JP7064384B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置を備える制御システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置を備える制御システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置を備える制御システムに関し、特に、オートクリア機能を備える情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置を備える制御システムに関する。
オートクリア機能は、ユーザによる装置の使用状況が所定のオートクリア条件に達したときに当該装置の状態を予め定められた標準状態に移行させる機能である。たとえば特許文献1には、情報処理装置としての画像形成装置において、当該画像形成装置の最後の動作が終了してからオートクリア条件としてのオートクリア時間が経過するとオートクリア機能が働き、併せて、設定作動モードごとに当該オートクリア時間を設定することができる技術が、開示されている。
特開2002-23564号公報
ところで、前述のようなオートクリア機能を備える情報処理装置として、たとえば画像形成装置の一種である複合機(Multifunction Peripheral:MFP)がある。複合機は、コピー機能、プリンタ機能、イメージスキャナ機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を備える。このような複合機は、不特定多数の者により使用されることを前提として、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどに設置される場合がある。この場合、複合機を使用するユーザとしては、たとえば買い物客などの言わば一般ユーザが見込まれるが、これ以外に、複合機の設置者との間で法人契約を結んだ法人の従業者などの言わば法人ユーザも見込まれる。また、複合機のメンテナンスを担当するサービスマンや、当該複合機が設置された店舗のスタッフなども、ここで言うユーザとして見込まれる。
このように複合機は、様々なユーザにより使用される場合があるが、それぞれのユーザによって、好適なオートクリア条件が異なることがある。とりわけ、法人ユーザについては、その企業活動に係る機密情報が複合機の使用に供されることがあるので、当該機密情報の漏洩を防止する観点から、相応のオートクリア条件が設定されることが望ましく、たとえば可能な限り短いオートクリア時間が設定されることが望ましい。また、法人ユーザについては契約上、複合機の使用料を事後に一括して支払う後課金制が適用されるので、この後課金制を悪用しての第三者による当該複合機の無断使用を防止する観点からも、可能な限り短いオートクリア時間が設定されることが望ましい。これと同様に、サービスマンおよび店舗スタッフについても、後課金制が適用されるので、可能な限り短いオートクリア時間が設定されることが望ましい。これに対して、一般ユーザについては、複合機の操作に不慣れなことがあるため、オートクリア時間が過度に短いと、オートクリア機能が不本意に働いてしまうなどの不都合が生ずる。したがって、一般ユーザについては、たとえば使い勝手を優先する観点からは、或る程度の長さのオートクリア時間が設定されるのが望ましい。
そこで、本発明は、ユーザごとに好適なオートクリア条件を設定することができる新規な情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置を備える制御システムを提供することを、目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、情報処理装置に係る第1の発明、情報処理装置の制御方法に係る第2の発明、情報処理装置の制御プログラムに係る第3の発明、および情報処理装置を備える制御システムに係る第4の発明を含む。
このうちの情報処理装置に係る第1の発明は、受付手段、設定手段およびオートクリア手段を含む。受付手段は、ユーザの識別情報の入力を受け付ける。設定手段は、受付手段により受け付けられた識別情報に応じたオートクリア条件を設定する。そして、オートクリア手段は、ユーザによる情報処理装置の使用状況が、設定手段により設定されたオートクリア条件に達したときに、当該情報処理装置の状態を予め定められた標準状態に移行させるオートクリア処理を行う。
第1の発明においては、ユーザの存在を検知する検知手段が、さらに備えられそして、オートクリア手段は、検知手段によりユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、オートクリア条件として設定されたオートクリア時間に達したときに、オートクリア処理を行さらに、本第1の発明においては、情報処理装置による処理の実行のための所定の料金の支払が必要である。ここで、オートクリア条件は、少なくともユーザが前課金制ユーザであるのか後課金制ユーザであるのかによって異なる。前課金制ユーザとは、所定の料金の支払を情報処理装置による処理の実行前に行うユーザである。一方、後課金制ユーザとは、所定の料金の支払を情報処理装置による処理の実行後に行うユーザである。加えて、後課金制ユーザについてのオートクリア条件としてのオートクリア時間は、前課金制ユーザについてのオートクリア時間よりも短い。
また、オートクリア条件は、識別情報に加えて、本第1の発明に係る情報処理装置による処理の内容に応じて、設定されてもよい。
併せて、後課金制ユーザについてのオートクリア時間は、ゼロであってもよい。
そして、本第1の発明に係る情報処理装置は、複合機であってもよい。
本発明のうちの情報処理装置の制御方法に係る第2の発明は、受付ステップ、設定ステップおよびオートクリアステップを含む。受付ステップにおいては、ユーザの識別情報の入力を受け付ける。設定ステップにおいては、受付ステップで受け付けられた識別情報に応じたオートクリア条件を設定する。そして、オートクリアステップにおいては、ユーザによる情報処理装置の使用状況が、設定ステップで設定されたオートクリア条件に達したときに、当該情報処理装置の状態を予め定められた標準状態に移行させるオートクリア処理を行う。併せて、本第2の発明は、ユーザの存在を検知する検知ステップを含む。そして、オートクリアステップにおいては、検知ステップでユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、オートクリア条件として設定されたオートクリア時間に達したときに、オートクリア処理を行う。さらに、本第2の発明では、情報処理装置による処理の実行のための所定の料金の支払が必要である。ここで、オートクリア条件は、少なくともユーザが前課金制ユーザであるのか後課金制ユーザであるのかによって異なる。前課金制ユーザとは、所定の料金の支払を情報処理装置による処理の実行前に行うユーザである。一方、後課金制ユーザとは、所定の料金の支払を情報処理装置による処理の実行後に行うユーザである。加えて、後課金制ユーザについてのオートクリア条件としてのオートクリア時間は、前課金制ユーザについてのオートクリア時間よりも短い。
本発明のうちの情報処理装置の制御プログラムに係る第3の発明は、当該情報処理装置のコンピュータに、受付手順、設定手順およびオートクリア手順を実行させる。受付手順においては、ユーザの識別情報の入力を受け付ける。設定手順においては、受付手順で受け付けられた識別情報に応じたオートクリア条件を設定する。そして、オートクリア手順においては、ユーザによる情報処理装置の使用状況が、設定手順で設定されたオートクリア条件に達したときに、当該情報処理装置の状態を予め定められた標準状態に移行させるオートクリア処理を行う。併せて、本第3の発明は、ユーザの存在を検知する検知手順を含む。そして、オートクリア手順においては、検知手順でユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、オートクリア条件として設定されたオートクリア時間に達したときに、オートクリア処理を行う。さらに、本第3の発明では、情報処理装置による処理の実行のための所定の料金の支払が必要である。ここで、オートクリア条件は、少なくともユーザが前課金制ユーザであるのか後課金制ユーザであるのかによって異なる。前課金制ユーザとは、所定の料金の支払を情報処理装置による処理の実行前に行うユーザである。一方、後課金制ユーザとは、所定の料金の支払を情報処理装置による処理の実行後に行うユーザである。加えて、後課金制ユーザについてのオートクリア条件としてのオートクリア時間は、前課金制ユーザについてのオートクリア時間よりも短い。
本発明のうちの情報処理装置の制御システムに係る第4の発明は、第1の発明に係る情報処理装置、および情報提供装置を備える。情報提供装置は、第1の発明に係る情報処理装置の設定手段により設定されるオートクリア条件についてのオートクリア情報を、当該情報処理装置へ提供する。
本発明によれば、ユーザごとに好適なオートクリア条件を設定することができる。
図1は、本発明の第1実施例に係るネットワークシステムの全体の構成を示す図である。 図2は、第1実施例におけるマルチコピー機の外観図である。 図3は、第1実施例におけるアプリケーションボックスの電気的な構成を示すブロック図である。 図4は、第1実施例における複合機本体の電気的な構成を示すブロック図である。 図5は、第1実施例におけるオートクリアテーブルの概念的な構成を示す図である。 図6は、第1実施例におけるアプリケーションボックスの主記憶部のRAM内の構成を概念的に示すメモリマップである。 図7は、第1実施例におけるアプリケーションボックスのCPUが実行するオートクリア制御処理の一部分の流れを示すフロー図である。 図8は、第1実施例におけるオートクリア制御処理の別の一部分の流れを示すフロー図である。 図9は、第1実施例におけるオートクリア制御処理のさらに別の一部分の流れを示すフロー図である。 図10は、第1実施例におけるオートクリア制御処理の残りの部分の流れを示すフロー図である。 図11は、本発明の第2実施例におけるオートクリアテーブルの概念的な構成を示す図である。
