JP7061915B2 - 丸鋸 - Google Patents

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Description

本発明は、丸鋸に関し、具体的には、ブラシレスモータを備えた丸鋸に関する。
下記特許文献1の丸鋸は、円形の鋸刃の左側の位置にモータを備えている。モータを駆動制御するための平板形のコントローラ部品は、モータの後側に配置されている。コントローラ部品は、モータの右側の端部の近傍に位置している。コントローラ部品の厚さ方向は、丸鋸の加工進行方向に沿っている。コントローラ部品がモータの左側の端部から離れているため、モータとコントローラ部品との間の配線が長くなる可能性がある。
特許第6129668号公報
本発明は、配線作業の作業性の向上を課題とする。
本発明の丸鋸は、
回転刃と、前記回転刃を駆動するためのブラシレスモータと、前記モータを駆動制御するための回路基板と、を備え、
前記回転刃は、切断進行方向と直交する方向である左右方向に沿った回転軸線を有し、
前記モータは、前記左右方向に沿った回転軸線を有し、
前記モータは、前記左右方向の第一方向の端部である第一端部と、前記左右方向の第二方向の端部である第二端部とを有し、
前記モータは、前記回転刃に対して、前記左右方向の前記第一方向に位置し、
前記回路基板の厚さ方向は、前記左右方向に沿っており、
前記回路基板は、前記モータの前記第一端部の近傍であって且つ前記モータに対して前記切断進行方向の後側に位置している。
本発明の丸鋸によれば、配線作業の作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態における丸鋸を後側から見た図。 同実施形態における丸鋸を上側から見た図。 同実施形態における丸鋸を左側から見た図。 図3のA-A線の断面図。 図2のB-B線の断面図。 図3のC-C線の要部断面図。 同実施形態における丸鋸を左側から見た図であって、横蓋を外した状態を示す図。 同実施形態における丸鋸の横蓋を示す図。 図4の要部拡大図であって、横蓋を外した状態を示す。 同実施形態における丸鋸を後側から見た図であって、バッテリパックを外した状態を示す図。 同実施形態における丸鋸の斜視図であって、バッテリパックを外した状態を示す図。 本発明の他の実施形態における丸鋸の斜視図。 同実施形態における丸鋸の斜視図であって、横蓋と表示板とを取り外した状態を示す図。
以下、本発明の一実施形態にかかる丸鋸を説明する。本実施形態の丸鋸は、携帯用の丸鋸である。丸鋸は、被切断物を切断するための工具である。丸鋸は、回転刃10によって、図示しない被切断物を切断する。丸鋸が被切断物を切断する際に、ユーザは、丸鋸を手で押す。以下、丸鋸を被切断物の上面に当てる場合について説明する。
回転刃10が被切断物を切断していく方向を切断進行方向の前側とし、切断進行方向の前側とは反対側を切断進行方向の後側とする。以下、切断進行方向を単に前後方向といい、切断進行方向の前側を単に前側といい、切断進行方向の後側を単に後側という。平面視において、前後方向と直交する方向を左右方向とする。左右方向の第一方向と第二方向のうち、第一方向を左方向とし、第二方向を右方向とする。左右方向の左方向と右方向は、丸鋸を後側から見たときを基準として定める。以下、左右方向の右方向を単に右側といい、左右方向の左方向を単に左側という。図1~図3に、前側を矢印Y1、後側を矢印Y2、左側を矢印X1、右側を矢印X2、上側を矢印Z1、下側を矢印Z2で示している。
<ベース12>
丸鋸は、ベース12を備えている。ベース12は、被切断物の上面に当てられる。ベース12は、平面視矩形状の板状である。ベース12は、平面視において長方形状である。ベース12の長辺の方向は、前後方向に沿っている。ベース12は、平坦な下面を有している。丸鋸が被切断物を切断する際に、ベース12の下面は、被切断物の上面を摺動する。ベース12の下面は、丸鋸を被切断物の上面に沿って案内するための案内面である。回転刃10の下部はベース12の下面から下方に突出している。
<本体14>
丸鋸は、本体14を備えている。本体14は、ベース12の上側に取り付けられている。本体14は、前後方向に延びる縦ピン16を中心として、ベース12に対して左右に回動可能である。本体14は、左右方向に延びる横ピン18を中心として、ベース12に対して上下に回動可能である。横ピン18は、本体14の前端部を支持している。
