータベースに
登録し、その生体情報と、既に登録されたデータベース
からの各生体情報とから各個人の識別関数を学習する学
習手段と、その生体情報及び各個人の識別関数とIDを
管理するシステム管理手段とを有する登録用サーバーと
を具備することにより、精度の高い認証システムが可能
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の情報端末装置は、入力さ
れたユーザーの生体情報を表示する表示手段と、その生
体情報をもとに予め登録されたユーザーを個人認証する
ための認証手段とを有し、その表示手段はその生体情報
の大きさと位置を指定するための指標を表示している。
これにより、生体情報の入力を正確に行うことができ
る。
【0015】また、本発明の情報端末装置は、その生体
情報は、ユーザーの顔画像、及びユーザーの顔画像と音
声のいずれか一方である。これにより、入力はカメラや
マイクを使った非接触入力ができ、特別な入力装置を必
要としない。
【0016】また、本発明の情報端末装置は、その指標
が、両目の位置を規定している。これにより、認証に適
したサイズと顔向きの顔画像を入力することができると
いう作用を有する。
【0017】また、本発明の情報端末装置は、生体情報
を評価する評価手段を更に備えている。これにより、抽
出した生体情報の認証対象としての適否を判定すること
が出来、ユーザーに指示すべき内容を決定することが可
能になる。
【0018】また、本発明の情報端末装置の評価手段
は、顔位置検出、顔サイズ検出、顔向き検出、光源方向
検出及び、瞬き検出の少なくともいずれか一つを有して
いる。これにより、抽出した生体情報の認証対象として
の適否を判定することが出来、ユーザーに指示すべき内
容を決定することが可能になる。
【0019】また、本発明の情報端末装置は、生体情報
を入力する際に、ユーザーに指示を与える指示手段を、
更に備えている。これにより、抽出精度を上げるために
ユーザーが適当な対応を行うことができる。
【0020】また、本発明の情報端末装置は、その指示
手段は、瞬きを行う指示、体の向きを変える指示、顔を
上下または左右に動かす指示及び、位置を移動する指示
のうちのいずれかを与える。これらにより、写真を使っ
て本人に成りすますのを牽制することや、顔にあたる照
明の条件を変えることにより認証精度を向上させること
や、顔の上下または左右の向きが原因となる認証精度の
低下を防ぐことができる。
【0021】また、本発明の情報端末装置の指示手段に
おいて、ユーザーに与える指示は、評価手段における検
出結果をフィードバックする指示である。これによっ
て、評価手段が評価結果により決定した指示をユーザー
に伝えることができる。
【0022】また、本発明の情報端末装置は、顔画像を
鏡像に変換して表示している。これにより、カメラから
取り込んだ自分自身の顔の位置を中央に合わせやすくす
ることができる。
【0023】また、本発明の情報端末装置は、通信手段
を備えた携帯情報端末や、携帯型パソコンおよび携帯電
話のいずれかである。これにより、携帯型の端末により
どこでも生体情報の入力を正確に行うことができる。
【0024】また、本発明の情報端末装置は、指標が2
つ以上の、点、円、十字あるいは多角形である。これに
より、生体情報の大きさと位置を正確に指定することが
できる。
【0025】本発明の認証システムは、本発明の情報端
末装置と、その情報端末装置から通信網を介して入力し
た生体情報をデータベースに登録し、その生体情報と既
に登録されたデータベースからの各生体情報から各個人
の識別関数を学習する学習手段と、その生体情報及びそ
の識別関数とIDを管理するシステム管理手段とを有す
る登録用サーバーとを具備している。これにより、ネッ
トワーク上のサービス、例えば、電子商取引、エレクト
ロニックバンキングにアクセスするための個人認証手段
としての機能できる。
【0026】また、本発明の認証システムは、個人の生
体情報が、一定期間毎に更新される。これにより、一定
期間毎に個人の生体情報を更新され、安全性が確保でき
る。
【0027】また、本発明の認証システムは、登録用サ
ーバーが、各情報端末装置に、一定期間毎に個人の生体
情報を更新するように促している。これにより、より安
全な認証が可能となる。
【0028】また、本発明の登録・認証方法は生体情報
の大きさと位置を指定するための指標を表示するステッ
プと、この指標に基づいて入力されたユーザーの生体情
報を表示するステップと、この生体情報が指標に対して
許容するか否かを評価するステップと、この評価結果が
許容範囲でない場合はユーザーに改善のための指示を与
え、許容範囲内の場合は生体情報を登録処理あるいは、
予め登録された情報を基に認証処理するステップと、登
録処理あるいは認証処理後に顔の向きを変える指示と瞬
きを行う指示との少なくともいずれか一つを指示し、指
示通りに変更したかを認識する本人へのなりすましの検
出をするステップと、このなりすましを検出したときに
登録処理あるいは認証処理を中止するステップとを有し
ている。これにより、顔画像の抽出精度が向上し、登録
や認証の正確さを増すことができる。また、他人が本人
になりすましていても区別しやすくなる。
【0029】また、本発明の登録・認証方法は、顔の向
きを変える指示と瞬きを行う指示との少なくとも1つを
ランダムに指示する。これにより、なりすまし検知をよ
り効果的に行うことができる。
【0030】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における認証機能を有する情報端末装置の機能構
成図を示す。図1における情報端末装置6は、生体情報
を入力する入力手段1と、ユーザーが入力した生体情報
の状況を確認する生体情報確認手段5と入力した生体情
報を評価する評価手段7と、ユーザーにこの評価結果に
従った指示を与える指示手段8と、評価された生体情報
をもとに予め登録されたユーザーを認証するための認証
手段4とを備えその生体情報確認手段5は入力した生体
情報を表示する表示手段2と、入力した生体情報の大き
さや位置を指定するための2つの点等の指標を表示する
指標表示手段3とから構成されている。ここで指標とは
両目の位置を合わせるための印であり、図22(A)に
示すような2つ点の他に、図23(A)に示すような円
や、図23(B)に示すような十字や、図23(C)に
示すような多角形などであるが、位置を決めるための印
となるものであればよく、これらに限定されるものでは
ない。
【0032】本発明の情報端末装置6としては、携帯情
報端末(PDA)、携帯電話、携帯型パソコン等が含まれ
るが、これに限定されるものではない。
【0033】図2は、本発明の実施の形態1における情
報端末装置の1例として携帯電話1001を使った顔に
よる個人認証の登録・認証システムの構成を示し、以下
に説明する。
【0034】このシステムは携帯電話1001と、登録
用サーバー201とがネットワーク101で接続された
構成になっている。登録用サーバー201は顔認証用に
登録した画像を用いて学習を行う機能を備えており、シ