[第1実施例]
本発明の第1実施例について、図1に示されるネットワークシステム10を例に挙げて説明する。
図1に示されるように、本第1実施例に係るネットワークシステム10は、複数台の情報処理装置としての複数台のマルチコピー機20、20、…と、情報提供装置としての認証サーバ30とを、具備する。
それぞれのマルチコピー機20は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を備える。このマルチコピー機20は、不特定多数の者により使用されることを前提として、たとえばコンビニエンスストアの店舗内に設置される。一方、認証サーバ30は、たとえば各店舗を総合的に管理する管理センタ内に設置される。この認証サーバ30は、後述する認証テーブル302およびオートクリアテーブル304という2つのテーブルを有する。また、認証サーバ30には、後述する制御装置40が付属される。これらそれぞれのマルチコピー機20と、認証サーバ30とは、ネットワーク50に接続される。このネットワーク50は、たとえばインターネットおよび専用線を含む。これに限らず、ネットワーク50は、VPN(Virtual Private Network)などを含んでもよい。
より詳しく説明すると、それぞれのマルチコピー機20は、コピーサービス、プリントサービス、ファックスサービス、スキャンサービス、行政サービスなどの所定の処理としての様々なサービスを有料で提供する。
このうちのコピーサービスは、不図示の原稿の画像を読み取って、この読み取られた画像を画像記録媒体としての不図示の用紙に形成(印刷)する、つまり当該原稿の画像を用紙にコピーする、サービスである。ここで言う用紙としては、たとえば普通紙、光沢紙および写真用紙がある。
プリントサービスには、メディアプリントサービスと、ネットワークプリントサービスと、コンテンツプリントサービスとが、含まれる。
メディアプリントサービスは、外部記憶媒体としての不図示のメディアに記憶されたPDF(Portable Document Format)ファイルや所定形式の画像ファイルなどの所定ファイルに基づく画像を用紙に形成する、つまり当該所定ファイルの印刷をする、サービスである。ここで言うメディアとしては、USB(Universal Serial Bus)メモリやSD(Secure Digital)メモリカードなどの半導体メモリタイプのメディア、および、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などのディスクタイプのメディアがある。また、このメディアプリントサービスにおいては、スマートフォンやタブレットなどの携帯機器をメディアとして用いることも可能である。この場合、メディアとしての携帯機器に記憶されたファイル、つまり印刷に供されるファイルは、無線LAN(Local Area Network)経由で当該携帯機器からマルチコピー機20へ転送される。さらに、携帯機器が赤外線通信機能を備える場合には、この赤外線通信機能により当該携帯機器からマルチコピー機20へファイルを転送することも可能である。
ネットワークプリントサービスは、不図示の専用のウェブサイトに予め登録されたファイルの印刷をするサービスである。ここで言う専用のウェブサイトに登録可能なファイルとしては、PDFファイル、所定形式の画像ファイル、および、所定の文書作成ソフトウェアや所定の表計算ソフトウェアなどの所定のアプリケーションソフトウェアにより作成されたファイルがある。
コンテンツプリントサービスは、不図示のコンテンツプロバイダが提供するブロマイドや楽譜などの種々のコンテンツの印刷をするサービスである。
そして、ファックスサービスは、原稿の画像を電子化して任意のファクシミリ装置へ送信する、つまりファックス送信をする、サービスである。また、このファックスサービスにおいては、不図示の中継センタを介してのファックス受信をすることもできる。
スキャンサービスは、原稿の画像を電子化してPDFファイルまたは所定形式の画像ファイルとしてUSBメモリに記憶するサービスである。
行政サービスは、不図示の証明書交付センタのサーバにアクセスして、住民票の写しや印鑑登録証明書などの所定の公的証明書を発行するサービスである。この行政サービスを利用するには、当該行政サービスを利用する者の不図示の住民基本台帳カードもしくは個人番号カードが必要になる。
このような様々なサービスの提供を実現するために、マルチコピー機20は、図2に示されるように、ユーザインターフェース装置としてのアプリケーションボックス200と、主装置としての複合機本体250と、を備える。なお、以下の説明では、図2に示される如くマルチコピー機20が使用可能に設置された状態を基準として、その上限方向を規定する。そして、図2における手前側をマルチコピー機20の前面側として、当該マルチコピー機20の前後方向を規定する。さらに、マルチコピー機20の前方側から見て、当該マルチコピー機20の左右方向を規定する。このマルチコピー機20を使用するユーザは通常、当該マルチコピー機20の前方側に立って操作を行う。
アプリケーションボックス200は、タッチパネル204付きのディスプレイ202、外部記憶媒体装着部206、紙片用プリンタ208、人検知部210、近距離通信部212、貨幣処理部214、写真用プリンタ216などを備える。
タッチパネル204付きのディスプレイ202は、アプリケーションボックス200の上部に配置される。ディスプレイ202は、各種の情報を表示する表示手段の一例であり、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)である。このディスプレイ202は、液晶ディスプレイに限らず、有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイなどであってもよい。また、ディスプレイ202は、後述する表示部218を構成する。
タッチパネル204は、ディスプレイ202の表示面上に重なるように設けられる。このタッチパネル204は、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段の一例であり、たとえば静電容量方式のものである。なお、タッチパネル204は、静電容量方式に限らず、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式などの他の方式のものであってもよい。また、このタッチパネル204は、後述する操作部220を構成する。
外部記憶媒体装着部206は、前述のメディアが装着される外部記憶媒体装着手段の一例であり、詳しい図示は省略するが、メモリスロットおよびディスクドライブを含む。このうちのメモリスロットに、USBメモリやSDメモリカードなどの半導体メモリタイプのメディアが装着される。一方、ディスクドライブに、CDやDVDなどのディスクタイプのメディアが装着される。そして、外部記憶媒体装着部206は、これらのメディアとの間での各種ファイルなどのデータの読出し処理および書込み処理を行う。また、外部記憶媒体装着部206は、前述の携帯機器との間での赤外線通信を行うための不図示の赤外線通信部を備える。この赤外線通信部は、IrDA(Infrared Data Association)規格などの赤外線通信規格に則って、当該赤外線通信を行う。
紙片用プリンタ208は、たとえばサーマル(感熱式)プリンタまたはドットインパクトプリンタであり、レシートを発行する。具体的には、紙片用プリンタ208は、不図示のロール紙上に適宜の文字列や画像などを印刷して、この印刷済の紙片をレシートとして排紙部208aから排出する。
人検知部210は、ユーザの立ち位置であるマルチコピー機20の前方側の一定の領域内に当該ユーザ(人)が存在するかどうかを検知する検知手段の一例である。このため。人検知部210は、後述する人感センサ210aを有する。
近距離通信部212は、非接触型IC(Integrated Circuit)カードである前述の住民基本台帳カードもしくは個人番号カードとの間で近距離無線通信を行う近距離無線通信手段の一例である。このため、詳しい図示は省略するが、近距離通信部212は、ICカードをセット(載置)するための少し窪んだ平面状のセット部を有する。そして、セット部の内部には、不図示の近距離通信用アンテナを含む近距離通信回路が設けられている。近距離通信部212は、このセット部にセットされたICカードとの間で、ISO/IEC18092(いわゆるNFC:Near Field Communication)などの近距離無線通信規格に則って、近距離無線通信処理を行い、詳しくは当該ICカードからデータを読み込むデータ読込み処理を行う。
貨幣処理部214は、マルチコピー機20の使用に必要な料金(使用料)の支払を現金で受け付ける支払受付手段の一例であり、貨幣投入部214aおよび硬貨返却口214bを有する。貨幣投入部214aは、硬貨投入口、紙幣投入口および釣銭返却レバーを含み、たとえば近距離通信部212の下方に配置される。硬貨投入口は、不図示の硬貨の投入を受け付ける受付口であり、この硬貨投入口に投入された硬貨は、その種類(額面)ごとに分類されて、不図示の硬貨収容部に収容される。紙幣投入口は、不図示の紙幣の投入を受け付ける受付口であり、この紙幣投入口に投入された紙幣は、その種類ごとに分類されて、不図示の紙幣収容部に収容される。これら硬貨収容部に収容された硬貨の種類および枚数と、紙幣収容部に収容された紙幣の種類および枚数と、に基づいて、投入金額が算出される。そして、マルチコピー機20による何らかのサービスの提供が行われると、そのサービスの内容に応じた料金が投入金額から差し引かれ、この差引後の残高が算出される。この残高がある状態で、釣銭返却レバーが操作されると、当該残高に応じた釣銭が返却される。この釣銭に硬貨が含まれる場合、当該硬貨は、硬貨返却口214bから返却される。また、釣銭に紙幣が含まれる場合、当該紙幣は、紙幣投入口から返却される。なお、硬貨返却口214bは、たとえば貨幣投入部214aの下方に配置される。