<回転刃10>
本体14は、回転刃10を備えている。回転刃10は、平面視において、ベース12の左右方向の中心よりも右側に位置している。回転刃10は、本体14に回転可能に支持されている。回転刃10は、左右方向に沿った回転軸線10Aを有している。回転刃10の回転軸線10Aは、平面視において、ベース12の前後方向の中心の近傍に位置している。回転刃10の第一の面は左側を向き、第一の面とは反対側の第二の面は右側を向いている。回転刃10の第一の面は左面であり、回転刃10の第二の面は右面である。図3のように回転刃10を左側から見たとき、回転刃10は時計回りに回転する。回転刃10の下側には保護カバー20が設けられている。
回転刃10の回転軸線10Aが水平である状態を、丸鋸の基準状態とする。図面では、丸鋸の基準状態を図示している。基準状態において、回転刃10は、ベース12の下面に対して垂直であり、回転刃10は、被切断物をベース12の下面に対して直角に切断する。その場合、被切断物の切断面は被切断物の上面に対して直角の面となる。縦ピン16を中心として、本体14をベース12に対して右側に傾けることにより、回転刃10の回転軸線10Aを水平面に対して傾斜させることができる。その場合、被切断物の切断面は被切断物の上面に対して傾斜した傾斜面となる。
回転刃10が被切断物を切断する深さを切り込み深さという。本体14を横ピン18を支点として上下に回動させると、ベース12の下面に対する回転刃10の突出量が増減し、切り込み深さを増減できる。図面には切り込み深さが最も深い状態を示している。
<モータ22>
本体14は、回転刃10を駆動するためのモータ22を備えている。モータ22は、ブラシレスモータである。モータ22は、ステータ24とロータ26とを備えている。ステータ24はコイルであり、ロータ26は永久磁石である。モータ22は、左右方向に沿った回転軸線22Aを有している。モータ22の回転軸線22Aは、回転刃10の回転軸線10Aよりも前側に位置し、且つ、回転刃10の回転軸線10Aよりも上側に位置している。モータ22は、回転刃10に対して左側に位置している。モータ22の左端部22Bが第一端部であり、モータ22の右端部22Cが第二端部である。モータ22の左端部22Bは回転刃10から遠く、モータ22の右端部22Cは回転刃10に近い。
モータ22の左側の略半分は、ベース12よりも左側にはみ出している。モータ22は、回転軸線22A上にモータシャフト28を備えている。モータシャフト28は、二つのベアリング30,32に支持されている。ロータ26は、モータシャフト28と一体に回転する。モータ22は、ファン34を備えている。ファン34は、モータシャフト28に取り付けられていて、モータシャフト28と一体に回転する。ファン34は、ロータ26と右側のベアリング32との間に位置している。
<ギヤ36>
本体14は、モータ22の回転を回転刃10に伝達するための伝達機構であるギヤ36を備えている。ギヤ36の個数は、一つであっても複数であってもよい。ギヤ36は、モータシャフト28の右端部の近傍に位置する。モータシャフト28は、右側のベアリング32を貫通し、右側のベアリング32よりも右側に突出している。モータシャフト28の右端部には、図示しないピニオンギヤが形成されている。ギヤ36は、ピニオンギヤと噛み合っている。
<センサ基板40>
モータ22は、センサ基板40を備えている。センサ基板40は、図示しない複数のホール素子を有している。ホール素子は、ロータ26の磁界を検出することにより、ロータ26の位置を検出し、検出信号を出力する。センサ基板40は、モータ22の左部に取り付けられている。センサ基板40は、ロータ26の左側に位置している。ステータ24の左端面にはインシュレータ42が取り付けられている。インシュレータ42の左面にセンサ基板40が取り付けられている。センサ基板40の厚さ方向は左右方向に沿っている。モータシャフト28はセンサ基板40を貫通している。センサ基板40は、ロータ26と左側のベアリング30との間に位置している。
<回路基板44>