ステム管理部202、顔画像登録・更新部203、顔画
像データベース204、データ入出力部205から構成
されている。データ入出力部205は携帯電話1001
から送信されるデータの受信と、登録用サーバー201
で処理した結果を携帯電話1001に送信する機能を備
えている。
【0035】システム管理部202は、顔画像の登録に
関わる個人情報の管理と登録処理の管理を行う機能を備
え、個人情報管理部206と登録ログ管理部207とか
ら構成される。個人情報管理部206は個人情報とし
て、所有者氏名、携帯電話番号、利用者氏名とユーザー
IDを管理する機能を備え、登録ログ管理部207は、
ユーザーID、登録画像ID、登録日、更新日、学習結
果IDを管理する機能を備えている。顔画像登録・更新
部203は、登録顔画像を用いて学習を行い、入力画像
に対し、本人かどうかを判定する関数を求める機能を備
えている。顔画像データベース204は、登録顔画像や
学習によって得られた関数を蓄積する機能を備えてい
る。なお、携帯電話1001にはICカード50が装着
可能になっている。
【0036】また、図3は情報端末装置としてカメラ付
き携帯電話1001の概観図である。図3においてカメ
ラ付き携帯電話1001は、スピーカー11、ディスプ
レイ12、顔画像を取り込むためのカメラ13、マイク
14、アンテナ15、ボタン16、ICカード50、I
Cカード読取りインタフェース51から構成されてい
る。カメラ付き携帯電話1001の全体のデータ処理は
図5に示すデータ処理部17で行う。データ処理部17
は機器制御部18およびデータ記憶部19からなる。
【0037】図5は、本発明の実施の形態1におけるカ
メラ付き携帯電話1001の機能構成を示している。
【0038】図5において、データ処理部17は、カメ
ラ13やマイク14やボタン16からの入力データ、あ
るいはICカード50からICカード読取りインタフェ
ース51を介して入力したデータを処理し、スピーカー
11やディスプレイ12やアンテナ15に出力する機能
を備え、機器制御部18とデータ記憶部19から構成さ
れている。機器制御部18は様々なプログラムを用いて
データを処理するだけでなく、携帯電話1001の機器
制御も行う。データ記憶部19は、機器制御部18で用
いる様々なプログラムと、カメラ13やマイク14やボタ
ン16から入力したデータと、機器制御部18で処理した
結果データを蓄積できる。
【0039】顔認証部20は、登録画像を学習した結果
を記憶する学習済み関数記憶部22と、ICカード50
から読み込んだ登録画像と学習済み関数記憶部22から
読み込んだ学習結果を用いて、カメラ13から取り込ん
だ顔画像の認証を行う認証部21とから構成されてい
る。
【0040】図5の個人認証機能つき携帯電話1001
において、カメラ13は入力手段1を構成し、ディスプ
レイ12は表示手段2と指標表示手段3とを構成し、ス
ピーカー11あるいはディスプレイ12は指示手段8を
構成し、データ処理部17は評価手段7を構成し、顔認
証部20は認証手段4を構成している。
【0041】次に、本発明の実施の形態1の動作につい
て説明する。
【0042】まず、登録の動作を図6(A)、図7及
び、図8を用いて説明する。図6(A)は、顔画像の登
録シーケンスを表しており、携帯電話1001と登録用
サーバー201との間のコマンド、携帯電話1001で
の顔画像抽出処理601、登録用サーバー201での顔
画像学習処理602から構成されている。
【0043】顔画像抽出処理601では、テンプレート
マッチングにより、顔領域の抽出処理を行う。テンプレ
ートマッチングの処理は以下のとおりである。予め複数
の画像から顔領域を抽出し、顔領域画像の濃淡パターン
からなる特徴ベクトルxの平均ベクトルxmを標準パタ
ーンとして用意する。入力画像(N×M画素)の中心座標
(Xc、Yc:0<Xc<M、0<Yc<N)が、縦n画素、横m画
素(N>n、M>m)のサイズで切り出す画像の中心とな
るように入力画像を切り出し、それを標準パターン画像
と同じサイズに変換する。その後、濃淡パターンからな
る特徴ベクトルxiを算出し、標準パターンの特徴ベク
トルxmと入力画像の特徴ベクトルxiの類似度(例え
ば、後述のユークリッド距離の逆数)が、予め設定した
しきい値以上であったら、顔画像抽出結果として出力す
る。また、同様の手法を用いて、顔領域抽出の後に、目
の抽出機能を有することも可能である。
【0044】携帯電話1001のボタン6を操作するこ
とにより、機器制御部18はデータ記憶部19から登録
用プログラムを読み出し、そして実行する。ただし、本
人以外が操作するのを避けるため、本人だけが記憶して
いる番号を入力した場合のみ、登録用プログラムを読み
出す。機器制御部18は登録用サーバー201に登録要
求603を送信し、登録用サーバー201からの要求受
付応答604を受信すると顔画像抽出処理601を開始
する。
【0045】一方、登録用サーバー201は登録要求6
03を受信すると、システム管理部202が個人情報の
照合を行い、新規登録か、登録情報の更新かを判断す
る。新規登録の場合は、受信した個人情報を追加し、登
録ログを新規に作成する。登録準備が完了すると、登録
用サーバー201は登録要求受付IDを含む要求受付応
答604を携帯電話1001へ送信する。
【0046】顔画像抽出処理601について図7、図2
2(A)、図22(B)を用いて説明する。
【0047】図7は、顔画像抽出処理601のフロー図
である。機器制御部18はディスプレイ12の表示切替
え(現在の表示からカメラ入力表示への切替え)を行う
(step1)。カメラ入力表示への切替え時には、ディ
スプレイ12にカメラ入力画像の左右反転した鏡像を表
示する。機器制御部18はディスプレイ12に顔あるい
は目の位置を決めるための2つの点などの指標2217
を表示する(step2)。なお、この目の位置を示す2
点の間隔及び画面上の表示位置は、サンプル顔画像の目
の間隔の平均値から求めるのが好ましい。
【0048】そして次に、カメラ13から入力する登録
者の顔が画面いっぱいに収まるように指示を出す(st
ep3)。指示の方法は、ディスプレイ12に指示を表
示する、あるいはスピーカー11を使って音声で指示を
行う。
【0049】次に、機器制御部18は生体情報を取り込
み(step4)、この生体情報と予め用意してあるテ
ンプレートとのマッチング処理を行う(step5)。
この処理で求めた類似度と所定のしきい値との比較を行
い(step6)、類似度が小さい場合は生体情報が正
常でないと判断し、ユーザーに改善のために顔の向きを
変える、顔を上下あるいは左右に動かす、体の向きを変
える、位置を移動するといった指示を出し(step
7)、step4に戻る。
【0050】類似度が大きい場合は生体情報が正常であ
ると判断し、次に顔の向きを変える、あるいは瞬きをす
るといった本人へのなりすましを防止するための指示を
出す(step8)。この指示の結果、なりすましであ
ると検出した場合は登録処理を終了し、検出しなかった
場合はstep12へ進む。このなりすまし防止の指示