写真用プリンタ216は、たとえば昇華型プリンタまたはインクジェットプリンタであり、前述の写真用紙に写真画像を印刷する。この写真用プリンタ216による印刷後の写真用紙、いわゆる写真は、排出部216aに排出される。
ここで、図3を参照して、アプリケーションボックス200の電気的な構成について説明する。この図3に示されるように、アプリケーションボックス200は、制御部222を備える。この制御部222は、アプリケーションボックス200の全体的な制御を司る制御手段の一例である。このため、制御部222には、バス224を介して、前述の外部記憶媒体装着部206、紙片用プリンタ208、人検知部210、近距離通信部212、貨幣処理部214および写真用プリンタ216が接続される。また前述したように、ディスプレイ202は、表示部218を構成し、タッチパネル204は、操作部220を構成するが、これらの表示部218および操作部220も同様に、バス224を介して、制御部222に接続される。さらに、制御部222には、バス224を介して、補助記憶部226および通信部228も接続される。
制御部222は、制御実行手段としてのCPU(Central Processing Unit)222aを有する。併せて、制御部222は、CPU222aが直接的にアクセス可能な主記憶手段としての主記憶部222bを有する。この主記憶部222bは、たとえば不図示のROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含む。このうちのROMには、CPU222aの動作を制御するための制御プログラム(ファームウェア)が記憶されている。そして、RAMは、CPU222aが制御プログラムに基づく処理を実行する際の作業領域およびバッファ領域を構成する。
補助記憶部226は、不図示のハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを含む補助記憶手段である。この補助記憶部226には、CPU222aによる制御に従って、各種のデータが記憶される。
通信部228は、前述のネットワーク50を介しての双方向の通信処理を担う通信手段の一例である。この通信部228によるネットワーク50を介しての通信処理は、常套的には有線方式により行われるが、無線方式により行われてもよい。また、通信部228は、不図示の公衆電話回線を介しての双方向の通信処理をも担う。さらに、通信部228は、前述の携帯機器との間での無線LANによる双方向の通信処理をも担う。この無線LANの規格としては、たとえばWi-Fi(登録商標)が採用される。加えて、通信部228は、複合機本体250との間での、厳密には当該複合機本体250側の後述する通信部266との間での、双方向の通信処理をも担う。
そして、表示部218に注目すると、この表示部218は、前述の如くディスプレイ202を有する。また、表示部218は、ディスプレイ202の他に、不図示の発光ダイオード(LED)などの適宜の発光素子を有する。
さらに、操作部220に注目すると、この操作部220は、前述の如くタッチパネル204を有する。また、操作部220は、タッチパネル204の他に、不図示の押しボタンスイッチなどの適宜のハードウェアスイッチを有する。
加えて、人検知部210に注目すると、この人検知部210は、前述の如く人感センサ210aを有する。この人感センサ210aとしては、たとえば赤外線式センサの1つである焦電型センサが採用されるが、これに限らず、当該焦電センサ以外の赤外線式センサ、あるいは、超音波式センサや可視光線式センサなどの当該赤外線式センサ以外のセンサが採用されてもよい。
改めて図2を参照して、複合機本体250は、アプリケーションボックス200の近傍に設置され、たとえば当該アプリケーションボックス200の右横方に隣接して設けられる。この複合機本体250は、画像読取部252、画像形成部254、給紙部256および排紙トレイ258を備える。
画像読取部252は、不図示のガラスなどの透明材によって形成された原稿台を備えており、複合機本体250の上部に設けられる。また、原稿台の上方には、ヒンジ等を介して原稿押さえカバー252aが開閉自在に取り付けられる。この画像読取部252は、原稿台にセット(載置)された不図示の原稿の画像を読み取って当該画像に応じた2次元の画像データを出力する画像読取処理を担う、画像読取手段の一例である。このため、画像読取部252は、不図示の光源、複数のミラー、結像レンズ、ラインセンサなどを含む画像読取ユニットや、この画像読取ユニットを移動させる駆動機構などを備える。なお、画像読取部252は、不図示の自動原稿送り装置(Auto Document Feeder:ADF)を備えることがある。
画像形成部254は、画像読取部252の下方に設けられる。この画像形成部254は、給紙部256から搬送される用紙に対して電子写真方式により画像を形成する画像形成処理を担う、画像形成手段の一例である。このため、画像形成部254は、不図示の感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、定着装置などを備える。この画像形成部254によって画像が形成された後の用紙、言わば印刷物は、排紙トレイ258に排出される。なお、画像形成部254は、電子写真方式に限らず、たとえばインクジェット方式によって、画像形成処理を行うものであってもよい。また、排紙トレイ258は、たとえば画像読取部252と画像形成部254との間に設けられる。
ここで、図4を参照して、複合機本体250の電気的な構成について説明する。この図4に示されるように、複合機本体250もまた、制御部260を備える。この制御部260は、複合機本体250の全体的な制御を司る、当該複合機本体250側の制御手段である。このため、制御部260には、バス262を介して、前述の画像読取部252、画像形成部254および給紙部256が接続される。さらに、制御部260には、バス262を介して、補助記憶部264および通信部266も接続される。
制御部260は、複合機本体250側の制御実行手段としてのCPU260aを有する。併せて、制御部260は、CPU260aが直接的にアクセス可能な、複合機本体250側の主記憶手段としての主記憶部260bを有する。この主記憶部260bは、たとえば不図示のROMおよびRAMを含む。このうちのROMには、CPU260aの動作を制御するための、複合機本体250用の制御プログラムが記憶される。そして、RAMは、CPU260aが当該制御プログラムに基づく処理を実行する際の作業領域およびバッファ領域を構成する。
補助記憶部264は、不図示のハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを含む、複合機本体250側の補助記憶手段である。この補助記憶部264には、CPU260aによる制御に従って、各種のデータが記憶される。
通信部266は、アプリケーションボックス200側の通信部228との間での双方向の通信処理を担う、複合機本体250側の通信手段である。この複合機本体250側の通信部266とアプリケーションボックス200側の通信部228との間での通信処理は、有線方式により行われてもよいし、無線方式により行われてもよい。
さて、本第1実施例におけるマルチコピー機20は、ユーザによる当該マルチコピー機20の使用状況が所定のオートクリア条件に達したときに、それまでの設定内容(パラメータ)を含む当該マルチコピー機20の状態を予め定められた標準状態(初期状態)に移行させる、オートクリア機能を備える。具体的には、前述の人検知部210によりユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、オートクリア条件としてのオートクリア時間に達したときに、マルチコピー機20の状態を標準状態に移行させるためのオートクリア処理が行われる。
その一方で、本第1実施例におけるマルチコピー機20は、前述の如く不特定多数の者により使用されることを前提として、コンビニエンスストアに設置される。このようなマルチコピー機20を使用するユーザとしては、たとえば買い物客などの一般ユーザが見込まれる。これ以外に、マルチコピー機20の設置者(たとえばフランチャイズ・チェーン方式のコンビニエンスストアの場合はチェーン本部(フランチャイザ))との間で法人契約を結んだ法人の従業者などの法人ユーザも、当該マルチコピー機20のユーザとして見込まれる。さらに、マルチコピー機20のメンテナンスを担当するサービスマンや、コンビニエンスストアの店舗スタッフなども、当該マルチコピー機20のユーザとして見込まれる。
このように本第1実施例におけるマルチコピー機20は、様々な(種類の)ユーザにより使用されるが、それぞれのユーザによって、好適なオートクリア条件が異なることがある。とりわけ、法人ユーザについては、その企業活動に係る機密情報がマルチコピー機20の使用に供されることがあるので、当該機密情報の漏洩を防止する観点から、相応のオートクリア条件が設定されることが望ましく、たとえば可能な限り短いオートクリア時間が設定されることが望ましい。また、法人ユーザについては契約上、マルチコピー機20の使用料を事後に一括して支払う後課金制が適用されるので、この後課金制を悪用しての第三者による当該マルチコピー機20の無断使用を防止する観点からも、可能な限り短いオートクリア時間が設定されることが望ましい。これと同様に、サービスマンおよび店舗スタッフについても、後課金制が適用されるので、可能な限り短いオートクリア時間が設定されることが望ましい。