本体14は、モータ22を駆動制御するための回路基板44を備えている。回路基板44は、図示しないマイコンと、図示しないインバータ回路とを備えている。マイコンは、制御回路とプログラムとを備えている。マイコンは、ホール素子から検出信号を受ける。ホール素子の出力信号は、コンパレータを介してマイコンに送られる。マイコンは、ロータ26の位置に合わせた駆動信号をインバータ回路に出力する。インバータ回路は、マイコンから駆動信号を受けて、モータ22を駆動するための電流をコイルに流す。インバータ回路は、複数の半導体を備えている。半導体は、ドライバとも呼ばれる。半導体は、パワー素子46を含む。パワー素子46には、例えばFETが使用される。パワー素子46はスイッチング素子とも呼ばれる。回路基板44は、プリドライバを備えることができる。
回路基板44は、薄い板状である。回路基板44の厚さ方向は、左右方向に沿っている。回路基板44の厚さ方向は、回路基板44の実装面の法線方向である。回路基板44は、長方形状である。回路基板44の長辺の方向は、前後方向に沿っている。回路基板44は、モータ22の後側に位置している。回路基板44は、モータ22の左端部22Bの近傍に位置する。回路基板44の前端部はモータ22に近く、回路基板44の後端部はモータ22から遠い。回路基板44の高さは、モータ22の高さと略一致する。回路基板44は、平面視において、ベース12よりも左側に位置している。
回路基板44は、基板ケース48に収容されている。基板ケース48は、トレー状である。基板ケース48の底部は右側を向き、基板ケース48の開口部は左側を向いている。回路基板44は、基板ケース48にポッティングされている。回路基板44の実装面に、複数のパワー素子46が取り付けられている。回路基板44の実装面は、左側を向いている。パワー素子46には、パワー素子46を冷却するためのヒートシンク50が取り付けられている。ヒートシンク50は、フィンを有する第一の面と、第一の面とは反対側の第二の面とを有している。ヒートシンク50は、パワー素子46の左側に位置している。ヒートシンク50の第一の面は左側を向き、ヒートシンク50の第二の面は右側を向いている。ヒートシンク50の第二の面に複数のパワー素子46が接触している。ヒートシンク50のフィンは、左側に向けて延びていて、基板ケース48の開口部から外側に突出している。
<バッテリパック52>
丸鋸は、コードレスである。丸鋸は、バッテリパック52を備えている。バッテリパック52は、直方体である。バッテリパック52は、長方形状の上面を有している。バッテリパック52の上面に、図示しない端子が設けられている。バッテリパック52は、本体14に前側に向けて取り付けられ、本体14から後側に向けて取り外される。バッテリパック52は本体14に対して水平面と平行にスライド可能である。バッテリパック52は、上面が上側を向いた状態で本体14に取り付けられる。バッテリパック52の上面の左右両側に、各々スライドレール54が形成されている。バッテリパック52のスライドレール54は、バッテリパック52の上面の長辺の方向に沿って延びている。バッテリパック52は、本体14に、吊り下げられた状態で保持される。バッテリパック52は、ベース12から上方に僅かに離れている。
バッテリパック52は、モータ22の後側に位置している。バッテリパック52は、回路基板44と回転刃10との間に位置している。バッテリパック52は、モータ22の後側の近傍に位置し、且つ、回路基板44の右側の近傍に位置している。平面視において、バッテリパック52の左右方向の中心は、ベース12の左側の端面の近傍に位置する。バッテリパック52の後面は、ベース12の後端面よりも若干後側にはみ出している。
<ハウジング>
本体14は、中空状のハウジングを備えている。ハウジングは、モータ収容部56と、ギヤ収容部58と、刃収容部60と、バッテリ装着部62と、基板収容部64と、ハンドル部66とを有している。モータ収容部56は、モータ22を収容している。モータ収容部56は、左右方向の中心線を有する筒状である。モータ収容部56の左端部56Aには、空気をモータ収容部56の内部に取り入れるための図示しない取り入れ口が形成されている。モータ収容部56の右端部は開口している。ギヤ収容部58は、ギヤ36を収容している。ギヤ収容部58は、モータ収容部56から右側に延びている。モータ収容部56の内部空間とギヤ収容部58の内部空間は、互いに連通している。刃収容部60は、回転刃10の外周部の上部と回転刃10の左面とを覆う。刃収容部60は、ギヤ収容部58から右側に延びている。ギヤ収容部58の内部空間と刃収容部60の内部空間は、互いに連通している。
<バッテリ装着部62>