は顔の向きを変える指示と、瞬きをする指示との少なく
ともいずれかひとつをランダムに行うのが好ましい。こ
れはなりすまし防止に対する準備を行う機会を、少なく
することができるからである。
【0051】図22(A)は入力顔画像の例で、入力顔
画像が小さく、かつ、2つの点等の指標2217からず
れている場合の例である。機器制御部18が顔画像抽出
処理601にて、顔領域2218、および目を抽出し
(step4)、抽出した目の中心座標2219と前述
の指標2217との距離が、予め設定したしきい値より
も大きいことを検出した(step5)場合は、前述の
ように顔を上下あるいは左右に動かすようにディスプレ
イ12、あるいはスピーカー11より指示を出す(以下
「顔(目)位置検出」という)(step7)。次に、
テンプレートとして指標と同一サイズの顔画像および、
指標より大きい例えば、指標プラスしきい値のサイズの
顔画像、あるいは小さい例えば、指標マイナスしきい値
のサイズの顔画像をあらかじめ用意しておき、入力画像
から抽出した顔画像とそれぞれのサイズのテンプレート
顔画像との間で前述のテンプレートマッチングの場合と
同様にして類似度の算出を行い、入力画像と指標と同一
サイズのテンプレート間の類似度が、大きいサイズのテ
ンプレート間との類似度よりも低い場合(step6)
には、カメラから遠のくようにディスプレイ12あるい
はスピーカー11より指示を出し(step7)、入力
画像と指標と同一サイズのテンプレート間の類似度が、
小さいサイズのテンプレート間との類似度よりも低い場
合(step6)には、カメラに近づくように指示を出
す(以下「顔サイズ検出」という)(step7)。こ
のように検出結果をフィードバックした指示を出すこと
が可能である。また、このようなテンプレートを用いな
い方法としては、抽出した左目の中心座標と左目の指標
2217との距離と、右目の中心座標と右目の指標22
17との距離とがそれぞれしきい値よりも大きいか小さ
いかを検出したり、あるいはしきい値との差分の比率を
算出することにより、顔を上下左右あるいは近づくこと
や遠のくことの指示をだすことができる。
【0052】また、上記の例では、顔(目)位置検出の
後に、顔サイズ検出を行っているが、逆の手順も可能で
ある。
【0053】そして、入力顔画像が図22(B)に示す
ような認識処理のために適当な位置、および大きさとな
るように、顔画像取り込み(step4)からマッチン
グ処理(step6)までと指示(step7)とを繰
り返す。なお、顔あるいは目の位置を決めるための指標
2217は、位置を決めるための指標となるものであれ
ば限定されるものではない。
【0054】前述の機器制御部18の動作は、顔(目)
位置と顔サイズの検出を適用した場合の例であるが、更
に以下のようにして「顔向き検出」を適用することも可
能である。
【0055】顔向き検出では、あらかじめテンプレート
として正面および、例えば上、下、左、右、左上、右
上、左下、右下等、複数の向きの顔画像を用意して入力
画像から抽出した顔画像とそれぞれの向きのテンプレー
ト顔画像との間で前述と同様に類似度の算出を行い、入
力画像と正面の顔画像のテンプレート間の類似度が、他
の向きのテンプレート間との類似度よりも低い場合に
は、同様に顔の向きを移動する、あるいは体の向きを移
動するよう指示を出す。
【0056】また、光源方向が正面および、例えば上、
下、左、右、左上、右上、左下、右下等、光源方向が異
なる複数の顔画像をあらかじめテンプレートとして用意
することにより、顔向き検出と同様な手法で光源方向を
検出し、光源方向が正面でない場合は同様に顔の向きを
移動する、あるいは体の向きを移動するよう指示を出す
ことも可能である(以下「光源検出」という)。
【0057】以上の顔(目)位置検出、顔サイズ検出、
顔向き検出及び、光源方向検出はシーケンシャルに行う
ことも、またこれら全てのテンプレートを同時に比較し
てまとめて指示を出すことも可能である。
【0058】なお、顔(目)位置検出と顔サイズ検出を
行った後に、顔向き検出や光源方向検出を行う場合に
は、後述するKL展開による類似度比較を行うほうが上
記のテンプレートマッチングによるものよりも好まし
い。
【0059】さらに、本人になりすまして登録や認証を
することの防止のために目の抽出機能を有する場合は、
スピーカー11あるいはディスプレイ12より瞬きをす
る指示を出し(step8)、機器制御部18で瞬きを
検出する(step9)ことも可能である。但し、この
検出は顔(目)位置検出、顔サイズ検出を行って正しい
位置にユーザーが移動した後に行う必要がある。
【0060】この瞬き検出(step9)は以下のよう
にして行う。すなわち、あらかじめテンプレートとして
目を開いている目画像、および目を閉じている目画像を
用意して、時間的に連続する入力画像から抽出した目画
像に対してそれぞれテンプレート画像との間で前述と同
様にして類似度の算出を行い、類似度の値により入力画
像が目を開いている状態か、閉じている状態かの判定を
行う。そして、入力画像の目の開閉の状態が、目を開い
ている→目を閉じている→目を開いているという状態の
時間シーケンスが検出された場合、瞬きをしたものと判
定する。この判定で瞬きを検出しなかった場合、本人へ
のなりすましをしていると判断し、登録を終了する。ま
た、このなりすまし防止の方法としては、前述した顔向
き検出や光源方向検出も有効である。これらにより、例
えば顔写真を用いてなりすまそうとすることを防止でき
る。
【0061】以上のように、生体情報の大きさを指定す
ることにより、入力される生体情報の画像の解像度を、
認証に必要な所定の値で得ることができるようになる。
また、生体情報の位置を指定することにより、認証の対
象である生体情報のみを正確に抽出することができるよ
うになり、ノイズの少ない良好な情報を入手できるとい
う効果が得られる。これら、大きさと位置の両方を指定
することによってはじめて、解像度の高い、ノイズが少
ない、認証に最適な生体情報を得ることが出来るように
なる。
【0062】更に、顔を上下または左右に動かす指示を
行うことにより、顔の向きや光源方向などによる認証精
度の低下を防ぐことも可能になる。
【0063】また、これらの指定により、取得する顔画
像の大きさと位置を、登録時と認証時で一致させること
が可能になり、これによっても認証性能を向上させるこ
とができる。
【0064】更に、瞬きを行う指示、体の向きを変える
指示、顔を上下または左右に動かす指示及び、位置を移
動する指示のうちの少なくともいずれかひとつを与える
ことにより、写真を使って本人に成りすますのを牽制す
ることも可能になる。
【0065】次に、機器制御部18は入力された顔画像
を圧縮し(step10)、データ記憶部19に十分な記
憶容量がない場合(step11)はstep13へ進
み、十分な記憶容量がある場合(step11)は一旦
データ記憶部19に蓄積する(step12)。そして、
登録に必要な個人情報、登録要求受付IDとともに顔画
像情報を登録用サーバー201に送信する(step1
3)。ここで、登録に必要な個人情報とは、個人情報管