これに対して、一般ユーザについては、マルチコピー機20の操作に不慣れなことがあるため、オートクリア時間が過度に短いと、オートクリア機能が不本意に働いてしまうなどの不都合が生ずる。したがって、一般ユーザについては、たとえば使い勝手を優先する観点からは、或る程度の長さのオートクリア時間が設定されるのが望ましい。ただし、一般ユーザが、前述の行政サービスを利用する場合には、個人情報の保護の観点から、可能な限り短いオートクリア時間が設定されるのが望ましい。また、一般ユーザが、前述のネットワークプリントサービスを利用する場合にも、前述の専用のウェブサイトへの第三者による無断アクセスを防止する観点から、比較的に短めのオートクリア時間が設定されるのが望ましい。
そこで、本第1実施例においては、マルチコピー機20を使用するユーザに応じて、好適なオートクリア時間が設定されるように、工夫が凝らされている。具体的には、本第1実施例によれば、ユーザが、前述の後課金制が適用される後課金制ユーザであるのか、それ以外のユーザであるのかに応じて、好適なオートクリア時間が設定される。併せて、本第1実施例によれば、ユーザが利用するサービスの内容に応じても、好適なオートクリア時間が設定される。なお、ここで言う後課金制ユーザには、法人ユーザ、サービスマンおよび店舗スタッフが含まれる。そして、後課金制ユーザ以外のユーザとは、一般ユーザであり、つまりはマルチコピー機20の使用料を事前に支払う必要のある言わば前課金制ユーザである。
このようなユーザに応じた好適なオートクリア時間の設定を実現するために、本第1実施例においては、前述の認証サーバ30が用いられる。
すなわち前述したように、認証サーバ30は、認証テーブル302およびオートクリアテーブル304を有する。詳しい図示は省略するが、このうちの認証テーブル302には、全ての後課金制ユーザを個別に識別するための識別情報としての認証情報を含む諸情報が、記憶されている。この認証テーブル302の記憶内容に基づいて、後課金制ユーザの認証(本人確認)が行われる。
具体的に説明すると、後課金制ユーザは、マルチコピー機20を使用する際に、認証を受けるための認証操作を行う。この認証操作は、前述の認証情報をタッチパネル204へ入力することにより行われる。このときのタッチパネル204は、認証情報という識別情報の入力を受け付ける受付手段の一例に当たる。
この認証操作が行われたマルチコピー機20は、認証サーバ30へアクセスして、当該認証操作により入力された認識情報を、認証サーバ30へ送信する。認証サーバ30は、アクセス元のマルチコピー機20から送信されてきた認証情報を受信して、この受信した認証情報と、認証テーブル302の記憶内容と、を照合する。この照合において、マルチコピー機20から受信した認証情報と一致する情報が、認証テーブル302の記憶内容に含まれる場合には、認証サーバ30は、認証が成功したことを表す結果情報を、当該マルチコピー機20へ送信する。一方、マルチコピー機20から受信した認証情報と一致する情報が、認証テーブル302の記憶内容に含まれない場合には、認証サーバ30は、認証が失敗したことを表す結果情報を、当該マルチコピー機20へ送信する。
この認証サーバ30から送信されてきた結果情報を受信したマルチコピー機20は、たとえば当該結果情報が認証の成功を表す場合、後課金制によるサービスの利用を可能とするログイン状態になる。一方、認証サーバ30から受信した結果情報が認証の失敗を表す場合、マルチコピー機20は、後課金制によるサービスの利用を可能とせずに、当該認証が失敗したことを表す適当なメッセージをディスプレイ202に表示する。
また、前課金制ユーザである一般ユーザについても、認証が行われる場合がある。具体的には、一般ユーザが前述のネットワークプリントサービスを利用する場合に、認証が行われる。
より具体的には、ネットワークプリントサービスを利用する一般ユーザは、事前に会員登録をする必要がある。この会員登録において、当該会員登録を行った一般ユーザを識別するための識別情報としての会員特定情報を含む諸情報が、前述の認証テーブル302に記憶(登録)される。そして、ネットワークプリントサービスを利用する一般ユーザは、当該ネットワークプリントサービスを利用する際に、認証を受けるための認証操作を行う。この認証操作は、前述の会員特定情報をタッチパネル204へ入力することにより行われる。このときのタッチパネル204もまた、会員特定情報という識別情報の入力を受け付ける受付手段の一例に当たる。
このネットワークプリントサービスを利用する一般ユーザによる認証操作が行われたときも、前述の後課金制ユーザによる認証操作が行われたときと同様に、当該認証操作が行われたマルチコピー機20は、認証サーバ30へアクセスする。そして、このアクセス元のマルチコピー機20は、認証操作により入力された会員特定情報を、認証サーバ30へ送信する。認証サーバ30は、アクセス元のマルチコピー機20から送信されてきた会員特定情報を受信して、この受信した会員特定情報と、認証テーブル302の記憶内容と、を照合する。この照合において、マルチコピー機20から受信した会員特定情報と一致する情報が、認証テーブル302の記憶内容に含まれる場合には、認証サーバ30は、認証が成功したことを表す結果情報を、当該マルチコピー機20へ送信する。一方、マルチコピー機20から受信した会員特定情報と一致する情報が、認証テーブル302の記憶内容に含まれない場合には、認証サーバ30は、認証が失敗したことを表す結果情報を、当該マルチコピー機20へ送信する。
この認証サーバ30から送信されてきた結果情報を受信したマルチコピー機20は、たとえば当該結果情報が認証の成功を表す場合、ネットワークプリントサービスの利用を可能とするログイン状態になる。一方、認証サーバ30から受信した結果情報が認証の失敗を表す場合、マルチコピー機20は、ネットワークプリントサービスの利用を可能とせずに、当該認証が失敗したことを表す適当なメッセージをディスプレイ202に表示する。
さらに、一般ユーザが前述の行政サービスを利用する場合にも、認証が行われる。この場合、行政サービスを利用する一般ユーザは、当該行政サービスを利用する際に、自身の住民基本台帳カードもしくは個人番号カードを用いての認証操作を行う。具体的には、住民基本台帳カードもしくは個人番号カードが前述の近距離通信部212のセット部にセットされる。すると、このセット部にセットされたカードから、当該カードの持ち主である一般ユーザを識別するための識別情報としての所定の個人情報が、近距離通信部212によって読み込まれる。このときの近距離通信部212は、所定の個人情報という識別情報の入力を受け付ける受付手段の一例に当たる。
この住民基本台帳カードもしくは個人番号カードを用いての認証操作が行われたマルチコピー機20は、前述の証明書交付センタのサーバへアクセスする。そして、このアクセス元のマルチコピー機20は、住民基本台帳カードもしくは個人番号カードから読み込まれた所定の個人情報を、証明書交付センタのサーバへ送信する。この証明書交付センタのサーバへ送信された所定の個人情報は、認証のための処理に供される。この認証のための処理についての詳しい説明は省略するが、当該認証が成功すると、そのことを表す結果情報が、証明書交付センタのサーバからアクセス元のマルチコピー機20へ送信される。一方、認証が失敗した場合には、詳しくは認証のための処理に供された所定の個人情報が行政サービスを利用することのできない行政区域(地方公共団体)に属する者の情報である場合には、当該認証が失敗したことを表す結果情報が、アクセス元のマルチコピー機20へ送信される。
この所定の個人情報に基づく認証に係る結果情報を受信したマルチコピー機20は、たとえば当該結果情報が認証の成功を表す場合、行政サービスの利用を可能とするログイン状態になる。一方、所定の個人情報に基づく認証の結果情報が当該認証の失敗を表す場合、マルチコピー機20は、行政サービスの利用を可能とせずに、当該認証が失敗したことを表す適当なメッセージをディスプレイ202に表示する。
このような要領による認証が成功すると、この認証を受けたユーザにより使用されているマルチコピー機20は、認証サーバ30へアクセスして、当該認証を受けたユーザ用のオートクリア情報としてのオートクリアデータを取得する。
具体的には、認証サーバ30が有する前述のオートクリアテーブル304に、図5に示されるようなオートクリアデータが記憶されている。このオートクリアテーブル304には、図5に示されるように、後課金制ユーザ用のオートクリアデータと、前課金制ユーザ用のオートクリアとが、記憶されている。
このうちの後課金制ユーザ用のオートクリアデータとしては、前述のコピーサービス、メディアプリントサービス、ネットワークプリントサービス、コンテンツプリントサービス、ファックスサービスおよびスキャンサービスのそれぞれについてのオートクリア時間を表すデータが記憶されている。図5においては、それぞれのサービスについてのオートクリア時間として、「0秒」という時間が規定されている例が示されている。なお、行政サービスについては、後課金制ユーザによる利用が想定されていないことから、この後課金制ユーザ用のオートクリアデータにおいては、当該行政サービスについてのオートクリア時間は規定されていない。