バッテリ装着部62にバッテリパック52が装着される。バッテリ装着部62は、モータ収容部56の後側に位置し、基板収容部64と回転刃10との間に位置している。バッテリ装着部62は、モータ収容部56の上部から後側に向けて延びている。バッテリ装着部62は、直方体形状である。バッテリ装着部62の上下方向の長さは、バッテリ装着部62の左右方向の長さ及び前後方向の長さよりも小さい。バッテリ装着部62は、ベース12から上方に離れている。バッテリ装着部62とベース12との間にバッテリパック52が挿入される。
バッテリ装着部62の上面と下面は、モータ収容部56から後側に向けて延びている。バッテリ装着部62は、バッテリパック52の上面を吊り下げる。バッテリ装着部62の下面にバッテリパック52が吊り下げられる。バッテリ装着部62は、バッテリパック52の上面の大部分を上側から覆う。バッテリ装着部62の下面に図示しない本体14側の端子が設けられている。バッテリ装着部62の端子にバッテリパック52の端子が接続される。バッテリ装着部62の下面に、本体14側のスライドレール68A,68Bが形成されている。本体14側のスライドレール68A,68Bは、前後方向に延びている。本体14側のスライドレール68A,68Bにバッテリパック52のスライドレール54が係合する。本体14側のスライドレール68A,68Bは左右一対形成されている。バッテリ装着部62の右側面とバッテリパック52の右側面とは、左右方向の位置が互いに略同じである。
<基板収容部64>
基板収容部64は、回路基板44を収容している。基板収容部64には、基板ケース48と、回路基板44と、ヒートシンク50とが、まとめて収容されている。基板収容部64には、円柱状のコンデンサ70も収容されている。コンデンサ70は、基板ケース48の上部の右側に位置している。コンデンサ70の中心線は前後方向に沿っている。
基板収容部64は、モータ収容部56の後側に位置し、モータ収容部56の左端部56Aから後側に向けて延びている。基板収容部64は、バッテリ装着部62の左側に位置し、バッテリ装着部62の左端部から下方に向けて延びている。基板収容部64は、ベース12よりも左側に離れて位置している。基板収容部64は、直方体形状である。基板収容部64の左右方向の長さは、基板収容部64の上下方向の長さ及び前後方向の長さよりも小さい。基板収容部64の前後方向の長さは、基板収容部64の上下方向の長さよりも大きい。基板収容部64の前後方向の長さは、バッテリ装着部62の前後方向の長さと略等しい。
基板収容部64の上面は、バッテリ装着部62の上面と滑らかにつながっている。基板収容部64の左側面は、モータ収容部56の左側の端面の後側に段差部を介してつつながっている。基板収容部64の右側面は、バッテリ装着部62の下面の左端部から下方に延びている。基板収容部64は、バッテリパック52の左側に位置する。基板収容部64の右側面は、バッテリパック52の左側面と対向する。基板収容部64の右側面とバッテリパック52の左側面との間には、僅かに隙間があいている。基板収容部64の下面の高さは、バッテリパック52の下面の高さと略同じである。基板収容部64は、バッテリパック52の左側面の大部分を覆う。モータ収容部56とバッテリ装着部62及び基板収容部64とは、前後に連続して形成されている。
<ハンドル部66>
ハンドル部66は、ユーザーが把持する部分である。切断作業時に、ユーザーは、ハンドル部66を把持して丸鋸を前進させる。ハンドル部66は、筒状である。ハンドル部66は、回転刃10から左側に離れて位置し、刃収容部60から左側に離れて位置している。平面視において、ハンドル部66は、前後方向に延びていて、刃収容部60及び回転刃10と平行である。ハンドル部66は、モータ収容部56の上面の右端部とバッテリ装着部62の上面の後端部との間をつないでいる。ハンドル部66は前端部と後端部を有している。ハンドル部66の前端部は、モータ収容部56の上面の右端部につながっている。ハンドル部66の後端部は、バッテリ装着部62の上面の後端部につながっている。ハンドル部66は、モータ収容部56の上面の右端部から上方に延びていると共に、バッテリ装着部62の上面の後端部に向けて下方に傾斜しつつ延びている。ハンドル部66の上部は、刃収容部60よりも上方に位置している。ハンドル部66は、モータ22を作動、停止させるためのスイッチ72を備えている。スイッチ72は、ハンドル部66の上部の下面に設けられている。
<表示部>