理部206で管理している情報である。
【0066】登録用サーバー201は、顔画像情報60
5を受信すると、顔画像登録処理を開始する。
【0067】以下、顔画像登録処理を説明する。登録用
サーバー201は、顔画像を顔画像データベース204
に記録し、顔画像受信応答606を携帯電話1001に
送信する。一方、顔画像受信応答606を送信した登録
用サーバー201において、システム管理部202は顔
画像登録・更新部203に登録画像IDを渡す。登録画
像IDを受け取った顔画像登録・更新部203は顔画像
データベース204から登録画像を読み出し、学習処理
602を行う。
【0068】学習処理602のフロー図を図8に示す。
【0069】学習処理602では、まず登録画像から生
成したベクトルを顔画像データベース204から読み出
し、複数の顔画像の濃淡パターンからなる特徴ベクトル
fの分散共分散行列Wを用い、(式1)から固有ベク
トルlfを算出しておく。
【0070】(W−λjI)lj=0 (1) ここで、λは固有値、Iは単位行列である。
【0071】さらに固有値寄与率Cjを(式2)から算
出し、その上位n個の固有ベクトルからなる行列A=(l
1、l2、・・・・、ln)を変換行列(以下、この変換
行列を学習済み関数と呼ぶ)として求める(step1
4)。
【0072】Cj=λj/tr(W) (2) また、ここで、tr(W)は分散共分散行列Wのトレー
スを意味する。
【0073】この学習済み関数は、ユーザーの識別に使
用される識別関数である。
【0074】次に、本人の登録画像のベクトルxs
(式3)とから、本人の登録画像の特徴ベクトルys
生成する。この固有空間にマッピングするための学習済
み関数Aが学習結果となる(step15)。
【0075】ys=Ats (3) これらstep14及びstep15の処理をKL展開
(Karhunen-Loeve 展開)と呼ぶ。学習処理602が終
了すると、顔画像登録・更新部203はシステム管理部
202にこの学習結果と判定のためのしきい値を渡す。
システム管理部202は学習結果IDを、学習結果と判
定のためのしきい値に付与し、顔画像データベース20
4に蓄積する。さらに、システム管理部202はデータ
入出力部205を介して学習結果と判定のためのしきい
値を登録完了応答607として携帯電話1001に送信
する。
【0076】携帯電話1001において、機器制御部1
8は登録用サーバー201からの顔画像受信応答606
を受信すると、データ記憶部19に記録した顔画像を消
去する。また、登録完了応答607を受信すると、デー
タ処理部17は受信した学習結果と判定のためのしきい
値を学習済み関数記憶部22に記録する。機器制御部1
8はユーザーに登録が完了したことをスピーカー11ま
たはディスプレイ12を用いて伝える。機器制御部18
は登録処理を終了し、デフォルトの状態に復帰する。デ
フォルトの状態とは、携帯電話1001の電源を入れた
時の初期状態と同様の状態である。
【0077】なお、登録用サーバー201は、顔画像デ
ータベース204に蓄積した画像の中から本人の画像を
1枚抽出し、登録画像または登録画像の特徴ベクトルを
ICカード50に書き込む。この時、登録画像以外に個
人情報もICカード50に書き込む。ICカード50は
本人に送付される。
【0078】なお、登録用サーバー201は、以前に登
録された以降、一定期間経過後に新たに入力した本人の
画像をICカード50に書き込む、あるいは、一定期間
経過するごとに携帯電話1001を経由してユーザーに
登録画像を入力するよう促す機能を有する。
【0079】次に、認証の動作について図9(A)と図
9(B)を用いて説明する。
【0080】携帯電話1001のボタン16を操作する
ことにより、機器制御部18はデータ記憶部19から認
識用プログラムを読み出し、実行する。また、ユーザー
は登録画像が記録されたICカード50をICカード読
取りインタフェース51に挿入する。
【0081】顔画像抽出処理901と顔画像認識処理9
02のフロー図を図10に示す。
【0082】まず、登録時と同様に顔画像抽出処理90
1を行う(step21)。
【0083】次に、顔画像を使った顔画像認識処理90
2を行う。機器制御部18は顔認証部20に対して顔画
像認識処理902の開始を指示する(step22)。こ
の開始指示(step22)には抽出した顔画像の格納位
置が含まれる。認証部21は抽出画像のベクトルを生成
する(step23)。
【0084】同様に、機器制御部18は登録画像をIC
カード50から読み出し、登録画像のベクトルを生成す
る(step24)。ただし、あらかじめ登録画像の特徴
ベクトルが生成され、ICカード50に記録されている
場合にはこの処理は不要である。
【0085】機器制御部18は、学習済み関数記憶部2
2から学習済み関数Aと判定のためのしきい値を読み出
す。登録画像のベクトルxsと抽出画像のベクトルxi
学習済み関数Aを用いて、登録画像の特徴ベクトルys
を(式3)から、そして、抽出画像の特徴ベクトルyi
を(式4)からそれぞれ求める(step25)。
【0086】yi=Ati (4) 求められた登録画像の特徴ベクトルysと抽出画像の特
徴ベクトルyiを用いて類似度を計算し、類似度がしき
い値より大きいか小さいかによって本人かどうかを判定
する。類似度は、登録画像と入力画像、それぞれのベク
トルに対して、KL展開を行った結果である特徴ベクト
ルys、yiを用いて、例えば、出力結果のユークリッド
距離dの逆数として求める。認証部21は判定結果を機
器制御部18に送信する(step26)。
【0087】ここで、ユークリッド距離dは、(式5)
によって求められる。
【0088】
【数1】
【0089】本人と判定された場合、機器制御部18は
携帯電話1001のプログラムを全て有効にする(st
ep27)。本人と判定されなかった場合、step2
1に戻る。
【0090】なお、上記実施の形態1では、本人の登録
画像としきい値を用いて本人かどうかの判定を行ってい
たが、しきい値を用いない方法もある。登録画像とし
て、本人の画像と他人の画像を複数枚用い、抽出した画
像と本人の画像との類似度が最も大きい場合に本人と判
定し、他人の画像との類似度が最も大きい場合には他人
と判定してもよい。
【0091】また、このstep21の顔画像抽出処理
を再度行う際に、顔を上下、あるいは左右に動かすなど
の指示を与えることも出来る。この指示は先の認証処理
において検出した顔画像の向きに基づいて行うことが可
能である。
【0092】認証機能付携帯電話1001は、この顔画
像認識処理902の結果を認識成功通知903として、
登録用サーバー201に送信する。また、図9(B)に
示すように、この顔画像認識処理902の結果が認証失
敗であったとき、認証機能付携帯電話1001は登録用
サーバー201に認識失敗通知904を送信する。
【0093】なお、実施の形態1では、情報端末装置と
して通信機能を有する携帯電話1001を用いたが、図
7のstep1からstep12に示した顔画像抽出処
理601はこれに限らず通信機能を有しない情報処理装