一方、前課金制ユーザ用のオートクリアデータとしては、ネットワークプリントサービスについてのオートクリア時間を表すデータと、行政サービスについてのオートクリア時間を表すデータとが、記憶されている。図5においては、ネットワークプリントサービスについてのオートクリア時間として、「10秒」という時間が規定されており、行政サービスについてのオートクリア時間として、「0秒」という時間が規定されている例が示されている。なお、ネットワークプリントサービスおよび行政サービス以外のサービスについてのオートクリア時間は、規定されていないが、前課金制ユーザである一般ユーザが当該ネットワークプリントサービスおよび行政サービス以外のサービスを利用する際には、後述する如く標準的なオートクリア時間が適用される。
ここでたとえば、認証を受けたユーザが後課金制ユーザである場合、この後課金制ユーザにより使用されているマルチコピー機20は、オートクリアテーブル304から当該後課金制ユーザ用のオートクリアデータを取得する。そして、この後課金制ユーザ用のオートクリアデータを取得したマルチコピー機20は、これ以降、ログアウト状態になるまで、当該後課金制ユーザ用のオートクリアデータに従うオートクリア時間に基づいて、前述のオートクリア処理を実行する。すなわち、認証を受けた後課金制ユーザが(行政サービス以外の)いずれかのサービスを利用する場合、マルチコピー機20は、前述の人検知部210により当該後課金制ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が0秒というオートクリア時間に達すると、つまり当該人検知部210により後課金制ユーザの存在が非検知となると即座に、オートクリア処理を実行する。このオートクリア処理が実行されることにより、マルチコピー機20は、ログアウト状態となり、つまり後課金制によるサービスの利用が不可能な状態になる。併せて、マルチコピー機20は、ディスプレイ202に不図示の待機画面を表示することを含め、前述の標準状態になる。なお、マルチコピー機20が一旦ログアウト状態になると、後課金制によりサービスを利用するユーザは、改めて認証を受ける必要がある。
一方、認証を受けたユーザが前課金制ユーザである場合、この前課金制ユーザにより使用されているマルチコピー機20は、オートクリアテーブル304から当該前課金制ユーザ用のオートクリアデータを取得する。そして、この前課金用ユーザ用のオートクリアデータを取得したマルチコピー機20は、これ以降、ログアウト状態になるまで、当該前課金制ユーザ用のオートクリアデータに従うオートクリア時間に基づいて、オートクリア処
理を実行する。すなわち、認証を受けた前課金制ユーザがたとえばネットワークサービスを利用する場合、マルチコピー機20は、人検知部210により当該前課金制ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が10秒というオートクリア時間に達すると、オートクリア処理を実行する。このオートクリア処理が実行されることにより、マルチコピー機20は、ログアウト状態となり、つまりネットワークプリントサービスの利用が不可能な状態になる。併せて、マルチコピー機20は、ディスプレイ202に前述の待機画面を表示することを含め、標準状態になる。なお、マルチコピー機20が一旦ログアウト状態になると、ネットワークプリントサービスを利用する課金制ユーザは、改めて認証を受ける必要がある。
また、認証を受けた前課金制ユーザが行政サービスを利用する場合、マルチコピー機20は、人検知部210により当該前課金制ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が0秒というオートクリア時間に達すると、つまり当該人検知部210により前課金制ユーザの存在が非検知となると即座に、オートクリア処理を実行する。このオートクリア処理が実行されることにより、マルチコピー機20は、ログアウト状態となり、つまり行政サービスの利用が不可能な状態になる。併せて、マルチコピー機20は、ディスプレイ202に前述の待機画面を表示することを含め、標準状態になる。なお、マルチコピー機20が一旦ログアウト状態になると、行政サービスを利用する課金制ユーザは、改めて認証を受ける必要がある。
なお、課金制ユーザである一般ユーザがネットワークプリントおよび行政サービス以外のサービスを利用する場合は、標準的なオートクリア時間が適用される。この場合は、人検知部210により課金制ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が当該標準的なオートクリア時間に達すると、マルチコピー機20は、オートクリア処理を実行して、標準状態となる。ここで言う標準的なオートクリア時間は、数十秒~数分程度が適当であり、たとえば60秒である。この標準的なオートクリア時間は、たとえばマルチコピー機20自体の設定(システム設定)により任意に変更することができる。また、この標準的なオートクリア時間については、無設定とすることができる。このオートクリア時間が無設定とされた場合、オートクリア処理は実行されない。
また、オートクリアテーブル304に記憶されたオートクリアデータについても、つまり当該オートクリアデータに従うオートクリア時間についても、任意に変更することができる。このオートクリアデータの変更は、変更手段としての前述の制御装置40により行われる。このような制御装置40は、たとえばパーソナルコンピュータにより構成することができる。なお、図1においては、制御装置40は、認証サーバ30に直接的に接続されているが、ネットワーク50を介して当該認証サーバ30に接続されてもよい。また、制御装置40は、認証サーバ30に組み込まれてもよい。
このように本第1実施例によれば、ユーザに応じて、詳しくは当該ユーザが後課金制ユーザおよび前課金制ユーザのいずれであるのかに応じて、好適なオートクリア時間が設定される。併せて、本第1実施例によれば、ユーザが利用するサービスの内容に応じても、好適なオートクリア時間が設定される。
ここで、図6に、アプリケーションボックス200の主記憶部222bのRAM内の構成を概念的に表すメモリマップ60を示す。
このメモリマップ60に示されるように、RAMは、プログラム記憶領域600およびデータ記憶領域650を有する。このうちのプログラム記憶領域600には、前述の制御プログラムが記憶されている。具体的には、制御プログラムは、表示制御プログラム602、操作検出プログラム604、通信制御プログラム606、人検知制御プログラム608、複合機制御プログラム610、オートクリア制御プログラム612などを含む。
表示制御プログラム602は、ディスプレイ202に待機画面などの各種の画面を表示させるのに必要な表示画面データを生成するためのプログラムである。操作検出プログラム604は、タッチパネル204への操作状態を検出するためのプログラムである。通信制御プログラム606は、通信部228を制御するためのプログラムである。人検知制御プログラム608は、人検知部210を制御するためのプログラムである。複合機制御プログラム610は、複合機本体250を制御するためのプログラムである。この複合機本体250の制御は、当該複合機本体250側のCPU260aを介して行われる。そして、オートクリア制御プログラム612は、CPU222aに後述するオートクリア制御処理を実行させるためのプログラムである。
一方、データ記憶領域650には、各種のデータが記憶されている。この各種のデータとしては、表示画像生成データ652、操作データ654、内部送受信データ656、外部送受信データ658、複合機処理データ660などがある。
表示画像生成データ652は、前述の表示制御プログラム602に基づく表示画面データの生成に用いられるポリゴンデータやテクスチャデータなどのデータである。操作データ654は、タッチパネル204に対する操作状態を表すデータであり、詳しくは当該タッチパネル204に対するユーザのタッチ位置(座標)を表す時系列のデータである。内部送受信データ656は、バス224を介して制御部222と当該制御部222以外の各構成要素との間で送受信されるデータである。外部送受信データ658は、通信部228を介して認証サーバ30などの外部装置と制御部222(アプリケーションボックス200)との間で送受信されるデータである。そして、複合機処理データ660は、複合機本体250との間で送受信されるデータであり、つまり当該複合機本体250による処理に供されるデータおよび当該複合機本体250により処理された後のデータである。
前述したように、本第1実施例によれば、ユーザおよび当該ユーザが利用するサービスの内容に応じて、好適なオートクリア時間が設定されるが、そのために、CPU222aは、前述のオートクリア制御プログラムに従って、オートクリア制御処理を実行する。このオートクリア制御処理の流れを、図7~図10に示す。なお、CPU222aは、ディスプレイ202に前述の待機画面が表示されている状態で、人検知部210によりユーザの存在が検知されていない状態から当該ユーザの存在が検知された状態に遷移したときに、このオートクリア制御処理を実行する。
このオートクリア制御処理によれば、CPU222aは、まず、図7に示されるステップS1において、ディスプレイ202に不図示のポータル画面(「メニュー画面」または「ホーム画面」と称されることもある。)を表示する。そして、CPU222aは、処理をステップS3へ進める。
ステップS3において、CPU222aは、人検知部210によりユーザが検知されているかどうかを判定する。ここでたとえば、ユーザが検知されている場合(S3:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS19へ進める。一方、ユーザが検知されていない場合(S3:NO)、CPU222aは、処理をステップS5へ進める。
ステップS5において、CPU222aは、オートクリア時間をカウントするための不図示のタイマに、前述の標準的なオートクリア時間を設定する。ここで言うタイマは、CPU222aにより構成されるソフトウェアタイマである。そして、CPU222aは、処理をステップS7へ進める。