ハウジングは、丸鋸の状態を表示する表示部を有している。表示部は、発光の状態を変化させることにより、丸鋸の状態をユーザに知らせる。表示部は、バッテリパック52の電池の残量を表示する残量表示部76と、モータ22のモードを表示するモード表示部78とを有している。モータ22は、モータ22に作用する負荷の大きさによってモードを変化させる。モータ22の回転速度が遅くて且つモータ22のトルクが大きい第一のモードの場合には、モード表示部78は点灯する。モータ22の回転速度が速く且つモータ22のトルクが小さい第二のモードの場合には、モード表示部78は消灯する。残量表示部76とモード表示部78は、互いに近い位置に設けられている。残量表示部76とモード表示部78は、基板収容部64の上面の前部に設けられている。基板収容部64の上面には、表示板80が設けられている。表示板80に、残量表示部76とモード表示部78がまとめて設けられている。表示板80の内側に、残量表示部76とモード表示部78とを点灯、消灯させるための基板82が位置している。表示板80は、残量表示部76とモード表示部78に対応して、図示しない発光素子を有している。基板82の発光素子が発光することにより、残量表示部76が点灯し、モード表示部78が点灯する。基板82は、回路基板44の上側に位置し、且つ、基板ケース48の上側に位置している。基板82は、基板収容部64の上部に収容されている。
<ハウジングの構成部材>
ハウジングは、複数の部材から作製されている。ハウジングは、モータケース84と、ギヤケース86と、ソーカバー88と、ハンドルケース90と、横蓋92とを備えている。モータケース84、ギヤケース86、ソーカバー88、ハンドルケース90及び横蓋92は、各々別々に形成された部材である。モータケース84、ギヤケース86、ソーカバー88、ハンドルケース90及び横蓋92を互いに連結させることにより、ハウジングが作製されている。
モータケース84の右側に、ギヤケース86が位置している。ギヤケース86の右側に、ソーカバー88が位置している。モータケース84の右側に、ハンドルケース90が位置している。横蓋92は、モータケース84の左側に位置している。モータケース84とギヤケース86は、左側からネジ止めされることにより、互いに連結されている。ギヤケース86とソーカバー88は、左側からネジ止めされることにより、互いに連結されている。モータケース84とハンドルケース90は、左側からネジ止めされることにより、互いに連結されている。モータケース84と横蓋92は、左側からネジ止めされることにより、互いに連結されている。
モータ収容部56は、モータケース84に形成されている。ギヤ収容部58は、ギヤケース86に形成されている。刃収容部60は、ギヤケース86とソーカバー88とによって形成されている。刃収容部60の左部はギヤケース86に形成されており、刃収容部60の右部はソーカバー88に形成されている。バッテリ装着部62は、モータケース84とハンドルケース90とによって形成されている。バッテリ装着部62の左部はモータケース84に形成され、バッテリ装着部62の右部はハンドルケース90に形成されている。左側のスライドレール68Aはモータケース84に形成され、右側のスライドレール68Bはハンドルケース90に形成されている。ハンドル部66は、モータケース84とハンドルケース90とによって形成されている。ハンドル部66の左部はモータケース84に形成されており、ハンドル部66の右部はハンドルケース90に形成されている。
基板収容部64は、モータケース84と横蓋92とによって形成されている。尚、基板収容部64の上面の一部は表示板80によって形成されている。表示板80は、モータケース84と横蓋92との間に挟まれている。具体的には、モータケース84の左側の端部の一部が切り欠かれていて、モータケース84の切欠部に表示板80が挿入されている。基板収容部64は、左側に開口する開口部64Aを有している。基板収容部64の開口部64Aは、横蓋92により閉じられている。横蓋92は、前部92Aと後部92Bとを有している。横蓋92の前部92Aは、モータ収容部56の左端部56Aを覆っている。横蓋92の前部92Aとモータ収容部56の左端部56Aとの間には、電線を通すためのスペースが設けられている。横蓋92の後部92Bは、基板収容部64の開口部64Aを覆っている。横蓋92の前部92Aは、モータ収容部56の左端部56Aの形状に対応して円形状である。横蓋92の後部92Bは、基板収容部64の開口部64Aの形状に対応して前後方向に長い長方形状である。横蓋92は、ネジ94によってモータケース84に取り付けられている。図7のように横蓋92を取り外すと、モータ収容部56の左端部56A、回路基板44及びヒートシンク50が露出し、且つ、モータ22と回路基板44との間の電線96が露出する。