置においても同様の機能を実現し、効果を得ることがで
きる。すなわち、図7に示した顔画像抽出処理601は
認証部21による認証結果が精度良く行えるように機器
制御部18がユーザーに指示を与えたり、ディスプレイ
に指標を表示しており、これらの機能の実現には通信機
能は関係していない。
【0094】また、本実施の形態1では登録および認証
のための情報端末として、機器制御部18が入力画像か
ら抽出した顔画像を評価し、その結果をもとにして、ユ
ーザーに指示を出す処理を示した。しかし、登録機能を
有せず、認証機能のみを有する情報端末では、機器制御
部18が有する評価機能を認証部21が有し、この認証
部21にて認証に失敗し、再認証のために画像入力を行
う際に同様な指示を出す処理とすることも可能である。
【0095】なお、本実施の形態1では機器制御部18
や認証部21が入力画像を評価する機能を有している
が、この機能は必須ではなく単にユーザーが指標に顔あ
るいは目を合わせるように指示し、認証の結果を通知す
ることも可能である。
【0096】(実施の形態2)図11は、本発明の実施
の形態2における複数認証機能付き携帯電話の機能構成
図を示す。また、図12は、本発明の実施の形態2にお
ける登録・認証システムを示すシステム構成図を示す。
実施の形態2において、実施の形態1との構成の違い
は、携帯電話1002の構成と登録用サーバー301の
構成であり、その他は同じ構成となっている。したがっ
て、実施の形態2では実施の形態1と異なる構成につい
てのみ図11と図12を用いて説明する。
【0097】携帯電話1002と携帯電話1001との
構成の違いは、携帯電話1002が話者の声を用いて認
証を行う話者認証部23が追加されている点である。話
者認証部23は登録音声を学習した結果を記憶する学習
済み関数記憶部25と、ICカード50からICカード
読取りインタフェース51により読み込んだ登録音声と
学習済み関数記憶部25から読み込んだ学習結果を用い
て、マイク14から入力した話者の音声の認証を行う認
証部24とから構成されている。
【0098】また、登録用サーバー301と登録用サー
バー201の構成の違いは、登録用サーバー301が顔
画像を蓄積するための顔画像データベース204が顔画
像と音声を蓄積する顔画像・音声データベース302に
なっている点と音声の学習処理を行う音声登録・更新部
303が追加されている点である。
【0099】次に、本発明の実施の形態2の動作につい
て図6(B)を用いて説明する。顔画像の登録動作は実
施の形態1と同様である。ここでは音声の登録動作を説
明する。
【0100】図6(B)は、音声の登録シーケンスを表
しており、携帯電話1002と登録用サーバー301と
の間のコマンド、携帯電話1002での音声抽出処理6
08、登録用サーバー301での音声学習処理609か
ら構成されている。
【0101】携帯電話1002のボタン16を操作する
ことにより、顔画像登録時と同様に、機器制御部18は
データ記憶部19から登録用プログラムを読み出し、実
行する。ただし、本人以外が操作するのを避けるため、
本人だけが記憶している番号を入力した場合のみ、登録
用プログラムを読み出す。
【0102】機器制御部18は登録用サーバー301に
生体情報を音声として、登録要求610を送信し、登録
用サーバー301からの要求受付応答611を受信する
と音声抽出処理608を開始する。一方、登録用サーバ
ー301は登録要求を受信すると、システム管理部20
2が個人情報の照合を行い、新規登録か、登録情報の更
新かを判断する。新規登録の場合は、受信した個人情報
を追加し、登録ログを新規に作成する。登録準備が完了
すると、登録用サーバー301は登録要求受付IDを含
む要求受付応答611を携帯電話1002へ送信する。
【0103】音声抽出処理608について図13を用い
て説明する。機器制御部18は登録開始の指示をディス
プレイ12に表示する、あるいはスピーカー11を使っ
て音声で指示を行う(step51)。
【0104】ユーザーは指示に従ってマイク14から音
声を入力する。機器制御部18は入力された音声を圧縮
し(step52)、データ記憶部19に十分な容量があ
れば圧縮した音声を一旦データ記憶部19に蓄積する
(step53)。登録に必要な個人情報、登録要求受付
IDとともに音声情報612は公開鍵暗号方式を用いて
暗号化し(step54)、登録用サーバー301に送信
する(step55)。ただし、データ記憶部19に十分
な記憶容量がない場合は、蓄積処理を行わない。
【0105】登録用サーバー301は、音声を顔画像・
音声データベース302に記録し、音声受信応答613
を携帯電話1002に送信する。一方、受信応答を送信
した登録用サーバー301において、システム管理部2
02は音声登録・更新部303に登録画像IDを渡す。
登録画像IDを受け取った音声登録・更新部303は顔
画像・音声データベース302から登録音声を読み出
し、音声学習処理609を行う。
【0106】音声学習処理609のフロー図を図14に
示す。まず、顔画像・音声データベース302から読み
出した登録音声の声紋グラフを作成する(step10
1)。声紋グラフとは、音声の時系列データを周波数成
分に分解し、これを時系列に並べたベクトルである。登
録音声に使用する言葉は、あらかじめ用意された中から
ユーザーが選択する。声紋グラフを、実施の形態1と同
様にKL展開し、固有ベクトルからなる変換行列を学習
済み関数Aとして求める (step102)。
【0107】次に、本人の登録音声のベクトルxs
(式3)により、本人の登録音声の特徴ベクトルys
生成する。この固有空間にマッピングするための学習済
み関数Aを学習結果とする(step103)。
【0108】音声学習処理609が終了すると、音声登
録・更新部303はシステム管理部202に学習結果と
判定のためのしきい値を渡す。システム管理部202は
学習結果IDを学習結果と判定のためのしきい値に付与
し、顔画像・音声データベース302に蓄積する。さら
に、システム管理部202はデータ入出力部205を介
して学習結果と判定のためのしきい値を登録完了応答6
14として携帯電話1002に送信する。
【0109】携帯電話1002において、機器制御部1
8は登録用サーバー301からの音声受信応答613を
受信すると、データ記憶部19に記録した音声を消去す
る。また、登録完了応答614を受信すると、データ処
理部17は受信した学習結果と判定のためのしきい値を
学習済み関数記憶部25に記録する。機器制御部18は
ユーザーに登録が完了したことをスピーカー11または
ディスプレイ12を用いて伝える。機器制御部18は登
録処理を終了し、デフォルトの状態に復帰する。デフォ
ルトの状態とは、携帯電話1002の電源を入れた時の
初期状態と同様の状態である。
【0110】なお、登録用サーバー301は、顔画像・
音声データベース302に蓄積した音声の中から本人の
音声を1つ(1単語分)抽出し、登録音声または登録音
声の特徴ベクトルをICカード50に書き込む。この
時、登録音声以外に個人情報もICカード50に書き込