ステップS7において、CPU222aは、前述のステップS5で標準的なオートクリア時間が設定されたタイマによる当該オートクリア時間のカウントをスタートさせる。そして、CPU222aは、処理をステップS9へ進める。
ステップS9において、CPU222aは、改めて人検知部210によりユーザが検知されているかどうかを判定する。ここでたとえば、ユーザが検知されている場合(S9:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS17へ進める。一方、ユーザが検知されていない場合には(S9:NO)、CPU222aは、処理をステップS11へ進める。
ステップS11において、CPU222aは、前述のタイマによるカウント時間が前述のステップS5で設定されたオートクリア時間に到達したかどうか、つまりタイムアップしたかどうかを、判定する。ここでたとえば、まだタイムアップしていない場合、つまり人検知部210によりユーザが非検知となってからの経過時間がステップS5で設定されたオートクリア時間に達していない場合(S11:NO)、CPU222aは、処理をステップS9へ戻す。一方、タイムアップした場合、つまり人検知部210によりユーザが非検知となってからの経過時間がステップS5で設定されたオートクリア時間に達した場合は(S11:YES)、CPU222aは、処理をステップS13へ進める。
ステップS13において、CPU222aは、オートクリア処理を実行する。これにより、マルチコピー機20の状態が標準状態に移行する。そして、CPU222aは、処理をステップS15に進める。
ステップS15において、CPU222aは、前述の待機画面をディスプレイ202に表示する。このステップS15の実行をもって、CPU222aは、一連のオートクリア制御処理を終了する。
なお、CPU222aは、前述のステップS9からステップS17へ処理を進めた場合、当該ステップS17において、前述のタイマをリセットする。そして、CPU222aは、処理をステップS19へ進める。
ステップS19において、CPU222aは、タッチパネル204を含む操作部220により何らかの操作が受け付けられたかどうかを判定する。ここでたとえば、何らの操作も受け付けられていない場合(S19:NO)、CPU222aは、処理をステップS3へ戻す。一方、何らかの操作が受け付けられた場合は(S19:YES)、CPU222aは、図8に示されるステップS21へ処理を進める。
ステップS21において、CPU222aは、前述のステップS19で受け付けられた操作が認証操作であるかどうかを判定する。ここでたとえば、ステップS19で受け付けられた操作が認証操作である場合(S19:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS33へ進める。一方、ステップS19で受け付けられた操作が認証操作でない場合には(S19:NO)、CPU222aは、処理をステップS23へ進める。
ステップS23において、CPU222aは、前述のステップS19で受け付けられた操作がコピーや印刷などの何らかのジョブの開始を指示するジョブ開始操作であるかどうかを判定する。ここでたとえば、ステップS19で受け付けられた操作が何らかのジョブ開始操作である場合(S23:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS29へ進める。一方、ステップS19で受け付けられた操作がジョブ開始操作でない場合には(S23:NO)、CPU222aは、処理をステップS25へ進める。
ステップS25において、CPU222aは、前述のステップS19で受け付けられた操作がマルチコピー機20の使用を終了する終了操作であるかどうかを判定する。ここでたとえば、ステップS19で受け付けられた操作が終了操作である場合(S25:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS31へ進める。一方、ステップS19で受け付けられた操作が終了操作でない場合には(S25:NO)、CPU222aは、処理をステップS27へ進める。
ステップS27において、CPU222aは、前述のステップS19で受け付けられた操作に応じた処理を実行する。この操作には、任意のサービスを選択する選択操作も含まれる。その上で、CPU222aは、処理をステップS3へ戻す。
また、CPU222aは、前述のステップS23からステップS29へ処理を進めた場合、当該ステップS29において、前述のステップS19で受け付けられた操作に応じたジョブを実行する。その上で、CPU222aは、処理をステップS3へ戻す。
さらに、CPU222aは、前述のステップS25からステップS31へ処理を進めた場合、当該ステップS31において、オートクリア処理を実行する。これにより、マルチコピー機20は標準状態となる。その上で、CPU222aは、ディスプレイ202にポータル画面を表示するべく、処理をステップS1へ戻す。
加えて、CPU222aは、前述のステップS21からステップS33へ処理を進めた場合、当該ステップS33において、認証サーバ30または前述の証明書交付センタのサーバへアクセスして、認証要求をする。なお、認証サーバ30および証明書交付センタのサーバのいずれにアクセスするのかは、前述のステップS19で受け付けられた操作の内容による。そして、CPU222aは、処理をステップS35へ進める。
ステップS35において、CPU222aは、前述のステップS33における認証要求に対する応答として、要求先の認証サーバ30または証明書交付センタのサーバから前述の結果情報が送信されてくるのを待つ(S35:NO)。そして、認証サーバ30または証明書交付センタのサーバから結果情報が送信されてきて当該結果情報を受信すると(S35:YES)、CPU222aは、処理をステップS37へ進める。
ステップS37において、CPU222aは、前述のステップS35で受信した結果情報が認証の成功を表す情報であるのかどうかを判定する。ここでたとえば、当該結果情報が認証の成功を表す場合(S37:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS41へ進める。一方、結果情報が認証情報の成功を表さない場合、つまり当該結果情報が認証の失敗を表す場合は(S37:NO)、CPU222aは、処理をステップS39へ進める。
ステップS39において、CPU222aは、認証が失敗したことを表す適当なメッセージ、言わば認証エラーメッセージを、一定期間にわたってディスプレイ202に表示する。ここで言う一定期間は、たとえば数秒程度である。その上で、CPU222aは、処理をステップS3へ戻す。
また、CPU222aは、前述のステップS37からステップS41へ処理を進めた場合、当該ステップS41において、マルチコピー機20をログイン状態とする。そして、CPU222aは、図9に示されるステップS43へ処理を進める。
ステップS43において、CPU222aは、認証サーバ30へアクセスして、この認証サーバ30のオートクリアテーブル304から現在の(認証を受けている)ユーザに応じたオートクリアデータを取得する。そして、CPU222aは、処理をステップS45へ進める。
ステップS45において、CPU222aは、改めて人検知部210によりユーザが検知されているかどうかを判定する。ここでたとえば、ユーザが検知されている場合(S45:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS63へ進める。一方、ユーザが検知されていない場合(S45:NO)、CPU222aは、処理をステップS47へ進める。
ステップS47において、CPU222aは、前述のステップS43で取得したオートクリアデータに基づいて、現在のユーザおよび当該ユーザが利用しているサービスに応じたオートクリア時間を確認する。そして、CPU222aは、処理をステップS49へ進める。
ステップS49において、CPU222aは、前述のステップS47で確認したオートクリア時間が「0秒」以外であるかどうかを判定する。ここでたとえば、前述のステップS47で確認したオートクリア時間が「0秒」以外である場合(S49:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS53へ進める。一方、ステップS47で確認したオートクリア時間が「0秒」以外でない場合、つまり当該オートクリア時間が「0秒」である場合には(S49:NO)、CPU222aは、処理をステップS51へ進める。
ステップS51において、CPU222aは、マルチコピー機20をログアウト状態とする。そして、CPU222aは、オートクリア処理を実行するべく、前述のステップS13へ処理を戻す。
また、CPU222aは、前述のステップS49からステップS53へ処理を進めた場合、当該ステップS53において、前述のステップS47で確認したオートクリア時間を前述のタイマに設定する。そして、CPU222aは、処理をステップS55へ進める。
ステップS55において、CPU222aは、前述のステップS51でオートクリア時間が設定されたタイマによる当該オートクリア時間のカウントをスタートさせる。そして、CPU222aは、処理をステップS57へ進める。
ステップS57において、CPU222aは、改めて人検知部210によりユーザが検知されているかどうかを判定する。ここでたとえば、ユーザが検知されている場合(S57:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS61へ進める。一方、ユーザが検知されていない場合(S57:NO)、CPU222aは、処理をステップS59へ進める。