<配線>
バッテリ装着部62の本体14側の端子と回路基板44との間、回路基板44とモータ22との間、回路基板44と基板82との間に、各々電線が引かれている。回路基板44とモータ22との間には、センサ基板40と回路基板44とをつなぐ図示しない電線と、ステータ24と回路基板44とをつなぐ電線96とが引かれている。ステータ24と回路基板44とをつなぐ電線96は、センサ基板40と回路基板44とをつなぐ電線よりも太い。センサ基板40と回路基板44とをつなぐ電線の本数は、例えば五本であり、ステータ24と回路基板44とをつなぐ電線96の本数は、例えば三本である。図7には、代表的に、ステータ24と回路基板44とをつなぐ電線96を図示している。モータ収容部56の左端部56Aには、電線96を通すための図示しない孔が形成されており、その孔を回路基板44とモータ22との間の電線96が通っている。
本実施形態の丸鋸においては、回路基板44がモータ22の左端部22Bの近傍に位置しているので、回路基板44とモータ22との間の配線作業を容易に行うことができる。基板収容部64の右側にバッテリ装着部62が位置しているので、本体14側の端子と回路基板44との間の配線作業を容易に行うことができる。
回路基板44及び基板収容部64がモータ22の後側に位置しているので、丸鋸を小型化することが容易である。回路基板44の厚さ方向が左右方向に沿っているので、丸鋸を小型化することが容易である。バッテリ装着部62がモータ収容部56の後側に位置し、且つ、バッテリパック52がバッテリ装着部62に後側から前側に向けて装着されるので、丸鋸の前後方向の長さを短くすることが容易である。バッテリ装着部62が基板収容部64と回転刃10との間に位置しているので、丸鋸の左右方向の長さを短くすることが容易である。基板収容部64の右側の近傍にバッテリパック52が位置しているので、丸鋸の左右方向の長さを短くすることが容易である。基板収容部64とバッテリパック52が左右方向に並んでいるので、丸鋸の左右方向の長さを短くすることが容易である。
バッテリパック52の左側に基板収容部64が位置しているので、バッテリパック52の左側面を基板収容部64によって保護することができる。基板収容部64が箱状であるため、基板収容部64の保護性能を向上させることができる。基板収容部64がモータ収容部56から後側に延びているので、基板収容部64の強度を高めることができる。バッテリ装着部62がモータ収容部56から後側に延びているので、バッテリ装着部62の強度を高めることができる。バッテリ装着部62の左側に基板収容部64が連続して形成されているので、基板収容部64とバッテリ装着部62の強度を高めることができる。ハンドル部66がモータ収容部56とバッテリ装着部62の後端部とを連結しているので、バッテリ装着部62の強度を高めることができる。
横蓋92を取り外すことにより、基板収容部64の開口部64Aが左側に開口するので、回路基板44のメンテナンスが容易である。横蓋92を固定するためのネジ94を左側から操作することができるので、横蓋92の着脱作業が容易である。横蓋92が基板収容部64の開口部64Aを覆うと共にモータ収容部56の左端部56Aも覆うので、一枚の蓋で基板収容部64の開口部64Aとモータ収容部56の左端部56Aの両方を覆うことができる。横蓋92をモータケース84にネジ止めする方向と、モータケース84をハンドルケース90にネジ止めする方向と、ギヤケース86をソーカバー88にネジ止めする方向とが、全て同一方向であるため、組み立て作業の作業性が良い。
基板収容部64の上面に残量表示部76とモード表示部78とが設けられているので、残量表示部76及びモード表示部78の視認性に優れている。残量表示部76とモード表示部78とがハンドル部66から左側に離れているので、ハンドル部66を把持した状態において、残量表示部76及びモード表示部78を容易に視認できる。基板収容部64の上面に残量表示部76とモード表示部78とが設けられているので、回路基板44と基板82との間の配線が容易である。