む。ICカード50は本人に送付される。この時、既に
登録されている顔画像がある場合、ユーザーの希望によ
り、登録音声とともに登録画像を1枚のICカード50
に書き込むことも可能である。
【0111】次に、認証の動作について図15を用いて
説明する。携帯電話1002のボタン16を操作するこ
とにより、機器制御部18はデータ記憶部19から認識
用プログラムを読み出し、実行する(step153)。
また、ユーザーは登録画像あるいは登録音声が記録され
たICカード50をICカードインタフェース51に挿
入する(step152)。どちらの認証を用いるかはユ
ーザーが選択できる(step151)。選択は、認識用
プログラムを読み出す前に行う。
【0112】認証が成功した場合、機器制御部18は携
帯電話1002のプログラムを全て有効にする(ste
p154)。認証に失敗した場合、処理を継続するかど
うかの判断を行い(step155)、継続する場合に
はstep151に戻る。顔画像を使った認証動作は実
施の形態1で説明したので、ここでは、話者認証の動作
を説明する。
【0113】話者認識処理のフロー図を図16に示す。
【0114】まず、登録時と同様に音声抽出処理608
を行う(step201)。次に、話者認識処理を行う。
機器制御部18は話者認証部23に対して認証処理の開
始を指示する(step202)。この開始指示には抽出
した音声の格納位置が含まれる。認証部24は抽出した
音声グラフのベクトルを生成する(step203)。同
様に、機器制御部18は登録音声をICカード50から
読み出し、登録音声のベクトルを生成する(step2
04)。ただし、あらかじめ登録音声の特徴ベクトルが
生成され、ICカード50に記録されている場合にはこ
の処理は不要である。
【0115】機器制御部18は、学習済み関数記憶部2
5から学習済み関数Aと判定のためのしきい値を読み出
し、登録音声のベクトルと抽出音声のベクトルから学習
済み関数Aを用いて登録音声の特徴ベクトルと抽出音声
の特徴ベクトルを求める(step205)。求められた
登録音声の特徴ベクトルと抽出音声の特徴ベクトルを用
いて類似度を計算し、類似度がしきい値より大きいか小
さいかによって本人かどうかを判定する。類似度の計算
は例えば、出力結果のユークリッド距離の逆数を用い
る。認証部24は判定結果を機器制御部18に送信する
(step206)。
【0116】なお、本実施の形態のように顔画像認識、
話者認識に関わるアルゴリズムを共通化することにより
コストを下げる効果がある。
【0117】更に、認証に失敗して継続(再認証)する
場合、認証を失敗する要因の一つである、登録時と認証
時の照明条件や背景の不一致が、体を動かす等の指示に
より改善されることが期待でき、これらの要因による認
証の失敗が繰り返されないという効果も有する。
【0118】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
構成について図17を用いて説明する。
【0119】実施の形態1との構成の違いは、認証機能
が登録・認証サーバー401にあるという点である。
【0120】図17において、携帯電話1003、登録
・認証サーバー401がネットワーク101で接続され
た構成になっている。登録・認証サーバー401は登録
・認証サーバー401全体を管理するシステム管理部4
02と顔画像の登録学習と認証を行う登録・認証部40
3とユーザーの顔画像を蓄積する顔画像データベース4
04とから構成され、システム管理部402は顔画像認
証を人手によって実施するための個人認証サポート部4
05と登録ユーザーの住所、氏名、電話番号、登録日を
含む個人情報蓄積部406と認証日時、認証判定を含む
認証ログ蓄積部407と、ディスプレイ408から構成
され、登録・認証部403は個人認証を行う個人認証部
409と顔画像の学習処理を行う顔画像登録部410と
から構成される。
【0121】携帯電話1003の機能構成を図4に示
す。
【0122】携帯電話1003は、スピーカー11、デ
ィスプレイ12、顔画像を取り込むためのカメラ13、
マイク14、アンテナ15、ボタン16、ICカード読
取りインタフェース51、データ処理部17から構成さ
れ、さらにデータ処理部17は機器制御部18とデータ
記憶部19から構成されている。
【0123】次に、本発明の実施の形態3の動作につい
て説明する。登録動作は実施の形態1とほぼ同様であ
り、登録・認証サーバー401は登録用サーバー201
の機能を全て備えている。ここでは登録動作の実施の形
態1との相違のみを記述する。
【0124】実施の形態1では登録画像をICカード5
0に記録する動作を行っていたが、実施の形態3では行
わない。さらに、実施の形態1では機器制御部18は登
録完了応答を受信すると、データ処理部17は受信した
学習結果と判定のためのしきい値を学習済み関数記憶部
22に記録していたが、実施の形態3ではこの動作は行
わない。
【0125】次に、認証動作について図18を用いて説
明する。携帯電話1001のボタン16を操作すること
により、機器制御部18はデータ記憶部19から認識用
プログラムを読み出し、実行する。まず、登録時と同様
に顔画像抽出処理1801を行う。次に機器制御部18
は登録・認証サーバー401に対して認証要求1802
を送信する。認証要求1802には抽出した顔画像が含
まれている。
【0126】登録・認証サーバー401における顔画像
認識処理1804のフロー図を図19に示す。システム
管理部402は登録・認証部403に受信した顔画像を
出力し、認証処理1804の開始を指示する(step
301)。個人認証部409は抽出した顔画像のベクト
ルを生成する(step302)。また、個人認証部40
9は顔画像データベース404から登録画像を読み出
し、登録画像のベクトルを生成する(step303)。
ただし、あらかじめ登録画像の特徴ベクトルが生成さ
れ、顔画像データベース404に記録されている場合に
はこの処理は不要である。
【0127】個人認証部409は、顔画像登録部410
から学習済み関数Aと判定のためのしきい値を読み出
し、登録画像のベクトルと抽出画像のベクトルは学習済
み関数Aを用いて、登録画像の特徴ベクトルと抽出画像
の特徴ベクトルを(式3)と(式4)とからそれぞれ求
める(step304)。求められた登録画像の特徴ベク
トルと抽出画像の特徴ベクトルを用いて類似度を計算
し、類似度がしきい値より大きいか小さいかによって本
人かどうかを判定する(step305)。類似度の計算
は例えば、出力結果のユークリッド距離の逆数を用い
る。
【0128】この顔画像認識処理1804が終了する
と、その結果を登録・認証サーバー401は携帯電話1
001に認識応答1803を送信する。
【0129】この認証に成功した場合、携帯電話100
1の機器制御部18は携帯電話1001のプログラムを
全て有効にする。また、認証に失敗した場合、ユーザー
は3つの選択が可能である。一つは、再度顔画像抽出1
801を行い、認証を行う、一つは登録・認証サーバー
401に認証サポート要求を送信する、一つは顔画像認
証1804をやめてID入力による認証に切替える、で