ステップS59において、CPU222aは、前述のタイマによるカウント時間が前述のステップS53で設定されたオートクリア時間に到達したかどうか、つまりタイムアップしたかどうかを、判定する。ここでたとえば、まだタイムアップしていない場合、つまり人検知部210によりユーザが非検知となってからの経過時間がステップS53で設定されたオートクリア時間に達していない場合(S59:NO)、CPU222aは、処理をステップS57へ戻す。一方、タイムアップした場合、つまり人検知部210によりユーザが非検知となってからの経過時間がステップS53で設定されたオートクリア時間に達した場合は(S59:YES)、CPU222aは、マルチコピー機20をログアウト状態とするべく、処理をステップS51へ進める。
さらに、CPU222aは、前述のステップS57からステップS61へ処理を進めた場合、当該ステップS61において、前述のタイマをリセットする。そして、CPU222aは、処理をステップS63へ進める。
ステップS63において、CPU222aは、タッチパネル204を含む操作部220により何らかの操作が受け付けられたかどうかを判定する。ここでたとえば、何らの操作も受け付けられていない場合(S63:NO)、CPU222aは、処理をステップS45へ戻す。一方、何らかの操作が受け付けられた場合は(S63:YES)、CPU222aは、図10に示されるステップS65へ処理を進める。
ステップS65において、CPU222aは、前述のステップS63で受け付けられた操作が何らかのジョブの開始を指示するジョブ開始操作であるかどうかを判定する。ここでたとえば、ステップS63で受け付けられた操作が何らかのジョブ開始操作である場合(S65:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS71へ進める。一方、ステップS63で受け付けられた操作がジョブ開始操作でない場合には(S65:NO)、CPU222aは、処理をステップS67へ進める。
ステップS67において、CPU222aは、前述のステップS63で受け付けられた操作がマルチコピー機20の使用を終了する終了操作であるかどうかを判定する。ここでたとえば、ステップS63で受け付けられた操作が終了操作である場合(S67:YES)、CPU222aは、処理を後述するステップS73へ進める。一方、ステップS63で受け付けられた操作が終了操作でない場合には(S67:NO)、CPU222aは、処理をステップS69へ進める。
ステップS69において、CPU222aは、前述のステップS63で受け付けられた操作に応じた処理を実行する。この操作には、任意のサービスを選択する選択操作も含まれる。その上で、CPU222aは、処理をステップS45へ戻す。
また、CPU222aは、前述のステップS65からステップS71へ処理を進めた場合、当該ステップS71において、前述のステップS63で受け付けられた操作に応じたジョブを実行する。その上で、CPU222aは、処理をステップS45へ戻す。
さらに、CPU222aは、前述のステップS67からステップS73へ処理を進めた場合、当該ステップS73において、マルチコピー機20をログアウト状態とする。その上で、CPU222aは、オートクリア処理を実行するべく、前述のステップS31へ処理を戻す。
このように本第1実施例によれば、ユーザおよび当該ユーザが利用するサービスの内容に応じて、好適なオートクリア時間が設定される。したがってたとえば、ユーザが後課金制ユーザである場合には、つまり当該ユーザが法人ユーザ、サービスマンおよび店舗スタッフである場合には、後課金制を悪用しての第三者によるマルチコピー機20の無断使用を防止することができる。とりわけ、ユーザが法人ユーザである場合には、その企業活動に係る機密情報の漏洩を防止することができ、いわゆる高いセキュリティ性を実現することができる。また、ユーザが前課金制ユーザとしての一般ユーザである場合には、マルチコピー機20の使い勝手の向上を実現することができる。その一方で、一般ユーザがネットワークプリントサービスおよび行政サービスを利用する場合には、高いセキュリティ性を実現することができる。
なお、図7~図10に示される流れに従ってオートクリア制御処理を実行するCPU222aは、とりわけステップS5およびステップS53においてオートクリア時間をタイマに設定する当該CPU222aは、設定手段の一例である。また、ステップS13およびステップS31においてオートクリア処理を実行するCPU222aは、オートクリア手段の一例である。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。
本第2実施例においては、オートクリアテーブル304が、図11に示されるように、法人ユーザ用オートクリアテーブル304a、サービス用オートクリアテーブル304b、店舗スタッフ用オートクリアテーブル304c、および一般ユーザ用オートクリアテーブル304dを含み、言わば細分化されている。そして、マルチコピー機20を使用するユーザに応じて、厳密には認証を受けたユーザに応じて、これらのテーブル304a、304b、304cおよび304dが適宜に使い分けられる。なお、本第2実施例におけるこれ以外の部分は、第1実施例と同様であるので、当該第1実施例と同様の部分についての説明は省略する。
たとえば、図11(A)に示される法人ユーザ用オートクリアテーブル304aに注目すると、この法人ユーザ用オートクリアテーブル304aには、前述の法人契約を結んだ法人ごとのオートクリアデータが記憶されている。この図11(A)においては、たとえば「A社」という法人用のオートクリアデータとして、コピーサービス、メディアプリントサービス、ネットワークプリントサービス、コンテンツプリントサービス、ファックスサービスおよびスキャンサービスのそれぞれについて、「0秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている例が示されている。そして、「B社」という法人用のオートクリアデータとして、それぞれのサービスについて、「10秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている。さらに、「C社」という法人用のオートクリアデータとして、それぞれのサービスについて、「30秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている。そして、「D社」という法人用のオートクリアデータとしては、コピーサービス、メディアプリントサービスおよびネットワークプリントサービスについて、それぞれ「10秒」、「20秒」および「0秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている。併せて、当該「D社」という法人用のオートクリアデータとして、コンテンツプリントサービス、ファックスサービスおよびスキャンサービスについて、それぞれ「30秒」、「20秒」および「0秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている。なお前述したように、行政サービスについては、法人ユーザを含む後課金制ユーザによる利用が想定されていないことから、この法人ユーザ用オートクリアテーブル304aにおいては、当該行政サービスについてのオートクリア時間は規定されていない。
また、図11(B)に示されるサービスマン用オートクリアテーブル304bに注目すると、このサービスマン用オートクリアテーブル304bには、サービスマン用のオートクリアデータが記憶されている。この図11(B)においては、サービスマン用のオートクリアデータとして、コピーサービス、メディアプリントサービス、ネットワークプリントサービス、コンテンツプリントサービス、ファックスサービスおよびスキャンサービスのそれぞれについて、「0秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている例が示されている。なお、このサービスマン用オートクリアテーブル304bにおいても、行政サービスについてのオートクリア時間は規定されていない。
そして、図11(C)に示される店舗スタッフ用オートクリアテーブル304cに注目すると、この店舗スタッフ用オートクリアテーブル304cには、店舗スタッフ用のオートクリアデータが記憶されている。この図11(C)においては、店舗スタッフ用のオートクリアデータとして、コピーサービス、メディアプリントサービス、ネットワークプリントサービス、コンテンツプリントサービス、ファックスサービスおよびスキャンサービスのそれぞれについて、「0秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている例が示されている。なお、この店舗スタッフ用オートクリアテーブル304cにおいても、行政サービスについてのオートクリア時間は規定されていない。
さらに、図11(D)に示される一般ユーザ用オートクリアテーブル304dに注目すると、この一般ユーザ用オートクリアテーブル304dには、前課金制ユーザである一般ユーザ用のオートクリアデータが記憶されている。この図11(D)においては、一般ユーザ用のオートクリアデータとして、ネットワークプリントについては、「10秒」というオートクリア時間を規定し、行政サービスについては、「0秒」というオートクリア時間を規定するデータが記憶されている例が示されている。なお、ネットワークプリントサービスおよび行政サービス以外のサービスについては、前述の標準的なオートクリア時間が適用される。
ここでたとえば、認証を受けたユーザが法人ユーザである場合、この法人ユーザにより使用されているマルチコピー機20は、法人ユーザ用オートクリアテーブル304aから当該認証を受けた法人ユーザに対応する法人ユーザ用のオートクリアデータを取得する。そして、この法人ユーザ用のオートクリアデータを取得したマルチコピー機20は、これ以降、ログアウト状態になるまで、当該法人ユーザ用のオートクリアデータに従うオートクリア時間に基づいて、オートクリア処理を実行する。