尚、表示板80を右方向に向けて拡大してもよい。図12及び図13に表示板80を拡大した丸鋸を示している。バッテリ装着部62は、その上面の前部に、開口部62Aを有している。バッテリ装着部62の開口部62Aは、基板収容部64の開口部64Aとつながっている。開口部62Aは、左右方向に沿って延びていて、モータケース84を横断している。そのため、モータケース84は、開口部62Aによって、前後に分断されている。開口部62Aの左端部の前後方向の長さは、開口部62Aの右端部の前後方向の長さよりも長い。開口部62Aの前後方向の長さは、右側に向かって徐々に短くなっている。その開口部62Aを表示板80が塞いでいる。表示板80は、開口部62Aに対応した形状であり、開口部62Aの全体を覆っている。表示板80の左端部の前後方向の長さは、表示板80の右端部の前後方向の長さよりも長い。表示板80の前後方向の長さは、右側に向かって徐々に短くなっている。つまり、表示板80は、右側に向けて徐々に細くなっている。
図13のように、横蓋92をモータケース84から取り外すことにより、表示板80をモータケース84から取り外すことができる。表示板80は、開口部62Aの左側からモータケース84に装着される。表示板80をモータケース84に装着する際には、表示板80を右側に向けてスライドさせる。表示板80をモータケース84から取り外す際には、表示板80を左側に向けてスライドさせる。表示板80は、ハンドルケース90と横蓋92とにより、左右両側から挟み込まれる。
このように、表示板80を左右方向に長い形状とすることで、バッテリ装着部62の上面の前部に大きな開口部62Aが得られる。表示板80を取り外すことにより、バッテリ装着部62の上面の前部が大きく開口する。そのため、本体14側の端子と回路基板44との間の配線作業を容易に行うことができる。
尚、上記実施形態における丸鋸は、バッテリパック52を備えたコードレスのものであったが、バッテリパック52を備えずに、電源コードを備えていてもよい。
10 回転刃
10A 回転軸線
12 ベース
14 本体
16 縦ピン
18 横ピン
20 保護カバー
22 モータ
22A 回転軸線
22B 左端部(第一端部)
22C 右端部(第二端部)
24 ステータ
26 ロータ
28 モータシャフト
30 左側のベアリング
32 右側のベアリング
34 ファン
36 ギヤ
40 センサ基板
42 インシュレータ
44 回路基板
46 パワー素子
48 基板ケース
50 ヒートシンク
52 バッテリパック
54 スライドレール
56 モータ収容部
56A 左端部
58 ギヤ収容部
60 刃収容部
62 バッテリ装着部
62A 開口部
64 基板収容部
64A 開口部
66 ハンドル部
68A 左側のスライドレール
68B 右側のスライドレール
70 コンデンサ
72 スイッチ
76 残量表示部
78 モード表示部
80 表示板
82 基板
84 モータケース
86 ギヤケース
88 ソーカバー
90 ハンドルケース
92 横蓋
92A 前部
92B 後部
94 ネジ
96 電線

Claims (3)

  1. 回転刃と、前記回転刃を駆動するためのブラシレスモータと、前記モータを駆動制御するための回路基板と、を備え、
    前記回転刃は、切断進行方向と直交する方向である左右方向に沿った回転軸線を有し、
    前記モータは、前記左右方向に沿った回転軸線を有し
    記モータは、前記回転刃に対して、前記左右方向の一方側に位置し、
    前記回路基板の厚さ方向は、前記左右方向に沿っており、
    前記回路基板は、前記モータに対して、前記切断進行方向の後側であって且つ前記モータの前記左右方向の両端部のうち前記一方の端部側に位置している、丸鋸。
  2. ハウジングを更に備え、
    前記ハウジングは、前記モータを収容するモータ収容部と、前記回路基板を収容する基板収容部と、バッテリパックが前記切断進行方向の後側から前側に向けて装着されるバッテリ装着部とを有し、
    前記バッテリ装着部は、前記モータ収容部に対して前記切断進行方向の後側に位置し、且つ、前記基板収容部と前記回転刃との間に位置している請求項1記載の丸鋸。
  3. 前記基板収容部は、前記左右方向の前記一方側に開口する開口部と、前記開口部を閉じる横蓋とを有している請求項2記載の丸鋸。
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