ある。顔画像認証1804は照明条件や顔の向きによっ
て認識に失敗する可能性があるので、照明条件を変えて
再度認証を行うことによって認証に成功する可能性があ
る。また、以下に説明するような、認証サポート要求を
行うことで、応答時間の遅れはあるが、登録・認証サー
バー401側の第三者によって確実に認証されるので安
全性は高い。また、ID入力による認証に切替えた場合
はユーザーの手間はかかるが、確実な認証が期待でき
る。
【0130】ここでは、認証サポート要求を行う時の動
作について説明する。認証サポート要求には携帯電話I
D、認証ログ、緊急度といった情報が含まれる。登録・
認証サーバー401は認証サポート要求を受信すると、
個人認証サポート部405のキューに追加する。個人認
証サポート部405は緊急度に応じてキューから認証サ
ポート要求を読み出す。個人認証サポート部405は認
証ログを用いて登録画像と入力画像をディスプレイ40
8に表示する。個人認証サポート担当者は目視によって
ディスプレイ408に表示された画像を確認し、判定結
果は携帯電話IDを用いて携帯電話1003に送信す
る。
【0131】(実施の形態4)本発明の実施の形態4の
構成について図20を用いて説明する。本実施の形態の
特徴は、携帯電話1004のみの構成になっている点で
ある。
【0132】図20において、携帯電話1004はスピ
ーカー11、ディスプレイ12、顔画像を取り込むため
のカメラ13、マイク14、アンテナ15、ボタン1
6、データ処理部17、顔認証部20とから構成され、
データ処理部17は、機器制御部18とデータ記憶部1
9から構成されている。機器制御部18は様々なプログ
ラムを用いてデータを処理するだけでなく、携帯電話1
004の機器制御も行う。
【0133】データ記憶部19は、機器制御部18で用
いる様々なプログラムと、カメラ13、マイク14、ボ
タン16から入力したデータと、機器制御部18で処理
した結果データを蓄積できる。顔認証部20は、認証の
ための学習関数を記憶する学習済み関数記憶部22と、
データ記憶部19から読み込んだ登録画像と学習済み関
数記憶部22から読み込んだ学習結果を用いて、カメラ
13から取り込んだ顔画像の認証を行う認証部21とか
ら構成されている。
【0134】次に、本発明の実施の形態4の動作につい
て説明する。まず、学習済み関数に関して説明する。学
習済み関数は工場出荷時にあらかじめデフォルトの関数
を学習済み関数記憶部22に記録しておく。この学習済
み関数の学習には本人の顔画像が用いられていないの
で、識別能力は低いものである。
【0135】次に、顔画像の登録動作について図21を
用いて説明する。ユーザーがボタン16を操作すること
により、機器制御部18はデータ記憶部19から登録用
プログラムを読み出し、実行する。ただし、本人以外が
操作するのを避けるため、本人だけが記憶している番号
を入力した場合のみ、登録用プログラムを読み出す。
【0136】機器制御部18は、ディスプレイ12の表
示切替え(現在の表示からカメラ入力表示への切替え)
を行う(step401)。ディスプレイ12に目の位置
を決めるための指標を表示し(step402)、カメラ
13から入力する登録者の目の位置が指標である2つの
点に合うように指示を出す(step403)。指示の方
法は、ディスプレイ12に指示を表示する、あるいはス
ピーカー11を使って音声で指示を行う。指示内容はそ
の他に、瞬きをする、顔の向きを変える、顔を上下に動
かす、体の向きを変える、位置を移動する、といったも
のも含む。機器制御部18は入力された顔画像をディス
プレイ12に表示し、ユーザーが確認できるようにする
(step404)。ユーザーのボタン操作により確認処
理を行うと、機器制御部18は顔画像を圧縮し(ste
p405)、データ記憶部19に蓄積する(step40
6)。
【0137】認証の動作は、実施の形態1と同様であ
る。
【0138】本発明の実施の形態1と実施の形態4を組
み合せることにより、サービス内容を2段階に設定でき
る。一つは、携帯電話だけで認証を行うことが可能なサ
ービスであり、登録画像のみを更新することが可能であ
る。さらに認識率を向上させたいユーザーは実施の形態
1の構成で本人の画像を用いた学習を行い、認証を行う
サービスを受けることが可能である。
【0139】
【発明の効果】以上のように本発明の情報端末装置及び
認証システムによれば、顔画像入力を行う時、顔あるい
は目の位置を決めるための2つの点等の指標を表示した
り、顔の向きを変える、瞬きをする、顔を上下に動か
す、体の向きを変える、位置を移動するという指示を与
えることで、照明条件や顔の向きが変わるので、顔画像
の抽出精度が向上する。また、例え写真を使って他人が
本人になりすましていても、写真と生体とを区別しやす
くするという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による認証機能を有する情報処理装置の
機能構成図
【図2】本発明の実施の形態1における登録・認証シス
テムのシステム構成図
【図3】本発明の実施の形態1におけるカメラ付き携帯
電話の概観図
【図4】本発明の実施の形態3におけるカメラ付き携帯
電話の機能構成図
【図5】本発明の実施の形態1における認証機能付き携
帯電話の機能構成図
【図6】(A)本発明の実施の形態1における顔画像の
登録処理を説明するための登録シーケンス図 (B)本発明の実施の形態2における音声の登録処理を
説明するための登録シーケンス図
【図7】本発明の実施の形態1における顔画像抽出処理
を説明するためのフロー図
【図8】本発明の実施の形態1における顔画像学習処理
を説明するためのフロー図
【図9】(A)本発明の実施の形態1における認識処理
が成功したときのシーケンスを説明するための認識シー
ケンス図 (B)本発明の実施の形態1における認識処理が失敗し
たときのシーケンスを説明するための認識シーケンス図
【図10】本発明の実施の形態1における顔画像認識処
理を説明するためのフロー図
【図11】本発明の実施の形態2における複数認証機能
付き携帯電話の機能構成図
【図12】本発明の実施の形態2における登録・認証シ
ステムを示すシステム構成図
【図13】本発明の実施の形態2における音声抽出処理
を説明するためのフロー図
【図14】本発明の実施の形態2における音声学習処理
を説明するためのフロー図
【図15】本発明の実施の形態2における認証動作を説
明するためのフロー図
【図16】本発明の実施の形態2における話者認識処理
を説明するためのフロー図
【図17】本発明の実施の形態3による登録・認証シス
テムを示すシステム構成図
【図18】本発明の実施の形態3における認識処理を説
明するための認識シーケンス図
【図19】本発明の実施の形態3における顔画像認識処
理を説明するためのフロー図
【図20】本発明の実施の形態4による認証機能付き携
帯電話の機能構成図
【図21】本発明の実施の形態4における顔画像登録処
理を説明するためのフロー図
【図22】(A)本発明の実施の形態1における第1の