また、認証を受けたユーザがサービスマンである場合、このサービスマンにより使用されているマルチコピー機20は、サービスマン用オートクリアテーブル304bから当該サービスマン用のオートクリアデータを取得する。そして、このサービスマン用のオートクリアデータを取得したマルチコピー機20は、これ以降、ログアウト状態になるまで、当該サービスマン用のオートクリアデータに従うオートクリア時間に基づいて、オートクリア処理を実行する。
さらに、認証を受けたユーザが店舗スタッフである場合、この店舗スタッフにより使用されているマルチコピー機20は、店舗スタッフ用オートクリアテーブル304cから当該店舗スタッフ用のオートクリアデータを取得する。そして、この店舗スタッフ用のオートクリアデータを取得したマルチコピー機20は、これ以降、ログアウト状態になるまで、当該店舗スタッフ用のオートクリアデータに従うオートクリア時間に基づいて、オートクリア処理を実行する。
そして、認証を受けたユーザが一般ユーザである場合、この一般ユーザにより使用されているマルチコピー機20は、一般ユーザ用オートクリアテーブル304dから当該一般ユーザ用のオートクリアデータを取得する。そして、この一般ユーザ用のオートクリアデータを取得したマルチコピー機20は、これ以降、ログアウト状態になるまで、当該一般ユーザ用のオートクリアデータに従うオートクリア時間に基づいて、オートクリア処理を実行する。なお、一般ユーザがネットワークプリントサービスおよび行政サービス以外のサービスを利用する場合は、前述の標準的なオートクリア時間に基づいて、オートクリア処理が実行される。
本第2実施例においても、オートクリアテーブル304(304a、304b、304cおよび304d)に記憶されているそれぞれのオートクリアデータは、前述の制御装置40により任意に変更可能である。特に、法人ユーザ用オートクリアテーブル304aに記憶されている法人ユーザ用のオートクリアデータについては、それぞれの法人ごとに、当該それぞれの法人が備える制御装置40に準ずる不図示の装置(パーソナルコンピュータなど)により任意に変更可能である。
このように本第2実施例によれば、オートクリアテーブル304が細分化されることで、個々のユーザに応じて、とりわけ個々の法人ユーザに応じて、好適なオートクリア時間が設定される。このことは特に、法人ごとにセキュリティポリシやマルチコピー機20の使い勝手の優先度などが異なることを鑑みると、当該法人にとって極めて有益である。
[その他の適用例]
以上の各実施例は、本発明の具体例であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。これら各実施例以外の局面にも、本発明を適用することができる。
たとえば、オートクリアテーブル304については、認証サーバ30に設けられたが、これに限らず、当該認証サーバ30とは別のサーバに設けられてもよいし、それぞれのマルチコピー機20に設けられてもよい。また、認証テーブル302についても、それぞれのマルチコピー機20に設けられてもよい。
そして、オートクリア処理について、人検知部210によりユーザの存在が非検知となってからの経過時間が所定のオートクリア時間に達したときに、当該オートクリア処理が実行されることとしたが、これに限らない。たとえば、操作部220により何らの操作も受け付けられない状態となってからの経過時間が所定のオートクリア時間に達したときに、オートクリア処理が実行されてもよい。また、これ以外の条件が満足されたときに、オートクリア処理が実行されてもよい。
さらに、ユーザごとに、オートクリア機能のON(有効)/OFF(無効)を任意に設定可能としてもよい。また、それぞれのサービスごとにも、当該オートクリア機能のON/OFFを任意に設定可能としてもよい。
加えて、ユーザの存在を検知する検知手段として、人感センサ210aを有する人検知部210が採用されたが、これに限らない。たとえば、カメラやマット式センサ(マットスイッチ)などが、検知手段として採用されてもよい。
そして、前述の各実施例においては、複数台のマルチコピー機20、20、…を備えるネットワークシステム10に本発明が適用される例を挙げたが、これに限らない。たとえば単体のマルチコピー機20に、本発明が適用されてもよい。また、マルチコピー機20以外の情報処理装置、たとえばコピー機能のみを有するコピー機や、プリンタ機能のみを有するプリンタ装置などに、本発明が適用されてもよい。
10 …ネットワークシステム
20 …マルチコピー機
30 …認証サーバ
210 …人検知部
212 …近距離通信部
220 …操作部
222 …制御部
222a …CPU

Claims (7)

  1. ユーザの識別情報の入力を受け付ける受付手段、
    前記受付手段により受け付けられた前記識別情報に応じたオートクリア条件を設定する設定手段
    前記ユーザによる装置の使用状況が、前記設定手段により設定された前記オートクリア条件に達したときに、当該装置の状態を予め定められた標準状態に移行させるオートクリア処理を行うオートクリア手段、および
    前記ユーザの存在を検知する検知手段を備え、
    前記オートクリア手段は、前記検知手段により前記ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、前記オートクリア条件として設定されたオートクリア時間に達したときに、前記オートクリア処理を行い、さらに
    前記装置による処理の実行のために所定の料金の支払が必要であり、
    前記オートクリア条件は、少なくとも前記ユーザが前記所定の料金の支払を前記処理の実行前に行う前課金制ユーザであるのか当該処理の実行後に行う後課金制ユーザであるのかによって異なり、
    前記後課金制ユーザについての前記オートクリア条件としての前記オートクリア時間は、前記前課金制ユーザについての当該オートクリア時間よりも短い、情報処理装置。
  2. 前記オートクリア条件は、前記識別情報に加えて前記情報処理装置による処理の内容に応じて設定される、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記後課金制ユーザについての前記オートクリア時間は、ゼロである、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 複合機である、請求項1からのいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置の制御方法であって、
    ーザの識別情報の入力を受け付ける受付ステップ、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた前記識別情報に応じたオートクリア条件を設定する設定ステップ
    前記ユーザによる前記情報処理装置の使用状況が、前記設定ステップにおいて設定された前記オートクリア条件に達したときに、当該情報処理装置の状態を予め定められた標準状態に移行させるオートクリア処理を行うオートクリアステップ、および
    前記ユーザの存在を検知する検知ステップを含み、
    前記オートクリアステップでは、前記検知ステップにおいて前記ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、前記オートクリア条件として設定されたオートクリア時間に達したときに、前記オートクリア処理を行い、さらに
    前記情報処理装置による処理の実行のために所定の料金の支払が必要であり、
    前記オートクリア条件は、少なくとも前記ユーザが前記所定の料金の支払を前記処理の実行前に行う前課金制ユーザであるのか当該処理の実行後に行う後課金制ユーザであるのかによって異なり、
    前記後課金制ユーザについての前記オートクリア条件としての前記オートクリア時間は、前記前課金制ユーザについての当該オートクリア時間よりも短い、制御方法。
  6. 情報処理装置の制御プログラムであって、
    前記情報処理装置のコンピュータに、
    ーザの識別情報の入力を受け付ける受付手順、
    前記受付手順において受け付けられた前記識別情報に応じたオートクリア条件を設定する設定手順
    前記ユーザによる前記情報処理装置の使用状況が、前記設定手順において設定された前記オートクリア条件に達したときに、当該情報処理装置の状態を予め定められた標準状態に移行させるオートクリア処理を行うオートクリア手順、および
    前記ユーザの存在を検知する検知手順を実行させ
    前記オートクリア手順では、前記検知手順において前記ユーザの存在が非検知となってからの経過時間が、前記オートクリア条件として設定されたオートクリア時間に達したときに、前記オートクリア処理を行い、さらに、
    前記情報処理装置による処理の実行のために所定の料金の支払が必要であり、
    前記オートクリア条件は、少なくとも前記ユーザが前記所定の料金の支払を前記処理の実行前に行う前課金制ユーザであるのか当該処理の実行後に行う後課金制ユーザであるのかによって異なり、
    前記後課金制ユーザについての前記オートクリア条件としての前記オートクリア時間は、前記前課金制ユーザについての当該オートクリア時間よりも短い、制御プログラム。
  7. 請求項1からのいずれかに記載の情報処理装置、および
    前記設定手段により設定される前記オートクリア条件についてのオートクリア情報を前記情報処理装置へ提供する情報提供装置を備える、制御システム。
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