例である入力顔画像図 (B)本発明の実施の形態1における第2の例である入
力顔画像図
【図23】(A)本発明の実施の形態1における入力顔
画像図 (B)本発明の実施の形態1における入力顔画像図 (C)本発明の実施の形態1における入力顔画像図
【符号の説明】
1 入力手段 2 表示手段 3 指標表示手段 4 認証手段 5 生体情報確認手段 6 情報端末装置 7 評価手段 8 指示手段 11 スピーカー 12 ディスプレイ 13 カメラ 14 マイク 15 アンテナ 16 ボタン 17 データ処理部 18 機器制御部 19 データ記憶部 20 顔認証部 21 認証部 22 学習済み関数記憶部 23 話者認証部 24 認証部 25 学習済み関数記憶部 29 認証機能切替部 50 ICカード 51 ICカード読取りインタフェース 101 ネットワーク 201 登録用サーバー 202 システム管理部 203 顔画像登録・更新部 204 顔画像データベース 205 データ入出力部 206 個人情報管理部 207 登録ログ管理部 301 登録用サーバー 302 顔画像・音声データベース 303 音声登録・更新部 401 登録・認証サーバー 402 システム管理部 403 登録・認証部 404 顔画像データベース 405 個人認証サポート部 406 個人情報蓄積部 407 認証ログ蓄積部 408 ディスプレイ 409 個人認証部 410 顔画像登録部 1001 携帯電話 1002 携帯電話 1003 携帯電話 1004 携帯電話 2217 指標 2218 顔領域 2219 目の中心座標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/32 H04L 9/00 673D (72)発明者 山田 伸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 秋元 俊昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B043 AA09 BA04 DA05 GA02 5B047 AA23 CA12 CB21 5B085 AA08 AE15 AE23 AE25 BC01 BE01 BE04 BG02 5J104 AA07 KA01 KA16 PA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたユーザーの生体情報を表示す
    る表示手段と、前記生体情報をもとに予め登録されたユ
    ーザーを個人認証するための認証手段とを有し、前記表
    示手段は前記生体情報の大きさと位置を指定するための
    指標を表示する情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記生体情報は、ユーザーの顔画像及
    び、ユーザーの顔画像と音声のいずれか一方である請求
    項1に記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記指標は、両目の位置を規定している
    請求項1に記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記生体情報を評価する評価手段を更に
    備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報端
    末装置。
  5. 【請求項5】 前記評価手段は、顔位置検出、顔サイズ
    検出、顔向き検出、及び光源方向検出の少なくともいず
    れか一つを有する請求項4に記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 生体情報を入力する際に、ユーザーに指
    示を与える指示手段を更に備える請求項1から請求項5
    のいずれかに記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記指示手段は、体の向きを変える指
    示、顔を上下または左右に動かす指示、及び位置を移動
    する指示のうちの少なくともいずれかひとつを与える請
    求項6に記載の情報端末装置。
  8. 【請求項8】 前記指示手段がユーザーに与える指示
    は、前記評価手段における検出結果をフィードバックす
    る指示であることを特徴とする請求項6と請求項7との
    いずれか一方に記載の情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記顔画像を鏡像に変換して表示する請
    求項2に記載の情報端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の情報端末装置は、通信手段を備えた携帯情報端末と
    携帯型パソコン、及び携帯電話のいずれかである情報端
    末装置。
  11. 【請求項11】 前記指標が、2つ以上の、点、円、十
    字あるいは多角形である請求項1から請求項10のいず
    れかに記載の情報端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の情報端末装置と、前記情報端末装置から通信網を
    介して入力した前記生体情報をデータベースに登録し、
    前記生体情報と既に登録されたデータベースからの各生
    体情報から各個人の識別関数を学習する学習手段と、前
    記生体情報、前記識別関数及び、IDを管理するシステ
    ム管理手段とを有する登録用サーバーとを具備する認証
    システム。
  13. 【請求項13】 個人の前記生体情報が一定期間毎に更
    新される請求項12に記載の認証システム。
  14. 【請求項14】 前記登録用サーバーが各情報端末装置
    に一定期間毎に個人の前記生体情報を更新するように促
    す請求項13に記載の認証システム。
  15. 【請求項15】 生体情報の大きさと位置を指定するた
    めの指標を表示するステップと、前記指標に基づいて入
    力されたユーザーの生体情報を表示するステップと、前
    記生体情報が指標に対して許容するか否かを評価するス
    テップと、前記評価結果が許容範囲でない場合はユーザ
    ーに改善のための指示を与え、許容範囲内の場合は前記
    生体情報を登録処理あるいは、予め登録された情報を基
    に認証処理するステップと、前記登録処理あるいは認証
    処理後に顔の向きを変える指示と瞬きを行う指示との少
    なくともいずれか一つを指示し、指示通りに変更したか
    を認識する本人へのなりすましの検出をするステップ
    と、前記なりすましを検出したときに前記登録処理ある
    いは認証処理を中止するステップとを有する登録・認証
    方法。
  16. 【請求項16】 前記顔の向きを変える指示と前記瞬き
    を行う指示との少なくとも1つをランダムに指示する請
    求項15に記載の登録・認証方法。
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